JP5380002B2 - 給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、給紙トレイに積載した用紙の束を1枚ずつ分離して給紙する給紙装置及び画像形成装置に関するものである。
近年、複写機やプリンター等の画像形成装置において、カラー化の市場要求から白色度や光沢を出すためにシートの表面にコーティング処理を施した塗工紙(例えば、アート紙、コート紙)等、表面の平滑なシートにも画像形成の要望が高まっている。また、記録媒体の多様化に伴いOHP用紙、トレーシングペーパー等の要望も高まっている。これらOHP用紙、トレーシングペーパー、塗工紙等は、平滑度が高いため、高湿下の環境で用紙を積載した場合、紙同士が吸着し、従来の給紙装置を用いた画像形成装置ではノーフィードによるミスフィードの多発が問題になっていた。
通常使用される上質紙や複写機メーカー指定の普通紙では、表面の平滑度が低く、用紙収容部に積載した用紙から1枚ずつ用紙を送り出す際に、用紙同士が吸着してミスフィードが起こるような事態は生じなかった。従って、上述の普通紙を主体に使用することを想定して開発された従来の画像形成装置では、給紙ローラーと用紙との間の摩擦係数を大きくして積層された用紙の一番上の1枚を確実に送り込むことで、ミスフィードを防止している。
また、用紙が2枚以上送り込まれないように、捌きローラーやパット捌き又は分離爪等による捌きにより、2枚目以降を押し戻すようにして、一番上の1枚だけが送り込まれるようにしている。
一方、塗工紙等の平滑紙を給紙する給紙装置では、積載された用紙束の送り方向の側端を規制する側端規制部材に設けられた送風口から前述の用紙束の上部に向かってエアーを吹き付け、用紙間にエアーを通過させて分離させる用紙捌き機構が提案されている。又、積載された用紙束の送り方向の下流側に設けられた送風口から前述の用紙束の上部に向かってエアーを吹き付け、用紙間にエアーを通過させて分離させる用紙捌き機構が提案されている。
更に、用紙捌き機構によって分離された用紙を1枚ずつ画像形成部に送る方法として、最上位の用紙を搬送ベルトにサクション吸引し、しかる後に搬送ベルトを移動させて、当該用紙をエアー吸引しつつ搬送する用紙送出機構も提案されている。
特許文献1に記載の技術では、用紙搬送方向の下流側、あるいは用紙搬送方向に直交する側方から積載する用紙束に対してエアーを吹き付けて、用紙間にエアーを通過させて用紙を捌いている。
特許文献2に記載の技術では、用紙搬送方向の上流側から用紙束に対してエアーを吹き付ける用紙捌き機構を設け、更に用紙間に通過するエアーが用紙搬送方向の上流側に向かって吹き抜けるように、用紙の側端部の上面を規制する押圧部材を用紙側端規制部材に設けている。そして、長い用紙の場合に補助的に用紙束の側方にエアーを吹き付ける補助用紙捌き機構を設けていることが記載されている。
特許文献3に記載の技術では、積載する用紙束の一方の側端を規制する用紙側端規制部材にエアーを吹き出す送風口を設けて、用紙束の上部の用紙にエアーを流し込む用紙捌き機構について記載されている。そして、側端から流入したエアーを反対の側端に向かいスムーズに流すため、用紙送り方向の上流側及び下流側において用紙束の上面を押圧する押圧部材を設けて流入したエアーが用紙送り方向の上流側及び下流側から流出することを防止している。つまり、搬送方向の上流側と下流側の用紙が用紙束からエアー圧で浮かないように、押圧部材によって用紙の姿勢を規制するものである。
特許第3855512号公報 特許第3891405号公報 特開平4−23747号公報
上述のエアーによる用紙捌き機構を使用する給紙装置では、積載された用紙束の用紙搬送方向における下流部に対し送風口から用紙束の用紙間にエアーを流し込み、密着された用紙を互いに分離する。そして、用紙間に吹き込まれたエアーにより、用紙間の分離した分離領域は、送風口から次第に拡大し、用紙送り方向の上流側に向かって拡大する。
従って、給紙装置では、上述の分離領域が効率よく用紙送り方向の上流側へ展開するような構成が重要である。
図8は、用紙間の分離(捌き)が上流側にスムーズに行き渡る、効率のよい捌き機構を備えた給紙装置300の斜視図である。
