JP4492361B2 - シート給送装置 - Google Patents

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本発明は、積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、該シート収容手段に収容されたシートを該シート収容手段から1枚ずつ給送するシート給送装置に関する。
従来より、記録用紙などのシートを積み重ねて収容するシート収容手段を有し、このシート収容手段から給送したシートを搬送する搬送経路を通って搬送されてきたシート上に画像を形成する、プリンタなどのシート給送装置を備えた画像形成装置が知られている。
このような画像形成装置のシート給送装置では、シート収容手段内に積み重ねられたシート同士の密着による重送などが問題となっている。
そこで、積み重ねられたシートのうち吸湿が著しい上層のシートの除湿を目的とする、最上位のシートの上面に向けての乾燥風の送風により、湿潤に起因するシート同士の密着を緩和する提案がなされている(特許文献1参照)。
特開平6−32473号公報
しかし、上記提案では、その最上位のシートのシート収容手段内での待機時間が長くなると、最上位のシートに対する除湿が過度となり、最上位のシートにソリなどが発生し搬送に支障が出るおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑み、湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制する工夫が図られたシート給送装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明のシート給送装置は、
積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、このシート収容手段に収容されたシートをこのシート収容手段から1枚ずつ給送するシート給送装置において、
乾燥風を、上記シート収容手段に収容された複数のシートの縁に向けて吹き出す第1吹出口と、
乾燥風を、上記シート収容手段に収容されたシートを避けた向きに吹き出す第2吹出口とを備えたことを特徴とする。
本発明のシート給送装置では、シート収容手段に収容された複数のシートの縁に向けて乾燥風を吹き付けることで、シート同士の密着を解くと共に、シート収容手段内のシートに対する除湿が、従来のようなシート収容手段に収容されたシートのうち最上位のシートの上面ではなく、シート収容手段内に収容されたシートを避けた向きに吹き出す乾燥風によって局所的な除湿を抑制しつつ間接的になされている。したがって、本発明のシート給送装置によれば、湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。
ここで、上記シート収容手段が、このシート収容手段からシートが給送される際にシートを収容しておく給送位置と、この給送位置から外れた退避位置との間で、シートの収容位置を変更するものであり、上記第1吹出口は、乾燥風を、上記給送位置に収容された複数のシートの縁に向けて吹き出すものであり、上記第2吹出口は、乾燥風を、上記退避位置に収容されたシートを避けた向きに吹き出すものであり、上記上記第1吹出口と上記第2吹出口が、共通の吹出口であることが好ましい態様である。
このようにすることで、シートが給送される際にシートを収容しておく給送位置にシートを収容している際に、この給送位置にある複数のシートの縁に乾燥風を吹き出す吹出口は、シートを退避位置に収容している際にはこの退避位置に収容されたシートを避けた向きに乾燥風を吹き出すものとなり、兼用による簡素化、小スペース化、コスト削減が可能となる。
また、上記シート収容手段が、同一のシートを積み重ねた状態で収容する、複数サイズのシートの収容に対応したものであり、上記第2吹出口は、乾燥風を、上記シート収容手段に収容される少なくとも最も小さなサイズのシートを避けた向きに吹き出すものであることも好ましい。
このように、第2吹出口が、シート収容手段に最も小さなサイズのシートを収容した際、シート収容手段内の、この最も小さいサイズのシートを避けた向きに乾燥風を吹き出すことで、相対的に大きなサイズのシートの場合よりも給送が素早く行われるためにシート同士の密着を直接的に解く時間が少なくなる点をカバーすることができる。
ここで、湿度を検出する湿度センサと、
上記第2吹出口に乾燥風を、上記湿度センサからの検出結果に応じて湿度を変える制御部とを備えることが好ましい。
このように、シート同士の密着具合に影響を与える湿度を検出し、検出結果に応じた乾燥風を吹き出すことで、より一層湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。
