JP2000255807A - 画像形成装置における用紙除湿装置 - Google Patents

画像形成装置における用紙除湿装置

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JP2000255807A
JP2000255807A JP11054907A JP5490799A JP2000255807A JP 2000255807 A JP2000255807 A JP 2000255807A JP 11054907 A JP11054907 A JP 11054907A JP 5490799 A JP5490799 A JP 5490799A JP 2000255807 A JP2000255807 A JP 2000255807A
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JP11054907A
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Toshiro Mukai
俊郎 向井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積載されて乾燥しにくい用紙の除湿を効率よ
く行う。 【解決手段】 用紙収容部12内のカセット21の周囲
の湿度を湿度センサ41で検出し、カセット21に積載
された用紙量を検出する。検出した湿度と用紙量、さら
には用紙サイズに基づいて用紙全体の吸湿量を推定し
て、ヒータ40のワット数およびオン時間を決定する。
ヒータ40を作動させて除湿動作を開始し、積載された
用紙のうち乾燥しにくい中間にある用紙からも水分を除
去する。湿度が所定値よりも下がると、動作を停止し、
所定値以上のときは再度ヒータ40のワット数およびオ
ン時間を決定して、除湿を続行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファックス等の画像形成装置の用紙収容部に収容さ
れている積載された用紙の除湿を行うための用紙除湿装
置に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に周囲の湿度が高いと用紙は湿気を吸収する。この吸湿
した用紙を用いて画像形成を行うと、例えば用紙にしわ
や角折れが発生する、整合ローラなどの箇所で用紙に適
切なたわみ量が得られない、用紙の搬送性が低下する、
定着や転写が不十分となる、といったさまざまな問題が
発生する。このように、用紙の含水率が画像に大きな影
響を及ぼすので、用紙が吸湿しているような場合には除
湿することが非常に好ましい。
【0003】そこで、用紙を除湿するための従来技術と
して、例えば特開平7−53075号公報に用紙除湿装
置が記載されている。給紙トレイの下部に加熱装置を配
し、この給紙トレイの最上位の用紙における中央部と周
辺部に対して、それぞれ含水率を検出するセンサを接触
させて、用紙の異なる領域での含水率を測定している。
そして、この測定結果に基づいて、上記加熱装置(ヒー
タ)への通電を制御して、加熱装置による除湿作用を最
適な条件で行っている。
【0004】また、特開昭58−125074号公報に
記載された用紙除湿装置では、直接用紙の含水率を測定
するのではなく、画像形成装置内の湿度を湿度センサで
検出している。そして、湿度センサの検出結果に基づい
て、加熱部材を備えた搬送手段における用紙の搬送速度
を制御することによって、用紙を適切に加熱し除湿を行
っている。
【0005】しかしながら、積載された用紙が吸湿して
いる場合、周囲の空間に近い所は乾きやすいが、積載し
た用紙のうち中間の用紙は乾燥するのに時間を要する。
また、表面に近い部分が乾いて、センサで検出される用
紙周囲の湿度や最上位の用紙の含水率が適切値と判断さ
れても、中間の用紙は高含水状態である。
【0006】したがって、上位の用紙だけを使用して複
写する場合には差し支えないが、中間の用紙まで使用し
て複写する場合には、複写を中断して、用紙が適切な含
水率になるのを待たなければならない。そのため、積載
された中間の用紙をも適切な湿度にする作業はできるだ
け早急に実施されなければならないが、前述のように各
従来技術では、用紙量を全く考慮していないため積載さ
れた用紙全体の吸湿状態を把握できておらず、中間に吸
湿した用紙が存在するような状況に対して対応すること
ができない。また、用紙が補給されたとき、用紙の状態
や周囲の環境が変わるが、このような場合にも迅速に対
応することができない。
【0007】本発明は、上記に鑑み、用紙が積載されて
いるとき中間の用紙を早期に除湿して、大量ジョブの画
像形成に対応可能であるとともに、用紙が補給されたと
きにも迅速に除湿できる用紙除湿装置を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、用紙収容部に収容されている用紙全体の吸湿量を
推定して、これに基づいて除湿手段の出力を制御するこ
とにより、積載されている用紙の中間にある用紙からも
水分を除去して除湿を行うものである。そのために、用
紙を積載して収容する用紙収容部内の湿度を検出すると
ともに用紙収容部に収容されている用紙量を検出して、
全体の用紙の吸湿量を推定し、これに基づいて除湿手段
の出力を制御する。
【0009】すなわち、用紙が積載されて収容されてい
ると、中間にある用紙は乾燥しにくいので、用紙の周囲
の湿度だけに基づいて除湿を行うと、中間の用紙から水
分が完全に除去されていないのにもかかわらず、適正な
湿度に達したと判断されてしまうおそれがある。そこ
で、用紙量も考慮して除湿手段の出力を制御すると、用
紙量に応じて除湿手段の出力が調整される。例えば用紙
量が多ければ全体の吸湿量が多いことになり、出力を高
めに設定し、少なければ低めに設定することにより、中
間の用紙からも十分に水分を除去することができ、積載
された用紙の除湿を迅速かつ確実に行える。
【0010】ここで、同じ程度に用紙が吸湿していても
用紙サイズが異なっていると、全体的に見れば吸湿量が
異なるので、さらに用紙サイズを加味して除湿手段の出
力を制御するようにするとよい。すなわち、同じ用紙量
であっても用紙サイズが大きければ吸湿量が多く、除湿
手段の出力を高めに設定し、小さければ低めに設定す
る。これによって、積載された用紙に対する除湿をより
一層確実に行うことができる。
【0011】そして、除湿手段の動作により用紙の吸湿
量は減少していくので、周期的に湿度の検出を行って、
この減少具合を判断し、これに基づいて除湿手段の出力
