JPH0718093U - 管継手 - Google Patents

管継手

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JPH0718093U
JPH0718093U JP4739793U JP4739793U JPH0718093U JP H0718093 U JPH0718093 U JP H0718093U JP 4739793 U JP4739793 U JP 4739793U JP 4739793 U JP4739793 U JP 4739793U JP H0718093 U JPH0718093 U JP H0718093U
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
cylindrical portion
annular convex
inner diameter
cylindrical
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Pending
Application number
JP4739793U
Other languages
English (en)
Inventor
秋夫 中野
Original Assignee
マルヤス工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by マルヤス工業株式会社 filed Critical マルヤス工業株式会社
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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 炉中ろう付けによる軟化の問題がなく、かつ
加工工数の少ない管継手を提供することにある。 【構成】 配管用部品21の円筒部21bにパイプ22
の一端を接続するようになっている。円筒部21bの内
径をパイプ22の外径にほぼ等しくするとともに、円筒
部21bの端部側にて内周上に設けた段部21b3を境
に内径を大きく形成する。パイプ22の外周上に環状凸
部22aを形成する。環状凸部22aが段部21b3に
当接するまでパイプ22を円筒部21b内に差し込み、
円筒部21bの内径の大きい部分を環状凸部22a上に
かしめ固定して、円筒部21bとパイプ22との炉中ろ
う付け行程を省略する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、流路を形成する円筒部を有し同円筒部にパイプの一端を接続してな る管継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、図4に示すように、流体の流路を略直角に曲げるために、互いにほ ぼ直角に交差するパイプ11とパイプ12とを通称アイユニオンと呼ばれる配管 用部品13を用いて接続することはよく知られている。この配管用部品13は内 部に空洞を有する環状部13aと前記空洞に連通する円筒部13bとを有し、環 状部13aの底面をパイプ11の先端面にガスケット14を介して載せ、内部に 連通孔を有するボルト15を環状部13aの上面からガスケット16を介してパ イプ11まで貫通させて、同パイプ11に螺合させている。一方、パイプ12と 円筒部13bとの接続においては、円筒部13bの内周上にパイプ12を挿入す るとともに、パイプ12の全周に渡って炉中ろう付けするようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来装置にあっては、炉中ろう付けにより、配管用部品13が軟 化したり、加工工数が増加したりするという問題がある。 本考案は上記問題に対処するためになされたもので、その目的は前記軟化の問 題がなくかつ加工工数の少ない管継手を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の構成上の特徴は、流路を形成する円筒部 を有し同円筒部にパイプの一端を接続してなる管継手において、円筒部の内径を パイプ外径にほぼ等しくするとともに同円筒部の端部側の内径を内周上に設けた 段部を境に大きく形成し、パイプの外周上に環状凸部を形成し、環状凸部が段部 に当接するまでパイプを円筒部内に差し込み、円筒部の端部側の内径の大きい部 分を環状凸部上にかしめ固定するようにしたことにある。
【0005】
【考案の作用・効果】
上記のように構成した管継手においては、パイプを環状凸部が段部に当接する まで円筒部内に差込み、円筒部の大径部分を環状凸部上にかしめ固定するように して、パイプを円筒部に固定するようにしたので、炉中ろう付けの加工行程を省 略することができる。これにより、本考案によれば、炉中ろう付けによる管継手 の軟化の問題をなくすことができるとともに、炉中ろう付けの加工行程をもなく すことができる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明すると、図1(A)〜(C)は前記従 来技術で説明した継手で利用される通称アイユニオンと呼ばれる配管用部品21 及びパイプ22のみを取り出して示している。
【0007】 配管用部品21は、前記従来技術と同様に一体形成した環状部21a及び円筒 部21bを有する。円筒部21bは、パイプ22の外径にほぼ等しい内径を有し かつ連通孔21b1を介して環状部21aの空洞部21a1に連通する第1壁部 21b2を有する。この第1壁部21b2上には段部21b3が形成され、同段 部21b3を境に端部側に前記第1壁部21b3より大きな内径を有する第2壁 部21b4が形成されている。一方、パイプ22の外周上には環状凸部22aが 形成されている。
【0008】 次に、上記のように構成した継手の配管用部品21とパイプ22との接続につ いて説明する。まず、パイプ22を環状凸部22aが段部21b3に当接するま で円筒部21b内に圧入する(図1(B)参照)。次に、第2壁部21b4をパイ プ22の環状凸部22a上に全周に渡ってかしめ固定する。これにより、円筒部 21bとパイプ22とのシール性は前記圧入により確保され、パイプ22の抜け はかしめ固定により確保される。このように形成した継手においては、円筒部2 1bとパイプ22との炉中ろう付けの加工行程を省略したので、炉中ろう付けに よる管継手の軟化の問題をなくすことができるとともに、管継手を簡単に製造で きる。
【0009】 次に、上記のように構成した管継手の第1変形例について説明すると、図2は 同変形例の要部を示している。この変形例においては、オーリング23がパイプ 22の外周上であって、円筒部21bの段部21b3とパイプ22の環状凸部2 2aとの間に組み付けられる。したがって、この変形例によれば、オーリング2 3が円筒部21bとパイプ22とのシール性を高めるので、上記実施例の効果に 加えてシール性がより良好になる。
【0010】 また、第2変形例について説明すると、図3は同変形例の要部を示している。 この変形例においては、シリコン等のシール剤24が円筒部21bの第2内壁2 1b4の内周面又はパイプ22の環状凸部22aの外周面に塗布されている。し たがって、この変形例によれば、シール剤24が円筒部21bとパイプ22との シール性を高めるので、上記実施例の効果に加えてシール性がより良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)〜(C)は本考案の一実施例を示す管継手
の組立順序を示す断面図である。
【図2】 本考案の第1変形例に係る管継手の要部断面
図である。
【図3】 本考案の第2変形例に係る管継手の要部断面
図である。
【図4】 従来の管継手の一部破断図である。
【符号の説明】
21…配管用部品、21b…円筒部、22…パイプ、2
2a…環状凸部、23…オーリング、24…シール剤。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流路を形成する円筒部を有し同円筒部に
    パイプの一端を接続してなる管継手において、前記円筒
    部の内径をパイプ外径にほぼ等しくするとともに同円筒
    部の端部側の内径を内周上に設けた段部を境に大きく形
    成し、前記パイプの外周上に環状凸部を形成し、前記環
    状凸部が前記段部に当接するまで前記パイプを円筒部内
    に差し込み、前記円筒部の端部側の内径の大きい部分を
    前記環状凸部上にかしめ固定するようにしたことを特徴
    とする管継手。
JP4739793U 1993-08-31 1993-08-31 管継手 Pending JPH0718093U (ja)

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