JP2007259026A - 積層型ノイズフィルタ - Google Patents

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【課題】コモンモード時にインダクタパターン間で高い磁気結合が発生すると共に小型化や低背化が可能であると共に、高いノーマルモードノイズの減衰効果が得られる積層型ノイズフィルタを提供すること。
【解決手段】第1及び第2内部導体31、36を有し、第1及び第2内部導体31、36が、第1及び第2コイル導体31a、36aと、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bとを備え、第1及び第2内部導体の間に非磁性材シート22dが配置され、渦巻状導体32a、32bの間と渦巻状導体37a、37bの間とに磁性材シート22a、23cがそれぞれ配置され、キャパシタ導体が磁性材シートと非磁性材シートとの間に配置され、平面導体34bが渦巻状導体32a、32bに接続され、平面導体39aが渦巻状導体37a、37bに接続されると共に、平面導体34a、39bが第1及び第2コイル導体31a、36aの両端にそれぞれ接続されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子機器に侵入するノーマルモードノイズ及びコモンモードノイズを除去する積層型ノイズフィルタに関する。
近年、携帯電話機などの音声回路を有する機器の普及により、コモンモードノイズだけではなくノーマルモード(ディファレンシャルモード)ノイズも除去することが望まれている。このようなコモンモード及びノーマルモードノイズを除去するノイズフィルタとして、上面にインダクタパターンが形成された絶縁材シートを積層することで一対のコイル導体を形成し、この一対のコイル導体間の磁気結合によりコモンモードノイズを除去する積層型ノイズフィルタが提案されている(例えば、特許文献1、2参照)。
前者の積層型ノイズフィルタは、絶縁材シートとして透磁率の高い磁性材シートを用い、各磁性材シート上に形成されたインダクタパターンによって積層方向に上下に分離した一対のコイル導体を構成し、この一対のコイル導体間をキャパシタ導体で接続した構成となっている。また、後者の積層型ノイズフィルタは、磁性材シート上に形成されたインダクタパターンによって積層方向に対して左右に分離した一対のコイル導体を構成し、この一対のコイル導体間をキャパシタ導体で接続した構成となっている。
特開平7−86863号公報 特開2000−151327号公報
しかしながら、上記従来の積層型ノイズフィルタにおいては、以下の問題がある。すなわち、このような積層型ノイズフィルタにおいても、さらなる小型化、低背化が望まれている。ところが、上記従来の積層型ノイズフィルタは、一対のコイル導体のうち互いに磁気結合することによってコモンモードノイズを除去するインダクタパターンの間に配置されている絶縁材シートが透磁率の高い磁性材料によって構成されている。このため、コモンモード時にインダクタパターン間で発生する磁気結合が小さくなってしまう。したがって、所望のインピーダンスを得るためにインダクタパターンの積層数を多くしなければならず、積層型ノイズフィルタの低背化が困難となる。
また、一対のコイル導体間をキャパシタ導体で接続しており、コイル導体に信号が流れるため、キャパシタ導体の電位は高い状態にある。このため、ノーマルモードノイズがキャパシタ導体に向けて流れにくくなり、ノーマルモードノイズの減衰効果が小さくなるという問題がある。さらに、キャパシタ導体を介して一方のコイル導体から他方のコイル導体に向けてノーマルモードノイズが流れるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、コモンモード時にインダクタパターン間で高い磁気結合が発生すると共に小型化や低背化が可能であると共に、高いノーマルモードノイズの減衰効果が得られる積層型ノイズフィルタを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明にかかる積層型ノイズフィルタは、上下方向に積層された一対の内部導体を有し、該内部導体が、積層された複数の絶縁材シート上のそれぞれに形成されたインダクタパターンを接続したコイル導体と、絶縁材シートを介して対向配置された一対のキャパシタパターンで構成されたキャパシタ導体とを備え、前記一対の内部導体の間に配置された前記絶縁材シートが、非磁性材料で