JP2017024841A - 給紙装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性を低下させることなく、用紙を好適に送り出すことが出来る給紙装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】昇降することで載置された用紙の最上位の用紙を用紙送り出し位置に位置させる用紙載置台と、用紙の幅方向の両側端部側に配置される一対の側端規制部材と、を有し、用紙載置台に載置される用紙の両側端部を前記一対の側端規制部材でガイドしつつ収容する用紙収容部とを有する。側端規制部材のそれぞれは、用紙収容部に収容され、用紙送り出し位置にある用紙の両側端部に浮上エアーを送風して用紙を浮上させる浮上エアー送風部と、側端規制部材から、それぞれ突出可能に設けられ、前記浮上エアーが送風された際に浮上する前記用紙において撓む両側端部に近接して、当該両側端部を規制する可動規制部材とを備える。【選択図】図3

Description

本発明は、用紙束から1枚ずつ用紙を供給する給紙装置、及び給紙装置を備える画像形成装置に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、印刷機、複合機等の画像形成装置本体に用紙を供給する給紙装置は、多数枚の用紙を積載する用紙載置台を有し、画像形成装置本体に接続して、用紙を1枚ずつ送り出す装置である。
このような給紙装置は、一般的に、用紙載置台上の用紙束における最上位の用紙を一枚ずつ正しい向きで送り出すために、用紙の幅方向に離間して配置され、用紙の幅方向の両端(以下、便宜上「用紙側端面」という)をガイドするサイドガイド部材を有する。サイドガイド部材は、送り出す用紙の折れ曲がりの防止や、偏り等による画像形成装置本体で画像形成する際の主走査方向(用紙幅方向)の位置精度を確保するものであるが、サイドガイド部材と用紙の両側端面のそれぞれとの間に隙間が生じる場合、これらの隙間が、用紙の折れ曲がり又は片寄りの要因となる。
一方、サイドガイド部材と用紙の両側端部との間に隙間が無い場合、用紙が移動する際にサイドガイド部材との接触抵抗が増加して、用紙搬送遅れの要因となったり、錆防止のためにガイド部材表面に施された処理材が用紙に付着して汚れの要因となる虞がある。
また、給紙装置におけるサイドガイド部材は、一般的に、底面部に対して、用紙側端面、つまり用紙束の側端面と平行に配置、つまり、鉛直に立設される。これにより、サイドガイド部材は、組み立て公差によっては、それぞれ僅かに傾斜して立設されることがある。このため、サイドガイド部材と、サイドガイド部材間に配置される用紙束との間には、隙間が生じたり、或いは、隙間が無く互いに接触して押圧しあう虞がある。
これを解消するために、例えば、特許文献1には、サイドガイド部材が用紙の両側端をガイドして、搬送方向にガイドし、搬送方向に搬送され始めてから用紙への画像記録が開始されるまでの間に、サイドガイド部材を用紙の両側端から退避する位置に移動させる構成が開示されている。
また、特許文献2には、用紙搬送時において用紙の用紙幅方向の端部(側端部)を規制して搬送するために、用紙に接触する部位に、サイドガイド部材として回転部材を設けた給紙装置が開示されている。この特許文献2の給紙装置では、用紙をガイドする際に、回転部材が用紙の側端面に接触して回転することにより、用紙の両側端部を規制するとともに、用紙との接触抵抗を減らして用紙を送る。
また、給紙装置のガイド部材の一部にバネ等の弾性部材を設け、用紙搬送時に弾性部材により用紙の端面を軽負荷で押圧する機構を備える構成が知られている。また、給紙装置において、用紙の両側端面にクッション材を押し付けて隙間を無くす構成や、更に、ガイド部材とは別に、用紙側端面を規制する補助側面ガイド部材を備えた給紙装置が知られている(例えば、特許文献3)。特許文献3では、側面をガイドするガイド部材で側面を保持できる用紙サイズより小さいサイズの用紙の側面を保持するために、ガイド部材の前端部に、当該ガイド部材の移動方向に突出自在に、補助側端ガイド部材を設けている。この補助側端ガイド部材によって側面を保持された用紙を送り出しローラーで給紙する。
ところで、給紙装置では、積層された用紙束における用紙相互間の接触抵抗によって、用紙が一度に多数枚を送り出されることがある。これら用紙同士の接触抵抗を低減するために、用紙の両側方からエアーを吹き付けて、送り出す用紙を浮上させるエアアシスト技術を有するエアー方式の給紙装置(以下「エアー給紙装置」と称する)が知られている(例えば、特許文献4)。
特許文献4に示すエアー給紙装置は、用紙収容部、吸着搬送部、浮上エアー送風部、分離エアー送風部、及び出口ローラー部等を備える。
吸着搬送部は、多数の吸引孔を有する無端状の搬送ベルトと、搬送ベルトの内部に設置されるエアー吸引部を有する。吸着搬送部は、用紙収容部の上方に配置され、用紙収容部の用紙載置台に積載されている用紙束から1枚ずつ用紙を吸着して搬送する。浮上エアー送風部は、用紙搬送方向に直交する方向(用紙幅方向の両端側)から用紙束の側方に送風を行い用紙束の上位数枚の用紙を浮上させる。分離エアー送風部は、用紙搬送方向の下流側から搬送ベルトに吸着した複数枚の用紙に向けて送風を行い最上位の1枚だけを分離する。出口ローラー部は、吸着搬送部の用紙搬送方向下流側に配置され、吸着搬送部によって搬送されてきた用紙をさらに下流側に送出する。
このようにエアー給紙装置においては、浮上エアー送風部の送風によって用紙を浮上させ、この浮上した用紙をエアー吸引部によって搬送ベルトに吸着させる。この状態で搬送ベルトが走行することにより、用紙が搬送される。また、搬送ベルトに2枚以上の用紙が吸着して搬送される、いわゆる重送が生じるのを防止するため、搬送ベルトに直接吸着する1枚目の用紙(用紙束の最上位の用紙)と1枚目の用紙を介して搬送ベルトに吸着する2枚目の用紙(用紙束の次位の用紙)との紙間に、分離エアー送風部によって分離エアーが送風される。
吸着搬送部によって搬送された1枚目の用紙が出口ローラー部に到達すると、搬送ベルトの走行は停止され、出口ローラー部によって用紙の搬送が行われる。吸着搬送部においては、1枚目の用紙が搬送ベルトの搬送面に沿って摺動することになる。そして、出口ローラー部によって所定長の搬送が行われた後、次の用紙(2枚目の用紙)を給紙するための浮上エアーの送風が開始される。1枚目の用紙の後端位置が吸着搬送部内に進入すると、徐々に2枚目の用紙が表面に現れて搬送ベルトに直接吸着していく。このように、エアー給紙装置では、用紙束に対して両サイドからエアーを吹き付けることにより、用紙同士の接触抵抗を減らして、用紙を送り出す力を減少させつつ、用紙同士の分離性能を向上させて、好適に搬送される位置(正しい姿勢)で用紙束における用紙を最上位から一枚ずつ搬送を可能にしている。
