JP2007302074A - シートベルトリトラクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】シートベルト装置におけるボール方式のプリテンショナについて、弛み過剰の場合でも拘束用として十分な張力をシートベルトに与える。
【解決手段】プリテンショナは、ボール列32Lをガス発生手段37からの噴出ガスGでボールガイドパイプ31の先端側へ移動させ、その移動運動でシートベルト巻取り用のスプール13を巻取り方向に回転させてシートベルト2の弛み除去をなすとともに、ボール列32Lにかかるガス圧でスプール13に引出し方向回転抵抗を負荷することで必要な張力をシートベルト2に与える。ボールストッパ33は、ボール列32Lがスプール13の巻取り方向回転駆動に機能している状態でボール列32Lのボール32の全てがボールガイドパイプ31から排出される状態になる前にボール列32Lの移動を停止させる。
【選択図】図4

Description

本発明は、シートベルト装置におけるシートベルトリトラクタに関し、特にシートベルト装置による拘束動作時にシートベルトの拘束力を高めるためのプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタに関する。
シートベルト装置は、車両などの衝突時に生じる急加速度による乗員(シートベルト装着者)の急激な移動を拘束することで乗員の拘束を図る装置として、高速移動を行う車両などの座席に不可欠な装置である。こうしたシートベルト装置は、シートベルト、シートベルトリトラクタ、およびバックル装置などを主な要素として構成されており、そのシートベルトリトラクタが主要な機構要素となっている。
シートベルトリトラクタは、スプールと呼ばれる巻取手段を有し、そのスプールにシートベルトをばね力により引き込んで巻き取ることで収容できるようにされている。そして乗員がシートベルトを装着する際には、シートベルトに取り付けられたタングプレートを引っ張ることでシートベルトをシートベルトリトラクタから引き出し、これを座席の傍らに設置のバックル装置に係合させることで乗員へのシートベルトの装着がなされる。
このようなシートベルトリトラクタでは、近年、乗員に対する拘束力をより一層高めるためにプリテンショナを設けるのが一般的になってきている。プリテンショナは、シートベルト装置による拘束動作を必要とする際に、装着状態のシートベルトの弛みを除去して適切な拘束状態をもたらすとともに、その拘束状態を維持するような張力をシートベルトに与え、これにより乗員に対する拘束力を高める。
プリテンショナにおける弛み除去・張力発生機構についてはいくつかの方式が知られており、その代表的な1つとして、特許文献1に開示の例のような方式がある。以下ではこれを仮に「ボール方式」と呼ぶ。
ボール方式のプリテンショナは、ガス発生手段からの噴出ガスでボール列を移動させ、そのボール列の移動運動でスプールを回転させてシートベルトの弛み除去をなし、同時にボール列にかかるガス圧で弛み除去の拘束状態を維持するための引出し抵抗をスプールに負荷してシートベルトを所定の張力状態にする。
より具体的にいうと、ボール方式のプリテンショナは、複数のボールがボール列を形成するように充填されるとともに、そのボール列の基端部にピストン要素が設けられたボールガイドパイプを備えており、このボールガイドパイプの基端部にガス発生手段が接続されている。ガス発生手段は、加速度センサが一定以上の加速度を検知すると発火して高圧ガスを噴出する。そうすると、そのガス圧がピストン要素を介してボール列に伝わってボール列がボールガイドパイプ中を移動する。そしてこのボール列の移動運動がスプールに伝わってそれを回転させるとともにボール列にかかるガス圧で所定の引出し抵抗をスプールに負荷する。
ボール列の移動運動やボール列にかかるガス圧をスプールに伝える機構は、一例として、リングギアとピニオンギアの組合せで構成されている。すなわち、リングギアは、移動するボール列の係合を受けてボール列の移動運動やボール列にかかるガス圧を伝える外歯が外周に形成されるとともに、ピニオンギアが噛合する内歯が内周に形成された構成とされている。そしてボール列の移動が開始するとリングギアがピニオンギアに噛合するとともに回転し、これによりピニオンギアも回転し、このピニオンギアの回転がスプールに伝わってスプールがシートベルトを巻き込む方向に回転する。このスプールの巻込み回転量は、その時点におけるシートベルトの弛みの程度で決まり、適切な拘束状態になるまで弛みが除去されると、スプールは回転を停止し、ボール列にかかるガス圧で所定の引出し抵抗負荷状態を維持する。