矢印aは、用紙Pの送り方向を示す。
給紙装置300は、給紙トレイ31上に積載される用紙束Pに対して、第1送風手段40と、第2送風手段50と、用紙吸着搬送手段60と、用紙側端規制部材71を周囲に配設する。
第1送風手段40は、用紙束Pの側端にエアーを吹き付け、最上位の用紙P1を用紙束Pから分離するものであり、送風ファン41で生成したエアーを吹き出している。
第2送風手段50は、用紙束Pの先端側の端部にエアーを吹き付けており、第1送風手段による分離を補助するものであり、用紙束Pに対して用紙送り方向の下流側(用紙束の先端側)に配設する。
用紙吸着搬送手段60は、図8では用紙送り方向に引き出されており、実際には矢印の始点に位置し用紙束Pの上方に離れて配設する。そして、第1送風手段40および第2送風手段50のエアーによって浮き上がった最上位の用紙P1をエアー吸着し、しかる後に吸着された用紙P1を矢印aの方向に搬送するものである。
用紙側端規制部材71は、用紙束Pの用紙送り方向と直交する側端部を規制するものであり、図示していない機構により用紙送り方向に直交する方向に移動可能に支持されている。また、第1送風手段40からのエアーを吹き出すための第1送風口72を有する。
用紙側端規制部材71は、第1送風手段40および第2送風手段50から排出されたエアーが用紙束Pの側端側から流れ出さないような防風壁になっている。つまり、第1送風口72以外には開口を有さない壁面構造である。
その結果、エアーによる用紙間の分離(捌き)が用紙搬送方向の下流側にスムーズに行き渡り、効率のよい捌き機構を実現している。
ところが、平滑度の高い用紙に対し用紙捌き性能を強めるために、用紙束Pに対するエアーの吹き付けを次第に強めると、紙種によって重送の発生頻度が次第に増加するという問題が発生した。
確かに、エアーの吹きつけを強めるとノーフィードの発生がなくなり用紙捌き性能は向上するが、一方で、平滑度が高く、且つ剛性が強くない用紙において、重送の発生頻度が次第に増加するという新しい課題が生じた。
上述の重送の発生メカニズムについて、以下に簡単に説明する。
図9は、用紙束Pに吹きつけられるエアーの流れとエアーにより用紙束から分離した最上位の用紙の姿勢を示す、概念図である。図9の(a)は、給紙装置300の給紙トレイ31に積載する用紙束を上方から観たものであり、用紙吸着搬送手段60(破線部内)を透視している。
矢印aは用紙送りの方向であり、矢印V1は第1送風口72から排気されるエアーの流れを示す。そして、矢印V2は第2送風手段50から吹き出されたエアーの流れを示す。
矢印V1および矢印V2のエアーは用紙側端規制部材71で用紙束Pの側端側からの流出が防止されるために、合成されて用紙送り方向(用紙束Pの後端)に向かって流れるような形態を形成している。特に最上位の用紙P1の下に流れ込むエアーは、上方を用紙P1で遮蔽され、下方を用紙束Pあるいは、用紙P1の下方にある用紙P2で遮蔽され、更に両側を用紙側端規制部材71でしっかり阻止される。
従って、エアーによる用紙間の分離(捌き)は用紙の後方に向かれてスムーズに展開する。
図9の(b)及び(c)は、給紙装置300を図9の中央断面図であり、図11はその拡大図である。
図9の(b)は、総じて用紙間の吸着力が強くない用紙を装填した場合であり、用紙束Pから分離した最上位の用紙P1の姿勢を示している。
図9の(b)に示すように、用紙P1は用紙束Pに対してほぼ並行に上方に浮き上がっている。用紙P1の後端が用紙後端規制部材33で規制されているために、用紙P1の先端側の用紙面が用紙吸着搬送手段60に所定位置に吸着され、用紙吸着搬送手段のエアー吸引口を完全に遮蔽する形態を成している。
上述のように、総じて用紙間の吸着力が大きくない用紙からなる用紙束の場合には、理想的なエアー捌き性能を実現している。
図9の(c)は、用紙間の吸着力が大きい用紙を装填した場合における最上位の用紙P1の姿勢を示す。実線は、用紙P1が用紙束Pから分離した初期段階であり、破線は用紙の後端まで分離した後期の状態を示している。
