JP2006036403A - シート供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 搬送性に優れ且つ生産性の高いシート供給装置を提供する。
【解決手段】 前回のエア吹き付け動作から所定時間経過すると、用紙に応じたエア吹き付け動作の条件を選択しエア吹き付けを行った後、スタンバイ状態(出力可能)となり給紙開始信号を待つ。給紙開始信号が来れば再度エア吹き付けを開始し、所定時間吹き付けを行った後にシートPの送り出しを開始する。エア吹き付け動作回数が増えるほど次の動作までの間隔を長くし、湿度検出手段により検出した湿度に応じてエア吹き付け動作の間隔を制御する。また給紙トレイの挿抜、シートのリフトアップ動作を検知し、これらに応じてエア吹き付け動作を制御する。上記のような動作により、トレイの挿抜がなく、かつ用紙搬送も行わないスタンバイ状態が一定以上続けば、シートPの密着を防ぐためにエア吹き付けを行うので、良好な搬送性を保つことができる。
【選択図】 図7

Description

本発明は、シート供給装置に関する。
従来よりプリンタや複写機等の画像形成装置においては、一般に画像が形成される媒体として連続的な給紙を可能とするカットシート(コピー用紙)が用いられており、これらのシート(用紙)は従来、複写機メーカー指定の普通紙や上質紙が用いられていた。これらの普通紙や上質紙は表面の平滑度が低いことから用紙間密着力が低く、給紙トレイ等の用紙積載部からシートを1枚ずつ繰り出す際にも複数枚のシートが密着して供給される、いわゆる重送を防ぐことは比較的容易であった。
しかしながら近年においては、記録媒体の多様化に伴って表面平滑度の高いものも含めて多種シートの搬送が要求されるようになってきており、特にカラー化技術の進展に伴い白色度を上昇させ光沢を出した塗工紙(コート紙、シートの両面または片面に印刷適正の改良を目的として塗料の一種である塗工カラーを塗布した複合シート)や、フィルムシート、トレーシングペーパー等の紙以外の媒体に関しても同一の機種における搬送要求が高くなっている。この塗工紙や、フィルムシート、トレーシングペーパー等は表面の平滑度が高いためシート間の密着力が強く、結果として重送を防ぐことが難しいのでシートの供給には特別な対策が必要となる。
例えば塗工紙を例にとって説明すると、この塗工紙は上質になるほど塗工量が増して光学的性質である白色光沢度が上昇すると共に、原紙表面の凹凸が減って表面平滑度が高くなる。一方で、表面平滑度が高くなると、接したときの紙同士の間隔が狭くなり、その間隔に空気を通さない状態となって生じた負圧が維持され、シート間(用紙間)の密着が強くなる。特に高湿の環境下で塗工紙等の平滑シートが積載されている場合には、シート同士が吸着して密着度がより高くなる。フィルムシートやトレーシングペーパー等も表面平滑度が高く、シート間密着力が高い。
このような用紙間の密着が強い平滑シートを、そのシートが積載された給紙トレイから1枚ずつ繰り出す際には、通常の普通紙を給紙する装置のままでは1枚ずつ分離して搬送することが非常に難しくなる。特に、シートの表面に所定の押圧力にて接触回転してシートを引き込む引込ロールと、シートを捌くときに供給ロールと分離ロールを一定圧にて押圧して分離する方式を用いた給紙装置では、平滑シートを分離搬送する際に通常の普通紙の分離搬送に比べて約30倍もの押圧力が必要となる。このような平滑シートに対する密着を事前に解消する方法として、積載されたシートの側面からエアーを吹き付ける技術についての提案がなされている(例えば、特許文献1参照)。上記の技術によれば、平滑シートにおける密着力の解消に大きな効果を上げることができる。
しかし、一旦エアー吹きつけを行っても、時間が経過すると再びシート同士の密着力が復活してくるため、スタンバイ時にもエアー吹きつけを行うことが必要になる。
このとき、吹きつけ時間が長い(=スタンバイ時間が長い)とシートが過剰に乾燥し、帯電のため画像故障が発生したり、かえって搬送性が劣化する等という問題点がある。すなわち、スタンバイ時の空気の吹きつけ時間および間隔を最適化し、最小限にすることが必要となってくる。
特開平11―005643号公報 (図1、第4〜21頁)
本発明は上記事実を考慮し、搬送性に優れ且つシートの過剰な乾燥を防ぐシート供給装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段とを備え、前記シート供給手段によるシートの供給が終了した後にシートの供給停止時間が所定の時間を超えたら、前記エアー吹き付け手段を所定の時間、動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート同士の密着力が復活しない程度のスタンバイ時間ではエアの吹き付けを行わず、所定の時間以上にスタンバイ状態が続いた場合のみエアの吹き付けを行うことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項2に記載のシート供給装置は、前記エアー吹き付け手段の動作回数が増えるほど、次の動作の間隔を長くする制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、エアの吹き付け回数が増えるほど次の吹き付けまでの間隔を長く取ることで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項3に記載のシート供給装置は、前記シート収容手段の内部あるいは外部に湿度検知手段を備え、前記湿度検知手段で検知された湿度に応じて前記エアー吹き付け手段の動作間隔の制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、湿度に応じてエアの吹き付け頻度を適切に制御することで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項4に記載のシート供給装置は、前記湿度検知手段で検知された湿度が高ければ前記エアー吹き付け手段の動作間隔を短く、前記湿度検知手段で検知された湿度が低ければ前記エアー吹き付け手段の動作間隔を長くする制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、高湿時にはエアの吹き付けを頻繁に行い、低湿時には回数を減らすことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項5に記載のシート供給装置は、 前記湿度検知手段で検知された湿度が所定の値よりも低い場合は前記エアー吹き付け手段の動作を行わないことを特徴とする。
