JP5637763B2 - プリテンショナ、シートベルトリトラクタ、シートベルト装置、およびプリテンショナの組立方法 - Google Patents

プリテンショナ、シートベルトリトラクタ、シートベルト装置、およびプリテンショナの組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、車両衝突時等の車両に所定値以上の大きな減速度が加えられた緊急時の初期にスプールをシートベルト巻取り方向に回転させて、シートベルトによる乗員の拘束力を高めるプリテンショナ、このプリテンショナを有して緊急時にシートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタ、このシートベルトリトラクタを備えて緊急時にシートベルトにより乗員を拘束するシートベルト装置、およびプリテンショナの組立方法の各技術分野に関するものである。
従来から自動車等の車両に装備されているシートベルト装置は、前述の緊急時にシートベルトで乗員を拘束することにより、乗員のシートからの慣性移動を阻止している。このシートベルト装置は、スプールによりシートベルトの巻取り、引出しを行うとともに、緊急時にロック機構でスプールのシートベルト引出し方向の回転をロックしてシートベルトの引出しを阻止するシートベルトリトラクタを備えている。
従来、このようなシートベルトリトラクタとして、緊急時の初期にスプールをシートベルト巻取り方向に回転させてシートベルトによる乗員の拘束力を高めるプリテンショナを備えたシートベルトリトラクタが多数提案されている(例えば、特許文献1および2等参照)。これらの特許文献1および2に記載の各プリテンショナは、いずれも、緊急時に作動してガスを発生するガスジェネレータ、発生したガスで作動して駆動力を発生するピストン、このピストンで発生した駆動力をシートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタのスプールに伝達する多数のボール、これらのピストンおよび多数のボールをガイドするパイプ、およびピストンおよび多数のボールを常時ガスによるピストンの作動方向と同方向に付勢するスプリングを備えている。その場合、ピストンも駆動力を伝達する各ボールと同様のボールで形成されている。
従来のプリテンショナの組立においては、一般に、パイプの一端にガスジェネレータを取り付けた後、パイプの一端側と反対側からスプリング、ピストンおよび各ボールを順次パイプ内に挿入してプリテンショナを組み立てている。その場合、ガスジェネレータをパイプに取り付けるにあたっては、ガスジェネレータの取付側の一端部を拡径して形成した収容部にガスジェネレータを収容しかつ一端部をかしめることで、パイプにガスジェネレータを取り付けることが提案されている(例えば、特許文献3参照)。この特許文献3に記載のガスジェネレータの取付方法では、一端部のかしめ後にこのかしめ部に環状リブが形成され、この環状リブによりかしめ部が補強されて、ガスジェネレータがそのガス発生時にパイプ内から外に抜け出すことが抑制される。
特開2006−306148号公報。 特開2005−306111号公報。 特開2005−199730号公報。
ところで、近年プリテンショナおよびシートベルトリトラクタの小型化がますます求められている。しかし、プリテンショナによるシートベルト巻取り量を所定量確保する必要
があるため、ボールの数は大きく削減することは難しい。換言すると、多数のボールをガイドするパイプの長さは所定の長さに確保する必要がある。そこで、パイプを3次元に湾曲させてパイプの全体の長さを所定の長さに確保しつつ、プリテンショナおよびシートベルトリトラクタの全体の小型化を図ることが考えられる。
一方、ガスジェネレータで発生したガスのガス圧をピストンにより効率よく作用させて有効に利用するために、ピストンの形状をボール形状から円柱形状や樽形状等にすることが考えられる。そして、3次元に湾曲されたパイプを用いるとともに円柱形状や樽形状等のピストンを用いて、プリテンショナおよびシートベルトリトラクタの全体の小型化を図りつつ、ガス圧を有効に利用することが考えられる。