分離した最上位の用紙P1は、後端側が分離されない段階では用紙P1の下面に作用するエアー圧により、実線に示すように上方に浮き上がり、図示のように屈曲する。従って、用紙P1の先端は、用紙吸着搬送手段60の正規位置より上流側(後端側)にdだけ位置ズレして吸着する。そして、用紙P1の吸着により用紙吸着搬送手段60のエアー吸引作用は完全に遮蔽されずに残存する。
図10は、図9の(c)の場合におけて第1送風手段及び第2送風手段50によって用紙束Pから分離された用紙P1が、用紙吸着搬送手段60に吸着されて給紙装置300の下流側に搬送される状態を示す概念図である。最上位の用紙P1に続いて分離して浮きあがった次の用紙P2と、更に分離して浮き上がった用紙P3の状態を示している。
図10の(a)では、図9の(c)のように最上位の用紙P1が正規位置よりdだけ後端側に位置ズレして吸着した状況下において、用紙P2及び用紙P3が正規位置に浮きあがった場合の状況を示している。
用紙P2の先端部は用紙吸着搬送手段60の吸引作用を受け、しっかりと用紙吸着搬送手段60に吸着する。用紙P2の吸着により用紙吸着搬送手段60のエアー吸引作用は完全に遮断されるため、用紙P3は用紙吸着搬送手段60の吸引作用の恩恵に預かれず、第2送風手段によって用紙P2と用紙P3との間にはエアーが流れ、用紙P3は用紙P2から分離して浮遊する。図10の(b)はその状態を示している。
サクションは給紙動作中に常時作動しているために、用紙P1と用紙P2の吸着状態は保持される。一方、用紙P3は位置の定まらない浮遊状態を維持する。
図10(b)のような状態の下で、用紙吸着搬送手段60のベルト搬送が開始すると、用紙P1と用紙P2は、用紙吸着搬送手段60に吸着されて、図10(c)に示すように用紙送り方向の下流側へ一緒に搬送される。前述のベルト搬送は、図11に示す吸着ベルト63を張架する大径ローラー61の回転により行われる。
用紙P3は給紙装置300に残るが、用紙P1の後端が給紙装置300から排出されると、新たな最上位の用紙P1として用紙吸着搬送手段60に吸着される。
以上のことから、エアーが通過できない壁面の用紙側端規制部材を用いてエアーを強く用紙束に吹きつけるエアー捌き給紙装置において、多種多様な用紙、特に平滑度が高く、且つ剛性が大きくない用紙に対して用紙束から分離した用紙の姿勢を常に安定に保持し、重送を防止する技術を提供することが課題である。
特許文献1に記載の技術には、用紙搬送方向の下流側、あるいは用紙搬送方向に直交する側方から積載する用紙束に対してエアーを吹き付けて、用紙間にエアーを通過させて用紙を捌いている。本発明の課題である捌かれた用紙の姿勢、あるいは重送に関して記載されていない。
特許文献2は、用紙がエアー圧で浮かないように押圧部材によって上方から用紙の側端部を押圧して用紙の姿勢を規制するものであるが、本発明の課題である重送に関する記載はなく、重送防止を目的とするものではない。
特許文献3に記載の技術は、搬送方向の上流側と下流側の用紙が用紙束からエアー圧で浮かないように、押圧部材によって用紙の姿勢を規制するものであり、本発明の課題である重送に関する記載もなく、重送防止を目的とするものではない。
本発明は、強いエアーを用紙束に吹き付けて平滑度の高い用紙を確実に分離して捌くと共に重送の発生を防止する、多種多様な用紙に対応可能な給紙装置を提供することを目的とする。
前記目的は、下記に記載する発明により達成される。
1.複数枚の用紙からなる用紙束を積載する給紙トレイと、前記給紙トレイに積載された前記用紙束の最上位の用紙から1枚ずつ複数枚の用紙を搬送する給紙手段と、前記用紙束のそれぞれの側端にエアーを吹き付けて前記用紙束の複数枚の用紙間にエアーを流し込み、前記用紙束から前記用紙を分離する複数の第1送風手段と、前記給紙トレイに積載された用紙束に対し用紙搬送方向の下流側に配設され、前記用紙束の先端にエアーを吹き付けて前記用紙束の用紙間にエアーを流し込み、前記用紙束から用紙を分離する第2送風手段と、前記用紙束の前記それぞれの側端を規制する複数の用紙側端規制部材と、を備え、前記複数の用紙側端規制部材のそれぞれは、一方の前記第1送風手段によって前記用紙束の一方の側端にエアーを吹き付けるための送風口と、前記送風口に対して用紙搬送方向の上流側において、両側のそれぞれの前記用紙側端規制部材の側端規制面に設けられ、前記用紙束から分離した用紙と前記用紙束との間に溜まる前記第1送風手段および前記第2送風手段から吹き付けられたエアーを排出する複数の排気口と、を備え、前記用紙側端規制部材は、前記用紙束の側端に接触して用紙搬送方向に直交する前記用紙の幅方向において、前記用紙束の側端に対して相対距離を変えるように移動可能であり、前記複数の排気口は、前記用紙束の最上部から上方に広がる穴を用紙搬送方向に配列したものであることを特徴とする給紙装置。