特開2005−306111号公報
上述のようなボール方式のプリテンショナは、プリテンショナに求められる機能をより効果的に発揮させることができるなどの点で優れている。しかし、その機能性をさらに一層高める余地が残されている。それは、シートベルトの弛み除去に伴う問題である。
プリテンショナによる弛み除去におけるスプールの巻込み回転量は、上述のように、その時点におけるシートベルトの弛みの程度で決まる。そのため弛みの程度が通常範囲よりも大きい弛み過剰の場合があると、ボールガイドパイプ中のボール列のボールが使い切られた状態になり、その結果としてボールを介したガス圧のスプールへの伝達をなせない状態、つまりシートベルトに拘束用の張力を与えることができない状態になる可能性がある。ここで、シートベルトの弛みには、乗員が着用している衣類の状態も関係する。すなわち、乗員が厚手の衣類を着用していると、その衣類のために結果として除去すべき弛みが大きくなり、そのような場合ほど弛み過剰を招き易い。
本発明は、以上のような事情を背景になされたものであり、ボール方式のプリテンショナについて、弛み過剰の場合でもプリテンション方式の高い拘束用として十分な張力をシートベルトに与えることを可能とすることを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、シートベルトを巻き取って収容するスプールと、複数のボールを一列状態のボール列として配列するボールガイドパイプ、及び、前記ボール列を前記ボールガイドパイプの先端側に向けて移動させるための噴出ガスを発生するガス発生手段を備え、前記ボール列の移動運動により前記スプールを巻取り方向に回転させ、張力を前記シートベルトに与えるプリテンショナとを有するシートベルトリトラクタにおいて、前記プリテンショナは、前記ボールガイドパイプにおける前記ボール列の移動を停止可能なボール列移動停止手段を有することを特徴としている。特に、ボール列移動停止手段は、前記ボール列が前記スプールの巻取り方向回転駆動に機能している状態で、前記ボール列の前記ボールの全てがボールガイドパイプから排出される状態になる前に、前記ボール列の移動を停止させることが好ましい。
このようにボール列移動停止手段を設けたことにより、弛み過剰の場合でも適数のボールをボールガイドパイプ中に確実に残留させることができ、その残留ボールによりボールガイドパイプのガス圧を保つことができる。したがって、シートベルトの弛み状態に関係なく、拘束動作時に十分張力をシートベルトに与えることが可能となる。
また、そのボール列移動停止手段は、前記ボール列に組み込まれたボールストッパとして形成し、そのボールストッパは、前記ボール列の移動を回転に変換する運動変換手段と接触することで前記ボール列に停止状態をもたらすように形成することが好ましい。このようにボール列移動停止手段をボールストッパで形成することは、プリテンショナにおけるボール列移動停止機能についての構造をより簡易なもので済ませることができる。
また、前記運動変換手段は、前記ボールがその移動状態で係合する外歯を外周に有するリングギアとして形成し、前記ボールストッパは、前記ボールガイドパイプ内を移動できる一方で、前記リングギアの外周に接触した際に前記ボール列の移動を阻害するような形状・サイズに形成することもできる。
以上のような本発明によれば、ボール列移動停止手段により必要時にプリテンショナにおけるボール列の移動を停止させるこができ、ボール方式のプリテンショナについて、その動作時においてシートベルトが弛み過剰であってもプリテンション方式の高い拘束用として十分な張力をシートベルトに与えることができるようになり、プリテンション方式のシートベルトリトラクタの機能性をより高めることが可能となる。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。図1に、一実施形態によるシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置の全体構成の一例を示す。この例のシートベルト装置1は、車両の座席Sに装置された場合であり、車両の乗員Mを座席Sに拘束するのに用いられ、シートベルト2、シートベルトリトラクタ3、タング4、バックル装置5、ショルダアンカ6および止め具7を備えている。
