JP3498229B2 - 鋼管端部の継手構造 - Google Patents

鋼管端部の継手構造

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L21/00Joints with sleeve or socket

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Flanged Joints, Insulating Joints, And Other Joints (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、電蝕の防止を図ると
ともに、ステンレス鋼管の端部分に袋ナットを用いない
低コストな鋼管端部の継手構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来、接続管同士を固定状態としたまま
で相手方部品との接続を行う、鋼管端部の継手構造とし
て、例えば、図4に示すような端部構造のステンレス鋼
管が用いられている。 【0003】蛇腹部1aを有するステンレス鋼管1の一
端側は、先端に突出管部2bを有するフレア端部2aを
溶接した直管部2として形成し、この直管部2に異種金
属製の袋ナット3を遊嵌自在に取り付けるべく、袋ナッ
ト3の内周に環状溝3bを穿設し、この環状溝3bに止
め線4を挿嵌し止め線4をフレア端部2aに当接させて
袋ナット3の抜け止めを行う。 【0004】そして、袋ナット3のネジ部3aに対し、
別部品として準備したニップル5の中央つば部5aの片
側に設けられているネジ部5bを螺合し、かつニップル
5の他側に設けられているネジ部5cを相手方部品にお
ける袋ナット6のネジ部6aに螺合させる。 【0005】しかしながら、このような鋼管端部の継手
構造では、ステンレス鋼管1側に取り付ける袋ナット
3、別部品として準備されるニップル5、相手方部品に
おける袋ナット6などを必要とする構造であり、部品点
数の多い接続構造となる。 【0006】また、袋ナット3の抜け止めを図るため
に、ステンレス鋼管1の一端側はフレア端部2aを溶接
した直管部2としなければならない。しかも、袋ナット
3とステンレス鋼管1との間においては電蝕が発生し、
電蝕劣化による耐久性に問題を生ずるため、近年は、図
5に示すような改良された鋼管端部の継手構造が多く採
用されてきている。 【0007】すなわち、突出管部2bに絶縁リング7を
被嵌させるとともに、袋ナット3の内周側にも絶縁スリ
ーブ8を挿嵌させるようにし、袋ナット3とステンレス
鋼管1との間における電蝕の防止を図り、ステンレス鋼
管1の耐久性の向上を図るようにしている。 【0008】 【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
改良された鋼管端部の継手構造では、電蝕の防止を図る
ことはできるが、従来と同様に袋ナット3、別部品とし
て準備されるニップル5、相手方部品における袋ナット
6などを必要とするとともに、袋ナット3の抜け止めを
図るためにステンレス鋼管1の一端側にフレア端部2a
を溶接した直管部2を形成しなければならない、さら
に、絶縁リング7や絶縁スリーブ8なども必要となり一
層コスト高な鋼管端部の継手構造となる。 【0009】また、このような鋼管端部の継手構造で
は、多数の部品を組合わせる作業が必要であり、それら
の作業にも手間を要するなどの問題がある。 【0010】この発明は、このような事情に基づいてな
されたものであり、電蝕防止を図るとともに、ステンレ
ス鋼管の端部分に袋ナットを用いず、部品点数の減少を
図った低コストな鋼管端部の継手構造の提供を目的とす
る。 【0011】 【課題を解決するための手段】この発明は、上記のよう
な目的を達成するために、ステンレス鋼管の一端側に設
けられて膨出部を形成する直管部と、上記直管部の膨出
部によりパッキンを介して押圧されて直管部に止着され
る環状凹溝を内周面に穿設し、かつ外周面にはOリング
の挿嵌用環状溝を穿設するとともに、後部に小径段部を
形成し摩擦係数を小とする滑り外周面を有する絶縁性の
スリーブと、中央つば部の一方側の外周面に相手部品と
螺合するネジ部を設け、中央つば部の他方側の内周は一
方側の内周の径よりも大径とし、この大径部内に挿嵌さ
れた上記スリーブに対して回転可能とされ、かつスリー
ブの小径段部内において内周に穿設された環状溝に挿嵌
される止め線により抜け止め防止が図られる片ニップル
とよりなることを特徴とする。 【0012】 【作用】この発明によれば、ステンレス鋼管における直
管部の端部分には、滑り外周面を有する絶縁性のスリー
ブを後付けで装着するとともに、このスリーブに片ニッ
プルが抜け止めされつつ回転可能に取り付けられる構成
とされているので、片ニップルとステンレス鋼管との間
の電蝕の防止を図り、かつステンレス鋼管の端部分には
袋ナットを用いず、部品点数の減少を図った構造として
相手方部品との接続を行う。 【0013】 【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づき詳細
に説明する。図1は、この発明に係る鋼管端部の継手構
造を示す説明用断面図である。 【0014】図1に示すように、蛇腹部10aを有する
ステンレス鋼管10の一端側は、直管部11として形成
されている。そしてこの直管部11には端面を揃えるよ
うにして、塩化ビニールなど絶縁性を有するとともに、
摩擦係数を小とし後述する片ニップル18に対する滑り
外周面を有するスリーブ12が被嵌され固着される(図
