JP2007253926A - 車両用サスペンションのスプリングシート - Google Patents

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Abstract

【課題】倒れ変形を防止しつつ、異音の発生を防止できる車両用サスペンションのスプリングシートを提供する。
【解決手段】スプリングシート10のうち、コイルスプリング21と相手部材22との間に両者に挟圧して介装されるスプリング座部11は、ゴム弾性体からなる。このスプリング座部11は、相手部材22側の第2面32側に開口部を有し、第2面32からコイルスプリング21側の第1面31に向かって形成される複数の非貫通穴33a、33bを有する。さらに、非貫通穴33a、33bと、スプリング座部11の外表面のうち相手部材22側の第2面以外の面との間を連通する空気流路34a〜34cを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両のサスペンションにおいて、コイルスプリングと車体側部材又は車輪側支持部材である相手部材との間に介装され、コイルスプリングと相手部材との間の伝達振動を緩和する車両用サスペンションのスプリングシートに関するものである。
従来、車両用サスペンションのスプリングシートは、非特許文献1に開示されているように、円環状のゴム弾性体のみにより形成されたものがあった。このスプリングシートは、円環状の部材に、相手部材側からコイルスプリング側へ向かって形成される非貫通穴を有している。これら複数の非貫通穴は、周方向に複数形成されている。
また、近年では、スプリングシートの剛性を向上させるために、ゴム弾性体に加えて、金属や樹脂などからなるコア部材を備えるものが開示されている(特許文献1参照)。これにより、ゴム弾性体によりばね特性を柔らかくできると共に、コア部材により全体の剛性を向上することができる。
社団法人日本機械学会著、機械図集「防振・緩衝装置(下巻)」社団法人日本機械学会発行、1977年9月10日発行、p.5〜6 特開2002−130351号公報
ところで、近年、低コスト化の要請により、スプリングシートは、コア部材を取り除き、ゴム弾性体のみから構成することが検討されている。
ここで、特許文献1に開示されたスプリングシートのゴム弾性体は、相手部材側の面に放射状に切り欠かれている。つまり、当該ゴム弾性体は、相手部材側に放射状に凸部を有する形状からなる。このような形状からなるゴム弾性体のみ(コア部材を持たない)を用いたスプリングシートは、コイルスプリングと相手部材との間に介装することによりコイルスプリング及び相手部材から押圧された場合に、凸部が倒れるように変形するおそれがある。
このように凸部が倒れ変形することにより、コイルスプリングとスプリングシートとの相対位置にずれが生じるおそれがある。この場合、コイルスプリングのスプリング中心位置の中心軸とスプリングシートの軸心とがずれる、いわゆる芯ずれを起こすおそれがある。そうすると、コイルスプリングがスプリングシートから外れ、場合によってスプリングシートはコイルスプリングを支持できず、伝達振動の緩和の作用を適切に発揮できないおそれがある。
さらに、このスプリングシートの意匠面である外周面に、倒れ変形した凸部が見えるため、意匠面の外観品質が低下する。
そうすると、ゴム弾性体は、放射状の切欠を形成するのではなく、非特許文献1に開示されているような非貫通穴を形成することが考えられる。確かに、非貫通穴を形成することで、倒れ変形することは防止できると考えられる。従って、芯ずれ及び意匠面の外観品位の低下を防止することができる。
ところで、非特許文献1に開示のスプリングシートにおいては、車両走行中などに、コイルスプリングが伸縮変形することに伴って、スプリングシートの非貫通穴の内部空間が圧縮・復元動作を行う。そして、スプリングシートの相手部材側の全ての面は、相手部材に当接している。また、スプリングシートの非貫通穴の開口側は、相手部材側に位置している。つまり、非貫通穴の内部空間は、ゴム弾性体の変形状態に応じて、密閉空間を形成する。そのため、例えば、非貫通穴が圧縮変形された状態から復元する際などに、非貫通穴の内部空間が密閉状態から部分的に開放される状態となるため、異音を生じるおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、倒れ変形を防止しつつ、異音の発生を防止できる車両用サスペンションのスプリングシートを提供することを目的とする。
