JP2020044901A - シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 - Google Patents

シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置 Download PDF

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清史 渡邉
忠之 浅子
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Abstract

【課題】動力伝達部材の逆流の抑止効果を向上することができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置を提供する。【解決手段】シートベルトリトラクタ1は、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、スプール2を回転可能に内包するベースフレーム11と、緊急時にウェビングを巻き取り可能なプリテンショナ3と、を備え、プリテンショナ3は、スプール2に接続されたリングギア31と、緊急時に塑性変形しながらリングギア31に動力を伝達するロッド状の動力伝達部材32aと、を含み、スプール2に接続された回転部品(ロッキングベース51,ベアリングプレート23)の外周に形成されたラチェット歯51a,23aと、ベースフレーム11に固定された非回転部品(シャフトガイド35,プリテンショナカバー33)に形成された爪部35a,33bと、を備えている。【選択図】図5

Description

本発明は、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置に関し、特に、ロッド状の動力伝達部材を使用したプリテンショナを含む構成に適した、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置に関する。
自動車等の車両には、一般に、乗員が着座する腰掛部と乗員の背面に位置する背もたれ部とを備えたシートに乗員を拘束するシートベルト装置が設けられている。かかるシートベルト装置は、乗員を拘束するウェビングと、ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、シートの側面に配置されたバックルと、ウェビングに配置されたトングとを含み、トングをバックルに嵌着させることによってウェビングにより乗員をシートに拘束している。また、シートベルトリトラクタは、車両衝突時等の緊急時にウェビングの弛みを除去するプリテンショナを有していることが一般的になってきている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1には、スプールに接続されたリングギアと、リングギアを回転させる樹脂製のロッド(動力伝達部材)と、ロッドをリングギアに案内する細長いパイプと、パイプ内にガスを供給してロッドを移動させるガス発生器と、ハウジング内でロッドを案内するガイド部材と、を備えたプリテンショナが開示されている。また、前記ガイド部材は、前記パイプの出口と対峙する位置に配置され、前記パイプから放出されたロッドの移動方向を反転させるように案内する湾曲面を有し、該湾曲面にロッドの逆流を抑止する一方向歯が形成されている。
米国特許9475455号明細書
上述したように、樹脂製のロッドを使用したプリテンショナでは、ロッド(動力伝達部材)に負荷される圧力は、一般に、リングギアとの噛合時に最も高くなり、その後、徐々に低下する傾向にある。したがって、特許文献1に記載された発明のように、ロッドがリングギアに噛み込んだ後に逆流を抑止する一方向歯を形成したとしても、ロッドと一方向歯との接触面積及び接触圧力を十分に確保することができず、ロッドの逆流を抑止する効果が低いことが予測される。
本発明はかかる問題点に鑑み創案されたものであり、動力伝達部材の逆流の抑止効果を向上することができる、シートベルトリトラクタ及びシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、を備え、前記プリテンショナは、前記スプールに接続されたリングギアと、緊急時に塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、を含む、シートベルトリトラクタにおいて、前記スプールに接続された回転部品の外周に形成されたラチェット歯と、前記ベースフレームを含む非回転部品に形成された爪部と、を備え、前記ラチェット歯及び前記爪部は、前記動力伝達部材が逆流する際に係止するように構成されている、ことを特徴とするシートベルトリトラクタが提供される。