構成された非磁性材シートであると共に、前記一対の内部導体のそれぞれで、該内部導体を構成する複数の前記インダクタパターンの間に配置された前記絶縁材シートのうち少なくとも1つが、前記非磁性材料よりも高透磁率の磁性材料で構成された磁性材シートであり、前記キャパシタ導体が、前記非磁性材シートと前記磁性材シートとの間に配置され、前記一対のキャパシタパターンの一方が、前記非磁性材シート上に形成された前記インダクタパターンと前記磁性材シート上に形成された前記インダクタパターンとにそれぞれ接続されると共に、前記一対のキャパシタパターンの他方が、前記コイル導体の両端にそれぞれ接続されることを特徴とする。
この発明では、非磁性材シートを配置することでコモンモード時に高い磁気結合が発生するコモンモードフィルタが形成され、磁性材シートを配置することでノーマルモード時に発生した磁束が打ち消されないノーマルモードフィルタが形成されるので、高いコモンモードインピーダンス及びノーマルモードインピーダンスが得られる。これにより、コモンモード時にインダクタパターン間で高い磁気結合が発生すると共に小型化や低背化が可能となる。また、一対のキャパシタパターンの他方の電位を低くすることができるので、高いノーマルモードノイズの減衰効果が得られる。
すなわち、一方のコイル導体を構成するインダクタパターンと他方のコイル導体を構成するインダクタパターンのうち、透磁率の低い非磁性材シートを介して対向配置されたインダクタパターンでは、コモンモード時に高い磁気結合が発生する。したがって、これらのインダクタパターンによって高いコモンモードインピーダンスを有するコモンモードフィルタ部が形成される。また、一対のコイル導体の一方を構成するインダクタパターンのうち積層方向で磁性材シートよりも他方のコイル導体から離間した位置に配置されているインダクタパターンでは、ノーマルモード時に他方のコイル導体を構成するインダクタパターンとの間で発生する磁気結合が小さい。このため、インダクタパターンで発生した磁束が打ち消されない。同様に、他方のコイル導体を構成するインダクタパターンのうち積層方向で磁性材シートよりも一方のコイル導体から離間した位置に配置されているインダクタパターンでも、ノーマルモード時に発生した磁束が打ち消されない。したがって、これらのインダクタパターンによって高いノーマルモードインピーダンスを有するノーマルモードフィルタ部が形成される。
そして、一対のキャパシタパターンの他方の電位を低くすることで、ノーマルモードノイズがキャパシタ導体に向けて流れやすくなると共に、一方のコイル導体からキャパシタ導体に流れたノイズが他方のコイル導体に流れることを防止する。これにより、ノーマルモードノイズの高い減衰効果が得られる。さらに、キャパシタパターンがコモンモードフィルタ部とノーマルモードフィルタ部との間に配置されていることによっても、コモンモードフィルタ部を構成するインダクタパターンとノーマルモードフィルタ部を構成するインダクタパターンとの間で発生した磁束が打ち消しあうことを防止できる。
以上より、コモンモード時にインダクタパターン間で高い磁気結合が発生すると共に小型化や低背化が可能であると共に、高いノーマルモードノイズの減衰効果が得られる。
また、本発明にかかる積層型ノイズフィルタは、前記一対のキャパシタパターンの間に配置された前記絶縁材シートが、前記非磁性材シート及び前記磁性材シートよりも高い誘電率の誘電材シートであることが好ましい。
この発明では、一対のキャパシタパターンが誘電材シートを介して対向配置することで、キャパシタ導体の容量を大きくすることができ、積層型ノイズフィルタをより小型化、低背化できる。
また、本発明にかかる積層型ノイズフィルタは、前記インダクタパターンが、1ターン以上のスパイラル巻きとした渦巻状導体であることが好ましい。
この発明では、インダクタパターンを渦巻状導体とすることで、各インダクタパターンで発生する磁束が大きくなり、より高いコモンモードインピーダンス及びノーマルモードインピーダンスが得られると共に、積層型ノイズフィルタのさらなる低背化が可能となる。
本発明の積層型ノイズフィルタによれば、コモンモード時に高い磁気結合が発生するコモンモードフィルタ部とノーマルモード時に発生した磁束が打ち消されないノーマルモードフィルタ部とを有しているので、高いコモンモードインピーダンス及びノーマルモードインピーダンスが得られる。また、ノーマルモードノイズがキャパシタ導体に向けて流れやすくなると共に、一方のコイル導体からキャパシタ導体に流れたノイズが他方のコイル導体に流れることを防止するので、ノーマルモードノイズの高い減衰効果が得られる。さらに、積層型ノイズフィルタの低背化が可能となる。
