JPH04341681A - ホース継手 - Google Patents

ホース継手

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Publication number
JPH04341681A
JPH04341681A JP3112783A JP11278391A JPH04341681A JP H04341681 A JPH04341681 A JP H04341681A JP 3112783 A JP3112783 A JP 3112783A JP 11278391 A JP11278391 A JP 11278391A JP H04341681 A JPH04341681 A JP H04341681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nipple
sleeve
inner cylinder
pipe member
flange
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3112783A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Koike
正樹 小池
Kazuhiko Kiyama
木山 一彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyoda Gosei Co Ltd
Original Assignee
Toyoda Gosei Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyoda Gosei Co Ltd filed Critical Toyoda Gosei Co Ltd
Priority to JP3112783A priority Critical patent/JPH04341681A/ja
Publication of JPH04341681A publication Critical patent/JPH04341681A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Non-Disconnectible Joints And Screw-Threaded Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はホースを接続するための
ホース継手に関し、詳しくはパイプと、ニップルと、ス
リーブとから構成されたホース継手に関する。
【0002】
【従来の技術】ホース継手として、ニップルと、ニップ
ルの外周側に間隔を隔てて同芯的に覆う有底筒状のスリ
ーブとからなるものが一般に用いられている。このホー
ス継手では、ニップルがホースの内部に挿入されるとと
もに、ホースがニップル外表面とスリーブ内表面の間に
挿入され、スリーブの外周表面から縮径する方向へ押圧
して加締めることによりホースが締結される。そしてニ
ップルのホースに挿入された側と反対側に形成された係
合部が他部品と結合されることで、流路が形成される。 そしてスリーブ、ニップル及び係合部のそれぞれの結合
は、従来一般にロウ着け接合にて行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがロウ着けによ
る接合は、シール性の信頼性に乏しく検査工数が多大と
なる。さらにロウ着け時には約1000℃の高温となる
ため、母材の強度が低下するという不具合がある。本発
明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、ロウ
着けを廃止して母材強度の低下を防止し、シール性の信
頼性が高いホース継手とすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明のホース継手は、鍔部と鍔部の一方に延びるニップル
と鍔部の他方に延びる内筒と鍔部から内筒へ向かって径
が小さくなる円錐台側周面形状のガイド面とをもつニッ
プル部材と、内筒側から内筒の外周に挿通されガイド面
に案内されて先端が漏斗状に拡径したパイプ部材と、ニ
ップルの外側に同軸的に延びるスリーブとスリーブと反
対側へ延びる外筒とをもちニップル部材とパイプ部材の
結合部分を内包するスリーブ部材と、からなり、外筒の
加締めによりニップル部材、パイプ部材及びスリーブ部
材が一体的に締結されていることを特徴とする。
【0005】
【作用】本発明のホース継手を製造する場合、スリーブ
部材、ニップル部材及びパイプ部材をそれぞれ形成する
。そして先ずニップル部材の内筒をパイプ部材に挿入し
、両者を軸方向に押圧する。パイプ部材の端部がガイド
面に当接すると、その端部はガイド面に案内されながら
徐々に拡径される。なお、パイプ部材の拡径を容易とす
るために、ガイド面にシリコン樹脂などの潤滑剤を塗布
しておくことが好ましい。これによりシール性も向上す
る。またガイド面のテーパ角度は、ニップル部材の軸方
向に対して45度程度が妥当である。
【0006】拡径されたパイプ部材及びニップル部材は