シートベルト2は、一方側が引き出し可能にしてシートベルトリトラクタ3に巻き取られ、他方側の端部が止め具7により車両の車体Bに回動可能に接続され、さらにその途中がショルダアンカ6に通されている。乗員Mがシートベルト2を装着する際には、シートベルト2に摺動可能に取り付けられているタング4でシートベルト2をシートベルトリトラクタ3から引き出し、それからタング4をバックル装置5に係合させることでシートベルト2により乗員Mを拘束する状態にする。
こうしたシートベルト装置1は、シートベルトリトラクタ3がその主要な機構要素となっている。図2にシートベルトリトラクタ3の構成を示す。図2では、シートベルトリトラクタ3の全体的な概略構造を縦断面図の状態で示している。
図2に示すように、シートベルトリトラクタ3は、左右の側壁12L、12Rと図示を省略してある背面壁などで概略函形に形成されているフレーム12に、スプール13、回転付勢用ばね(スパイラルスプリング)14、スプール用パウル15、トーションバー16、ロッキングベース17、ロッキングベース用パウル18、プリテンショナ19、カムシャフト20、ロック起動機構21および加速度検知手段(図示を省略)を主な要素として組み込んで構成されている。
スプール13は、図1のシートベルト2(図2では図示を省略)を巻き込んでシートベルトリトラクタ3に収容する巻取手段であり、全体としてドラム形状に形成されており、そして回転付勢用ばね14により常時的に回転付勢力が与えられており、その回転付勢力で回転することによりシートベルト2を引き込んで巻き取ることができるようにされている。
スプール用パウル15は、スプール13の引出し方向回転をロックしてシートベルト2の引き出しを抑止するスプールロック手段であり、ラチェット機構の原理で必要時にスプール13の引出し方向回転をロックする。具体的にはスプール用パウル15は、ラチェット機構における爪片状に形成され、スプール13の端面部においてスプール13の軸方向に直交する方向で回動可能となる、つまりスプール13の外周側に向けての回動と内周側に向けての回動をなせるように取り付けられている。そしてその外周側への回動によりフレーム12に形成の係合歯(図示を省略)に係合することでスプール13を回転ロック状態(引出し方向回転ロック状態)にする。スプール用パウル15によるスプール13の回転ロックは、シートベルト2が一定以上の速さで引き出されるのを上記加速度検知手段が検知した場合になされる。すなわち、加速度検知手段がシートベルト2の引出しについて、一定上の加速度を検知すると、それを受けてロック起動機構21が作動してスプール用パウル15を外周側に回動させてフレーム12に形成の上記係合歯に係合させることで回転ロックがなされる。
トーションバー16は、車両の衝突時などにシートベルト3を介して乗員へ加わる衝撃を緩和するためのEA(Energy Absorption)機構の要部を形成している。具体的にはトーションバー16は、一端側をスプール13に、他端側をロッキングベース17にそれぞれ連結して設けられている。そのスプール13に対する連結は、スプール13に対して一定の範囲で相対回転可能とするようになされ、一方、ロッキングベース17に対する連結は固定的になされている。そして車両の衝突などで乗員が前方に急移動してシートベルト2が急激に引き出される状態になった場合に、そのシートベルト2の引き出しで後述のようにして回転ロック状態が解除されて引出し方向回転を行うスプール13の回転力を受けてねじり変形を生じ、そのねじり変形で乗員の移動運動のエネルギを吸収することにより、乗員へ加わる衝撃力を緩和する。なお、このトーションバー16のねじり変形の際、トーションバー16のロッキングベース17への連結側は、ロッキングベース17が回転ロック状態にあることから、固定状態になっている。
ロッキングベース17は、トーションバー16を介してスプール13に連結させて設けられている。ロッキングベース17とトーションバー16の連結は固定的になされている。したがってロッキングベース17は、上述のスプール13とトーションバー16の間の一定範囲の相対回転と同じ相対回転をスプール13に対してなせるようになっている。このロッキングベース17は、後述するようなプリテンショナ19の動作を受けてスプール13の回転ロック状態を解除する回転ロック解除機能、トーションバー16にねじり変形が生じる際にその他端側を固定するトーションバー固定機能、それにプリテンショナ19で発生する回転駆動力をスプール13に伝達するプリテンショナ回転駆動力伝達機能を有しており、これらの機能のために、ピニオンギア17pが組み付けられている。