また、本発明によれば、乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、を含むシートベルト装置において、前記シートベルトリトラクタは、前記ウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、を備え、前記プリテンショナは、前記スプールに接続されたリングギアと、緊急時に塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、を含み、前記シートベルトリトラクタは、前記スプールに接続された回転部品の外周に形成されたラチェット歯と、前記ベースフレームに固定された非回転部品に形成された爪部と、を備え、前記ラチェット歯及び前記爪部は、前記動力伝達部材が逆流する際に係止するように構成されている、ことを特徴とするシートベルト装置が提供される。
前記シートベルトリトラクタは、前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、を備え、前記回転部品は前記ロッキングベースであってもよい。
さらに、前記シートベルトリトラクタは、前記リングギアと前記動力伝達部材との噛み込み位置の反対側であって前記ロッキングベースの外周と対峙する位置に配置されたシャフトガイドを備え、前記非回転部品は前記シャフトガイドであってもよい。
また、前記シートベルトリトラクタは、前記スプールと前記リングギアとの間に配置されたベアリングプレートを備え、前記回転部品は前記ベアリングプレートであってもよい。
さらに、前記シートベルトリトラクタは、前記ベアリングプレートの外周と対峙する位置に開口部を有するプリテンショナカバーを備え、前記非回転部品は前記プリテンショナカバーであってもよい。
また、前記シートベルトリトラクタは、前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、前記スプールと前記リングギアとの間に配置されたベアリングプレートと、を備え、前記回転部品は前記ロッキングベース及び前記ベアリングプレートであってもよい。
さらに、前記リングギアと前記動力伝達部材との噛み込み位置の反対側であって前記ロッキングベースの外周と対峙する位置に配置されたシャフトガイドと、前記ベアリングプレートの外周と対峙する位置に開口部を有するプリテンショナカバーと、を備え、前記非回転部品は前記シャフトガイド及び前記プリテンショナカバーであってもよい。
上述した本発明に係るシートベルトリトラクタ及びシートベルト装置によれば、スプールに配置される回転部品とベースフレームに配置される非回転部品との間でラチェット機構(ラチェット歯及び爪部)を構成したことにより、プリテンショナの作動時には、ラチェット機構を係止させずに動力伝達部材を移動させることができ、プリテンショナの作動終了後、動力伝達部材が逆流しようとする際には、ラチェット機構を係止させて動力伝達部材の移動を抑止することができる。
本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す部品展開図である。 図1に示したシートベルトリトラクタの組み付け状態における水平断面図である。 プリテンショナの初期状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。 プリテンショナの作動状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。 第一ラチェット機構の係止状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。 図2におけるC−C線部分矢視断面図であり、(A)はプリテンショナの初期状態、(B)はプリテンショナの作動状態、(C)は第二ラチェット機構の係止状態、を示している。 本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。
以下、本発明の実施形態について図1〜図7を用いて説明する。ここで、図1は、本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタを示す部品展開図である。図2は、図1に示したシートベルトリトラクタの組み付け状態における水平断面図である。
本発明の一実施形態に係るシートベルトリトラクタ1は、図1及び図2に示したように、乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプール2と、緊急時に前記ウェビングを巻き取って弛みを除去するプリテンショナ3と、を備え、プリテンショナ3は、スプール2に接続されたリングギア31と、緊急時にリングギア31に動力を伝達する動力伝達装置32と、を含んでいる。なお、図1において、ウェビングの図は省略してある。