特開2009−007130号公報 特開2009−001382号公報 特開2006−327805号公報 特開2003−149995号公報
しかしながら、上述した従来の給紙装置では、以下の様な問題点があった。
特許文献1のガイド部材を退避させる給紙装置では、ガイド部材を待避させる機構が別途必要となり、給紙装置自体の構成が複雑化するとともに、多量に積載された用紙の場合に、全ての用紙の端部から離間することになり、積載された用紙が崩れる。
特許文献2の用紙ガイド部材に回転部材を設けた構成では、用紙を積載する際に、用紙の側端面に回転部材が接触して損傷を与える虞があるとともに、回転部材により用紙を送り出す際に用紙に接触して保持する面積が点であるので、用紙自体の姿勢が正しい姿勢に対して傾斜する可能性(用紙曲がりの可能性)がある。
また、搬送時に、弾性部材により用紙の端面を軽負荷で押圧する機構や用紙の両側端面にクッション材を押し付ける機構を有する給紙装置では、用紙曲がり或いは正しい位置に対する片寄りを防止できるものの、用紙を送り出す抵抗は増加する。また、均一の荷重で用紙を押圧する構成であるので、積載されている用紙の状態(坪量、剛性、紙種等)により効果が可変する。また、クッション材を用いた給紙装置では、用紙の送り出しを繰り返すことで摩耗する虞がある。
また、特許文献3の補助側面ガイド部材を備えた給紙装置では、補助側面ガイド部材は、規制する用紙サイズ変更に対応して設けられるので、補助側面ガイド部材が設けられるガイド部材と用紙の間に生じた隙間を補間することはできない。
また、用紙束の用紙間同士を好適に分離する特許文献4のエアー給紙装置では、両サイドからのエアーを吹き付けることにより用紙が浮上して、浮上した用紙の両側端側が下側に撓み、その中央部の下側にエアーが溜まる。このように中央部が凸形状に撓み両側端側が下方に撓むことにより、予め用紙幅に対応した間隔で配置されたガイド部材のそれぞれと用紙の両側端との間の隙間が拡大する。またエアーを吹き付けることで浮上している用紙がばたつく虞がある。これにより、エアーの吹き付けにより浮上する用紙に、用紙の曲り・片寄りが発生し、用紙を好適に搬送することができない。
本発明の目的は、簡易な構成で、用紙束の最上位から一枚ずつ用紙を、用紙の曲り・片寄り発生を防止して、用紙束の最上位から一枚ずつ用紙を好適に搬送可能な給紙装置、及び画像形成装置を提供することである。
本発明に係る給紙装置の一つの態様は、
複数の用紙が載置可能であり、且つ、昇降することにより前記用紙の最上位の用紙を用紙送り出し位置に配置可能な用紙載置台と、前記用紙の幅方向の両側端部側に配置される一対の側端規制部材と、を有し、前記用紙載置台に載置される前記用紙の両側端部を前記一対の側端規制部材でガイドしつつ収容する用紙収容部と、
を有し、
前記一対の側端規制部材のそれぞれは、前記用紙送り出し位置にある用紙の両側端部に浮上エアーを送風して、前記用紙を浮上させる浮上エアー送風部と、
前記側端規制部材から前記用紙の両側端部側に突出可能に設けられ、前記浮上エアーが送風された際に突出して、前記浮上エアーにより浮上する前記用紙において撓む前記用紙の両側端部を規制する可動規制部材と、
を有する構成を採る。
本発明に係る画像形成装置の一つの態様は、
上記構成の給紙装置と、
前記給紙装置に接続され、前記給紙装置から給紙された用紙に対して画像を形成する画像形成装置本体と、
を備える構成を採る。
本発明によれば、簡易な構成で、用紙の側端部である用紙側面の端面と側端規制部材の隙間発生を、用紙の側端部側に突出する可動規制部材によって無くすことにより、送り出される用紙の曲り・片寄り発生を防止して、用紙束の最上位から一枚ずつ用紙を好適に搬送できる。
本発明に係る一実施の形態における画像形成装置の全体構成を示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の制御系の主要部を示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の要部である給紙ユニットを示す斜視図 図3におけるIII−III矢視断面図 側端規制部材の要部構成を模式的に示す図 可動ダクトの要部構成を模式的に示す断面図 可動ダクトの動作を模式的に示す断面図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置における給紙動作の例を示すフローチャート 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の給紙動作を模式的に示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の給紙動作を模式的に示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の給紙動作を模式的に示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の給紙動作を模式的に示す図 本発明に係る一実施の形態における給紙装置の変形例を模式的に示す図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、本発明に係る一実施の形態に係る画像形成装置1の全体構成を示す図である。図2は、本発明に係る一実施の形態における給紙装置10の制御系の主要部を示す図である。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像形成装置本体20の側方(図1では右側)に外付け型の大容量給紙装置10(以下、「給紙装置10」と称する)が接続された構成を有する。
給紙装置10は、内部に三段の給紙ユニット10A〜10Cを備え、画像形成装置本体20に用紙を1枚ずつ給紙する。給紙装置10は、図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103等を有する制御部100を備える。制御部100は、画像形成装置本体20の制御部28と協働して、給紙装置10の各ブロックの動作を集中制御する。具体的には、制御部100は、画像形成装置本体20からの制御信号、または吸着状態検出部181、用紙検出部182、搬送状態検出部183、用紙高さ検出部184からの入力信号等に基づいて、用紙収容部11、吸着搬送部12、浮上エアー送風部13、分離エアー送風部14、および出口ローラー部15の動作を制御する。給紙ユニット10A〜10Cの詳細については後述する。
画像形成装置本体20は、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式のカラー画像形成装置である。画像形成装置本体20には、CMYKの4色に対応する感光ドラムを中間転写ベルトの走行方向(鉛直方向)に直列配置し、中間転写ベルトに一回の手順で各色トナー像を順次転写させる縦型タンデム方式が採用されている。すなわち、画像形成装置本体20は、感光体ドラム上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の各色トナー像を中間転写ベルトに転写(一次転写)し、中間転写ベルト上で4色のトナー像を重ね合わせた後、用紙に転写(二次転写)することにより、画像を形成する。