2.前記用紙束の用紙搬送方向における上流側の端部を規制する用紙後端規制部材と有することを特徴とする1に記載の給紙装置。
3.前記給紙手段は、吸着ベルトと吸着手段を備え、前記複数の第1送風手段により分離された前記用紙が前記吸着ベルトに吸着されて搬送されることを特徴とする1又は2に記載の給紙装置。
4.用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する1乃至3の何れか1に記載の給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る給紙装置によれば、高湿の環境下で塗工紙等の平滑度が高い用紙を積載した場合でも、重送、ミスフィードのない確実な給紙性能を達成することが出来る。
以下に本発明の実施の形態を図面により説明するが、本発明は、以下に説明する実施の形態に限られるものではない。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LTから構成された画像形成装置の全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、感光体(像担持体)1、帯電手段2、像露光装置3、現像装置4、転写手段5、クリーニング手段6、等から成る画像形成部と、定着装置7及び用紙搬送系と、から構成されている。
用紙搬送系は、給紙カセット10、第1給紙手段11、第2給紙手段12、排紙手段14、搬送路切換手段15、循環再給紙手段16、反転排紙手段17とから構成されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙手段により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサCCDにより読み込まれる。イメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部20において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、像露光装置3に画像信号を送る。
画像形成手段においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
画像形成手段においては、感光体1に対し、帯電手段2により電荷(本実施の形態では負帯電)が付加され、像露光装置3からのレーザ光照射により静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像が顕像化されてトナー像(本実施の形態のではトナーは負電荷である)となる。次いで、給紙カセット10に収容された用紙Pが第1給紙手段11から搬送される。一方、クリーニング手段6により感光体1上の転写残のトナーが除去される。
用紙Pは、レジストローラーから成る第2給紙手段12でトナー像との同期がとられて搬送される。その後、用紙Pは、転写手段5でトナー像が転写されてから定着装置7により定着される。定着後の用紙Pは、排紙手段14により装置外に排出される。
なお、両面コピーの場合は、第1面に画像形成された用紙Pは、循環再給紙手段16に送り込まれて反転され、再び画像形成手段において第2面に画像形成後、排紙手段14により装置外に排出される。反転排紙の場合は、通常の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙手段17においてスイッチバックして表裏反転された後、排紙手段14により装置外に排出される。
画像形成装置本体Aに接続された大容量給紙装置LTは、給紙装置本体30、第1送風手段40、第2送風手段50、用紙吸着搬送手段(給紙手段)60等を有し、大量の用紙Pを収容して、画像形成装置本体Aに用紙Pを1枚ずつ給送する。
