JP2010105765A - シート給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙側端規制部材での規制が困難なサイズの用紙の使用が可能で、ノーフィードやマルチフィード等を生じることのない給紙装置、及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】用紙積載手段と、用紙側端規制部材と、給送手段と、用紙束から用紙を分離させる送風手段と、を有するシート給紙装置であって、前記用紙側端規制部材の摺動範囲における前記用紙側端規制面により規制しうる最小幅の用紙より更に狭い幅寸法を有する用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、前記用紙側端規制部材は、前記特殊小サイズ用紙の側端を規制する側端規制補助部材と、前記エア吹き出し口の方向、位置、又は面積を変化させる吹き出し口形態変更手段と、を備え、前記用紙積載手段に前記特殊小サイズ用紙が積載され、前記側端規制補助部材が突出されるとき、前記吹き出し口形態変更手段が前記エア吹き出し口の方向、位置、又は面積を変えることを特徴とするシート給紙装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、シート給紙装置に積載した用紙の束を1枚ずつ分離して給紙するシート給紙装置、及び画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、画像形成するために所定量の用紙を積載して給紙する給紙カセットが設けられているが、用紙が例えば1000枚以上と大量に必要な場合は、上下方向に移動可能な用紙積載部材を備えた給紙装置が用いられている。
また、給紙装置には、前記用紙積載部材と、異なるサイズの用紙を各々正規の位置にセットするため、用紙搬送方向と直交する幅方向に摺動可能に構成した規制部材と、が設けられている。
用紙の給紙方向においては、用紙の先端部は給紙装置の内壁等の固定部材に当接し、後端部は給紙方向に移動可動な後端規制部材により規制されている。
画像形成基準が用紙の幅方向の中心にある画像形成装置においては、用紙幅方向の両側端部を規制する側端規制部材が設けられ、一方の側端規制部材を摺動させると、他方の側端規制部材が連動して逆方向に摺動する構成のものがある。この構成により、幅の異なる用紙であっても中心位置が変わらないように位置決めできる。
いずれにしても、後端規制部材や側端規制部材は用紙を積載する用紙積載部材に対して水平方向に移動可能に配設され、積載した多数の用紙の側端又は後端に対し、最下面より最上面までの範囲を位置規制している。
一方、従来の給紙装置を用いた画像形成装置においては、紙質や環境の条件により、用紙積載部材に積載した用紙同士が吸着し、ノーフィードやマルチフィードが多発するという問題があった。
また一方、パソコンの普及により、はがきや写真のプリントなどの他、イベントに用いる各種のチケットの印刷など、サイズの小さな用紙を含む、各種サイズの用紙を使用できる給紙装置を備えた画像形成装置への要望の増加が見込まれている。
従って、サイズの小さな用紙を含む各種サイズの用紙に対し、ノーフィードやマルチフィードを発生させることのない給紙装置及びそのような給紙装置を備えた画像形成装置の開発が望まれている。
従来、通常使用される上質紙や複写機メーカー指定の普通紙では用紙表面の平滑度が低いため、給紙装置に収納した用紙束から1枚ずつ用紙を送り出す際に、用紙同士が吸着してミスフィードが起こるような問題は少なかった。従って、上述の普通紙を主体に使用する画像形成装置では、従来のローラ給紙方式の給紙装置を用いた方式のものが主流であった。
然るに、カラープリントが可能な画像形成装置の普及により、カラープリントに適する塗工紙等、表面の平滑度が高い用紙が用いられるようになり、平滑が高い用紙の使用が可能な給紙装置を備えた画像形成装置が開発されている。
平滑度が高い用紙を使用する給紙装置として、積載された用紙束の幅方向側端を規制する側端規制部材に設けられた送風口から用紙束の上部に向けてエアを吹き付け、用紙間にエアを通過させて分離させる用紙捌き機構を有する給紙装置が提案されている。又、積載された用紙束の送り方向の下流側に設けられた送風口から前述の用紙束の上部に向けてエアを吹き付け、用紙間にエアを通過させて分離させる用紙捌き機構も提案されている。
更に、用紙捌き機構によって分離された用紙を1枚ずつ画像形成部に送る方法として、最上位の用紙を搬送ベルトにサクション吸引した後に搬送ベルトを移動させ、当該用紙をエア吸引しつつ搬送する用紙送出機構も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、用紙搬送方向の下流側、あるいは用紙搬送方向に直交する用紙幅方向の側方から、積載する用紙束に対し、用紙のサイズに応じてエアの吹き付けを制御し、大きい用紙の場合には、用紙間にエアを通過させて用紙を捌いている。小さいサイズの用紙の場合にはエアの吹き付けを行わない。エアの吹き付けを行わないことにより、小さな用紙の暴れを防止し、安定した用紙搬送が行えるというものである。
また、この給紙装置は、各種サイズの用紙側端を規制する、用紙積載トレイに対し用紙幅方向に摺動可能な側端規制部材と、用紙搬送方向に移動可能な後端規制部材と、を有している。
一方、各種サイズの用紙を使用できる給紙装置としては、従来、用紙側端及び後端をそれぞれ摺動する部材により規制する構成の給紙装置が一般的であった。
このような構成の給紙装置において、大きなサイズから小さなサイズまでの用紙の側端及び後端の規制を側端規制部材と後端規制部材の摺動のみで行おうとすると、摺動させるための溝の面積が大きくなり、用紙積載トレイの強度が不足してしまうおそれがある。即ち、用紙積載トレイの底面が、側端規制部材をガイドする用紙搬送方向と直角な方向からのガイド溝と、後端規制部材をガイドする用紙搬送方向上流側からのガイド溝とにより切り込まれ、強度を維持するだけの面積が確保できなくなるからである。
特に、一対の側端規制部材用の溝は左右2箇所となり、面積も広くなるため、用紙積載トレイの強度が不足するという問題とともに、溝部の上に積載した用紙の平面性の維持が困難になるという問題があった。
これらの問題を解決するため、サイズの小さな用紙等、各種サイズの用紙を使用できる給紙装置として、摺動可能な一対の側端規制部材に突出可能な補助部材を設けて対応した技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
図10は、特許文献2における、小さな用紙(例えば、B5サイズの用紙)P2が積載可能に設定された状態を示す給紙装置30の平面図である。図11は、特許文献2における、特殊小サイズ用紙(例えば、はがきサイズの用紙)P3が積載可能に設定された状態を示す給紙装置30の平面図である。