動力伝達装置32は、塑性変形しながらリングギア31に動力を伝達するロッド状の動力伝達部材32aと、動力伝達部材32aをリングギア31に案内するパイプ形状の圧力容器32bと、動力伝達部材32aの後方に配置されたストッパボール32cと、ストッパボール32cの後方に配置されたピストン32dと、圧力容器32bの後端部に配置されたガス発生器32eと、動力伝達部材32aとリングギア31との噛合開始時に動力伝達部材32aを支持するガイド部材32fと、を含んでいる。
スプール2は、ウェビングを巻き取る巻胴であり、シートベルトリトラクタ1の骨格を形成するベースフレーム11内に回転可能に収容されている。ベースフレーム11は、例えば、対峙する第一端面111及び第二端面112と、これらの端面を連結する側面113と、を有している。ベースフレーム11は、側面113と対峙し第一端面111及び第二端面112に接続されるタイプレート114を備えていてもよい。
また、例えば、第一端面111側にスプリングユニット4が配置され、第二端面112側にプリテンショナ3及びロック機構5が配置される。ロック機構5は、車両衝突時等の緊急時にウェビングの引き出しを停止する機構であり、スプール2とロック機構5とを連結するロッキングベース51を備えている。なお、スプリングユニット4、プリテンショナ3、ロック機構5等の配置は、図示した構成に限定されるものではない。
また、ベースフレーム11の第一端面111には、スプール2の軸部を挿通する開口部111aが形成されており、ベースフレーム11の第二端面112には、ロック機構5のパウル52と係合可能な内歯を有する開口部112aが形成されている。また、ベースフレーム11の第二端面112の内側には、プリテンショナ3の一部(例えば、リングギア31)が配置される。また、ベースフレーム11の第二端面112の外側にはロック機構5が配置され、ロック機構5はリテーナカバー55内に収容される。
リテーナカバー55には、車体の急減速や傾きを検出するビークルセンサ6が配置されていてもよい。ビークルセンサ6は、例えば、球形の質量体61と、質量体61の移動によって揺動されるセンサレバー62と、を有している。ビークルセンサ6は、ベースフレーム11の第二端面112に形成した開口部112bに嵌め込まれて固定される。
スプール2は、中心部に空洞を有し、軸心を形成するトーションバー21が挿通されていてもよい。トーションバー21は、第一端部21aがスプール2に固定されるとともにスプリングユニット4のスプリングコア41に接続されており、第二端部21bがスプール2の端部に接続されたロック機構5のロッキングベース51に接続されている。
したがって、スプール2は、ロッキングベース51及びトーションバー21を介して、スプリングユニット4に接続されており、スプリングユニット4に格納されたゼンマイバネによりウェビングを巻き取る方向に付勢されている。なお、スプール2に巻き取り力を付与する手段は、スプリングユニット4に限定されるものではなく、電動モータ等を用いた他の手段であってもよい。
また、スプール2の第一端部2a(スプリングユニット4側の端部)には、ベースフレーム11との接触からスプール2を保護するベアリング22が配置されていてもよい。また、スプール2の第二端部2b(ロック機構5側の端部)とリングギア31との間には、スプール2とリングギア31との適正な間隔を保持するベアリングプレート23が配置されていてもよい。
本実施形態に係るスプール2のシャフト構造は、図2に示したように、トーションバー21、ロッキングベース51、ベアリングプレート23及びリングギア31によって構成される。ここで、ベアリングプレート23及びリングギア31は、ロッキングベース51に固定されており、連動して回転可能に構成されている。
したがって、トーションバー21が捻れるまでは、スプール2に対して、ロッキングベース51、ベアリングプレート23及びリングギア31は一体となって回転する。一方、トーションバー21が捻れたときは、スプール2に対して、ロッキングベース51、ベアリングプレート23及びリングギア31は相対的に回転することとなる。
本実施形態において「回転部品」とは、スプール2のシャフト構造の一部を構成し、リングギア31と連動して回転する部品を意味する。したがって、本実施形態において、ロッキングベース51及びベアリングプレート23は「回転部品」に相当する。それに対して、本実施形態において「非回転部品」とは、ベースフレーム11又はベースフレーム11に固定された付属品を意味する。