画像形成装置本体20は、画像読取部21、操作表示部22、画像処理部23、画像形成部24、定着部25、給紙部26、用紙搬送部27、及び制御部28を備える。
制御部28は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備える。CPUは、ROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して画像形成装置本体20の各ブロックの動作を集中制御する。また、制御部28は、給紙装置10の制御部100と協働して、給紙装置10の動作を制御する。
画像読取部21は、自動原稿給紙装置(ADF:Auto Document Feeder)及び原稿画像走査装置(スキャナー)等を備える。画像読取部21において、自動原稿給紙装置からコンタクトガラス上に搬送された原稿又はコンタクトガラス上に載置された原稿が原稿画像走査装置によって読み取られ、入力画像データが生成される。
操作表示部22は、例えばタッチパネル付の液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)で構成され、表示部及び操作部として機能する。
画像処理部23は、入力画像データに対して、初期設定又はユーザー設定に応じた階調補正、色補正、シェーディング補正等の各種補正処理や、圧縮処理等のデジタル画像処理を行う。これらの処理が施された画像データに基づいて、画像形成部24が制御される。
画像形成部24は、画像データに基づいて、Y成分、M成分、C成分、K成分の各有色トナーによる画像を形成する。画像形成部24は、感光体ドラム、帯電装置、露光装置、現像装置、及び中間転写装置を備える。画像形成部24においては、感光体ドラムの表面が帯電装置によって一様に帯電される。この帯電した感光体ドラムに対して、露光装置によって画像データに基づくレーザー光が照射されることにより、感光体ドラムの表面に静電潜像が形成される。そして、静電潜像が形成された感光体ドラムに対して、現像装置によってトナーが供給されることにより、静電潜像が可視化されてトナー像が形成される。このトナー像が、中間転写ベルト等を有する中間転写装置によって用紙に転写される。
定着部25は、用紙の定着面(トナー像が形成されている面)側に配置される定着面側部材を有する上側定着部、用紙の裏面(定着面の反対の面)側に配置される裏面側支持部材を有する下側定着部、及び加熱源等を備える。定着面側部材に裏面側支持部材が圧接されることにより、用紙を狭持して搬送する定着ニップが形成される。
定着部25は、トナー像が二次転写され、搬送されてきた用紙を、定着ニップで加熱、加圧することにより、用紙にトナー像を定着させる。
給紙部26は、複数(図1では三段)の給紙トレイを有する。給紙トレイには、坪量やサイズ等に基づいて識別された用紙(規格用紙、特殊用紙)が予め設定された種類ごとに収容される。
用紙搬送部27は、給紙部26又は給紙装置10から給紙された用紙を画像形成部24に搬送する。画像形成部24の二次転写部を用紙が通過する際、中間転写ベルト上のトナー像が用紙の一方の面(表面)に一括して二次転写され、定着部25において定着処理が施される。画像が形成された用紙は、排紙ローラーにより機外に排紙される。用紙の両面に画像を形成する場合は、表面に画像が形成された用紙が裏面用搬送路に搬送され、反転した状態で画像形成部24に搬送される。
図3は、給紙装置10の要部である給紙ユニット10A〜10Cを示す斜視図である。図3では、吸着搬送部12を用紙搬送方向下流側に矢印Z分だけずらして示している。図4は、図3におけるIII−III矢視断面図である。以下において、「用紙搬送方向下流側」を「前端側」、「用紙搬送方向上流側」を「後端側」と称することもある。
図3、4に示すように、給紙ユニット10A〜10Cは、用紙収容部11、吸着搬送部12、浮上エアー送風部13、分離エアー送風部14、出口ローラー部15、及びガイド部16等を備える。
用紙収容部11は、用紙載置台111、前端規制部材112、後端規制部材113、側端規制部材114、115を有し、大量の用紙を収容する。例えば、給紙ユニット10Aの用紙収容部11には1300枚、給紙ユニット10B、10Cの用紙収容部11にはそれぞれ1850枚、全体として5000枚程度の用紙が収容される。用紙収容部11は、それぞれガイドレールによって給紙装置10から引き出し可能となっている。
用紙載置台111は、載置されている用紙束SSの上端面(最上位の用紙)が常に一定の位置となるように昇降可能となっている。用紙載置台111は、用紙の補給時には、最下部まで下降する。用紙載置台111の昇降動作は、制御部100によって制御される。用紙載置台111を昇降することにより、用紙載置台111に載置される用紙を、吸着搬送部12に送り出して、当該吸着搬送部12に吸着させることが可能な位置、用紙送り出し位置に位置させる。前端規制部材112は、用紙載置台111の前端に固定され、用紙束SSの前端位置を規制する。
後端規制部材113は、用紙搬送方向に移動可能に構成され、用紙束SSの用紙長に対応して配置される。後端規制部材113は、用紙束SSを後端側から軽く押圧して、用紙束SSの後端位置を規制する。後端規制部材113は、浮上エアー送風部13又は分離エアー送風部14の送風により用紙が浮上した場合も含めて常に用紙の後端位置を規制できるような高さと形状を有する。後端規制部材113には、用紙載置台111に積載された用紙束SSの最上部の高さを検知する用紙高さ検出部184が配置される。制御部100は、用紙高さ検出部184の検出結果に基づいて、用紙載置台111の昇降動作を制御する。
側端規制部材114、115は、用紙幅方向に移動可能に構成され、用紙束SSの用紙幅に対応して配置される。側端規制部材114、115の互いに対向する内面1141、1151(用紙束SSに当接する面)間に用紙束SSが配置され、側端規制部材114、115は、用紙束SSを用紙幅方向両側から軽く押圧して、用紙束SSの側端位置を規制する。ここでは、側端規制部材114、115は、互いに対向方向に対称な形状である。側端規制部材114、115は、用紙載置台111の昇降により互いの内面1141、1151間で昇降する用紙束SSの両側端を、それぞれの内面1141、1151で規制する。
側端規制部材114、115は中空構造を有し、その内部には、浮上エアー送風部13と、浮上エアー送風部13から送風されたエアーを案内する可動ダクト(可動規制部材)19とが配置される。