給紙装置本体30は、給紙トレイ31、用紙先端規制部材32、用紙後端規制部材33、ガイドレール34を有する。給紙トレイ31は3段に構成され、各給紙トレイ31は、ガイドレール34により大容量給紙装置LTのから引き出し可能に構成されている。例えば、大容量給紙装置LTには、第1段のトレイに1300枚、第2段及び第3段のトレイに1850枚を収容でき、全体として6000枚程度の用紙を収容できる。
図2は本発明の大容量給紙装置LTの要部を示す斜視図、図3は大容量給紙装置LTの正面断面図、図4はその平面図、図5は側面図である。
これらの図において、積層された用紙Pは、給紙トレイ31の上に載置され、図示しない機構により昇降可能に収容されている。また、一対の用紙側端規制手段70は、積層された用紙束Pの側端に接して用紙束Pを規制する用紙側端規制部材71を内側に支持する。そして、用紙Pの送り方向と交差する幅方向において相対距離が自在に変更でき、用紙サイズに対応して用紙束Pの幅方向の位置を定めている。
用紙側端規制手段70は用紙の送り方向に十分に長く、剛性強度の大きい箱形構造を成していて、用紙束Pの最上部においても用紙側端規制部材71と用紙の側端との間隙が広い範囲で所定以下に保持されている。このように最上部の用紙の側端を厳しく規制し、給紙される用紙の規制精度を高めている。(図2)。
用紙先端規制部材32は、の用紙送り方向における積載する用紙Pの先端を規制するものであり、給紙装置本体30に固設している。
用紙後端規制部材33は、用紙Pの長さ方向に移動自在で、用紙Pの送り方向後端の位置を規制するものであり、用紙送り方向に変位可能に給紙装置本体30に支持される。
また、用紙側端規制部材71と用紙後端規制部材33は後述のエアーにより浮きあがった用紙Pを常に規制できるように高さと形状を備えている。
また、図3に示すように、用紙後端規制部材33には、給紙トレイ上に積載された用紙束の最上部の用紙Pの高さを検知する高さ検知センサPS3が配置されている。
給紙トレイ31の底板34上に積載された用紙束Pの最上位は、後述の制御手段によって高さ検知センサPS3の信号に基づきエアーの吹き付けが受けられる最適な高さに維持される。つまり、図3に示す高さ検知センサPS3の検知結果に基づき図示しない昇降モータを駆動させ給紙トレイ31の底板34を上昇させて、常に用紙の最上部を所定の高さに維持するような制御を行っている。
図3に示すように、給紙トレイに積載する用紙束Pに対する、用紙の送り方向の下流側には、用紙吸着搬送手段(給紙手段)60が配置されている。用紙吸着搬送手段60には、駆動源65に接続する大径ローラー61と2個の小径ローラー62に巻回して回動する3つの吸着ベルト63が幅方向に渡って配設される。
吸着ベルト63は、図2に示すように多数の小径の貫通孔が穿設されている。吸着ベルト63の内側には吸引手段64のダクト64Aが固設されている。
吸引手段64は、ダクト64Aとこれに連結する吸引ファン64Bで構成される。ダクトの下部には、それぞれの吸着ベルト63に対向して開口64Cを有する。開口64Cが、用紙吸着搬送手段60のエアー吸引位置を決めている。吸引されたエアーはダクト64Aを介して奥側に排出される。
吸引ファン64Bを給紙装置本体30に奥側に固設し、用紙吸着搬送手段60とダクトで接続するような構成でもよい。
吸引ファン64Bは常時作動しており、用紙吸着搬送手段60は、後述のエアー吹き付けの用紙捌き機構により浮きあがった最上位の用紙Pを吸着ベルト63に吸着する。そして、後述の制御手段により駆動源65が作動され、吸着ベルト63が回動されると、前述の用紙Pは矢印aの方向(用紙搬送方向の下流側)に搬送され、画像形成装置本体Aへ送り込まれる。
吸引手段64の開口64Cの近傍に用紙吸着検知センサPS1が配設され、最上位の用紙Pが吸着されたことを検知する。
フィードセンサPS2は、給紙トレイ31の用紙搬送方向下流側の吸着ベルト63の近傍に配置され、給送される用紙Pの通過を検知する。
つぎに、給紙トレイ31に積載する用紙束の上部にある用紙群に対して、各用紙間にエアーを流して各用紙Pを分離する用紙捌き機構について、以下に説明する。