以下、本発明による積層型ノイズフィルタの一実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図1は本実施形態における積層型ノイズフィルタの分解斜視図、図2は図1の完成状態を示す積層型ノイズフィルタの概観斜視図、図3は積層型ノイズフィルタの等価回路図である。
図1及び図2において、積層型ノイズフィルタ10は、複数枚の絶縁材シートを積層して一体化した構成とされ、ほぼ直方体形状を有している。また、積層型ノイズフィルタ10の対向する2側面には、後述する第1及び第2内部導体(内部導体)31、36に接続される6つの外部電極11〜16が分配して設けられている。
図1に示す構成例では、積層体とした積層型ノイズフィルタ10の上から順に、第1被覆層21、第1内部導体層22、第2内部導体層23及び第2被覆層24を配置している。
第1及び第2被覆層21、24は、それぞれ絶縁材シートである磁性材シート21a〜21c及び磁性材シート24a〜24cを3層に積層した構成とされる。ここで、磁性材シート21a〜21c、24a〜24cは高透磁率のものが好ましく、使用可能なシート状の磁性材料として、例えばNi−Znフェライト、Ni−Zn−Cuフェライトなどが挙げられる。
なお、第1及び第2被覆層21、24については、上述した3層に限定されることはなく、磁性材料の種類や厚みに応じて適宜変更することができる。
第1内部導体層22は、積層体の上面側から絶縁材シートである磁性材シート22a、誘電材シート22b、磁性材シート22c、非磁性材シート22dを4層に積層した構成とされる。そして、この第1内部導体層22には、第1コイル導体31a及び第1キャパシタ導体31bで構成される第1内部導体31が設けられている。
ここで、誘電材シート22bは上述した磁性材料及び後述する非磁性材料よりも高誘電率のものが好ましく、使用可能なシート状の誘電材料として、BaTiO、TiO、または(PbO・La3y/2)・(ZrO・TiO)で表されるペロブスカイト型リラクサー系材料や、上記磁性体と誘電体との複合材料などが挙げられる。
また、非磁性材シート22dは上述した磁性材料よりも低透磁率のものが好ましく、使用可能なシート状の非磁性材料として、例えばNi−ZnフェライトやNi−Zn−Cuフェライトなどと構成元素が同じでも配合比により非磁性特性を示す材料や、アルミナなどのセラミックス材料、シリカなどのガラス材料などが挙げられる。
さて、上述した磁性材シート22a、非磁性材シート22dには、それぞれの上面に形成された渦巻状導体(インダクタパターン)32a、32bで構成される第1コイル導体31aが設けられている。
なお、この第1コイル導体31aは、例えば銀などの導電体を印刷や転写などの周知の手法により形成したものである。
このうち、渦巻状導体32aは、磁性材シート22aの上面に形成され、1ターン以上の渦巻状となっている。そして、渦巻状導体32aの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極11に接続される引出電極33aが形成されている。また、渦巻状導体32aの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、磁性材シート22a及び誘電材シート22bをそれぞれ貫通するように設けられたスルーホールHa、Hbを介して、磁性材シート22cの上面に形成されている後述する平面導体(キャパシタパターン)34bが接続されている。
また、渦巻状導体32bは、非磁性材シート22dの上面に形成され、1ターン以上の渦巻状となっている。そして、渦巻状導体32bの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極11に接続される引出電極33bが形成されている。また、渦巻状導体32bの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、磁性材シート22cを貫通するように設けられたスルーホールHcを介して上記キャパシタ導体31bが接続されている。すなわち、渦巻状導体32a、32bは、スルーホールHa〜Hcを介して接続されている。なお、渦巻状導体32bは、その巻き方向が渦巻状導体32aと同方向であると共に、平面視で渦巻状導体32aと重なるように形成されている。このように、渦巻状導体32a、32bがスルーホールHa〜Hcを介して接続されることで、上下に分離した状態でスパイラル巻きとした、いわゆる上下分離型スパイラル巻きの上側となる第1コイル導体31aが構成される。