図10において、例えばB5サイズのような小さな用紙P2は、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動動作により設定しうる最小の幅サイズを有する用紙で、給紙装置30の一対の用紙側端規制手段70、71は摺動しうる最小幅に設定された状態にある。
一対の用紙側端規制手段70、71は、それぞれ給紙装置本体30aに配設されたガイド棒70c、71cにガイドされて用紙搬送方向と直角な方向に移動可能な構成となっている。
一対の用紙側端規制手段70、71には、それぞれ軸72a、73aが固設され、一対の側端規制補助部材72、73が軸72a、73aを回転中心として回転可能に保持される。
給紙装置本体30aの下方の、一対の側端規制補助部材72、73に対向する位置には、一対の補助部材突出検知手段PS3、PS4が配設され、一対の側端規制補助部材72、73が一対の用紙側端規制手段70、71から突出した位置にあるか否かを検知する。検知した結果の情報は画像形成装置本体Aに送られる。
一対の側端規制補助部材72、73の位置は、図10においては、一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aより、小さな用紙P2から離間する位置に位置する。
用紙後端規制部材33は、給紙装置本体30aに配設されたガイド棒33cにガイドされて用紙搬送方向に平行な方向に移動可能な構成となっている。
給紙トレイ31には、一対の用紙側端規制手段70、71を摺動させるための切り欠き部31A、31Bと、用紙後端規制部材33をガイドするためのガイド穴31Cが形成されている。そのため、給紙トレイ31の強度は切り欠き部31A、31Bと、ガイド穴31Cとの境界の寸法(以下、穴と切り欠きの境界寸法ともいう)Dにより確保されている。
一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲Rを更に内側に延ばせば、小さな用紙P2より幅の狭い用紙側端を規制できるが、上記の穴と切り欠きの境界寸法Dが小さくなり、給紙トレイ31の強度が保てなくなるため、これ以上内側に延ばすことはできない。
次に、補助部材突出検知手段PS3、PS4を用い、例えばはがきサイズのような特殊小サイズ用紙P3を給紙装置30に搭載するための設定について、図11を用いて説明する。
ここで、特殊小サイズ用紙とは、一対の側端規制補助部材72、73の摺動範囲R内では用紙側端規制面70a、71aが用紙の側端まで達しないような小さいサイズの用紙をいうものとする。
図11において、一対の側端規制補助部材72、73は、図10における小さな用紙P2の側端を規制する位置に位置する。
特殊小サイズ用紙P3は、小さな用紙P2より小さいため、一対の側端規制補助部材72、73の摺動範囲内では用紙側端規制面70a、71aが特殊小サイズ用紙P3の側端まで達しない。
これらの問題は、一対の側端規制補助部材72、73を用いることにより解決される。即ち、一対の側端規制補助部材72、73を、図10の小さな用紙P2から離間する位置から、軸72a、73aを回転中心として図11に示す位置に回転させることにより、特殊小サイズ用紙P3の側端を規制することが可能となる。
特許文献2に開示された給紙装置によれば、幅方向のサイズの小さな用紙を用いるときに補助部材を突出させて対応するため、幅方向における側端規制部材を摺動させるための溝の面積が少なくて済み、用紙積載トレイの強度が確保できる。
特許第3891405号公報 特開2006−327805号公報
然るに、特許文献1に開示された技術では、小さいサイズの用紙の場合にはエアの吹き付けを行わない構成であるが、小さいサイズの用紙でも、用紙の厚み等の条件や外気の温湿度条件等によっては、ノーフィードやマルチフィードが発生し易いという問題がある。
また、小さいサイズの用紙との記載はあるが、特許文献2に記載されているような用紙積載トレイの強度が問題となるほどの小さいサイズの用紙についての記載は無い。
一方、特許文献2に開示された技術は、補助部材の突出により、用紙積載トレイの強度を保ちながら、幅方向のサイズの小さな用紙の使用を可能にするという技術であるが、この小さな用紙に対するノーフィードやマルチフィード等の解決策についての記載はない。
また、特許文献1と特許文献2との技術を組み合わせても、補助部材の突出により、側端規制部材に設けられた送風口から用紙束までの距離が大きくなるため、エアが用紙束の上部に効果的に吹き付けられないという問題がある。
本発明の目的は、上記のような問題を解消し、大きなサイズから小さなサイズまでの用紙の使用が可能で、かつ、ノーフィードやマルチフィード等の搬送不良問題を生じることのない給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.複数サイズの用紙に対し、複数枚からなる用紙束の積載が可能な用紙積載手段と、
用紙搬送方向と直角な用紙幅方向における摺動範囲を摺動可能に配設され、内側の前記用紙束の側端を規制する用紙側端規制面を備えた一対の用紙側端規制部材と、
前記用紙積載手段に積載された前記用紙束の用紙を最上位に位置する用紙から1枚ずつ搬送する給送手段と、
前記用紙束の側端にエアを吹き付けて前記用紙束の用紙間にエアを流し込み、前記用紙束から用紙を分離させる送風手段と、を有するシート給紙装置であって、
前記送風手段は、その形態を変化させることにより前記用紙束に吹き付けるエアの吹き出しの方向、吹き出しの位置、又は面積の少なくともいずれかを可変としたエア吹き出し口と、前記エア吹き出し口に向けてエアを送り出す送風ファンとを備え、
前記用紙側端規制部材の前記用紙幅方向の摺動範囲で規制可能な幅寸法よりも更に狭い幅寸法を有する用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、
前記用紙側端規制部材は、前記特殊小サイズ用紙の側端を規制するための、前記用紙側端規制面より内側に突出可能な側端規制補助部材と、前記エア吹き出し口の形態を変化させる吹き出し口形態変更手段と、を備え、
前記側端規制補助部材が内側に突出されるとき、
前記吹き出し口形態変更手段により、前記エア吹き出し口の形態を変化させることを特徴とするシート給紙装置。
2.前記吹き出し口形態変更手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に連動して、前記エア吹き出し口の形態を機械的に変化させる構成を有することを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
3.前記吹き出し口形態変更手段の動作を制御する制御手段を有し、
前記吹き出し口形態変更手段は、前記エア吹き出し口の方向若しくは位置を、突出前の状態と比較して、用紙搬送方向のより下流側寄りとなるように、又は、
前記エア吹き出し口の面積を、突出前の状態と比較して、より小さくなるように、変化させ、
前記側端規制補助部材が前記特殊小サイズ用紙を規制するように突出されるとき、
