JP2007314075A - エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両側方からの衝撃に対する乗員の保護性能をさらに向上させることのできるエアバッグ装置を提供する。
【解決手段】エアバッグ装置のエアバッグモジュール18は、車両側方からの衝撃に応じてガスを発生するインフレータ43と、そのガスにより膨張展開させられるエアバッグ44とを備える。シートバック12内の車外側の側部16内にはサイドフレーム部22が配置されており、これにブラケット39が固定されている。ブラケット39における側板部41の車内側近傍には、エアバッグ44の第1膨張展開部47が配置され、前板部42の前方近傍には第2膨張展開部48が配置されている。このような態様でエアバッグモジュール18がシートバック12内に組み込まれることで、シートバック12における車外側のサイドサポート部15についてその付け根部分19がエアバッグ44の膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧される。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両側方からの衝撃を緩和するために設けられるエアバッグ装置に関するものである。
側突等、車両に側方からの衝撃が加わった場合にその衝撃から乗員等を保護する装置としてエアバッグ装置が知られている(特許文献1〜3参照)。同装置のエアバッグモジュールは、例えば、車両用シートのシートバック(背もたれ)について車外側の側部に組み込まれている。エアバッグモジュールは、車両側方からの衝撃に応じてガスを発生するインフレータと、そのインフレータからのガスにより膨張展開させられるエアバッグとを備える。
上記エアバッグ装置では、車両のボディサイド部に側方から衝撃が加わると、インフレータからガスがエアバッグ内に噴出供給され、エアバッグがシートバックから前方へ膨張展開される。この膨張展開したエアバッグが、乗員と車室内に侵入してくるボディサイド部との間に介在することとなり、ボディサイド部を通じて乗員へ伝わる側方からの衝撃が緩和される。
特開平10−24793号公報 特開平10−80590号公報 特開平10−81187号公報
ところで、エアバッグ装置にあっては、ボディサイド部の車室内への進入に先立ち、乗員をボディサイド部から遠ざける方向へ押して車両内側へ移動させることができれば、乗員保護性能をより向上させることができるものと考えられる。この点、上述した従来のエアバッグ装置では、膨張展開したエアバッグによって乗員を押すことができるものの、乗員を押すタイミングが、膨張したエアバッグがシートバックから飛び出してある程度展開した後になる。従って、これらのエアバッグ装置では、上述した乗員保護性能の向上を図るうえで改善の余地がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、車両の側方からの衝撃に対する乗員の保護性能をさらに向上させることのできるエアバッグ装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、車両側方からの衝撃に応じてガスを発生するガス発生源と、前記ガス発生源からのガスにより膨張展開させられるエアバッグとを備えるエアバッグモジュールが、車両用シートのシートバックについて車外側の側部に組み込まれてなるエアバッグ装置であって、前記シートバックにおける車外側のサイドサポート部についてその付け根部分が前記エアバッグの膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧されるように、前記エアバッグモジュールが前記シートバック内に組み込まれていることを要旨とする。
上記の構成によれば、車両側方からの衝撃に応じてガス発生源からガスが発生されると、そのガスによりエアバッグが膨張し始める。この膨張の初期には、シートバックにおける車外側のサイドサポート部の付け根部分が、エアバッグにより斜め前方車内側へ押圧される。この押圧により、サイドサポート部における付け根部分の近傍が膨らむ。この膨らんだサイドサポート部により、車両用シートに着座している乗員が押されて車両内側へ移動させられる。
その後、エアバッグの膨張の進行に伴いサイドサポート部が破断され、同エアバッグがその破断した箇所を通じてシートバックから飛び出す。その後もエアバッグは膨張展開し、上記乗員を直接車両内側へ押圧する。
