JP6517961B2 - 給送装置とその制御方法、及び画像形成装置 - Google Patents

給送装置とその制御方法、及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、給送装置とその制御方法、及び画像形成装置に関する。
従来、プリンタや複写機等の画像形成装置では、スタックトレイに積載されたシートを1枚ずつに分離して搬送するための給送装置が内蔵、或いは外付け用として備えられている。この給送装置は、シートが積載される昇降自在なスタックトレイと、シートの上面に接触してシートを繰り出す繰出部と、繰り出されたシートを1枚ずつに分離して給送する分離給送部と、その分離されたシートを搬送する搬送部を有している。
分離給送部としては、シートを給送する給送ローラと、その給送ローラの外周面に当接する分離パッド又は分離ローラ等を有する分離部材とを含む摩擦分離方式の分離給送部が知られている。この摩擦分離方式では、給送ローラや分離部材の表面が経年変化やシートとの接触によって摩耗するため、シートの分離性能が低下するといった問題がある。このような分離性能の低下により、2枚以上のシートが重なり合った状態で給送されてしまう重送が頻繁に生じることになる。
重送等によるシートの給送不良の発生を防止する手段として、スタックトレイ上のシート束に対して一定量のエアーを吹き付けることによって、シート間の密着状態を解消する送風機構が組み込まれた給送装置がある。例えば特許文献1の給送装置は、エアーによって分離されて搬送される用紙を所定の位置で検知し、給送開始時刻から、用紙の検知時刻に至る給送時間を算出し、側端エアー及び前端エアーの少なくともいずれかのエアー量を制御している。
特開2014−1061号公報
しかしながら、特許文献1では、例えばジャム検知時間の80%を越えた給送時間の検知回数を計測してその検知回数と閾値とを比較し、それに基づいてエアーの風量を増加又は減少させるため、給送初期には対応できず安定した給送ができない場合がある。
このように、従来の給送装置の送風制御では、浮上する用紙の挙動が制御できず、給送開始前の状態と、給送開始後の両方の状態で用紙を安定させるのが難しい。また用紙サイズによっても用紙の浮上箇所や浮き量が変化するため、所定のエアー量であっても、給送搬送される用紙ととともに後続の用紙も浮いた状態になって後続の用紙まで搬送されてしまい、安定した給送搬送ができないという課題がある。
本発明は、このような従来の技術に存在する課題を鑑みてなされたものであり、給送前のシートの分離性能を確保しつつ、給送時のシートの挙動を安定させる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る給送装置は以下のような構成を備える。即ち、給送装置であって、シートを積載する積載手段と、前記積載手段に積載されたシートの側部へ送風する送風手段であって、第1送風動作、前記第1送風動作の送風量よりも送風量が小さい第2送風動作と、を実行可能な送風手段と、前記積載手段に積載され、給送が行われる給送位置に位置するシートに対して上方からシートを押圧しつつ接触し、前記第1送風動作が行なわれたシートを給送する給送手段と、前記給送手段よりも給送方向における下流側に設けられ、前記給送手段によって給送されたシートを、ローラ対で形成されるニップを用いて搬送する搬送手段と、前記給送方向において前記ニップよりも下流側で、前記シートの先端を検出する検出手段と、前記第1送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に前記第1送風動作から前記第2送風動作へ切り替え、その後、前記検出手段による前記シートの先端の検出に基づいて、前記第2送風動作から前記第1送風動作に切り替える制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、給送前のシートの分離性能を確保しつつ、給送時のシートの挙動を安定させることができる。
実施形態に係る画像形成処理システムの構成例を示す図。 実施形態に係る送風機構を説明する上面図。 実施形態に係る送風機構の動作を説明する概略図。 実施形態に係る揺動機構とその駆動機構を説明する斜視図。 実施形態に係る給送装置がシートを給送して搬送するシート搬送機構を説明する図。 実施形態に係る給送装置の制御構成を説明するブロック図。 実施形態に係る給送装置のCPUによる制御処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、実施形態に係る画像形成処理システム10の構成例を示す図である。
この画像形成処理システム10では、画像形成装置11に給送装置12が接続されている。画像形成装置11は、プラテンガラス14及びADF(自動原稿給送装置)15を有する読取部16、画像形成部17、内蔵の給送カセット18からシートを給送して搬送する搬送部19を備えている。
