JP2007276984A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

給紙装置及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2007276984A
JP2007276984A JP2006108395A JP2006108395A JP2007276984A JP 2007276984 A JP2007276984 A JP 2007276984A JP 2006108395 A JP2006108395 A JP 2006108395A JP 2006108395 A JP2006108395 A JP 2006108395A JP 2007276984 A JP2007276984 A JP 2007276984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
unit
sheet
sheet feeding
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006108395A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Kimura
和芳 記村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006108395A priority Critical patent/JP2007276984A/ja
Priority to US11/712,872 priority patent/US20070235924A1/en
Priority to EP07250957A priority patent/EP1845042A3/en
Publication of JP2007276984A publication Critical patent/JP2007276984A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H1/00Supports or magazines for piles from which articles are to be separated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2407/00Means not provided for in groups B65H2220/00 – B65H2406/00 specially adapted for particular purposes
    • B65H2407/30Means for preventing damage of handled material, e.g. by controlling atmosphere
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2511/00Dimensions; Position; Numbers; Identification; Occurrences
    • B65H2511/40Identification
    • B65H2511/416Identification of material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2515/00Physical entities not provided for in groups B65H2511/00 or B65H2513/00
    • B65H2515/83Environmental conditions, i.e. in the area confining the handled material or the handling machine

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Controlling Sheets Or Webs (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】用紙に含有される水分を除去する除湿のために、装置の停止時間が多く、且つ、長くなり、画像形成装置の稼働効率が低下するのを避ける。
【解決手段】用紙収納部に装填された用紙の種類に応じて、除湿の可否を決定する。
【選択図】図5

Description

本発明は、画像形成装置等に用紙を1枚ずつ供給する給紙装置及び給紙装置を装備した画像形成装置に関する。
画像が形成される用紙が吸湿していると、所定の画質の画像が形成されなかったり、給紙の安定性が低下するなどの問題が生ずるために、給紙装置近傍の湿度を検知して、用紙の吸湿度を推定し、推定した吸湿度に基づいて、加熱、乾燥風の吹きつけ等の除湿手段を作動させて、用紙を除湿することが行われている(特許文献1、2)。
特開2000−255807号公報 特開2005−335837号公報
特許文献1、2等の従来の用紙吸湿に対する対策では、あらゆる紙種の用紙に対して、用紙の吸湿に対する対策をとっていた。
除湿を行う場合、除湿中は給紙を停止することが必要であるか又は望ましい。というのは、用紙が吸湿している場合に除湿を行うように設計された装置においては、除湿が完了し、用紙の吸湿度が許容値まで下がらない除湿工程中に用紙を搬送し、画像形成を行った場合、搬送不良や画質低下が発生するからである。
画像形成装置において、用紙の吸湿により起こる問題としては、用紙の搬送上の問題と画質上の問題とがあるが、用紙の搬送上に問題の一部と画質上の問題とは、搬送機構の改良や画像形成工程の調整等により解消することが可能であり、用紙が吸湿している場合であっても、その都度除湿を行う必要がない。これに対して、用紙収納部に収納された多数枚の用紙から1枚を分離して搬送する分離工程において、用紙の吸湿により起こる分離不良は、給紙機構の改良等により解消することが困難であり、除湿が必要である。
そして、発明者の検討によれば、給紙工程における分離不良は使用される用紙の全ての紙種において発生するのではなく、特定の紙種で発生することが明らかになった。
特に、アート紙、コート紙等の塗工紙の場合に、用紙が吸湿していると、用紙収納部に積載収納された用紙間にくっつきが生じて分離不良が発生し、除湿が必要となるが、他の紙種の用紙では、用紙が吸湿した場合でも分離不良が発生せず除湿を必要としないことが明らかになった。従って、このような特定の紙種に対して除湿をすることにより、給紙工程における分離不良の問題が解消され、用紙の吸湿による問題を回避することが出来ることが明らかにになった。
従来では、前記に説明したように、用紙の吸湿が検知された場合に、全ての紙種の用紙に対して除湿を行っていた。このために、装置を停止させる待ち時間が長くなり効率が低下するという問題があった。特に、普通紙を用いた画像形成工程において、除湿による待ち時間があると、画像形成装置の全稼働時間中で普通紙を用いた画像形成時間が占める割合だ大であるために、実質的な高率の低下が顕著になるという問題がある。
本発明は、このような問題を解決し、除湿による画像形成高率の低下を防止し、高い効率の画像形成装置を提供することを目的とする。
前記の本発明の目的は、下記の発明により達成される。
1.