ロッキングベース51は、その側面部から出没可能に配置されたパウル52(図1参照)を備えている。ロック機構5の作動時には、パウル52をロッキングベース51の側面部から突出させることにより、ベースフレーム11の開口部112aに形成された内歯に係合させ、ロッキングベース51のウェビング引き出し方向の回転を拘束する。
したがって、ロック機構5が作動した状態で、ウェビング引き出し方向に荷重が負荷された場合であっても、トーションバー21に閾値以上の荷重が生じるまでは、スプール2を非回転状態に保持することができる。そして、トーションバー21に閾値以上の荷重が生じた場合には、トーションバー21が捻れることによって、スプール2が相対的に回転運動を生じ、ウェビングが引き出される。
また、ロック機構5は、ロッキングベース51に隣接するように配置されたロックギア53を備えている。ロックギア53は、揺動可能に配置されたフライホイール54(図2参照)を備えており、ウェビングが通常の引き出し速度よりも早い場合には、フライホイール54が揺動してリテーナカバー55に形成された内歯に係合する。また、ビークルセンサ6が作動した場合には、そのセンサレバー62がロックギア53の側面に形成された外歯に係合する。
このように、ロックギア53は、フライホイール54又はビークルセンサ6の作動により回転が規制される。そして、ロックギア53の回転が規制されると、ロッキングベース51とロックギア53との間に相対回転が生じ、この相対回転に伴ってパウル52がロッキングベース51の側面部から突出される。
なお、ロック機構5は、図示した構成に限定されるものではなく、従来から存在している種々の構成のものを任意に選択して使用することができる。また、スプール2は、トーションバー21の代わりに、シャフトとワイヤ状又はプレート状の塑性変形部材との組み合わせによって構成される衝撃吸収機構を備えていてもよい。
プリテンショナ3は、例えば、外周に係合歯を備えたリングギア31と、動力伝達装置32と、リングギア31を格納するプリテンショナカバー33と、動力伝達部材32aの移動空間を形成するガイドスペーサ34と、シャフト構造の径方向の移動を規制するシャフトガイド35と、を備えている。なお、リングギア31は駆動輪や回転部材と称することもある。
プリテンショナカバー33、ガイドスペーサ34及びシャフトガイド35は、ベースフレーム11の第二端面112の内側にかしめ等の固定手段によって固定され、ガイドスペーサ34及びシャフトガイド35はプリテンショナカバー33内に収容される。プリテンショナカバー33は、シャフト構造を挿通するための開口部33aを備えている。ここで、プリテンショナカバー33及びシャフトガイド35は「非回転部品」に相当する。
図2に示したように、プリテンショナカバー33の開口部33aは、組み付けた状態で、ベアリングプレート23の外周と対峙する位置に配置される。また、シャフトガイド35は、リングギア31と動力伝達部材32aとの噛み込み位置の反対側であってロッキングベース51の最大径部の外周と対峙する位置に配置される。また、リングギア31は、ガイドスペーサ34によって確保された空間(プリテンショナカバー33と第二端面112との間の空間)に位置するように配置される。
動力伝達装置32は、例えば、細長い形状を有する圧力容器32bの後端から先端に向かって、ガス発生器32e、ピストン32d、ストッパボール32c、ロッド状の樹脂からなる動力伝達部材32aの順に配置されている。動力伝達部材32a、ストッパボール32c及びピストン32dは、圧力容器32b内に収容されており、圧力容器32bの後端に配置されたガス発生器32eから発生した作動ガスによって圧力容器32b内を移動する。
圧力容器32bは、例えば、図1に示したように、第一端面111の上部、タイプレート114の上部、第二端面112の上部を通り、第二端面112及び側面113によって形成される角隅部内側の上部から下方に向かって延設するように配置されている。
圧力容器32bの先端部には、ガイド部材32fが配置される。また、圧力容器32bの先端部には、ガイド部材32fに案内された動力伝達部材32aを圧力容器32bからプリテンショナカバー33及びガイドスペーサ34により形成された空間に放出する開口部32gが形成されている。
圧力容器32bの先端部であって開口部32gの手前(後端側)には、圧力容器32bの断面積が部分的に小さく形成された縮径部32hが形成されていてもよい。縮径部32hは、例えば、圧力容器32bの外周の全部又は一部を絞り加工することによって形成される。なお、図示しないが、縮径部32hは、ボルトやリベット等の金具を用いて形成するようにしてもよい。