このように、請求項1に記載の発明では、エアバッグがシートバック内で膨らんでいる膨張の初期段階から乗員を車内側へ押すことができる。膨張したエアバッグがシートバックから飛び出した後に乗員を直接押す場合よりも早い時期から、乗員を車内側へ移動させることができ、車両の側方からの衝撃に対する乗員の保護性能をさらに向上させることが可能となる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記シートバック内の前記エアバッグモジュールと前記サイドサポート部の付け根部分との間には、前記エアバッグの膨張展開を妨げる硬質物が設けられていないことを要旨とする。
ここで、仮にシートバック内のエアバッグモジュールとサイドサポート部の付け根部分との間に硬質物が存在すると、エアバッグの膨張展開が硬質物によって妨げられる。エアバッグの膨張初期に、サイドサポート部の付け根部分が斜め前方車内側へ押圧されにくく、サイドサポート部の付け根部分が同方向へ膨らんで乗員を車内側へ押す効果が得られにくくなる。しかし、請求項2に記載の発明では、こうした硬質物がエアバッグモジュール及び付け根部分間に設けられていない。そのため、エアバッグの膨張展開の初期段階から、サイドサポート部の付け根部分を斜め前方車内側へ押圧することが可能となり、請求項1に記載の発明の効果が確実に得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記シートバック内であって前記エアバッグモジュールの車外側近傍には、膨張するエアバッグを通じてガスの圧力を受け、斜め前方車内側へ向かう反力を発生させる受圧部が設けられていることを要旨とする。
上記の構成によれば、ガス発生源からのガスによりエアバッグが膨張展開し始めると、そのガスの圧力が受圧部によって受け止められるとともに、斜め前方車内側へ向かう反力が発生される。そのため、この反力により、エアバッグの少なくとも一部を斜め前方車内側へ確実にかつ速く膨張展開させて、サイドサポート部の付け根部分を斜め前方車内側へ押圧することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成されることを要旨とする。
上記の構成によれば、シートバックの車外側の側部内に設けられた既設のサイドフレーム部が受圧部として機能する。そのため、受圧部を別途設けなくても、上記請求項3に記載の発明の効果が得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記エアバッグは、斜め前方車内側へ向けて膨張展開する部分を第1膨張展開部として有するとともに、車両前方へ向けて膨張展開する第2膨張展開部を有することを要旨とする。
上記の構成によれば、エアバッグの第1膨張展開部は斜め前方車内側へ展開することで、請求項1又は2に記載の発明の効果を発揮する。また、エアバッグの第2膨張展開部は、従来のサイドエアバッグ装置におけるエアバッグと同様に、シートバックから前方へ膨張展開する。この膨張展開したエアバッグが、乗員と車室内に侵入してくるボディサイド部との間に介在し、ボディサイド部を通じて乗員へ伝わる側方からの衝撃を緩和する。このときには、第1膨張展開部の膨張展開によって乗員が車内側へ既に移動させられている。従って、車両に対し側方から衝撃が加わっても、その衝撃を両膨張展開部によって効果的に緩和することができる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、前記シートバック内であって前記第1膨張展開部の車外側近傍には、膨張する第1膨張展開部を通じてガスの圧力を受け、斜め前方車内側へ向かう反力を発生させる第1受圧部が設けられていることを要旨とする。
上記の構成によれば、ガス発生源からのガスによりエアバッグの第1膨張展開部が膨張展開し始めると、そのガスの圧力が第1受圧部によって受け止められるとともに、斜め前方車内側へ向かう反力が発生される。そのため、この反力により、第1膨張展開部を斜め前方車内側へ確実にかつ速く膨張展開させて、サイドサポート部の付け根部分を斜め前方車内側へ押圧することができる。
請求項7に記載の発明は、請求項6に記載の発明において、前記第1受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成されることを要旨とする。
上記の構成によれば、シートバックの車外側の側部内に設けられた既設のサイドフレーム部が第1受圧部として機能する。そのため、第1受圧部を別途設けなくても、上記請求項6に記載の発明の効果が得られる。
請求項8に記載の発明は、請求項6又は7に記載の発明において、前記第1膨張展開部は折り畳まれていない状態で前記シートバックの車外側の側部に組み込まれていることを要旨とする。
ここで、エアバッグが折り畳まれていると、その折り畳み部分は膨張展開の抵抗となる。この点、請求項8に記載の発明では、第1膨張展開部が折り畳まれていない。このため、折り畳まれている場合よりも膨張展開の抵抗となる要素が少なくなり、第1膨張展開部を速く膨張展開させ、乗員をより早い時期から車内側へ押圧することができる。