用紙収納部、該用紙収納部から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段、前記用紙収納部内の用紙の除湿を行う除湿手段及び該除湿手段を制御する制御手段を有する給紙装置において、
前記制御手段は、用紙の種別情報に基づき、特定の種別の用紙を示す情報を受けた時にのみ、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする給紙装置。
2.
外気湿度検知手段を有し、前記制御手段は、前記外気湿度検知手段の検知湿度に基づいて、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする前記1に記載の給紙装置。
3.
前記用紙収納部内の用紙残量を検知する用紙残量検知手段及び前記用紙収納部の取り出し・装着を検知する挿脱検知手段を有し、前記制御手段は、前記用紙収納部の取り出し・装着の前後において、前記用紙残量検知手段が検知した残量に変化があったときに、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする前記1又は前記2に記載の給紙装置。
4.
少なくとも前記用紙収納部に収納された用紙の量に前記除湿手段の作動時間を対応させた作動時間テーブルを記憶した記憶手段を有し、前記制御手段は、前記用紙収納部における用紙の残量の変化量に基づいて、前記制御手段の作動時間を制御することを特徴とする前記1〜3のいずれか1項に記載の給紙装置。
5.
前記制御手段は、少なくとも外気湿度に前記除湿手段の作動時間を対応させた作動時間テーブルを記憶した記憶手段を有し、前記制御手段は、外気湿度に基づいて、前記除湿の作動時間を制御することを特徴とする前記1〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
6.
前記制御手段は、前記除湿手段の作動中は、前記給紙手段の給紙動作を禁止することを特徴とする前記1〜5のいずれか1項に記載の給紙装置。
7.
前記制御手段は、前記情報が塗工紙を示すものであるときにのみ前記作動制御を行うことを特徴とする前記1〜6のいずれか1項に記載の給紙装置。
8.
前記除湿手段は、前記用紙収納部に収納された用紙の側方から乾燥風を吹き付ける吹きつけ手段を有することを特徴とする前記1〜7のいずか1項に記載の給紙装置。
9.
前記吹きつけ手段は、空気を加熱するヒータ、前記用紙収納部に収納された用紙の上部に加熱された空気を吹き出す吹き出し口及び該吹き出し口から加熱された空気を吹き出すファンを有することを特徴とする前記8に記載の給紙装置。
10.
前記1〜8のいずれか1項に記載の給紙装置及び該給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置本体を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明により、特定の種類の紙が用紙収納部の収納されたときにのみ、除湿を行うので、除湿期間中、給紙を停止しても、画像形成の効率の低下度は低く、高い効率で作動する給紙装置が実現され、ひいては高効率で作動する画像形成装置が実現される。
特に、使用頻度の高い普通紙を使用した場合、記録材の吸湿が原因で作動を停止することがないので、実質的な作動効率が大幅に改善される。
以下、本発明を図示の実施の形態により説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。
画像形成装置は、画像形装置本体GHと本発明の実施の形態に係る給紙装置としての大容量給紙装置LTとで構成される。
画像形成装置本体GHは、タンデム型カラー画像形成装置と称せられるもので、複数組の画像形成部10Y,10M,10C,10Kと、ベルト状の中間転写体6、給紙装置20及び定着装置30等からなる。
画像形成装置本体GHはその上部に、画像読取部Aを有し、原稿台上に載置された原稿は画像読取部Aの原稿画像走査露光装置の光学系により画像が走査露光され、ラインイメージセンサに読み込まれる。ラインイメージセンサにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像処理等が行われた後、露光手段3に入力される。
イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部10Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部10M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部10C及び黒画像を形成する画像形成部10Kは、それぞれ感光体ドラム1、帯電手段2、露光手段3、現像装置4、クリーニング手段5及び一次転写手段7を有する。図では、画像形成部10Yの感光体等に符号を付し、他の画像形成部10M、10C、10Kについては符号を省略している。
中間転写体6は、複数のローラにより巻回され、循環移動する。
画像形成部10Y,10M,10C,10Kにより形成された各色の画像は、循環移動する中間転写体6上に各画像形成部の一次転写手段7により逐次転写(一次転写)されて、カラー画像が合成される。