本発明のシート給送装置よれば、湿潤に起因して発生するシート搬送エラーを抑制することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のシート給送装置の第1実施形態を備えた画像形成装置の概略構成図である。
図1に示すプリンタ1は、シート給送装置11、画像形成部210、定着部310、およびシート搬送部410で構成された、シート上に白黒画像の形成を行なうモノクロプリンタである。
画像形成部210は、矢印A方向に回転する感光体ロール216と、感光体ロール216に所定の電荷を付与する、矢印B方向に回転する帯電器214と、外部端末2および画像読取装置3から送信されてくる画像データを受信する受信部211と、受信部211で受信した画像データを処理する画像データ処理部212と、画像データ処理部212で処理された画像データに応じて感光体ロール216を露光して静電潜像を形成する露光器213と、感光体ロール表面に形成された静電潜像を現像する、トナーを保持しながら矢印C方向に回転する現像ロール2151を有し、感光体ロール表面に形成された静電潜像をトナー現像する現像器215と、感光体ロール216の表面に形成されたトナー像を、シート搬送経路420を経由して搬送されてきたシート上に転写する、矢印D方向に回転する転写ロール217とで構成されている。
定着部310は、トナー像が転写されたシートを、加熱ロール311と加圧ロール312との間にニップしながら搬送することでトナー像をシートに定着する。
シート搬送部410は、搬送ロール411と、定着を終えたシートをプリンタ1の上面に給送するための給送ロール412とで構成されている。
シート給送装置11は、積み重ねられたシートを収容したシート収容手段12と、シート収容手段12の周壁側から、これら積み重ねられたシートの縁に向けて乾燥風を吹き出すファン13a、13bと、シート収容手段12からシート搬送経路420にシートを給送するためにシートをシート収容手段12から給送するシート給送部14とで構成されている。
図2は、図1に示すシート給送装置の上面図および断面図である。
図2(a)には、シート給送装置11の上面図が示されており、ここには、シート100が収容されるシート収容手段12、シート収容手段12の底部に配備されたボトムプレート121、シート給送部14の構成要素である、シート収容手段12に収容されているシートの最上位に位置するシートに接触し回転するナジャーロール141、ナジャーロール141よりもシート搬送経路側(図1参照)に位置しナジャーロール141により給送されてきたシートを、後述するリタードロールと共にシート搬送経路420に送り込むフィードロール142が示されている。
また、図2(a)には、シート給送装置11の構成要素である湿度センサ15、シート100が給送される向きと直交する向きに乾燥風を吹き出すファン13a、13b、湿度センサ15からの信号を受信すると共に、第1ファン13a、第2ファン13bに備えられた、空気の温度を上げることで乾燥風の湿度を制御する除湿手段、ここでは第1ヒータ131a、第2ヒータ131b、および、シート給送部14の動作を制御する制御部10が備えられている様子が示されている。尚、乾燥風の制御は第1ファン13a、第2ファン13bの出力により風量を制御するものでも構わない。
さらに、図2(a)には、シート収容手段内において互いに直交する向きに移動自在のサイドガイド16およびエンドガイド17が示されている。
これらサイドガイド16およびエンドガイド17は、収容するシートのサイズに応じて移動し、シートを壁面12a、12bに押し付けることで積み重ねられたシートを安定させるためのものである。
図2(b)には、シート給送部14の構成要素である、フィードロール142の下方に位置しフィードロール142に接触してシートの重送を予防するリタードロール143が示されている。
また、シート給送部14は、図示は省略したが、フィードロール142の中心軸を中心にナジャーロール141をシート100側に回動させるソレノイド、および、シート側に回動したナジャーロール141がシートに接触している高さが、シートの給送のために予め設定されている高さであるか否か、即ち、シートの高さが適切か否かを検知する光センサであるレベルセンサも構成要素としている。
図2(b)には、プリンタ1からシート給送装置に11に対し、未だシートの給送指示が出されていない時のシートの収容位置(以下では、この位置を退避位置と称す。)が示されており、このとき、第1ファン13aの第1エアー吹出口132a、および第2ファン13bの第2エアー吹出口132bからは、退避位置に収容するシートを避けた空間20に向けて、湿度センサ15からの湿度情報に応じた乾燥風を送風する。プリンタ1からシートの給送指示が出されたときには、このシート給送装置11では、ソレノイドを起動させてナジャーロール141をシート100の上面に接触させると共に、シート収容手段12の底部に配備されているボトムプレート121のモータに起動を指示し、シートの収容位置を上昇させる。