を小さくしていくとよい。したがって、現状に合った的
確な除湿を行うことができ、不必要な出力を抑制でき
る。
【0012】また、給紙に伴って用紙が少なくなってい
くと、用紙収容部に用紙を補給することがある。そこ
で、このような場合、除湿手段を動作させて、除湿を行
う。これによって、吸湿した用紙が補給されたり、ある
いは外部から湿った空気が流入してきたとしても、用紙
を迅速に除湿することができる。このとき、除湿手段の
出力は、用紙補給前後での用紙収容部内の湿度の変化に
基づいて決定されたり、あるいは用紙補給量に基づいて
決定される。なお、湿度の変化および用紙補給量の両方
から出力を決定してもよい。さらに、補給時間が長くな
ると、外部から湿った空気が流入してきて用紙が吸湿す
る可能性が大となるので、補給時間も加味すれば、より
適性な出力が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の用紙除湿装置を備えた画
像形成装置の実施形態を図面に基づいて説明する。本実
施形態の画像形成装置は、ファックス機能、プリンタ機
能を有するデジタル画像形成装置(デジタル複写機)で
ある。
【0014】(デジタル複写機の全体構成)図1に示す
ように、デジタル複写機の機構としては、大きく分けて
原稿読取り装置としてのスキャナ部1とレーザ記録部2
とから構成されている。
【0015】スキャナ部1は、透明ガラスからなる原稿
載置台3、原稿載置台3上へ自動的に原稿を供給搬送す
るための両面対応自動原稿送り装置(RADF)4、原
稿載置台3上に載置された原稿の画像を走査して読み取
るための原稿画像読み取りユニット、すなわちスキャナ
ユニット5から構成されている。
【0016】RADF4は、所定の原稿トレイ上に複数
枚の原稿を一度にセットしておき、セットされた原稿を
1枚ずつ自動的にスキャナユニット5の原稿載置台3上
へ送給する公知の装置である。そして、このRADF4
は、オペレータの選択に応じて原稿の片面または両面を
スキャナユニット5に読み取らせるように、片面原稿の
ための搬送経路、両面原稿のための搬送経路、搬送経路
切り換え手段などから構成されている。
【0017】スキャナユニット5は、原稿面上を露光す
るランプリフレクタアセンブリ6と、原稿からの反射光
像を電気的画像信号に変換する光電変換素子(CCD)
7に導くための第1反射ミラー8aを搭載した第1走査
ユニット5aおよび第2、第3反射ミラー8b、8cを
搭載した第2走査ユニット5b、反射光像をCCD7上
に結像するための光学レンズ体9から構成される。第1
走査ユニット5aは原稿載置台3に沿って左から右へ一
定速度Vで走行し、第2走査ユニット5bはV/2の速
度で同一方向に走行するように走査制御される。
【0018】これにより、スキャナ部1では、RADF
4とスキャナユニット5の関連した動作によって、原稿
載置台3上に読み取るべき原稿を順次載置させながら、
原稿載置台3の下面に沿ってスキャナユニット5を移動
させて、原稿載置台3上に載置された原稿の画像を1ラ
イン毎に順次CCD7に結像させて、原稿画像を読み取
る。
【0019】原稿画像をスキャナユニット5で読み取る
ことにより得られた画像データは、後述する画像処理部
ヘ送られ、各種処理が施された後、メモリに一旦記憶さ
れ、出力指示に応じてメモリから画像データをレーザ記
録部2に出力して、電子写真プロセス部10において感
光体ドラム11上に可視画像として再現した後、用紙上
に画像を転写してトナー像を形成する。
【0020】このレーザ記録部2は、用紙収納部12、
給紙搬送部13、レーザ書き込みユニット14および画
像を形成するための電子写真プロセス部10を備えてい
る。レーザ書き込みユニット14は、メモリから読み出
した画像データまたはパーソナルコンピュータ等の外部
機器から転送されてきた画像データに応じてレーザ光を
出射する半導体レーザ、レーザ光を等角速度偏向するポ
リゴンミラー、等角速度偏向されたレーザ光が電子写真
プロセス部10の感光体ドラム11上を照射する点が等
速度で感光体ドラム11上を走査するように補正するf
−θレンズ等を有している。電子写真プロセス部10
は、周知の態様に従い、感光体ドラム11の周囲に帯電
装置15、現像装置16、転写装置17、剥離装置1
8、クリーニング装置19、除電装置を配置し、さらに
感光体ドラム11の下流側に定着装置20を配置して構
成される。
【0021】用紙収納部12は、複数のカセット21お
よびマルチ手差しトレイ23を有しており、さらにこれ
ら用紙収納部12から送り出され画像が記録された用紙
の裏面側に画像を記録させるための両面複写ユニット2
4が備えられている。給紙搬送部13は、用紙収納部1
2から感光体ドラム11と転写装置17との間の転写位
置に用紙を搬送するために、給紙ローラ、搬送ローラ、
レジストローラを備えている。
【0022】この用紙収納部12における各カセット2
1には、用紙がサイズ毎に積載されて収容されており、
操作者が所望するサイズの用紙が収容されているカセッ
ト21を選択すると、そのカセット21内の用紙束の上
から1枚ずつ送り出され、搬送経路25を経由して順次
電子写真プロセス部10へ向けて搬送される。
【0023】定着装置20より用紙搬送方向下流側に
は、用紙排出路26が設けられており、この排出路26
は後処理装置27へ通じている搬送路28と、両面複写
ユニッ卜24へ通じている搬送路29とに分岐してい
る。
【0024】レーザ書き込みユニット14および電子写
真プロセス部10において、メモリから読み出された画
像データは、レーザ書き込みユニット14によってレー
ザ光線を走査させることにより感光体ドラム11の表面
上に静電潜像として形成され、現像装置16のトナーに
より可視像化されたトナー像は用紙収納部12から搬送
された用紙の表面上に転写装置17により静電転写さ
れ、定着装置20によって定着される。
【0025】このようにして画像が形成された用紙は定
着装置20から搬送路28を介して後処理装置27へ送
られたり、あるいは搬送路29を介して両面複写ユニッ
ト24へと選択的に搬送される。後処理装置27に送ら
れた用紙は、必要に応じてソートあるいはステープル処
理等の所定の処理が施され、第1排出卜レイ30または
第2排出卜レイ31にスタックされる。また、両面複写
ユニット24に送られた用紙は、ここで反転され再び電
子写真プロセス部10に搬送されて、用紙の裏面に画像
が形成され、定着後排出される。
【0026】(デジタル複写機のシステム構成)このデ
ジタル複写機における上記の各種ユニット等の機構部お
よび読み取られた原稿画像情報に画像処理を行う画像処