しかしながら、ピストンが円柱形状や樽形状等の形状に形成されると、ピストンは軸方向に長くなる。このため、3次元に湾曲したパイプ内にピストンをパイプ内に、従来と同様にガスジェネレータの取付位置と反対側から挿入すると、軸方向に長いピストンが3次元に湾曲したパイプ内をスムーズに移動し難く、プリテンショナの組立が難しくなるという問題がある。
そこで、ガスジェレータが取り付けられるパイプの一端部側から、各ボール、ピストン、スプリング、およびガスジェレータをパイプ内に挿入して、ガスジェレータをパイプに固定することが考えられる。しかし、前述の特許文献3に記載のようにガスジェレータをパイプ内に挿入した後パイプの一端部をかしめするようにしたのでは、パイプの一端部をかしめする際に、ガスジェレータがパイプ内のスプリングの付勢力でパイプから抜け出る方向に付勢されているため、かしめ加工をスムーズに安定して行うことは難しい。このため、プリテンショナの組立の際、各ボール、ピストン、スプリング、およびガスジェネレータをパイプの一端からパイプ内にこれらの順に挿入するようにした場合、ガスジェネレータの取付作業性が良好でないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、各駆動力伝達部材、ピストン、スプリング、およびガスジェネレータをパイプのガスジェネレータ取付側端からパイプ内に挿入しても、パイプへのガスジェネレータの取付作業をスムーズに安定して行うことのできるプリテンショナ、これを有するシートベルトリトラクタ、このシートベルトリトラクタを備えたシートベルト装置、およびこのプリテンショナの組立方法を提供することである。
前述の課題を解決するために、本発明に係るプリテンショナは、緊急時にガスを発生するガスジェネレータと、前記ガスジェネレータのガスによって作動されて駆動力を発生するピストンと、シートベルトリトラクタのスプールをシートベルト巻取り方向に回転させる回転部材に前記ピストンの駆動力を伝達する複数の力伝達部材と、一端部に前記ガスジェネレータが取り付けられるとともに前記ピストンおよび前記複数の力伝達部材を収容しかつガイドするパイプと、前記パイプ内の前記ガスジェネレータと前記ピストンとの間に配設されて通常時前記ピストンおよび前記複数の力伝達部材を前記回転部材に付勢するスプリングとを少なくとも備えるプリテンショナにおいて、前記パイプの内周面に、前記ガスジェネレータの前記パイプへの取付時に、前記スプリングで付勢された前記ガスジェネレータを仮止めする一対の仮止め部材が設けられており、前記一対の仮止め部材は、前記パイプの内周面に設けられかつ前記パイプの一端からみて前記パイプの中心側に突出する一対の突起であり、前記ガスジェネレータが前記パイプ内に挿入されるとき前記一対の突起の間に圧入されることで前記ガスジェネレータを仮止めすることを特徴としている。
また、本発明に係るプリテンショナは、前記ガスジェネレータが平坦面を有し、前記一対の突起前記ガスジェネレータの平坦面を変形することで前記パイプに仮止めすることを特徴としている。
更に、本発明に係るプリテンショナは、前記パイプが平坦部を有し、前記ガスジェネレータが、前記ガスジェネレータの平坦面が前記パイプの平坦部に当接することで前記パイプに対して回転方向に位置決めされることを特徴としている。
一方、本発明に係るシートベルトリトラクタは、シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時に作動して前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするロック機構と、緊急時に作動して前記スプールをシートベルト巻取り方向に回転する駆動力を発生するプリテンショナとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、前記プリテンショナが、前述の本発明のプリテンショナのいずれか1つであることを特徴としている。
また、本発明に係るシートベルト装置は、シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも備え、緊急時に前記シートベルトリトラクタによって前記シートベルトの引出しがロックされることで乗員を拘束するシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタが、前述の本発明のシートベルトリトラクタであることを特徴としている。