図2(c)には、プリンタ1からのシートの給送指示が出されたことでシートの収容位置がシートの給送が可能な位置(以下では、この位置を給送位置と称す。)にまで上昇した様子が示されている。シートの収容位置が給送位置に到達すると、シート100の最上位面に接触しているナジャーロール141の位置も上昇し、シートの高さがシートの給送のために予め設定されている高さに到達したことがレベルセンサにより検知される。これを受けて、ボトムプレート121の上昇は停止され、第1エアー吹出口132a、および第2エアー吹出口132bからの、湿度センサ15からの湿度情報に応じて吹き出されていた乾燥風は、今度は、シート収容手段12に収容された複数のシートの縁に吹き付けられることとなり、給送間際のシート同士の密着を解くために用いられる。その後、シートの給送指示が途絶えると、再び、シート収容手段12は退避位置にまで下降し、空間20への乾燥風の吹き付けが続けられる。尚、ボトムプレート121を上昇させる機構等は、公知の技術であり、本発明とは直接関係しないので説明は省略する。
プリンタ1に備えられているシート給送装置11では、プリンタ1への電源投入が行われた後、シートの給送指示が出されるまでは、図2(a)に示す退避位置にシートを収容した状態のまま、第1ファン13aの第1吹出口132aおよび第2ファン13bの第2吹出口132b双方から、湿度センサ15からの湿度情報に応じた乾燥風を、シートを避けた空間20に吹き出すようになっている。尚、湿度センサ15によって検出された湿度情報が高湿度を表す場合には、シート同士の密着度合いが高まるおそれがあるとして、制御部10は各ヒータの温度を上げることで、吹き出す空気の相対湿度を大きく下げ、低湿度の場合にはヒータ温度を下げる、あるいはヒータを切ることで吹き出す空気の相対湿度の下げ量を減らす、もしくは下げないよう制御する。また、高湿度の場合には各ファンに対し高出力での送風を指示し、低湿度の場合には各ファンに対して低出力で送風する、あるいは出力を切るよう指示するものでも構わない。
また、プリンタ1からのシートの給送指示がシート給送装置11に出されたときには、シートの収容位置は図2(b)に示す給送位置に変更される。これにより、第1ファン13aの吹出口132aおよび第2ファン13bの吹出口132b双方からの調湿のための乾燥風は、今度は、シートトレイ12に収容されている複数のシートの縁に向けて吹き出されることとなり、兼用による簡素化、小スペース化、コスト低減も可能となる。つまり、このプリンタ1では、シートの給送指示が出された際には、複数のシートの縁に向けて吹き出す乾燥風によりシート同士の密着が解かれると共に、シート収容手段内に収容されたシートを避けた向きに吹き出す乾燥風によりシート収容手段内の除湿が局所的な除湿を抑制しつつ間接的に行なわれる。したがって、プリンタ1によれば、低コストで湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。
図3は、プリンタに備えられたシート給送装置において実行されるルーチンのフローチャートである。
図3に示すルーチンは、プリンタ1において電源が投入されたことを受けて、シート給送装置11において実行されるルーチンであり、ステップS1では、湿度センサ15からの湿度情報の取得を指示する。ステップS2では、シートを退避位置において収容したまま、取得した湿度情報に応じた湿度、または風量での乾燥風の送風を指示する。ステップS3では、シート給送指示があったか否かを判定する。ステップS3において、指示がないと判定すると、ステップS1に戻り、指示があったと判定すると、ステップS4に進む。ステップS4では、ソレノイドにオンを指示し、ステップS5では、ボトムプレート121のモータにボトムプレート121を上昇させる向きへの回転を指示する。ステップS6では、ボトムプレート121の上昇によりレベルセンサがオフとなったか、即ち、シートが給送可能な高さに到達したか否かを判定する。ステップS6において、シートが所定の高さに到達していないと判定すると、ステップS5に戻り、到達したと判定すると、ステップS7に進む。ステップS7では、ボトムプレート121のモータに停止を指示する。ステップS8では、ナジャーロール141に給送動作を指示する。ステップS9では、給送動作が終了したか否かを判定し、終了していないと判定すると、ステップS9を繰り返す。ステップS9において、終了したと判定すると、ステップS10に進み、次のシートの給送指示が出ているか否かを判定する。ステップS10において指示が出されていないと判定されると、ステップS11に進み、ボトムプレート121のモータに所定量の下降の向きへの回転を指示し、シートの収容位置を給送位置から退避位置に変更する。その後、ステップS1に戻る。一方、ステップS10において、次の給送指示が出されていると判定すると、ステップS12に進み、レベルセンサがオフか否か、即ち、シートの給送により、シートの高さが所定の高さから下がっていないか否かを判定する。ステップS12において、下がっていると判定すると、ステップS13に進み、ボトムプレート121のモータに上昇方向への回転を指示し、所定の高さとなるまでステップS12を繰り返す。ステップS12において、所定の高さにあると判定されると、ステップS14に進み、ボトムプレート121のモータに停止を指示し、その後、ステップS8に戻る。