ロッキングベース用パウル18は、トーションバー16の他端側(ロッキングベース17への連結側)を固定するためにロッキングベース17の回転をロックするロッキングベースロック手段であり、スプール用パウル15と同様に、ラチェット機構における爪片状に形成され、ロッキングベース17の外周側に向けての回動と内周側に向けての回動をなせるようにロッキングベース17に取り付けられており、その外周側への回動によりフレーム12に形成の係合歯(図示を省略)に係合することで、ロッキングベース17をスプール13の引出し方向回転と同方向の回転について回転ロック状態にする。ロッキングベース用パウル18によるロッキングベース17の回転ロックは、後述のように、プリテンショナ19が作動することでなされる。
プリテンショナ19は、シートベルト装置1による乗員Mに対する拘束動作を必要とする際に、装着状態のシートベルト2の弛みを除去して適切な拘束状態をもたらすとともに、その拘束状態を維持するような所定の張力をシートベルト2に与え、これにより乗員Mに対する拘束力を高める。このプリテンショナ19については後に詳しく説明する。
カムシャフト20は、上述のロッキングベース17を介したスプール13の回転ロック状態解除動作をスプール用パウル15に伝える要素であり、一端側がスプール用パウル15の回動軸(図示を省略)にカム要素を介して連結され、他端側がカム要素を介してロッキングベース17に形成のカム要素ガイド溝(図示を省略)に係合するようされている。
ロック起動機構21は、スプール用パウル15によるスプール13の回転ロックを起動させるのに機能する。すなわちロック起動機構21は、加速度検知手段がシートベルト2の引出しについて一定上の加速度を検知するのを受けて作動し、その作動によりスプール用パウル15を係合歯に係合させてスプール13を回転ロックにする。
以下ではプリテンショナ19の詳細について説明する。図3に、プリテンショナ19の構成を図2中のA−A断面による断面構造として示し、図4にその作動状態を示す。図3に示すように、プリテンショナ19は、ボールガイドパイプ31、ボール32、ボールストッパ33、ピストンボール34、コイルスプリング35、リングギア36、ガスジェネレータ37およびガイドブロック38を主な要素として構成されている。なお、図ではボールストッパ33については断面しない状態で示してある。
ボールガイドパイプ31は、ガス圧伝達要素であるボール32のガス圧伝達のための移動をガイドするガイド手段であり、例えば鋼管を曲折して形成されており、直線状とされた基端部31a、基端部31aの先で90度に湾曲させた湾曲部31b、湾曲部31bの先で基端部31aに対して直交する状態の直線状とされた中間直線部31c、中間直線部31cの先で半円状に湾曲された半円部31d、および半円部31dの先で直線状とされた先端直線部31eを有する形状とされ、その先端直線部31eには切欠き部31fが形成されている。このボールガイドパイプ31は、図2に示すように、シートベルトリトラクタ3のフレーム12の側壁12Lとプリテンショナカバー39で挟むようにしてフレーム12に取り付けられている。
ボール32は、例えば金属材を用いて高剛性の球体として形成されており、ガスジェネレータ37からの噴出ガスのガス圧をリングギア36に伝達してリングギア36を回転駆動するのに機能する。このボール32は、中間直線部31cから先端直線部31eの切欠き部31fまでを密接状態の一列で埋めてボール列32Lを形成するようにして複数個がボールガイドパイプ31に充填されている。このボール列32Lは、ガスジェネレータ37からの噴出ガスのガス圧を受けてボールガイドパイプ31の先端側に向けて移動し、このボール列32Lの移動運動でスプール13を巻取り方向に回転させてシートベルト2の弛み除去をなす。すなわちボール列32Lないしボール32は、拘束動作時のガス圧伝達手段として機能する。