一方、上述した誘電材シート22b、磁性材シート22cには、それぞれの上面に形成された平面導体34a、34bで構成される第1キャパシタ導体31bが設けられている。
なお、この第1キャパシタ導体31bは、第1コイル導体31aと同様に、例えば銀などの導電体を印刷や転写などの周知の手法により形成したものである。
このうち、平面導体34aは、誘電材シート22bの上面に形成されている。そして、平面導体34aの端部には、外部電極13に接続される引出電極35aと、外部電極14に接続される引出電極35bとが形成されている。なお、誘電材シート22bに形成されているスルーホールHbは、平面導体34aの外部に形成されており、平面導体34aと他の導体パターンとが接続されないように構成されている。
また、平面導体34bは、磁性材シート22cの上面に形成されている。そして、平面導体34bにはスルーホールHcが形成されており、このスルーホールHcを介して平面導体34bと渦巻状導体32bとが接続されている。なお、平面導体34bは、平面視で平面導体34aと少なくとも一部が重なるように形成されている。このように、平面導体34a、34bが誘電材シート22bを介して対向配置されることで、第1キャパシタ導体31bが構成される。
第2内部導体層23は、積層体の上面側から絶縁材シートである磁性材シート23a、誘電材シート23b、磁性材シート23c、23dを4層に積層した構成とされる。そして、この第2内部導体層23には、第2コイル導体36a及び第2キャパシタ導体36bで構成される第2内部導体36が設けられている。
さて、上述した磁性材シート23a、23dには、それぞれの上面に形成された渦巻状導体(インダクタパターン)37a、37bで構成される第2コイル導体36aが設けられている。
なお、この第2コイル導体36aは、第1コイル導体31aと同様に、例えば銀などの導電体を印刷や転写などの周知の手法により形成したものである。
このうち、渦巻状導体37aは、磁性材シート23aの上面に形成され、1ターン以上の渦巻状となっている。そして、渦巻状導体37aの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極16に接続される引出電極38aが形成されている。また、渦巻状導体37aの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、磁性材シート23aを貫通するように設けられたスルーホールHdを介して、誘電材シート23bの上面に形成されている平面導体(キャパシタパターン)39aが接続されている。なお、渦巻状導体37aは、その巻き方向が渦巻状導体32a、32bと同方向であると共に、平面視で渦巻状導体32bと重なるように形成されている。
また、渦巻状導体37bは、磁性材シート23dの上面に形成され、1ターン以上の渦巻状となっている。そして、渦巻状導体37bの一方の端部、すなわち渦巻きの外側となる端部には、外部電極15に接続される引出電極38bが形成されている。また、渦巻状導体37bの他方の端部、すなわち渦巻きの内側となる端部には、誘電材シート23b及び磁性材シート23cをそれぞれ貫通するように設けられたスルーホールHe、Hfを介して平面導体39aが接続されている。すなわち、渦巻状導体37a、37bは、スルーホールHd〜Hfを介して接続されている。なお、渦巻状導体37bは、その巻き方向が渦巻状導体37aと同方向であると共に、平面視で渦巻状導体37aと重なるように形成されている。このように、渦巻状導体37a、37bがスルーホールHd〜Hfを介して接続されることで、上下に分離した状態でスパイラル巻きとした、いわゆる上下分離型スパイラル巻きの下側となる第2コイル導体36aが構成される。
一方、上述した誘電材シート23b、磁性材シート23cには、それぞれの上面に形成された平面導体39a、39bで構成される第2キャパシタ導体36bが設けられている。
なお、この第2キャパシタ導体36は、第1キャパシタ導体31aと同様に、例えば銀などの導電体を印刷や転写などの周知の手法により形成したものである。
このうち、平面導体39aは、誘電材シート23bの上面に形成されている。そして、平面導体39aにはスルーホールHeが形成されており、スルーホールHe、Hfを介して平面導体39aと渦巻状導体37bとが接続されている。