プリテンショナ3の作動時には、この縮径部32hにストッパボール32cが衝突することによって停止し、ストッパボール32cと圧力容器32bとの隙間をピストン32dがシールすることによって、作動ガスの外部放出を抑制している。
また、プリテンショナ3の作動時には、リングギア31とガイド部材32fとの狭い隙間に動力伝達部材32aが押し込まれることになるため、リングギア31は動力伝達部材32aの噛み込み位置の反対側に向かって移動することとなる。この移動を規制するために、本実施形態では、ロッキングベース51の最大径部の外周と対峙する位置にシャフトガイド35を配置している。
ところで、プリテンショナ3の作動終了状態において、スプール2がウェビングの引き出し方向に回転しようとする場合には、リングギア31と動力伝達部材32aとが係合した状態であることから、リングギア31の逆転に伴って動力伝達部材32aが逆流することとなる。この逆流を抑止するために、本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1では、回転部品と非回転部品との間にラチェット機構を配置している。
具体的には、スプール2に接続された回転部品であるロッキングベース51の外周に形成されたラチェット歯51aと、ベースフレーム11に固定された非回転部品であるシャフトガイド35に形成された爪部35aと、によって第一ラチェット機構が構成されている。ラチェット歯51aは、例えば、ロッキングベース51の最大径部の外周に所定のピッチで形成される。爪部35aは、例えば、シャフトガイド35の先端に形成される。
ラチェット歯51a及び爪部35aは、スプール2のウェビング巻き取り方向の回転を許容し、スプール2のウェビング引き出し方向の回転を規制するように形成されている。すなわち、ラチェット歯51a及び爪部35aは、動力伝達部材32aが逆流する際に係止するように構成されている。
また、スプール2に接続された回転部品であるベアリングプレート23の外周に形成されたラチェット歯23aと、ベースフレーム11に固定された非回転部品であるプリテンショナカバー33に形成された爪部33bと、によって第二ラチェット機構が構成されている。ラチェット歯23aは、例えば、ベアリングプレート23の最大径部の外周に所定のピッチで形成される。爪部33bは、例えば、プリテンショナカバー33の開口部33aの内縁に形成される。
ラチェット歯23a及び爪部33bは、スプール2のウェビング巻き取り方向の回転を許容し、スプール2のウェビング引き出し方向の回転を規制するように形成されている。すなわち、ラチェット歯23a及び爪部33bは、動力伝達部材32aが逆流する際に係止するように構成されている。
また、プリテンショナ3の作動時には、シャフト構造はリングギア31と動力伝達部材32aとの噛み込み位置の反対側に押し付けられていることから、ラチェット歯51a,23a及び爪部35a,33bは、リングギア31と動力伝達部材32aとの噛み込み位置の反対側に配置される。かかる構成により、動力伝達部材32aの逆流時に、ラチェット歯51a,23aと爪部35a,33bとを係止させやすくすることができる。
次に、プリテンショナ3及び第一ラチェット機構の動作について、図3(A)〜図5(B)を参照しつつ説明する。ここで、図3は、プリテンショナの初期状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。図4は、プリテンショナの作動状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。図5は、第一ラチェット機構の係止状態を示す説明図であり、(A)は図2におけるA−A線断面図、(B)は図2におけるB−B線部分矢視断面図、である。
図3(A)に示したように、プリテンショナ3の作動前の状態である初期状態において、動力伝達部材32aは圧力容器32b内に収容されている。このとき、動力伝達部材32aの先端は、例えば、ガイド部材32fの傾斜面(案内面)に近接した位置に配置される。
また、プリテンショナカバー33内には、プリテンショナ3の作動時に動力伝達部材32aが通過可能な空間である通路36が形成されている。かかる通路36は、リングギア31、プリテンショナカバー33、ガイドスペーサ34、ガイド部材32f等によって形成されている。通路36の終端には、ガイドスペーサ34の一部によって構成されるストッパが配置されていてもよい。
図3(B)に示したように、プリテンショナ3の初期状態では、ロッキングベース51とシャフトガイド35とは接触していない状態であり、ラチェット歯51aと爪部35aとは、係止していない状態又は係止できない状態に保持されている。