図2、図5に示すように、用紙Pの送り出し方向と直交する側方から給紙トレイ31内に積層された用紙束Pの上部にエアーを吹き付ける第1送風手段40が給紙トレイ31の両側面に配設されている。第1送風手段40は、用紙側端規制手段70に配設され、送風ファン41とガイド板42等で構成され、用紙側端規制手段70の用紙側端規制部材71に配設される第1送風口72から用紙束Pの上部にエアーを吹き付けている。
送風ファン41は吹出口を上向きにして用紙側端規制手段70に取り付けられている。上向きに排出されたエアーは、ガイド板42により90°向きを変えられ、用紙側端規制部材71の第1送風口72から水平方向に吹き出される。
第1送風口72は第1送風手段40の吹出口とほぼ同じ幅であり、第1送風口72と吹出口はエアーが漏れないように連結されている。第1送風口72の高さは、最上層の用紙P1が第1送風口72のほぼ中央になるような関係が望ましく、送風ファン41の能力やガイド板42等の設計上の理由から適宜に設定される。
上述のように第1送風口72及び第1送風手段40は用紙側端規制手段70に取り付けられており、用紙側端規制部材71と一体に移動できる。従って、用紙サイズの変更に対応して、常に用紙束Pに対し一定の位置関係を維持できる利点がある。
図3で示すように、第1送風口72に対し用紙送り方向の上流側に位置する用紙側端規制部材71の壁面に複数の排気口73を有している。
排気口73の構成は、本発明の課題である、「第1送風手段からのエアー吹きつけにより分離した用紙の姿勢を常に安定に保持して重送を防止する技術の提供」に係わるところであり、以下に詳しく説明する。
排気口73は、用紙束Pの最上部付近から上方に広がる複数の長穴を等間隔で配列され
ている。用紙束Pから分離した最上位の用紙P1が、図の(c)の実線のような姿勢
に至るのを未然に防いでいる。排気口73には、用紙P1の下面に対するエアーの圧力が
過度に上昇しないように適度にエアーを用紙送り方向と直交する側方に排出する、エアー
圧調整機能を有している。従って、図の(c)に示した最上位の用紙P1が上方に屈
曲するような用紙P1の姿勢は生じない。
つまり、用紙P1の下面に対するエアー圧が強まり用紙P1の上方への屈曲度を大きくなると、用紙P1の側端による排出口の遮蔽が減少し、排気口73からのエアー排出量が増加し、用紙P1の下面に対するエアー圧が減少するような関係が成り立つ。以上のような関係から用紙P1は常に本来の姿勢に近く維持される。
従って、平滑度が高く、且つ剛性が高くない用紙からなる用紙束Pの上部の用紙間が十分に分離するように第1送風手段40、又は第2送風手段50の送風力を高めても、最上位の用紙P1の分離の各段階で生じる用紙の屈曲が常に防止されるように機能する。
その結果として、用紙P1は用紙本来の姿勢を維持しながら、用紙P1と用紙P2との間の分離領域を次第に拡大しているために、重送の防止が達成できているものと想定される。
図6の(a)は、本発明に係わる給紙装置本体30における最上位の用紙P1の姿勢を表した概念図である。実線が給紙間隔における初期の段階を示し、破線が後期の段階を示している。図に示すように、エアー分離期間の各過程において、最上位の用紙P1は用紙吸着搬送手段60に吸着されている領域の後端側で少々屈曲している以外では用紙本来の姿勢が維持されている。
次に、用紙の送り方向における給紙トレイ31の下流側に配設する第2送風手段50について、図2、図3、図5に基づき説明する。図5は給紙トレイ31を用紙送り方向における下流側から見た側面図である。
第2送風手段50は、電動ファン51と電動ファン51に接続する送風ガイド52により構成されている。第2送風手段50は、送風ガイド52の第2送風口53からを給紙トレイに積載する用紙束の先端・最上部に対してエアーを吹き付けている。電動ファン51には、第2送風口53を上向きにした送風ガイド52が取り付けられている。
上向きに吹き付けられたエアーは斜め上方の第2送風口53から吹き出される。図3に示すように、第2送風口53から吹き出されたエアーは、用紙吸着搬送手段60の吸着ベルト63に対して用紙送り方向の上流側から斜めに送風される。
