JP2010126296A - シート給紙装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙側端規制部材での規制が困難な小サイズの用紙の使用が可能で、ノーフィードやマルチフィード等を生じることのない給紙装置、及び画像形成装置を提供すること。
【解決手段】用紙積載手段と、用紙側端規制部材と、用紙吸引搬送手段と、上方向に移動して用紙を分離させ、浮上させるエアのエア吹き出し部材を含む送風手段と、を有するシート給紙装置であって、前記用紙側端規制部材が摺動範囲において規制しうる最小幅の用紙より更に小さい幅寸法の用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、前記用紙側端規制部材は、前記特殊小サイズ用紙の側端を規制する側端規制補助部材と、前記エア吹き出し部材と、吹き出し部材移動制限手段と、を備え、前記用紙積載手段に前記特殊小サイズ用紙が積載され、前記側端規制補助部材が内側に突き出されるとき、前記吹き出し部材移動制限手段が前記エア吹き出し部材の移動を制限することを特徴とするシート給紙装置。
【選択図】図5

Description

本発明は、シート給紙装置に積載した用紙の束を1枚ずつ分離して給紙するシート給紙装置、及び画像形成装置に関する。
複写機やプリンタ等の画像形成装置においては、画像形成するために所定量の用紙を積載して給紙する給紙カセットが設けられているが、用紙が例えば1000枚以上と大量に必要な場合は、上下方向に移動可能な用紙積載部材を備えた給紙装置が用いられている。
また、一般に、給紙装置には、前記用紙積載部材に加えて、異なるサイズの用紙を各々正規の位置にセットするため、用紙搬送方向と直交する幅方向に摺動可能に構成した規制部材が設けられている。
用紙の給紙方向においては、用紙の先端部は給紙装置の内壁等の固定部材に当接し、後端部は給紙方向に移動可動な後端規制部材により規制されている。
画像形成基準が用紙の幅方向の中心にある画像形成装置においては、用紙幅方向の両側端部を規制する側端規制部材が設けられ、一方の側端規制部材を摺動させると、他方の側端規制部材が連動して逆方向に摺動する構成のものがある。この構成により、幅の異なる用紙であっても中心位置が変わらないように位置決めできる。
いずれにしても、後端規制部材や側端規制部材は用紙を積載する用紙積載部材に対し、用紙のサイズに応じて対応できるように、水平方向に移動可能に構成され、積載した用紙束の側端又は後端に対し、最下位より最上位までの範囲を位置規制している。
一方、従来の給紙装置を用いた画像形成装置においては、紙質や環境の条件により、用紙積載部材に積載した用紙同士が吸着し、ノーフィードやマルチフィードが多発するという問題があった。
また一方、パソコンの普及により、はがきや写真のプリントなどの他、イベントに用いる各種のチケットの印刷など、サイズの小さな用紙を含む、各種サイズの用紙を使用できる給紙装置を備えた画像形成装置への要望の増加が見込まれている。
従って、サイズの小さな用紙を含む各種サイズの用紙に対し、ノーフィードやマルチフィードを発生させることのない給紙装置及びそのような給紙装置を備えた画像形成装置の開発が望まれている。
通常使用されている上質紙や複写機メーカー指定の普通紙では用紙表面の平滑度が低いため、給紙装置に収納した用紙束から1枚ずつ用紙を送り出す際に、用紙同士が吸着してミスフィードが起こるような問題は少なかった。従って、上述の普通紙を主体に使用する画像形成装置では、従来のローラ給紙方式の給紙装置を用いた方式のものが主流であった。
然るに、カラープリントが可能な画像形成装置の普及により、カラープリントに適する塗工紙等、表面の平滑度が高い用紙が用いられるようになり、平滑が高い用紙の使用が可能な給紙装置を備えた画像形成装置が開発されている。
平滑度が高い用紙を使用する給紙装置として、積載された用紙束の幅方向側端を規制する側端規制部材に設けられた送風口から用紙束の上位の用紙に向けてエアを吹き付け、用紙間にエアを通過させて分離させる用紙捌き機構を有する給紙装置が提案されている。また、用紙搬送方向の下流側に設けられた送風口から前述の用紙束上位の用紙に向けてエアを吹き付け、用紙間にエアを通過させて分離させる用紙捌き機構も提案されている。
更に、用紙捌き機構によって分離された用紙を1枚ずつ画像形成部に送る方法として、最上位の用紙を搬送ベルトにサクション吸引した後に搬送ベルトを移動させ、当該用紙をエア吸引しつつ搬送する用紙送出機構も提案されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術では、用紙搬送方向の下流側、或いは用紙搬送方向に直交する用紙幅方向の側方から、積載する用紙束に対し、用紙のサイズに応じてエアの吹き付けを制御し、大きい用紙の場合には、用紙間にエアを通過させて用紙を捌いている。小さいサイズの用紙の場合にはエアの吹き付けを行わない。エアの吹き付けを行わないことにより、小さな用紙の暴れを防止し、安定した用紙搬送が行えるというものである。
一方、一般に、給紙装置への用紙の装填を容易にするには、給紙装置を画像形成装置本体から引き出すことが望ましく、用紙搬送方向と直角な方向に引き出す方式のものが多い。また、用紙を装填する際には、用紙送出機構を離間させる必要があり、給紙装置の引き出し時に画像形成装置本体側に残す方式が一般に用いられている。
用紙束の幅方向側端を規制する側端規制部材に設けられた送風口から用紙束の上位の用紙に向けてエアを吹き付ける機構の給紙装置では、給紙装置の出し入れ時に、用紙送出機構と側端規制部材(又は用紙束の上部)との間に隙間が必要となる。
従って、用紙送出機構、用紙送出機構に安定して用紙束の最上位の用紙を渡すための給紙位置、及び用紙束の上位の用紙に向けてエアを吹き付けるための側端規制部材に設けられた送風口、の3者の位置(高さ)関係を適正に設定することが重要となる。
一般に、上記のような給紙装置は、各種サイズの用紙側端を規制する、用紙積載トレイに対し用紙幅方向に摺動可能な側端規制部材と、用紙搬送方向に移動可能な後端規制部材と、を有している。
各種サイズの用紙を使用できる給紙装置としては、従来、前述のような用紙側端及び後端をそれぞれ摺動する部材により規制する構成の給紙装置が一般的であった。
このような構成の給紙装置において、大きなサイズから小さなサイズまでの用紙の側端及び後端の規制を側端規制部材と後端規制部材の摺動のみで行おうとすると、摺動させるための溝の面積が大きくなり、用紙積載トレイの強度が不足してしまうおそれがある。即ち、用紙積載トレイの底面が、側端規制部材をガイドする用紙搬送方向と直角な方向からのガイド溝と、後端規制部材をガイドする用紙搬送方向上流側からのガイド溝とにより切り込まれ、強度を維持するだけの面積が確保できなくなるからである。
特に、一対の側端規制部材用の溝は左右2箇所となり、面積も広くなるため、用紙積載トレイの強度が不足するという問題とともに、溝部の上に積載した用紙の平面性の維持が困難になるという問題があった。
これらの問題を解決するため、サイズの小さな用紙等、各種サイズの用紙を使用できる給紙装置として、摺動可能な一対の側端規制部材に突出可能な補助部材を設けて対応した技術が提案されている(例えば特許文献2参照)。
特許第3891405号公報 特開2006−327805号公報
本発明者らは、特許文献2における給紙装置の装置本体と、特許文献1におけるエア吸引方式の吸引搬送手段(以下、エア吸引給送手段ともいう)とを組み合わせたシート給紙装置(以下、単に給紙装置ともいう)を作成し、実験を行った。この実験の目的としては、サイズの小さな用紙等、各種サイズの用紙に対し、ノーフィードやマルチフィードを発生させることのない安定した給紙を行える給紙装置を開発することである。
図14は、特許文献2における装置本体40と、特許文献1における吸引搬送手段6とを組み合わせたシート給紙装置(以下、単に給紙装置ともいう)30の概略図である。図14は、給紙装置30に小さな用紙(例えば、B5サイズの用紙)P2が積載可能に設定された状態を示している。図14(a)はその平面図、図14(b)は図14(a)のAA断面図である。
図15は、図14におけるシート給紙装置30において、特殊小サイズ用紙(例えば、はがきサイズの用紙)P3が積載可能に設定された状態を示す概略図であり、図15(a)はその平面図、図15(b)は図15(a)のBB断面図である。
ここで、小さな用紙P2とは、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動動作により設定しうる最小の幅寸法を有する用紙をいい、図14(a)において、給紙装置30の一対の用紙側端規制手段70、71は摺動しうる最小幅に設定された状態にある。また、特殊小サイズ用紙P3とは、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動動作では規制できない小さな幅寸法を有する用紙をいい、図15(a)において、給紙装置30の一対の側端規制補助部材72、73は内側に突き出された状態にある。
一対の用紙側端規制手段70、71は、それぞれ給紙装置本体30aに配設されたガイド棒70c、71cにガイドされて用紙搬送方向と直角な方向に移動可能な構成となっている。
一対の用紙側端規制手段70、71の上面及び下面には、それぞれ軸76が固設され、この字型に形成される一対の側端規制補助部材72、73が軸76を回転中心として回転可能に保持されている。