上記構成の発明では、、高湿時にはエアの吹き付けを行い、低湿時には吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項6に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の内部あるいは外部に設けられた湿度検知手段と、前記シート供給手段によるシートの供給が終了した後に所定の時間にわたってシートの供給が行われない場合、前記エアー吹き付け手段を所定の時間、所定の間隔で動作させる制御手段とを備え、前記エアー吹き付け手段の動作回数あるいは前記湿度検知手段で検知された湿度のうち一方の値に基づいて、前記エアー吹き付け手段の風量、風速、吹き付け持続時間のうち少なくとも一つが前記制御手段によって制御されることを特徴とする。
上記構成の発明では、吹き付け回数あるいは湿度によって風量、風速、吹き付け持続時間を制御することで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項7に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させ、経過していない場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が取り外されてから再装着されるまでの時間が短ければシートの補充はなかったものと判断し、エアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項8に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記シート収容手段に収容されたシートの有無を検知するシート検知手段を有し、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化があった場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させ、変化がない場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が取り外されてから再装着されるまでの間にシートの補充がなかった場合、エアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項9に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段の動作時間を測定する計測手段と、前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフトアップ手段の動作時間の合計値を記憶する記憶手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフトアップ手段の動作時間が、最後に記憶された動作時間の合計値と略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に脱着された時と再脱着された時とを比較してリフト動作時間に差がなければシートの補充がなかったものとして、エアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項10に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフト量の合計値を記憶する記憶手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちのリフト量が、最後に記憶されたリフト量の合計値と略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に脱着された時と再脱着された時とを比較してリフト量に差がなければシートの補充がなかったものとして、エアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項11に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を記憶する記憶手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外され取外された際、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外されるまでのリフトダウン量と、装着されたのちのリフトアップ量とが略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させさせさせず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に取外された時と再装着された時とを比較してリフトダウン量とリフトアップ量の絶対値に差がなければシートの補充がなかったものとして、エアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項12に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段の動作時間を測定する計測手段と、前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフトアップ手段の動作時間の合計値を記憶する記憶手段と、シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフトアップ手段の動作時間が、最後に記憶された動作時間の合計値と略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に脱着された時と再脱着された時とを比較してリフト動作時間に差があればシートの交換があったものとしてエアの吹き付けを行い、なければシート収容手段が取り外されてから再装着されるまでの間にシートの交換の有無を検知し、交換があればエアの吹き付けを行い、交換がなければエアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項13に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を測定する計測手段と、前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフト量の合計値を記憶する記憶手段と、シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフト量が、最後に記憶されたリフト量と略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に脱着