第2送風手段50は、用紙Pの種類に応じて送風力が制御できるようになっている。即ち、OHPフィルム、トレース用紙、表面が平滑な塗工紙、ミシン目や筋押し等の加工が施された用紙、オフセット印刷済みの用紙に打ち粉が塗布されている場合などには、用紙束の用紙間にエアーを吹き込んで分離を確実にする。
図7(a)及び(b)、(c)は、第1送風手段40と第2送風手段50によって用紙束Pから分離した用紙P1、P2、P3が用紙吸着搬送手段60に吸着され、搬送される過程を示す概念図である。
図7(a)は用紙P1、P2、P3が第1送風手段40と第2送風手段50によって用紙束Pから分離し浮きあがり、最上位の用紙P1が用紙吸着搬送手段60に吸着した状態である。第1送風手段40により吹き上げられる第1送風V1(図示の白抜き矢印)によって、給紙トレイ31上に積載された用紙束の上層の少数枚の用紙Pが用紙の自重に抗して持ち上げられるが、吸着ベルト63の負圧による吸気V3(図示の白抜き矢印)により最上位の用紙P1のみが吸着ベルト63に吸着される。
本発明に係わる給紙装置本体30では、第1送風手段40によって吹き上げられた最上位の用紙P1は、前述の通り図6(a)の実線に示すように本来の姿勢を保ちながら用紙吸着搬送手段60の所望の位置に吸着される。そのために、ダクト開口64Cは用紙P1で完全に遮蔽され、用紙P2、P3には用紙吸着搬送手段60の吸気V3の作用が及ばない。
図6(b)は、第2送風手段50による用紙P1、P2、P3の分離過程を示す。
用紙P2は吸着ベルト63の吸気V3の作用がなく、第2送風手段50により吹き上げられる第2送風V2(図示の白抜き矢印)によって用紙P2と用紙P1との間には、矢印方向のエアーが進行し用紙P1から確実に分離される。同時に、用紙送り方向の上流側へ作用も受ける状況にある。用紙P3も同様な状況にある。
一方、用紙P1は吸着ベルトの吸着保持され、図6の(a)の破線のような姿勢を維持している。しかる後に、制御手段によって所定タイミング時に用紙吸着搬送手段60の図示しない駆動手段駆動が開始されると、吸着ベルト63に吸着された最上位の用紙P1のみが下流側に搬送される。そして、用紙P1のみが画像形成装置本体Aに案内される。
以上に示すように、本発明に係わる給紙装置は、平滑紙から普通紙に至る広範囲な用紙に対して、高湿度環境を含む広範囲の環境下でも重送、ノーフィード等のミスフィードのない優れた給紙性能が達成できる。
例えば、OHPフィルム、トレース用紙、表面が平滑な塗工紙のような平滑紙に対応でき、ミシン目や筋押し等の加工が施された用紙、オフセット印刷済みの用紙に打ち粉が塗布されている用紙等の特殊紙にも対応でき、当然ながら従来の普通紙にも対応できる。
本発明に係わる給紙装置は、従来の給紙装置に比して、給紙される用紙の片寄り及び曲がりに関しても優れた性能を実現できる。その点について以下に詳しく説明する。
図6の(b)は、本発明に給紙装置本体30を用紙送り方向の上流側から見た側面図であり、第1送風手段40及び第2送風手段50からのエアーにより分離した最上位の用紙P1の姿勢を示している。
実線は、本発明に係わる給紙装置にける最上位の用紙P1である。用紙送り方向と直交する幅方向において平坦な姿勢を示している。
破線は、従来技術の給紙装置300における最上位の用紙の姿勢である。給紙装置300では、エアーが中央部に強い流れ、両側に向かって弱くなるので中央部が上方へ凸になる傾向が強まる。従って、図6の(b)のように用紙側端規制部材71と用紙の側端との間隙が増大する。
図示の例では両側にそれぞれ間隙gが生じており、画像形成装置本体Aに給送される用紙は、用紙送り方向と直交する幅方向におけて2gの範囲で変化する。つまり、従来の給紙装置における用紙の片寄りは、本発明に係わる給紙装置に比して最大2g相当分だけ増加する。
更に、このような間隙の発生によって、送り方向に対して傾斜して給紙する「用紙曲がり」等の不良も当然のことながら大きくなる。