(1)本発明の車両用サスペンションのスプリングシートは、車両のサスペンションにおいて、コイルスプリングと車体側部材又は車輪側支持部材である相手部材との間に介装され、コイルスプリングと相手部材との間の伝達振動を緩和する車両用サスペンションのスプリングシートである。そして、当該スプリングシートは、ゴム弾性体からなり、コイルスプリングの端部に密着すると共に相手部材に当接するスプリング座部を有する。このスプリング座部は、コイルスプリングの端部に密着する第1面と、第1面の裏面側に位置し、相手部材に当接する第2面と、第2面側に開口部を有し、第2面から第1面に向かって形成される複数の非貫通穴と、一端側を所定第1の非貫通穴に連通し、他端側をスプリング座部の外表面のうち第2面以外の面に開口する第1の空気流路とを有する。
ここで、非貫通穴の開口部は、第2面側、すなわち相手部材側に位置している。従って、単に非貫通穴のみを有するとすると、従来の非特許文献1に開示されたものと同様である。つまり、この場合には、非貫通穴が圧縮変形された状態から復元する際などに、異音を生じるおそれがある。
しかし、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、非貫通穴の他に第1の空気流路を有している。この第1の空気流路は、所定第1の非貫通穴と外表面とを連通している。つまり、所定第1の非貫通穴が圧縮変形された場合には、所定第1の非貫通穴の内部の空気は、第1の空気流路を介してスプリングシートの外部へ流出する。一方、所定第1の非貫通穴が圧縮変形された状態から復元する際には、スプリングシートの外部から第1の空気流路を介して所定第1の非貫通穴の内部に空気が流入する。従って、何れの場合も、所定第1の非貫通穴が密閉空間となることはない。その結果、従来生じていた異音が発生することを防止できる。
ここで、スプリングシートを特許文献1に開示されているようなゴム弾性体のみで構成すると、上述したように、コイルスプリング及び相手部材から押圧されることでゴム弾性体の凸部が倒れ変形するおそれがある。これは、凸部が放射状に延びるような柱状に形成されているので、当該柱が座屈変形することによる。
一方、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、非貫通穴と第1の空気流路が形成されたものである。従って、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、複数の柱状からなるものではなく、柱状に相当する部分全体が一体的に結合している。従って、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、座屈変形に対する剛性が大きくなる。つまり、倒れ変形し難くなる。従って、本発明のスプリングシートによれば、コイルスプリングとの芯ずれが生じることを確実に防止できるので、伝達振動の緩和の作用を適切に発揮することができる。
なお、第1の空気流路は、一部の非貫通穴からスプリング座部の外表面に直接的に連通するようにしてもよいし、全ての非貫通穴からスプリング座部の外表面に直接的に連通するようにしてもよい。
(2)また、本発明の車両用サスペンションのスプリングシートは、第1の空気流路の他に、さらに、2つの非貫通穴を相互に連通する穴間連通路を有するようにしてもよい。つまり、第1の空気流路は、スプリング座部の外表面に直接的に連通するようにし、当該穴間連通路は、2つの非貫通穴同士を相互に連通する他の空気流路となる。
従って、第1の空気流路によりスプリング座部の外表面に直接的に連通していない非貫通穴は、穴間連通路、他の非貫通穴、及び、第1の空気流路を介して、外部へ連通している。つまり、第1の空気流路によりスプリング座部の外表面に直接的に連通していない非貫通穴にとっての空気流路とは、当該非貫通穴に連通する穴間連通路、当該穴間連通路に連通する他の非貫通穴、及び、当該他の非貫通穴に連通する第1の空気流路となる。これにより、第1の空気流路によりスプリング座部の外表面に直接的に連通していない非貫通穴があったとしても、全ての非貫通穴に対して、スプリング座部に連通する空気流路を形成することができる。
(3)ここで、非貫通穴及び第1の空気流路は、特許文献1に開示されているような凸部に比べると、倒れ変形は小さくなることは上述したとおりである。しかし、僅かながら、非貫通穴及び第1の空気流路が倒れ変形するおそれはある。そのため、仮に、第1の空気流路が外周表面側に開口していると、第1の空気流路を形成する部分が倒れ変形するおそれがある。そうすると、意匠面である外周表面の外観品質が低下する。