された時と再脱着された時とを比較してリフト動作時間に差があればシートの交換があったものとしてエアの吹き付けを行い、なければシート収容手段が取り外されてから再装着されるまでの間にシートの交換の有無を検知し、交換があればエアの吹き付けを行い、交換がなければエアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項14に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、前記リフトアップ手段のリフト量を記憶する記憶手段と、シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外された際、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外されるまでのリフトダウン量と、装着されたのちのリフトアップ量とが略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させ、略同一の場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段が最後に脱着された時と再脱着された時とを比較してリフト動作時間に差があればシートの交換があったものとしてエアの吹き付けを行い、なければシート収容手段が取り外されてから再装着されるまでの間にシートの交換の有無を検知し、交換があればエアの吹き付けを行い、交換がなければエアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項15に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、前記シート収容手段に収容されたシートが積載されたシート積載板を昇降し、シートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、前記シート収容手段のシート積載板の位置を検出する位置検出手段と、前記シート収容手段のシート積載板の位置を記憶する位置記憶手段と、を備え、前記シート収容手段が機器本体から取り外される前のシート積載板の位置と再度装着された後のシート積載板の位置が異なる場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させることを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段の挿抜前後でシート積載板の位置が変わっていればシートが追加または交換されたものとしてエアの吹き付けを行い、変わらなければエアの吹き付けを行わないことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項16に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段に収容されたシートの有無を検知するシート検知手段と、前記シート収容手段内のシートが機器本体から取り外されてから再度装着されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シートが除かれてから再度挿入されるまでの時間が所定時間より長ければ、シートの交換または補充があったものとしてエアの吹き付けを行うことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項17に記載のシート供給装置は、シートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、シート積載量を検知する積載量検知手段と、前記シート収容手段が機器本体から取り外され再度装着された際、取り外される前のシート積載量と再度装着された後のシート積載量が異なる場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させ、略同一の場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シートが除かれてから再度挿入されるまでに重量の変化があれば
シートの交換または補充があったものとしてエアの吹き付けを行うことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
請求項18に記載のシート供給装置は、機器本体に固定され、蓋を開放してシートを収容するシート収容手段と、前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、前記シート収容手段の蓋が開閉されてから再度開閉されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とする。
上記構成の発明では、シート収容手段の蓋が開閉されてから再度開閉されるまでの時間が所定時間より長ければ、シートの交換または補充があったものとしてエアの吹き付けを行うことで、搬送性を維持しながらシートの乾燥を防ぐことができる。
本発明は上記構成としたので、搬送性に優れ且つシートの過剰な乾燥を防ぐシート供給装置とすることができた。
図1には本発明の第1実施形態に係るシート供給装置を用いた画像形成装置が示されている。
図1に示すように、画像形成装置1は画像読み取り装置23、外部機器(パーソナルコンピュータ等)25と通信回線27によって接続される受信部29と、この受信部29からの画像情報に基づき画像書込装置31を制御する画像記録制御部33と、画像書込装置31によって静電潜像の書き込まれる円筒状の像担持体35と、像担持体35の円周方向に沿って配設される帯電器37、現像装置39、クリーナー41と、像担持体35に形成された画像を用紙へ転写する転写ローラ43と、用紙へ転写された画像を定着させる定着装置45と、定着装置45から用紙を排出する排出ローラ47と、排出ローラ47によって排出された用紙を積載する排出トレイ49と、像担持体35及び転写ローラ43の間に用紙搬送部51を介して用紙を供給するシート供給装置10とから構成されている。
受信部29が画像読み取り装置23または外部機器25から通信回線27を経由した画像信号を受け取ると、画像記録制御部33は受け取った画像信号に応じて画像書込装置31を制御、画像信号から画像を形成、例えばレーザ光からなる画像光を発する。
帯電器37によって表面を帯電された像担持体35は画像書込装置31からの画像光によって表面に不可視の静電画像を形成される。静電画像は現像装置39によってトナー現像されてトナー画像となり、像担持体35の表面にトナー画像が形成される。