前記制御手段は、前記吹き出し口形態変更手段の動作を制御して、前記エア吹き出し口の形態を変化させることを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
4.前記用紙束の用紙搬送方向の後端を規制する、用紙搬送方向に移動可能な用紙後端規制部材を有することを特徴とする前記1から3のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
5.前記給送手段は、用紙を吸引する用紙吸引ダクトと、前記用紙吸引ダクトを介してエアを吸引する吸引ファンと、前記用紙吸引ダクトの周囲に回転可能に配設され、通気性を有し、外周面に用紙を吸着して搬送する無端状の用紙搬送ベルトと、を備えることを特徴とする前記1から4のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
6.前記用紙積載手段は昇降可能であり、前記用紙積載手段に積載された前記用紙束の最上位に位置する用紙が所定の給紙位置の高さに保たれながら1枚ずつ給紙されることを特徴とする前記1から5のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
7.用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する前記1から6のいずれか1項に記載のシート給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る給紙装置を用いれば、大きなサイズから小さなサイズの用紙に対し、簡単な操作で用紙側面の規制ができ、かつ、ノーフィードやマルチフィード等の搬送不良問題を生じさせることがない。
また、用紙側端規制部材の摺動領域より小さなサイズの用紙に対しても、用紙積載トレイの強度を損なわずに用紙側面を規制することができる。
以下に実施の形態に基づいて本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LT等により構成される画像形成装置の全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、感光体(像担持体)1、帯電手段2、像露光装置3、現像装置4、転写手段5、クリーニング手段6、等から成る画像形成部と、定着装置7及び用紙搬送系と、から構成されている。
用紙搬送系は、給紙カセット10、第1給紙手段11、第2給紙手段12、排紙手段14、搬送路切換手段15、循環再給紙手段16、反転排紙手段17とから構成されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙手段により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサCCDにより読み込まれる。イメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部20において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、像露光装置3に画像信号を送る。
画像形成手段においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
始めに、感光体1に対し、帯電手段2により電荷(本実施の形態では負帯電)が付加され、像露光装置3からのレーザ光照射により静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像が顕像化されてトナー像(本実施の形態ではトナーは負電荷)となる。次いで、給紙カセット10に収容された用紙Pが第1給紙手段11から搬送される。一方、クリーニング手段6により感光体1上の転写残のトナーが除去される。
用紙Pは、レジストローラから成る第2給紙手段12でトナー像との同期がとられて搬送される。その後、用紙Pは、転写手段5でトナー像が転写されてから定着装置7により定着される。定着後の用紙Pは、排紙手段14により装置外に排出される。
なお、両面コピーの場合は、第1面に画像形成された用紙Pは、循環再給紙手段16に送り込まれて反転され、再び画像形成手段において第2面に画像形成後、排紙手段14により装置外に排出される。反転排紙の場合は、通常の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙手段17においてスイッチバックして表裏反転された後、排紙手段14により装置外に排出される。
制御手段80は、画像形成装置本体A内に設置され、画像形成装置本体Aの各部の動作の制御を行い、大容量給紙装置LTとの信号の授受により大容量給紙装置LTの動作の制御を行う。
画像形成装置本体Aに接続された大容量給紙装置LTは、複数のシート給紙装置(以下、単に給紙装置ともいう)30を有し、各給紙装置30は、ガイドレール34により大容量給紙装置LTから引き出し可能に構成されている。例えば、大容量給紙装置LTには、第1段のトレイに1300枚、第2段及び第3段のトレイに1850枚を収容でき、全体として6000枚程度の用紙を収容できる。
給紙装置30は、第1送風手段40、第2送風手段50、給送手段としてのエア吸引給送手段60、一対の用紙側端規制手段70、71、給紙トレイ31、用紙先端規制部材32、用紙後端規制部材33等を有し、用紙Pを収容し、画像形成装置本体Aに給送する。
[給紙装置]
図2は本発明の給紙装置30を備えた大容量給紙装置LTに、複数枚のサイズの大きな用紙P1を用紙束として積載した状態での大容量給紙装置LTの概略構成を示す斜視図である。図3は大容量給紙装置LTに配設される一対の用紙側端規制手段70、71の内の一方の用紙側端規制手段70を示す斜視図である。
なお、本発明の給紙装置30は、図10及び図11を用いて説明した特許文献2の給紙装置30と類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付してあるため説明は省略し、異なる構成についてのみ説明する。
図2において、積層されたサイズの大きな用紙(以下、単に用紙ともいう)P1は、用紙積載手段としての給紙トレイ31の上に載置され、図示しない昇降手段により昇降可能に収容されている。また、一対の用紙側端規制手段70、71は、積層された用紙P1の側端に接して用紙P1を規制する用紙側端規制面70a、71aを内側に有する。
一対の用紙側端規制手段70、71は、箱形に形成され、内部に第1送風手段40を内蔵し、用紙側端規制面70a、71aの上部には第1送風口70b、71bが形成される。
一対の用紙側端規制手段70、71は、用紙P1の用紙搬送方向aと直角な幅方向において相対距離が自在に変更でき、内側の用紙P1の用紙束に対し、用紙サイズに対応する幅方向の位置を規制している。