図5は、側端規制部材の要部構成を模式的に示す図である。図5は、側端規制部材115を示し、側端規制部材114は、側端規制部材115に対して対向方向、つまり、用紙の幅方向で対称な形状である。よって、図中では、側端規制部材115の要部構成に符号を付し、この符号に、側端規制部材114における要部構成の符号を(かっこ書き)で付して示す。
側端規制部材115、114の内面(対向面)1151(1141)の下端部分には、対向する側端規制部材115、114側に突出した段差面1151aが形成されている。側端規制部材114、115は、内面1141、1151を用紙の側端面と平行、つまり、鉛直となるように用紙収容部11の底面部分に取り付けて立設される。
側端規制部材114、115等のように、底面部分から所定の高さで鉛直に立設する部品は、部品公差等により用紙の幅方向に若干傾斜した状態(所謂「倒れ」がある状態)となることが知られている。よって、底面部分に垂直に立設される一対の側端規制部材(側端規制部材114、115に相当する部材)に「倒れ」がある場合、一対の側端規制部材と用紙の側端面との間隔が、組み立て後に予定された間隔と異なる間隔になる。これにより、一対の側端規制部材は、用紙の両側端面を押し付けたり、用紙の両側端面との間に大きな隙間が形成されたりして、搬送する用紙(用紙束SS)の側端位置を規制する機能を果たせなくなる。
本実施の形態の側端規制部材114、115は、内面1141、1151には下端部分に段差面(図5で段差面1151aのみを示す)を有する。側端規制部材114、115を用紙収容部11の底面部分に取り付ける際には、段差面(1151aのみ示す)を有する下端部分が、用紙の両側端に沿って取り付けられる。これにより、側端規制部材114、115を底面部分に取り付けた際に、部品公差等により互いの対向方向に傾斜する「倒れ」、特に互いに対向する方向へ倒れる状態である「内倒れ」が生じても、互いの内面1141、1151間の間隔(側端規制部材114、115の上側部分の間隔)は、上下方向で用紙幅よりも短くなることがない。
例えば、側端規制部材114、115が互いに対向する方向に「内倒れ」が生じていても、段差面同士よりも互いに離間する位置に位置する内面1141、1151の上端部分間の長さは、用紙幅よりも小さくなることがない。これにより、側端規制部材114、115は、内面1141、1151間の間隔を用紙の側端面を規制する好適な間隔にできる。
一方、側端規制部材114、115の内面(用紙束SSに当接する面)の上部には、図3に示すように、浮上エアー送風部13から送風されるエアーを側端規制部材114、115の外部に吹き出すための送風口114a、115aが設けられている。送風口114a、115aは、用紙搬送方向において、吸着搬送部12(図4参照)と少なくとも一部が重なるように配置される。
具体的には、送風口114a、115aは、用紙送り出し位置に位置する用紙の両側端部に対向するように配置されるとともに、吸着搬送部12に吸着される用紙の両側端部に対向する位置に配置される。
浮上エアー送風部13は、送風ファン131及び導風路132を有する。浮上エアー送風部13は、側端規制部材114、115のそれぞれの内部に配置される。図3では、側端規制部材115の内部に配置される浮上エアー送風部13と可動ダクト19を図示している。送風ファン131は、例えばシロッコファンであり、用紙の種類(サイズ、紙質、坪量)等に応じて風量を制御し、最適な風量で送風できるようになっている。例えば、風量の大小の調整は、坪量が軽<重、用紙長さが短<長、或いは、用紙幅が狭<広になるに伴い、風量は小<大となるように調整される。
また、浮上エアー送風部13は、浮上エアーの風量を、浮上させる用紙幅の中心からの可動ダクト(可動規制部材)19の位置(詳細には湾曲風路部194)が均等になるように、調整される。これにより浮上させる用紙を、幅方向に均等な正しい姿勢で浮上させることができる。
また、送風ファン131の動作は、制御部100によって制御される。ここでは、送風ファン131の風量は、側端規制部材115の外面に設けられ、制御部100により制御される風量調整部136により調整される。
風量調整部136は、側端規制部材115の外面において、送風ファン131の吸引口と側端規制部材115の外部とを連通させる開口(図示省略)の開口量をシャッター機構により調整して送風ファン131の風量を調整する。例えば、風量を、坪量、用紙長さ、用紙幅等の各条件に対応して予めテーブルとして予め設定しておく。制御部100は、給紙する用紙の坪量、用紙長さ、用紙幅を、テーブルと対応させて風量調整部136を制御して、側端規制部材115の外面の開口の開口量を、適した風量で送風できる。なお、風量調整部136による風量調整は、手動により調整されてもよい。
側端規制部材115の内部に配置された浮上エアー送風部13の導風路132と、送風口115aとは、可動ダクト19を介して連通する。なお、側端規制部材114の内部に配置された浮上エアー送風部(図示省略)の導風路と、送風口114aとは、可動ダクト(図示省略)を介して連通可能である。
図3及び図5に示す可動ダクト19は、エアー導入口19aとエアー排出口19bとが異なる向きとなるように形成されている。ここでは、可動ダクト19では、下端部分のエアー導入口19aが導風路132を囲むように形成され、エアー排出口19bが、内面1151側に向けて開口するように形成されている。
可動ダクト19は、側端規制部材114、115内に、浮上エアー送風部13の導風路132に対して上下方向に移動自在に設けられている。可動ダクト19は、上下動しても、浮上エアー送風部13からのエアーをエアー導入口19aから導入してエアー排出口19bから排出可能である。加えて、可動ダクト19は、側端規制部材114、115の送風口114a、115aから外方に突出する位置に移動するように配設されている。
ここでは、可動ダクト19は、エアー導入口19aを有する連絡部192と、連絡部192に連続して形成され、且つ、エアー排出口19bを有する正面視円弧状の湾曲風路部194とを有する。
連絡部192は、筒状をなし、エアー導入口19aを介して導風路132の外周側に遊挿され、導風路132の開口方向に上下動自在である。この連絡部192の移動に伴い湾曲風路部194も上下動する。
図6は、可動ダクト19の要部構成を模式的に示す断面図であり、図7は、可動ダクト19の動作を模式的に示す断面図である。
図5及び図6に示すように、可動ダクト19の湾曲風路部194において、上面部1941の内面は湾曲している。ここでは、上面部1941は、湾曲板状に形成されており、可動ダクト19が上方に移動した際に、側端規制部材115の上面のストッパー壁部(突き当て部)153により上方への移動が規制される。ストッパー壁部153は、浮上エアーにより移動する可動ダクト19に突き当てて、可動ダクト19の移動範囲を規制する。
