JPS6329969Y2 - - Google Patents

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JPS6329969Y2
JPS6329969Y2 JP9266082U JP9266082U JPS6329969Y2 JP S6329969 Y2 JPS6329969 Y2 JP S6329969Y2 JP 9266082 U JP9266082 U JP 9266082U JP 9266082 U JP9266082 U JP 9266082U JP S6329969 Y2 JPS6329969 Y2 JP S6329969Y2
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JP
Japan
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fitting
hole
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seal portion
small diameter
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JP9266082U
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JPS58193154U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は二部材間の間隙を密封する密封装置に
関する。更に詳しくは、嵌合する二部材の嵌合間
隙を貫通する流通路に於て、流体が嵌合間隙から
漏洩しないようにする有用な密封装置に関する。
本考案に関する先行技術としては第1図に示す
ものが存在する。
第1図のものは、シリンダ50の外周面51に
ケース52の内周面53が嵌合し、この嵌合面を
横切るように流通孔54が貫通している。そし
て、この流通孔54を通る流体がシリンダ50と
ケース52との嵌合間隙から漏洩するので、シリ
ンダ50の外周面51に流通孔54を囲むように
してOリング溝55が設けられると共に、このO
リング溝55にOリング56が装着されている。
このような場所に取付けられるOリング56はシ
リンダ50とケース52との嵌合間隙間で両側か
ら圧縮されて密封力を有するようにされるもので
あるが、ケース52とシリンダ50とを嵌合する
とき、Oリング56は嵌合面軸方向の剪断力によ
り圧縮するようにして挿入するしか方法がないの
で、Oリング56は密封力を有するように圧縮し
て挿入することが困難になる。その結果、Oリン
グ56の密封力が発揮されず、シリンダ50とケ
ース52との間隙から流体が漏洩することを惹起
する。又、ケース52にシリンダ50を嵌合する
とき、Oリング56はOリング溝55に平面的に
接しているのみであるから、簡単に脱落すると
か、脱落しないときには剪断力によりシール面が
損傷するといつた問題点を有する。更には、Oリ
ング溝55は周面の一部曲面に加工しなければな
らないから、その加工は極めて困難である。
又、第1図のものに対し装着を改良した先行技
術として、第2図に示すものが存在する。このパ
ツキン60は角リング状をしており、外周側が薄
肉に形成されて装着容易にしている。又、シリン
ダ50のパツキン取付部は加工を容易にするた
め、流通孔54を大径にしたような段部に形成さ
れている。
しかし、ケース52にシリンダ50を挿入する
とき、パツキン60は移動し、設定位置からはず
れてしまう。その結果、パツキン50としてのシ
ール性能にも問題が生ずると共に、流通孔54を
流れる流体を絞ることになるので機能上問題とな
る。
本考案は上述のような問題点に鑑み成されたも
のであつて、その目的は、パツキンの装着を容易
にすると共に、パツキンの密封性能を向上させる
ことにある。このため、本考案は以下のように構
成されている。即ち、相対嵌合される嵌合面を設
けた二部材、前記二部材の嵌合面を貫通して連通
する前記二部材のうちの一方部材に設けた第1の
貫通孔と他方部材に設けた第2の貫通孔、前記第
1の貫通孔を形成する内周面に嵌着される円筒状
の一端が小径部分に形成された補強材より成る嵌
着部、及び前記嵌着部の軸方向一端側に設けられ
て環状を成すゴム状弾性材製のシール部を備え、
前記シール部が前記嵌着部の一端より略軸方向に
伸びて端面が前記第2の貫通孔を囲む前記他方部
材の嵌合面と対応する同一面上に形成された嵌合
面を有して当該嵌合面に押圧密接するものであ
る。
上述のように構成された本考案は以下のような
特有の効果を奏する。
第2シール部分の接合面は、嵌着部より突出
したゴム状弾性材製であるから、成形加工によ
り容易に他方部材の嵌合面と対応する形状に形
成することができる。その結果、他方部材の接
合面が曲面であつても確実に密接させることが
できる。
又、第2シール部分は嵌合部の小径部分と一
方部材の内周面との大きな間に保持されている
から、軸方向へ弾性変形可能で一方部材に他方
部材を挿入するとき、パツキンを損傷させた
り、脱落させたりすることを防止することが期
待できる。
第2シール部分は一方部材に外周側から囲ま
れていると共に、内周面から嵌着部により支持
された状態で接合面か他方部材と密封する構成
にされているので、密封接触が確実になると共
に、流通路を流れる高圧流体に対しても密封効
果を発揮する。
パツキンは円筒状をしているので、第1の貫
通孔の入口から圧入して挿入先端の第2シール
部13を他方部材に密接させる方法も可能であ
り、この方法を採用すれば、パツキンの挿入時
の損傷は完全に防止することが期待できる。更
に、第2シール部分を他方部材に最適に圧入密
接させることも可能であるから、取付けによる
パツキンの密封接触を効果的に発揮することが
期待できる。
パツキンは第1の貫通孔に嵌着するだけで装