このように構成された本発明のプリテンショナによれば、スプリングで付勢されたガスジェネレータをパイプに圧入することで仮止めする一対の仮止め部材が設けられ、これらの一対の仮止め部材は、パイプの内周面に設けられかつパイプの一端からみてパイプの中心側に突出する一対の突起により構成される。そして、ガスジェネレータがパイプ内に挿入されるとき一対の突起の間に圧入されることでパイプ内に圧入により仮止めされる。したがって、パイプがかしめられてガスジェネレータがパイプに取り付けられる際に、ガスジェネレータがスプリングの付勢力でパイプから抜け出ることを抑制することが可能となる。これにより、パイプへのガスジェネレータの取付作業をスムーズに安定して行うことができる。したがって、プリテンショナの組立の際、各駆動力伝達部材、ピストン、スプリング、およびガスジェネレータをパイプの一端(ガスジェネレータ取付側端)からパイプ内にこれらの順に挿入するようにしても、ガスジェネレータの取付作業性を良好にすることが可能となる。
特に、ガスジェネレータの仮止め部材としてパイプ内に設けた一対の突起が用いられることで、仮止め部材の構造を簡単にでき、仮止め部材を容易に形成することができる。
また、パイプの突起がガスジェネレータに設けられた一対の平坦面を変形するようにしているので、ガスジェネレータに設けられた平坦面を突起によって効果的に変形させることができる。これにより、ガスジェネレータの取付作業性を更に良好にすることが可能となる。
更に、ガスジェネレータに設けられた平坦面がパイプに設けられた平坦部に当接するようにしているので、パイプに対するガスジェネレータの回転方向(円周方向)の位置決めを容易に行うことができる。これにより、ガスジェネレータをパイプに取り付ける際に回転方向の大きな位置ずれを生じることなく、ガスジェネレータをパイプに、より正確に取り付けることができる。
また、本発明のプリテンショナおよびシートベルトリトラクタによれば、前述のようにガスジェネレータの取付作業性が良好になることから、円柱形状や樽形状等の軸方向に長い形状のピストンを用いることができ、ガスジェネレータで発生したガスのガス圧をピストンにより効率よく作用させて有効に利用することができる。このようにして、3次元に湾曲されたパイプおよび円柱形状や樽形状等のピストンを用いて、プリテンショナおよびシートベルトリトラクタの全体の小型化を図りつつ、ガス圧を有効に利用することが可能となる。
一方、本発明のシートベルトリトラクタを備えるシートベルト装置によれば、プリテンショナのガス圧を有効に利用することが可能となることから、緊急時の初期にシートベルトにより乗員をより効果的に拘束することが可能となる。
本発明にかかるプリテンショナの実施の形態の一例を有するシートベルトリトラクタを備えるシートベルト装置を模式的に示す図である。 (a)はこの例のシートベルトリトラクタの縦断面図、(b)は(a)におけるIIBーIIB線に沿う断面図である。 ガスジェネレータとガスジェネレータが取り付けられるパイプの一端部とを示す斜視図である。 (a)パイプの一端部の長手方向に沿う断面図、(b)は(a)におけるIVB−IVB線に沿う断面図、(c)はガスジェネレータの正面図、(d)は(c)におけるIVD方向から見た図である。 (a)ないし(d)はガスジェネレータのパイプへの取付方法を説明する図である。
以下、図面を用いて本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明にかかるプリテンショナの実施の形態の一例を有するシートベルトリトラクタを備えるシートベルト装置を模式的に示す図である。
図1に示すように、この例のシートベルト装置1は、基本的には従来公知の三点式シートベルト装置と同じである。図中、1はシートベルト装置、2は車両シート、3は車両シート2の近傍に配設されたシートベルトリトラクタ、4はシートベルトリトラクタ3に引き出し可能に巻き取られかつ先端のベルトアンカー4aが車体の床あるいは車両シート2に固定されるシートベルト、5はシートベルトリトラクタ3から引き出されたシートベルト4を乗員のショルダーの方へガイドするガイドアンカー、6はこのガイドアンカー5からガイドされてきたシートベルト4に摺動自在に支持されたタング、7は車体の床あるいは車両シートに固定されかつタング6が係脱可能に挿入係止されるバックルである。