そして、車両衝突時等の緊急時にはプリテンショナ3が作動し、ガス発生器32eから圧力容器32b内に作動ガスが供給され、ピストン32d及びストッパボール32cを介して動力伝達部材32aが押し出され、圧力容器32b内を移動する。
圧力容器32b内で押し出された動力伝達部材32aは、図4(A)に示したように、ガイド部材32fの傾斜面(案内面)に沿って移動し、リングギア31の係合歯に衝突し、リングギア31を図の時計回り方向に回転させる。その後、動力伝達部材32aは、リングギア31の係合歯によって塑性変形しながら通路36に沿って移動する。
このとき、リングギア31とガイド部材32fとの間に動力伝達部材32aが進入することによって、リングギア31は、ガイド部材32fの傾斜面(案内面)に対して略垂直な方向に外力Fを受ける。この外力Fによって、リングギア31を含むシャフト構造の一部が図中の矢印方向に移動する。
シャフト構造が偏心すると、図4(B)に示したように、ロッキングベース51も図中の矢印方向に移動し、ロッキングベース51の外周がシャフトガイド35に接触し、ロッキングベース51の偏心方向の移動が規制される。このとき、第一ラチェット機構(ラチェット歯51a及び爪部35a)は、ウェビング巻き取り方向(図の時計回り方向)の回転を許容するように形成されていることから、ラチェット歯51aと爪部35aとが係止することがなく、ウェビングを巻き取ることができる。
そして、動力伝達部材32aは、図4(A)に示したように、ウェビングの弛みを巻き取り終えることによって停止する。なお、動力伝達部材32aは、通路36の終端に配置されたストッパ(ガイドスペーサ34)に衝突して停止する場合もある。
その後、例えば、車両の衝突によって乗員の上半身が前方に倒れる状態になった際には、乗員を拘束しているウェビングが引き出されてEA(Energy Absorption:エネルギー吸収)される。このとき、スプール2がウェビングの引き出し方向に回転されることから、図5(A)に示したように、リングギア31もウェビングの引き出し方向(図の反時計回り方向)に回転することとなる。
このとき、ロッキングベース51はシャフトガイド35に押し付けられており、爪部35aの先端は、ロッキングベース51のラチェット歯51aが形成された部分の歯先円よりも内側(ロッキングベース51の回転中心側)に位置している。したがって、図5(B)に示したように、ロッキングベース51が逆転(図の反時計回り方向の回転)した場合には、爪部35aがラチェット歯51aに係止し、ロッキングベース51の逆転が規制される。その結果、リングギア31の逆転も抑止され、動力伝達部材32aの逆流も抑止される。
すなわち、上述した本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1によれば、プリテンショナ3の作動時には、第一ラチェット機構(ラチェット歯51a及び爪部35a)を係止させずに動力伝達部材32aを移動させることができ、プリテンショナ3の作動終了後、動力伝達部材32aが逆流しようとする際には、第一ラチェット機構(ラチェット歯51a及び爪部35a)を係止させて動力伝達部材32aの移動を抑止することができる。
次に、第二ラチェット機構の動作について、図6(A)〜図6(C)を参照しつつ説明する。ここで、図6は、図2におけるC−C線部分矢視断面図であり、(A)はプリテンショナの初期状態、(B)はプリテンショナの作動状態、(C)は第二ラチェット機構の係止状態、を示している。
図6(A)に示したように、プリテンショナ3の初期状態では、ベアリングプレート23とプリテンショナカバー33の開口部33aとは接触していない状態であり、ラチェット歯23aと爪部33bとは、係止していない状態又は係止できない状態に保持されている。
図6(B)に示したように、プリテンショナ3の作動時にシャフト構造が偏心すると、ベアリングプレート23も図中の矢印方向に移動し、ベアリングプレート23の外周がプリテンショナカバー33の開口部33aに接触し、ベアリングプレート23の偏心方向の移動が規制される。このとき、第二ラチェット機構(ラチェット歯23a及び爪部33b)は、ウェビング巻き取り方向(図の時計回り方向)の回転を許容するように形成されていることから、ラチェット歯23aと爪部33bとが係止することがなく、ウェビングを巻き取ることができる。
そして、プリテンショナ3の作動終了後、スプール2がウェビングの引き出し方向に回転されると、図6(C)に示したように、ベアリングプレート23もウェビングの引き出し方向(図の反時計回り方向)に回転することとなる。
