JPH0632473A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JPH0632473A
JPH0632473A JP4190904A JP19090492A JPH0632473A JP H0632473 A JPH0632473 A JP H0632473A JP 4190904 A JP4190904 A JP 4190904A JP 19090492 A JP19090492 A JP 19090492A JP H0632473 A JPH0632473 A JP H0632473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
air
feeding device
sheet
exhaust
Prior art date
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Pending
Application number
JP4190904A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Abe
佳弘 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4190904A priority Critical patent/JPH0632473A/ja
Publication of JPH0632473A publication Critical patent/JPH0632473A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 用紙の吸湿による各種のトラブルおよび用紙
の大量積載に起因する重送の防止を合わせて図ることが
できる給紙装置を提供する。 【構成】 収納枠体の下部に配設された除湿ヒータ33
と、この除湿ヒータ33によつて熱せられた空気を用紙
積載トレイ21上の最上位の用紙近傍まで導く空気流路
34と、熱せられた空気を空気流路34から最上位の用
紙上面もしくは用紙側面へ切り換え排風させる排風手段
35とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成部に用紙を給
紙する給紙装置に関し、特に大量の用紙を一度に収納し
て、連続給紙が可能なタイプに適した給紙装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】2000枚〜3000枚の大量の用紙を
収納することができる大量給紙装置を装備した高速複写
機が広く利用されているが、このような複写機において
は、昼間、複写機が稼動している間は環境は安定してお
り問題はないが、使用されずに残つた大量の用紙の全て
が夜間、環境(特に湿度)変動下にさらされることにな
り、吸湿によるカールや先端波打ち等を生じやすい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように用紙の吸湿
により、カール、紙の腰(剛性)の低下や先後端波打ち
が発生すると、重送、不送り、搬送経路内でのジヤム
や、定着時のしわや、転写時の転写不良(転写白抜け)
等の種々の問題を引き起こしてしまう不具合があつた。
【0004】また、1パツク(市販では500枚か25
0枚で1パツクとしている)ごとに積載してゆくと、1
パツクごとの紙間の摩擦係数が違うことにより、積載継
ぎ目部での重送や、パツク内での紙間密着力が高すぎる
ことによる重送を生じさせてしまうという問題もあつ
た。
【0005】なお、吸湿対策として実開昭59−140
237号公報や実開昭59−57424号公報には除湿
ヒータを設ける技術が提案されているが、大量給紙装置
が持つている上記2つの問題点を同時に解決する技術は
従来なかつた。
【0006】本発明はこのような背景に基づいてなされ
たものであり、用紙の吸湿による各種のトラブルおよび
用紙の大量積載に起因する重送の防止を合わせて図るこ
とができる給紙装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、収納枠体内
に昇降可能に用紙積載トレイが設けられ、その用紙積載
トレイが積載している用紙の減少および用紙の補給に応
じてこの用紙積載トレイが昇降する給紙装置において、
収納枠体の下部に配設された除湿ヒータと、この除湿ヒ
ータによつて熱せられた空気を用紙積載トレイ上の最上
位の用紙近傍まで導く空気流路と、熱せられた空気を空
気流路から最上位の用紙上面もしくは用紙側面へ切り換
え排風させる排風手段とを備えた第1の手段により達成
される。また上記目的は、第1の手段において、用紙給
紙信号により、排風手段の排風方向を用紙上面と用紙側