このシートベルト装置1におけるシートベルト4の装着操作および装着解除操作も、従来公知のシートベルト装置と同じである。
図2(a)はこの例のシートベルトリトラクタの縦断面図、図2(b)は図2(a)におけるIIBーIIB線に沿う断面図である。この例のシートベルトリトラクタ3の基本構成および基本的な作動は、特許文献1に記載されている従来公知の緊急ロック式シートベルトリトラクタ(ELR)と実質的に同じである。したがって、これらの基本構成および基本的な作動は特許文献1を参照すれば容易に理解することができるので、ここではそれらを簡単に説明してそれらの詳細な説明は省略するとともに、特許文献1に記載のシートベルトリトラクタと異なるこの例のシートベルトリトラクタ3の構成および作動の部分について説明する。なお、本発明のシートベルトリトラクタはこれに限定されることはなく、従
来公知の他のELRで構成することもできるし、また、従来公知の自動ロック式シートベルトリトラクタ(ALR)で構成することもできる。
図2(a),(b)中、8はコ字状のフレーム、9はコ字状のフレーム8の両側壁間に
回転可能に配設されたシートベルト4を巻き取るスプール、10は前述の緊急時に発生する大きな車両減速度を感知して作動する減速度感知手段、11は減速度感知手段10によって作動して少なくともスプール9のシートベルト引出し方向の回転をロックするロック機構、12はロック機構11のロックギア、13はロック機構11のロッキングベース、14はロッキングベースに回動可能に支持されたパウル、15はフレームに形成されかつパウル14が係止可能な内歯、16はスプール9の中心に軸方向に配置され、かつスプール9とロック機構11のロッキングベース13とを回転的に連結するトーションバー、17はスプール9と一体的に回転する第1回転連結部、18はロッキングベース13と一体的に回転する第2回転連結部、19はスパイラルスプリング20のばね力によりスプール9を常時シートベルト巻取方向に付勢するスプリング手段、21は前述の緊急時に作動してベルト巻取トルクを発生するプリテンショナ、22は図2(a)においてスプール9の左端側の外周にスプール9と一体回転可能に固定されたピニオン、23はピニオン22の外周面に形成された外歯、24はスプール9の回転軸から偏心しかつパイプ28の先端部の切欠部から一部がパイプ28内に侵入するように設けられた回転部材であるリングギア、25,26はリングギア24の外周面に突設されたレバー、27はパイプ28内に移動
可能にかつ互いに接触可能に配列された金属製のボール等からなる複数の駆動力伝達部材、29はパイプ28内に移動可能に設けられかつ反応ガスのガス圧を受ける金属製のピストン、30はガスジェネレータ、31はリングギア24の内周面に形成された内歯、32はパイプ28の先端の先に設けられ、パイプ28から飛び出した駆動力伝達部材27を収容する収容部、および33は各ボール27がパイプ28のガスジェネレータ30と反対側の端部に向かって押圧されるようにピストン29を常時付勢するスプリングである。
特許文献1および2に記載されているように、従来のピストンはボールで形成されているが、この例のプリテンショナ21ではピストン29は樽形状に形成されている。すなわち、図2(b)に示すようにピストン29は、ピストン29の軸方向中心位置で最大径となるとともにピストン29の軸方向両端位置で最小径となるように湾曲した形状の外周側面を有している。また、ピストン29の軸方向両端は平坦面にされている。したがって、ピストン29のガスジェネレータ30側端はガスジェネレータ30からのガスのガス圧を受ける受圧面の一部を構成する。なお、ピストン29の形状はこれに限定されることはなく,従来のボール等の他の形状に形成することもできる。また、この例のプリテンショナ21ではパイプ28が2次元に湾曲されてフレーム8に取り回されて配設されている。なお、パイプ28は2次元に湾曲されることに限定されることはなく、3次元に湾曲されてフレーム8に取り回して配設することもできる。
図3および図4(a),(b)に示すように、ガスジェネレータ30が取り付けられる