このとき、ベアリングプレート23はプリテンショナカバー33の開口部33aに押し付けられており、爪部33bの先端は、ベアリングプレート23のラチェット歯23aが形成された部分の歯先円よりも内側(ベアリングプレート23の回転中心側)に位置している。したがって、図6(C)に示したように、ベアリングプレート23が逆転(図の反時計回り方向の回転)した場合には、爪部33bがラチェット歯23aに係止し、ベアリングプレート23の逆転が規制される。その結果、リングギア31の逆転も抑止され、動力伝達部材32aの逆流も抑止される。
すなわち、上述した本実施形態に係るシートベルトリトラクタ1によれば、プリテンショナ3の作動時には、第二ラチェット機構(ラチェット歯23a及び爪部33b)を係止させずに動力伝達部材32aを移動させることができ、プリテンショナ3の作動終了後、動力伝達部材32aが逆流しようとする際には、第二ラチェット機構(ラチェット歯23a及び爪部33b)を係止させて動力伝達部材32aの移動を抑止することができる。
上述した実施形態では、二つのラチェット機構(第一ラチェット機構及び第二ラチェット機構)を配置しているが、必要に応じて何れか一方を省略するようにしてもよい。また、複数のラチェット機構を配置した場合には、各ラチェット機構は、動力伝達部材32aが逆流する際に同時に係止するように構成されていてもよいし、異なるタイミングで係止するように構成されていてもよい。
複数のラチェット機構が同時に係止する場合には、動力伝達部材32aの逆流に対する抑止力を高めることができる。また、複数のラチェット機構が異なるタイミングで係止する場合には、動力伝達部材32aの逆流を抑止するまでの移動量を低減することができる。第一ラチェット機構及び第二ラチェット機構の係止タイミングは、ラチェット歯51a,23aのピッチや爪部35a,33bの配置位置で調整することができる。
また、上述した実施形態において、「回転部品」がロッキングベース51及びベアリングプレート23であり、「非回転部品」がシャフトガイド35及びプリテンショナカバー33である場合について説明したが、シートベルトリトラクタ1の構成によっては、他の回転部品と他の非回転部品との組み合わせによってラチェット機構を構成するようにしてもよい。また、非回転部品はベースフレーム11そのものであってもよい。
次に、本発明の一実施形態に係るシートベルト装置について、図7を参照しつつ説明する。ここで、図7は、本発明の一実施形態に係るシートベルト装置を示す全体構成図である。なお、図7において、説明の便宜上、シートベルト装置以外の構成部品については、一点鎖線で図示している。
図7に示した本実施形態に係るシートベルト装置100は、乗員を拘束するウェビングWと、ウェビングWの巻き取りを行うシートベルトリトラクタ1と、車体側に設けられウェビングWを案内するガイドアンカー101と、ウェビングWを車体側に固定するベルトアンカー102と、シートSの側面に配置されたバックル103と、ウェビングWに配置されたトング104と、を備え、シートベルトリトラクタ1は、例えば、図1に示した構成を有している。
以下、シートベルトリトラクタ1以外の構成部品について、簡単に説明する。シートSは、例えば、乗員が着座する腰掛部S1と、乗員の背面に位置する背もたれ部S2と、乗員の頭部を支持するヘッドレスト部S3とを備えている。シートベルトリトラクタ1は、例えば、車体のBピラーPに内蔵される。また、一般に、バックル103は腰掛部S1の側面に配置されることが多く、ベルトアンカー102は腰掛部S1の下面に配置されることが多い。また、ガイドアンカー101は、BピラーPに配置されることが多い。そして、ウェビングWは、一端がベルトアンカー102に接続され、他端がガイドアンカー101を介してシートベルトリトラクタ1に接続されている。
したがって、トング104をバックル103に嵌着させる場合、ウェビングWはガイドアンカー101の挿通孔を摺動しながらシートベルトリトラクタ1から引き出されることとなる。また、乗員がシートベルトを装着した場合や降車時にシートベルトを解除した場合には、シートベルトリトラクタ1のスプリングユニット4の作用により、ウェビングWは一定の負荷がかかるまで巻き取られる。
上述したシートベルト装置100は、前部座席における通常のシートベルト装置に、上述した実施形態に係るシートベルトリトラクタ1を適用したものである。したがって、本実施形態に係るシートベルト装置100によれば、プリテンショナ3の作動時には、ラチェット機構を係止させずに動力伝達部材32aを移動させることができ、プリテンショナ3の作動終了後、動力伝達部材32aが逆流しようとする際には、ラチェット機構を係止させて動力伝達部材32aの移動を抑止することができる。