請求項9に記載の発明は、請求項5〜8のいずれか1つに記載の発明において、前記シートバック内であって前記第2膨張展開部の後方近傍には、膨張する第2膨張展開部を通じてガスの圧力を受け、前方へ向かう反力を発生させる第2受圧部が設けられていることを要旨とする。
上記の構成によれば、ガス発生源からのガスによりエアバッグの第2膨張展開部が膨張展開し始めると、そのガスの圧力が第2受圧部によって受け止められるとともに、前方へ向かう反力が発生される。そのため、この反力により、第2膨張展開部を前方へ確実にかつ速く膨張展開させることができる。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の発明において、前記第2受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成されることを要旨とする。
上記の構成によれば、シートバックの車外側の側部内に設けられた既設のサイドフレーム部が第2受圧部として機能する。そのため、第2受圧部を別途設けなくても、上記請求項9に記載の発明の効果が得られる。
請求項11に記載の発明は、請求項9又は10に記載の発明において、前記第2膨張展開部は折り畳まれた状態で前記シートバックの車外側の側部に組み込まれていることを要旨とする。
上記の構成によれば、第2膨張展開部は折り畳まれることによりコンパクトとなる。そのため、サイドサポート部の車外側の側部内の限られた空間であっても第2膨張展開部を確実に組み込むことが可能となる。
本発明のエアバッグ装置によれば、車両側方からの衝撃に対する乗員の保護性能をより一層向上させることができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態のエアバッグ装置が適用される車両用シート(座席)11のシートバック(背もたれ部)12を示している。また、図2は、車両におけるシートバック12及びボディサイド部13の位置関係を示している。これらの図1及び図2の少なくとも一方に示すように、車両用シート11(シートバック12)は車両のドア等のボディサイド部13の車内側近傍に配置されている。
なお、図1及び図2では、矢印Aで示す側が車外側を、矢印Bで示す側が車内側をそれぞれ指している。従って、矢印A,Bで示す方向が車幅方向となる。また、図1及び図2中、矢印Cで示す方向は、車両の進行方向前方(以下、単に「前方」という)を指している。他の図についても同様である。
シートバック12は、その前部であって、車幅方向における両側部にサイドサポート部14,15を有している。両サイドサポート部14,15は、車両用シート11に着座してシートバック12にもたれた乗員Pの車幅方向の動きを規制するように乗員Pをサポートするためのものである。ここで、シートバック12において、車内側及び車外側の両側部を除く部分を中間部10とすると、両サイドサポート部14,15はこの中間部10の前面よりも前方へ張り出している。
次に、シートバック12において、サイドサポート部15を含む車外側の側部16の内部構造について説明する。
図3に示すように、シートバック12では、シートフレームが骨格とされ、その周りにウレタンフォーム等の弾性材からなるシートパッド21が設けられている。シートフレームの一部はシートバック12の側部16内に配置されており、この部分(以下、「サイドフレーム部22」という)は、本実施形態では金属板を曲げ加工することによって形成されている。サイドフレーム部22は、前後方向へ延びる側壁部23(図4参照)と、その側壁部23の後端から車内側へ折り曲げられた後壁部24とを備えている。
シートパッド21は複数枚の表皮25〜27によって被覆されている。表皮26,27は、サイドサポート部15の側面前部において重ね合わされて縫合されている。この縫合部分28は、シートパッド21に設けられた溝部29に収容されている。縫合部分28は、両表皮26,27の非縫合部分よりも強度が低いことから、後述するエアバッグ44によって破断される破断予定部の一部を構成している。
また、図5に示すように、表皮25,26において、中間部10とサイドサポート部15との境界部17に対応する箇所は、後方へ折り曲げられて縫合されている。この縫合部分30は、後方へ引っ張られた状態で、シートパッド21の前部に設けられた溝部31内に収容されている。縫合部分30を後方へ引っ張った状態に保持するために、次の構成が採用されている。縫合部分30には布等からなるワイヤ取付け部32が共縫いされており、上下方向に延びる吊り込みワイヤ33がこのワイヤ取付け部32に挿入されている。また、上記溝部31の後方近傍には上下方向に延びるインサートワイヤ34がシートパッド21に埋設されている。そして、これらの吊り込みワイヤ33及びインサートワイヤ34は、上下方向についての複数箇所においてリング35をかしめることによって連結されている。リング35の材料としては金属が代表的である。なお、図5ではかしめる前の状態のリング35が図示されている。