理部は、メイン中央演算処理装置(CPU)により各ユ
ニット毎に搭載されたサブ中央演算処理装置(CPU)
との連携を取りながら動作管理される。
【0027】図4に示すように、このシステムは、大き
くは操作パネルを管理制御するオペレーションパネルボ
ード100と、各ユニット等を管理制御するマシンコン
トロールボード200と、原稿画像を電気的に読み取り
電子データとするCCDボード300と、CCDボード
300にて電子データ化された原稿画像に対して所定の
画像処理を施すメイン画像処理ボード400と、このメ
イン画像処理ボード400にて処理された画像情報に対
してさらに所定の画像処理を施すサブ画像処理ボード5
00と、さらにサブ画像処理ボード500にインターフ
ェイスを介して接続されたその他の拡張ボード群600
(プリンタボード、FAXボード、機能拡張ボード)と
から構成されている。
【0028】以下、各ボード毎に管理制御している内容
について説明する。オペレーションパネルボード100
は、基本的にサブ中央演算処理装置(CPU)101に
より制御されており、操作パネル103上に配置された
LCD表示部104の表示画面、各種モードに関する指
示を入力する操作キー群105からの操作入力などを管
理している。そして、操作キー群105から入力された
データ、LCD画面に表示させる情報など操作パネルに
おける各種制御情報を記憶しておくメモリ102が設け
られている。
【0029】これにおいて、サブCPU101は、メイ
ン中央演算処理装置(CPU)401と制御データ通信
を行い、デジタル複写機の動作指示を行う。また、メイ
ンCPU401からデジタル複写機の動作状態を示す制
御信号をサブCPU101へ転送することで、操作パネ
ル103のLCD表示部104を通して機器が現在どの
ような状態にあるのかといった動作状態を表示するよう
になっている。
【0030】マシンコントロールボード200は、サブ
CPU201により制御されており、ADF、RADF
などの自動原稿送り装置4、スキャナユニット(読取ス
キャナ部)5、画像情報を画像として再現する電子写真
プロセス部10、画像が記録される用紙を用紙収納部1
2から電子写真プロセス部10へ向かって順次搬送する
給紙搬送部13、画像が記録された用紙を反転させて用
紙の両面に画像が形成されるように用紙を反転搬送する
両面複写ユニット24、画像が記録された用紙に対して
ステープルなどの後処理を行う後処理装置(フィニッシ
ャー)27などを管理している。
【0031】CCDボード300は、CCD7、CCD
7の駆動回路(CCDゲートアレイ)302、CCD7
から出力されるアナログデータのゲイン調整などを行う
アナログ回路303、CCD7のアナログ出力をデジタ
ル信号に変換して電子データとして出力するA/D変換
器304などから構成され、制御管理はメインCPU4
01により行われている。
【0032】メイン画像処理ボード400は、メインC
PU401により制御され、CCDボード300から送
られてきた原稿画像の電子データをもとに、画像の階調
性を所望の状態で表現できるように、シェーディング補
正、濃度補正、領域分離、フィルタ処理、MTF補正、
解像度変換、電子ズーム(変倍処理)、ガンマ補正など
多値の画像データの状態のまま処理を施す多値画像処理
部402、処理が施された画像データあるいは処理の手
順管理など各種制御情報を記憶させておくメモリ40
3、処理が施された画像情報でもって画像を再現するた
めにレーザ書き込みユニット(LSU)14側へデータ
を転送制御するレーザコントロール部404などから構
成される。
【0033】サブ画像処理ボード500は、メイン画像
処理ボード400とコネクタ接続され、メイン画像処理
ボード400上のメインCPU401により制御された
2値画像処理部501、画像処理の施された2値画像情
報、あるいは処理上での制御情報などを記憶管理するメ
モリ502aを制御するゲートアレイ502、複数枚の
原稿画像情報を記憶管理しておき、複数枚の原稿画像を
繰り返し所望部数の数だけ読み出して複数の複写物を生
成するためのハードディスク503a、このハードディ
スク503aを制御するゲートアレイ503、外部イン
ターフェイスとしてのSCSI504、このSCSI5
04を制御するゲートアレイなどから構成される。
【0034】また、2値画像処理部501は、多値画像
情報を2値画像に変換する処理部、画像を回転する処理
部、2値画像の変倍処理を行う2値変倍(ズーム)処理
部などから構成され、さらにファックス画像を通信手段
を介して送受信することができるようにファックスイン
ターフェイスも備えている。
【0035】拡張ボード600としては、パーソナルコ
ンピュータなどから送られてくるデータをプリンタモー
ドとして出力可能とするためのプリンタボード601、
デジタル複写機の編集機能を拡張してデジタル複写機の
特徴を有効活用するための機能拡張ボード602、デジ
タル複写機の読取スキャナ部5から読み込んだ原稿画像
を相手先に対して送信したり、相手先から送られてきた
画像情報をファックスモードとして出力することを可能
にするファックスボード603などがある。
【0036】以下、デジタル複写機の画像処理として、
コピー、ファックス、プリンタの各モードでの画像デー
タの処理、画像データの流れについてさらに詳しく説明
する。
【0037】(コピーモード)RADF4の所定位置に
セットされた原稿は、1枚ずつスキャナユニット5の原
稿載置台3上へと順次供給され、原稿画像はスキャナユ
ニット5により順次読み取られ、8ビットの電子データ
としてメイン画像処理ボード400へ転送される。メイ
ン画像処理ボード400に転送された8ビットの電子デ
ータは、8ビットの電子画像データとして多値画像処理
部402上で所定の処理が施される。そして、8ビット
の電子画像データにガンマ補正などの処理を行い、レー
ザコントロール部404を介してレーザ書き込みユニッ
ト14へ送られる。これにより、読取スキャナ部5にて
読み取られた原稿画像は、レーザ記録部2によって階調
性のあるコピー画像として出力される。
【0038】(コピーモードにおける電子RDH機能)
上記と同様にRADF4の所定位置にセットされた原稿
は1枚ずつ供給され、原稿画像が順次読み取られて、8
ビットの電子データとしてメイン画像処理ボード400
へと転送される。そして、この電子データは、8ビット
の電子画像データとして多値画像処理部402上で所定
の処理が施された後、メイン画像処理ボード400側の
コネクタ405からサブ画像処理ボード500側のコネ