上面部1941の先端側の縁部には、エアー排出口19bの上縁部を形成する前面部1942が設けられている。
前面部1942は、エアー排出口115aの開口方向(用紙の側端規制部材115、114と対向する方向)と直交して配されている。前面部1942は、その裏面側で、エアー導入口19aから導入される浮上エアーが吹き付けられるように構成される。ここでは、前面部1942の裏面側と上面部1941の裏面側とで、空気溜まり部195が形成されている。
また、前面壁部1942には、上下方向に回転軸を配置したコロ部材(回転部材)31が転動可能に取り付けられている。
可動ダクト19は、図6に示す状態において、送風ファン131が駆動されて、浮上エアーがエアー導入口19aから導入されると、送風ファン131からの浮上エアーAC1を、上面部1941を介してエアー排出口19bに案内する。すなわち、浮上エアーAC1は、上面部1941を吹いてからエアー排出口19bから排出される。
これにより、上面部1941は、図7Aに示すように、浮上エアーAC2により上方に押圧されることになり、可動ダクト19は、浮上して上方に移動(矢印M1方向)しつつ、上面部1941により案内されて送風方向を変えた浮上エアーAC3を、エアー排出口19bから送風エアーとして排出する。
上方に移動した湾曲風路部194は、ストッパー壁部153により上方への移動を規制される。また、上面部1941により案内される浮上エアーAC3は、図7Bに示すように、前面部1942を、内面1151側、つまり、送風口115a側(矢印M2方向)に流れて、前面部1942を吹く。これにより、浮上エアーAC3は、空気溜まり部195に溜まるエアーとともに、前面部1942を押圧する。すると、可動ダクト19自体は、浮上エアーAC1により上方に浮上しているものの、ストッパー壁部153で規制されるので、浮上エアーAC1により押圧される方向に、可動ダクト19の湾曲風路部194が移動する。すると、湾曲風路部194は、送風口115aを介して、側端規制部材115の内面1151から用紙の側端側に突出する。
その際、前面部1942は、側端規制部材115の上方の位置から吸着搬送部12に搬送される用紙の側端面に近接、あるいはコロ部材31で接触し、用紙を両側端から規制可能となる。
浮上エアー送風部13は、側端規制部材114、115の内部に配置されているので、用紙のサイズが変更された場合でも、側端規制部材114、115の移動に伴い、浮上エアー送風部13も一緒に移動する。
これにより、浮上エアー送風部13において、送風ファン131が作動すると、浮上エアーが上向きに送風(図6及び図7で示す浮上エアーAC1〜AC3参照)され、可動ダクト19が移動するともに、送風方向が、可動ダクト19により90°向きを変えられる。そして、浮上エアーは、送風口114a、115aを介して、用紙幅方向両側から用紙束SSの上部、及び、吸着搬送部12に吸着される用紙の側端面に送風される。これにより、用紙束SSの上位数枚の用紙が浮上する。
図3及び図4に戻り、吸着搬送部12は、用紙幅方向に並設された第1の吸着搬送部12A、第2の吸着搬送部12B、第3の吸着搬送部12C、及び第4の吸着搬送部12Dを有し、用紙載置台111の上方に配置される。第1の吸着搬送部12A〜第4の吸着搬送部12Dは、ほぼ同様の構成を有するので、図示及び説明の便宜上、共通する構成要素は同一の符号で示し、それぞれを区別する場合には符号にA、B、C、又はDを添えて示すこととする。
吸着搬送部12は、無端状の搬送ベルト121及び搬送ベルト121の内部に配置されるエアー吸引部122を有する。
搬送ベルト121は、全面にわたって多数の吸引孔121aを有する。搬送ベルト121は、エアー吸引部122の用紙搬送方向上流側に設けられた大径ローラー123と、前方に設けられた二つの小径ローラー124、125(区別する場合は、「上側小径ローラー124」、「下側小径ローラー125」と称する)に巻回される。大径ローラー123及び小径ローラー124、125は、巻回される搬送ベルト121が横ずれしないように、太鼓状(クラウン状)に形成される。
大径ローラー123A〜123Dは、それぞれの搬送ベルト121A〜121Dに対応して、共通のローラー軸123aに取り付けられる。ローラー軸123aは、動力伝達機構(図示略)を介して駆動モーターに接続される。給紙装置10の制御部100が駆動モーターを駆動させることに伴い、大径ローラー123が回転し、搬送ベルト121が一定の方向に走行する。
上側小径ローラー124A〜124Dは、それぞれの搬送ベルト121A〜121Dに対応して、共通のローラー軸に取り付けられる。大径ローラー123の最上部の位置と上側小径ローラー124の最上部の位置は同じである。上側小径ローラー124は、搬送ベルト121の走行に従動して回転する。
下側小径ローラー125A〜125Dは、それぞれの搬送ベルト121A〜121Dに対応して、共通のローラー軸に取り付けられる。大径ローラー123の最下部の位置と下側小径ローラー125の最下部の位置は同じである。すなわち、搬送ベルト121A〜121Dによる用紙の搬送面は水平面となる。下側小径ローラー125A〜125Dは、搬送ベルト121の走行に従動して回転する。
エアー吸引部122は、搬送ベルト121A〜121Dを貫通して装置奥側(吸着搬送部12A側)に延び、搬送ベルト121A〜121Dに対応する部分の下面に吸引口を有する吸引ダクト122aと、吸引ダクト122aの最も奥側に配置される吸引ファン(図示略)を有する。吸引ファンが作動すると、吸引ダクト122a内が負圧となり、吸引孔121aを介して用紙が搬送ベルト121に吸引され、吸着する。吸引ファンの動作は、制御部100によって制御される。
吸着搬送部12には、用紙が搬送ベルト121に吸着しているか否かを検出する吸着状態検出部181が配置される。吸着状態検出部181は、例えば検出フラップ181aと透過型の光センサー(フォトインタラプター)181bで構成される。検出フラップ181aは、例えば大径ローラー123Bと大径ローラー123Cとの間に配置される。光センサー181bは、発光部(図示略)と受光部(図示略)とを有し、受光部に入射した光の強度を検知する。
用紙が搬送ベルト121に吸着していない状態において、検出フラップ181aは、一端側が搬送ベルト121の搬送面よりも下方に突出し、他端側が光センサー181bの発光部から出射した光を遮断しない位置となる。一方、用紙が搬送ベルト121に吸着している状態において、検出フラップ181aは、一端側が搬送ベルト121の搬送面まで押し上げられ、他端側が光センサー181bの発光部から出射した光を遮断する位置となる。光センサー181bで検知された光の強度に基づいて、検出フラップ181aの位置を検出でき、したがって、用紙が搬送ベルト121に吸着しているか否かを判断することができる。ただし、吸着状態検出部181は、搬送ベルト121に吸着している用紙が1枚目の用紙であるか2枚目の用紙であるかを判別することはできない。なお、吸着状態検出部181は、これに限定されるものではなく、用紙が搬送ベルト121に吸着しているか否かを検出できる構成であれば良い。