給紙装置20の給紙カセット21A内に収容された用紙Sは、給紙手段22Aにより給紙され、給紙ローラ23,24,25,26及びレジストローラ27等を経て、二次転写手段9に搬送され、二次転写手段9により転写ローラ用紙S上にカラー画像が転写(二次転写)される。
なお、画像形成装置本体GHの下部に縦列配置された3段の給紙カセット21Aは、略同一の構成をなすので、同符号を付した。また、3段の給紙手段22Aも、ほぼ同一の構成をなすから、同符号を付してある。
カラー画像が転写された用紙Sは、定着装置30において用紙Sが加熱ローラ30Aと加圧ローラ30Bとによって挟持され、加熱及び加圧される。これにより、用紙S上のトナー像が定着されて用紙S上に固定され、排紙ローラ28に挟持されて機外の排紙トレイ29上に載置される。
一方、二次転写手段9により用紙Sにカラー画像を転写した後、用紙Sを曲率分離した中間転写体6は、クリーニング手段8によりクリーニングされる。
定着処理された用紙Sを反転排紙する場合には用紙Sは定着装置30と排紙ローラ28の中間に配置された切換ゲート28Aの図示下側の搬送路を通過し、下方の搬送路r1に搬送された後、逆転搬送されて切換ゲート28Aの図示左側の搬送路r2を通過し、排紙ローラ28により装置外に排出される。
用紙Sの両面に複写する場合には、用紙Sの第1面に形成した画像を定着処理した後、用紙Sを搬送路r1、さらに搬送路r3に導入した後、逆転搬送し、搬送路r4に搬送した後、上方に迂回し給紙ローラ26により搬送する。用紙Sは前述と同様に第1面の裏面である第2面に各色の画像が形成され、定着装置30により加熱定着処理され、排紙ローラ28によって装置外に排出される。
なお、上述の画像形成装置本体GHは、カラー画像を形成する画像形成装置であるが、モノクロ画像を形成する画像形成装置であってもよい。
画像形成装置本体GHの図示右側面側には、例えば1000枚以上の大量の用紙を給紙するための大容量給紙装置LTが連結されている。
大容量給紙装置LTは上下2段の用紙収納部としての給紙トレイ100A、100Bを有する。
上部の給紙トレイ100Aから給紙ユニット103Aにより用紙Sが1枚に分離され、搬送ローラ104、105により搬送され、給紙ローラ23から画像形成装置本体GHに送り込まれる。
下部の給紙トレイ100Bから用紙Sが給紙ユニット103Bにより1枚に分離され、搬送ローラ105により搬送され、給紙ローラ23から画像形成装置本体GHに送り込まれる。
108A、108Bはそれぞれ、用紙Sが積載される用紙台であり、用紙台108A、108B上の用紙積載量に関係なく、用紙Sの最上面が一定高さとなるように、後に説明するように積載用紙Sの最上面を検知する用紙センサ120の上面検知信号に基づいて上昇する。
SW1、SW2はそれぞれ、給紙トレイ100A、100Bの大容量給紙装置LTからの取り出しと装置への装着を検知する挿脱検知手段としてのスイッチである。
図2、3により大容量給紙装置LTの給紙トレイを説明する。なお以下の説明においては、A、Bの符号を省略して説明するが、給紙トレイ100A、100Bは同一の構造を有し、図2においては、給紙装置100として示されており、これら給紙装置は以下に説明する構造及び機能をそれぞれ有し、給紙トレイ100A、100Bのそれぞれにおいて、以下に説明する除湿を独立して行う。
図2は給紙装置の断面図、図3は本発明の実施の形態に係る給紙装置としての給紙トレイ100の斜視図である。
図3(a)は、給紙トレイのカバーを取り外した状態の要部を示す斜視図であり、図3(b)は、用紙上面高さ検知部を示す図である。
図3(a)において、積層された用紙Sは、用紙載置台108(図1において108A、108Bで示す)の上に載置され、不図示の昇降機構により、昇降可能に支持されている。用紙端部規制部材である一対の側部規制部材111、112は、用紙Sの送り方向(図示Y方向)と交差する方向、幅方向(図示X方向)に移動自在になっており、積載された用紙Sの両側に当接して用紙Sの両側位置を規制している。後端規制部材118は、用紙Sの搬送方向(図示Y方向)に移動自在で、用紙Sの送り方向後端の位置を規制しており、用紙端部規制部材としても機能する。用紙Sの送り方向先端には、給紙ユニット103が設けられ、給紙ユニット103の送り出しローラ103aは、一番上の用紙Saに適切な圧力で接している。
側部規制部材111、112及び後端規制部材118は用紙サイズに応じて変位される。
送り出しローラ103aが矢印aの方向に回転すると、一番上の用紙Sが矢印Y方向に進み、分離ローラ103bと捌きローラ103cからなる分離手段により1枚に分離され、搬送ローラ104へと搬送される。
図3(b)において、積層された用紙Sの最上面の高さを検知するために、用紙上面センサ120が設けられている。用紙上面センサ120は、送り出しローラ103aのシャフト103axが遊嵌できる長円でかつ弧状の孔が開けられた検知アーム121と、検知アーム121を回動自在に軸支する回転軸103bxと、検知部120に固定された遮光板122と、遮光板122の先端部を挟むように設けられたフォトカプラ123とから構成されている。分離上ローラ103bは回転軸103bxの動力で回転する。検知アーム121と遮光板122とでは、検知アーム121の方が重くなっていて、検知アーム121が用紙Sの上面に常時軽く接触した状態を保っている。給紙により用紙量が減少し、用紙Sの上面の位置が下がると、それと共に検知アーム121の先端が下がり、遮光板122の先端が揺動してフォトカプラ123から外れるので、受光部が光を検知し、一番上の用紙Sの位置が下がったことを検知する。すると、図示しない昇降装置が作動して給紙台108を上昇させ、遮光板122の先端がフォトカプラ123の光を遮断する位置まで用紙Sの最上面を上昇させる。用紙Sの最上面が所定の位置まで上昇したことを用紙上面センサ120が検知して昇降装置が停止する。