一対の側端規制補助部材72、73の位置は、図14においては、一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aから外側の位置であり、小さな用紙P2から離間する位置にある。
側端規制補助部材72、73が用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aから内側の位置にあるか否かは、一対の側端規制補助部材72、73に対向する下方位置に配設された一対の補助部材突出検知手段PS3、PS4により検知される。
用紙後端規制部材33は、給紙装置本体30aに配設されたガイド棒33cにガイドされて用紙搬送方向に平行な方向に移動可能な構成となっている。
給紙トレイ31には、一対の用紙側端規制手段70、71を摺動させるための切り欠き部31A、31Bと、用紙後端規制部材33をガイドするためのガイド穴31Cが形成されている。そのため、給紙トレイ31の強度は切り欠き部31A、31Bと、ガイド穴31Cとの境界の寸法(以下、穴と切り欠きの境界寸法ともいう)Dにより確保されている。
図14(b)及び図15(b)の符番の60はエア吸引給送手段、63は用紙搬送ベルト、64Aは用紙吸引ダクトを表す。エア吹き出し部材43は一対の用紙側端規制部材70、71内に配設され、図示しない送風ファンからのエアを用紙側端に向けて吹き出す。
図14(b)において、送風ファンからのエアA1は小さな用紙P2の用紙側端の上位の用紙に向けて吹き出される。
次に、はがきサイズのような特殊小サイズ用紙P3を給紙装置30に搭載するための構成及び動作について、図15を用いて説明する。
ここで、特殊小サイズ用紙とは、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲Rs内では用紙側端規制面70a、71aが用紙の側端まで達しないような小さいサイズの用紙をいうものとする。
図15(a)において、一対の用紙側端規制手段70、71は、図14(a)における小さな用紙P2の側端を規制する位置(一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲Rs内における最小幅寸法の位置)に位置する。然るに、ここで使用する用紙は、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲Rs内における最小幅寸法の用紙より小さい特殊小サイズ用紙である。従って、一対の側端規制補助部材72、73を用紙側端規制面70a、71aより内側に突き出すことが必要となる。
一方、用紙送出機構としてのエア吸引給送手段60には、図示しない駆動源に接続する複数のローラに巻回されて回動する用紙搬送ベルト63が設置されている。
用紙搬送ベルト63には、多数の小径の貫通孔が穿設されており、用紙搬送ベルト63の内側には用紙吸引ダクト64Aが配設され、図示しない吸引ファンによりエアが吸引される。
用紙を搬送するときは、前記駆動源が駆動され、複数のローラの回転により用紙搬送ベルト63が回転される。前記吸引ファンによりエアが吸引され、用紙は用紙搬送ベルト63を介して用紙吸引ダクト64Aに吸着され、用紙搬送ベルト63の回転に伴って搬送される。
特許文献2に開示された給紙装置によれば、補助部材の使用により幅方向のサイズの小さな特殊小サイズ用紙P3の側端規制ができ、かつ、幅方向における側端規制部材の摺動のための溝の面積を大きくする必要がないため、用紙積載トレイの強度が確保できる。
然るに、この幅方向のサイズの小さな用紙に対するノーフィードやマルチフィード等の解決策についての記載はない。
また、特許文献1に開示された技術は小さいサイズの用紙の場合にはエアの吹き付けを行わない構成であるが、小さいサイズの用紙でも、用紙の厚み等の条件や外気の温湿度条件等によっては、ノーフィードやマルチフィードが発生し易いという問題がある。
更に、小さいサイズの用紙との記載はあるが、特許文献2に記載されているような用紙積載トレイの強度が問題となり、補助部材を用いるほどの小さいサイズの用紙についての記載はない。
更にまた、特許文献1と特許文献2との技術を組み合わせても、補助部材の突出により、側端規制部材に設けられた送風口から用紙束までの距離が大きくなるため、エアが用紙束の上位の用紙に効果的に吹き付けられないという問題がある。
前述したように、給紙装置30の出し入れ時には、用紙送出機構としてのエア吸引給送手段60の用紙搬送ベルト63下面と、一対の用紙側端規制手段70、71(又は、一対の側端規制補助部材72、73)の上面との間に所定の隙間が必要である。
エア吹き出し部材43から吹き出されるエアには、用紙束の上位の用紙の用紙を分離させるという目的と、分離させた最上位の用紙を用紙搬送ベルト63に吸着させやすくするために浮上した状態で保持するという目的がある。
従って、エア吹き出し部材43から送られるエアA1は、エア吹き出し部材43に対して水平方向より若干上向きに傾いた角度で吹き出されることが望ましい。
図15に示すように、側端規制補助部材72、73を突き出させると特殊小サイズ用紙P3の側面と用紙側端規制面70a、71aとの間が距離Lだけ離間する。
この距離Lは、図14(b)の小さな用紙P2と図15(b)の特殊小サイズ用紙P3との幅寸法の差の1/2の値に等しい。
図14(b)の小さな用紙P2の場合は、側端規制補助部材72、73が突き出されず、エア吹き出し部材43からのエアA1は、用紙側端規制面70a、71aに密着する、用紙束上位の用紙側端の適切な位置に吹き出される。
特殊小サイズ用紙P3を用いるときは、図15(b)に示すように、側端規制補助部材72、73が突き出され、用紙側面と用紙側端規制面70a、71aとが距離Lだけ離間する。用紙側端規制手段70、71の下方に配設された送風ファンから送られてくるエアA2は、図示のように、水平方向よりやや上向きに吹き出される。
本発明者らによる特許文献1と特許文献2の給紙装置を組み合わせた給紙装置30を用いて行った実験の結果、大きなサイズから小さなサイズまでの用紙に対して同一の給紙装置30を用いた場合、用紙束側端に吹き付けるエアの位置が問題となることを把握した。
即ち、小さなサイズの用紙を用いる場合には、用紙側面と用紙側端規制面70a、71aとが距離Lだけ離間するため、エアが用紙束上位の用紙のより上方に向き過ぎてしまい、特殊小サイズ用紙P3側端の最適な位置にエアが当たらないおそれがある。
本発明の目的は、上記のような問題を解消し、大きなサイズから小さなサイズまでの用紙の使用が可能で、かつ、ノーフィードやマルチフィード等の搬送不良問題を生じることのない給紙装置、及びそれを備えた画像形成装置を提供することにある。
前記目的は下記の発明により達成される。
1.複数サイズの用紙に対し、複数枚からなる用紙束として積載し、前記用紙束を積載した状態で最下降位置から所定の給紙位置までの間を昇降可能な用紙積載手段と、
用紙搬送方向と直角な用紙幅方向における摺動範囲を摺動可能に配設され、内側に積載される前記用紙束の側端を規制する用紙側端規制面を備えた一対の用紙側端規制部材と、
エアを吸引する吸引手段及び前記吸引手段の周囲を回転する用紙搬送ベルトを備え、前記吸引手段の吸引により前記用紙束の最上位に位置する用紙を1枚ずつ前記用紙搬送ベルトに吸着させて搬送する用紙吸引搬送手段と、
前記用紙束の側端に向けて、上位に位置する複数枚の用紙の間にエアを流し込み、前記用紙束から用紙を分離させる送風手段と、を有し、
前記用紙積載手段が前記最下降位置に位置するときに前記用紙積載手段に対する用紙補給のための出し入れが可能なシート給紙装置であって、
前記用紙側端規制部材の前記用紙幅方向の摺動範囲における規制可能な幅寸法よりも更に小さい幅寸法を有する用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、
前記一対の用紙側端規制部材は、前記用紙側端規制面に送風口が形成され、かつ前記特殊小サイズ用紙の側端を規制するための、前記用紙側端規制面より内側に突出可能な側端規制補助部材を備えるとともに、内部に送風手段が配設され、
前記送風手段は、前記送風口からエアを吹き出すための開口部を有するエア吹き出し部材を備え、
前記エア吹き出し部材は上下方向に移動可能で、前記エア吹き出し部材の位置は、前記エア吹き出し部材が最下位の位置にあるとき、前記用紙束の最上位の用紙の位置が前記開口部の開口範囲内となる位置に設定されており、
前記一対の用紙側端規制部材は、前記エア吹き出し部材の移動を制限する吹き出し部材移動制限手段をそれぞれに備えており、
前記特殊小サイズ用紙が前記用紙積載手段に積載され、前記側端規制補助部材が内側に突き出されるとき、
前記吹き出し部材移動制限手段は前記エア吹き出し部材の上方向の移動を制限することを特徴とするシート給紙装置。
2.前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
前記吹き出し部材移動制限手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に応じて前記吹き出し部材移動制限手段が機械的に連動し、前記エア吹き出し部材の移動を停止させることを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
3.前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