図3に示すように、シートパッド21についてサイドフレーム部22の近傍には、エアバッグ装置の主要部をなすエアバッグモジュール18を組み込むための収容空間が設けられている。この収容空間は、サイドフレーム部22よりも車内側の近傍部分に設けられた側部収容空間36と、サイドフレーム部22よりも前側の近傍部分に設けられた前部収容空間37とを有する。前部収容空間37は、側部収容空間36の前側に連続して形成されている。
ここで、前部収容空間37や、ここに収容されるエアバッグ44等は車両用シート11の座り心地(シートバック12のもたれ心地)を損なう要因となり得る。シートパッド21が設けられている場合よりも弾力性が低下するからである。そのため、前部収容空間37の大きさは、乗り心地等を大きく損なわないような大きさに制限されている。なお、側部収容空間36では、こうした大きさについての制限はほとんどない。
前部収容空間37の車外側の角部からは、表皮26,27の縫合部分28に向けてスリット38が延びている。シートパッド21においてスリット38と縫合部分28との間の箇所は薄肉状をなしており、縫合部分28とともに上記破断予定部を構成している。
図3及び図4の少なくとも一方に示すように、サイドフレーム部22にはブラケット39が取り付けられている。ブラケット39は、サイドフレーム部22の側壁部23から車内側へ所定距離隔てた箇所で前後方向に延びる側板部41と、その側板部41の前端から車外側へ延びる前板部42とを備える。これらの側板部41及び前板部42はいずれも金属板等の剛性の高い板材によって形成されている。そして、ブラケット39は締結部品(図示略)等により、前板部42においてサイドフレーム部22の側壁部23の前端部に固定されている。なお、ブラケット39はサイドフレーム部22に一体形成されてもよい。また、サイドフレーム部22そのものがブラケット39を構成していてもよい。
エアバッグモジュール18は、ガス発生源としてのインフレータ43と、このインフレータ43を覆うように装着されたエアバッグ44とを備えている。インフレータ43の内部にはガス発生剤(図示略)が収容されている。このタイプのインフレータ43ではガス発生剤の燃焼反応によってガスが生成される。このタイプに代えて、高圧ガスの充填された高圧ガスボンベの隔壁を火薬等を用いて破ってガスを噴出させるタイプのインフレータが用いられてもよい。インフレータ43は上記ブラケット39の側板部41の車内側近傍に配置され、ボルト45、ナット46等の締結部品によってその側板部41の後端部に固定されている。
エアバッグ44は、例えば一対の基布をその周縁部を縫合することによって袋状に形成されている。エアバッグ44は、機能的には、斜め前方車内側へ向けて膨張展開する第1膨張展開部47と、前方へ向けて膨張展開する第2膨張展開部48とを備えて構成されている。第1膨張展開部47は、側部収容空間36中、インフレータ43よりも前方、かつ側板部41の車内側近傍において折り畳まれていない状態で配置されている。第2膨張展開部48は、前部収容空間37中、第1膨張展開部47よりも前方、かつ前板部42の前方近傍において折り畳まれた状態で配置されている。
上述したインフレータ43、エアバッグ44等は、合成樹脂等のケースには収容されておらず、可撓性を有する袋体(図示略)によって包み込まれている。
このようにしてエアバッグモジュール18が、シートバック12について車外側の側部16に組み込まれている。こうした態様でエアバッグモジュール18を組み込んだのは、シートバック12における車外側のサイドサポート部15について、その付け根部分19をエアバッグ44の膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧するためである。ここでの付け根部分19は、図3において二点鎖線で示すように、車外側のサイドサポート部15についてエアバッグ44によって押圧される部分であって、エアバッグモジュール18と乗員Pとの間の部分である。より詳しくは、付け根部分19は、車幅方向については、サイドサポート部15において上記境界部17と第2膨張展開部48とによって挟まれた部分である。また、付け根部分19は、前後方向については、サイドサポート部15において中間部10の前面よりも前側の部分である。