シート供給装置10の用紙トレイ21に収容された用紙Pは供給ローラ31によって上から順に一枚ずつ給紙部60へ搬送され、用紙搬送部51を通って転写ローラ43により像担持体35に所定の圧力で接触する。このとき像担持体35表面のトナー画像は像担持体35と転写ローラ43の間を通過する用紙Pに転写される。用紙Pに転写されたトナー像は定着装置45にて定着され、用紙Pは排出ローラ47を通過して排出トレイ49に排出されてプリントアウト画像となる。
ここで、シート供給装置10の用紙トレイ21に収容された用紙Pは給紙トレイ21から1枚ずつ繰り出される際に複数枚の用紙Pが密着して供給される、いわゆる重送を防ぐために送風ファン142によって用紙Pの横から風を送り、用紙P同士の密着を防いでいる。送風ファン142は制御装置18によってon/offの制御が行われる。
図2、図3には本発明の第1実施形態に係るシート供給装置が示されている。
図2に示すように、シート供給装置10は用紙トレイ21、突き当て版123、送風装置125からなり、用紙トレイ21に収容された用紙Pは図示しない送り出しモータで駆動される供給ローラ31で上から順に一枚ずつ黒矢印方向へ搬送される。供給ローラ31は図示しない可動軸で上下方向に揺動可能に支持され、用紙Pの高さの変動に対応し一定の圧力で一番上の用紙Pを搬送する。また用紙トレイ21の底板24は図示しない昇降機構を備え、用紙Pが消費されて用紙Pの束が薄くなっても一番上の用紙Pの高さを一定に保持する。
送風装置125は送風ファン142とダクト147からなり、外部から用紙トレイ21内部へ白矢印方向に風を送り込むことで用紙P一枚一枚の間に隙間を発生させ、用紙P同士の密着を防ぐ。これにより複数枚の用紙Pが密着して供給される、いわゆる重送を防ぐことができる。このとき図1のように複数のシート供給装置10を設け、切り替えて使用することで用紙切れの間隔を広げることもできる。
図3に示すように送風ファン142を複数設け、風量をアップし吹き付け箇所を平均化してもよい。一点鎖線Aにおける断面図を図4に示す。
図4に示すようにダクト147にヒータ148を設け、加熱した空気をロータ143で加圧して吹き出し口141から用紙Pの束へ向けて吹き付けることで、湿度の高い雰囲気中でも用紙Pの密着を解くことができる。
また、底板124は白矢印の方向(上下)に可動し、用紙Pが消費されて用紙Pの束の厚みが減少しても、供給ローラ31が用紙Pの一番上の一枚を搬送可能とするために用紙Pの束全体を持ち上げる。
このとき、用紙Pの束の厚みの変動に合わせて送風装置125の吹き出し口141の上下方向の大きさを変えることもできる。すなわち、用紙Pの束の厚みが減少するとき、吹き出し口141の上下方向の大きさもこれに応じて縮小することで効率よく吹き付けを行うことが出来る。
図4に示すように、吹き出し口141に上下方向に可動するシャッタ144を設け、モータ145で駆動することで、吹き出し口141の上下方向の大きさを調節することができる。送風装置125側から用紙トレイ21を見た(図中矢印B)構造を図5に示す。
図5に示すようにシャッタ144は、モータ145の回転軸に設けられたピニオンギア146と噛み合うラックギア151が設けられており、制御装置18によって制御されたモータ145の回転がピニオンギア146を介してラックギア151に伝達され、シャッタ144を上下方向に移動させる。これにより送風ファン142の開口部すなわち吹き出し口141を適宜開閉し、風の吹き出し位置を調節することができる。
また図5のように送風ファン142が複数設けられている場合はそれぞれの吹き出し口141の開度を違えても良い。
あるいはロータ143の回転速度を制御装置18にて制御し、風速を変化させて風量を制御しても良いし、複数ある送風ファンを個別にON/OFFしてもよい。
次に、本発明のシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスをフロー図で説明する。
図6には従来のシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
ステップ200で電源ON(またはスリープからの復帰など)するとステップ202でトレイ21の底板24がリフトアップ完了しているかの判断を行う。完了していなければステップ204でリフトアップし、完了すればステップ206で用紙に応じて吹き付け動作の条件を選択する。「吹き付けない」を選択した場合はステップ212でトレイ21の挿抜の有無を検出し、挿抜されれば再びステップ202に戻る。
そのままであればスタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ220)。給紙開始信号が来ればステップ232でエア吹き付けなしにシートPの送り出しを開始し、ジョブを終了する。終了後はステップ212に戻り、トレイ21の挿抜検出を再開する。
ステップ206で「吹き付けあり」が選択された場合、ステップ208で吹き付けを行い、ステップ210でトレイ21の挿抜の有無を検出し、挿抜されれば再びステップ202に戻る。
そのままであればスタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ218)。給紙開始信号が来ればステップ222でエア吹き付けを開始する。所定時間吹き付けを行った後にシートPの送り出しを開始し、ジョブを終了し(ステップ228)、エア吹き付けを停止する。終了後はステップ210に戻り、トレイ21の挿抜検出を再開する。
上記のように従来の吹き付け動作では、スタンバイ状態(ステップ214、216)の長さにかかわらず給紙開始信号来るまで吹き付けを行わない。しかし、ステップ208で吹き付け動作を行っていても時間が経過すればシート同士の密着力は復活してしまうので搬送性に影響することが考えられる。
そこで本発明の第1実施形態ではスタンバイ状態が所定の時間を超えない場合は吹き付けを行わず、用紙が過剰に乾燥するのを防ぎ、所定の時間を超えた場合には吹き付けを行い、用紙の密着力の解消もする。
図7、8には本発明の第1実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図7に示すようにステップ300で電源ON(またはスリープからの復帰など)するとステップ302でトレイ21の底板24がリフトアップ完了しているかの判断を行う。完了していなければステップ304でリフトアップし、完了すればステップ306で用紙に応じて吹き付け動作の条件を選択する。「吹き付けない」を選択した場合はステップ312でトレイ21の挿抜の有無を検出し、挿抜されれば再びステップ302に戻る。
そのままであればスタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ320)。給紙開始信号が来ればステップ332でエア吹き付けなしにシートPの送り出しを開始し、ジョブを終了する。終了後はステップ312に戻り、トレイ21の挿抜検出を再開する。
ステップ306で「吹き付けあり」が選択された場合、ステップ308で吹き付けを行い、ステップ310でトレイ21の挿抜の有無を検出し、挿抜されれば再びステップ302に戻る。
そのままであれば、ステップ336で経過時間のカウントを開始する。ここでいう経過時間とは前回のエア吹き付け動作(予備捌きあるいは給紙動作中のエア吹き付けのうち最後の一回)からの経過時間を指す。経過時間が短い間はエア吹きつけは不要で、スタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ318)。所定時間経過する(ステップ336)と、ステップ338で用紙に応じたエア吹き付け動作の条件を選択し、ステップ340でエア吹き付けを行う。この時点で再びスタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ318)。
給紙開始信号が来ればステップ322でエア吹き付けを開始する。所定時間吹き付けを行った後にシートPの送り出しを開始し、ジョブを終了し(ステップ328)、エア吹き付けを停止する。終了後はステップ310に戻り、トレイ21の挿抜検出を再開する。
上記のような動作とすることにより、トレイ21の挿抜がなく、かつ用紙搬送も行わないスタンバイ状態が一定以上続けば、シートPの密着を防ぐためにエア吹き付けを行うので、良好な搬送性を保つことができる。
ここで、ステップ306、336および従来例のステップ206でいう「用紙に応じたエア吹き付け動作の条件」とは、図17に記載したエア吹き付け動作の時間とパターンの組合せA〜Dに相当する。図18のようにシートPを普通紙と塗工紙&OHPに分別し、坪量と搬送方向長さによってA〜Dに分類したものを図17に当てはめれば吹き付け時間とパターンの組合せが決定される。
図8には本発明の第1実施形態を簡略化したエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
ステップ306で「吹き付けあり」を選択し、トレイ21の挿抜がないままスタンバイ状態となり給紙開始信号を待つステップ318までは第1実施形態と同様である。ここで給紙開始信号が来た場合、ステップ322でエア吹き付けを開始する。このとき、所定時間経過を待たずにステップ326へ進み、シートPの搬送を開始する。
これは、ステップ340においてエア吹き付け(予備捌き動作)が十分に行われていれば、ステップ322のエア吹き付けで再度時間をかけずともシートPは密着していないので、エア吹き付け開始後すぐにステップ326へ進み、シートP搬送を開始しても搬送性に問題はないためである。これにより第1実施形態のステップ324で必要となる時間が節約できるので、給紙開始信号から一枚目シートの排出までの時間(FCOT)を短くすることができる。
図9には本発明の第2実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図9に示すように、ステップ310以前・ステップ314以降は第1実施形態と同様であり、ステップ310においてトレイ21の挿抜がない場合に本実施形態のシークエンスとなる。
ステップ310でトレイ21の挿抜がない場合、ステップ350に進み、エア吹き付け(予備捌き)回数に応じて吹き付け時間間隔Tを決定する。この時間間隔Tはエア吹き付け回数が増加するほど大きくなる。すなわちスタンバイ状態が長く続き、エア吹き付け回数が増えるほど時間間隔Tも大きくなる。
ステップ352に進み、経過時間がTに達した時点でエア吹き付けを開始する(ステップ354)。ここでいう経過時間とは前回のエア吹き付け動作(予備捌きあるいは給紙動作中のエア吹き付けのうち最後の一回)からの経過時間を指す。ステップ356で吹き付け時間が終了すればスタンバイ状態(ステップ314)に戻る。このとき、エア吹き付けの累積回数を記憶しておき、再びステップ310に戻った際にはステップ350での時間間隔Tは更に大きくなる。
これにより、トレイ21の挿抜が行われるまでエア吹き付け動作の間隔は大きくなる。ステップ310でトレイ21の挿抜(シートPの補充)が行われればエア吹き付け回数はリセットされ、時間間隔Tも初期値に戻る。
図10には本発明の第3実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図10に示すように、ステップ310以前・ステップ314以降は第1実施形態と同様であり、ステップ310においてトレイ21の挿抜がない場合に本実施形態のシークエンスとなる。
ステップ310でトレイ21の挿抜がない場合、ステップ360に進み、湿度に応じて吹き付け時間間隔Tを決定する。この時間間隔Tは湿度が増加するほど小さくなる。ステップ362に進み、経過時間がTに達した時点でエア吹き付けを開始する(ステップ364)。ここでいう経過時間とは前回のエア吹き付け動作(予備捌きあるいは給紙動作中のエア吹き付けのうち最後の一回)からの経過時間を指す。
ステップ366で吹き付け時間が終了すればスタンバイ状態(ステップ314)に戻る。本実施形態では湿度が高ければ短い時間間隔Tでエア吹き付け動作を行い、湿度が低ければエア吹き付け動作の時間間隔Tを長く取り、エアの吹き付けによるシートPの乾燥を防ぐ。
図11には本発明の第4実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図11に示すように、ステップ310以前・ステップ314以降は第1実施形態と同様であり、ステップ310においてトレイ21の挿抜がない場合に本実施形態のシークエンスとなる。
ステップ310でトレイ21の挿抜がない場合、ステップ370に進み、用紙種類、経過時間、湿度に応じてエア吹き付け動作の条件を選択する。「吹き付けなし」が選択された場合はステップ314(スタンバイ状態)に戻る。
「吹き付けあり」の場合は決定した吹き付け条件に従ってステップ372でエア吹き付け動作を行う。すなわち経過時間、用紙および湿度からエア吹き付け条件を選択する。
ここでいう経過時間とは前回のエア吹き付け動作(予備捌きあるいは給紙動作中のエア吹き付けのうち最後の一回)からの経過時間を指す。また用紙に応じたエア吹き付け動作の条件は、図20に記載したエア吹き付け動作の時間とパターンの組合せA〜C2に相当する。図21のようにシートPを普通紙と塗工紙&OHPに分別し、坪量と搬送方向長さによってA〜C2に分類したものを図17に当てはめれば吹き付け時間とパターンの組合せが決定される。