また、平面導体39bは、磁性材シート23cの上面に形成されている。そして、平面導体39bの端部には、外部電極13に接続される引出電極40aと、外部電極14に接続される引出電極40bとが形成されている。なお、平面導体39bは、平面視で平面導体39aと少なくとも一部が重なるように形成されている。このように、平面導体39a、39bが誘電材シート23bを介して対向配置されることで、第2キャパシタ導体36bが構成される。ここで、磁性材シート23cに形成されているスルーホールHfは、平面導体39bの外部に形成されており、平面導体39bと他の導体パターンとが接続されないように構成されている。
上述したように、渦巻状導体32bと渦巻状導体37aとの間に配置された非磁性材シート22dは、透磁率の低い非磁性材料で形成されている。これにより、渦巻状導体32bと渦巻状導体37aとは、コモンモード時において高い磁気結合が可能となっており、図3に示すコモンモードフィルタ部41を構成する。
また、渦巻状導体32aは高透磁率を有する磁性材料で構成された磁性材シート21c、22aの間に形成されており、渦巻状導体37bは同様に磁性材料で構成された磁性材シート23c、23dの間に形成されている。これにより、渦巻状導体32a、37bでは、それぞれノーマルモード時において発生した磁束と他方の渦巻状導体で発生した磁束との磁気結合が小さい。このため、渦巻状導体32a、37bは、図3に示すノーマルモードフィルタ部42を構成する。
そして、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bは、コモンモードフィルタ部41とノーマルモードフィルタ部42との間に設けられている。
次に、以上のように構成された本発明の積層型ノイズフィルタ10について、以下にその製造方法を説明する。
最初に、所定の形状(例えば矩形状)とした磁性材シート21a〜21c、22a、22c、23a、23c、23d、24a〜24c、非磁性材シート22d及び誘電材シート22b、23bを作成する。次に、これら磁性材シート22a、22c、23a、23c及び誘電材シート22b、23bの所定位置にレーザやパンチングなどの周知の手法を用いて穴あけ加工を施し、スルーホールHa〜Hfを設ける。
次に、磁性材シート22a、23a、23d及び非磁性材シート22dの上面に、それぞれ1ターン以上の渦巻状導体32a、32b、37a、37bを、印刷や転写などの周知の手法を用いて互いに短絡しないように形成する。引出電極33a、33b、40a、40bを、同様に形成する。さらに、誘電材シート22b、23b及び磁性材シート22c、23cの上面に、それぞれ平面導体34a、34b、39a、39bを形成する。
このとき、渦巻状導体32aの一端には引出電極33aが、渦巻状導体32bの一端には引出電極33bが、渦巻状導体37aの一端には引出電極38aが、渦巻状導体37bの一端には引出電極38bが、それぞれ一体に連続して形成されている。また、平面導体34aの端部には引出電極35a、35bが、平面導体39bの端部には引出電極40a、40bが、それぞれ一体に連続して形成されている。
また、スルーホールHa〜Hfには、スルーホールHa〜Hfを設けた磁性材シート22a、22c、23a、23c及び誘電材シート22b、23bの上面と裏面との導通を確保するように、銀などの導電材料が充填される。なお、スルーホールHa〜Hfを介して接続される渦巻状導体32b、37b及び平面導体34b、39aは、これらに設けられた図示しない凸状の電極部などによってスルーホールHa〜Hfに充填された導電材料に接触している。
そして、磁性材シート22a、誘電材シート22b、磁性材シート22c及び非磁性材シート22dを積層して第1内部導体層22を形成すると共に、磁性材シート23a、誘電材シート23b及び磁性材シート23c、23dを積層して第2内部導体層23を形成する。さらに、第1及び第2内部導体層22、23を積層し、これらを挟み込むように第1及び第2被覆層21、24を積層する。これにより、渦巻状導体32a及び平面導体34bがスルーホールHa、Hbを介して接続され、平面導体34b及び渦巻状導体32bがスルーホールHcを介して接続され、渦巻状導体37a及び平面導体39aがスルーホールHdを介して接続され、平面導体39a及び渦巻状導体37bがスルーホールHe、Hfを介して接続される。その後、形成された積層体を焼成する。