そこで、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、内周表面を有する筒状からなり、第1の空気流路の他端側は、スプリング座部の内周表面に開口されるようにするとよい。つまり、第1の空気流路は、スプリング座部の外周表面側には開口していないことになる。これにより、意匠面である外周表面に倒れ変形する部分が存在しない。従って、意匠面である外周表面の外観品質が低下することを防止できる。
(4)また、第1の空気流路の他端側を、スプリング座部の内周表面に開口する場合には、以下のようにしてもよい。すなわち、本発明の車両用サスペンションのスプリングシートは、さらに、スプリング座部の内周表面から内側に向かって突出し、相手部材の係止部に対して係止される被係止部を有し、所定第1の非貫通穴は、径方向において少なくとも一部が被係止部に干渉しない非貫通穴であるとしてもよい。
スプリングシートがスプリング座部の内周表面に被係止部を有する場合には、径方向において非貫通穴が被係止部に干渉する場合には、第1の空気流路を形成することが容易ではない。そこで、第1の空気流路の他端側を、径方向において少なくとも一部が被係止部に干渉しない所定第1の非貫通穴に連通させることで、容易に第1の空気流路を形成できる。
(5)また、上述したように、本発明の車両用サスペンションのスプリングシートが、穴関連通路を有する場合には、以下のようにしてもよい。すなわち、本発明のスプリングシートのスプリング座部は、内周表面を有する筒状からなり、本発明のスプリングシートは、さらに、スプリング座部の内周表面から内側に向かって突出し、相手部材の係止部に対して係止される被係止部を有し、第1の空気流路の他端側は、スプリング座部の内周表面に開口され、所定第1の非貫通穴は、径方向において少なくとも一部が被係止部に干渉しない非貫通穴であり、穴間連通路の少なくとも一端側は、径方向において被係止部に干渉する所定第2の非貫通穴に連通するようにしてもよい。
第1の空気流路により連通されていない非貫通穴に、穴関連通路を連通させることができる。つまり、被係止部を有することで、第1の空気流路によりスプリング座部の外表面に直接的に連通していない非貫通穴があったとしても、全ての非貫通穴に対して、スプリング座部に連通する空気流路を形成することができる。
(6)また、第1の空気流路の空気流通方向に直交する断面積は、所定第1の非貫通穴の第2面側の開口面積以下とするとよい。ここで、第1の空気流路の空気流通方向とは、当該第1の空気流路の一端側に連通する所定第1の非貫通穴から他端側に連通するスプリング座部の外表面への方向又はその逆方向である。
そして、この第1の空気流路の空気流通方向に直交する断面積が、所定第1の非貫通穴の第2面側の開口面積以下であるので、第1の空気流路が存在することによる倒れ変形が生じることを抑制できる。なお、第1の空気流路の空気流通方向に直交する断面積は、所定第1の非貫通穴の第2面側の開口面積よりも小さくするとよい。ただし、第1の空気流路の空気流通方向に直交する断面積は、コイルスプリング及び相手部材にスプリング座部が押圧された場合に、所定第1の非貫通穴の内部とスプリング座部の外部とにおいて空気が流通することができる大きさであればよい。
(7)また、本発明の車両用サスペンションのスプリングシートが、穴関連通路を有する場合には、以下のようにしてもよい。すなわち、穴間連通路の空気流通方向に直交する断面積は、当該穴間連通路が連通する非貫通穴の第2面側の開口面積以下とするとよい。ここで、穴間連通路の空気流通方向とは、当該穴間連通路により連通される一方の非貫通穴から連通される他方の非貫通穴への方向又はその逆方向である。
そして、この穴関連通路の空気流通方向に直交する断面積が、穴関連通路により連通される非貫通穴の第2面側の開口面積以下であるので、穴間連通路が存在することによる倒れ変形が生じることを抑制できる。なお、穴間連通路の空気流通方向に直交する断面積は、当該穴間連通路が連通する非貫通穴の第2面側の開口面積よりも小さくするとよい。ただし、穴間連通路の空気流通方向に直交する断面積は、コイルスプリング及び相手部材にスプリング座部が押圧された場合に、穴間連通路により連通される非貫通穴間において空気が流通することができる大きさであればよい。
(8)また、スプリング座部は、コイルスプリング及び相手部材により挟まれるように押圧される。このとき、スプリング座部のうち、コイルスプリングのスプリング中心位置に対応する部分には、最も負荷がかかる。従って、この最も負荷がかかる部分には、非貫通穴以外の部分、すなわち、ゴム弾性体のゴム部分が多く存在することが望ましい。なお、スプリング中心位置とは、スプリングが巻回されるスプリング中心径に相当する位置である。