本実施形態においては、エア吹き付け条件の選択に用紙種類、経過時間、湿度の3つを用いるので、より適切なエア吹き付け条件の設定ができる。
図12には本発明の第5実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図12に示すように、ステップ310以前・ステップ314以降は第1実施形態と同様であり、ステップ310においてトレイ21の挿抜がない場合に本実施形態のシークエンスとなる。
ステップ310でトレイ21の挿抜がない場合、ステップ380に進み、所定の経過時間に達した時点でステップ382に進み、用紙に応じたエア吹き付け動作の条件が選択される。ここでいう経過時間は前回のエア吹き付け動作(予備捌きあるいは給紙動作中のエア吹き付けのうち最後の一回)からの経過時間を指す。
用紙に応じたエア吹き付け動作の条件とは、図17に記載したエア吹き付け動作の時間とパターンの組合せA〜Dに相当する。図18のようにシートPを普通紙と塗工紙&OHPに分別し、坪量と搬送方向長さによってA〜Dに分類したものを図17に当てはめれば吹き付け時間とパターンの組合せが決定される。
次にステップ384で予備捌き回数に応じて送風ファン42の風量を決定する。予備捌き回数はスタンバイ中にエア吹き付け動作を行った回数であり、トレイ21の挿抜・給紙でリセットされる。このときの予備捌き回数と風量の関係を図19に示す。
次いでステップ386で、ステップ382および384で決まった条件に従いエア吹き付け(予備捌き動作)が行われる。この後、ステップ314でスタンバイ状態に戻る。
本実施形態では予備捌き回数によって送風ファン42の風量をも変更するので、より細かくエア吹き付け条件の設定を行うことができる。
図13には本発明の第6実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図13に示すように、ステップ400で電源ON(またはスリープからの復帰など)するとステップ402でトレイ21の底板24がリフトアップ完了しているかの判断を行う。完了していなければステップ404でリフトアップし、完了すればステップ406でトレイ21を取り外している時間が所定の時間を越えているかの判定を行う。
越えていなければ予備捌き(エア吹き付け動作)を行わず、ステップ414でトレイ21の挿抜の有無を検出し、挿抜されれば再びステップ402に戻る。そのままであればスタンバイ状態(出力可能)となり、給紙開始信号を待つ(ステップ432)。給紙開始信号が来ればステップ434でエア吹き付けなしにシートPの送り出しを開始し、ジョブを終了する。終了後はステップ414に戻り、トレイ21の挿抜検出を再開する。
ステップ406でトレイ21を取り外している時間が所定の時間を越えていれば、用紙に応じてエア吹き付け動作の条件を選択する。用紙に応じたエア吹き付け動作の条件とは、図17に記載したエア吹き付け動作の時間とパターンの組合せA〜Dに相当する。図18のようにシートPを普通紙と、塗工紙&OHPとに分別し、坪量と搬送方向長さによってA〜Dに分類したものを図17に当てはめれば吹き付け時間とパターンの組合せが決定される。
「吹き付けなし」が選択された場合はステップ414へ進み、上記のようにエア吹き付けなしでシートPが搬送される。「吹き付けあり」が選択された場合はステップ410へ進み、選択された条件に従ってエア吹き付け(予備捌き動作)を行う。
続いてステップ412に進み、トレイ21の挿抜を監視する。挿抜が行われた場合はステップ402に戻り、トレイのリフトアップ完了を検知する。
挿抜されない場合はステップ416でスタンバイ状態となり、給紙開始信号を待つ(ステップ420)。給紙開始信号を受けるとステップ422、424で予め設定された条件に従いエアの吹き付けを行う。所定時間、吹き付けを行った後にステップ426でエアを吹き付けながらシートPの搬送を行う。搬送後にジョブを終了、エア吹き付けを停止する。
本実施形態においては、トレイ21を一定時間以上取り外しているかを検出しており、取り外している時間が一定より長ければシートPの補充・交換が行われたものと判断してエアの吹き付けを行う。これにより簡単な検出方法でエア吹き付け(予備捌き動作)の要・不要を判定できる。

図14には本発明の第7実施形態に係るシート供給装置におけるエア吹き付け動作のシークエンスが示されている。
図14に示すように、ステップ500で電源ON(またはスリープからの復帰など)するとステップ502で前回のリフトアップ時間Tpをリセットする。前回のリフトアップ時間Tpは前回トレイ21を挿入後リフトアップに要した所要時間の合計値である。
次にステップ504に進みトレイ21のリフトアップを行う。このときに要したリフトアップ所要時間Tを計測し、続くステップ506でTpとTの比較を行う。二つが異なっていた場合は、シートPの補充あるいは交換が行われたと判断し、ステップ508に進みエア吹き付けを行う。二つが等しい場合はシートPに変更はないと判断し、エア吹き付けは行わない。いずれの場合もステップ510に進み、TpにTを代入する。
次いでステップ512に進み、トレイ21の挿抜を監視する。挿抜が行われた場合、ステップ528でトレイ21の底板24がリフトアップ完了しているかの判断を行う。完了していなければステップ504でリフトアップし、完了すればステップ512に戻る。
ステップ512でトレイ21の挿抜がない場合はスタンバイ状態となり(ステップ514)、ステップ516で給紙開始信号を待つ。給紙開始信号があればステップ518でシートPの搬送を開始する。
このとき続くステップ520で、シートP搬送中にリフトアップが行われたかどうかを検出する。リフトアップが行われた場合は、シートPが消費されてシートPの束の厚みが一定以上変化したものとして、このときのリフトアップ時間をTpに加算しておく。
どちらの場合も次にステップ526でジョブの終了処理に入る。ジョブが終了するまでステップ518でシートPの搬送を行い、終了した場合はステップ512に戻り、トレイ21の挿抜監視を行う。
本実施例のステップ506において、リフトアップ所要時間TとTpが等しい場合と違っている場合の説明を図15、16で示す。
図15に示すように、前回トレイ21を挿抜した際のリフトアップ所要時間をAとし、その後給紙動作を行ってシートPが消費され、リフトアップが行われた際の所要時間をB1、B2とする。
今回トレイ21を挿抜し、リフトアップが行われた際の所要時間をCとすると、前回トレイ21を挿抜してからシートPの補充・交換を行っていなければA+B1+B2、すなわち前回トレイ21を挿抜してからのリフトアップ時間の合計はCに等しくなる。つまり図のようにA、B1、B2の3回に分割してリフトアップしても、一回でCだけリフトアップしてもシートPの束の厚みは変化しないので両者は等しくなる。