最後に、銀などの導電材料からなり、積層体の対向する両側面に露出した引出電極33a、33b、40a、40bに接続される外部電極11〜16をそれぞれ形成し、上述した構成の積層型ノイズフィルタ10を製造する。
なお、上述した積層型ノイズフィルタ10は、各磁性材シート22a、22c、23a、23c、23d、誘電材シート22b、23b及び非磁性材シート22dに対して所定のピッチで複数組の内部導体を形成して積層してもよく、この場合、ダイシングなどで切断することにより、上述した積層体を同時に多数製造することができる。
また、外部電極11〜16には、必要に応じて銀などの導電体の上面にめっき処理を施してもよい。
このように構成された積層型ノイズフィルタ10のコモンモード時及びノーマルモード時における磁気結合について、図4を用いて説明する。
まず、コモンモード時には、渦巻状導体32a、32b、37a、37bに磁束が発生する。ここで、渦巻状導体32b、37aの間に配置された非磁性材シート22dが低透磁率の材料によって構成されているので、コモンモードフィルタ部41を構成する渦巻状導体32b、37aのそれぞれで発生した磁束が互いに磁気結合し、大きな磁束が発生する。このとき、磁気結合によって発生する磁束は、図4に示す矢印Z1、Z2の方向で主に発生する。このとき、渦巻状導体32b、37aが磁性材シート22c、23bで挟まれていると共に、磁性材シート22c、23b上に平面導体34b、39aがそれぞれ形成されている。これにより、渦巻状導体32b、37aのそれぞれで発生した磁束が、強固に磁気結合する。このため、第1及び第2コイル導体31a、36aによってコモンモードノイズが除去される。
一方、ノーマルモード時には、コモンモード時と同様に、第1及び第2内部導体層22、23の渦巻状導体32a、32b、37a、37bに磁束が発生する。ここで、渦巻状導体32a、32bの間に配置された磁性材シート22aが高透磁率の材料によって構成されているので、ノーマルモードフィルタ部42を構成する渦巻状導体32aで発生した磁束と他の磁束との磁気結合が小さい。同様に、渦巻状導体37a、37bの間に配置された磁性材シート23aが高透磁率の材料によって構成されているので、ノーマルモードフィルタ部42を構成する渦巻状導体37bで発生した磁束と他の磁束との磁気結合が小さい。また、渦巻状導体32b、37aのそれぞれで発生した磁束は、非磁性材シート22dが低透磁率の材料で構成されているので、互いに打ち消しあう。このとき磁束は、図4に示す矢印Z3〜Z6の方向で主に発生する。このため、第1及び第2コイル導体31a、36aによってノーマルモードノイズが除去される。
なお、外部電極13、14をグラウンドと接続して第1及び第2キャパシタ導体31b、36bの平面導体34a、39bの電位を低くすることにより、第1及び第2コイル導体31a、36aから第1及び第2キャパシタ導体31b、36bに向けてノーマルモードノイズが流れやすくなると共に、第1及び第2コイル導体31a、36aの一方から第1及び第2キャパシタ導体31b、36bを流れたノイズが他方に流れることを防止する。
このように構成された積層型ノイズフィルタ10によれば、第1及び第2コイル導体31a、36aの間に非磁性材シート22dを配置することで、コモンモード時に高い磁気結合が発生するコモンモードフィルタ部41とノーマルモード時に発生した磁束が打ち消されないノーマルモードフィルタ部42とが形成される。これにより、高いコモンモードインピーダンス及びノーマルモードインピーダンスが得られると共に、積層型ノイズフィルタ10の小型化及び低背化が可能となる。
そして、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bの平面導体34a、39bの電位を低くすることで、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bへ向けてノーマルモードノイズを流れやすくすると共に、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bを流れたノイズが第1及び第2コイル導体31a、36aに向けて流れることを防止できる。これにより、ノーマルモードノイズの減衰効果を高めることができる。