以上によって、用紙Sの上面、すなわち、一番上の用紙Sの位置は、常に一定した高さに保たれることになる。用紙上面センサ120は、図示の構成のものに限定されるものではなく、用紙上面位置を検知できれば、どのようなものでもよい。
図2に示される除湿手段は、給紙トレイ100に収納されている用紙に空気を吹き付ける吹きつけ手段と空気を加熱しその相対湿度を下げるヒータを有する。
給紙トレイ100の側部には、上部に吸気口113A及下部に排気口113Bを有するダクト113が設けられ、ダクト113内には、ヒータ114が設けられる。
また、側部規制部材111は縦長の箱状に形成され、側部規制部材111にはその上部に排気口111Aが、その下部に給紙口111B及びファン116がそれぞれ設けられる。
更に、側部規制部材112は縦長の箱状に形成され、その上部に吸気口112Aが、その下部に吸気口112B及びファン117がそれぞれ設けられる。
ファン115、116、117が作動することにより、矢印で示すように空気が循環し、ヒータ113の加熱で乾燥した空気が給紙台108上に積載された用紙Sに吹き付けられる。
空気は図示のように積載された用紙Sの上部に吹き付けられて、積載用紙Sを一枚に分離する作用を有し、分離ローラ103bと捌きローラ103cからなる分離手段による分離を補助し、確実な1枚分離を行う。
また、ヒータ114により加熱され、相対湿度が低下した空気が積載用紙Sに吹き付けられることにより、用紙Sに含まれる水分を減少させる除湿が行われる。
以上説明した除湿手段は、用紙に乾燥空気を吹き付けることによるものであるが、除湿手段としては、用紙収納部の下方にヒータを設けて、用紙を加熱し除湿するものや、用紙の加熱と乾燥空気の吹きつけとを併用するもの等従来用いられている除湿手段を用いることができる。
図4は用紙の除湿を行う除湿制御系のブロック図である。
本実施の形態においては、制御手段CRは、紙種設定手段SKからの紙種情報に基づいて、用紙収納部にアート紙、コート紙等の塗工紙が装填されたときにのみ、除湿手段HCを作動させて用紙収納部に収納された用紙の除湿を行う。
紙種設定手段SKは画像形成装置の操作部に設けられており、オペレータが用紙収納部に収納する紙種を設定する操作で紙種情報が制御手段CRに入力されるとともに、100A、100Bのいずれかを選択して引き出す操作でスイッチSW1又はSW2(図1に示す)からなる挿脱検知手段SWが動作して、給紙トレイ100A又は100Bのいずれかが指定され、給紙トレイ100A又は100Bに設定された紙種の用紙が装填されたという情報が制御手段CRに取り込まれる。
湿度センサHSは画像形成装置の外壁に設けられている。画像形成装置の外にある補給用用紙収納部に置かれている用紙の吸湿度は外気の湿度にほぼ対応するので湿度センサHSで外気湿度を検知することにより、装填される用紙の吸湿度が推定される。
制御手段CRはまた、湿度検知手段としての湿度センサHSから外気の湿度情報に基づいて、装填される用紙の吸湿度に応じて、除湿の可否及び除湿時間の設定を行う。
制御手段CRは更に、用紙装填前の用紙収納部内の用紙残量と用紙装填後の用紙残量のとの差を検知した用紙残量差に基づいて、除湿の可否を決定するだけでなく、残量に基づいた除湿時間の設定を行うことができる。
湿度と除湿時間の対応及び用紙残量と除湿時間の対応は実験により予め求められており、記憶手段MRには、これらの対応テーブルが記憶されている。
図5は前記に説明した制御手段CRの制御のフローチャートである。
STEP1において、前記に説明したように、紙種設定手段SKからの紙種情報を取り込み、紙種が塗工紙でない場合には終了する(STEP2のn)。
紙種が塗工紙の場合(STEP2のy)、用紙残量検知手段PDからの残量情報を取り込む。残量検知手段PDは、図2における給紙台108の高さを検知するものであり、給紙台108を駆動するモータ(図示せず)の回転量から用紙残量の情報が得られる。
用紙残量が給紙トレイ100の、挿脱前後、即ち、引き出し前と、再装填後において異なる場合には、給紙トレイ100に新たな用紙が装填されたのであり、挿脱前後の用紙残量に差がない場合には、給紙トレイ100の挿脱のみで新たな用紙の装填がないことを意味する。
従って、残量変化がない場合(STEP5のn)には終了する。
残量変化があった場合には(STEP5のy)、湿度センサHSの出力を読み取る(STEP6)。
残量変化の有無は用紙残量検知手段PDの情報とスイッチSW1、SW2からの情報とにより検知される。
即ち、給紙トレイ100の取り出し前の用紙残量検知手段PDの情報から、取り出し前の用紙残量を検知し、挿脱検知手段SWの情報から給紙トレイ100の挿脱を検知し、給紙トレイ100の装着後の用紙残量検知手段PDの情報から装着後の用紙残量を検知する。両用紙残量を比較することにより、用紙残量の変化の有無が検知される。
湿度センサHSの出力、即ち、外気の湿度が除湿を必要としない低い値である場合には(STEP7のn)終了するが、除湿を必要とする場合には(STEP7のy)、除湿を実行する。