クタ505を介してサブ画像処理ボード500側に送ら
れ、2値画像処理部501の多値2値変換部において誤
差拡散などの処理と共に8ビットの電子画像データから
1ビットの電子画像データに変換される。このようにし
て変換された1ビットの電子画像データは、原稿1枚毎
にハードディスク503aなどのディスクメモリへ転送
されて一時的に記憶管理される。
【0039】なお、8ビットの電子画像データを誤差拡
散などの処理を含めて1ビットの電子画像データに変換
しているのは、単に多値2値変換を行っただけでは画質
的に問題があるので、画質の劣化が少なくなるように配
慮するためである。また、画像の記憶容量なども考慮し
ている。
【0040】RADF4にセットされた原稿の全てが読
み取り処理されると、先程一時的にハードディスク50
3aに記憶された1ビットの電子画像データををゲート
アレイ503の制御により指定された部数の数だけ繰り
返し読み出して、読み出された1ビッ卜の電子画像デー
タは、再度コネクタ405、505を介してメイン画像
処理ボード400へ送られ、ガンマ補正などの処理を行
い、レーザコントロール部404を介してレーザ書き込
みユニット14へ送られる。これにより、スキャナ部1
にて読み取られた原稿画像は、レーザ記録部2から階調
性のあるコピー画像として出力される。
【0041】上記のように、全ての原稿画像が読み取ら
れてから画像群を所望する部数の数だけ繰り返し読み出
すようにして説明したが、1部目の画像出力は所定分の
画像が準備できた段階で順次出力するように構成するこ
とも可能である。
【0042】(プリンタモード)パーソナルコンピュー
タなどのネットワーク接続された外部機器から送られて
きた画像は、プリンタボード601上でページ単位の画
像として展開された後、インターフェイスであるSCS
I504から一旦サブ画像処理ボード500側へ転送さ
れ、ハードディスク503aなどのメモリへ記憶され
る。
【0043】なお、プリンターボード601上でページ
画像として展開された画像は、サブ画像処理ボード50
0側に送られるが、ページ画像には2値画像処理を行わ
ず、ハードディスク503aに一時記憶されるだけであ
る。また、一旦記憶されたページ画像がハードディスク
503aから読み出される時も、ページ画像に対する2
値画像処理は行わない。
【0044】そして、ハードディスク503aに一時記
憶された画像情報は、所定のページ順となるようにハー
ドディスク503aから読み出されながらメイン画像処
理ボード400へ送られて、ガンマ補正を行い、レーザ
コントロール部404からレーザ書き込みユニット14
にて画像を再現するよう画像の書き込みが制御される。
【0045】(ファックスモード)ファックスモードに
は、相手先に対する原稿の送信と、相手先からの原稿の
受信に対する処理がある。まず相手先に対する原稿の送
信について説明すると、RADF4の所定位置にセット
された送信原稿は、1枚ずつ原稿載置台3上へ順次供給
され、送信原稿の画像はスキャナユニット5により順次
読み取られ、8ビットの電子データとしてメイン画像処
理ボード400へ転送される。
【0046】メイン画像処理ボード400に転送された
8ビットの電子データは、8ビットの電子画像データと
して多値画像処理部402上で所定の処理が施される。
そして、この8ビットの電子画像データは、次にメイン
画像処理ボード400側のコネクタ405からサブ画像
処理ボード500側のコネクタ505を介してサブ画像
処理ボード500側に送られ、2値画像処理部501の
多値2値変換部において誤差拡散などの処理と共に8ビ
ットの電子画像データから1ビットの電子画像データに
変換される。
【0047】このようにして2値画像化された送信原稿
は、所定の形式で圧縮され、メモリに記憶される。そし
て、相手先との送信手続きを行い、送信可能な状態が確
保されると、メモリから読み出された所定の形式で圧縮
された送信原稿画像はファックスボード603側へ転送
され、このファックスボード603上で圧縮形式の変更
など必要な処理を施して、相手先に対して通信回線を介
して順次送信される。
【0048】次に、相手先から送信されてきた原稿画像
の処理について説明する。相手先から通信回線を介して
原稿画像が送信されてくると、ファックスボード603
での通信手続きを行いながら相手先から送信されてくる
原稿画像を受信すると共に、所定の形式に圧縮された状
態の受信画像は、サブ画像処理ボード500の2値画像
処理部501に設けられたファクシミリインターフェイ
スから2値画像処理部501へと送られ、圧縮伸長処理
などを施して、ページ画像として送信されてきた原稿画
像を再現する。
【0049】そして、ページ単位の画像として再現され
た原稿画像は、メイン画像処理ボード400側へと転送
され、ガンマ補正を行い、レーザコントロール部404
からレーザ書き込みユニット14によって画像を再現す
るよう画像の書き込みが制御される。
【0050】以上の構成から分かるように、画像情報に
所定の処理を施す画像処理部は、主としてスキャナ部1
から読み取り入力された原稿画像を多値の画像情報とし
て処理するメイン画像処理ボード400と、このメイン
画像処理ボード400により多値画像情報として処理さ
れた原稿画像情報に対して2値化処理など所定の処理を
施したり、外部インターフェイスを介して接続された機
器から送られてきた画像情報に対して所定の処理を施し
た後、メイン画像処理ボード400の多値画像処理部4
02側へ転送したりするサブ画像処理ボード500とに
よって構成されている。
【0051】また、メイン画像処理ボード400のレー
ザコントロール部404では、画像をレーザ書き込みユ
ニット14によって感光体ドラム11上に再現させるた
め、レーザ書き込みユニット14の画像情報の書き込み
を制御する。
【0052】そして、メイン画像処理ボード400のC
PU401は、サブ画像処理ボード500も管理制御し
ているので、それぞれの処理部において連続して処理さ
れる画像全体の流れを管理でき、データおよび処理の流
れもスムーズになり、画像データが失われることもな
い。
【0053】この構成により、スキャナ部1から読み取
り入力された原稿画像は、多値画像として原稿が有する
画像の特徴を損なうことなくレーザ記録部2からコピー
画像として再現可能とされ、大量の原稿を電子RDH機
能などを用いて高速出力処理する場合には、サブ画像処
理ボード500、ハードディスク503aなどを用いる
ことで可能となる。
【0054】さらに、ファックス、プリンタなど外部機
器からの画像情報に対する処理および出力、ファックス