なお、本実施形態に係るシートベルト装置100は、前部座席への適用に限定されるものではなく、例えば、ガイドアンカー101を省略して後部座席にも容易に適用することができる。また、本実施形態に係るシートベルト装置100は、車両以外の乗物にも使用することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能であることは勿論である。
1 シートベルトリトラクタ
2 スプール
2a 第一端部
2b 第二端部
3 プリテンショナ
4 スプリングユニット
5 ロック機構
6 ビークルセンサ
11 ベースフレーム
21 トーションバー
21a 第一端部
21b 第二端部
22 ベアリング
23 ベアリングプレート(回転部品)
23a ラチェット歯
31 リングギア
32 動力伝達装置
32a 動力伝達部材
32b 圧力容器
32c ストッパボール
32d ピストン
32e ガス発生器
32f ガイド部材
32g 開口部
32h 縮径部
33 プリテンショナカバー(非回転部品)
33a 開口部
33b 爪部
34 ガイドスペーサ
35 シャフトガイド(非回転部品)
35a 爪部
36 通路
41 スプリングコア
51 ロッキングベース(回転部品)
51a ラチェット歯
52 パウル
53 ロックギア
54 フライホイール
55 リテーナカバー
61 質量体
62 センサレバー
100 シートベルト装置
101 ガイドアンカー
102 ベルトアンカー
103 バックル
104 トング
111 第一端面
111a 開口部
112 第二端面
112a,112b 開口部
113 側面
114 タイプレート

Claims (8)

  1. 乗員を拘束するウェビングの巻き取りを行うスプールと、該スプールを回転可能に内包するベースフレームと、緊急時に前記ウェビングを巻き取り可能なプリテンショナと、を備え、前記プリテンショナは、前記スプールに接続されたリングギアと、緊急時に塑性変形しながら前記リングギアに動力を伝達するロッド状の動力伝達部材と、を含む、シートベルトリトラクタにおいて、
    前記スプールに接続された回転部品の外周に形成されたラチェット歯と、
    前記ベースフレームを含む非回転部品に形成された爪部と、を備え、
    前記ラチェット歯及び前記爪部は、前記動力伝達部材が逆流する際に係止するように構成されている、
    ことを特徴とするシートベルトリトラクタ。
  2. 前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、を備え、前記回転部品は前記ロッキングベースである、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  3. 前記リングギアと前記動力伝達部材との噛み込み位置の反対側であって前記ロッキングベースの外周と対峙する位置に配置されたシャフトガイドを備え、前記非回転部品は前記シャフトガイドである、請求項2に記載のシートベルトリトラクタ。
  4. 前記スプールと前記リングギアとの間に配置されたベアリングプレートを備え、前記回転部品は前記ベアリングプレートである、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  5. 前記ベアリングプレートの外周と対峙する位置に開口部を有するプリテンショナカバーを備え、前記非回転部品は前記プリテンショナカバーである、請求項4に記載のシートベルトリトラクタ。
  6. 前記ウェビングの引き出しを停止可能なロック機構と、前記スプールと前記ロック機構とを連結するロッキングベースと、前記スプールと前記リングギアとの間に配置されたベアリングプレートと、を備え、前記回転部品は前記ロッキングベース及び前記ベアリングプレートである、請求項1に記載のシートベルトリトラクタ。
  7. 前記リングギアと前記動力伝達部材との噛み込み位置の反対側であって前記ロッキングベースの外周と対峙する位置に配置されたシャフトガイドと、前記ベアリングプレートの外周と対峙する位置に開口部を有するプリテンショナカバーと、を備え、前記非回転部品は前記シャフトガイド及び前記プリテンショナカバーである、請求項6に記載のシートベルトリトラクタ。
  8. 乗員を拘束するウェビングと、該ウェビングの巻き取りを行うシートベルトリトラクタと、を含むシートベルト装置において、
    前記シートベルトリトラクタは、請求項1〜請求項7の何れか一項に記載のシートベルトリトラクタである、ことを特徴とするシートベルト装置。

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