一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれには、側端規制補助部材72、73が用紙側端規制手段70、71に固設される軸72a、73aを回転中心として回転可能に保持されている。
側端規制補助部材72、73は、用紙側端規制手段70、71の上面及び下面にまたがるこの字型の形状を有し、この字型の両先端部に、用紙側端規制手段70、71の上面及び下面に固設された回転軸に嵌合する穴(参照符号なし)が形成されている。側端規制補助部材72、73は、この穴と回転軸との嵌合により、図2の退避位置と、後述の突出位置との間を移動する。
本発明に係る側端規制補助部材72、73は、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲における用紙側端規制面70a、71aの位置では規制できない狭い幅寸法を有する用紙を用いる場合に、用紙側端規制面70a、71aより突出させて使用される。このような狭い幅寸法を有する用紙を、ここでは、特殊小サイズ用紙と称することにする。
用紙先端規制部材32は、用紙搬送方向aにおける積載する用紙P1の先端を規制するものであり、給紙装置本体30aに固設している。
用紙後端規制部材33は、用紙P1の用紙搬送方向aに移動自在で、用紙P1の送り方向後端の位置を規制するものであり、用紙搬送方向aに変位可能に給紙装置本体30aに支持される。
また、一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aと、用紙後端規制部材33の用紙後端規制面33Aとは、後述するエアにより浮きあがった用紙P1を常に規制できるような高さと形状を備えている。
更に、用紙後端規制部材33には、給紙トレイ上に積載された用紙P1の最上部の用紙P0の高さを検知する高さ検知センサPS1が配置されている。
給紙トレイ31上に積載された用紙P1の束の最上位の用紙P0は、その位置が高さ検知センサPS1によって検知され、エア吸引給送手段60に受け渡されるための所定の給紙位置としての最適な高さに維持される。即ち、制御手段80は、高さ検知センサPS1の検知結果に基づいて昇降手段としての図示しない昇降モータを駆動させて、給紙トレイ31を昇降させ、常に用紙P1の最上部の用紙P0の位置が一定の高さに維持されるように制御する。
ここでの所定の給紙位置とは、給紙トレイ上に積載された用紙P1の最上部の用紙P0を1枚ずつ給送する給送手段に対し、予め種々の実験により求めた、安定して給送しうる最適な用紙P0の高さをいう。
図2に示すように、エア吸引給送手段60は、給紙トレイ31に積載される用紙P1に対し、用紙搬送方向aの下流側寄りに配置されている。エア吸引給送手段60には、図示しない駆動源65に接続する大径ローラ61と2個の小径ローラ62とに巻回されて回動する3つの用紙搬送ベルト63が幅方向に配分され、設置されている。
用紙搬送ベルト63には、図2に示すように多数の小径の貫通孔が穿設されており、用紙搬送ベルト63の内側には用紙吸引ダクト64Aが固設されている。
用紙P0を吸引する吸引手段64は、用紙吸引ダクト64Aとこれに連結する図示しない吸引ファン64Bとで構成される。用紙吸引ダクト64Aの下部には、それぞれの用紙搬送ベルト63に対向して開口64Cが形成される。開口64Cはエア吸引給送手段60のエア吸引位置を決めている。
なお、吸引ファン64Bを給紙装置本体30aに奥側に固設し、エア吸引給送手段60との間を用紙吸引ダクトで接続するような構成としてもよい。
吸引ファン64Bは常時作動しており、エア吸引給送手段60は、後述の用紙捌き機構によるエアの吹き付けにより浮きあがる最上位の用紙P0を、用紙搬送ベルト63に吸着する。そして、制御手段80により駆動源65が作動されて用紙搬送ベルト63が回動すると、用紙P0は用紙搬送方向aに搬送され、画像形成装置本体Aへと送り込まれる。
吸引手段64の開口64Cの近傍には図示しない用紙吸着検知センサPS2が配設され、最上位の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されたことを検知する。
また、図示しないフィードセンサが給紙トレイ31の用紙搬送方向aの下流側の用紙搬送ベルト63の近傍に配置され、給送される用紙P0の通過を検知する。
なお、本発明に係る給送手段の実施の形態では、エア吸引給送手段60を用いているが、本発明は給送手段としてローラ給紙方式を用いた給紙装置にも適用可能である。
次に、給紙トレイ31に積載する用紙P1の束の上部にある用紙群に対して、各用紙間にエアを流して各用紙P1を分離する用紙捌き機構について、図2、図3を用いて以下に説明する。
図2、図3に示すように、用紙P1の用紙搬送方向aと直交する側方から給紙トレイ31内に積層された用紙P1の束の上部にエアを吹き付ける第1送風手段40が給紙トレイ31の両側面に配設されている。第1送風手段40は、一対の用紙側端規制手段70、71内に配設され、送風ファン41、エア吹き出しダクト42、エア吹き出し口43等で構成される。一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aに形成される第1送風口70b、71bから用紙P1の束の上部にエアを吹き付けている。
送風ファン41は吹出口を上向きにして一対の用紙側端規制手段70、71に取り付けられている。
制御手段80から用紙P0の給送の指令が発せられると、送風ファン41が駆動され、送風ファン41からエアが排出される。
送風ファン41から上向きに排出されたエアは、送風ファン41の吹出口に連結するエア吹き出しダクト42を経由し、エア吹き出しダクト42に連結するエア吹き出し口43を介して用紙P1の束の上部に向けて吹き出される。
エア吹き出し口43は、図3に示すように、鉛直方向の下方に吸気口43b、水平方向に排気口43aを有し、コーナー部には円弧状の形状を有している。
送風ファン41から排出されるエアは、エア吹き出し口43の吸気口43bを経て円弧状のコーナー部で90°向きを変えられ、水平方向に開口する排気口43aから吹き出す。排気口43aから吹き出されたエアは、用紙側端規制面70a、71aに形成される第1送風口70b、71bを経て用紙P1の束の上部に向けて吹き付けられる。
エア吹き出しダクト42は角形の筒状をなし、送風ファン41の吹出口に固設され、筒状の内周にエア吹き出し口43の外周を嵌合させ、エア吹き出し口4を摺動自在に保持する。
エア吹き出し口43は、送風ファン41からエアが送風されないときは、自重により下方に下がった位置に位置し、エア吹き出し口43の排気口43aは、用紙P1の束の最上部の用紙P0の高さとほぼ一致する高さに位置する。
送風ファン41からエアが送風されるとき、送風が開始された直後においては、エア吹き出し口43は下方に位置しており、エアは、用紙P1束の最上部の用紙P0に向けて吹き出される。送風ファン41からのエアの風圧が強くなると、エア吹き出し口43は上方に持ち上げられ、エアは、エア吹き出し口43の排気口43aから、最上部の用紙P0の位置より高く、エア吸引給送手段60の用紙搬送ベルト63面より低い位置に向けて吹き出される。