分離エアー送風部14は、送風ファン141及び導風路142を有する。分離エアー送風部14は、前端規制部材112の用紙搬送方向下流側に配置される。送風ファン141は、例えば用紙のサイズ、紙質、坪量等で風量を制御し、最適な風量で送風できるようになっている。送風ファン141の動作は、制御部100によって制御される。
分離エアー送風部14は、風向切替板(図示略)を有し、吸着搬送部12の前端近傍と、用紙束SSの前端近傍とに、エアーの送風方向を切り替え可能となっていても良い。この場合、分離エアー送風部14は、浮上エアー送風部13による浮上エアーの送風が行われるときには用紙束SSの前端近傍に浮上エアーの送風を行い(第1の送風)、浮上エアー送風部13による浮上エアーの送風が停止されると吸着搬送部12の前端近傍に分離エアーの送風を行う(第2の送風)。つまり、分離エアー送風部14は、浮上エアー送風部としても機能する。
分離エアー送風部14において、送風ファン141が作動すると、導風路142の送風口142aを介して、用紙束SSの前端近傍、または吸着搬送部12の前端近傍にエアーが送風される。用紙束SSの前端近傍に浮上エアーの送風を行うことにより、用紙束SSの上位数枚の用紙を効率よく浮上させることができる。また、吸着搬送部12の前端近傍に分離エアーの送風を行うことにより、搬送ベルト121に吸着した複数枚の用紙から2枚目以降の用紙を分離させ、1枚目の用紙だけを搬送ベルト121に吸着させて搬送することができる。
出口ローラー部15は、上側搬送ローラー151と、上側搬送ローラー151に当接する下側搬送ローラー152とを有する。上側搬送ローラー151は駆動ローラーであり、下側搬送ローラー152が従動ローラーである。出口ローラー部15は、吸着搬送部12で搬送されてきた用紙を、上側搬送ローラー151と下側搬送ローラー152とで狭持して、用紙搬送方向下流側に送り出す。
ガイド部16は、上側ガイド板161及び下側ガイド板162を有し、吸着搬送部12によって搬送されてきた用紙を出口ローラー部15に案内する。上側ガイド板161と下側ガイド板162とによって形成された間隙を用紙が搬送される。
出口ローラー部15の用紙搬送方向上流側には用紙検出部182(いわゆるフィードセンサー)が配置される。用紙検出部182は、例えば反射型の光センサーで構成され、受光した反射光の強度に基づいて、用紙の有無を検出する。用紙検出部182によって用紙が出口ローラー部15に進入し始めることを検出できる。また、出口ローラー部15における用紙の搬送速度と用紙サイズに基づいて、出口ローラー部15からの用紙の排出タイミングを算出することができる。用紙検出部182によって、紙ジャム等の給紙不良を検出することができる。
本実施の形態では、給紙装置10は、側端規制部材114、115により、用紙の両側端の位置を規制しつつ、用紙収容部11への用紙束をセットし、用紙収容部11にセットした用紙束SSから、吸着搬送部12の吸着可能位置に用紙Sを送り出す。その用紙Sの送り出しの際に、給紙装置10は、側端規制部材114、115の上方に位置された用紙束SSの最上位の用紙Sを、一枚ずつ吸着搬送部12に好適な姿勢で吸着させる。これにより、吸着搬送部12から画像形成装置本体20への送り出しを適切な姿勢で行わせる。
次に、本発明に係る一実施の形態における給紙装置10における給紙動作の例を、図8〜図12を参照して説明する。
図8は、本発明に係る一実施の形態における給紙装置10における給紙動作の例を示すフローチャートであり、主に用紙を用紙載置台111から吸着搬送部12の吸着可能位置まで移動する給紙処理を説明する。図8に示す給紙処理は、例えば、画像形成装置本体20から給紙開始情報が入力されることに伴い、CPU101がROM102に格納されている所定のプログラムを実行することにより実現される。なお、用紙載置台111は、用紙の補給に備えて、最下部まで下降しているものとする。図9〜図12は、本発明に係る一実施の形態における給紙装置10の給紙動作を模式的に示す図である。
まず、制御部100は、図9〜図10に示すように、用紙束SSを載置した用紙載置台111を所定位置まで上昇させる(ステップS10)。ここで、所定位置とは、特に、浮上エアー送風部13により、用紙載置台111に載置された用紙Sを、浮上されることにより、エアー吸引部122から受ける吸引力によって吸着搬送部12に吸着可能な位置に移動できる位置、つまり送り出し位置である。すなわち、用紙が、送風口114a、115aに対向する位置である(図10参照)。
次に、制御部100は、エアー吸引部122(図3及び図4参照)を制御してエアーによる吸引を開始させる(ステップS11)。エアー吸引部122は、給紙処理が終了するまで常時エアーによる吸引を行う。
次いで、制御部100は、分離エアー送風部14(図4参照)を制御して、吸着搬送部12の前端近傍に対する分離エアーの送風動作を開始させる(ステップS12)。次に、制御部100は、浮上エアー送風部13(図3参照)を制御して用紙束SSの上部側方に対する浮上エアーの送風動作を開始させる(ステップS14)。
浮上エアー送風部13から浮上エアーAC1が送風され、可動ダクト19を介して用紙束SS側に排出されるので、用紙収容部11に収容された用紙束SSの上位数枚の用紙Sは、自重に抗して浮上する(図11参照)。
浮上エアーAC1により用紙Sを浮上させることで、その下方の次紙との間に隙間が発生し、用紙間の抵抗がなくなる。浮かせた用紙Sは、両側端から吹き付けられる浮上エアーによって撓み、これにより、用紙の両側端と側端規制部材114、115との間に隙間Gが形成される。
また、浮上エアーAC1が可動ダクト19内に導入されることによって可動ダクト19自体は、エアー排出口19b(図6、図7参照)から浮上エアーを排出しつつ、上昇して、ストッパー壁部153に当接した後、送風口114a、115aから用紙の側端面側に移動する(図11参照)。
これにより可動ダクト19の湾曲風路部194は、側端規制部材114、115の内面1141、1151から用紙束SS側に突出し、隙間Gを補間する。浮上エアー送風部13からの浮上エアーの風量は、制御部100を介して可動ダクト19が隙間Gを補間する位置(停止位置)に到達した後、その位置に留まるような風量に調整される。これにより、隙間Gを補間する位置を維持させるための構成を別途設ける必要がない。
また、図12に示すように、隙間G内に侵入した湾曲風路部194の前面部1942が、用紙Sの両側端面に接触するので、吸着搬送部12に吸着される用紙Sの幅方向の両側端面を規制する。具体的には、前面部1942は、転動するコロ部材31を介して用紙の側端面に接触するので、用紙Sの厚み方向の長さで接触しつつ、用紙Sの両側端面を規制する。