着できるから、従来のようにシリンダの曲面に
Oリング溝を加工しなければならないような加
工上の困難性を省略することが可能であり、加
工コストを低減することが期待できる。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第3図は本考案の一実施例の密封装置に用いる
パツキンの断面図であり、パツキンは円筒状の一
端側が小径部分2に形成された金属材製の嵌着部
1を有し、嵌着部1の小径部分2側にはゴム状弾
性材製のシール部3が一体に形成されている。当
該シール部3は嵌着部1の一端側外周面に設けら
れて、当該外周面よりも突起した第1シール部分
と嵌着部の一端より軸方向に自由端側が発散する
形状の截頭円錐形に形成されて自由端面が接合面
6に成されている。当該接合面6は他方部材11
の第2の貫通孔14を囲を嵌合面12に対応する
面上に形成されている。更に、第1シール部分4
と第2シール部分5との間には嵌着部1の外径よ
り小径にされた環状溝7を有している。又、嵌着
部1の外周面は一方部材の第1の貫通孔13を形
成する内周面15(第4図参照)と嵌合する嵌着
面8に形成されている。そして、パツキンの内周
面側には流通路9が設けられている。
第4図は本考案の密封装置である。当該密封装
置に於て、パツキンの嵌着部1はケースである一
方部材10の内周面15に嵌着している。このパ
ツキンが嵌合している一方部材10との嵌合間
は、第1シール部分4が内周面15と密接するの
で、密封される。更に、第2シール部分5はシリ
ンダである他方部材の嵌合面12と密接して一方
部材10と他方部材11との嵌合間を密封してい
る。この実施態様に於て、第2シール部分5には
接合面6を有し、当該接合面6か他方部材の嵌合
面12と同じ曲面形状に形成されているから、均
一な高密封性を発揮することができる。又、環状
溝7が設けられているので、第1及び第2シール
部分4,5は無理な圧縮変形されることなく最適
な弾性押圧力を発揮して、密封力を高める効果が
期待できる。
第5図は第4図のA−A断面図であり、第1及
び第2シール部分4,5の密封状態を示すもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のOリングを配設した密封装置の
断面図、第2図は他の従来の密封装置の断面図、
第3図は本考案のパツキンのみを示す断面図、第
4図は本考案の密封装置の断面図、第5図は本考
案の第4図のA−A断面図である。 1……嵌着部、2……小径部分、3……シール
部、4……第1シール部分、5……第2シール部
分、6……接合面、7……環状溝、8……嵌着
面、9……流通路、10……一方部材、11……
他方部材、12……嵌合面、13……第1の貫通
孔、14……第2の貫通孔、15……内周面、1
6……ピストン、50……シリンダ、51……外
周面、52……ケース、53……内周面、54…
…流通孔、55……Oリング溝、56……Oリン
グ、60……パツキン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 相対嵌合される嵌合面12を有する二部材1
    0,11、前記二部材10,11の嵌合面12
    を貫通して連通する前記二部材のうちの一方部
    材10に設けた第1の貫通孔13と他方部材1
    1に設けた第2の貫通孔14、前記第1の貫通
    孔13を形成する内周面15に嵌着される円筒
    状の一端側が小径部分2に形成された補強材よ
    り成る嵌着部1、及び前記嵌着部1の小径部分
    2外周側に設けられて環状を成すゴム状弾性材
    製のシール部3を備え、前記シール部3が前記
    嵌着部1の小径部分2より略軸方向に伸びて端
    面が前記第2の貫通孔14を囲む前記他方部材
    11の嵌合面12と対応する接合面6に形成さ
    れたシール部分を有する密封装置。 2 シール部分5が嵌着部1の一端外周側より自
    由端に向つて発散するような截頭円錐形状に形
    成されて他方部材の嵌合面2と一方部材の内周
    面15に密接する実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の密封装置。
JP9266082U 1982-06-21 1982-06-21 密封装置 Granted JPS58193154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9266082U JPS58193154U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 密封装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9266082U JPS58193154U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 密封装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58193154U JPS58193154U (ja) 1983-12-22
JPS6329969Y2 true JPS6329969Y2 (ja) 1988-08-11

Family

ID=30100642

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9266082U Granted JPS58193154U (ja) 1982-06-21 1982-06-21 密封装置

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JPS58193154U (ja) 1983-12-22

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