一対の用紙側端規制手段70、71に形成される第1送風口70b、71bと、第1送風手段40におけるエア吹き出し口43の排気口43aとはほぼ同じ大きさであり、第1送風口70b、71bと排気口43aとはエアが漏れないように連結されている。第1送風口70b、71bの高さは、最上部の用紙P0が第1送風口70b、71bの高さのほぼ中央に位置するような関係が望ましく、送風ファン41の能力やエア吹き出しダクト42等の設計上の理由から適宜に設定される。
用紙先端規制部材32の下流側には、内部に第2送風手段50を配設する、用紙先端エア吹き出し手段45が配設されている。用紙先端エア吹き出し手段45の上部には、送風ガイド52が配設され、送風ガイド52の排気口に対応する、用紙先端エア吹き出し手段45の用紙先端規制部材32に隣接する面には第2送風口53が形成される。
第2送風手段50は、送風ファン51、及び送風ファン51の排気口に連結する図示しないダクト、からなり、当該ダクトは第2送風口53に対向する位置に排気口を有している。
制御手段80から用紙P0の給送の指令が発せられると送風ファン51が駆動され、エアが送風ファン51の排気口に連結するダクトを介して第2送風口53から用紙P1束の最上部に向けて吹き出され、用紙P1束の上部の用紙群を浮上させる。
上述のように第1送風口70b、71b及び第1送風手段40は一対の用紙側端規制手段70、71内に形成、又は配設されており、用紙Pの幅寸法に応じて、用紙側端規制面70a、71aの移動とともに移動される。従って、用紙サイズの変更に対応して、常に用紙Pに対し一定の位置関係を維持できるという利点がある。
また、エア吹き出し口43が上下移動するという構成により、最上部の用紙P0を含む用紙P1束の上部の用紙群の浮上と、浮上した用紙群の内の最上部の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されるまでのエアによる保持が効果的に行われる。
図4は、本発明に係る側端規制補助部材72、73を用紙側端規制面70a、71aより突出させ、特殊小サイズ用紙P3の側端規制を可能とした状態を示す斜視図である。
側端規制補助部材72、73を、図10で説明した用紙側端規制面70a、71aより退避する位置から、軸72a、73aを回転中心として図11に示す位置へと回転させることで、特殊小サイズ用紙P3の側端を規制することが可能となる。側端規制補助部材72、73は、この字型の板状部材で形成されており、この字型の中央部平面が用紙側端規制面72b、73bである。
図4において、側端規制補助部材72、73は用紙側端規制面70a、71aより突出した突出位置に移動されるとともに、送風ファン41から送風されるエアが、特殊小サイズ用紙P3の側端に向けて、第1送風口70b、71bから吹き出される。
図5は、本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第1の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。
第1の実施形態における変化させる形態は、エア吹き出し口43のルーバー43cの方向である。即ち、吹き出し口形態変更手段700の第1の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作に連動してルーバー43cの方向を機械的に変化させることにより吹き出しの方向が変化するという構成である。
図5(a)は、吹き出し口形態変更手段700の第1の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図5(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。
第1の実施形態の吹き出し口形態変更手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向の左右で対称な構成であるため、図5に示すように、用紙搬送方向の右側に位置する吹き出し口形態変更手段700を主体に説明する。
図5(a)において、側端規制補助部材72のこの字型形状の上部側における軸72aと嵌合する穴の近傍に、図示しないつまみが設置されており、このつまみを矢示bの反時計方向に回転させると側端規制補助部材72が回転されて図5(b)の位置に停止する。
図5(b)において、側端規制補助部材72の用紙側端規制面72bは、特殊小サイズ用紙P3の側端に当接して用紙幅方向の規制を行う。
軸72aには、図示しない歯車が回転自在に軸支されており、この歯車と、隣接する軸(参照符号なし)に回転自在に軸支された図示しない歯車とが噛み合っている。また、隣接する軸に軸支された歯車にはピニオン75が一体的に結合されている。
従って、側端規制補助部材72が矢示bの反時計方向に回転されることにより、ピニオン75は矢示cの時計方向に回転することになる。
ピニオン75はラック部材76と噛み合っており、ピニオン75の時計方向の回転によりラック部材76は矢示dの方向(用紙搬送方向aと逆方向)に移動する。また、ラック部材76には、複数の溝が形成されている。
一方、用紙側端規制手段70の上部に形成される第1送風口70bに対応する位置には、排気口43aを有するエア吹き出し口43が配設されている。
エア吹き出し口43は、複数の軸43dと、複数の軸43dに嵌合する回転自在な複数のルーバー43cと、を備えている。
ラック部材76の複数の溝と複数のルーバー43cの一方の端部とは係合する位置関係にあり、ラック部材76の移動に伴い、ルーバー43cの一方の端部も矢示bの方向に移動する。従って、ルーバー43cのもう一方の端部(排気口43a側の端部)は、矢示bと逆方向の用紙搬送方向aの方向に移動することになる。
ルーバー43cの排気口43a側の端部が用紙搬送方向aの方向に移動することにより、エア吹き出し口43から排出されるエアは、第1送風口70bから用紙搬送方向aに傾いた角度で吹き出される。
特殊小サイズ用紙P3の使用時には、用紙搬送方向における用紙中央部が用紙先端規制部材32寄りとなる(図4参照)ため、ルーバー43cの方向を変えずに用紙搬送方向aに直角な方向のままとすると、エアを用紙中央部より後方に当ててしまうことになる。
本発明に係る第1の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を備えた給紙装置30を用いれば、小さな用紙(特殊小サイズ用紙)を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの方向を用紙の中央部に向かう適切な方向に変化させることができる。このため、小さな用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、吹き出し口形態変更手段700をエア吹き出し口43のルーバー43cが方向を変える構成としたが、ルーバー43cをエア吹き出し口43に固定した構成とし、エア吹き出し口43全体を傾ける構成としても良い。