前記吹き出し部材移動制限手段は、前記エア吹き出し部材の移動を制限する吹き出し部材移動制限板と、前記吹き出し部材移動制限板を駆動する移動制限板駆動手段とからなり、
前記側端規制補助部材が内側に突き出されたかどうかを検知する補助部材突出検知手段と、
前記吹き出し部材移動制限手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
前記補助部材突出検知手段が前記側端規制補助部材の内側への突き出しを検知するとき、
前記制御手段は、前記移動制限板駆動手段を駆動させて、前記吹き出し部材移動制限板を動作させ、前記エア吹き出し部材の移動を停止させるように制御することを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
4.前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
前記側端規制補助部材が内側に突き出されるとき、
前記吹き出し部材移動制限手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に応じて機械的に連動し、前記エア吹き出し部材を、前記エア吹き出し部材の前記開口部の上辺部が前記用紙搬送ベルトの下面の位置より低い所定の高さの位置に移動させることを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
5.前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
前記送風手段は、エアを送り出す回転速度可変の送風ファン、送り出されたエアを搬送する導入部、及び、前記用紙側端規制面に形成される送風口からエアを吹き出すエア吹き出し部材、からなり、
前記送風手段の前記送風ファンは前記吹き出し部材移動制限手段を兼ねており、
前記側端規制補助部材が内側に突き出されたかどうかを検知する補助部材突出検知手段と、
前記吹き出し部材移動制限手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
前記補助部材突出検知手段が前記側端規制補助部材の内側への突き出しを検知したとき、
前記制御手段は、前記吹き出し部材移動制限手段としての前記送風ファンの回転速度を制御し、前記エア吹き出し部材の移動動作を制限するように制御することを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
6.前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
前記吹き出し部材移動制限手段には、前記送風手段におけるエアの通路を開閉するシャッタ手段が含まれ、
前記制御手段は、前記吹き出し部材移動制限手段としての前記シャッタ手段を開閉させ、前記エア吹き出し部材の上方向の移動動作を制御することを特徴とする前記1に記載のシート給紙装置。
7.用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する前記1から6のいずれか1項に記載のシート給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
本発明に係る給紙装置を用いれば、大きなサイズから小さなサイズの用紙に対し、簡単な操作で用紙側面の規制ができ、かつ、ノーフィードやマルチフィード等の搬送不良問題を生じさせることのない、安定した用紙搬送が可能となる。
また、用紙側端規制部材の摺動領域より小さなサイズの用紙に対しても、側端規制補助部材を用いることにより、用紙積載トレイの強度を損なわずに用紙側面を規制することができる。
更に、側端規制補助部材を用いる際には用紙束の側面と用紙側端規制部材の用紙側端規制面とが離間するが、そのような状態においても、用紙側端規制部材に設けたエア吹き出し部材から吹き出すエアを用紙束側面の適切な位置に吹き付けることが可能となる。
以下に実施の形態に基づいて本発明を説明するが、本発明は該実施の形態に限られない。
[画像形成装置]
図1は、画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LT等により構成される画像形成装置の全体構成図である。
図示の画像形成装置本体Aは、感光体(像担持体)1、帯電手段2、像露光装置3、現像装置4、転写手段5、クリーニング手段6、等から成る画像形成部と、定着装置7及び用紙搬送系と、から構成されている。
用紙搬送系は、給紙カセット10、第1給紙手段11、第2給紙手段12、排紙手段14、搬送路切換手段15、循環再給紙手段16、反転排紙手段17とから構成されている。
自動原稿送り装置DFの原稿台上に載置された原稿dは給紙手段により搬送され、画像読取装置SCの光学系により原稿dの片面又は両面の画像が読みとられ、イメージセンサCCDにより読み込まれる。イメージセンサCCDにより光電変換されたアナログ信号は、画像処理部20において、アナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、像露光装置3に画像信号を送る。
画像形成手段においては、帯電、露光、現像、転写、分離、クリーニング等の処理が行われる。
始めに、感光体1に対し、帯電手段2により電荷(本実施の形態では負帯電)が付加され、像露光装置3からのレーザ光照射により静電潜像が形成され、現像装置4により静電潜像が顕像化されてトナー像(本実施の形態ではトナーは負電荷)となる。次いで、給紙カセット10に収容された用紙Pが第1給紙手段11から搬送される。一方、クリーニング手段6により感光体1上の転写残のトナーが除去される。
用紙Pは、レジストローラから成る第2給紙手段12でトナー像との同期がとられて搬送される。その後、用紙Pは、転写手段5でトナー像が転写されてから定着装置7により定着される。定着後の用紙Pは、排紙手段14により装置外に排出される。
なお、両面コピーの場合は、第1面に画像形成された用紙Pは、循環再給紙手段16に送り込まれて反転され、再び画像形成手段において第2面に画像形成後、排紙手段14により装置外に排出される。反転排紙の場合は、通常の排紙通路から分岐した用紙Pは、反転排紙手段17においてスイッチバックして表裏反転された後、排紙手段14により装置外に排出される。
制御手段80は、画像形成装置本体A内に設置され、画像形成装置本体Aの各部の動作の制御を行い、大容量給紙装置LTとの信号の授受により大容量給紙装置LTの動作の制御を行う。
画像形成装置本体Aに接続された前記用紙積載手段は、複数のシート給紙装置(以下、単に給紙装置ともいう)30を有し、各給紙装置30は、ガイドレール34により大容量給紙装置LTから引き出し可能に構成されている。例えば、大容量給紙装置LTには、第1段のトレイに1300枚、第2段及び第3段のトレイに1850枚を収容でき、全体として6000枚程度の用紙を収容できる。
給紙装置30は、第1送風手段40、第2送風手段50、用紙吸引搬送手段としてのエア吸引給送手段60、一対の用紙側端規制手段70、71、給紙トレイ31、用紙先端規制部材32、用紙後端規制部材33等を有する。また、給紙装置30は用紙Pを収容し、用紙Pをエア吸引給送手段60を介して画像形成装置本体Aに給送する。
[給紙装置]
図2は本発明のシート給紙装置30に対する、複数枚のサイズの大きな用紙P1を用紙束として積載した状態での概略構成を示す斜視図である。図3はシート給紙装置30に配設される一対の用紙側端規制手段70、71の内の一方の用紙側端規制手段70を示す斜視図である。
なお、本発明の給紙装置30は、図14及び図15を用いて説明した特許文献2の給紙装置30と類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付してあるため説明は省略し、異なる構成についてのみ説明する。
図2において、積層されたサイズの大きな用紙(以下、単に用紙ともいう)P1は、用紙積載手段としての給紙トレイ31の上に載置され、図示しない昇降手段により最下降位置から所定の給紙位置まで昇降可能に収容されている。給紙トレイ31が最下降位置にあるとき、用紙の補給又は交換のため、給紙装置30は大容量給紙装置LTから引き出し可能に構成されている。
また、一対の用紙側端規制手段70、71の内側面は、用紙側端規制面70a、71aとして、積層された用紙P1の用紙束の側端に接し、用紙束の位置を規制している。
一対の用紙側端規制手段70、71は、それぞれ箱形に形成され、内部に第1送風手段40を内蔵し、用紙側端規制面70a、71aの上部にはエアを吹き出すための第1送風口70b、71bが形成される。
一対の用紙側端規制手段70、71は、用紙P1の用紙搬送方向aと直角な幅方向において相対距離が自在に変更でき、内側に積載される用紙P1の用紙束に対し、用紙サイズに対応して幅方向の位置を規制している。
一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれには、側端規制補助部材72、73が用紙側端規制手段70、71に固設される軸76(図3参照)を回転中心として回転可能に保持される。
側端規制補助部材72、73は、用紙側端規制手段70、71の上面及び下面にまたがるこの字型の形状を有し、この字型の両先端部近傍に、用紙側端規制手段70、71の上面及び下面に固設された軸76に嵌合する穴(参照符号なし)が形成される。側端規制補助部材72、73は、この穴と軸76との嵌合により用紙側端規制手段70、71に揺動可能に保持され、図2に示すような、用紙側端規制面70a、71aに対して外側となる位置と、後述の内側に突出する位置(図4参照)との間を揺動する。