3参照)。 【0015】直管部11とスリーブ12との固着は次の
ように行われる。直管部11に被嵌されるスリーブ12
には、その内周面に環状凹溝13が穿設されており、こ
の環状凹溝13にパッキン14が挿嵌され、直管部11
に形成される膨出部11aにより、スリーブ12はパッ
キン14を介して押圧されつつ直管部11に止着され
る。 【0016】また、スリーブ12の外周面には、Oリン
グ15を挿嵌する2本の環状溝16,16が穿設される
とともに、ステンレス鋼管10側となる後部には小径段
部17が形成されている。 【0017】このスリーブ12に被嵌される継手は、中
央つば部18aの一方側の外周面に相手部品30のネジ
部30aと螺合するネジ部18bが設けられ、また、中
央つば部18aの他方側は平滑部18cとする片ニップ
ル18として形成されている(図2参照)。この平滑部
18c内には、ステンレス鋼管10の一端側の直管部1
1とその外周面に固着されたスリーブ12が挿嵌され
る。 【0018】スリーブ12の小径段部17内に臨む平滑
部18cの内周には環状溝19が穿設されており、この
環状溝19に挿嵌される止め線20がスリーブ12に当
接することにより、片ニップル18の抜け止め防止が図
られる。 【0019】このように、この実施例によれば、ステン
レス鋼管10における直管部11の端部分には、滑り外
周面を有する絶縁性のスリーブ12を後付けで装着さ
せ、このスリーブ12に片ニップル18を抜け止めを図
りつつ回転可能に取り付ける構成とされているので、ス
テンレス鋼管10を固定状態とし、ステンレス鋼管10
に取り付けられている片ニップル18を相手方部品30
に螺合させればよい。 【0020】したがって、図5に示す従来の接続構造の
ように、ステンレス鋼管1における直管部2の端部分に
取り付けられる袋ナット3、この袋ナット3と相手方部
品における袋ナット6とを互いに接続するために別部品
として準備されるニップル5、突出管部2bに被嵌させ
る絶縁リング7、袋ナット3の内周側に挿嵌される絶縁
スリーブ8などを必要とするような接続構造とせず、少
ない部品点数の鋼管端部の継手構造とし、かつステンレ
ス鋼管10に対する電蝕の防止を図ることができる。 【0021】また、従来のように袋ナット3の抜け止め
を図るために、ステンレス鋼管1の一端側にフレア端部
2aを溶接した直管部2を形成する必要はなく、ステン
レス銅管10の一端側における直管部11をそのまま活
用することができるので、製造コストを低減化できる。 【0022】さらに、接続される管体同士は固定状態と
したまま片ニップル18を回転させるだけで容易に管体
同士を接続することができ、現場作業においても手間が
かからず、かつ作製時の手間も軽減することができるの
で、低コストな鋼管端部の継手構造とすることができ
る。 【0023】 【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、電蝕防止を図るとともに、ステンレス鋼管の端部分
に袋ナットを用いず、部品点数の減少を図った低コスト
な鋼管端部の継手構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】この発明に係る鋼管端部の継手構造を示す説明
用断面図である。 【図2】図1における片ニップルを示す説明用断面図で
ある。 【図3】図1におけるスリーブを示す説明用断面図であ
る。 【図4】従来の鋼管端部の継手構造の1例を示す説明用
断面図である。 【図5】従来の鋼管端部の継手構造の他例を示す説明用
断面図である。 【符号の説明】 10 ステンレス鋼管 10a 蛇腹部 11 直管部 12 スリーブ 18 片ニップル 20 止め線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−118480(JP,A) 特開 昭57−161393(JP,A) 特開 平8−312875(JP,A) 特開 昭57−208386(JP,A) 特開 平2−154888(JP,A) 実開 平7−20497(JP,U) 実開 平2−491(JP,U) 実開 平7−28286(JP,U) 実開 昭56−47986(JP,U) 実開 昭63−103085(JP,U) 実開 昭62−9068(JP,U) 実開 昭55−171787(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 21/00 - 21/08 F16L 25/02

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ステンレス鋼管の一端側に設けられて膨
    出部を形成する直管部と、上記直管部の膨出部によりパ
    ッキンを介して押圧されて直管部に止着される環状凹溝
    を内周面に穿設し、かつ外周面にはOリングの挿嵌用環
    状溝を穿設するとともに、後部に小径段部を形成し摩擦
    係数を小とする滑り外周面を有する絶縁性のスリーブ
    と、中央つば部の一方側の外周面に相手部品と螺合する
    ネジ部を設け、中央つば部の他方側の内周は一方側の内
    周の径よりも大径とし、この大径部内に挿嵌された上記
    スリーブに対して回転可能とされ、かつスリーブの小径
    段部内において内周に穿設された環状溝に挿嵌される止
    め線により抜け止め防止が図られる片ニップルとよりな
    ることを特徴とする鋼管端部の継手構造。
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