パイプ28の一端部(ガスジェネレータ取付側端部)には、大径部28a、中径部28b、および小径部28cが、パイプ28の一端からこれらの順に形成されている。大径部28aと中径部28bとの間には段差28dが形成されているとともに、中径部28bには互いに平行またはほぼ平行な一対の平坦部28e,28fが設けられている。一対の平坦
部28e,28fにおけるパイプ28の外周および内周面は、ともに平坦面とされている
また、各平坦部28e,28fの平坦な内周面には、内方に突出するリブ状の突起28
g,28h(本発明の仮止め部材に相当)が設けられている。パイプ28の一端側の各突
起28g,28hの端面28i,28jは、パイプ28の内方中心に向かってパイプ28の奥の方へ傾斜する傾斜面とされている。これらの突起28g,28hは、パイプ28に挿
入されたガスジェネレータ30を仮止めするようになっている。
図3および図4(c),(d)に示すように、ガスジェネレータ30の外周には、外方
に突出した環状の取付フランジ部30aが設けられるとともに、互いに平行またはほぼ平行な一対の平坦面30b,30cが設けられている。そして、ガスジェネレータ30の一
対の平坦面30b,30cがパイプ28の一対の平坦部28e,28fに整合した状態でガスジェネレータ30がパイプ28内にその一端から挿入されることで、一対の平坦部28e,28f内に一対の平坦面30b,30cがほとんど隙間なく嵌合するようになっている。そして、ガスジェネレータ30が更にパイプ28内に挿入されることで、取付フランジ部30aの一側縁30dがパイプ28の段差28dに当接される。このように、一対の平坦面30b,30cが一対の平坦部28e,28f内に嵌合されることで、ガスジェネレータ30がパイプ28に対して回転しようとしたとき一対の平坦面30b,30cが一対の
平坦部28e,28fに当接するので、ガスジェネレータ30はパイプ28に対して回転
方向(円周方向)に位置決めされる。つまり、パイプ28に対するガスジェネレータ30の回転方向の位置が規制される。
ガスジェネレータ30のフランジ部30aと反対側の端はガス噴出端30eとされている。また、ガスジェネレータ30の外周面は各平坦面30b,30cにガス噴出端30e
側で隣接して截頭円錐台形状の外周面30fに形成されている。この截頭円錐台形状の外周面30fの平坦面30b,30cに隣接する部分は、ガス噴出端30eに向かうにした
がってガスジェネレータ30の内側(径方向の中心側)に傾斜する平坦面30g,30h
に形成されている。
次に、プリテンショナー21の組立方法について説明する。
まず、所定数の力伝達部材27、ピストン29,およびスプリング33がこれらの順にパイプ28の一端からパイプ28内に挿入される。次に、図5(a)に示すようにガス噴出端30eが先頭になるようにしてガスジェネレータ30がパイプ28の一端からパイプ28内に挿入される。その場合、ガスジェネレータ30の一対の平坦面30b,30cが
パイプ28の一対の平坦部28e,28fに対向するように円周方向に位置決め(位置合
わせ)されて、ガスジェネレータ3がパイプ28に挿入される。そして、ガスジェネレータ30の傾斜する平坦面30g,30hが、パイプ28の突起28g,28hの傾斜する端面28i,28jに当接するまで挿入する。このとき、取付フランジ部30aの一側縁3
0dは、まだパイプ28の段差28dに当接していない。
ガスジェネレータ30が更に挿入されると、図5(b)に示すようにガスジェネレータ30はパイプ28の一対の突起28g,28hによって抵抗を受けながら圧入されるよう
になる。このとき、図5(c)に示すようにガスジェネレータ30の平坦面30bはパイプ28の突起28gによって凹むように変形される。その場合、ガスジェネレータ30の平坦面30g,30hの傾斜面とパイプ28の突起28g,28hの端面28i,28jの
傾斜面とにより、ガスジェネレータ30はスムーズに圧入されるとともに比較的容易に変形するようになる。図示しないが、ガスジェネレータ30平坦面30cもパイプ28の突起28hによって同様に若干凹むように変形される。そして、ガスジェネレータ30は、その取付フランジ部30aの一側縁30dがパイプ28の段差28dに当接するまで圧入される。その後、パイプ28への挿入のためのガスジェネレータ30の押圧力が解除される。この状態では、ガスジェネレータ30は一対の突起28g,28hによって抵抗を受