そこで、非貫通穴の穴中心位置は、コイルスプリングのスプリング中心位置と異なるようにするとよい。これにより、スプリング座部のうちコイルスプリングのスプリング中心位置に対応する部分には、ゴム弾性体のゴム部分が多く存在するようにできる。
(9)ここで、複数の非貫通穴は、第1直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の小径側非貫通穴と、第1直径よりも大きな第2直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の大径側非貫通穴とを有するようにしてもよい。なお、第1直径及び第2直径とは、コイルスプリングのスプリング直径付近の直径である。また、小径側非貫通穴の穴中心が位置する第1直径の中心と大径側非貫通穴の穴中心が位置する第2直径の中心とは、ほぼ同一位置に位置するようにしている。
この場合に、仮に、小径側非貫通穴の穴中心及び大径側非貫通穴の穴中心が、第1直径(又は第2直径)の中心から同一径方向上に形成されていると、放射方向に切欠が形成された形状に近似した形状となる。従って、特許文献1に開示されたゴム弾性体のように、倒れ変形が生じやすくなる。
そこで、複数の非貫通穴は、第1直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の小径側非貫通穴と、第1直径よりも大きな第2直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の大径側非貫通穴とを有する場合には、小径側非貫通穴と大径側非貫通穴は、周方向に交互に配列されるようにするとよい。
ここで、小径側非貫通穴と大径側非貫通穴を周方向に交互に配列しているので、小径側非貫通穴の穴中心及び大径側非貫通穴の穴中心は、第1直径(又は第2直径)の中心から同一径方向上に形成されることはない。従って、スプリング座部が倒れ変形することを確実に防止できる。
本発明の車両用サスペンションのスプリングシートによれば、倒れ変形を防止しつつ、異音の発生を防止できる。
(1)第1実施形態
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。第1実施形態の車両用サスペンションのスプリングシートについて、図1〜図5を参照して説明する。図1は、第1実施形態の車両用サスペンションのスプリングシート10の組付状態図を示す。具体的には、図1は、スプリングシート10が車両用サスペンションのコイルスプリング21と相手部材である車体側部材22との間に両者に挟圧して介装された状態の軸方向断面図を示す。図2は、スプリングシート10の軸方向断面図を示す。図3は、スプリングシート10の平面図を示す。図4は、スプリングシート10の底面図を示す。図5は、図2のA−A部分断面図を示す。以下、図1においてスプリングシート10に対して車体側部材22側を上側といい、スプリングシート10に対してコイルスプリング21側を下側という。
スプリングシート10は、図1に示すように、コイルスプリング21と車体側部材22との間に両者に挟圧して介装されている。このスプリングシート10は、コイルスプリング21と車体側部材22との間の伝達振動を緩和する作用を有する。また、スプリングシート10は、コイルスプリング21と車輪側支持部材(図示せず)との間に両者に挟圧して介装されている。そして、スプリングシート10は、コイルスプリング21と車輪側支持部材との間の伝達振動を緩和する作用を有する。
ここで、コイルスプリング21及び車体側部材22について説明する。コイルスプリング21は、図1において二点鎖線にて示す。このコイルスプリング21は、ばね鋼などからなり、螺旋状に巻回されている。そして、コイルスプリング21のスプリング中心径、すなわちコイルスプリング21の巻回されている巻回中心径は、Dsである。
車体側部材22は、図1において一点鎖線にて示す。この車体側部材22は、平板部22aと、3個の係止部22bとから構成される。平板部22aは、金属などの板状からなる。係止部22bは、断面L字型からなり、平板部22aの下側に突出するように、且つ、所定位置(後述するスプリング座部11の軸心Oa)を中心とした場合に外周側が開口するように配置されている。この係止部22bは、スプリングシート10の被係止部13を係止するための部分である。
スプリングシート10について、図1に加え、図2〜図5を参照してより詳細に説明する。スプリングシート10は、加硫成形されたゴム弾性体のみからなる。このスプリングシート10は、スプリング座部11と、ガイド部12と、被係止部13とから構成される。