給送装置12は大量のシートを積載可能で、画像形成装置11に対してシートを連続して供給できる。この給送装置12は、大量のシートPを積載した状態で昇降可能なスタックトレイ(シート積載部)21を備えている。このスタックトレイ21からのシート搬送路22を、画像形成装置11の搬送部19に繋げることにより、画像形成装置11は給送装置12から給送されるシートに像形成処理を行うことができる。
給送装置12は、スタックトレイ21と、スタックトレイ21に積載されているシート束の最上位のシートPに当接する給送ローラ(ピックアップローラ)31と、シート搬送路22の上流側に設けられた分離給送部35を有している。給送ローラ31は、不図示の軸を回転中心とした回転部材であり、スタックトレイ21に積載されたシートに対して接近する方向と離れる方向に揺動可能に設けられている。本実施形態では、給送ローラ31は、常に自重によってシートに対して接近する方向に付勢されている構成である。本実施形態では、スタックトレイ21に積載されたシートが上昇すると共に、給送ローラ31は、上昇したシートによって、自重に抗して、シートを給送可能な給送位置に移動させられる。また、給送ローラ31の揺動を駆動機構などによって自在に揺動可能な構成とし、スタックトレイ21に積載されたシートが上昇すると共に、退避位置にある給送ローラ31が、駆動機構により給送位置に移動する構成にしても良い。この給送装置12は更に、シート搬送路22の給送方向の下流側に設けられた搬送ローラ対34を備えている。分離給送部35は、フィードローラ32及びリタードローラ33を含み、給送ローラ31によって繰出されたシートをフィードローラ32とリタードローラ33とでシートを1枚ずつニップし、搬送ローラ対34に向けて搬送する。
ここでスタックトレイ21は、給送装置12が起動される或いはスタックトレイ21が給送装置12内に収納されたことを図6に示す収納検知センサAが検知すると同時に、スタックトレイ21上に積載されたシート束の最上位のシートPが給送ローラ31によって繰出可能な繰出位置にまで上昇し、給送ローラ31の自重によって上方から押圧される状態となる。そして給送ローラ31の回転によりシートが繰り出され、分離給送部35でシートを1枚ずつに分離した後、搬送ローラ対34によって、そのシートを画像形成装置11に向けて搬送する。このスタックトレイ21は、給送ローラ31が所定枚数のシートを繰り出すごとに、最上位のシートが繰出位置にまで上昇するように制御される。
このように、シートの給送動作は、スタックトレイ21の最上位から繰出されたシートを1枚ずつ分離して行われ、その分離されたシートは画像形成装置11に向けて搬送される。その際、シートの一部が重なり合った重送が生じる場合がある。これは、フィードローラ32やリタードローラ33の摩耗等による分離給送部35の分離性能の低下や、給送装置12内の温度や湿度等の影響によるシート間の摩擦係数の変化や、シート端部の裁断バリによる密着などが影響していると考えられる。このような重送が生じると、シートの搬送が適正に行われず給送不良となる。
そこで送風機構40を、給送ローラ31から分離給送部35に向けて給送されるシートの側面側に配置し、そこからシート束の最上位のシートの側面に向けて一定量のエアーを吹き付けることによりシート間の密着状態を解消してシートを分離し易くしている。
図2は、実施形態に係る送風機構40を説明する上面図で、シートPが積載されているスタックトレイ21を上から見た図である。
送風機構40は、図2で左方向に搬送されるシートPの先端側(下流側)にエアーを吹きつける第1送風ユニット41と、搬送されるシートPの後端側(上流側)にエアーを吹きつける第2送風ユニット42を有している。それぞれの送風ユニット41、42はそれぞれ対応するファン41a、42aによって送風動作を行なっている。更に、第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42のそれぞれの開口部からのエアーの向きを変える揺動機構45(図3)を備えている。この揺動機構は、シートに対してエアーの送出方向を上下方向に変更できる。スタックトレイ21は、後端規制部材26によって所定サイズのシートPの後部を規制している。また第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42は、スタックトレイ21に積載されるシート束の側面を規制する側面規制板25(図3参照)に固定されている。
図3は、実施形態に係る送風機構40の動作を説明する概略図である。
エアーを吹きつける向きを変える揺動機構45は、送風部材であり、図4に示すように第1送風ユニット41及び、第2送風ユニット42の間に配置された駆動機構46に接続されて、揺動機構45を上下に駆動できる構成になっている。