本発明に係る側端規制補助部材72、73は、一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲における用紙側端規制面70a、71aの位置では規制できない小さい幅寸法を有する用紙を用いる場合に、用紙側端規制面70a、71aより突き出させて使用される。このような小さい幅寸法を有する用紙を、ここでは、特殊小サイズ用紙と称することにする。
次に、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第1の実施形態の構成及び動作について説明する。
側端規制補助部材72、73の上面側の一端には、前記回転軸を回転中心とするピニオン(後述)が形成され、吹き出し部材移動制限手段としての吹き出し部材移動制限板(後述)にはラック(後述)が形成され、このピニオンとラックとが互いに噛み合う。この構成により、側端規制補助部材72、73を回転させ、用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aより内側に突き出させると、前記ラックは用紙搬送方向aに移動する(詳細な構成については図5を用いて後述する)。
用紙先端規制部材32は、用紙搬送方向aにおける積載する用紙P1の先端を規制するものであり、給紙装置本体30aに固設している。
用紙後端規制部材33は、用紙P1の用紙搬送方向aに移動自在で、用紙P1の送り方向後端の位置を規制するものであり、用紙搬送方向aに変位可能に給紙装置本体30aに支持される。
また、一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aと、用紙後端規制部材33の用紙後端規制面33Aとは、後述するエアにより浮きあがった用紙P1を常に規制できるような高さと形状を備えている。
更に、用紙後端規制部材33には、給紙トレイ上に積載された用紙P1の用紙束の最上位の高さを検知する高さ検知センサPS1が配置されている。
給紙トレイ31上に積載された用紙P1の用紙束の最上位の位置は、その位置が高さ検知センサPS1によって検知され、エア吸引給送手段60に受け渡されるための所定の給紙位置PF(後述)として最適な高さに維持される。即ち、制御手段80は、高さ検知センサPS1の検知結果に基づいて昇降手段としての図示しない昇降モータを駆動させて、給紙トレイ31を昇降させ、常に用紙P1の用紙束の最上位の位置が一定の高さ(給紙位置PF)に維持されるように制御する。
ここでの所定の給紙位置PFとは、給紙トレイ上に積載された用紙P1の最上位の用紙P0を1枚ずつ給送するエア吸引給送手段に対し、予め種々の実験により求めた、安定して給送しうる最適な用紙P0の高さをいう。
図2に示すように、用紙吸引搬送手段としてのエア吸引給送手段60は、給紙トレイ31に積載される用紙P1に対し、用紙搬送方向aの下流側寄りに配置されている。エア吸引給送手段60には、図示しない駆動源65に接続する大径ローラ61と2個の小径ローラ62とに巻回されて回動する3つの用紙搬送ベルト63が幅方向に配分され、設置されている。
用紙搬送ベルト63には、図2に示すように多数の小径の貫通孔が穿設されており、用紙搬送ベルト63の内側には用紙吸引ダクト64Aが固設されている。
用紙P0を吸引する吸引手段64は、用紙吸引ダクト64Aとこれに連結する図示しない吸引ファン64Bとで構成される。用紙吸引ダクト64Aの下部には、それぞれの用紙搬送ベルト63に対向して開口64Cが形成される。開口64Cはエア吸引給送手段60のエア吸引位置を決めている。
なお、吸引ファン64Bを給紙装置本体30aの奥側に固設し、エア吸引給送手段60との間を用紙吸引ダクトで接続するような構成としてもよい。
吸引ファン64Bは常時作動しており、エア吸引給送手段60は、後述の用紙捌き機構によるエアの吹き付けにより所定の給紙位置PFから浮上する最上位の用紙P0を、吸引手段64により用紙搬送ベルト63に吸着する。そして、制御手段80により駆動源65が作動されて用紙搬送ベルト63が回動すると、用紙P0は用紙搬送ベルト63の回動とともに用紙搬送方向aに搬送され、画像形成装置本体Aへと送り込まれる。
吸引手段64の開口64Cの近傍には図示しないフィードセンサPS2が配設され、最上位の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されることを検知する。
また、図示しないフィードセンサが給紙トレイ31の用紙搬送方向aの下流側の用紙搬送ベルト63の近傍に配置され、給送される用紙P0の通過を検知する。
なお、本発明に係る給送手段の実施の形態では、エア吸引給送手段60を用いているが、ローラ給紙方式を給送手段として用いた給紙装置にも適用可能である。
次に、給紙トレイ31に積載する用紙P1の束の上位にある用紙群に対して、用紙間にエアを流して用紙P1を分離する用紙捌き機構について、図2、図3を用いて以下に説明する。
図2、図3に示すように、用紙P1の用紙搬送方向aと直交する側方から給紙トレイ31内に積層された用紙P1の束の上位の用紙にエアを吹き付ける第1送風手段40が給紙トレイ31の両側面に配設されている。第1送風手段40は、一対の用紙側端規制手段70、71内に配設され、エアを送り出す送風ファン41、送り出されたエアを搬送するエア吹き出しダクト42、搬送されたエアを用紙側端に向けて吹き出すエア吹き出し部材43等で構成される。エア吹き出し部材43から吹き出すエアは、一対の用紙側端規制手段70、71の用紙側端規制面70a、71aに形成される第1送風口70b、71bから、内側に積載される用紙P1の束の上位に位置する用紙に向けて吹き出される。
送風ファン41は吹き出し口を上向きにして一対の用紙側端規制手段70、71に取り付けられている。
制御手段80から用紙P0の給送の指令が発せられると、送風ファン41が駆動され、送風ファン41からエアが排出される。
送風ファン41から上向きに排出されるエアは、送風ファン41の吹き出し口に連結するエア吹き出しダクト42を経由し、エア吹き出しダクト42に嵌合するエア吹き出し部材43を介して用紙P1の束の上位の用紙に向けて吹き出される。
エア吹き出し部材43は、図3に示すように、鉛直方向の下方に吸気口43b、水平方向に開口部Kを有し、コーナー部には円弧状の形状を有している。
送風ファン41から上向きに排出されるエアは、エア吹き出し部材43の吸気口43bを経て円弧状のコーナー部で略直角に向きを変えられ、水平方向に開口する開口部Kから吹き出す。開口部Kから吹き出されたエアは、用紙側端規制面70a、71aに形成される第1送風口70b、71bを経て用紙P1の束の上位の用紙に向けて吹き付けられる。
前述したように、エア吹き出し部材43の開口部Kから吹き出すエアは、やや上向きに吹き出される。この上向きのエアにより、用紙P1の束の上位の用紙を分離させるとともに、最上位の用紙P0を用紙P1の束の最上部から用紙搬送ベルト63下面までの間に浮上させ、用紙搬送ベルト63に吸着し易い状態にする。
本発明に係る給紙装置30は大容量給紙装置LTから引き出し可能に構成されている。そのため、大容量給紙装置LT側に残されるエア吸引給送手段60の用紙搬送ベルト63と、用紙側端規制手段70、71又は用紙束上面との間には所定の間隔が必要である。
従って、用紙を分離させるときのエアの吹き出し位置(高さ)に対して、用紙を浮上した状態で保持するときのエアの吹き出し位置は、より高い位置にあることが望ましい。
上記の理由から、本発明に係るエア吹き出しダクト42は、用紙を分離させるときの位置より、用紙を浮上した状態で保持するときの位置が高くなるように上下方向に移動可能な構成となっている。
エア吹き出しダクト42は角形の筒状をなし、送風ファン41の吹き出し口に固設され、角形の筒状の内周にエア吹き出し部材43の外周を嵌合させ、エア吹き出し部材43を上下方向に摺動自在に保持する。
エア吹き出し部材43は、送風ファン41からエアが送風されないときは、自重により最下方に下がった位置に位置するが、このとき、用紙P1の束の最上位の用紙P0の高さが開口部Kの開口範囲内に位置するように設定されている。
送風ファン41からエアが送風されるとき、送風が開始された直後においては、エア吹き出し部材43は最下方の位置に位置しており、吹き出されるエアは、用紙束の上位の用紙P1に向けて吹き出される。送風ファン41からのエアの風圧が高くなると、エア吹き出し部材43は上方に持ち上げられ、エアは、エア吹き出し部材43の開口部Kから、最上位の用紙P0の位置より高く、エア吸引給送手段60の用紙搬送ベルト63面より低い位置に向けて吹き出される。
一対の用紙側端規制手段70、71に形成される第1送風口70b、71bと、第1送風手段40におけるエア吹き出し部材43の開口部Kとは略同じ大きさであり、第1送風口70b、71bと開口部Kとはエアが漏れないように構成されている。第1送風口70b、71bの高さは、最上位の用紙P0が第1送風口70b、71bの高さの略中央に位置するような関係が望ましく、送風ファン41の能力やエア吹き出しダクト42等の設計条件等により適宜の値に設定される。
用紙先端規制部材32の下流側には、内部に第2送風手段50を配設する、用紙先端エア吹き出し手段45が配設されている。用紙先端エア吹き出し手段45の上部には、エアを搬送する送風ガイド52が配設され、送風ガイド52の排気口に対応する、用紙先端規制部材32に隣接する面には第2送風口53が形成される。