スプリング座部11は、円環状からなり、円環軸方向が上下方向を向くように配置されている。そして、このスプリング座部11の下端面31(本発明における第1面)は、コイルスプリング21の上端部に密着する面である。ここで、スプリングシート10がコイルスプリング21と車体側部材22とにより挟圧されていない場合には、スプリング座部11の下端面31は、図2に示すように平坦な面をなしている。一方、スプリングシート10がコイルスプリング21と車体側部材22とにより挟圧されている場合には、スプリング座部11の下端面31は、図1に示すように、コイルスプリング21の上端部がめり込むように変形している。なお、コイルスプリング21の端部とは、コイルスプリング21の端側の約一周分である。
そして、このスプリング座部11の上端面32(本発明における第2面)は、下端面31の裏面側に位置する。このスプリング座部11の上端面32は、車体側部材22の平板部22aの下面側が当接する面である。ここで、スプリングシート10がコイルスプリング21と車体側部材22とにより挟圧されていない場合、及び、挟圧されている場合の何れの場合も、スプリング座部11の上端面32は、図1及び図2に示すような平坦な面をなしている。
さらに、スプリング座部11には、複数の小径側非貫通穴33a及び複数の大径側非貫通穴33bが、それぞれ周方向に等間隔に形成されている。これらの非貫通穴33a、33bは、スプリング座部11の上端面32側に開口部を有している。そして、これらの非貫通穴33a、33bは、上端面32から下端面31に向かって形成されている。つまり、これらの非貫通穴33a、33bは、スプリング座部11の円環軸方向(図1、図2の上下方向)に平行な方向に形成されている。そして、これらの非貫通穴33a、33bは、スプリング座部11の下端面31には達していない。すなわち、非貫通穴33a、33bは、スプリング座部11の下端面31部分により閉塞されている。
そして、これらの非貫通穴33a、33bは、穴軸方向の全ての位置において同径の円形穴からなる。つまり、それぞれの非貫通穴33a、33bの開口部の形状及び底面部の形状は、同じ円形となる。さらに、これらの非貫通穴33a、33bの穴径(最大穴幅)は、コイルスプリング21のコイル線径以下としている。
さらに、それぞれの小径側非貫通穴33aの穴中心O1は、図3に示すように、スプリング座部11の軸心Oaを中心とした第1直径D1上に、等間隔に位置する。ここで、第1直径D1は、スプリング中心径Dsよりも小さい。つまり、小径側非貫通穴33aの穴中心O1は、コイルスプリング21のスプリング中心径Dsに相当する位置よりも内周側に位置している。
また、それぞれの大径側非貫通穴33bの穴中心O2は、図3に示すように、スプリング座部11の軸心Oaを中心とした第2直径D2上に、等間隔に位置する。この第2直径D2は、第1直径D1よりも大きく、且つ、スプリング中心径Dsよりも大きい。つまり、大径側非貫通穴33bの穴中心O2は、小径側非貫通穴33aの穴中心O1よりも外周側に位置し、且つ、コイルスプリング21のスプリング中心径Dsに相当する位置よりも外周側に位置している。
さらに、小径側非貫通穴33aと大径側非貫通穴33bとは、周方向に交互に配列されている。つまり、スプリング座部11の軸心Oaから見た場合に、小径側非貫通穴33aと大径側非貫通穴33bは、交互に位置している。換言すると、小径側非貫通穴33aの穴中心O1と大径側非貫通穴33bの穴中心O2は、スプリング座部11の軸心Oaから同一径方向上に位置していない。具体的には、スプリング座部11の軸心Oaを中心とし、且つ、所定の小径側非貫通穴33aの穴中心O1の位置が零度とした場合に、例えば、角度θ上に大径側非貫通穴33bの穴中心O2が位置し、角度2θ上に所定の小径側非貫通穴33aに隣り合う小径側非貫通穴33aの穴中心O1が位置している。そして、このような小径側非貫通穴33aと大径側非貫通穴33bとの関係が全周に亘って連続する。
さらに、スプリング座部11には、複数の第1の空気流路34a、複数の第2の空気流路34b、及び、複数の第3の空気流路34cが形成されている。第1の空気流路34a、第2の空気流路34b及び第3の空気流路34cは、スプリング座部11の上端面32側に溝状に形成されている。