図3(A)は、揺動機構45によりエアーの送出を抑制した状態を示し、図3(B)は、揺動機構45により、積載されたシートPの束の上位にエアー吹きつけている状態を示している。
図4は、実施形態に係る揺動機構45とその駆動機構46を説明する斜視図で、この図4は、送風機構40を図1の背面側から見た図である。
エアーを吹きつける向きを変える揺動機構45は、給送開始前にシート間の密着状態を解消するため、駆動機構46により上下させている。シートの給送を開始するタイミングで駆動機構46を制御して、シートの給送が開始される直前に、シートに対してエアーを当てないようにすることにより、シート搬送時におけるシートの動作を安定させている。
図5は、実施形態に係る給送装置12がシートを給送して搬送するシート搬送機構を説明する図である。
シート束の側面に第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42から、入力されたシート情報により設定した一定の風量(送風量)を当てる。ここではシート束のシート密着状態を解消するため、給送ローラ31がスタックトレイ21の最上位のシートの繰出しを開始するまでシート束の側面に一定の風量のエアーを吹きつける。
スタックトレイ21の最上位のシートに接触した状態で紙有無センサ38がシートを検知すると、給送ローラ31が回転駆動されて最上位のシートPを繰出す。こうして繰り出されたシートPは、フィードローラ32とリタードローラ33によって1枚ずつに分離されて搬送される。第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42は、給送ローラ31によりシートが繰り出される時点で、その送風が停止されるか、或いはエアーが吹きつけられる向きを揺動機構45により上向きに変更されている。この状態を図3(A)に示す。このように制御することで、シートが給送される際に送風によってバタついてしまうことを防止し、搬送性を向上させることができる。そして、フィードローラ32とリタードローラ33を通過したシートの先端がシート搬送路22にある給送センサ36により検知される所定位置に到達すると、フィードローラ32とリタードローラ33とのニップ領域にシートが確実に到達したと判断できるので、揺動機構45により、第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42からのエアーの送出方向を下方向に変更する。即ち、シート束の側面にエアーが吹きつけられるように下方向に変更する。こうして、この状態で第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42から一定の風量をシート束の側面に吹き付けて、シートの密着状態を解消して次シートの搬送に備える。ここで、給送センサ36の位置はフィードローラ32と搬送方向においてリタードローラ33とのニップ領域の上流端以降の位置に設けられれば良い。このように、給送ローラ31の繰出の開始から給送センサ36がシートを検出するまでの間においてシートに対するエアー量が繰出の開始前より少なくなるように制御することで、シートが給送ローラ31の下流側に設けられたフィードローラ32とリタードローラ33にニップされた状態でエアーによる分離を次シートの搬送に備えて行なうことができるため、シートの給送が完了するのを待機する必要が無い。すなわち、給送される際に送風によってバタついてしまうことを防止しつつ、次シートの分離性を素早く向上することができる。
第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42は、それぞれ側面規制板25に設けられている通風窓27(図5)に向けた吹出口44と、この吹出口44に向けてエアーを発生させる送風ファン(図示せず)とを備える。また吹出口44と送風ファンとの間にヒータ(図示せず)を設けることによって、所定の温度に熱せられたエアーを吹出口44から通風窓27を通してシートの側面に吹きつけることができる。尚、この送風ファンは、回転速度(風量)が切り替え可能となっており、ヒータに関しても任意の温度に設定可能である。
スタックトレイ21は、後端規制部材26によって所定サイズのシートPの後部を規制し、給送装置12に収容されると、昇降機構によってシート束の最上位のシートPが給送ローラ31と接触する高さまで上昇する。この時点で第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42に備わるヒータが所定温度に熱せられると共に、送風ファンによって吹出口から通風窓27を通してシートの先端側及び後端側に乾燥したエアーが吹き付けられる。尚、ヒータの設定温度や送風ファンの回転速度は、給送装置12の設置環境に応じて適宜設定される。