第2送風手段50は、送風ファン51、及び送風ファン51の排気口に連結する図示しないダクト等、からなり、当該ダクトは第2送風口53に対応する位置に排気口を有している。
制御手段80から用紙P0の給送の指令が発せられると送風ファン51が駆動され、エアが送風ファン51の排気口に連結するダクトを介して第2送風口53から用紙P1束の上位の用紙の前端に向けて吹き出され、用紙P1束の上位の用紙群を浮上させる。
上述のように第1送風口70b、71b及び第1送風手段40は一対の用紙側端規制手段70、71内に形成、又は配設されており、用紙Pの幅寸法に応じて、用紙側端規制面70a、71aの移動とともに移動される。従って、用紙サイズの変更に対応して、常に用紙Pに対し一定の位置関係を維持できるという利点がある。
また、エア吹き出し部材43が上方向に移動するという構成により、最上位の用紙P0を含む用紙P1束の上位の用紙群の浮上と、浮上した用紙群の内の最上位の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されるまでのエアによる保持が効果的に行われる。
図4は、本発明に係る側端規制補助部材72、73を用紙側端規制面70a、71aより突き出し、特殊小サイズ用紙P3の側端規制を可能とした状態を示す斜視図である。
側端規制補助部材72、73が、図14で説明した用紙側端規制面70a、71aより外側に位置する位置から、軸76を回転中心として図15に示す内側の位置へと回転することで、特殊小サイズ用紙P3の側端を規制することが可能となる。側端規制補助部材72、73は、この字型の板状部材で形成されており、この字型の中央部の外側平面部が用紙側端規制面72a、73aである。
図4において、側端規制補助部材72、73は用紙側端規制面70a、71aより内側に突き出した位置に移動されるとともに、送風ファン41から送風されるエアが、特殊小サイズ用紙P3の側端に向けて、第1送風口70b、71bから吹き出される。
図5は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第1の実施形態の構成を示す用紙側端規制手段70、71の部分斜視図である。
第1の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作に連動して吹き出し部材移動制限手段の吹き出し部材移動制限板74、75を機械的に移動させ、エア吹き出し部材43の移動を制限する構成である。
図5(a)は、吹き出し部材移動制限手段の第1の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す斜視図であり、図5(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す斜視図である。
側端規制補助部材72、73を用いない場合とは、用紙側端規制手段70、71の摺動範囲内での規制が可能な用紙を用いる場合、即ち、図14(a)に示す用紙P2より大きな幅寸法を有する用紙を用いる場合である。
図6は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段の第1の実施形態における、図5(a)の斜視図に対応する側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す断面図である。図7は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段の第1の実施形態における、図5(b)の斜視図に対応する側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す断面図である。
第1の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向の左右で対称な構成であるため、図5に示すように、用紙搬送方向の右側に位置する吹き出し部材移動制限手段を主体に説明する。なお、括弧付きの符号は、用紙搬送方向の左側に位置する吹き出し部材移動制限手段700の部材を表す。
図5において、側端規制補助部材72のこの字型形状の上部側における軸76と嵌合する穴の近傍に、図示しないつまみが設置されており、このつまみを矢示rの反時計方向に回転させると側端規制補助部材72が回転され、図5(b)の位置に停止する。
図5(a)において、用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aは、前記用紙P2より幅寸法の大きな用紙に対し、その用紙の側端に当接して用紙幅方向の規制を行う。また、図5(b)においては、側端規制補助部材72を用紙側端規制面70aより内側に突き出し、側端規制補助部材72の用紙側端規制面72aを特殊小サイズ用紙P3の側端に当接して用紙幅方向の規制を行う。
側端規制補助部材72(73)は、この字型形状の上部側の、軸76と嵌合する穴(参照符号なし)の周囲にピニオン72b(73b)が形成され、このピニオン72bと、隣接する摺動部材74(75)に形成されたラック74a(75a)とが噛み合っている。また、摺動部材74には長穴74b(75b)が形成されており、用紙側端規制手段70(71)の上面に固設された2つのガイドピン77に対して長穴74b(75b)が係合し、摺動部材74(75)は用紙搬送方向aと平行な方向に摺動自在に保持されている。
従って、側端規制補助部材72が矢示rの反時計方向に回転されると、摺動部材74は用紙搬送方向aと同方向に移動する。
また、摺動部材74(75)には、エア吹き出し部材43の上部に当接してエア吹き出し部材43の上方への移動を規制する規制部74c(75c)が形成されている。
一方、用紙側端規制手段70の第1送風口70bは、用紙側端規制手段70における上面と用紙側端規制面70aとのコーナー部に形成されており、第1送風口70bの上面部は、上下方向に移動するエア吹き出し部材43の通路となっている。また、第1送風口70bの用紙側端規制面70a側は、エア吹き出し部材43が最下位に位置するときのエア吹き出し部材43の開口部Kと略一致する位置に形成されている。
側端規制補助部材72が反時計方向rに回転され、用紙側端規制面72aが特殊小サイズ用紙P3の側端の位置に設定されるとき、摺動部材74の摺動により規制部74cは用紙側端規制手段70の第1送風口70bの上面部の一部を遮蔽する。
規制部74cが第1送風口70bの上面部の一部を遮蔽することにより、エア吹き出し部材43の上面と規制部74cの下面とが係合し、エア吹き出し部材43の上方への移動が阻止される。
即ち、特殊小サイズ用紙P3を使用する際に、側端規制補助部材72が用紙側端規制面70aより内側に突き出されると、機械的に連動する摺動部材74の摺動動作により第1送風口70bの一部が遮蔽され、エア吹き出し部材43は上方への移動を阻止される。
図6は、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す断面図である。
言い換えると、図6は、用いられる用紙Pの幅方向の大きさが一対の用紙側端規制手段70、71の摺動範囲内にある場合(用紙P2より大きな幅寸法を有する用紙を用いる場合)の断面図である。
図6(a)は、送風ファンが回転を開始し始めたときの状態を示す図であり、図6(b)は、送風ファンの風圧が高くなったときの状態を示す図である。
符号の42は、一対の用紙側端規制手段70、71の内部に配設され、送風ファン41から送られるエアをエア吹き出し部材43へと導くとともに、エア吹き出し部材43を嵌合して上下方向に摺動可能に保持する、エア吹き出しダクトである。
図6(a)において、側端規制補助部材72は用紙側端規制手段70の用紙側端規制面72aより外側に対峙する位置にあり、このとき、用紙Pの側端は用紙側端規制面72aにより規制される。用紙Pは用紙P2より大きな幅寸法を有する用紙であり、用紙束として給紙トレイ31に積載される。
符号のBLは、用紙束の最上位の用紙P0に対向する用紙搬送ベルト63の下面の位置(以下。ベルト下面位置ともいう)を表す。
所定の給紙位置PFは用紙束の最上位の用紙P0の位置でもある。符号のRhは、所定の給紙位置PFの位置から、ベルト下面位置BLの位置までの範囲であり、ここでは用紙浮上空間と称する。
符号のKaはエア吹き出し部材43の開口部Kの上辺部を表し、符号のKbは開口部Kの下辺部を表す。A1、A2は、送風ファン41から送られるエアを示す。
送風ファン41が回転を開始し始めるとき、エア吹き出し部材43は、エア吹き出しダクト42内の最下位の位置にある。このとき、エア吹き出し部材43の開口部Kの位置は、上辺部Kaの位置が用紙浮上空間Rh内にあり、下辺部Kbの位置が所定の給紙位置PFより低い位置にある。
即ち、エア吹き出し部材43の開口部Kの位置は、用紙束の最上位の用紙P0の位置が前記開口部Kの開口範囲内となるように設定されている。この位置設定により、用紙束の上位の用紙の分離が適正に行われる。
図6(b)においては、送風ファン41からのエアの風圧が高くなって、エア吹き出し部材43は用紙側端規制手段70の第1送風口70bの上面部より高い位置に位置する上限位置に上昇した状態を示す。上限位置は図示しないストッパ手段により上昇が制限される位置である。上限位置においても、開口部Kの上辺部Kaの位置は用紙浮上空間Rh内にある。
エア吹き出し部材43の上限の位置は、予め行った実験に基づき、用紙束の最上位の用紙P0を含む複数枚の用紙を確実に分離するとともに、最上位の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されるまで用紙浮上空間Rh内に保持できる適切な位置に設定される。