に限ってはさらに多値画像処理が施された、すなわち原
稿画像の特徴が保たれた送信原稿に対する2値化処理な
ど、デジタル複写機として備えられたデジタルの特徴機
能に合わせて画像情報に適切な処理を施すことが可能な
構成となっている。さらにまた、画像処理部を分散させ
ることで、デジタル複写機のバリエーション(ラインナ
ップ)を多種多様揃えることが可能となり、ユーザーの
要望に合わせたデジタル複写機を設置することができ、
また設置後もユーザーの要望に合わせてシステム展開を
簡単に図ることが可能となる。
【0055】(操作パネル)図3はデジタル複写機にお
ける操作パネルを示した図である。この操作パネル10
3の中央部分には、タッチパネル式のLCD表示部10
4が配置されており、その周囲に各種モード設定の操作
キー群105が配置されている。
【0056】このLCD表示部104の画面上には、常
時各種モードを選択するための基本スタート画面が表示
されており、必要に応じて所望するモードの指示に関す
るエリアを指で直接押圧操作すると、各種モードを選択
指示できるように液晶画面が順次遷移する。その表示さ
れた各種モードの中からユーザーの所望する機能が表示
されている領域を指で触れることにより編集機能が設定
される。
【0057】上記操作パネル103の各種操作キーにつ
いて簡単に説明すると、まずLCD表示部104の略中
央部にはデジタル複写機の外観図が表示されており、L
CD表示部104の下方にはコピー濃度を設定するコピ
ー濃度設定キー110、用紙サイズを設定する用紙サイ
ズ設定キー111、複写倍率を設定する倍率設定キー1
12が設けられている。
【0058】そして、両面複写モードキー113は両面
複写モードに移行させて処理モードを設定するための設
定画面に液晶表示画面を遷移させる。キー114はソー
タ、ステープルなどのアウトプットモードの指示画面に
液晶表示画面を遷移させる。設定確認キー115は現在
設定されているモードの内容を確認する。また特別機能
モードキーは原稿画像を編集する編集モード設定画面に
液晶表示画面を遷移させる。
【0059】さらに、操作ガイドキー116は操作方法
などのガイダンス情報を画面に表示させる。キー117
は操作ガイドキー116の操作によりLCD表示部10
4上に表示されたガイダンス情報を上下方向にスクロー
ルさせてガイダンス情報全体を表示確認するキー、テン
キー118は複写枚数などの数値情報を入力する。割り
込みキー119は現在処理中の複写モードに新たな複写
モードを割り込ませて処理させる。クリアキー120は
テンキー118などにより入力されている条件をクリア
する。オールクリアキー121はデジタル複写機の状態
をすべてクリアして標準の状態に復帰させる。スタート
キー122はこれらキーにより設定されたモードにおい
て処理の開始を指示する。ファックスのときに操作する
入力部123の左側に配置されたキー群124はファッ
クスモード、プリンタモード、コピーモードにデジタル
複写機を切り換えて動作させるためのモード切り換え用
キーである。
【0060】ここに示した操作パネルおよびその操作パ
ネル上に配置される各種キーはあくまでも一例であり、
デジタル複写機に搭載される各種機能により操作パネル
上のキーが異なってくることは言うまでもない。
【0061】そして、LCD表示部104は、ドットマ
トリックスの液晶表示部とその表面を覆うように積層配
置されたタッチパネルから構成される。タッチパネル
は、この液晶表示部の面積よりも大きいものが採用され
ており、液晶表示部の周囲に印刷された複数のボタン群
をも覆い液晶表示部に表示されたキー以外にも、この印
刷されたボタンを操作指示することも可能である。この
液晶表示部の略中央には、デジタル複写機の外観図が表
示されている。簡単に外観図を説明すると、中央のデジ
タル複写機の右側部分および下側部分にはデジタル複写
機に用紙を供給する給紙部の外観図が表示されている。
またデジタル複写機本体の外観図を構成する左側部分に
はデジタル複写機から出力された用紙に対してステープ
ルなどの処理を施す後処理装置の外観図が表示されてい
る。そして、液晶表示部に表示された外観図の画面を確
認しながらタッチパネルを操作すると、操作された外観
図の位置に対応したデジタル複写機のモードの設定画面
に移行する。
【0062】(用紙除湿装置)本発明のデジタル複写機
には、用紙収容部12のカセット21に積載されて収容
された用紙を除湿するための用紙除湿装置を備えてい
る。用紙収容部12は、キャビネット内において電子写
真プロセス部10とは分離された空間を形成しており、
この空間内にカセット(トレイ)21が着脱自在に装着
されている。
【0063】用紙除湿装置は、用紙の水分を除去して除
湿するための除湿手段と、用紙収容部12内の湿度を検
出する湿度検出手段と、用紙収容部12に収容されてい
る用紙の量を検出する用紙量検出手段と、除湿手段を制
御する制御部とを備えている。この制御部は、マシンコ
ントロールボード200のCPU201を利用してもよ
く、あるいは専用のマイクロコンピュータを用いてもよ
く、いずれの場合でもマシンコントロールボード200
によって管理される。
【0064】除湿手段としてはヒータ40が用いられ、
それぞれのカセット21の直下に配されている。そし
て、湿度検出手段は、一般的な湿度センサ41が用いら
れ、用紙収容部12内のカセット21の周囲の湿度を検
出できるように用紙収容部12内にあればよく、その設
置位置については限定されるものではない。ここで、カ
セット21内に収容されている用紙の一部の吸湿量を直
接的に検出することが考えられるが、この場合には、そ
の用紙についての正確な吸湿量は判明するが、この結果
に基づいて収容されている用紙全体の吸湿量を推測する
には誤差が大きくなる。例えば、用紙はカセット21内
に鉛直方向に積載されて収納され、最上位から給紙され
る構成となっていることが多い。この最上位の用紙は外
気に触れているので乾燥しやすい。一方、積載された用
紙のうち中間にある用紙は周囲を他の用紙により覆われ
ることになるので、非常に乾燥しにくい。すなわち、積
載された用紙の吸湿量はその位置によってばらつきがあ
るため、最上位の用紙の吸湿量を実際に計測しても、中
間の用紙の吸湿量がどのようになっているかを判定でき
ず、全体的な用紙の乾燥を適切に行うことができない。
これに対して、用紙収容部12内の雰囲気の湿度は、除
湿を行うにつれて適宜変化する。例えば、ヒータで加熱
していくと、最上位の用紙だけでなく中間の用紙からも
水分が蒸発することになるので、徐々に雰囲気の湿度が