、スリーブ部材内に配置される。このときスリーブ部材
の内周表面に凸部あるいは段部を設け、ニップル部材の
鍔部を係止してニップル部材のスリーブ部材に対する相
対移動を規制することが望ましい。そしてスリーブとニ
ップルとが同軸の所定位置となった状態で、スリーブ部
材の外筒を外周から押圧して加締めを行う。これにより
外筒は縮径しパイプ部材を内筒表面に押圧して、外筒、
パイプ部材及び内筒が一体的に締結される。なお、パイ
プ部材、ニップル部材及びスリーブ部材のそれぞれの挿
入順序はこれに限られるものではなく、スリーブ部材に
ニップル部材を挿入後にパイプ部材を挿入して拡径する
こともできる。
【0007】得られたホース継手では、パイプ部材は先
端が拡径されてガイド面に圧接され、その先端から後方
で加締めにより締結されている。したがってパイプ部材
の軸方向の相対移動が阻止されている。なお仮に加締め
の強度が弱く締結が不十分であっても、先端に拡径部が
存在しかつ拡径部がニップル部材及びスリーブ部材に当
接して変形が阻止されているため、パイプ部材の軸方向
の相対移動は確実に防止されている。
【0008】そしてスリーブとニップルとにホースが挿
通され、スリーブは外周から加締められるため、スリー
ブ部材は鍔部の両側で加締めにより縮径されることとな
る。したがってスリーブ部材とニップル部材の軸方向の
相対移動も確実に防止され、本発明のホース継手ではロ
ウ着けを不要としてもそれぞれの部材の軸方向の相対移
動が確実に防止される。
【0009】
【発明の効果】したがって本発明のホース継手によれば
、ロウ着けを不要としているので、ロウ着け時の加熱に
よる母材の強度低下を防止することができる。また塑性
変形により締結しているので高いシール性が得られる。 そして形状精度も大まかでよく、各部品の切削加工など
の工数を低減でき材料ロスも低減することができる。さ
らにパイプ部材などの各構成部品を種々のホース継手の
共通部品とすることができ、生産管理が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、実施例により具体的に説明する。 (実施例1)図1〜図2に本発明の一実施例のホース継
手を示す。このホース継手は、ニップル部材1と、パイ
プ部材2と、スリーブ部材3とから構成されている。
【0011】先ず締結前の各部品の構成について説明す
る。ニップル部材1は全体として筒状で、略中央部分に
鍔部10が形成されている。鍔部10の一方にはニップ
ル11が延び、鍔部10の反対側には内筒12がニップ
ル11と同軸に延びている。そして内筒12の外表面に
は、鍔部10から内筒12へ向かって径が小さくなる円
錐台側周面形状のガイド面13をもつリング状凸部14
が形成されている。ガイド面13のテーパ角度は、内筒
12の中心軸に対して45度である。
【0012】パイプ部材2は、内径が内筒12の外径よ
り僅かに大きく、内筒12が挿入可能とされている。ス
リーブ部材3は大径のスリーブ30と、スリーブ30の
一端からスリーブ30と反対側へ延びスリーブ30より
小径の外筒31とから構成されている。スリーブ30の
内径は鍔部10の径より僅かに小さく、外筒31の内径
はパイプ部材2の外径より僅かに大きく構成されている
。そしてスリーブ30の底部には、外筒31の中心孔が
開口する第1底部32と、第1底部32よりスリーブ3
0側で中心孔が第1底部32より大径の第2底部33が
形成されている。
【0013】上記した構成部品を用い、先ずスリーブ3
0側から内筒12を挿入し鍔部10をスリーブ30内に
圧入する。圧入の位置は鍔部10が第2底部33に当接
することで規制される。この状態で内筒12は外筒31
内で同芯位置に配置されている。また鍔部10と第1底
部32の間にはリング状空間34が形成される。なおガ
イド面13には、予めシリコン樹脂が塗布されている。
【0014】次に外筒31と内筒12の間に形成された
リング状の空間に、パイプ部材2を挿入する。パイプ部
材2がガイド面13に当接した後もさらに圧入すること
により、パイプ部材2先端はガイド面13に案内されな
がら、リング状空間34内で漏斗状に拡径し拡径部20
が形成される。ガイド面13のシリコン樹脂皮膜の存在
により、拡径は円滑に行われる。
【0015】そして外筒31を縮径するように図1の矢
印方向へ加締めることにより、外筒31と内筒12との
間でパイプ部材2を挟持して一体的に締結する。得られ
たホース継手では、ロウ着けは一切用いずニップル部材
1、パイプ部材2及びスリーブ部材3は金属の塑性変形
により締結されているため、母材の強度は高く維持され
た状態で高いシール性が得られる。また拡径部20がガ
イド面13及び第1底部32の間に位置することにより
、パイプ部材2の軸方向の相対移動が確実に防止されて
いる。そして鍔部20が第2底部33に当接しかつスリ
ーブ30に圧接されていることで、ニップル部材1の相
対移動が防止されている。またホースをスリーブ30内
に挿入して加締めた後は、スリーブ30が縮径するため
ニップル部材1の軸方向の相対移動は一層確実なものと