本発明に係る第1の実施形態によれば、用紙P2より大きな幅寸法を有する用紙を用いる場合、エア吹き出し部材43が上昇した位置からエアを吹き出すことにより、分離した用紙を浮上した状態で保持し、用紙搬送ベルト63に適切に吸着させることができる。
図7は、側端規制補助部材72、73を用いるときの状態を示す断面図である。
言い換えると、図7は、用いられる用紙が特殊小サイズ用紙P3である場合における断面図である。
図7(a)は、送風ファンが回転を開始し始めたときの状態を示す図であり、図7(b)は、送風ファンの風圧が高くなったときの状態を示す図である。
側端規制補助部材72、73を用いるときの状態を示す図7は、用いないときの状態を示す図6と構成は同一で動作も類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付しているため構成の説明については省略し、異なる動作についてのみ説明する。
図7における動作が図6における動作と異なる点は、図6で用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aより外側に対峙する位置にあった側端規制補助部材72が、図7では用紙側端規制面70aより内側に突き出した位置にある点である。そのため、図7においては、用紙束の側端と用紙側端規制面70aとは距離Lだけ離間している。
また、図7における動作が図6の動作と異なる他の点は、図5で説明したように、図6は、摺動部材74が摺動せず、規制部74cが第1送風口70bを遮蔽しないのに対し、図7では、摺動部材74が摺動し、第1送風口70bの一部を遮蔽する点である。
即ち、図7(a)においては、図6との動作の違いは、側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面72aより内側にあるか外側にあるかの違いだけであるが、図7(b)においては、規制部74cが上面部を遮蔽する点が大きな違いである。
図7(b)において、摺動部材74が摺動し、規制部74cが第1送風口70bの上面部を遮蔽するため、エア吹き出し部材43は上昇動作を阻止され、最下位の位置で停止したままの状態となる。
規制部74cによる第1送風口70bの上面部の遮蔽が行われないと仮定すると、エア吹き出し部材43は上限位置まで上昇し、図7(b)に2点鎖線で示すエア吹き出し部材43Aの位置となる。
送風ファン41の配設位置は用紙側端規制手段70の第1送風口70bより下方であるため、エアはエア吹き出し部材43のコーナー部を過ぎても水平方向に対して上向きの傾きをもつ傾向があり、エア吹き出し部材43の開口部Kからも上向きに吹き出され易い。
図7(b)において、2点鎖線の位置にエア吹き出し部材43Aが達すると仮定すると、用紙束側端と用紙側端規制面70aとの距離Lの離間により、エアは用紙側端に達するまでに、上向きの影響から正規位置より高い位置に向かってしまうという問題がある。
エアが正規位置より高い位置に向かってしまうと、分離した最上位の用紙P0が保持されずに落下してしまうとか、エアが用紙搬送ベルト63付近に向かい、用紙吸引ダクト64Aによる吸引状態を攪乱させてしまうといった問題を発生させるおそれがある。
これらの問題を防止するために、特殊小サイズ用紙P3を用いる際には、エア吹き出し部材43の上昇を制限して、低い位置からエアを吹き出させることが重要となる。
また、用紙P2より幅寸法の大きな用紙と異なり、特殊小サイズ用紙P3は質量が小さいため、用紙を浮上させた位置で保持する際に、エア吹き出し部材43を上昇させて用紙にエアを強く吹き付ける必要はない。
本発明に係る第1の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700を備えた給紙装置30を用いれば、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの高さを高すぎない適切な方向に制限することができる。このため、小さな用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
図8は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。
第2の実施形態におけるエア吹き出し部材43の移動を制限する構成は、第1の実施形態と同様に、エア吹き出し部材43の移動する経路の一部である用紙側端規制手段70の第1送風口70bの上面部の一部を遮蔽する構成である。
本発明に係る現像装置の第2の実施形態は、第1の実施形態と類似しており、同一の機能を有する部材には同一の符番を付しているため説明は省略し、異なる構成及び動作についてのみ説明する。
第2の実施形態が第1の実施形態と異なる点は、第1の実施形態では第1送風口70bを遮蔽する手段が側端規制補助部材72、73の突出動作に連動する機械的な機構であるのに対し、第2の実施形態では別の駆動手段を電気的に動作させる点である。
即ち、吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態の構成は、特殊小サイズ用紙P3を用いる際に、側端規制補助部材72、73の突出動作の実施を検知して、別の駆動手段により摺動部材78、79を摺動させて第1送風口70bを遮蔽する構成である。
図8(a)は、吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図8(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。
第2の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、用紙幅方向に左右対称の構成であり、図8に示すように、用紙搬送方向aの右側に位置する吹き出し部材移動制限手段700を主体に説明する。
本実施の形態における吹き出し部材移動制限手段700は、移動制限板駆動手段としてのソレノイドSD、摺動部材78、2つの軸PN、及びばね部材SP等からなる。
第1の実施形態においては、側端規制補助部材72と摺動部材74とがラックとピニオンとで機械的に連結されていたが、第2の実施形態では、側端規制補助部材72と摺動部材78とは直接連結されない。第2の実施形態では、側端規制補助部材72の位置を補助部材突出検知手段PS3により検知し、制御手段80がソレノイドSDを動作させて摺動部材78を摺動させるという構成である。
吹き出し部材移動制限手段700は、用紙側端規制手段70(71)の内部に配設される。然るに、摺動部材78(79)の規制部78a(79a)だけは、用紙側端規制手段70(71)の上面に形成する逃げ穴70d(71d)から外部に出され、第1送風口70b(71b)を外側から遮蔽する。
補助部材突出検知手段PS3は、給紙装置本体30a(図14参照)の下方の、側端規制補助部材72に対向する位置に配設され、側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの内側に突き出した位置にあるか否かを検知する。
補助部材突出検知手段PS3は、例えば光センサ等からなり、検知した結果の情報を電気信号として画像形成装置本体Aの制御手段80に送る。
本発明に係る制御手段80は、補助部材突出検知手段PS3からの検知情報に基づいて、吹き出し部材移動制限手段700のソレノイドSDの動作を制御する。
側端規制補助部材72が図8(a)に示す用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの外側の位置にあるときは、補助部材突出検知手段PS3は側端規制補助部材72によって遮蔽されない。この状態においては、制御手段80からはソレノイドSDを駆動する指令は発せられず、摺動部材78は、図6(a)、図6(b)に示す動作と同様に、送風ファン41からのエアの風圧により、上方向に移動する。
一方、側端規制補助部材72が回転され、図8(b)に示す用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aより内側に突出する位置にあるときは、補助部材突出検知手段PS3は側端規制補助部材72により遮蔽される。この状態においては、補助部材突出検知手段PS3から制御手段80に検知信号が発信され、制御手段80からソレノイドSDを駆動する指令が発せられる。ソレノイドSDの駆動により、摺動部材78が用紙搬送方向aに摺動され、第1送風口70bの一部が摺動部材78の規制部78aにより遮蔽される。
第1送風口70bの一部が摺動部材78により遮蔽されると、図7(b)に示すように、送風ファン41からのエアの風圧が高くなったとき、上昇しようとするエア吹き出し部材43は、上面部が摺動部材78の規制部78aにより規制され、上昇を阻止される。
本発明に係る第2の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700を用いれば、第1の実施形態と同様に、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの方向を高すぎない適切な方向に制限することができる。このため、小さな用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
なお、本実施の形態においては、第1送風口70bをソレノイドにより遮蔽する構成としたが、モータ等、他の駆動手段を用いる構成としても良い。