図6は、本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第2の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。
第2の実施形態における変化させる形態は、エア吹き出し口43のルーバー43cの位置である。即ち、吹き出し口形態変更手段700の第2の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作に連動してエア吹き出し口43の位置を機械的に変化させるという構成である。
図6(a)は、吹き出し口形態変更手段700の第2の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図6(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。符号の70d、71dは、一対の用紙側端規制手段70、71に形成される、移動可能なエア吹き出し口43の収納部である。
第2の実施形態の吹き出し口形態変更手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向の左右で対称な構成であるため、図6に示すように、用紙搬送方向の右側に位置する吹き出し口形態変更手段700を主体に説明する。
図6(a)において、側端規制補助部材72のこの字型形状の上部側における軸72aと嵌合する穴の近傍に、図示しないつまみが設置されており、このつまみを矢示bの反時計方向に回転させると側端規制補助部材72が回転されて図6(b)の位置に停止する。
軸72aには、ピニオン75が回転自在に軸支されており、このピニオン75と側端規制補助部材72とは一体的に結合されている。
また、ピニオン75はラック部材76と噛み合っており、ラック部材76は用紙搬送方向aに摺動自在に用紙側端規制手段70に保持されている。
特殊小サイズ用紙P3の使用時に、側端規制補助部材72が矢示bの反時計方向に回転されると、ピニオン75も反時計方向に回転される。
ピニオン75の反時計方向の回転によりラック部材76は矢示cの方向(用紙搬送方向aと同方向)に移動する。また、ラック部材76は、エア吹き出し口43と一体的に結合されているため、エア吹き出し口43も収納部70d内を用紙搬送方向aに移動することになる。ピニオン75の大きさを適切に設定することにより、ラック部材76、即ち、エア吹き出し口43の移動量を適切な量に設定できる。
従って、第1の実施形態と同様、小さな用紙を使用する際に用紙側面の中央部より後方に吹き付けるエアに対し、吹き付ける位置が中央部となるようにエア吹き出し口43の位置を移動することができる。
本発明に係る第2の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を備えた給紙装置30を用いれば、小さな用紙(特殊小サイズ用紙)を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの位置が用紙の中央部となるように変化させることができる。このため、小さな用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
図7は、本発明に係る第3の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を示す用紙側端規制手段70、71の部分断面図である。
第3の実施形態における変化させる形態は、エア吹き出し口43の開口部の面積である。即ち、吹き出し口形態変更手段700の第3の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作に連動してエア吹き出し口43の面積を機械的に変化させるという構成である。
図7(a)は、吹き出し口形態変更手段700の第3の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図7(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。
第3の実施形態の吹き出し口形態変更手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向の左右で対称な構成であるため、図7に示すように、用紙搬送方向の左側に位置する吹き出し口形態変更手段700を主体に説明する。
図7(a)において、側端規制補助部材73のこの字型形状の上部側における軸73aと嵌合する穴の近傍に、図示しないつまみが設置されており、このつまみを時計方向に回転させると側端規制補助部材73が回転されて図5(b)の位置に停止する。
軸73aには、歯車74aが回転自在に軸支されており、歯車74aと、隣接する軸73bに回転自在に軸支された歯車74bとが噛み合っており、歯車74bにはピニオン75が一体的に結合されている。
側端規制補助部材72が時計方向に回転されると、ピニオン75は反時計方向に回転する。
ピニオン75はラック部材76と噛み合っており、ピニオン75の反時計方向の回転によりラック部材76は矢示aの用紙搬送方向に移動する。また、ラック部材76には、第1送風口71bを遮蔽する送風口遮蔽部材77が一体的に結合されている。
送風口遮蔽部材77は、開口部77aを備え、用紙側端規制手段71に対し、用紙搬送方向aに摺動自在に保持されている。
この開口部77aは、図7(a)においては、用紙側端規制手段70の上部に形成される第1送風口71bとの位置が合致し、特殊小サイズ用紙P3使用時の図7(b)においては、開口部77aと第1送風口71bとの位置がずれるように配設されている。即ち、図7(b)においては、第1送風口71bの開口する面積が小さくなるとともに、開口の中心位置が用紙搬送方向aにずれることになる。
開口部77aと第1送風口71bとの位置のずれ量により、第1送風口71bの開口の大きさが変わり、このずれ量は、歯車74aと歯車74bのギヤ比、又はピニオン75の大きさを適宜選択することにより自由に設定できる。
また、本実施の形態においては、側端規制補助部材73の駆動を手動により行う構成としたが、図7に示すような歯車74b及びピニオン75に一体的に結合する駆動歯車79を新たに設け、この駆動歯車79をモータ等の駆動手段で駆動するという構成でも良い。
本実施の形態においては、特殊小サイズ用紙P3の使用時には、開口部77aと第1送風口71bとの位置のずれ量を変化させて、第1送風口71bの開口の面積を縮小させ、なおかつ、開口面積の中心位置が用紙搬送方向aの方向にずれるように構成している。