次に、制御部100は、吸着状態検出部181の検出結果に基づいて、用紙が搬送ベルト121に吸着しているか否か、つまり浮上した用紙が吸着搬送部12の吸着位置)に位置しているか否か、について判定する(ステップS16)。判定の結果、用紙が吸着搬送部12(詳細には、搬送ベルト121)に吸着していない場合(ステップS16、NO)、処理は、ステップS16の前に戻る。
一方、用紙が搬送ベルト121に吸着している場合(ステップS16、YES)、制御部100は、浮上エアー送風部13を制御して用紙束SSの上部側方に対する浮上エアーの送風動作を停止する(ステップS18)。浮上エアー送風部13の送風動作を停止すると、浮上エアーにより上昇していた可動ダクト19は、自重により降下して元のデフォルト位置(図3、図5及び図10参照)に移動する。このように、隙間Gを補間していた湾曲風路部194は、浮上エアーを停止するだけで、側端規制部材114、115内のデフォルト位置に戻る。また、浮上エアーの停止は、搬送方向の下流にある搬送ローラーにニップされたことを検知した際に制御部100により行うようにしてもよい。
次に、制御部100は、用紙の搬送動作、つまり、用紙の画像形成装置本体20への給紙を開始させる(ステップS20)。具体的には、制御部100は、吸着搬送部12を制御して、搬送ベルト121を走行させる。また、制御部100は、出口ローラー部15を制御して、上側搬送ローラー151を回転させる。搬送ベルト121が走行することにより、1枚目の用紙は搬送ベルト121に吸着した状態で搬送される。
ステップS20における処理が完了することによって、給紙装置10における給紙処理は終了する。
本実施の形態によれば、浮上エアーを吹いて、用紙収容部11の側端規制部材114、115間から吸着搬送部12に用紙を搬送する際に、用紙の幅方向の端面である両側端面と、側端規制部材114、115との間に隙間Gが発生しても、浮上エアーを送風する可動ダクト19自体の移動によって無くすことができる。言い換えれば、浮上エアーを吹き付けて用紙Sが撓むことによる隙間Gの発生を抑制する。これにより、吸着搬送部12に給紙する、つまり、吸着搬送部12に吸着させる際の用紙の曲り・片寄り発生を防止することができる。
また、用紙Sが吸着搬送部12に吸い付けられた後、浮上エアー送風部13からの浮上エアーの送風の停止に伴い、可動ダクト19(詳細には湾曲風路部194)は、隙間Gから後退し、元の位置に自重で戻る。これにより、吸着搬送部12が吸着した用紙を画像形成装置本体20に送り出す給紙時には、可動ダクト19は用紙に接触しなくなり、用紙送り出し負荷の増大を抑えるとともに、用紙Sの側端面の折れ等による汚れを防止することができる。
また、用紙Sを画像形成装置本体20に給紙している状態(例えば、搬送状態検出部183により検出される位置情報)により、最適な可動ダクト19の制御も可能になり、給送安定性に繋がる。
このように、簡易な構成で、用紙の側端部(側面の端面)と側端規制部材114、115の隙間G発生を、用紙の側端部側に突出する可動ダクト(可動規制部材)19によって補間して無くすことにより、用紙束の最上位から一枚ずつ用紙を、用紙の曲り・片寄り発生を防止して、好適に搬送できる。また、用紙を損傷させることなく、更に、生産性を低下させることなく、例えば、画像形成装置本体20に好適に搬送できる。
なお、本実施の形態では、浮上エアーの吹き付けによって上方の吸着搬送部12に搬送される用紙Sが撓むことにより、用紙Sの両側端面と側端規制部材114、115との間に形成される隙間Gの補間を、可動ダクト19自体の移動により行う構成としたが、これに限らない。
浮上エアーによって用紙を吸着搬送部12による吸着位置に浮上させる給紙装置10において、浮上エアーを吹き付けて用紙Sが撓むことで形成される用紙の両側端と側端規制部材114、115との間の隙間Gは、どのように補間されてもよい。
図13に変形例を示す。
図13は、側端規制部材114、115の変形としての側端規制部材115Aの動作を模式的に示す図である。なお、この側端規制部材115Aを備える給紙装置は、図1〜図12に示す実施の形態1に対応する給紙装置10の側端規制部材114、115と同様の基本的構成を有しており、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
すなわち、本実施の形態の給紙装置10において、変形例としての側端規制部材115Aを側端規制部材115に変更し、側端規制部材114も、側端規制部材115Aと対向する方向で対称に形成される側端規制部材に変更した給紙装置である。
図13Aに示す側端規制部材115Aは、側端規制部材115の構成において、側端規制部材115と同様に構成された中空の側端規制部材115A内に、浮上エアー送風部13と、可動ダクト(可動規制部材)19Aとが配置される。
側端規制部材115Aの内部には、浮上エアー送風部13と、浮上エアー送風部13から送風されたエアーを案内する可動ダクト19Aとが配置される。
側端規制部材115Aは、側端規制部材115と基本的に同様の機能を有し、内部に配置される可動ダクト19Aを浮上エアー送風部13に対して上下方向に移動可能に支持している点のみ異なる。すなわち、側端規制部材115Aは、側端規制部材114、115と比較して、可動ダクト19Aを、内面1151Aから突出する方向(互いに対向する方向)へ移動しないように支持する。また、側端規制部材115Aの内面1151Aの下端部分には、対向する側端規制部材(側端規制部材115Aと鏡面対称の構造)側に突出した段差面(図示省略)が形成されている。
また、可動ダクト19Aは、可動ダクト19と基本的な機能は同様であり、略同様の基本的構成を有し、連絡部192と同様の連絡部192Aと、湾曲風路部194Aとを有する。可動ダクト19Aは、側端規制部材115A内に、浮上エアー送風部13の導風路132に対して、上下動自在に、且つ、上下動中も浮上エアーを案内可能に配置されている。可動ダクト19Aは、浮上エアーが導入口19aから導入されることによって、上方に移動しつつ浮上エアーを、エアー排出口19bを介して通風口115aから吹き出させる。
可動ダクト19Aは、可動ダクト19と略同様に形状されているが、湾曲風路部194Aにおいて、エアー排出口19bの上端部を形成する前面部1942に相当する前面部1942Aに、コロ部材31に変えて押出部材60を備える点で異なる。押出部材60は、前面部1942Aにエアー排出口19bに向かって出没自在に取り付けられている。