図9は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態における制御系のインターフェースを示すブロック図である。
図9において、制御手段80は、補助部材突出検知部材PS3、PS4からの検知信号に基づいてソレノイドSDの動作を制御する。ソレノイドSDの駆動により、摺動部材78の規制部78aが第1送風口70bの一部を遮蔽する。
図10は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第3の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分断面図である。図10(a)は、吹き出し部材移動制限手段700の第3の実施形態における、側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す図であり、図10(b)は、側端規制補助部材72、73を用いるとき(特殊小サイズ用紙P3使用時)の状態を示す図である。図11は図10の部分断面図である。図11(a)は、図10(a)のCC断面図であり、図11(b)は、図10(b)のDD断面図である。
第3の実施形態におけるエア吹き出し部材43移動制限の構成は、側端規制補助部材72、73の動作に対し、第1、第2の実施形態の如くエア吹き出し部材43の通路を塞ぐのではなく、機械的な連動によりエア吹き出し部材43の昇降量を規制する構成である。
第3の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700は、一対の用紙側端規制手段70、71のそれぞれに配設されるが、左右対称の構成であるので、図10に示すように、用紙搬送方向aの右側に位置する吹き出し部材移動制限手段700を主体に説明する。
図10において、用紙側端規制手段70には、軸76が固設され、この字型の側端規制補助部材72は軸76を回転中心として回転可能に保持される。更に軸76には円筒状の溝カム81が軸支され、側端規制補助部材72、軸76、及び溝カム81は一体的に結合されて、用紙側端規制手段70に対して回転可能に保持される。溝カム81には、カムピン82をガイドして上下方向に移動させる螺旋状に形成された溝81aと、側端規制補助部材72が用紙側端規制面70aの外側の位置にあるときに、カムピン82を溝81aにガイドしないための逃げ部81bとが形成されている。
一方、エア吹き出しダクト42に嵌合して昇降するエア吹き出し部材43には、カムピン取付板83とカムピン82とが一体的に取り付けられる。
図10(a)において、側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの外側にあるとき、溝カム81の溝81aは、カムピン82と係合しない位置にあり、逃げ部81bに沿って移動し、エア吹き出し部材43は風圧により昇降される。
図10(b)において、側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの内側の位置に突き出されるとき、溝カム81の溝81aはカムピン82と係合し、カムピン82を上昇させ、エア吹き出し部材43は所定の高さまで持ち上げられる。
図11aにおいて、エア吹き出し部材43が下方の位置にあるとき、エア吹き出し部材43の開口部Kの位置は、上辺部Kaの位置が用紙浮上空間Rh内にあり、下辺部Kbの位置が所定の給紙位置PFより低い位置にある。
図11bにおいて、エア吹き出し部材43が所定の高さに保持されるとき、エア吹き出し部材43の開口部Kは、上辺部Kaの位置が用紙浮上空間Rh内となる位置にある。
エア吹き出し部材43の高さを規制する溝カムの寸法形状は、予め行った実験に基づき、用紙束上方の複数枚の用紙を確実に分離するとともに、最上位の用紙P0が用紙搬送ベルト63に吸着されるまで用紙浮上空間Rh内に保持できる適切な位置に設定される。
なお、第3の実施形態においては、溝カム81が側端規制補助部材72の回転動作に機械的に連動する構成としたが、軸76にモータに連結する歯車を一体的に軸支させ、補助部材突出検知手段PS3からの信号によりモータを駆動して軸76を回転させても良い。
本発明に係る第3の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700を用いれば、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの高さを常に一定の範囲内に収めるように制限することができる。このため、小さな用紙の使用時にも、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
図12は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第4の実施形態における制御系のインターフェースを示すブロック図である。
図12において、制御手段80は、補助部材突出検知部材PS3、PS4からの検知信号に基づいて送風ファン41の回転速度を制御して風圧を制御し、エア吹き出し部材43の高さを規制する。
第4の実施形態に係る吹き出し部材移動制限手段700は、送風ファン41の風圧を規制してエア吹き出し部材43の高さを規制するという構成である。
第4の実施形態における送風ファン41には、第2の実施形態と同様に、回転速度可変のファンが用いられる。
制御手段80は、側端規制補助部材72が用紙側端規制面70aの内側に突き出した位置にあるか否かの情報を補助部材突出検知手段PS3から受け、必要に応じて送風ファン41の回転速度を変更し、風圧を制御してエア吹き出し部材43の高さを規制する。
側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの外側にあるときには、補助部材突出検知手段PS3から情報が発せられないため、制御手段80は送風ファン41を通常に動作させる。従って、エア吹き出し部材43は図6(b)に示す高い位置に上昇する。
側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの内側に突き出す位置に来るときには、補助部材突出検知手段PS3から情報が発せられ、制御手段80は送風ファン41の風圧を低くして動作させる。従って、エア吹き出し部材43は図6(a)に示すような低い位置に止まる。
なお、第4の実施形態における送風ファン41の風圧の値は、用紙の大きさや斤量等により適宜設定することができる。
本発明に係る第4の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700を用いれば、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの高さを常に一定の範囲内に収めるように制限することができる。また、用紙の大きさや斤量等により風圧の値を適宜設定することができる。このため、各種の用紙に対して、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
図13は、本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第5の実施形態における制御系のインターフェースを示すブロック図である。
第5の実施形態に係る吹き出し部材移動制限手段700は、送風ファン41からの風圧をシャッタ手段44の開閉量により制御してエア吹き出し部材43の高さを規制するという構成である。
シャッタ手段44は、送風ファン41からエア吹き出しダクト42の間のエアの通路内に配設され、エアの通路の開閉量を変化させる。
制御手段80は、側端規制補助部材72が用紙側端規制面70aの内側に突き出した位置にあるか否かを補助部材突出検知手段PS3により検知し、必要に応じてシャッタ手段44の開閉量を制御して風圧を調整し、エア吹き出し部材43の高さを規制する。
側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの外側にあるときには、補助部材突出検知手段PS3から情報が発せられないため、制御手段80はシャッタ手段を動作させない。従って、エア吹き出し部材43は図6(b)に示す高い位置に上昇する。
側端規制補助部材72が用紙側端規制手段70の用紙側端規制面70aの内側に突き出す位置に来るときには、補助部材突出検知手段PS3から情報が発せられ、制御手段80はシャッタ手段を動作させ送風ファン41からの風圧を低くする。従って、エア吹き出し部材43は図6(a)に示すような低い位置に止まる。
なお、第5の実施形態におけるシャッタ手段の開閉量の値は、用紙の大きさや斤量等により適宜設定することができる。
本発明に係る第5の実施形態の吹き出し部材移動制限手段700を用いれば、特殊小サイズ用紙を使用する際においても、用紙側面に吹き付けるエアの高さを常に一定の範囲内に収めるように制限することができる。また、第4の実施形態と同様に、用紙の大きさや斤量等により風圧の値を適宜設定することができる。このため、各種の用紙に対して、ノーフィードやマルチフィードの発生を抑制することができる。