面とで切り換える第1の制御手段を設けた第2の手段に
より達成される。
【0008】また上記目的は、第2の手段において、第
1の制御手段は、待機状態中は排風手段の排風方向を用
紙上面側とし、用紙給紙信号により排風方向を用紙側面
側に切り換えるように制御する第3の手段により達成さ
れる。
【0009】また上記目的は、第1の手段において、排
風手段の風量を切り換える第2の制御手段を設けた第4
の手段により達成される。
【0010】また上記目的は、第3および第4の手段に
おいて、待機中は弱い風量で用紙上面に排風し、コピー
スタート後は強い風量で用紙側面に排風するようにした
第5の手段により達成される。
【0011】
【作用】第1の手段においては、除湿ヒータにより熱せ
られた空気を排風手段により用紙上面に吹き付けて最も
吸湿しやすい上位側の用紙を除湿し、また、排風方向を
切り換えて用紙側面に空気を吹き付けることで紙捌きが
行われる。
【0012】第2の手段においては、用紙給紙信号によ
り排風手段の排風方向が切り換えられる。
【0013】第3の手段においては、待機中は用紙上面
に空気を吹き付けて予め除湿を行つた後、コピースター
ト後は用紙側面に空気を吹き付けてタイミングよく紙捌
きが行われる。
【0014】第4の手段においては、排風手段の風量が
状況に応じて切り換えられる。
【0015】第5の手段においては、待機中は除湿を行
うに足る弱い風量で用紙上面に空気を吹き付け、またコ
ピースタート後は紙捌きに必要な強い風量で用紙側面に
空気を吹き付けるので、エネルギ効率のよい吸湿動作と
紙捌き動作が行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0017】図1は本発明が適用される複写機の全体構
成図である。
【0018】1は複写機本体、2はADF、3は光学
部、4は画像形成部、5は給紙部、6は排紙部である。
画像形成部4は、感光体7、帯電部8、現像部9、転写
分離部10、クリーニング部11等からなる。12は搬
送部、13は定着部であり、定着部13より搬送される
用紙を排紙部6まで導き、ソータ14等の手段により仕
分け排紙する構成である。また、給紙部5は2個の少量
用紙15,16の収納タイプのカセツト17,18と、
大量用紙19の収納用の給紙装置20とを有している。
21は用紙積載トレイ(以下、トレイ)、22は呼び出
しコロ、23は逆転コロ、24は給紙コロであり、いず
れも大量給紙装置20の構成要素である。図2は実施例
に係る大量給紙装置の構成図である。
【0019】25はトレイ21の昇降を行うためのチエ
ーンであり、支軸26を介してトレイ21に取り付けら
れている。27は正逆転可能な駆動モータであり、駆動
モータ27の駆動力は、タイミングベルト28およびウ
オームギヤ29によつてチエーン25に伝達されるよう
になつている。
【0020】トレイ21は大量用紙19が減少する度
に、その減少量に対応して上昇すると共に、用紙補給の
際にも、その補給量に応じて下降するようになつてい
る。収納枠体30の上部には、大量用紙19をトレイ2
1上に補給するための用紙補給口31が形成されてお
り、補給口カバー32を図示しないヒンジ部を中心にし
て開放することによつて、そこから用紙が補給できるよ
うになつている。
【0021】呼び出しコロ22、逆転コロ23、給紙コ
ロ24に給紙信号が送られると、呼び出しコロ22が回
転して用紙を給紙コロ24へと送り出す。給紙コロ24
は用紙を画像形成部4へと搬送する。逆転コロ23は給
紙コロ24によつて複数枚の用紙が同時に送られた場合
に最上部の1枚を除いて大量給紙装置20側へ戻す働き
をしている。
【0022】さらに、大量給紙装置20は収納枠体30
の下部に除湿ヒータ33を配設し、その除湿ヒータ33
によつて熱せられた空気をトレイ21上の最上位の用紙
面Paまで導く空気流路34と、その空気流路34によ
つて案内される、除湿ヒータ33によつて熱せられた空
気を、最上位の用紙面Pa・用紙上面排風フアン位置3
5Aと、用紙側面Pb・用紙側面側排風フアン位置35
Bに切り換え、排風させる手段となる排風フアン35を
設けている。また、排風フアン35の風量はそれぞれの
位置35A,35Bに対応して2段階で切り換えられる
ようになつている。
【0023】図3は実施例に係る給紙装置のフアン制御
ブロツク図である。
【0024】全体の制御はCPU40によつてなされ
る。その操作プログラムは予めRAM41に記憶されて
おり、ROM42をワーキングエリアとして動作する。
入力手段としては操作制御部43(スタートボタン4
4)が設けられ、I/O45を介してデータの入出力が
行われる。また、I/O45を介してフアン位置変位制
御部46とフアン風量制御部47にデータの入出力が行
われ、変位モータ48により排風フアン35の位置切り