図4は、プリンタに備えられたシート給送装置の別態様を示す図である。
図4に示すシート給送装置21と上述のシート給送装置11との相違点は、ファンの配備位置が、シートが給送される位置に移動した点だけであるので、詳しい説明は省略するが、このような態様のシート給送装置21を備えても、このプリンタ1によれば、局所的な除湿を回避し、湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。
次に、本発明のシート給送装置の第2実施形態について説明する。
図5は、プリンタに備えられているシート給送装置の概略構成図である。尚、以下に示す部材で、図2において示す部材と同じ種類の部材には、図2において付されている符号と同じ符号を付している。
図5に示すシート給送装置31は、シートを積み重ねた状態で収容する、複数サイズ(A3版、A4版、B5版)のシートの収容に対応したシート収容手段12を構成要素としており、ここには、対応可能なサイズの中で最も小さいサイズ(B5版)のシート100を収容している様子が示されている。尚、シート収容手段12に収容されているシートのサイズは、サイドガイド16およびエンドガイド17の位置情報に基づいて制御部10が認識できるようになっている。また、図5(a)についての説明は、図2(a)についての説明と同じとなるので省略する。
図5に示すシート給送装置31では、第1実施形態の給送措置11、21とは異なり、電源が投入された直後から、図5(b)に示すようにシートを給送位置に収容するようにされており、第1ファン13aは、給送位置で収容されている複数のシートの縁に、湿度センサ15によって検出された湿度情報に応じた湿度または風量の乾燥風を吹き付ける。一方、第2ファン13bは、シート収容手段12に収容される最も小さなサイズのシート(B5版)を避けた向きの空間20に乾燥風を吹き出す。
このシート給送装置31を備えたプリンタでは、第1ファン13aは、シート収容手段12に収容された複数のシートの縁に向けて乾燥風を吹き付け、第2ファン13bは、そのシートを避けた向きの空間20に向けて乾燥風の吹き付けを行なう。このようにすることでも、シート同士の密着を解くと共に、シート収容手段内のシートに対する除湿が、シート収容手段内に収容されたシートを避けた向きに吹き出す乾燥風によって局所的な除湿を抑制しつつ間接的になされている。これにより、一般的なプリンタではシート間隔の関係から小さなサイズのシートは大きなサイズのシートより生産性が高くなるが、大きなサイズのシートの場合よりもにシート同士の密着を直接的に解く時間が少なくなる点をシート収容手段内に収容されたシートを避けた向きに吹き出す乾燥風によってカバーすることができる。したがって、このプリンタによっても、局所的な除湿を回避し、湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。また、小さなサイズのシートを給送する際にシートを避けた向きに吹き出す乾燥風は、大きなサイズのシートを給送する際にはシートの縁に向けて吹き出す乾燥風として有効に利用される。
図6は、プリンタに備えられたシート給送装置において実行されるルーチンのフローチャートである。
図6に示すルーチンは、プリンタにおいて電源が投入されたことを受けて、シート給送装置31において実行されるルーチンであり、ステップS21では、湿度センサ15からの湿度情報の取得を指示する。ステップS22では、収容しているシートが第2吹出口132bを避けられるサイズであるか否かを判定する。ステップS22において、最小サイズではないと判定すると、ステップS23に進み、サブルーチン‘通常処理’を実行し、その後、ステップS21に戻るが、このサブルーチン‘通常処理’は、本発明とは無関係であるので説明は省略する。ステップS22において、最小サイズであると判定すると、ステップS24に進み、第2ファン13bに、取得した湿度情報に応じた湿度、または風量での送風を指示する。ステップS25では、ソレノイドにオンを指示し、ステップS26では、ボトムプレート121のモータにボトムプレート121を上昇させる向きへの回転を指示する。