けて圧入されることから、これらの突起28g,28hによって仮止めされる。したがっ
て、ガスジェネレータ30はスプリング33の付勢力を受けてもパイプ28から抜け出ることが抑制される。最後に、図5(d)に示すようにパイプ28の一端部がかしめられてガスジェネレータ30のフランジ部30aが段差30dとかしめ部30iとの間に挟圧されることにより、ガスジェネレータ30がパイプ28に取り付けられる。
この例のプリテンショナ21およびシートベルトリトラクタ3の他の構成は、それぞれ、特許文献1に記載のプリテンショナおよびシートベルトリトラクタの構成と同じである。
このように構成されたこの例のプリテンショナ21およびその組立方法によれば、パイプ28の内周面に、ガスジェネレータ30を仮止めする仮止め部材である一対の突起28g,28hが設けられる。これにより、パイプ28がかしめられてガスジェネレータ30がパイプ28に取り付けられる際に、ガスジェネレータ30がスプリング33の付勢力でパイプ28から抜け出ることを抑制することが可能となる。これにより、パイプ28へのガスジェネレータ30の取付作業をスムーズに安定して行うことができる。したがって、プリテンショナ21の組立の際、各駆動力伝達部材27、ピストン29、スプリング33、およびガスジェネレータ30をパイプ28の一端からパイプ28内にこれらの順に挿入するようにしても、ガスジェネレータ30の取付作業性を良好にすることが可能となる。
特に、ガスジェネレータ30の仮止め部材としてパイプ28内に設けた突起28g,2
8hが用いられることで、仮止め部材の構造を簡単にでき、仮止め部材を容易に形成することができる。
また、ガスジェネレータ30に設けられた一対の平坦面30b,30cがパイプ28の
一対の突起28g,28hに圧入されるようにしているので、ガスジェネレータ30に設
けられた一対の平坦面30b,30cを突起28g,28hによって効果的に変形させることができる。これにより、ガスジェネレータ30の取付作業性を更に良好にすることが可能となる。
更に、ガスジェネレータ30に設けられた一対の平坦面30b,30cがパイプ28に
設けられた一対の平坦部28e,28fに嵌合するようにしているので、パイプ28に対
するガスジェネレータ30の回転方向(円周方向)の位置決めを容易に行うことができる。これにより、ガスジェネレータ30をパイプ28に取り付ける際に回転方向の大きな位置ずれを生じることなく、ガスジェネレータ30をパイプ28に、より正確に取り付けることができる。
また、この例のプリテンショナ21およびシートベルトリトラクタ3によれば、前述のようにガスジェネレータ30の取付作業性が良好になることから、円柱形状や樽形状等の軸方向に長い形状のピストン27を用いることができ、ガスジェネレータ30で発生したガスのガス圧をピストン27により効率よく作用させて有効に利用することができる。このようにして、この例のプリテンショナ21では、湾曲されたパイプ28および円柱形状や樽形状等のピストン27を用いて、プリテンショナ21およびシートベルトリトラクタ3の全体の小型化を図りつつ、ガス圧を有効に利用することが可能となる。特に、3次元に湾曲されたパイプ28を用いた場合には、プリテンショナ21およびシートベルトリトラクタ3の全体の小型化、およびガス圧の有効利用を効果的に図ることが可能となる。
更に、この例のシートベルト装置1によれば、プリテンショナ21のガス圧を有効に利用することが可能となることから、緊急時の初期にシートベルト4により乗員をより効果的に拘束することが可能となる。
この例のプリテンショナ21、シートベルトリトラクタ3、およびシートベルト装置1の他の作用効果は、それぞれ、特許文献1に記載のプリテンショナ、シートベルトリトラクタ、およびシートベルト装置の他の作用効果と同じである。
なお、本発明は前述の例に限定されるものではなく、種々設計変更可能である。例えば、仮止め部材の突起28g,28hは平坦部28e,28fではなく、大径部28aに設け