即ち、図2におけるファン115から117を起動するとともに、ヒータ114を駆動して、給紙トレイ内に乾燥空気を送って、用紙Sの除湿を行う。
除湿とともに、除湿中における給紙を禁止する。
除湿は除湿時間テーブルを読み取って外気湿度に応じた時間が選択される。表1は除湿時間テーブルの一例である。
選択された時間の除湿の後に、除湿を停止するとともに、給紙禁止を解除して終了する。
Figure 2007276984
表1に示す時間が経過し後に除湿を終了するとともに、給紙禁止を解除して終了する(STEP9)。
なお、図5の例では、用紙残量に変化の有りなしで2段階の制御をしているが、用紙残量に対応した除湿時間を記憶手段MRから読み取り、用紙残量に応じて時間で除湿を行うことも出来る。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略を示す図である。 給紙装置の断面図である。 本発明の実施の形態に係る給紙装置としての給紙トレイの斜視図である。 除湿制御系のブロック図である。 制御のフローチャートである。
符号の説明
100、100A、100B 給紙トレイ
SK 紙種設定手段
SH 湿度センサ
PD 用紙残量検知手段
CR 制御手段
HC 除湿手段
MR 記憶手段
SW 挿脱検知手段

Claims (10)

  1. 用紙収納部、該用紙収納部から用紙を1枚ずつ送り出す給紙手段、前記用紙収納部内の用紙の除湿を行う除湿手段及び該除湿手段を制御する制御手段を有する給紙装置において、
    前記制御手段は、用紙の種別情報に基づき、特定の種別の用紙を示す情報を受けた時にのみ、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする給紙装置。
  2. 外気湿度検知手段を有し、前記制御手段は、前記外気湿度検知手段の検知湿度に基づいて、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記用紙収納部内の用紙残量を検知する用紙残量検知手段及び前記用紙収納部の取り出し・装着を検知する挿脱検知手段を有し、前記制御手段は、前記用紙収納部の取り出し・装着の前後において、前記用紙残量検知手段が検知した残量に変化があったときに、前記除湿手段の作動制御を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給紙装置。
  4. 少なくとも前記用紙収納部に収納された用紙の量に前記除湿手段の作動時間を対応させた作動時間テーブルを記憶した記憶手段を有し、前記制御手段は、前記用紙収納部における用紙の残量の変化量に基づいて、前記制御手段の作動時間を制御することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給紙装置。
  5. 前記制御手段は、少なくとも外気湿度に前記除湿手段の作動時間を対応させた作動時間テーブルを記憶した記憶手段を有し、前記制御手段は、外気湿度に基づいて、前記除湿の作動時間を制御することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の給紙装置。
  6. 前記制御手段は、前記除湿手段の作動中は、前記給紙手段の給紙動作を禁止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の給紙装置。
  7. 前記制御手段は、前記情報が塗工紙を示すものであるときにのみ前記作動制御を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給紙装置。
  8. 前記除湿手段は、前記用紙収納部に収納された用紙の側方から乾燥風を吹き付ける吹きつけ手段を有することを特徴とする請求項1〜7のいずか1項に記載の給紙装置。
  9. 前記吹きつけ手段は、空気を加熱するヒータ、前記用紙収納部に収納された用紙の上部に加熱された空気を吹き出す吹き出し口及び該吹き出し口から加熱された空気を吹き出すファンを有することを特徴とする請求項8に記載の給紙装置。
  10. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の給紙装置及び該給紙装置から給紙された用紙に画像を形成する画像形成装置本体を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2006108395A 2006-04-11 2006-04-11 給紙装置及び画像形成装置 Pending JP2007276984A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006108395A JP2007276984A (ja) 2006-04-11 2006-04-11 給紙装置及び画像形成装置
US11/712,872 US20070235924A1 (en) 2006-04-11 2007-03-01 Paper sheet supplying apparatus and image forming apparatus provided with the same