上昇する。これによって、用紙の一部の吸湿量を直接測
定するよりも用紙全体の吸湿量をより正しく推測するこ
とができるので、湿度センサ41は雰囲気の湿度を検出
する構成であることが好ましい。なお、湿度センサ41
は、用紙収容部12内に1つだけ配置しているが、各カ
セット21の周囲にそれぞれ配置してもよい。
【0065】用紙量検出手段は、用紙がカセット21内
で鉛直方向に積載されて収納されているので、鉛直方向
の高さを測定することによって用紙量(用紙収容量)を
検出するものであり、例えば距離センサ、位置センサを
用いるとよい。あるいは用紙を積載したときカセット2
1にかかる圧力や重量から用紙量を検出するものでもよ
く、圧力センサ、重量センサを用いてもよい。
【0066】そして、制御部は、カセット21内の用紙
を単に加熱するのではなく、上記の各検出手段によって
検出されたカセット21の周囲の湿度および用紙量に基
づいてヒータ40の出力制御を行っている。すなわち、
上述したように、カセット21内では用紙は鉛直方向に
積載されて収容されているので、上方の用紙は乾燥し易
いが、中間の用紙はなかなか乾燥しない。それゆえ、単
に周囲の湿度のみあるいは上方の用紙の吸水率のみを検
出して、この検出結果に基づいて加熱するだけでは全体
の吸湿量を把握できていないため、効果的な除湿を行う
ことができない。そのため、湿度の他にさらに用紙量を
検出して、除湿の制御に用いている。
【0067】このように、湿度に加えて用紙量を検出す
ることによって、収容されている用紙全体の吸湿量をほ
ぼ把握することができる。したがって、最上位の用紙が
乾いているような場合であっても、中間の用紙がまだ吸
湿していることを想定してヒータ40による加熱を制御
することができる。その結果、大量の用紙に画像形成を
行うような大量ジョブの場合でも、中間の用紙を適切に
除湿することができるので、吸湿した用紙を使用したと
きの画像への悪影響を排除でき、より一層良好な画像形
成が可能となる。
【0068】ここで、さらに用紙の吸湿量をより正確に
把握するために、カセット21に収容されている用紙の
サイズを検出することが好ましい。例えば、B5サイズ
の用紙とA3サイズの用紙とが同程度に吸湿していたと
しても、水分量として見た場合、サイズの大きいA3サ
イズの用紙の方が明らかに多量の水分を含んでいること
になる。通常、複写機等では、複数のサイズの用紙を用
いるので、用紙収容部12内の湿度および収容されてい
る用紙量に加えて、少なくとも用紙のサイズも検出し
て、これらに基づいてヒータ40の制御を行うことが好
ましい。なお、サイズ検出手段は、用紙サイズを光セン
サやマイクロスイッチによって直接的に検出したり、あ
るいはカセット21の大きさから用紙サイズを検出して
もよく、複写機等には通常備えられているので、これを
利用すればよく、用紙サイズが的確に検出されるもので
あれば特に限定されるものではない。
【0069】次に、上述したパラメータに基づいて除湿
ヒータ40の出力を制御しているが、その具体的な制御
方法について図4、5のフローチャートに基づいて説明
する。まず、ステップ(以下ステップをSとする)1と
して、カセット21内における用紙収容量Vを測定す
る。次に、S2として、用紙収容部12内における雰囲
気の湿度Hを測定する。そして、S3として、上記Vと
Hと好ましくは用紙サイズとから、ヒータ40の制御条
件を決定する。具体的には、ヒータ40のワット数W1
と連続オン時間tlとを決定する。例えば、湿度Hが高
いほどワット数W1を大きく、オン時間t1を長くし
て、ヒータ40の出力を大とする。また、用紙収容量V
が多いほど同じ湿度でも全体の吸湿量は多くなるので、
ワット数W1を大きく、オン時間t1を長くする。さら
に、用紙サイズが大きいと、小さい場合よりもワット数
W1を大きく、オン時間t1を長くする。
【0070】次に、S4として、ヒータ40を連続加熱
するためのタイマーTをt1にセットする。その後、S
5として、ヒータ40をワット数W1でオンし、タイマ
ーTをスタートさせる。次に、S6として、ヒータ40
を作動させて除湿を行っている間に湿度を検出するサン
プリング周期を別のタイマーUで計測するために、この
タイマーUを所定時間u1にセットしスタートさせる。
このu1がサンプリング周期であり、t1とu1とを比
較すると、t1>u1となる。
【0071】上記タイマーUがアップしたか否かをS7
で判定する。アップしていなければアップするまで判定
を繰り返す。アップしていれば、S8として、湿度セン
サ41により用紙収容部12内の雰囲気の湿度Hを測定
し、メモリに格納する。格納された湿度が所定値以下で
あるか否かをS9で判定する。所定値以下であれば、用
紙は十分に乾燥しているので、S10でヒータ40をオ
フして一連の除湿動作を終了する。
【0072】一方、湿度Hが所定値以上であれば除湿が
不十分であるので、ヒータ40による加熱を継続し、S
11でタイマーTがアップしているか否かを判定する。
アップしていなければ、S6に戻り、タイマーUでサン
プリング周期u1を計測する以降のプロセスを繰り返
す。アップしていれば、S12として湿度Hを測定して
メモリに測定値を格納する。そして、この湿度Hが所定
値以下であるか否かをS13で判定する。所定値以下で
あれば、S10に進み、ヒータ40をオフして一連の動
作を終了する。
【0073】一方、所定値以上であれば、S14とし
て、再びヒータ40による除湿を繰り返す制御に入る。
すなわち、S14で、S3と同様に、用紙収容量VとS
13での湿度Hと好ましくは用紙サイズからヒータ40
のワット数W2と連続オン時間t2とを決定する。この
ワット数W2と連続オン時間t2とは上記検出結果から
適宜決定されるが、通常S3において決定したワット数
W1と連続オン時間t1よりも小さい値となっている。
これは、先に時間t1だけ除湿処理を行っているので、
用紙からはある程度水分が除去されているためである。
このS14以降、S15ないしS20まではS4ないし
S9と同様なので、その説明は省略する。なお、S17
でタイマーUがセットされるサンプリング周期u2は上
記t2よりも短い周期となっている。
【0074】S21では、S20での湿度Hの判定結果
が所定値以上である場合であり、タイマーTがt2経過
してアップしたか否かを判定する。アップしていなけれ
ば、S17に戻り、サンプリング周期u2による湿度検
出のプロセスを繰り返す、アップしていれば、S22で
湿度Hを測定して測定値を格納する。格納された測定値
が所定値以下であるか否かをS23で判定し、所定値以
下であれば、S10に進み、ヒータ40をオフして一連
