JP3736562B2 - 画像データ処理装置 - Google Patents
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Description
自動原稿給送モードによる連続複写における問題として、自動原稿給送モードのなかで複数枚の原稿の片面の画像データを、複写紙の表裏両面に片面ずつ順次複写するモードにおいては、そのままメモリに順次記録して記録順に複写していくと原稿枚数が奇数の場合は、先頭頁の複写紙の複写面の裏面が白紙面となってしまい、体裁が悪い場合が多いということがある。そこで、従来はメモリに記録する前に原稿枚数をカウントするためにのみ、原稿を自動原稿給送したり、強制的に原稿枚数を奇数と設定して先頭頁の複写面の裏面が白紙となることを防止しているが、前者はカウントのための自動原稿給送による時間のロスを伴うし、ジャム発生の可能性も増大することとなり、後者では操作性が著しく低下してしまうといった問題があった。
この図3において、1は複写機本体、2はセットされた原稿の画像データを読み取る画像データ読取部、3は読み取られた画像データを圧縮等の処理を行う画像データ処理部、4は処理された画像データを一時的に記録するメモリ、5はメモリから伸長して出力された画像データによって変調されたレーザー光を感光体ドラム31に露光走査して静電潜像を形成する露光走査部、6は、現像器から現像剤を供給して前記静電潜像にトナーを付着させて現像を行う現像部、7は複写紙を感光体ドラム31に供給する複写紙供給部、8は感光体ドラム31から画像データを転写された複写紙を搬送する複写紙搬送部、9は搬送された複写紙を加熱処理して画像データの定着を行う定着器、10は両面複写を行う場合に片面のみの複写が終了した複写紙を表裏反転させ、また、複写の完了した複写紙は排出するように反転・排紙動作を切り換えて行う反転排紙切換部、11は前記反転された複写紙を感光体ドラム31側に戻す方向に搬送する反転搬送部、12は両面記録用紙搬送部(ADU)、13は自動原稿搬送部(ADF)である。
メインフローを示す図5において、ステップ51では、自動給送された原稿を1頁分ずつ画像データを読み取って所定の圧縮レベルで圧縮処理後メモリ4に記録する。
ステップ53では、ステップ52で求められた残量が規定値以下であるか否かを判定する。
また、ステップ53で残量が規定値以下と判定された場合はステップ54に進んで複写条件を変更する。
図6は、複写条件変更処理の一例を示す。
ステップ62では、前記選択が設定続行であるか否かを判別する。
そして、設定続行であると判定された場合は、ステップ63へ進んで現在の設定のままで次頁の原稿の画像データを読み取ってメモリに記録するが、設定続行でないと判定された場合は、動作停止を継続する。この間に、ユーザーは、メモリ4に記録されている。画像データを伸長出力させて所望の頁数だけ複写を行う。それによって、メモリ4の残量が増大して、次頁以降の原稿の画像データをメモリ4に記録させることができる。尚、複写後のメモリ4の残量を再度検出して規定残量と比較して規定残量を超えていれば警告を解除し、警告が解除されるまで複写を継続し、解除されたときに次頁の原稿を給送して画像データを記録するような構成としてもよい。
ステップ71では、メモリ4から記録データを伸長出力して複写動作を開始し、ステップ72でメモリ4に記録された分が出力されて複写終了したか否かを判別し、複写終了後にステップ73へ進んで次頁以降の原稿を給送してデータの記録を行う。
次に、自動原稿給送モードで、かつ、各原稿の片面だけの画像データを全原稿分一度に記録した後、複写紙の両面に夫々原稿1頁分ずつ連続して複写するモード (片面原稿両面複写モード) における複写時間を短縮する実施形態について説明する。
ステップ83で、原稿頁数が奇数と判別された場合はステップ84へ進み、メモリ4の前記白紙頁領域から順次出力し、複写動作が開始される。すると、白紙頁分は、データが無いため、複写紙の片面には複写されることなく紙面が反転動作され、反対側の片面から原稿最終頁の画像データが複写されて、実際の複写が開始され、以降は終り側から先頭頁側に順次画像データが複写紙の表裏両面に1頁ずつ複写される。
また、かかる正常な両面複写を行うために、原稿枚数を画像データ読み取り前にカウントする給送動作が不要となり、時間のロス及びジャム発生の可能性が増大することを防止でき、また、原稿頁数を強制的に奇数として設定するもののように操作性が低下することも防止できる。尚、本実施形態では、原稿頁を最終頁から読み取り、最終頁から複写していく方式に適用したものを示したが、先頭頁から読み取り先頭頁から複写する方式に適用する場合は、全頁の原稿の画像データを読み取った時点で原稿頁数の奇数・偶数を判別し、奇数である場合には、メモリの最終頁の画像データ記録領域の後に白紙頁領域を追加すればよい。
ステップ91では、原稿1頁毎の画像データの有無を判別するための情報を入力する。これは、例えば、自動濃度調整のための濃度センサを備えたものでは、該濃度センサからの濃度情報であってもよいし、或いは読み取られた画像データを処理して得られる情報 (例えば濃度分布情報) であってもよい。
そして、通常の画像データを有した原稿であると判定された場合は、ステップ93,94ヘ進んで読み取った画像データをメモリに記録して複写を行うが、白紙原稿と判定された場合には、ステップ95,96へ進み当該白紙原稿頁の画像データのメモリへの記録,複写を停止する。
以上説明してきたように、本発明においては、白紙原稿がセットされた場合には、該白紙原稿の再生動作が停止されるため、汚れた画像の再生 (複写) が行われることがなく、メモリの無駄な消費も防止される。
3 画像データ処理部
4 メモリ
13 自動原稿搬送部
Claims (1)
- 原稿の画像データを読み取ってメモリに記録し、その後メモリに記録された画像データを出力し画像の複写を行わせる機能を含んだ画像データ処理装置において、
前記原稿が白紙原稿であるか否かを判別する白紙原稿判別手段と、
前記白紙原稿判別手段によって白紙原稿と判別されたときに、該白紙原稿の読み取り動作を停止する動作停止手段と、
前記記憶手段に記憶された画像データを出力し画像の再生を行う画像再生部と、を有しており、
前記白紙原稿判別手段で白紙原稿と判別されたときは、該白紙原稿の頁のナンバーだけを複写紙に記録し、他の部分は白紙の状態で排出することを特徴とする画像データ処理装置。
Priority Applications (1)
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JP2004150729A JP3736562B2 (ja) | 2004-05-20 | 2004-05-20 | 画像データ処理装置 |
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- 2004-05-20 JP JP2004150729A patent/JP3736562B2/ja not_active Expired - Fee Related
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