具体的には、可動ダクト19Aは、側端規制部材115A内に、上下方向で移動自在に配置される。可動ダクト19Aは、浮上エアー送風部13から浮上エアーが送風されることにより、連絡部192Aを介して、浮上エアー送風部13の導風路132からエアー排出口19bまでを連通させた状態で、上方に移動する。上方への移動はストッパー壁部(突き当て部)153Aにより規制される。側端規制部材115Aにおけるストッパー壁部153Aは、側端規制部材115A内の可動ダクト19Aに対して上方向への移動を規制し、可動ダクト19Aを、側端規制部材115A内で上下方向にのみ移動させる。
押出部材60は、前面部1942Aの延在方向(用紙の長手方向)に沿って延在し、且つ、前面部1942Aと平行な矩形板状の先端部61を有する。押出部材60は、先端部61を蓋体とし、後端部側で開口する有蓋筒状に形成され、前面部1942Aに対して、前面部1942Aと直交する方向に出没自在に取り付けられている。押出部材60は、開口側を湾曲風路部194Aの内面に向けて配置され、湾曲風路部194Aの内面で案内される浮上エアーACが、内部、詳細には先端部61の裏面に流れる。
側端規制部材115Aでは、浮上エアー送風部13により浮上エアーACが送風されると、エアー導入口19aからダクト19A内に導入されて、ダクト19A自体が、上方に移動する(図13B参照)。この移動とともに、浮上エアーACは、可動ダクト19Aの湾曲風路194Aに案内されて前面部1942A側、つまり、エアー排出口19b側に流れる。すると、押出部材60は、後端側から流入する浮上エアーACによって、エアー排出口19bの開口方向、つまり、用紙の側端面側に押し出される(図12C参照)。
これにより、押出部材60は、可動ダクト19A内に導入される浮上エアーによって、浮上エアーACが吹き付けられて、内面1151Aから突出する。そして、先端部61は、吸着搬送部12に供給する用紙束の用紙の側端面に当接して、浮上エアーACにより撓んだ用紙の側端面と側端規制部材115Aとの間の隙間Gを補間できる。これにより上述した給紙装置10と同様の作用効果を得ることが出来る。
また、上記実施の形態において、給紙装置10が備える搬送ベルト121の数は4つに限定されず、給紙装置10は、搬送ベルト121を少なくとも1つ備えていればよい。
その他、上記実施の形態は、何れも本発明の実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその要旨、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 画像形成装置
10 給紙装置
10A、10B、10C 給紙ユニット
11 用紙収容部
12 吸着搬送部
12A、12B、12C、12D 吸着搬送部
13 浮上エアー送風部
14 分離エアー送風部
15 出口ローラー部
16 ガイド部
19、19A 可動ダクト(可動規制部材)
20 画像形成装置本体
21 画像読取部
22 操作表示部
23 画像処理部
24 画像形成部
25 定着部
26 給紙部
27 用紙搬送部
28 制御部
31 コロ部材(回転部材)
60 押出部材
61 先端部
100 制御部
111 用紙載置台
112 前端規制部材
113 後端規制部材
114、115、115A 側端規制部材
121 搬送ベルト
122 エアー吸引部
131 送風ファン
132 導風路
141 送風ファン
142 導風路
181 吸着状態検出部
182 用紙検出部
192、192A 連絡部
194、194A 湾曲風路部

Claims (12)

  1. 複数の用紙が載置可能であり、且つ、昇降することにより前記用紙の最上位の用紙を用紙送り出し位置に配置可能な用紙載置台と、前記用紙の幅方向の両側端部側に配置される一対の側端規制部材と、を有し、前記用紙載置台に載置される前記用紙の両側端部を前記一対の側端規制部材でガイドしつつ収容する用紙収容部と、
    を有し、
    前記一対の側端規制部材のそれぞれは、前記用紙送り出し位置にある用紙の両側端部に浮上エアーを送風して、前記用紙を浮上させる浮上エアー送風部と、
    前記側端規制部材から前記用紙の両側端部側に突出可能に設けられ、前記浮上エアーが送風された際に突出して、前記浮上エアーにより浮上する前記用紙において撓む前記用紙の両側端部を規制する可動規制部材と、
    を有する、
    給紙装置。
  2. 前記可動規制部材は、前記浮上エアー送風部からの浮上エアーにより可動自在に設けられ、前記浮上エアーによって前記用紙送り出し位置の前記用紙の側端部側に移動する、
    請求項1に記載の給紙装置。
  3. 前記可動規制部材は、前記一対の側端規制部材のそれぞれにおいて、用紙幅の中心に対して対称に前記用紙の両側端部側に出没する、
    請求項1または2記載の給紙装置。
  4. 前記側端規制部材は、前記浮上エアーにより移動する前記可動規制部材に突き当てて、前記可動規制部材の移動範囲を規制する突き当て部を有する、
    請求項2または3に記載の給紙装置。
  5. 前記浮上エアー送風部は、前記浮上エアーの風量を、前記可動規制部材が停止位置到達後に停止位置に留まる風量に調整される、
    請求項2記載の給紙装置。
  6. 前記可動規制部材の位置を検知する位置検出部を有し、
    前記浮上エアー送風部では、前記浮上エアーの風量を、用紙幅の中心からの前記可動規制部材の位置が均等になるように調整される、
    請求項2記載の給紙装置。
  7. 前記一対の側端規制部材において互いに対向する対向面は、前記用紙送り出し位置における間隔が、下部の位置の間隔より広く形成され、それぞれの対向面は、前記用紙送り出し位置での前記用紙の側端部との間に隙間を有する、
    請求項1から6のいずれか一項に記載の給紙装置。
  8. 前記一対の側端規制部材のそれぞれの対向面の下部は、互いの対向する方向に突出して形成され、前記用紙送り出し位置部分との段差を形成する段差面を有する、
    請求項7記載の給紙装置。
  9. 前記用紙収容部に収容された用紙を吸着して搬送する吸着搬送部と、
    前記吸着搬送部により吸着されて搬送される用紙が、搬送方向の下流にある搬送ローラーにニップされたことを検知する検知部とを有し、
    前記可動規制部材は、前記検知部の検知により、前記用紙の側端部から離間する、
    請求項1から8のいずれか一項に記載の給紙装置。
  10. 前記可動規制部材は、前記用紙の側端部に当接可能な部位に回転体を有する、
    請求項1から9のいずれか一項に記載の給紙装置。
  11. 前記浮上エアーの風量は、送出される用紙の種類に応じて可変自在であり、前記可動規制部材の動作は、前記浮上エアーの風量に応じて可変する、
    請求項2記載の給紙装置。
  12. 請求項1〜11の何れか1項に記載の給紙装置と、
    前記給紙装置に接続され、前記給紙装置から給紙された用紙に対して画像を形成する画像形成装置本体と、
    を備える画像形成装置。
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