シートバック12内のエアバッグモジュール18と少なくとも付け根部分19との間には、エアバッグ44の膨張展開を妨げるような硬質物は何ら設けられていない。硬質物としては、例えばエアバッグ44の膨張展開方向を規制する補強部材等が挙げられる。一般的なサイドエアバッグ装置では、シートバックの側部内に収容されたエアバッグを斜め前方車外側へ確実に膨張展開させるべく、エアバッグを同方向へ導くための硬質の補強部材が設けられるところ、本実施形態ではこうした補強部材が設けられていない。なお、シートパッド21や、上述したエアバッグモジュール18を包み込む袋体は変形しやすく、この硬質物に該当しない。
こうした硬質物を設けない領域としては、エアバッグ44の膨張展開を妨げないという観点からは広い方が望ましく、境界部17と縫合部分28とによって挟まれた領域が、採り得る最も広い領域(最大領域)となる。この最大領域中、第2膨張展開部48よりも車外側の箇所は、一般的なサイドエアバッグ装置においても同様にエアバッグの膨張展開を妨げる硬質物が設けられない領域である。従って、上記最大領域は、一般的なサイドエアバッグ装置のそれよりも広くなる。また、サイドサポート部15についてエアバッグ44の膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧される箇所(付け根部分19)は、硬質物が設けられない上記最大領域に含まれる。しかも、付け根部分19は、一般的なサイドエアバッグ装置において硬質物の設けられない上記領域よりも車内側に位置しており、エアバッグ44の膨張展開初期にはこの部分においてシートパッド21が押圧される。
エアバッグ装置は、上述したエアバッグモジュール18のほかに図示しない衝撃センサ及び制御装置を備える。衝撃センサは加速度センサ等からなり、車両のボディサイド部13(図2参照)に設けられている。衝撃センサは、ボディサイド部13に側方から加えられる衝撃を検出する。制御装置は、衝撃センサによって検出された衝撃が所定値以上である場合にインフレータ43を作動させる。インフレータ43から高圧のガスがエアバッグ44内に噴出供給され、そのガスの圧力によってエアバッグ44が膨張展開される。
さらに、表皮26,27及びシートパッド21間であって、サイドフレーム部22、ブラケット39及びエアバッグモジュール18の周りに対応する箇所には、エアバッグ44の展開性向上を目的として、伸びの少ない材料によってそれぞれ帯状に形成された2枚の力布51,52が巻き付けられている。各力布51,52の一方の端部は、上記縫合部分28において表皮26,27と共縫いされている。また、各力布51,52の他方の端部は上記サイドフレーム部22の後壁部24に係止されている。両力布51,52は、エアバッグ44の膨張展開初期に伸長した状態となることにより、所定の展開方向とは異なる方向へのエアバッグ44の膨張を抑制する。また、両力布51,52は、シートパッド21の変形や表皮26,27の伸びを抑制して破断予定部の破断のきっかけとする。
上記のようにして本実施形態のエアバッグ装置が構成されている。このエアバッグ装置では、図3に示す状態において、車両側方からの衝撃に応じてインフレータ43から高圧のガスが噴出されると、そのガスにより、まずエアバッグ44の第1膨張展開部47が膨張し始める。この際、高い剛性を有するブラケット39の側板部41が第1受圧部として機能し、斜め後方車外側へ向かうガスの圧力を受け止めるとともに、斜め前方車内側へ向かう反力F1を発生させる。この反力F1により、第1膨張展開部47が斜め前方車内側へ確実にかつ速く膨張展開していき、側部収容空間36等においてシートパッド21の内面21Aに当接する。膨張が進行するに従い、第1膨張展開部47がシートパッド21を斜め前方車内側へ押圧する。
この押圧により、図6に示すように、サイドサポート部15における付け根部分19が斜め前方車内側へ膨らみ始める。この膨らんだサイドサポート部15により、車両用シート11に着座してシートバック12にもたれている乗員Pが押されて車内側へ移動させられる。この移動方向は、車両のボディサイド部13から遠ざかる方向である。
ここで、仮にシートバック12内のエアバッグモジュール18と付け根部分19との間に硬質物が存在すると、エアバッグ44の膨張展開が硬質物によって妨げられる。エアバッグ44の膨張初期に付け根部分19が斜め前方車内側へ押圧されにくく、同付け根部分19が同方向へ膨らみ乗員Pを車内側へ押す効果が得られにくくなる。しかし、本実施形態では、こうした硬質物がエアバッグモジュール18及び付け根部分19間に設けられていない。そのため、エアバッグ44の膨張展開の初期段階から、サイドサポート部15の付け根部分19が斜め前方車内側へ確実に押圧される。