このように第1送風ユニット41及び第2送風ユニット42によってシートの上流側と下流側とにエアーを同時に吹き付けることで、スタックトレイ21に積載されたシート束のシート同士の密着状態を解消して重送等の給送不良を未然に防止できる。
図6は、実施形態に係る給送装置12の制御構成を説明するブロック図である。
CPU60は、この給送装置12の動作を制御するCPUである。CPU60は、前述の送風機構40、駆動機構46、給送モータ62等を制御している。またCPU60は、給送センサ36や紙有無センサ38からのセンサ信号を入力して、スタックトレイ21上のシートの状態や、搬送中のシートの状態を検知している。
CPU60は、ROM63に記憶されているプログラムを実行して、図7を参照して説明する処理を実行する。また、RAM64はCPU60のワークエリアとして使用され、各種データを一時的に保存する。
CPU60は、給送装置12にスタックトレイ21が収納されたことを収納検知センサAが検知すると、送風機構40を駆動して、シート束の最上位のシートPの側面に向けて一定量のエアーを吹き付けるように制御する。そしてシートの搬送開始の信号を受信すると、給送モータ62を駆動して給送ローラ31を回転させ、スタックトレイ21に積載されている最上位のシートPの搬送を開始する。これとともに、揺動機構45によりエアーの吹き付け方向が上向きになるように、即ち、シートPにエアーが当たらないように駆動機構46を制御する。更に、給送モータ62を回転駆動して給送ローラ31により搬送されたシートPの先端が、シート搬送路22にある給送センサ36に到達したことを検知すると、揺動機構45によりエアーが吹き付ける向きが下向きになるように駆動機構46を制御する。こうして、先行するシートが搬送されて、その先端が給送センサ36に到達すると、シート束にエアーが当たるようにして、次のシートの搬送に備える。
図7は、実施形態に係る給送装置12のCPU60による制御処理を説明するフローチャートである。
この処理は、給送装置12が起動する或いは給送装置12にスタックトレイ21が収納されたことを収納検知センサAが検知することにより開始される。まずS701でCPU60は、シートを給送するための予備動作を開始する。この予備動作は、最上位のシートが給送位置に位置するようにスタックトレイ21を上昇させるとともに、所定時間の間、送風機構40を駆動してシート束の最上位のシートの側面に向けてエアーの吹き付けを行ない、その後エアーの吹き付けを停止させる動作である。次に、S702でCPU60は、給送搬送開始の信号が入力されるのを待って、その信号が入力されると、給紙搬送の開始が指示されたものとして、S703に進む。S703にて、CPU60は、送風機構40を駆動してシート束の最上位のシートの側面に向けて一定量のエアーの吹き付けを開始する。この時、駆動機構46によって揺動機構45を駆動させ、エアーを吹き付ける向きを上下させている。次に、S704に進みCPU60は、給紙タイミングであると判断したらS705に進みCPU60は、揺動機構45により送風機構40から吹き出すエアーの向きが上向きに固定するように駆動機構46を制御する。そしてS706に進みCPU60は、給送ローラ31を回転駆動してスタックトレイ21に積載されているシート束の最上位のシートの繰出し開始する。ここでは、送風機構40から吹き出すエアーがシート束の最上位のシートに当たらないようにすればよいため、本発明はこの動作に限定されない。例えば、送風ファンの駆動を停止したり、吹出口44を閉じたりするなどの動作を行っても良い。
次にS707に進みCPU60は、搬送されるシートPの先端が給送センサ36により検知されたかどうか判定し、シートPの先端が検知されるとS708に進む。S708でCPU60は、揺動機構45により送風機構40から吹き出すエアーの向きの固定を解除するよう、即ち、シート束の最上位のシートの側面に向けて一定量のエアーを送出するように制御する。こうして、次にシートを搬送するためにシート束のシートの密着状態を解消して、次のシートの搬送に備えてS709に進む。
S709でCPU60は、紙有無センサ38の信号に基づいて、スタックトレイ21にシートが積載されているか判定し、スタックトレイ21にシートが無いと判定するとS710に進み、シートを補充するようにユーザに通知してS712に進んで給紙動作を終了して、この処理を終了する。一方、スタックトレイ21にシートがあると判定するとS711に進む。S711で給送が終了したかどうかを判定し、給送が終了していないときはS704に戻って前述の処理を実行する。一方、S711でCPU60が、シートの給送が終了したと判定するとS712に進み、給送動作を終了して、この処理を終了する。このようにして、指定された枚数のシートの給送が終了するまでS704からS711まで動作を繰り返し実行する。