第1の空気流路34aの一端側は、小径側非貫通穴33aのうち所定第1の非貫通穴33a1に連通し、他端側はスプリング座部11の内周表面に開口する。すなわち、第1の空気流路34aは、所定第1の非貫通穴33a1とスプリング座部11の内周表面とを連通する。つまり、第1の空気流路34aは、所定第1の非貫通穴33a1とスプリング座部11の外部との間にて、空気を流通させる通路となる。そして、第1の空気流路34aにおいては、所定第1の非貫通穴33a1からスプリング座部11の外部への方向、又は、その逆方向に空気が流通することになる。より詳細には、第1の空気流路34aは、スプリング座部11の径方向に延びるように形成されている。
この第1の空気流路34aの空気流通方向(スプリング座部11の径方向)に直交する断面形状は、図5に示すように、矩形状をなしている。そして、この第1の空気流路34aの空気流通方向に直交する断面積は、所定第1の非貫通穴33a1の穴軸方向(図2の上下方向)に直交する断面積よりも小さくされている。なお、ここでは、所定第1の非貫通穴33a1の穴軸方向に直交する断面積は、所定第1の非貫通穴33aの開口部の面積に等しい。
つまり、第1の空気流路34aに直接的に連通している所定第1の非貫通穴33a1は、第1の空気流路34aを介して、スプリング座部11の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。ここで、第1の空気流路34aに直接的に連通している所定第1の非貫通穴33a1は、小径側非貫通穴33aのうち、スプリング座部11の内周側に後述する被係止部13が配置されていない位置に存在する非貫通穴である。すなわち、所定第1の非貫通穴33a1は、径方向において、少なくとも一部が被係止部13に干渉しない非貫通穴である。
また、第2の空気流路34b(本発明における穴間連通路)は、隣り合う小径側非貫通穴33a同士を連通している。つまり、第2の空気流路34bは、隣り合う小径側非貫通穴33aの間にて、空気を流通させる通路となる。より詳細には、第2の空気流路34bは、連通する小径側非貫通穴33aの間を結ぶ最短距離部に形成されている。そして、第2の空気流路34bにおいては、一の小径側非貫通穴33aから他の小径側非貫通穴33aへの方向、又は、その逆方向に空気が流通することになる。この第2の空気流路34bの空気流通方向に直交する断面形状は、第1の空気流路34aの空気流通方向に直交する断面形状と同一である。
従って、第2の空気流路34bは、第1の空気流路34aにより直接的に連通されている所定第1の非貫通穴33a1のみならず、第1の空気流路34aにより直接的に連通されていない所定第2の非貫通穴33a2にも連通している。つまり、所定第2の非貫通穴33a2は、小径側非貫通穴33aのうち、スプリング座部11の内周側に後述する被係止部13が配置されている位置に存在する非貫通穴である。すなわち、所定第2の非貫通穴33a2は、径方向において、被係止部13に干渉する非貫通穴である。
この場合、小径側非貫通穴33aのうち第1の空気流路34aに直接的に連通していない所定第2の非貫通穴33a2は、第2の空気流路34b、第1の空気流路34aに直接的に連通されている所定第1の非貫通穴33a1、及び、第1の空気流路34aを介して、スプリング座部11の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。
また、第3の空気流路34c(本発明における穴間連通路)は、大径側非貫通穴33bと、当該大径側非貫通穴33bに最も近くに形成されている小径側非貫通穴33aとを連通している。つまり、第3の空気流路34cは、大径側非貫通穴33bと小径側非貫通穴33aとの間にて、空気を流通させる通路となる。より詳細には、第3の空気流路34cは、連通する小径側非貫通穴33aと大径側非貫通穴33bとの間を結ぶ最短距離部に形成されている。そして、第3の空気流路34cにおいては、大径側非貫通穴33bから小径側非貫通穴33aへの方向、又は、その逆方向に空気が流通することになる。この第3の空気流路34cの空気流通方向に直交する断面形状は、第1の空気流路34aの空気流通方向に直交する断面形状と同一である。
つまり、大径側非貫通穴33bは、第3の空気流路34c、所定第1の非貫通穴33a1、及び、第1の空気流路34aを介して、スプリング座部11の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。若しくは、大径側非貫通穴33bは、第3の空気流路34c、第1の空気流路34aに直接的に連通していない所定第2の非貫通穴33a2、第2の空気流路34b、第1空気流路34aに直接的に連通されている所定第1の非貫通穴33a1、及び、第1の空気流路34aを介して、スプリング座部11の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。