また、仮に第1膨張展開部47が折り畳まれていると、その折り畳み部分は膨張展開の抵抗となる。この点、本実施形態では第1膨張展開部47が折り畳まれていない。このため、折り畳まれている場合よりも膨張展開の抵抗となる要素が少なく、第1膨張展開部47が速く膨張展開させられる。
上記エアバッグ44では、インフレータ43から噴出される高圧のガスにより、第1膨張展開部47に加え、第2膨張展開部48もまた膨張し始める。ガスの圧力が第2膨張展開部48を通じてブラケット39の前板部42に加わる。この際、剛性の高い前板部42が第2受圧部として機能し、後方へ向かうガスの圧力を受け止めるとともに、前方へ向かう反力F2を発生させる。この反力F2により、第2膨張展開部48が前方へ確実にかつ速く膨張展開していき、前部収容空間37においてシートパッド21の内面21Bに当接する。膨張が進行するに従い、第2膨張展開部48がシートパッド21を前方へ押圧するとともに、同第2膨張展開部48の一部がスリット38内に進入していく。第2膨張展開部48は、スリット38内に充填された後も膨張展開し続けようとする。
そのため、エアバッグ44(第1膨張展開部47及び第2膨張展開部48)の膨張の進行に伴いサイドサポート部15が、図7に示すように破断予定部において破断される。すなわち、スリット38と縫合部分28との間におけるシートパッド21の薄肉部分が破断されるとともに、同縫合部分28における縫合状態が解除されて開口49が生ずる。第1膨張展開部47及び第2膨張展開部48は破断により生じた上記開口49を拡大させつつ、その開口49を通じてシートバック12から飛び出す。このとき、サイドサポート部15において開口49よりも車内側の部分は、縫合部分30を支点として前方へ開く。また、サイドサポート部15において開口49よりも後ろ側の部分は、シートパッド21の側部に設けられた切欠き50を支点として後方へ開く。
その後も第1膨張展開部47は膨張展開し続け、図8において矢印Dで示すように乗員Pを直接車内側へ押圧する。なお、同図8中の二点鎖線はエアバッグ装置が作動する前の乗員Pの位置を示している。
このように本実施形態によると、エアバッグ44がシートバック12内で膨らんでいる膨張の初期段階から、乗員Pが車内側へ押される。膨張したエアバッグ44がシートバック12から飛び出した後に乗員Pを直接押す場合よりも早い時期から、乗員Pが車内側へ移動させられる。
また、縫合部分28等の破断に伴い生じた開口49から飛び出した第2膨張展開部48はシートバック12から前方へ膨張展開する。この膨張展開したエアバッグ44が、乗員P、特に肩から腰に掛けての広い箇所と、図8の矢印Eで示すように車室内に進入してくるボディサイド部13との間に介在し、ボディサイド部13を通じて乗員Pへ伝わる側方からの衝撃を緩和する。この際、上述したように予めサイドサポート部15により乗員Pが押されて車内側へ移動させられているため、ボディサイド部13から乗員Pに伝わる衝撃が和らげられる。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)シートバック12における車外側のサイドサポート部15についてその付け根部分19がエアバッグ44の膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧されるように、エアバッグモジュール18をシートバック12内に組み込んでいる。このため、エアバッグ44がシートバック12内で膨らむ膨張の初期段階から乗員Pを車内側へ押すことができる。膨張したエアバッグ44がシートバック12から飛び出した後に乗員Pを直接押す場合よりも早い時期から、乗員Pを車内側へ移動させることができ、車両側方からの衝撃に対する乗員Pの保護性能をさらに向上させることができる。
(2)エアバッグ44の膨張初期については、上記(1)のように弾性材からなるシートバック12(シートパッド21)を介して乗員Pを車内側へ押すようにしている。そのため、エアバッグ44自体によるよりも乗員Pをソフトに押すことができる。
(3)シートバック12内のエアバッグモジュール18とサイドサポート部15の付け根部分19との間に、エアバッグ44の膨張展開を妨げるような硬質物を何ら設けていない。そのため、エアバッグ44の膨張展開の初期段階から、付け根部分19を斜め前方車内側へ押圧することが可能となり、上記(1)に記載の効果を確実に得ることができる。
(4)エアバッグ44に、斜め前方車内側へ向けて膨張展開する第1膨張展開部47と、前方へ向けて膨張展開する第2膨張展開部48とを設けている。このため、第1膨張展開部47の膨張展開により、上記(1)に記載の効果を得ることができる。これに加えて、第2膨張展開部48の膨張展開により、ボディサイド部13を通じて乗員Pへ伝わる側方からの衝撃を緩和することができる。このときには、第1膨張展開部47の膨張展開によって乗員が車内側へ既に移動させられている。従って、両膨張展開部47,48の膨張展開により、車両に対する側方からの衝撃を一層効果的に緩和することができる。