ボールストッパ33は、ボール列32Lの移動を強制停止させるボール列移動停止手段である。このボールストッパ33は、金属材あるいは合成樹脂材などで形成されており、ボール列32Lの基端部側に残留用のボール32rが1つないし2つ(図の例では2つ)程度残るようにした位置でボール列32Lに組み込まれている。そして、ガス圧伝達のためのボール列32Lの移動を、ボール列32Lのボール32がリングギア36の回転を通じたスプール13の巻取り方向回転駆動に使い切られる、つまりガス圧伝達のための移動によりボール列32Lのボール32の全てがボールガイドパイプ31から排出される状態になる前に、ボール列32Lの移動を阻害することで強制的に停止させて残留用のボール32rをボールガイドパイプ31に残留させるように機能する。
そのためにボールストッパ33は、所定の形状・サイズに形成される。その形状・サイズは、ボールガイドパイプ31中をボール列32Lとともに移動できる一方で、リングギア36の外周における外歯41に接触した際にリングギア36の回転に乗ることができずにボール列32Lの移動を阻害してボール列32Lの残留用ボール32rを停止させる、という要件を満たすものとして設計される。図の例のボールストッパ33は、形状が俵形ないし角に丸みを付けた円柱形とされ、長さ方向のサイズがボール32の直径の1.5〜2倍程度、幅方向のサイズがボール32の直径程度とされている。ボールストッパ33の形状・サイズは、このようなものに限られるものでなく、形状については、例えば亜鈴形や鼓形など、上記要件を満たす形状から適宜に選択することができる。
ピストンボール34は、ピストン要素であり、ボール列32Lの基端に接触するようにボールガイドパイプ31に組み込まれており、ガスジェネレータ37からの噴出ガスのガス圧をボール列32Lに伝達するのに機能するとともに、噴出ガスがピストンボール33より先に漏れるのを防ぐシール機能も負っている。そのためにピストンボール34は、例えばシリコーンゴムなどの弾力性のある高耐熱性の材料で形成されており、ガス圧を受けた際にその弾力性で変形することによりボールガイドパイプ31の内周面に密接してシール機能を発揮できるようにされている。
コイルスプリング35は、ボール列32Lをその移動方向に常時的に押圧付勢する付勢手段であり、基端部31aから湾曲部31bの途中にかけて延在してピストンボール34に押接するようにボールガイドパイプ31に組み込まれている。
リングギア36は、リング状に形成されており、外周面に外歯41が形成され、内周面に内歯42が形成されている。外歯41には、広ピッチ外歯41wと狭ピッチ外歯41nが設けられており、広ピッチ外歯41wはボール32が2個係合できるピッチで複数対が設けられ、狭ピッチ外歯41nはボール32が1個だけ係合できるピッチで一対が設けられている。一方、内歯42は、図2におけるロッキングベース17のピニオンギア17pに噛合できるように形成されている。このリングギア36は、プリテンショナカバー39に突設してある複数のシアピン(図示を省略)により定位置に保持されており、その定位置状態で一対の狭ピッチ外歯41n、41nがボールガイドパイプ31の切欠き部31fに入り込むようにされ、またこの状態ではピニオンギア17pに噛合しないようにされている。こうしたリングギア36は、ガス圧を受けたボール列32Lの移動運動を回転運動に変換する運動変換手段として機能する。
ガスジェネレータ37は、ガス発生手段であり、ボールガイドパイプ31の基端に接続されたガスジェネレータ収納部37hに収納されており、必要時にボールガイドパイプ31中に高圧ガスを噴射できるようにされている。
ガイドブロック38は、先端直線部31eの先端においてボールガイドパイプ31に取り付けられており、ボール32がその移動運動をリングギア36に伝えるためにリングギア36の外歯41に係合するのをガイドする機能を負い、また移動運動伝達を終えたボール32をボール溜め(図示を省略)に向けて排出するのをガイドする機能を負っている。そのためにガイドブロック38は、ボールガイドパイプ31の太さ程度の太さの円柱体に上記のようなガイド用として第1のガイド面38aと第2のガイド面38bを斜めに設けた構造で形成されている。第1のガイド面38aは、後述のようにしてピニオンギア17pと噛合する状態になったリングギア36とほぼ同心の円弧状となるようにしてガイドブロック38の上端部から下方に向けて延在するように形成されており、プリテンショナ19の作動時にボールガイドパイプ31の先端直線部31eにおいてその切欠き部31fを介してボール32がリングギア36の外歯41に係合してその移動運動をリングギア36に伝えるのをガイドする(図4参照)。一方、第2のガイド面38bは、リングギア36から徐々に遠ざかる平面状に形成されており、移動運動伝達を終えたボール32をボール溜めに向けて排出されるのをガイドする。
