JPH073098Y2 - メカニカルシール - Google Patents

メカニカルシール

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JPH073098Y2
JPH073098Y2 JP1989084435U JP8443589U JPH073098Y2 JP H073098 Y2 JPH073098 Y2 JP H073098Y2 JP 1989084435 U JP1989084435 U JP 1989084435U JP 8443589 U JP8443589 U JP 8443589U JP H073098 Y2 JPH073098 Y2 JP H073098Y2
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JP
Japan
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ring
bellows
peripheral surface
flange
seal
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健司 中野
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Eagle Industry Co Ltd
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Eagle Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/34Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
    • F16J15/36Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member connected by a diaphragm or bellow to the other member

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mechanical Sealing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はメカニカルシールに係り、特に、リールリング
の反メイティングリング側にベローズを配置したものに
おいて、このベローズとシールリングとの弾性係合部の
シール構造を改良したものに関する。
〔従来の技術〕
第7図および第8図を参照して従来例を説明する。第7
図は回転型メカニカルシールの断面図であり、又、第8
図は第7図のVIII部を拡大して示す断面図である。
ハウジング1には軸3が回転可能に貫通配置されてい
る。ハウジング1と軸3との間には、メイティングリン
グ5が、ハウジング1に支持された状態で配置されてい
る。又、メイティングリング5とハウジング1との間に
は、ガスケット7が介挿されている。
上記メイティングリング5には、シールリング9が当接
配置されている。このシールリング9は、後述するスプ
リングによってメイティングリング5に押圧されてい
る。
そして、これらメイティングリング5およびシールリン
グ9の対向する面が接触摺動することになり、両者側に
液膜が形成される。それによって、潤滑状態を保ちつつ
液の漏洩を防止する。
シールリング9の反メイティングリング5側には、スプ
リングリテイナ11が配置されていて、このスプリングリ
テイナ11のさらに反メイティングリング5側には、クラ
ンプリング13が配置されている。上記スプリングリテイ
ナ11とクランプリング13との間には、複数のスプリング
15が配置されている。
上記クランプリング13の反メイティングリング5側に
は、カラー17が配置されていて、このカラー17はセット
スクリュ19によって軸3に固定されている。
スプリングリテイナ11の内側には、ベローズ21が配置さ
れている。このベローズ21の反メイティングリング5側
端部に形成されたスリーブ23は、上記クランプリング13
と軸3との間に挟まれた状態で締め付けられている。
一方、ベローズ21のメイティングリング5側の端部に
は、環状溝25が形成されている。この環状溝25内に、既
に述べたシールリング9の反メイティングリング5側端
部が嵌合している。
環状溝25の内周側には、アダプタ27が配置されている。
又、環状溝25の内周壁を構成する舌片29は、シールリン
グ9の反メイティングリング5側端部に沿って円弧状に
湾曲している。
その状態を第8図に拡大して示す。この舌片29はシール
リング9と密接してシール機能を発揮する。
上記構成をなすベローズ21は、テフロン製であって、軸
方向に伸縮することにより、シールリング9の摺動面と
メイティングリング5の摺動面の摺動による摩耗を調節
する機能を発揮する。
尚、このような構成をなすメカニカルシールとしては、
例えば、特公昭43−6008号公報、特公昭49−10681号公
報に示すものがある。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、舌片29の部分における耐圧特性が劣るために、シ
ール性能が損なわれるおそれがあった。
又、経年変化によって舌片29の部分の変形が懸念され、
一旦変形してしまった場合には、それ以上継続して使用
することはできず、新規なベローズに交換しなければな
らないという問題があった。
本考案はこのような点に基づいてなされたものでその目
的とするところは、ベローズとシールリングとの弾性係
合部における耐圧特性を向上させることによりシール性
能を高め、かつ、ベローズの寿命の延長を図ることが可
能なメカニカルシールを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するべく本願考案のメカニカルシール
は、スプリングによって軸方向に押圧されたシールリン
グと、上記シールリングに対向摺接するメイティングリ
ングと、上記シールリングの反メイティングリング側に
配設されその反メイティングリング側端部が締め付け手
段により軸に締め付けられるとともにメイティングリン
グ側端部が上記シールリングに弾性的に係合するベロー
ズを備えたメカニカルシールにおいて、上記ベローズの
メイティングリング側端部には上記スプリングの先端に
設けられたスプリングリテイナの内周面に嵌合される環
状のフランジを形成し、一方、シールリングの反メイテ
ィングリング側端部に上記フランジ内周面に圧接するフ
ランジを形成し、上記スプリングリテイナの内周面とこ
れに嵌合される上記ベローズのフランジの外周面を、上
記メイティングリング側が漸次大径となるテーパ状に形