(5)シートバック12内であって第1膨張展開部47の車外側近傍にブラケット39の側板部41を設け、これを第1受圧部として機能させるようにしている。そのため、側板部41により、膨張する第1膨張展開部47を通じてガスの圧力を受け、同第1膨張展開部47に斜め前方車内側へ向かう反力F1を作用させることができる。従って、こうした第1受圧部の設けられていない場合に比べ、第1膨張展開部47を斜め前方車内側へ確実にかつ速く膨張展開させて、サイドサポート部15の付け根部分19を斜め前方車内側へ押圧することができる。
(6)第1膨張展開部47を折り畳まずにシートバック12内に組み込んでいる。このため、折り畳んだ場合よりも膨張展開の抵抗となる要素を少なくし、第1膨張展開部47を速く膨張展開させ、乗員Pをより早い時期から車内側へ押圧することができる。
(7)シートバック12内であって第2膨張展開部48の後方近傍にブラケット39の前板部42を設け、これを第2受圧部として機能させるようにしている。そのため、前板部42により、膨張する第2膨張展開部48を通じてガスの圧力を受け、同第2膨張展開部48に対し前方へ向かう反力F2を作用させることができる。従って、こうした第2受圧部が設けられていない場合に比べ、第2膨張展開部48を前方へ確実にかつ速く膨張展開させることができる。
(8)車両用シート11の乗り心地を確保する観点からは、サイドフレーム部22の前方に大きな前部収容空間37を設けることが困難である。この点、本実施形態では、第2膨張展開部48を折り畳むことによりコンパクトにしている。そのため、上記のように前部収容空間37が大きくなくても第2膨張展開部48を確実に組み込むことができる。
なお、本発明は次に示す別の実施形態に具体化することができる。
・本発明のエアバッグ装置は、上記実施形態とは異なる形状を有するサイドフレーム部22が用いられた車両用シートにも適用可能である。図9〜図11は、その一態様を示している。
図9及び図10のサイドフレーム部22では、側壁部23の前端から車内側に延びる前壁部53が設けられている。この場合、上記実施形態と同様の構成を有するブラケット39をサイドフレーム部22に取り付けるとともに、インフレータ43及び第1膨張展開部47を側板部41の車内側近傍に配置し、第2膨張展開部48を前板部42の前方近傍に配置してもよい。
図10では、図9よりも側壁部23の前後長の長いサイドフレーム部22が用いられている。これに伴い、図9ではインフレータ43がサイドフレーム部22の後壁部24よりも後方に配置されているのに対し、図10ではインフレータ43が同後壁部24よりも前方に配置されている。
また、図11ではサイドフレーム部22が円管状をなしている。この場合、インフレータ43及びエアバッグ44を、ブラケット39を介してサイドフレーム部22に取り付けてもよい。ブラケット39は、前後方向に延びる側板部54と、その側板部54の後端から車内側へ延びる後板部55と、側板部54の前端から車外側へ延びる前板部56とを有する。そして、ブラケット39をその後板部55においてサイドフレーム部22に固定する。さらに、インフレータ43及び第1膨張展開部47を側板部54の車内側近傍に配置し、第2膨張展開部48を前板部56の前方近傍に配置してもよい。
・図12に示すように、エアバッグモジュール18をサイドフレーム部22に直接取付けてもよい。
サイドフレーム部22が、前記実施形態と同様に側壁部23及び後壁部24を備えるものである場合には、高い剛性を有する側壁部23は、第1膨張展開部47の車外側近傍に位置することから第1受圧部として機能する。この機能発揮により、側壁部23は、膨張する第1膨張展開部47を通じてガスの圧力を受け、斜め前方車内側へ向かう反力を発生させる。
また、高い剛性を有する側壁部23の前端部は、第2膨張展開部48の後側近傍に位置することから第2受圧部として機能する。この機能発揮により、側壁部23の前端が、膨張する第2膨張展開部48を通じてガスの圧力を受け、前方へ向かう反力を発生させる。そのため、第1受圧部及び第2受圧部を別途設けなくても上記実施形態と同様の効果が得られる。
・エアバッグ44における第2膨張展開部48を割愛してもよい。この場合、第1膨張展開部47のみによってエアバッグ44を構成することとなる。これに伴い第2受圧部が不要となる。この場合にも、サイドサポート部15により乗員Pが押されて車内側へ移動させられる。そのため、進入してくるボディサイド部13と乗員Pとの干渉を抑制し、その干渉に伴う衝撃を和らげることができる。