(その他の変形形態)
上述した実施形態では、揺動機構45によりエアーの向きを制御しているが、本発明はこれに限らない。
尚、上記実施形態では、スタックトレイ21上のシートの側面にエアーを吹きつけないようにする際、エアーの送出方向を変更してエアーが当たらないようにしたが、本発明はこれに限らず、給送時におけるシートを給送する給送位置に対するエアーの影響が、少なくとも給送開始前よりも小さければ良く、送風機構による送風を停止するようにしても良い。即ち、送風ファンの回転を停止させるようにしても良い。また、エアーを遮蔽するシャッターなどの部材を設けても良い。
また複数の送風機構が存在する場合、給送が開始された後は、シートを給送する給送位置に最も近い送風機構の駆動を制御して、給送するシートに対するエアーの影響を少なくするようにしても良い。
尚、上記実施形態では、給送装置を例に説明したが、このような給送装置を備える印刷装置のような画像形成装置にも本発明は適用できる。
10…画像形成処理システム、11…画像形成装置、12…給送装置、21…スタックトレイ、31…繰出ローラ、35…分離給送部、36…給送センサ、38…紙有無センサ、41…第1送風ユニット、42…第2送風ユニット、40,80…送風機構、44…吹出口、45…揺動機構、60…CPU

Claims (12)

  1. シートを積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートの側部へ送風する送風手段であって、第1送風動作、前記第1送風動作の送風量よりも送風量が小さい第2送風動作と、を実行可能な送風手段と、
    前記積載手段に積載され、給送が行われる給送位置に位置するシートに対して上方からシートを押圧しつつ接触し、前記第1送風動作が行なわれたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段よりも給送方向における下流側に設けられ、前記給送手段によって給送されたシートを、ローラ対で形成されるニップを用いて搬送する搬送手段と、
    前記給送方向において前記ニップよりも下流側で、前記シートの先端を検出する検出手段と、
    前記第1送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に前記第1送風動作から前記第2送風動作へ切り替え、その後、前記検出手段による前記シートの先端の検出に基づいて、前記第2送風動作から前記第1送風動作に切り替える制御手段と、
    を有することを特徴とする給送装置。
  2. 前記送風手段は、
    送風動作を行なう送風部材と、
    前記シートの搬送方向において異なる位置に複数設けられ、前記送風部材による送風を前記シートに案内する開口部と、を有することを特徴とする請求項に記載の給送装置。
  3. 前記送風手段は、前記送風部材による送風の方向を変更するための向き変更手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記向き変更手段を制御して、前記第1及び第2送風動作を行なうことを特徴とする請求項に記載の給送装置。
  4. 前記向き変更手段は、前記送風部材による送風の方向を、重力方向における上下方向に変更できることを特徴とする請求項に記載の給送装置。
  5. 前記給送手段は、前記シートを給送するための回転部材を備え、
    前記積載手段に積載されたシートの給送を行なう際に、前記回転部材の回転が開始されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の給送装置。
  6. 前記送風手段を複数有し、
    前記制御手段は、複数の前記送風手段のうち、前記給送手段に最も近い前記送風手段により前記第2送風動作を行なうように制御することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の給送装置。
  7. シートを積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートの側部への送風動作を行う送風手段と、
    前記積載手段に積載され、給送が行われる給送位置に位置するシートに対して上方からシートを押圧しつつ接触し、前記送風動作が行なわれたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段よりも給送方向における下流側に設けられ、前記給送手段によって給送されたシートを、ローラ対で形成されるニップを用いて搬送する搬送手段と、
    前記給送方向において前記ニップよりも下流側で、前記シートの先端を検出する検出手段と、