ここで、第1及び第2コイル導体31a、36aがそれぞれ2つの渦巻状導体32a、32b、37a、37bを積層して構成されているので、コモンモード時において渦巻状導体32b、37aの間で高い磁気結合が発生すると共に、ノーマルモード時において渦巻状導体32a、37bで大きい磁束が発生する。したがって、積層型ノイズフィルタの小型化及び低背化が可能となる。
このとき、磁性材料や非磁性材料よりも高い誘電率を有する誘電材料で誘電材シート22b、23bを形成することで、第1及び第2キャパシタ導体31b、36bの容量を大きくすることができ、積層型ノイズフィルタをより小型化、低背化できる。
なお、本発明の構成は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更することができる。
例えば、上記実施形態において、第1及び第2コイル導体は、それぞれ2つの渦巻状導体を接続した構成となっているが、設計に応じて3つ以上の渦巻状導体を接続した構成としてもよい。このとき、第1及び第2コイル導体の間に非磁性材シートが配置され、第1及び第2コイル導体のそれぞれを構成する渦巻状導体の間に磁性材シートが少なくとも1層ずつ配置されていれば、非磁性材シートや磁性材シートの積層数を適宜変更してもよい。
また、インダクタパターンは、1ターン以上のスパイラル巻きとした渦巻状導体としているが、これに限らず、バイファイラ巻きや、8の字巻きや、ミアンダ巻きなどであってもよい。
また、キャパシタパターンを平面導体としているが、一対のキャパシタパターンが対向配置されることでキャパシタとして機能すれば、他の形状であってもよい。
また、一対のキャパシタパターンの間に誘電材シートを配置しているが、キャパシタとして機能すれば、磁性材シートや非磁性材シートなど、他の絶縁材料で構成された絶縁材シートであってもよい。
また、上述した構成の第1及び第2コイル導体を複数組並べて、アレイ化することも可能である。
本発明の第1の実施形態における積層型ノイズフィルタを示す分解斜視図である。 図1の積層型ノイズフィルタを示す外観斜視図である。 図1の積層型ノイズフィルタの等価回路図である。 図1の積層型ノイズフィルタの磁気結合の状態を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 積層型ノイズフィルタ
21a〜21c、22a、22c、23a、23c、23d、24a〜24c 磁性材シート(絶縁材シート)
22b、23b 誘電材シート(絶縁材シート)
22d 非磁性材シート(絶縁材シート)
31 第1内部導体(内部導体)
31a 第1コイル導体(コイル導体)
31b 第1キャパシタ導体(キャパシタ導体)
32a、32b、37a、37b 渦巻状導体(インダクタパターン)
34a、34b、39a、39b 平面導体(キャパシタパターン)
36 第2内部導体(内部導体)
36a 第2コイル導体(コイル導体)
36b 第2キャパシタ導体(キャパシタ導体)

Claims (3)

  1. 上下方向に積層された一対の内部導体を有し、
    該内部導体が、積層された複数の絶縁材シート上のそれぞれに形成されたインダクタパターンを接続したコイル導体と、絶縁材シートを介して対向配置された一対のキャパシタパターンで構成されたキャパシタ導体とを備え、
    前記一対の内部導体の間に配置された前記絶縁材シートが、非磁性材料で構成された非磁性材シートであると共に、
    前記一対の内部導体のそれぞれで、該内部導体を構成する複数の前記インダクタパターンの間に配置された前記絶縁材シートのうち少なくとも1つが、前記非磁性材料よりも高透磁率の磁性材料で構成された磁性材シートであり、
    前記キャパシタ導体が、前記非磁性材シートと前記磁性材シートとの間に配置され、
    前記一対のキャパシタパターンの一方が、前記非磁性材シート上に形成された前記インダクタパターンと前記磁性材シート上に形成された前記インダクタパターンとにそれぞれ接続されると共に、
    前記一対のキャパシタパターンの他方が、前記コイル導体の両端にそれぞれ接続されることを特徴とする積層型ノイズフィルタ。
  2. 前記一対のキャパシタパターンの間に配置された前記絶縁材シートが、前記非磁性材シート及び前記磁性材シートよりも高い誘電率の誘電材シートであることを特徴とする請求項1に記載の積層型ノイズフィルタ。
  3. 前記インダクタパターンが、1ターン以上のスパイラル巻きとした渦巻状導体であることを特徴とする請求項1または2に記載の積層型ノイズフィルタ。
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