換えが行われ、一方、排風フアン35の風量切り換えが
行われる(風量切り換えは入力電圧のステツプ切り換え
である)。
【0025】図4は実施例に係る給紙装置のフアン制御
フローチヤートである。
【0026】待機状態では(S1)、排風フアン35に
対してフアン位置Aの制御(S2)、フアン風量Aの制
御(S3)が行われている。即ち、排風フアン35は少
ない風量で最上位面の用紙Pa上に排風を行つている。
これにより通常の除湿効果が得られる。
【0027】次に、コピーがスタートすると(給紙動作
が開始されると)(S4でY)、排風フアン35はフア
ン位置Bの制御(S5)およびフアン風量Bの制御(S
6)に切り換えられる。即ち、変位モータ48により位
置35B側に切り換えられて用紙側面に排風する。併せ
て風量も増加させられる。
【0028】つまり、用紙側面に強い風量で排風するこ
とにより紙間密着面に空気層を形成させ、紙間密着力を
低下し、重送の防止を図る(いわゆる紙捌きを自動で行
つている)。コピーが終了したら、待機状態に戻る(S
7,S8)。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、除湿ヒー
タにより熱せられた空気を排風手段により用紙上面に吹
き付けて最も吸湿しやすい上位側の用紙を除湿し、ま
た、排風方向を切り換えて用紙側面に空気を吹き付ける
ことで紙捌きを行うことができる。
【0030】請求項2記載の発明によれば、用紙給紙信
号により排風手段の排風方向を切り換えることができ
る。
【0031】請求項3記載の発明によれば、待機中は用
紙上面に空気を吹き付けて予め除湿を行つた後、コピー
スタート後は用紙側面に空気を吹き付けてタイミングよ
く紙捌きを行うことができる。
【0032】請求項4記載の発明によれば、排風手段の
風量が状況に応じて切り換えることができる。
【0033】請求項5記載の発明によれば、待機中は除
湿を行うに足る弱い風量で用紙上面に空気を吹き付け、
またコピースタート後は紙捌きに必要な強い風量で用紙
側面に空気を吹き付けるので、エネルギ効率のよい吸湿
動作と紙捌き動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される複写機の全体構成図であ
る。
【図2】本発明の実施例に係る大量給紙装置の構成図で
ある。
【図3】本発明の実施例に係る給紙装置のフアン制御ブ
ロツク図である。
【図4】本発明の実施例に係る給紙装置のフアン制御フ
ローチヤートである。
【符号の説明】
21 用紙積載トレイ 33 除湿ヒータ 34 空気流路 35 排風フアン 40 CPU 46 フアン位置変位制御部(第1の制御手段) 47 フアン風量制御部(第2の制御手段) 48 変位モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納枠体内に昇降可能に用紙積載トレイ
    が設けられ、その用紙積載トレイが積載している用紙の
    減少および用紙の補給に応じてこの用紙積載トレイが昇
    降する給紙装置において、収納枠体の下部に配設された
    除湿ヒータと、この除湿ヒータによつて熱せられた空気
    を用紙積載トレイ上の最上位の用紙近傍まで導く空気流
    路と、熱せられた空気を空気流路から最上位の用紙上面
    もしくは用紙側面へ切り換え排風させる排風手段とを備
    えたことを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、用紙給紙信号に
    より、排風手段の排風方向を用紙上面と用紙側面とで切
    り換える第1の制御手段を設けたことを特徴とする給紙
    装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、第1の制御手段
    は、待機状態中は排風手段の排風方向を用紙上面側と
    し、用紙給紙信号により排風方向を用紙側面側に切り換
    えるように制御することを特徴とする給紙装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載において、排風手段の風量
    を切り換える第2の制御手段を設けたことを特徴とする
    給紙装置。
  5. 【請求項5】 請求項3および4記載において、待機中
    は弱い風量で用紙上面に排風し、コピースタート後は強
    い風量で用紙側面に排風するようにしたことを特徴とす
    る給紙装置。
JP4190904A 1992-07-17 1992-07-17 給紙装置 Pending JPH0632473A (ja)

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