・第1膨張展開部47を折り畳んだ状態でシートバック12に組み込んでもよい。また、第2膨張展開部48を折り畳まない状態でシートバック12に組み込んでもよい。
・本発明は、乗員Pについて上記実施形態とは異なる部位を保護するエアバッグ装置にも適用可能である。
本発明を具体化した一実施形態において、エアバッグ装置が適用される車両用シートのシートバックを斜め前方から見た状態を示す斜視図。 車両におけるシートバック及びボディサイド部の位置関係を説明する概略平面図。 シートバックにおける車外側の側部等の内部構造を示す部分平断面図。 図3におけるサイドフレーム部及びエアバッグモジュールを示す部分平断面図。 図3における境界部及びその近傍を示す部分平断面図。 シートバックにおける車外側の側部について、エアバッグの膨張初期の状態を示す部分平断面図。 図6の状態からさらに破断予定部においてシートバックが破断された状態を示す部分平断面図。 図2に対応して、車両に側方から衝撃が加わったときのシートバック及びボディサイド部の位置関係を説明する概略平面図。 上記実施形態とは異なる形状のサイドフレーム部を有する車両用シートにエアバッグ装置を適用した別の実施形態において、エアバッグモジュールの取付け態様を示す部分平断面図。 同じく別の実施形態において、エアバッグモジュールの取付け態様を示す部分平断面図。 同じく別の実施形態において、エアバッグモジュールの取付け態様を示す部分平断面図。 エアバッグモジュールをサイドフレーム部に直接取り付けた別の実施形態において、その取付け態様を示す部分平断面図。
符号の説明
11…車両用シート、12…シートバック、14,15…サイドサポート部、16…側部、18…エアバッグモジュール、19…付け根部分、22…サイドフレーム部、41…側板部(第1受圧部)、42…前板部(第2受圧部)、43…インフレータ(ガス発生源)、44…エアバッグ、47…第1膨張展開部、48…第2膨張展開部、F1,F2…反力。

Claims (11)

  1. 車両側方からの衝撃に応じてガスを発生するガス発生源と、前記ガス発生源からのガスにより膨張展開させられるエアバッグとを備えるエアバッグモジュールが、車両用シートのシートバックについて車外側の側部に組み込まれてなるエアバッグ装置であって、
    前記シートバックにおける車外側のサイドサポート部についてその付け根部分が前記エアバッグの膨張展開時に斜め前方車内側へ押圧されるように、前記エアバッグモジュールが前記シートバック内に組み込まれていることを特徴とするエアバッグ装置。
  2. 前記シートバック内の前記エアバッグモジュールと前記サイドサポート部の付け根部分との間には、前記エアバッグの膨張展開を妨げる硬質物が設けられていない請求項1に記載のエアバッグ装置。
  3. 前記シートバック内であって前記エアバッグモジュールの車外側近傍には、膨張するエアバッグを通じてガスの圧力を受け、斜め前方車内側へ向かう反力を発生させる受圧部が設けられている請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
  4. 前記受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成される請求項3に記載のエアバッグ装置。
  5. 前記エアバッグは、斜め前方車内側へ向けて膨張展開する部分を第1膨張展開部として有するとともに、車両前方へ向けて膨張展開する第2膨張展開部を有する請求項1又は2に記載のエアバッグ装置。
  6. 前記シートバック内であって前記第1膨張展開部の車外側近傍には、膨張する第1膨張展開部を通じてガスの圧力を受け、斜め前方車内側へ向かう反力を発生させる第1受圧部が設けられている請求項5に記載のエアバッグ装置。
  7. 前記第1受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成される請求項6に記載のエアバッグ装置。
  8. 前記第1膨張展開部は折り畳まれていない状態で前記シートバックの車外側の側部に組み込まれている請求項6又は7に記載のエアバッグ装置。
  9. 前記シートバック内であって前記第2膨張展開部の後方近傍には、膨張する第2膨張展開部を通じてガスの圧力を受け、前方へ向かう反力を発生させる第2受圧部が設けられている請求項5〜8のいずれか1つに記載のエアバッグ装置。
  10. 前記第2受圧部は、前記シートバックの車外側の側部内に設けられたサイドフレーム部により構成される請求項9に記載のエアバッグ装置。
  11. 前記第2膨張展開部は折り畳まれた状態で前記シートバックの車外側の側部に組み込まれている請求項9又は10に記載のエアバッグ装置。
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