本発明に係る第3の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を用いれば、第1送風口70b、71bの開口の面積を縮小させて風速を速め、側端規制補助部材72、73の突出による用紙端面と第1送風口71bとの距離拡大による風圧の低下を抑制できる。
また、本発明に係る第3の実施形態を用いれば、特殊小サイズ用紙P3使用時に、第1送風口70b、71bの開口面積の中心位置を用紙搬送方向aの方向にずらし、エア吹き付けの位置が用紙端面の中央部となるようにエア吹き出し口43の位置を移動できる。このため、特殊小サイズ用紙P3の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態では、第1送風口70b、71bの開口の面積を、用紙搬送方向aに変化させる構成としているが、上下方向に変化させることも可能である。
更に、本発明に係る吹き出し口形態変更手段700は、エア吹き出し口43に対し、第1の実施形態においては方向を、第2の実施形態においては位置を、第3の実施形態においては面積を、それぞれ変化させたが、方向、位置、面積の組み合わせも可能である。
即ち、方向と位置、方向と面積、位置と面積という2つの組み合わせ、或いは方向、位置、及び面積の全てを組み合わせた構成である。組み合わせの具体的な構成は公知の技術により容易に作成可能であるため記載を省略する。
図8は、本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第4の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。図9は、本発明に係る制御手段80が第4の実施形態としての吹き出し口形態変更手段700の動作を制御するためのブロック図である。
第4の実施形態における変化させる形態は、第1の実施形態と同様に、エア吹き出し口43のルーバー43cの方向である。即ち、吹き出し口形態変更手段700の第4の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作が実施されたことを検知して、エア吹き出し口43のルーバーの方向を自動的に変化させるという構成である。
本実施の形態においては、変化させる形態をエア吹き出し口43のルーバー43cの方向としたが、変化させる形態をエア吹き出し口43の位置又は面積とし、モータやソレノイドを駆動させて変化させるという構成でも良い。
図8(a)は、吹き出し口形態変更手段700の第4の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図8(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。
第4の実施形態の吹き出し口形態変更手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向の左右で対称な構成であるため、図8に示すように、用紙搬送方向の右側に位置する吹き出し口形態変更手段700を主体に説明する。
図8(a)において、側端規制補助部材72のこの字型形状の上部側における軸72aと嵌合する穴の近傍に、図示しないつまみが設置されており、このつまみを矢示bの反時計方向に回転させると側端規制補助部材72が回転されて図8(b)の位置に停止する。
用紙側端規制手段70の上部に形成される第1送風口70bに対応する位置には、排気口43aを有するエア吹き出し口43が配設されている。
エア吹き出し口43は、複数の軸43dと、複数の軸43dに嵌合する回転自在な複数のルーバー43cと、を備えている。
一対の用紙側端規制手段70、71内には、複数のルーバー43cの排気口43aとは逆側の一方の端部に対向する位置に、この端部と係合する複数の溝を有するルーバー揺動板78が用紙搬送方向aに摺動自在に配設されている。また、ルーバー揺動板78には、複数の溝の位置から用紙搬送方向aの上流側に吹き出し口形態変更手段700のソレノイドSDと連結するための連結穴(参照符号なし)が形成されている。ソレノイドSDとルーバー揺動板78とは、この連結穴に結合される結合部材(参照符号なし)を介して連結されている。
本実施の形態における吹き出し口形態変更手段700は、ソレノイドSD、ルーバー揺動板78、複数の軸43d、及び複数のルーバー43c等からなる。
給紙装置本体30aの下方の、一対の側端規制補助部材72、73に対向する位置には、一対の補助部材突出検知手段PS3、PS4が配設され、一対の側端規制補助部材72、73が一対の用紙側端規制手段70、71から突出した位置にあるか否かを検知する。
一対の用紙側端規制手段70、71は、例えば光センサ等からなり、検知した結果の情報を電気信号として画像形成装置本体Aの制御手段80に送る。
図9に示すように、本発明に係る制御手段80は、一対の補助部材突出検知手段PS3、PS4からの検知情報に基づいて、吹き出し口形態変更手段700のソレノイドSDの動作を制御する。
一対の側端規制補助部材72、73が図8(a)に示す一対の用紙側端規制手段70、71から退避する位置にあるときは、一対の用紙側端規制手段70、71は一対の側端規制補助部材72、73に遮蔽されていない。この状態においては、制御手段80からはソレノイドSDを駆動する指令は発せられず、複数のルーバーの方向は用紙搬送方向aと直角な方向にある。
一方、一対の側端規制補助部材72、73が回転され、図8(b)に示す一対の用紙側端規制手段70、71より突出する位置にあるときは、一対の用紙側端規制手段70、71は一対の側端規制補助部材72、73により遮蔽される。この状態においては、一対の用紙側端規制手段70、71から制御手段80に検知情報が伝達され、制御手段80からソレノイドSDを駆動する指令が発せられる。ソレノイドSDの駆動により、ルーバー揺動板78が用紙搬送方向aと逆方向に摺動し、ルーバー揺動板78の複数の溝に係合するルーバー43dは、用紙搬送方向aの方向に傾けられる。
ルーバー43dの排気口43a側の端部が用紙搬送方向aの方向に傾くことにより、エア吹き出し口43からのエアは、第1の実施形態と同様に、第1送風口70bから用紙搬送方向aの方向に傾いた角度で、特殊小サイズ用紙の中央部に向けて吹き出される。
本発明に係る第4の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を備えた給紙装置30を用いれば、第1の実施形態と同様に、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面へのエアの方向を用紙の中央部に向かう適切な方向に変化させることができる。このため、特殊小サイズ用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、エア吹き出し口43のルーバー43cが方向を変える構成としたが、第1の実施形態と同様、ルーバー43cをエア吹き出し口43に固定した構成とし、エア吹き出し口43全体を傾ける構成としても良い。