以下ではプリテンショナ19の動作について説明する。プリテンショナ19は、作動前にあっては図3の状態にある。すなわち、ボール列32Lがコイルスプリング35で押圧付勢され、それによりボール列32Lの先頭のボール32tが、上述のように定位置状態で切欠き部31fに入り込むようになっている一対の狭ピッチ外歯41n、41nに軽く押接した状態になっている。この状態では、上述のようにリングギア36とピニオンギア17pは噛合しておらず、したがってプリテンショナ19とロッキングベース17は分離された状態にあり、ロッキングベース17はプリテンショナ19に影響されることなく回転できるようになっている。
以上なような状態にあって、一定以上の加速度発生が検知されると、ガスジェネレータ37に作動信号が入力し、それを受けてガスジェネレータ37が発火し、図4に示すように、ボールガイドパイプ31に高圧なガスGを噴出する。そうすると噴出ガスGのガス圧がピストンボール34を介してボール列32Lに作用し、それに応じてガス圧がボール列32Lの先頭のボール32t(図3の状態でのボール32t)を介してリングギア36に作用する。その結果、リングギア36を定位置に保持している上述のシアピンが破断してその保持力が解除され、その状態でボール32tを介して伝わるガス圧でリングギア36が移動してピニオンギア17pに噛合し、クラッチ連結状態となる。
クラッチ連結状態になると、ガス圧を受けているボール列32Lがそのガス圧でボールガイドパイプ31の先端方向に向けて移動するようになり、この移動運動がボール32のリングギア36の外歯41への係合でリングギア36に伝わり、リングギア36が図4において反時計方向に回転し、それに応じてピニオンギア17pも同じ方向に回転し、したがってロッキングベース17が巻取り方向に回転する。
このロッキングベース17の巻取り方向回転は、その初期にあっては上述の相対回転許容範囲でスプール13に対する相対回転となる。つまり、スプール13は停止している状態でロッキングベース17だけが回転する。そしてこのロッキングベース17の相対回転により、ロッキングベース用パウル18が外周方向に回動させられ、それによりロッキングベース17の回転ロック(引出し方向回転ロック)がなされる。またロッキングベース17の相対回転は、スプール13の回転ロック(引出し方向回転ロック)状態ももたらす。すなわち、ロッキングベース17の相対回転を受けてカムシャフト20がスプール用パウル15を内周方向に回動させ、その回転ロック状態を解除する。
こうした間にロッキングベース17の回転が進み、相対回転範囲を超えると、ロッキングベース17の回転がトーションバー16を介してスプール13に伝わり、スプール13が巻取り方向に回転してシートベルト2を巻き取ってシートベルト2の弛みを除去する。この弛みを除去のためのスプール13による巻込み回転量は、その時点におけるシートベルト2の弛みの程度で決まり、拘束用の適切な拘束状態になるまで弛みが除去されると、スプール13は回転を停止し、ボール列32Lにかかっているガス圧で適切な引出し抵抗をシートベルト2に負荷することで乗員Mに適切な拘束状態をもたらすような張力をシートベルト2に与え、これにより乗員Mに対する拘束力を高める。
ここで、ボール列32Lは所定個数のボール32で構成されており、プリテンショナ19の作動時におけるシートベルト2の弛みが通常範囲であれば、ボール列32Lのボール32の全てを使わなくともシートベルト2の弛みを除去することができるようにされている。すなわちシートベルト2の弛みが通常範囲であれば、ボールストッパ33がリングギア36に到達する前に、つまりボールストッパ33の先で複数のボール32がボールガイドパイプ31中に残留する状態で弛み除去が完了する。
しかし、例えば乗員Mが厚手の衣類を着用しているなどして、プリテンショナ19の作動時におけるシートベルト2の弛みが通常範囲よりも大きい過剰状態の場合もあり得る。そのような場合には、図5に示すように、拘束用の拘束状態とするようにシートベルト2の弛みを除去するまでにボールストッパ33がリングギア36の外周における外歯41に接触する状態になることがある。この状態になると、ボールストッパ33はリングギア36の回転に乗ることができずに突っ張ったような状態となり、その結果、ボールストッパ33がボール列32Lの移動を阻害し、これによりボール列32Lの残留用ボール32rがその移動を停止させられてボールガイドパイプ31中に残留する。そして、この残留用ボール32rの残留によりボールガイドパイプ31中のガス圧が十分に保たれ、そのガス圧により適切な引出し抵抗をシートベルト2に負荷することができる。