これに対して図16のように、前回トレイ21を挿抜した際のリフトアップ所要時間をAとし、その後給紙動作を行ってシートPが消費され、リフトアップが行われた際の所要時間をB1、B2としたとき、今回トレイ21を挿抜した際にシートPを補充・交換していれば今回のリフトアップ所要時間CはA+B1+B2と等しくなくなる。
すなわち、今回のトレイ21挿抜時にシートPが補充・交換されればシートPの束の厚みが変化するので、図16のようにリフトアップ所要時間Cも当然変化し、CはA+B1+B2と異なる数値となる。
本実施形態においては上記のようにトレイ21のリフトアップ時間よりシートPの補充・交換を検知するので簡単に予備捌き動作の要・不要を判断できる。
上記実施形態は画像形成装置における実施例であるが、本発明は画像形成装置に限定されず、シートを搬送する他の機器、例えば裁断機やプレス機などにも適用することが可能である。
本発明の第1形態に係る画像形成装置を示す断面図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置を示す斜視図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置を示す斜視図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置を示す断面図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置を示す断面図である。 従来のシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第1形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第2形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第3形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第4形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第5形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第6形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第7形態に係るシート供給装置の動作を示すフロー図である。 本発明の第7形態に係るシート供給装置の動作を示す図である。 本発明の第7形態に係るシート供給装置の動作を示す図である。 本発明に係る用紙と吹き付け動作の組合せ例を示す図である。 本発明に係る用紙と吹き付け動作の組合せ例を示す図である。 本発明に係る予備捌き回数と風量の組合せ例を示す図である。 本発明に係る用紙と吹き付け動作の組合せ例を示す図である。 本発明に係る用紙と吹き付け動作の組合せ例を示す図である。
符号の説明
1 画像形成装置
10 シート供給装置
18 制御装置
21 給紙トレイ
24 底板
25 送風装置
31 供給ローラ
142 送風ファン

Claims (18)

  1. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段とを備え、
    前記シート供給手段によるシートの供給が終了した後にシートの供給停止時間が所定の時間を超えたら、前記エアー吹き付け手段を所定の時間、動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  2. 前記エアー吹き付け手段の動作回数が増えるほど、次に動作させるまでの間隔を長くする制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1に記載のシート供給装置。
  3. 前記シート収容手段の内部あるいは外部に湿度検知手段を備え、
    前記湿度検知手段で検知された湿度に応じて前記エアー吹き付け手段の動作間隔の制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のシート供給装置。
  4. 前記湿度検知手段で検知された湿度が高ければ前記エアー吹き付け手段の動作間隔を短く、
    前記湿度検知手段で検知された湿度が低ければ前記エアー吹き付け手段の動作間隔を長くする制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする請求項3に記載のシート供給装置。
  5. 前記湿度検知手段で検知された湿度が所定の値よりも低い場合は前記エアー吹き付け手段の動作を行わないことを特徴とする請求項3乃至請求項4に記載のシート供給装置。
  6. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の内部あるいは外部に設けられた湿度検知手段と、
    前記シート供給手段によるシートの供給が終了した後に所定の時間にわたってシートの供給が行われない場合、前記エアー吹き付け手段を所定の時間、所定の間隔で動作させる制御手段とを備え、
    前記エアー吹き付け手段の動作回数あるいは前記湿度検知手段で検知された湿度のうち一方の値に基づいて、前記エアー吹き付け手段の風量、風速、吹き付け持続時間のうち少なくとも一つが前記制御手段によって制御されることを特徴とするシート供給装置。
  7. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させ、経過していない場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  8. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートの有無を検知するシート検知手段を有し、
    前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化があった場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させ、変化がない場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  9. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段の動作時間を測定する計測手段と、