ることもできる。この場合には、ガスジェネレータ30のフランジ部30aが変形される。また、平坦部28e,28fは小径部28cに設けることもできる。この場合には、パ
イプ28の小径部28cにおいてガスジェネレータ30の回転方向の位置決めがされる。要は、本発明は特許請求の範囲に記載された技術事項の範囲で種々設計変更が可能である。
本発明に係るプリテンショナ、シートベルトリトラクタ、シートベルト装置、およびプリテンショナの組立方法は、車両衝突時等の車両に所定値以上の大きな減速度が加えられた緊急時の初期にスプールをシートベルト巻取り方向に回転させて、シートベルトによる乗員の拘束力を高めるプリテンショナ、これを有するシートベルトリトラクタ、このシートベルトリトラクタを備えて緊急時にシートベルトの引出しを防止することで乗員を拘束するシートベルト装置、およびプリテンショナの組立方法に好適に利用することができる。
1…シートベルト装置、3…シートベルトリトラクタ、4…シートベルト、6…タング、7…バックル、8…フレーム、9…スプール、11…ロック機構、21…プリテンショナ、22…ピニオン、24…リングギア、27…駆動力伝達部材、28…パイプ、28a…大径部、28b…中径部、28c…小径部、28d…段差、28e,28f…平坦部、2
8g,28h…突起、29…ピストン、30…ガスジェネレータ、30a…取付フランジ
部、30b,30c…平坦面、30d…一側縁、30i…かしめ部、33…スプリング

Claims (5)

  1. 緊急時にガスを発生するガスジェネレータと、前記ガスジェネレータのガスによって作動されて駆動力を発生するピストンと、シートベルトリトラクタのスプールをシートベルト巻取り方向に回転させる回転部材に前記ピストンの駆動力を伝達する複数の力伝達部材と、一端部に前記ガスジェネレータが取り付けられるとともに前記ピストンおよび前記複数の力伝達部材を収容しかつガイドするパイプと、前記パイプ内の前記ガスジェネレータと前記ピストンとの間に配設されて通常時前記ピストンおよび前記複数の力伝達部材を前記回転部材に付勢するスプリングとを少なくとも備えるプリテンショナにおいて、
    前記パイプの内周面に、前記ガスジェネレータの前記パイプへの取付時に、前記スプリングで付勢された前記ガスジェネレータを仮止めする一対の仮止め部材が設けられており、
    前記一対の仮止め部材は、前記パイプの内周面に設けられかつ前記パイプの一端からみて前記パイプの中心側に突出する一対の突起であり、前記ガスジェネレータが前記パイプ内に挿入されるとき前記一対の突起の間に圧入されることで前記ガスジェネレータを仮止めすることを特徴とするプリテンショナ。
  2. 前記ガスジェネレータは平坦面を有し、前記一対の突起は前記ガスジェネレータの平坦面を変形することで前記パイプに仮止めすることを特徴とする請求項1に記載のプリテンショナ。
  3. 前記パイプは平坦部を有し、前記ガスジェネレータは、前記ガスジェネレータの平坦面が前記パイプの平坦部に当接することで前記パイプに対して回転方向に位置決めされることを特徴とする請求項2に記載のプリテンショナ。
  4. シートベルトを巻き取るスプールと、緊急時に作動して前記スプールのシートベルト引出し方向の回転をロックするロック機構と、緊急時に作動して前記スプールをシートベルト巻取り方向に回転する駆動力を発生するプリテンショナとを少なくとも備えるシートベルトリトラクタにおいて、
    前記プリテンショナは、請求項1ないし3のいずれか1つに記載のプリテンショナであることを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  5. シートベルトを巻き取るシートベルトリトラクタと、このシートベルトリトラクタから引き出されたシートベルトに摺動自在に支持されたタングと、このタングが係脱可能に係止されるバックルとを少なくとも備え、緊急時に前記シートベルトリトラクタによって前記シートベルトの引出しがロックされることで乗員を拘束するシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項4に記載のシートベルトリトラクタであることを特徴とするシートベルト装置。
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