    前記送風手段による送風の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に前記送風を停止し、その後、前記検出手段による前記シートの先端の検出に基づいて、前記送風を再開する制御手段と、
    を有することを特徴とする給送装置。
  8. シートを積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載されたシートの側部への送風動作を行う送風手段と、
    前記積載手段に積載され、給送が行われる給送位置に位置するシートに対して上方からシートを押圧しつつ接触し、前記送風動作が行なわれたシートを給送する給送手段と、
    前記給送手段よりも給送方向における下流側に設けられ、前記給送手段によって給送されたシートを、ローラ対で形成されるニップを用いて搬送する搬送手段と、
    前記給送方向において前記ニップよりも下流側で、前記シートの先端を検出する検出手段と、
    前記送風手段による送風を遮断する遮断手段と、
    前記送風手段による送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に前記遮断手段により前記送風を遮断し、その後、前記検出手段による前記シートの先端の検出に基づいて、前記送風の遮断を解除する制御手段と、
    を有することを特徴とする給送装置。
  9. 請求項1乃至のいずれか1項に記載の給送装置と、
    前記給送装置から給送されるシートに画像を形成する画像形成手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 積載手段に積載されたシートに対し、送風手段によって第1送風動作を行なってから、給送が行われる給送位置に位置するシートを上方から押圧しつつ接触する給送手段によって、ローラ対で形成されるニップを有する搬送手段へ前記シートを給送する給送装置の制御方法であって、
    前記第1送風動作により前記積載手段に積載されたシートの側部へ送風する第1送風工程と、
    前記給送手段から前記ニップへ、前記シートを給送する給送工程と、
    前記第1送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に、前記積載手段に積載されたシートの側部へ、前記送風手段を用いて前記第1送風動作の送風量よりも送風量が小さい第2送風動作で送風を行う、第2送風工程と、
    前記シートの給送方向において前記ニップよりも下流側で検出手段により前記シートの先端を検出する検出工程と、
    前記検出工程における前記シートの先端の検出に基づいて、前記第2送風動作から前記第1送風動作に変更する変更工程と、
    を含むことを特徴とする給送装置の制御方法。
  11. 積載手段に積載されたシートに対し、送風手段によって送風動作を行なってシート同士を分離してから、給送が行われる給送位置に位置するシートを上方から押圧しつつシートに接触する給送手段によって、ローラ対で形成されるニップを有する搬送手段へ前記シートを給送する給送装置の制御方法であって、
    前記送風動作により前記積載手段に積載されたシートの側部へ送風する送風工程と、
    前記給送手段から前記ニップへ、前記シートを給送する給送工程と、
    前記送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に、前記送風動作を停止する停止工程と、
    前記シートの給送方向において前記ニップよりも下流側で検出手段により前記シートの先端を検出する検出工程と、
    前記検出工程における前記シートの先端の検出に基づいて、前記送風動作を再開する再開工程と、
    を含むことを特徴とする給送装置の制御方法。
  12. 積載手段に積載されたシートに対し、遮断手段によって遮断可能な送風動作を送風手段によって行なってシート同士を分離してから、給送が行われる給送位置に位置するシートを上方から押圧しつつシートに接触する給送手段によって、ローラ対で形成されるニップを有する搬送手段へ前記シートを給送する給送装置の制御方法であって、
    前記送風動作により前記積載手段に積載されたシートの側部へ送風する送風工程と、
    前記給送手段から前記ニップへ、前記シートを給送する給送工程と、
    前記送風動作の開始後、前記給送手段で前記シートの給送を開始する前に、前記送風動作による送風を前記遮断手段によって遮断する遮断工程と、
    前記シートの給送方向において前記ニップよりも下流側で検出手段により前記シートの先端を検出する検出工程と、
    前記検出工程における前記シートの先端の検出に基づいて、前記遮断手段による遮断を解除する解除工程と、
    を含むことを特徴とする給送装置の制御方法。
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