以上の通り、本発明に係わる給紙装置では、エアーにより用紙束Pから分離された用紙Pは、用紙本来の姿勢を維持できるために、用紙側端規制部材71及び用紙後端規制部材33によって理想に近い形態でその位置を規制されて用紙吸着搬送手段(給紙手段)60で画像形成装置本体Aに搬送できる。従って、本発明に係わる給紙装置本体30から用紙を受ける画像形成装置本体Aは、用紙に対する印刷画像の位置精度(レジストレーション)において優れた印刷物を安定して提供できる。
画像形成装置本体、画像読取装置、自動原稿送り装置、大容量給紙装置から構成された画像形成装置の全体構成図。 本発明の大容量給紙装置の要部を示す斜視図。 給紙装置本体の正面中央断面図。 給紙装置本体の平面図。 給紙装置本体の側面図。 第1送風手段と第2送風手段により分離された用紙の姿勢を示す概念図。 分離された用紙P1、P2、P3の用紙吸着搬送過程を示す概念図。 従来技術の大容量給紙装置の要部を示す斜視図。 従来技術における第1送風手段と第2送風手段からのエアーの流れと用紙の姿勢を示す概念図。 従来技術における分離された用紙P1、P2、P3の用紙吸着搬送過程を示す概念図。 従来技術における給紙装置本体の正面中央断面図。
符号の説明
30 給紙装置本体
31 給紙トレイ
32 用紙先端規制部材
33 用紙後端規制部材
40 第1送風手段
41 送風ファン
42 ガイド板
50 第2送風手段
51 電動ファン
52 送風ガイド
53 第2送風口
60 用紙吸着搬送手段(給紙手段)
61 大径ローラー
62 小径ローラー
63 吸着ベルト
64 吸引手段
64A ダクト
64B 吸引ファン
64C 開口
70 用紙側端規制手段
71 用紙側端規制部材
72 第1送風口
73 排気口
A 画像形成装置本体
LT 大容量給紙装置
P、P1、P2 用紙、用紙束
PS1 用紙吸着検知センサ
PS2 フィードセンサ
V1 第1送風
V2 第2送風
V3 吸気

Claims (4)

  1. 複数枚の用紙からなる用紙束を積載する給紙トレイと、
    前記給紙トレイに積載された前記用紙束の最上位の用紙から1枚ずつ複数枚の用紙を搬送する給紙手段と、
    前記用紙束のそれぞれの側端にエアーを吹き付けて前記用紙束の複数枚の用紙間にエアーを流し込み、前記用紙束から前記用紙を分離する複数の第1送風手段と、
    前記給紙トレイに積載された用紙束に対し用紙搬送方向の下流側に配設され、前記用紙束の先端にエアーを吹き付けて前記用紙束の用紙間にエアーを流し込み、前記用紙束から用紙を分離する第2送風手段と、
    前記用紙束の前記それぞれの側端を規制する複数の用紙側端規制部材と、
    を備え、
    前記複数の用紙側端規制部材のそれぞれは、一方の前記第1送風手段によって前記用紙束の一方の側端にエアーを吹き付けるための送風口と、前記送風口に対して用紙搬送方向の上流側において、両側のそれぞれの前記用紙側端規制部材の側端規制面に設けられ、前記用紙束から分離した用紙と前記用紙束との間に溜まる前記第1送風手段および前記第2送風手段から吹き付けられたエアーを排出する複数の排気口と、を備え、
    前記用紙側端規制部材は、前記用紙束の側端に接触して用紙搬送方向に直交する前記用紙の幅方向において、前記用紙束の側端に対して相対距離を変えるように移動可能であり、
    前記複数の排気口は、前記用紙束の最上部から上方に広がる穴を用紙搬送方向に配列したものであることを特徴とする給紙装置。
  2. 前記用紙束の用紙搬送方向における上流側の端部を規制する用紙後端規制部材と有することを特徴とする請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記給紙手段は、吸着ベルトと吸着手段を備え、前記複数の第1送風手段により分離された前記用紙が前記吸着ベルトに吸着されて搬送されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の給紙装置。
  4. 用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する請求項1乃至3の何れか1項に記載の給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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