画像形成装置本体A、画像読取装置SC、自動原稿送り装置DF、大容量給紙装置LT等により構成される画像形成装置の全体構成図である。 本発明のシート給紙装置30に対する、サイズの大きな用紙P1を積載した状態での概略構成を示す斜視図である。 シート給紙装置30に配設される一対の用紙側端規制手段70、71の内の一方の用紙側端規制手段70を示す斜視図である。 本発明に係る側端規制補助部材72、73を用紙側端規制面70a、71aより突き出し、特殊小サイズ用紙P3の側端規制を可能とした状態を示す斜視図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第1の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分斜視図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第1の実施形態における、図5(a)の斜視図に対応する側端規制補助部材72、73を用いないときの状態を示す断面図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第1の実施形態における、図5(b)の斜視図に対応する側端規制補助部材72、73を用いるときの状態を示す断面図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分上面図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第2の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第3の実施形態を示す用紙側端規制手段70、71の部分断面図である。 図10の部分断面図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第4の実施形態を示すブロック図である。 本発明に係る吹き出し部材移動制限手段700の第5の実施形態を示すブロック図である。 特許文献2における装置本体40と、特許文献1における吸引搬送手段6とを組み合わせたシート給紙装置30の概略図である。 図14におけるシート給紙装置において、給紙装置30に特殊小サイズ用紙P3が積載可能に設定された状態を示す概略図である。
符号の説明
30 給紙装置(シート給紙装置)
30a 給紙装置本体
31 給紙トレイ(用紙積載手段)
32 用紙先端規制部材
33 用紙後端規制部材
40 第1送風手段
41 送風ファン
42 エア吹き出しダクト
43 エア吹き出し部材
45 用紙先端エア吹き出し手段
50 第2送風手段
51 送風ファン
53 第2送風口
60 エア吸引給送手段
63 用紙搬送ベルト
64 吸引手段
64A 用紙吸引ダクト
64B 吸引ファン
64C 開口
700 吹き出し部材移動制限手段
70、71 用紙側端規制手段
70a、71a 用紙側端規制面
70b、71b 第1送風口
72、73 側端規制補助部材
72a、73a 用紙側端規制面
72b、73b ピニオン
74、75 吹き出し部材移動制限板
74a、75a ラック
74b、75b 長穴
74c、75c 規制部
76 軸
78、79 摺動部材
78a、79a 規制部
80 制御手段
A 画像形成装置本体
A1、A2 エア
a 用紙搬送方向
BL ベルト下面位置
K 開口部
Ka 開口部の上辺部
Kb 開口部の下辺部
L 用紙側面と用紙側端規制面70a、71aとの距離
LT 大容量給紙装置
P 用紙
P0 用紙束の最上位の用紙
P1 大きな用紙
P2 小さな用紙
P3 特殊小サイズ用紙
PF 所定の給紙位置
PS1 高さ検知センサ
PS2 フィードセンサ
PS3、PS4 補助部材突出検知手段
Rh 用紙浮上空間
Rs 用紙側端規制手段70、71の摺動範囲
SD ソレノイド

Claims (7)

  1. 複数サイズの用紙に対し、複数枚からなる用紙束として積載し、前記用紙束を積載した状態で最下降位置から所定の給紙位置までの間を昇降可能な用紙積載手段と、
    用紙搬送方向と直角な用紙幅方向における摺動範囲を摺動可能に配設され、内側に積載される前記用紙束の側端を規制する用紙側端規制面を備えた一対の用紙側端規制部材と、
    エアを吸引する吸引手段及び前記吸引手段の周囲を回転する用紙搬送ベルトを備え、前記吸引手段の吸引により前記用紙束の最上位に位置する用紙を1枚ずつ前記用紙搬送ベルトに吸着させて搬送する用紙吸引搬送手段と、
    前記用紙束の側端に向けて、上位に位置する複数枚の用紙の間にエアを流し込み、前記用紙束から用紙を分離させる送風手段と、を有し、
    前記用紙積載手段が前記最下降位置に位置するときに前記用紙積載手段に対する用紙補給のための出し入れが可能なシート給紙装置であって、
    前記用紙側端規制部材の前記用紙幅方向の摺動範囲における規制可能な幅寸法よりも更に小さい幅寸法を有する用紙を特殊小サイズ用紙と称するとき、
    前記一対の用紙側端規制部材は、前記用紙側端規制面に送風口が形成され、かつ前記特殊小サイズ用紙の側端を規制するための、前記用紙側端規制面より内側に突出可能な側端規制補助部材を備えるとともに、内部に送風手段が配設され、
    前記送風手段は、前記送風口からエアを吹き出すための開口部を有するエア吹き出し部材を備え、
    前記エア吹き出し部材は上下方向に移動可能で、前記エア吹き出し部材の位置は、前記エア吹き出し部材が最下位の位置にあるとき、前記用紙束の最上位の用紙の位置が前記開口部の開口範囲内となる位置に設定されており、
    前記一対の用紙側端規制部材は、前記エア吹き出し部材の移動を制限する吹き出し部材移動制限手段をそれぞれに備えており、
    前記特殊小サイズ用紙が前記用紙積載手段に積載され、前記側端規制補助部材が内側に突き出されるとき、
    前記吹き出し部材移動制限手段は前記エア吹き出し部材の上方向の移動を制限することを特徴とするシート給紙装置。
  2. 前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
    前記吹き出し部材移動制限手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に応じて前記吹き出し部材移動制限手段が機械的に連動し、前記エア吹き出し部材の移動を停止させることを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  3. 前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
    前記吹き出し部材移動制限手段は、前記エア吹き出し部材の移動を制限する吹き出し部材移動制限板と、前記吹き出し部材移動制限板を駆動する移動制限板駆動手段とからなり、
    前記側端規制補助部材が内側に突き出されたかどうかを検知する補助部材突出検知手段と、
    前記吹き出し部材移動制限手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記補助部材突出検知手段が前記側端規制補助部材の内側への突き出しを検知するとき、
    前記制御手段は、前記移動制限板駆動手段を駆動させて、前記吹き出し部材移動制限板を動作させ、前記エア吹き出し部材の移動を停止させるように制御することを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  4. 前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
    前記側端規制補助部材が内側に突き出されるとき、
    前記吹き出し部材移動制限手段は、前記側端規制補助部材の突出動作に応じて機械的に連動し、前記エア吹き出し部材を、前記エア吹き出し部材の前記開口部の上辺部が前記用紙搬送ベルトの下面の位置より低い所定の高さの位置に移動させることを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  5. 前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
    前記送風手段は、エアを送り出す回転速度可変の送風ファン、送り出されたエアを搬送する導入部、及び、前記用紙側端規制面に形成される送風口からエアを吹き出すエア吹き出し部材、からなり、
    前記送風手段の前記送風ファンは前記吹き出し部材移動制限手段を兼ねており、
    前記側端規制補助部材が内側に突き出されたかどうかを検知する補助部材突出検知手段と、
    前記吹き出し部材移動制限手段の動作を制御する制御手段と、を有し、
    前記補助部材突出検知手段が前記側端規制補助部材の内側への突き出しを検知したとき、
    前記制御手段は、前記吹き出し部材移動制限手段としての前記送風ファンの回転速度を制御し、前記エア吹き出し部材の移動動作を制限するように制御することを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  6. 前記エア吹き出し部材は前記送風手段からのエアの風圧により上方向に移動し、
    前記吹き出し部材移動制限手段には、前記送風手段におけるエアの通路を開閉するシャッタ手段が含まれ、
    前記制御手段は、前記吹き出し部材移動制限手段としての前記シャッタ手段を開閉させ、前記エア吹き出し部材の上方向の移動動作を制御することを特徴とする請求項1に記載のシート給紙装置。
  7. 用紙上に画像を形成する画像形成部と、前記画像形成部に用紙を搬送する請求項1から6のいずれか1項に記載のシート給紙装置と、を有することを特徴とする画像形成装置。
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