ステップS27では、ボトムプレート121の上昇によりレベルセンサがオフとなったか、即ち、シートが給送可能な高さに到達したか否かを判定する。ステップS27において、シートが所定の高さに到達していないと判定すると、ステップS26に戻り、到達したと判定すると、ステップS28に進む。ステップS28では、ボトムプレート121のモータに停止を指示する。ステップS29では、第1ファン13aに、既に取得済みの湿度情報に応じた湿度または風量での送風を指示する。ステップS30では、シートの給送指示が出されているか否かを判定し、ステップS30において、給送指示が出されていないと判定すると、ステップS26に戻り、出されていると判定すると、ステップS31に進み、ナジャーロール141に給送動作を指示する。ステップS32では、給送動作が終了したか否かを判定し、終了していないと判定すると、ステップS32を繰り返す。ステップS32において、終了したと判定すると、ステップS33に進み、次のシートの給送指示が出ているか否かを判定する。ステップS33において指示が出されていないと判定されると、ステップS21に戻る。一方、ステップS33において、次の給送指示が出されていると判定すると、ステップS34に進み、レベルセンサがオフか否か、即ち、シートの給送により、シートの高さが所定の高さから下がっていないか否かを判定する。ステップS34において、下がっていると判定すると、ステップS35に進み、ボトムプレート121のモータに上昇方向への回転を指示し、所定の高さとなるまでステップS34を繰り返す。ステップS34において、所定の高さに有ると判定されると、ステップS36に進み、ボトムプレート121のモータに停止を指示し、その後、ステップS31に戻る。
図7は、プリンタに備えられたシート給送装置の別態様を示す図である。
図7に示すシート給送装置41と上述のシート給送装置31との相違点は、ファンの配備位置が、シートが給送される位置に移動した点だけであるので、詳しい説明は省略するが、このような態様のシート給送装置41を備えても、このプリンタによれば、局所的な除湿を回避し、湿潤に起因するシート搬送エラーの発生を抑制することができる。
尚、本実施例では画像形成装置に於けるシート給送装置を扱っているが、原稿読取装置に於ける原稿のシート給送装置でも構わない。
また、本実施例では乾燥風をヒータによるものとしているが他の除湿手段や画像形成装置本体等からの排気を利用したものでも構わない。
本発明のシート給送装置の第1実施形態を備えた画像形成装置の概略構成図である。 図1に示すシート給送装置の上面図および断面図である。 プリンタに備えられたシート給送装置において実行されるルーチンのフローチャートである。 プリンタに備えられたシート給送装置の別態様を示す図である。 プリンタに備えられているシート給送装置の概略構成図である。 プリンタに備えられたシート給送装置において実行されるルーチンのフローチャートである。 プリンタに備えられたシート給送装置の別態様を示す図である。
符号の説明
1 プリンタ
10 制御部
11、21、31、41 シート給送装置
12 シート収容手段
121 ボトムプレート
13a、13b、13c、13d ファン
132a、132b、132c、132d 吹出口
14 シート給送部
141 ナジャーロール
142 フィードロール
143 リタードロール
15 湿度センサ
16 サイドガイド
17 エンドガイド

Claims (5)

  1. 積み重ねられたシートを収容するシート収容手段を備え、該シート収容手段に収容されたシートを該シート収容手段から1枚ずつ給送するシート給送装置において、
    前記シート収容手段が、このシート収容手段からシートが給送される際にシートを収容しておく給送位置と、該給送位置から外れた退避位置との間で、シートの収容位置を変更するものであって、
    前記給送位置に収容されたときの複数のシートの縁に向いた向きであって、前記退避位置に収容されたときの複数のシートを避けた向きに乾燥風を吹き出す吹出口を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 湿度を検出する湿度センサと、
    前記吹出口の乾燥風を、前記湿度センサからの検出結果に応じて制御することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記湿度センサからの検出結果に応じて、乾燥風の湿度または風量を制御することを特徴とする請求項2記載のシート給送装置
  4. 乾燥風は除湿手段によるものであることを特徴とする請求項1から3のうちのいずれか1項記載のシート給送装置。
  5. 前記除湿手段はヒータによるものであることを特徴とする請求項4記載のシート給送装置。
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