成したことを特徴とするものである。
〔作用〕
上記構成によれば、スプリングリテイナの内周面及びこ
れに嵌合されるベローズのフランジの外周面が、メイテ
ィングリング側が漸次大径となるテーパ状に形成されて
いることによって、スプリングによるメイティングリン
グ側への軸方向成重を受けるスプリングリテイナが上記
ベローズのフランジに縮径力を与え、これによってこの
ベローズのフランジとシールリングのフランジとの対向
周面における顕著な嵌合密着力を得て、ベローズとシー
ルリングとの間のシール性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、第1図ないし第6図を参照して本考案の一実施例
を説明する。尚、従来と同一部分には同一符号を付して
示しその説明は省略する。
本実施例におけるベローズ21のメイティングリング5側
の端部には、フランジ101が形成されており、一方、シ
ールリング9の反メイティングリング5側の端部には、
上記フランジ101内周に嵌合するフランジ103が形成され
ている。内周に上記フランジ101の内周面105には、第2
図および第3図(a)に示すように、環状であって、そ
の横断面形状が円弧状をなす、凸部107が形成されてい
る。
一方、環状凸部103の外周面109には、第2図および第3
図(b)に示すように、上記凸部107に嵌合密着する凹
部111が形成されている。
これら凸部107および凹部111との嵌合構造により、シー
ル部を構成している。
尚、凸部107および凹部111の形状としては、第4図
(a)、(b)に示すように、その横断面形状が三角形
のものでもよく、又、第5図(a)、(b)に示すよう
に、四角形のものであってもよい。さらに、それら以外
の種々の形状が考えられる。
又、フランジ101の外周面113は、メイティングリング5
側に向かって拡径されていてテーパ状になっている。そ
れに対応して、スプリングリテイナ11の内周面115もテ
ーパ状に形成されている。又、上記外周面113の反メイ
ティングリング5側端部とスプリングリテイナ11との間
には、隙間aが形成さている。
すなわち、スプリング15の軸方向荷重によってメイティ
ングリング5側へ押圧されるスプリングリテイナ11のテ
ーパ状の内周面115が、フランジ101のテーパ状の外周面
113と嵌合していることによって、このフランジ101に縮
径力を与え、上記凸部107と凹部111とによるシール部
に、強制的に密着力を与えているものである。
尚、その際、フランジ101の外周面に、第6図(a)な
いし(c)に示すように、凸部117を形成してもよい。
このような凸部117を形成することにより、荷重の伝達
が確実なものとなる。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
まず、ベローズ21とシールリング9の弾性係合部におけ
る剛性が向上したことにより、耐圧特性が高くなり、そ
れによって、シール性能を向上させることができる。
又、凸部107と凹部111を嵌合させるという極めて簡単な
構成であるので、その管理が容易であり、よって、バラ
ンス値を容易に設定することができる。
ベローズ21そのものの形状が単純化されているので、そ
の加工も容易である。
従来の舌片のように変形することはないので、長時間使
用した後、一旦シールリング9を取り外してその摺動面
をラップ処理によって補修した場合であっても、ベロー
ズ21についてはそのまま使用することができる。
尚、本考案は前記一実施例に限定されるものではない。
例えば、凸部と凹部との嵌合構造は、1個に限定される
ものではなく、複数個設けてもよい。
〔考案の効果〕
以上本考案によるメカニカルシールによると、ベローズ
のフランジを、スプリングによる軸方向荷重を受けるス
プリングリテイナによって強制的に縮径させ、シールリ
ングのフランジ外周面とのシール部に密着力を与えるよ
うにしたため、ベローズとシールリングとの間のシール
性能を向上させることができる。
又、長時間使用しても変形するような部分がないので、
繰り返し使用することができ、ベローズの寿命の延長を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本考案の一実施例を示す図で、第
1図はメカニカルシールの断面図、第2図は第1図のII
部を拡大して示す図、第3図ないし第5図は凸部および
凹部の構成を示す断面図、第6図(a)ないし(c)は
ベローズのフランジの外周面の構成を示す断面図、第7
図および第8図は従来例を示す図で、第7図はメカニカ
ルシールの断面図、第8図は第7図のVIII部を拡大して
示す断面図である。 1…ハウジング、3…軸、5…メイティングリング 9…シールリング、15…スプリング 21…ベローズ、101,103…フランジ 107…凸部、111…凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプリングによって軸方向に押圧されたシ
    ールリングと、上記シールリングに対向摺接するメイテ
    ィングリングと、上記シールリングの反メイティングリ
    ング側に配設されその反メイティングリング側端部が締
    め付け手段により軸に締め付けられるとともにメイティ
    ングリング側端部が上記シールリングに弾性的に係合す
    るベローズを備えたメカニカルシールにおいて、上記ベ
    ローズのメイティングリング側端部には上記スプリング
    の先端に設けられたスプリングリテイナの内周面に嵌合
    される環状のフランジを形成し、一方、シールリングの
    反メイティングリング側端部に上記フランジ内周面に圧
    接するフランジを形成し、上記スプリングリテイナの内
    周面とこれに嵌合される上記ベローズのフランジの外周
    面を、上記メイティングリング側が漸次大径となるテー
    パ状に形成したことを特徴とするメカニカルシール。
JP1989084435U 1989-07-18 1989-07-18 メカニカルシール Expired - Fee Related JPH073098Y2 (ja)

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JPH0323260U JPH0323260U (ja) 1991-03-11
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JPS5897359U (ja) * 1981-12-25 1983-07-02 イ−グル工業株式会社 ベロ−ズシ−ル

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