なる。 (実施例2)本実施例のホース継手は、スリーブ部材3
の形状が異なること以外は実施例1とほぼ同一である。 すなわち、加締め前のスリーブ部材3のスリーブ30と
外筒31は、図4に示すように同一内径の円柱形状をな
し、中心孔をもつ円板状の底部35が両者を区画してい
る。なお底部35の中心孔の径は、ニップル11の外径
とほぼ同一である。
【0016】このホース継手の場合は、ニップル11は
外筒31側から挿入され底部35の中心孔を貫通してス
リーブ30内に突出する。この時鍔部10が底部35に
当接することで挿入位置が決められる。次にパイプ部材
2を内筒12に挿通し、実施例1と同様に拡径部20を
形成する。その後図3に示すように外筒31を加締める
ことにより、三者を一体的に締結して本実施例のホース
継手が形成される。
【0017】本実施例のホース継手では、実施例1の作
用効果に加えて、外筒31の加締め部分と底部35の間
に鍔部10が挟持されているので、ニップル部材1の相
対移動が一層確実に防止されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のホース継手の断面図である
【図2】本発明の一実施例のホース継手の製造方法を説
明する断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例のホース継手の断面図で
ある。
【図4】本発明の第2の実施例のホース継手の製造方法
を説明する断面図である。
【符号の説明】
1:ニップル部材        2:パイプ部材  
    3:スリーブ部材 10:鍔部              11:ニップ
ル      12:内筒 13:ガイド面          20:拡径部  
      30:スリーブ 31:外筒                    
  32、33、35:底部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  鍔部と該鍔部の一方に延びるニップル
    と該鍔部の他方に延びる内筒と該鍔部から該内筒へ向か
    って径が小さくなる円錐台側周面形状のガイド面とをも
    つニップル部材と、該内筒側から該内筒の外周に挿通さ
    れ該ガイド面に案内されて先端が漏斗状に拡径したパイ
    プ部材と、該ニップルの外側に同軸的に延びるスリーブ
    と該スリーブと反対側へ延びる外筒とをもち該ニップル
    部材と該パイプ部材の結合部分を内包するスリーブ部材
    と、からなり、該外筒の加締めにより該ニップル部材、
    該パイプ部材及び該スリーブ部材が一体的に締結されて
    いることを特徴とするホース継手。
JP3112783A 1991-05-17 1991-05-17 ホース継手 Pending JPH04341681A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3112783A JPH04341681A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ホース継手

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JP3112783A JPH04341681A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ホース継手

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JPH04341681A true JPH04341681A (ja) 1992-11-27

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ID=14595394

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JP3112783A Pending JPH04341681A (ja) 1991-05-17 1991-05-17 ホース継手

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JP (1) JPH04341681A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005320995A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Usui Kokusai Sangyo Kaisha Ltd 金属管とその接続対象物との接続構造及びその接続方法
JP2012087990A (ja) * 2010-10-20 2012-05-10 Showa Denko Kk 液流通装置およびその製造方法
JP2019049312A (ja) * 2017-09-11 2019-03-28 株式会社コガネイ チューブ固定具およびアクチュエータ

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