画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LT等により構成される画像形成装置の全体構成図である。 本発明のシート給紙装置30を備えた大容量給紙装置LTにサイズの大きな用紙P1を積載した状態での大容量給紙装置LTの概略構成を示す斜視図である。 大容量給紙装置LTに配設される一対の用紙側端規制手段70、71の内の一方の用紙側端規制手段70を示す斜視図である。 本発明に係る側端規制補助部材72、73を用紙側端規制面70a、71aより突出させ、特殊小サイズ用紙P3の側端規制を可能とした状態を示す斜視図である。 本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第1の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。 本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第2の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。 本発明に係る第3の実施形態の吹き出し口形態変更手段700を示す用紙側端規制手段70、71の部分断面図である。 本発明に係る吹き出し口形態変更手段700の第4の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。 本発明に係る制御手段80が第4の実施形態としての吹き出し口形態変更手段700の動作を制御するためのブロック図である。 特許文献2における、小さな用紙P2が積載可能に設定された状態を示す給紙装置30の平面図である。 特許文献2における、特殊小サイズ用紙P3が積載可能に設定された状態を示す給紙装置30の平面図である。
符号の説明
30 給紙装置(シート給紙装置)
30a 給紙装置本体
31 給紙トレイ(用紙積載手段)
32 用紙先端規制部材
33 用紙後端規制部材
40 第1送風手段
41 送風ファン
42 エア吹き出しダクト
43 エア吹き出し口
45 用紙先端エア吹き出し手段
50 第2送風手段
51 送風ファン
53 第2送風口
60 エア吸引給送手段(給送手段)
63 用紙搬送ベルト
64 吸引手段
64A 用紙吸引ダクト
64B 吸引ファン
64C 開口
700 吹き出し口形態変更手段
70、71 用紙側端規制手段
70a、71a 用紙側端規制面
70b、71b 第1送風口
72、73 側端規制補助部材
72a、73a 軸
72b、73b 用紙側端規制面
80 制御手段
A 画像形成装置本体
a 用紙搬送方向
LT 大容量給紙装置
P 用紙
P0 用紙束の最上部の用紙
P1 大きな用紙
P2 小さな用紙
P3 特殊小サイズ用紙
PS1 用紙吸着検知センサ
PS2 フィードセンサ
PS3、PS4 補助部材突出検知手段

Claims (7)

  1. 複数サイズの用紙に対し、複数枚からなる用紙束の積載が可能な用紙積載手段と、
    用紙搬送方向と直角な用紙幅方向における摺動範囲を摺動可能に配設され、内側の前記用紙束の側端を規制する用紙側端規制面を備えた一対の用紙側端規制部材と、
    前記用紙積載手段に積載された前記用紙束の用紙を最上位に位置する用紙から1枚ずつ搬送する給送手段と、
    前記用紙束の側端にエアを吹き付けて前記用紙束の用紙間にエアを流し込み、前記用紙束から用紙を分離させる送風手段と、を有するシート給紙装置であって、
    前記送風手段は、その形態を変化させることにより前記用紙束に吹き付けるエアの吹き出しの方向、吹き出しの位置、又は面積の少なくともいずれかを可変としたエア吹き出し口と、前記エア吹き出し口に向けてエアを送り出す送風ファンとを備え、
    前記用紙側端規制部材の前記用紙幅方向の摺動範囲で規制可能な幅寸法よりも更に狭い幅寸法を有する用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、
    前記用紙側端規制部材は、前記特殊小サイズ用紙の側端を規制するための、前記用紙側端規制面より内側に突出可能な側端規制補助部材と、前記エア吹き出し口の形態を変化させる吹き出し口形態変更手段と、を備え、
    前記側端規制補助部材が内側に突出されるとき、
    前記吹き出し口形態変更手段により、前記エア吹き出し口の形態を変化させることを特徴とするシート給紙装置。
  2. 前記吹き出し口形態変更手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に連動して、前記エア吹き出し口の形態を機械的に変化させる構成を有することを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  3. 前記吹き出し口形態変更手段の動作を制御する制御手段を有し、
    前記吹き出し口形態変更手段は、前記エア吹き出し口の方向若しくは位置を、突出前の状態と比較して、用紙搬送方向のより下流側寄りとなるように、又は、
    前記エア吹き出し口の面積を、突出前の状態と比較して、より小さくなるように、変化させ、
    前記側端規制補助部材が前記特殊小サイズ用紙を規制するように突出されるとき、
    前記制御手段は、前記吹き出し口形態変更手段の動作を制御して、前記エア吹き出し口の形態を変化させることを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  4. 前記用紙束の用紙搬送方向の後端を規制する、用紙搬送方向に移動可能な用紙後端規制部材を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
  5. 前記給送手段は、用紙を吸引する用紙吸引ダクトと、前記用紙吸引ダクトを介してエアを吸引する吸引ファンと、前記用紙吸引ダクトの周囲に回転可能に配設され、通気性を有し、外周面に用紙を吸着して搬送する無端状の用紙搬送ベルトと、を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
  6. 前記用紙積載手段は昇降可能であり、前記用紙積載手段に積載された前記用紙束の最上位に位置する用紙が所定の給紙位置の高さに保たれながら1枚ずつ給紙されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のシート給紙装置。
  7. 用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する請求項1から6のいずれか1項に記載のシート給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020037474A (ja) * 2018-09-05 2020-03-12 コニカミノルタ株式会社 給紙装置及び画像形成システム

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