JP2540808Y2 - 配管用継手 - Google Patents

配管用継手

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JP2540808Y2
JP2540808Y2 JP8350291U JP8350291U JP2540808Y2 JP 2540808 Y2 JP2540808 Y2 JP 2540808Y2 JP 8350291 U JP8350291 U JP 8350291U JP 8350291 U JP8350291 U JP 8350291U JP 2540808 Y2 JP2540808 Y2 JP 2540808Y2
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pipe
steel pipe
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秋夫 中野
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マルヤス工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は配管用継手、詳しく
は、自動車部品、ウオータ、オイル、エアー等鋼管(主
として細径管)の3ウエイ接続用の配管用継手に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、細径管3ウエイ接続用の配管用継
手として、図3および図4にそれぞれ示すような配管用
継手が知られている。
【0003】図3の配管用継手1は袴継手であり、治具
を用い細径管2の3ウエイ部にTIG熔接等により仮止
めされ、その状態で炉中蝋付けされる。
【0004】図4の配管用継手1はプレス加工品であ
り、管部11から曲折部12を介して伸びた二対の平板
部13が各対において互いに対面させられ、治具を用い
てこれら二対の平板部13にTIG溶接又はスポット溶
接等が施されて細径管2が仮止めされる。そして、その
状態で炉中蝋付けされる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図3の配管用
継手には、仮止めにTIG溶接等を必要とすることから
仮止め作業性が悪いという問題があった。
【0006】図4の配管用継手には、同様に、仮止めに
TIG溶接又はスポット溶接等を必要とすることから仮
止め作業性が悪いという問題がある。また、他の問題点
として、図4に示すように、プレス加工品であるため互
いに対向する曲折部12と細径管外周面2cとにより隙
間3が生じ、このため、炉中蝋付の際、この隙間3を蝋
材が十分に埋め尽くすことができない場合が生じやす
く、気密性が低いという問題があった。
【0007】この考案は、上記問題点を解決し、仮止め
作業性を向上させるとともに気密性を確保できる配管用
継手を提供することを課題とする。なお、この考案は細
径管専用の配管用継手に限定されるものではなく、広く
鋼管の配管用継手として適用可能なものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この考案に係る配管用継手は、プレス加工による鋼
管3ウエイ接続用の配管用継手であって、軸方向に沿っ
た端面を各端部に有する略T字状の管部を備えるととも
に、前記管部から曲折部を介して伸びた二対の平板部が
各対において互いに対面し、前記鋼管端面が上記平板部
端面に圧接されるまで前記鋼管端末部が前記管部の各端
部に外嵌圧入されて仮止めされるよう構成したことを特
徴とする。
【0009】
【考案の作用・効果】この考案に係る配管用継手による
と、管部の各端部に鋼管端末部を外嵌圧入することで鋼
管を仮止めすることができる。このため、TIG溶接、
スポット溶接等を省略することができて仮止め作業性が
向上する。
【0010】また、この考案に係る配管用継手による
と、鋼管端面が平板部端面に圧接されるまで鋼管端末部
が管部の各端部に外嵌圧入されることから、鋼管端面が
平板部端面と圧接状態となり且つ鋼管端面が一対の曲折
部より半径方向外側に位置するようになる。このため、
プレス加工であることにより一対の曲折部間に生じてい
る隙間が鋼管端面で塞がれるようになる。従って、上記
隙間を蝋材で充填させる必要は生じなくなり、従来のよ
うな蝋材の充填不足を招くことはなく、気密性を確保す
ることができる。
【0011】
【実施例】以下、この考案の一実施例に係る配管用継手
を図1及び図2に基づいて説明する。ここで、図1は仮
止め状態における配管用継手の斜視図、図2は図1のII
ーII線断面図を示している。
【0012】この配管用継手1は鋼管(例えば内径が7
mm程度の細径管)2の3ウエイ接続用の配管用継手であ
り、鋼製のプレス加工品である。
【0013】仮止め状態における配管用継手1は略T字
状の管部11を備える。管部11の各端部11aは軸方
向に沿った端面11bを有する。管部11からは曲折部
12を介して二対の平板部13が伸びている。各対の平
板部13は互いに対面している。平板部13の端面13
aは管部11と略直交している。管部11の各端部11
aには鋼管2が外嵌圧入され、鋼管端面2aは平板部端
面13aに圧接状態とされている。なお、符号14は、
平板部端面13aから伸びて管部11に形成された孔部
を表わしている。
【0014】図2に示すように、仮止め状態において
は、一対の曲折部12は鋼管端面2aより半径方向内側
に位置する。このため、プレス加工であることにより一
対の曲折部12間に生じている隙間3が鋼管端面2aで
塞がれるようになる。従って、上記隙間3を炉中蝋付時
に蝋材で充填させる必要は生じなくなり、従来のような
蝋材の充填不足を招くことはなく、気密性を確保するこ
とができる。
【0015】この配管用継手1に3本の鋼管2を仮止め
するにあたっては、治具を用い二対の平板部13を各対
において互いに対面圧接させた状態で、3方向からそれ
ぞれ鋼管2の端末部2bを鋼管端面2aが平板部端面1
3aに圧接するまで管部11の各端部11aに外嵌圧入
して仮止めする。このため、TIG溶接、スポット溶接
等を省略することができて仮止め作業性が向上する。な
お、仮止め後、炉中蝋付されることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】仮止め状態における一実施例配管用継手の斜視
【図2】図1のIIーII線断面図
【図3】従来例の斜視図
【図4】他の従来例の斜視図
【符号の説明】
1 配管用継手 2 鋼管 2a 鋼管端面 2b 鋼管端末部 11 管部 11a 管部端部 11b 管部端面 12 曲折部 13 平板部 13a 平板部端面

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス加工による鋼管3ウエイ接続用の
    配管用継手であって、 軸方向に沿った端面を各端部に有する略T字状の管部を
    備えるとともに、 前記管部から曲折部を介して伸びた二対の平板部が各対
    において互いに対面し、 前記鋼管端面が上記平板部端面に圧接されるまで前記鋼
    管端末部が前記管部の各端部に外嵌圧入されて仮止めさ
    れるよう構成したことを特徴とする配管用継手。
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