EP07250957A EP1845042A3 (en) 2006-04-11 2007-03-07 Paper sheet supplying apparatus and image forming apparatus provided with the same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006108395A JP2007276984A (ja) 2006-04-11 2006-04-11 給紙装置及び画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007276984A true JP2007276984A (ja) 2007-10-25

Family

ID=38255811

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006108395A Pending JP2007276984A (ja) 2006-04-11 2006-04-11 給紙装置及び画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20070235924A1 (ja)
EP (1) EP1845042A3 (ja)
JP (1) JP2007276984A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030759A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016122154A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置、および後処理装置
US10429778B2 (en) 2017-08-31 2019-10-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that determines a type of a recording material
JP2020132297A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 株式会社リコー 給紙装置、給紙方法、および給紙プログラム

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5380002B2 (ja) * 2008-05-22 2014-01-08 コニカミノルタ株式会社 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
WO2013178547A1 (en) * 2012-05-31 2013-12-05 Oce-Technologies B.V. Method for forming an image
JP2015082103A (ja) * 2013-10-24 2015-04-27 株式会社東芝 画像形成装置
US10289067B2 (en) * 2015-06-09 2019-05-14 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP7415779B2 (ja) * 2020-05-08 2024-01-17 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置及びプログラム
US11131953B1 (en) * 2020-06-16 2021-09-28 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Paper feeding device and image forming apparatus with reduced power consumption

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255807A (ja) * 1999-03-03 2000-09-19 Sharp Corp 画像形成装置における用紙除湿装置
JP2005096994A (ja) * 2003-08-26 2005-04-14 Canon Inc シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04345447A (ja) * 1991-05-22 1992-12-01 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JPH08169582A (ja) * 1994-12-15 1996-07-02 Canon Inc シート収納装置及び該シート収納装置を備えた画像形成装置
JP2003005576A (ja) * 2001-06-26 2003-01-08 Canon Inc 画像形成装置
JP2003063674A (ja) * 2001-08-22 2003-03-05 Canon Inc 画像形成装置
US20050067757A1 (en) * 2003-08-26 2005-03-31 Takeshi Suga Sheet feeding apparatus and image forming apparatus having the same
JP4154299B2 (ja) * 2003-09-01 2008-09-24 キヤノン株式会社 シート給送装置