以上のようなプリテンショナ19は、その作動時におけるシートベルト2の弛みが過剰状態であるためにボール列32Lのボール32の全てを使い切ってボールガイドパイプ31から排出させる状態になることでボールガイドパイプ31におけるガス圧が低下し、十分な張力をシートベルト2に与えることができなくなるといった事態を有効に避けることができ、弛み過剰の場合でも十分な拘束のための張力をシートベルトに与えることが可能となる。言い換えれば、拘束動作時にシートベルト2が弛み過剰の状態であっても、ボールガイドパイプ31中に残留用ボール32rを確実に残留させてボールガイドパイプ31中のガス圧を十分なものに保つことができ、十分な張力をシートベルトに確実に与えることができるようになる。図6に示すのは、ボールガイドパイプ31におけるガス圧(内圧)の特性である。図中には、ボール列32Lのボール32が全てボールガイドパイプ31から排出された場合のガス圧特性も本発明との比較のため点線で示してある。この図から上記のような本発明における効果を見て取ることができる。
以上は、本発明を実施する上での好ましい形態の1つであり、本発明はこれに限られるものでなく、その趣旨を逸脱することのない範囲で様々な形態で実施することが可能である。
本発明の一実施形態によるシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置の全体構成の一例を示す図である。 シートベルトリトラクタの全体的な概略構造を縦断面図の状態で示す図である。 プリテンショナの構成を図2中のA−A断面による断面構造として示す図である。 プリテンショナの動作状態の一例を示す図である。 プリテンショナの動作状態の他の例を示す図である。 ボールガイドパイプにおけるガス圧の特性を示す図である。
符号の説明
2 シートベルト
3 シートベルトリトラクタ
13 スプール
19 プリテンショナ
31 ボールガイドパイプ
32 ボール
32L ボール列
33 ボールストッパ(ボール列移動停止手段)
36 リングギア(運動変換手段)
37 ガスジェネレータ(ガス発生手段)
41 外歯
G 噴出ガス

Claims (4)

  1. シートベルトを巻き取って収容するスプールと、
    複数のボールを一列状態のボール列として配列するボールガイドパイプ、及び、前記ボール列を前記ボールガイドパイプの先端側に向けて移動させるための噴出ガスを発生するガス発生手段を備え、前記ボール列の移動運動により前記スプールを巻取り方向に回転させ、張力を前記シートベルトに与えるプリテンショナと
    を有するシートベルトリトラクタにおいて、
    前記プリテンショナは、
    前記ボールガイドパイプにおける前記ボール列の移動を停止可能なボール列移動停止手段を有することを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記プリテンショナの前記ボール列移動停止手段は、
    前記ボール列が前記スプールの巻取り方向回転駆動に機能している状態で、前記ボール列の前記ボールの全てがボールガイドパイプから排出される状態になる前に、前記ボール列の移動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記プリテンショナは、
    前記ボール列の移動を回転に変換する運動変換手段を有し、
    前記ボール列移動停止手段は、
    前記ボールガイドパイプ内を移動可能なように前記ボール列に組み込まれ、前記運動変換手段と接触して前記ボール列を停止させるボールストッパを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記運動変換手段は、前記ボールがその移動状態で係合する外歯を外周に有するリングギアを備え、
    前記ボールストッパは、前記リングギアの外周に接触して前記ボール列の移動を阻害する形状及び大きさに形成されている
    ことを特徴とする請求項3に記載のシートベルトリトラクタ。
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