    前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフトアップ手段の動作時間の合計値を記憶する記憶手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフトアップ手段の動作時間が、最後に記憶された
    動作時間の合計値と略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  10. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、
    前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフト量の合計値を記憶する記憶手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちのリフト量が、最後に記憶されたリフト量の合計値と略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  11. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を記憶する記憶手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外され取外された際、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外されるまでのリフトダウン量と、装着されたのちのリフトアップ量とが略同一の場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させさせさせず、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  12. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段の動作時間を測定する計測手段と、
    前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフトアップ手段の動作時間の合計値を記憶する記憶手段と、
    シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフトアップ手段の動作時間が、最後に記憶された動作時間の合計値と略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  13. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を測定する計測手段と、
    前記リフトアップ手段が機器本体に装着されてから取外されるまでの前記リフト量の合計値を記憶する記憶手段と、
    シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されたのちの前記リフト量が、最後に記憶されたリフト量と略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  14. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を測定する測定手段と、
    前記リフトアップ手段のリフト量を記憶する記憶手段と、
    シート収容手段に収容されたシートの有無を検出するシート検知手段と、
    前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外された際、前記シート収容手段が機器本体に装着されてから取外されるまでのリフトダウン量と、装着されたのちのリフトアップ量とが略同一の場合、前記シート収容手段が機器本体から取り外されてから再度装着されるまでにシートの有無に変化がなければ前記エアー吹き付け手段を動作させず、有無に変化があれば動作させ、略同一でない場合は動作させ、略同一の場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  15. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の挿抜を検知する挿抜検知手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートが積載されたシート積載板を昇降し、シートを前記シート供給手段にて搬送可能な高さまでリフトアップするリフトアップ手段と、
    前記シート収容手段のシート積載板の位置を検出する位置検出手段と、
    前記シート収容手段のシート積載板の位置を記憶する位置記憶手段と、
    を備え、
    前記シート収容手段が機器本体から取り外される前のシート積載板の位置と再度装着された後のシート積載板の位置が異なる場合は、前記シート収容手段が装着され前記リフトアップ手段が作動したのち前記エアー吹き付け手段を動作させることを特徴とするシート供給装置。
  16. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートの有無を検知するシート検知手段と、
    前記シート収容手段内のシートが機器本体から取り外されてから再度装着されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  17. シートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    シート積載量を検知する積載量検知手段と、
    前記シート収容手段が機器本体から取り外され再度装着された際、取り外される前のシート積載量と再度装着された後のシート積載量が異なる場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させ、略同一の場合は動作させない制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
  18. 機器本体に固定され、蓋を開放してシートを収容するシート収容手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートを順次次行程に供給するシート供給手段と、
    前記シート収容手段に収容されたシートに対してエアーを吹き付けるエアー吹き付け手段と、
    前記シート収容手段の蓋が開閉されてから再度開閉されるまでに所定の時間が経過した場合は、前記エアー吹き付け手段を動作させる制御手段とを備えたことを特徴とするシート供給装置。
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