の動作を終了する。所定値以上であれば、S14に戻
り、再び除湿動作を繰り返す。
【0075】上記タイマーUでは湿度Hを検出するサン
プリング周期を計測しているが、湿度センサ41により
頻繁に湿度を検出しても、湿度は急激に変化しないの
で、それをヒータ40の制御に効率的に用いることがで
きない。それゆえ、所定時間u1またはu2で周期的に
湿度Hを検出するようにする。
【0076】上記S14では、先にヒータ40による除
湿を行っているので湿度変化の履歴が判っているが、S
3では除湿動作開始時であるので、例えば複写機の電源
スイッチがオフされているなどして湿度変化の履歴が不
明である。しかしながら、雰囲気の湿度H、用紙収容量
V、さらには用紙サイズの各情報によって用紙全体の吸
湿量をほぼ推測できる。すなわち、実験などにより各情
報に対する吸湿量データを求めておけばよく、この吸湿
量に基づいて湿度の飽和状態からヒータ40のワット数
W1やオン時間t1を決定することができる。さらにこ
の決定値で除湿を実行した後、十分に除湿がなされない
場合でも、除湿動作中に検出する湿度Hによってヒータ
40の出力を調整できるようになっているため、より確
実な除湿を行うことができる。
【0077】ところで、画像形成を行っていると、収容
している用紙の残量が少なくなった場合、まだ内部に用
紙が残存していても、ジョブの都合上、用紙を追加して
補給することがある。このような場合、補給される用紙
が十分に乾燥されていればよいが、乾燥しておらず吸湿
している場合には、除湿しなけばならない。
【0078】そこで、この用紙の補給時における除湿の
制御について、図6、7に示すフローチャートに基づい
て以下に説明する。まず、S31として、トレイ(カセ
ット)が装着されていることを検知するトレイ装着検知
手段によってオンからオフになっているかを判定する。
このトレイ装着検知手段は、トレイがキャビネットに装
着されていればオンするようなマイクロスイッチとさ
れ、公知のものである。オンのままであれば、すなわち
トレイが装着されていれば、用紙の補給が行われておら
ず、このS31を繰り返す。一方、オフとなっていれ
ば、すなわちトレイが装着状態から引き出されていれ
ば、S32としてオフとなっている時間をタイマー等の
計時手段によって計測する。この計時結果が用紙の補給
時間となる。そして、S33として、トレイ装着検知手
段がオフからオンになったかを判定する。オフのままで
あればトレイが引き出され用紙補給が継続されている
か、あるいはトレイが正しく装着されていないかである
ので、トレイが正しく装着されるまでこのS33を繰り
返す。一方、オンとなっておれば、すなわちトレイが正
しく装着されておれば、S34に進み、計時を終了して
測定時間をメモリに格納する。
【0079】そして、S35で、用紙収容部12内の湿
度H1を測定する。次にS36で用紙積載量(用紙収容
量)V1を測定する。この用紙積載量V1と、トレイ装
着検知手段がオフとなる以前の用紙積載量V0とから、
S37で補給された用紙量(用紙補給量)ΔVを算出す
る。
【0080】その後、さらに、S35で測定した湿度H
1と、トレイ装着検知手段がオフとなる以前の湿度H0
とをS38で比較して、湿度変化を求め、この湿度変化
量ΔHが所定値以下であるか否かをS39で、上記S3
4でメモリに格納した用紙補給時間である測定時間ΔT
が所定時間以下であるか否かをS40で、上記用紙補給
量ΔVが所定量以下であるか否かをS41でそれぞれ判
定する。ここでは、湿度H1とH0との比較を先に行
い、用紙補給量ΔVが所定値以下であるか否の判定を後
に行う。この判定結果に基づいて、S42またはS43
で、ヒータ40のワット数Wとオン時間tとを決定す
る。これらの決定に用いられるパラメータを以下に示
す。
【0081】 判定結果 パラメータ 〔ΔH〕 〔ΔT〕 〔ΔV〕 〔ワット数W、オン時間tの決定〕 (1) 超 (判定せず) →ΔH・ΔV・用紙サイズ(S42) (2) 以下 超 (判定せず)→ΔH・用紙サイズ(S43) (3) 以下 以下 超 →ΔH・用紙サイズ(S43) (4) 以下 以下 以下 → 決定しない(制御終了) (1)の場合、湿度変化量Hが所定値を超えていれば、用
紙補給時間ΔT、用紙補給量ΔVが所定値/所定量以上
であってもなくてもヒータ40による除湿が必要である
ので、用紙補給量ΔVについては考慮しなくてよい。た
だし、確実な除湿を行うためには、全用紙の吸湿状態を
より正確に把握することが好ましいため、ヒータ40の
ワット数Wとオン時間tの決定には、パラメータの1つ
として用紙補給量ΔVを用いる。
【0082】(2)の場合、湿度変化量ΔHが所定量以下
であるが、用紙補給量ΔTが所定量以上である場合、ト
レイが長時間引き出されていたことになるので、外気の
状態によっては、トレイ中に先に収容されていた用紙が
吸湿しているおそれがある。この場合、用紙補給量ΔV
が所定量以上であってもなくても用紙全体のトータルの
吸湿量は大きくなる。この場合は、元からの用紙と補給
された用紙とを合わせた用紙全体を考慮してヒータ40
のワット数Wとオン時間tを決定する必要がある。そこ
で、ワット数W、オン時間tの決定に際しては、パラメ
ータとして湿度変化量ΔHと用紙サイズのみを用いる。
【0083】(3)の場合、湿度変化量ΔHが所定値以下
であり、用紙の補給によって用紙収容部内の雰囲気の湿
度は大幅に変化しなかったことになるが、補給された用
紙の量が多ければ、個々の用紙の吸湿量が小さくても、
トータルした用紙の吸湿量は大きくなる。この場合も、
元からの用紙と補給された用紙とを合わせた用紙全体を
考慮してヒータ40のワット数Wとオン時間tを決定す
る必要がある。そこで、ワット数W、オン時間tの決定
に際しては、パラメータとして湿度変化量ΔHと用紙サ
イズのみを用いる。
【0084】(4)の場合、湿度変化量ΔHも用紙補給量
ΔVもともに所定値/所定量以下であれば除湿すべき程
度に湿度が上昇していないことになる。しかも、用紙枚
数が少ないので、(3)の場合のように用紙全体の吸湿量
を考慮する必要がない。そのため、除湿を行う必要がな
く、制御を終了する。
【0085】除湿が必要な場合は、次にS44に進み、
ヒータ40のオン時間を計測するタイマーTをオン時間
tにセットする。これ以降S45ないしS53は、前記
S4ないしS13と同様であるので、その説明は省略す
る。
【0086】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。例え
ば、用紙収容部内の用紙を全体的に除湿しているが、各