JP2005104718A (ja) * 2003-10-02 2005-04-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005320082A (ja) * 2004-05-06 2005-11-17 Canon Inc 給紙装置
JP2006036403A (ja) * 2004-07-23 2006-02-09 Fuji Xerox Co Ltd シート供給装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255807A (ja) * 1999-03-03 2000-09-19 Sharp Corp 画像形成装置における用紙除湿装置
JP2005096994A (ja) * 2003-08-26 2005-04-14 Canon Inc シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010030759A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2016122154A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 コニカミノルタ株式会社 画像形成システム、画像形成装置、および後処理装置
US10429778B2 (en) 2017-08-31 2019-10-01 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus that determines a type of a recording material
JP2020132297A (ja) * 2019-02-13 2020-08-31 株式会社リコー 給紙装置、給紙方法、および給紙プログラム
JP7334417B2 (ja) 2019-02-13 2023-08-29 株式会社リコー 給紙装置、給紙方法、および給紙プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP1845042A2 (en) 2007-10-17
EP1845042A3 (en) 2009-01-07
US20070235924A1 (en) 2007-10-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007276984A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5720646B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP6550837B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2007219032A (ja) 画像形成装置
JP4492361B2 (ja) シート給送装置
JP2009208945A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2012068288A (ja) 画像形成装置
JP5935592B2 (ja) 給紙装置および画像形成装置
JP4931844B2 (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP5368026B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP6260417B2 (ja) 画像形成装置
JP3682836B2 (ja) 画像形成装置
JP5058927B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009091122A (ja) 給紙装置及び該給紙装置を有する画像形成システム
JP2555092B2 (ja) 画像形成装置
JP2005138973A (ja) シート積載装置及び画像形成装置
JP2015040096A (ja) 給紙装置及び画像形成装置
JP2005075540A (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2012150217A (ja) 給紙装置およびこれを備えた画像形成システム
JP5548806B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2009007108A (ja) 排紙装置、後処理装置、及び画像形成装置
JP2005298102A (ja) 画像形成装置
JP4127210B2 (ja) 給紙装置、大容量給紙装置及び画像形成装置システム
JP5651796B2 (ja) 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2011063345A (ja) シート給送装置及びこれを備えた画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100924

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20110224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110816