カセットの周囲に配した湿度センサにより個別にヒータ
を制御して、それぞれのカセット内の用紙の除湿を行っ
てもよい。
【0087】また、湿度センサを設けずに収容されてい
る用紙量だけから用紙全体の吸湿量を推定して、ヒータ
を制御してもよい。すなわち、あらかじめ用紙量ごとに
任意の湿度における吸湿量を測定しておき、このときの
用紙を除湿するのに要するヒータの出力を実験的に求
め、用紙量とヒータの出力との関係を表すテーブルを作
成して、メモリに入れておく。なお、ヒータの出力とし
て最大値に設定しておくと、不完全な除湿を防げる。そ
して、用紙量を検出したとき、このテーブルからヒータ
の出力を決定して、これによって用紙の除湿を行う。し
たがって、湿度センサなしでも適切な除湿を行えるの
で、湿度の検出誤差に左右されずに確実に用紙から水分
を除去することができ、しかも制御が簡単となる。この
とき、用紙サイズを考慮に入れて、ヒータの出力を決定
してもよい。
【0088】除湿手段として、除湿剤と送風機を設け、
用紙収容部内に空気の流れを生じさせて、除湿剤により
水分を吸着するようにしてもよい。この場合、定着装置
で発生する熱を利用して、温風を用紙収容部内に供給す
ると、効率的な除湿を行える。
【0089】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、用紙収容部に収容されている用紙量に基づいて
用紙全体の吸湿量を推定することにより、除湿手段の出
力を制御しているので、吸湿量に見合った除湿手段の的
確な出力が得られ、効率よく用紙の除湿を行うことがで
き、積載された用紙のうち中間の用紙からも水分を迅速
かつ確実に除去することができる。特に、用紙が積載さ
れて大量に収容されている場合の除湿に適しているの
で、大量コピー等のように用紙を一度に大量使用する場
合において乾燥のために画像形成を中断する必要がなく
なり、画像形成動作のスピードアップを図れる。
【0090】さらに、用紙量だけでなく用紙のサイズも
考慮に入れると、用紙全体の吸湿量をより精度よく推定
することができるので、積載されて乾燥しにくい用紙に
対して適切な出力によって除湿が行われ、除湿動作の時
間短縮を図れる。また、除湿動作中の湿度に基づいて出
力を調整することにより、除湿動作の自由度が増し、現
状に即した除湿を行うことができるようになり、除湿手
段の無駄な出力を低減でき、省エネルギーとなる。
【0091】そして、用紙が補給された場合でも、補給
された用紙の吸湿量を推定して、除湿手段の出力を制御
するので、補給された用紙に対しても迅速に除湿を行う
ことができる。したがって、吸湿された用紙が補給され
たときに早期に対応することができ、画像形成の途中で
除湿のために中断することがなくなる。このとき、補給
前後の湿度の変化、用紙補給量、さらには補給に要した
時間を考慮して、除湿手段の出力を調整することによ
り、除湿の効率がよくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のデジタル複写機の全体構
成図
【図2】同じくシステム構成図
【図3】操作パネルを示す図
【図4】除湿動作のフローチャート
【図5】除湿動作のフローチャート
【図6】用紙を補給したときの除湿動作のフローチャー
【図7】用紙を補給したときの除湿動作のフローチャー
【符号の説明】
12 用紙収容部 40 ヒータ 41 湿度センサ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を積載して収容する用紙収容部を備
    え、該用紙収容部から用紙を給紙する画像形成装置にお
    いて、用紙の水分を除去する除湿手段と、前記用紙収容
    部に収容されている用紙量を検出する用紙量検出手段
    と、該用紙量検出手段からの検出結果に基づいて前記除
    湿手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする用
    紙除湿装置。
  2. 【請求項2】 用紙を積載して収容する用紙収容部を備
    え、該用紙収容部から用紙を給紙する画像形成装置にお
    いて、用紙の水分を除去する除湿手段と、前記用紙収容
    部内の湿度を検出する湿度検出手段と、前記用紙収容部
    に収容されている用紙量を検出する用紙量検出手段と、
    前記湿度検出手段および用紙量検出手段からの検出結果
    に基づいて前記除湿手段を制御する制御部とを備えたこ
    とを特徴とする用紙除湿装置。
  3. 【請求項3】 用紙を積載して収容する用紙収容部と、
    用紙のサイズを検出するサイズ検出手段とを備え、該用
    紙収容部から用紙を給紙する画像形成装置において、用
    紙の水分を除去する除湿手段と、前記用紙収容部内の湿
    度を検出する湿度検出手段と、前記用紙収容部に収容さ
    れている用紙量を検出する用紙量検出手段と、前記湿度
    検出手段、用紙量検出手段およびサイズ検出手段からの
    検出結果に基づいて用紙全体の吸湿量を推定して前記除
    湿手段を制御する制御部とを備えたことを特徴とする用
    紙除湿装置。
  4. 【請求項4】 湿度検出手段は除湿手段の動作中に周期
    的に湿度の検出を行い、制御部は前記湿度検出手段から
    の検出結果に基づいて除湿手段の出力を小さくしていく
    ことを特徴とする請求項2または3記載の用紙除湿装
    置。
  5. 【請求項5】用紙収容部に用紙が補給されたとき、制御
    部は除湿手段を動作させることを特徴とする請求項1、
    2または3記載の用紙除湿装置。
  6. 【請求項6】 制御部は用紙補給前後での用紙収容部内
    の湿度の変化に基づいて除湿手段の出力を決定すること
    を特徴とする請求項5記載の用紙除湿装置。
  7. 【請求項7】 制御部は用紙補給前後での用紙収容部内
    の湿度の変化および用紙補給量に基づいて除湿手段の出
    力を決定することを特徴とする請求項5記載の用紙除湿
    装置。
  8. 【請求項8】 用紙補給に要した時間を計測する計時手
    段が設けられ、制御部はこの補給時間に基づいて除湿手
    段の出力を決定することを特徴とする請求項6または7
    記載の用紙除湿装置。
JP11054907A 1999-03-03 1999-03-03 画像形成装置における用紙除湿装置 Pending JP2000255807A (ja)

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