ガイド部12は、スプリング座部11の下端面31の下方側に配置されている。このガイド部12は、略逆円錐筒状からなる。ただし、ガイド部12の外周面には、周方向に等間隔に4箇所の切欠12aが形成されている。換言すると、ガイド部12の外周面は、図4の上下左右の4箇所にリブ12bが形成されているような形状からなる。このガイド部12の内周径は、スプリング座部11の内周表面の内周径よりも大きな径である。そして、ガイド部12の最大外周径は、図1に示すように、コイルスプリング21の内周径よりも僅かに小さな径からなる。つまり、ガイド部12は、コイルスプリング21をスプリングシート10に装着する際のガイド機能を有する。
被係止部13は、スプリング座部11の内周表面のうちの上側部分から内側(スプリング座部11の中心軸)に向かって突出するように、且つ、周方向に等間隔に3カ所配置されている。これら被係止部13は、それぞれ、車体側部材22の係止部22bに係止されている。これにより、スプリングシート10は、車体側部材22に係止される。なお、これら被係止部13の上端面は、車体側部材22の平板部22aの下面に当接している。
ここで、スプリングシート10の組付けは、以下のように行われる。まず、車体側部材22の係止部22bにスプリングシート10の被係止部13を係止させる。このとき、スプリングシート10と車体側部材22とを相対的に回転させながら、両者を係止する。
続いて、スプリングシート10のガイド部12をコイルスプリング21の内部に挿入する。そして、スプリングシート10のスプリング座部11の下端面31に、コイルスプリング21の上端部を押圧する。従って、スプリングシート10のスプリング座部11が、コイルスプリング21と車体側部材22の平板部22aとの間にて、両者に挟圧して介装される。これにより、コイルスプリング21の上端部は、スプリングシート10のスプリング座部11の下端面31に密着する。
以上のようにスプリングシート10を構成することで、以下の効果を奏する。ここで、車両走行中などにコイルスプリング21が上下方向に伸縮変形することに伴い、スプリングシート10のスプリング座部11は、上下方向に圧縮・復元動作を繰り返す。このスプリング座部11の動作に起因して、小径側非貫通穴33a及び大径側非貫通穴33bは、圧縮変形された状態と復元される状態とを繰り返す。このとき、それぞれの非貫通穴33a、33bは、スプリング座部11の外部に連通しているので、それぞれの非貫通穴33a、33bとスプリング座部11の外部との間で、空気が流通する。従って、小径側非貫通穴33a及び大径側非貫通穴33bは、従来のように密閉状態となることはなく、このことに起因して異音が発生することもない。
さらに、スプリング座部11には複数の非貫通穴33a、33bが形成されているので、スプリング座部11は、複数の柱状からなる部分を有するものではなく、全体が一体的に結合した形状となっている。さらに、非貫通穴33a、33bの穴径は、コイルスプリング21のコイル線径以下としている。つまり、非貫通穴33a、33bは、特許文献1のような凸部を形成する切欠部に比べて、小さな穴である。さらには、第1の非貫通穴33aと第2の非貫通穴33bとは、周方向に交互に配列されている。
従って、スプリング座部11は、コイルスプリング21と車体側部材22とにより挟圧された場合であっても、座屈に対する剛性が大きくなる。つまり、スプリング座部11は、倒れ変形し難くなる。これにより、コイルスプリング21とスプリングシート10との芯ずれが生じることを確実に防止できる。なお、第1〜第3の空気流路34a、34b、34cは、非貫通穴33a、33bに比べて十分に小さいので、スプリング座部11の剛性に対して大きな影響を及ぼさない。
さらには、スプリング座部11が倒れ変形し難くなることにより、意匠面であるスプリング座部11の外周表面の外観品質が向上する。
このように、倒れ変形し難くなることに加えて、スプリング座部11の外表面に開口している第1の空気流路34aが、スプリング座部11の外周表面側に開口していないので、意匠面である外周表面の外観品質はさらに向上することになる。
また、小径側非貫通穴33aの穴中心O1及び大径側非貫通穴33bの穴中心O2は、何れも、コイルスプリング21のスプリング中心位置に対応する位置からずれている。従って、スプリング座部11のうち、コイルスプリング21のスプリング中心位置に対応する部分には、多くのゴム部分が存在している。これにより、スプリングシート10は、適切にコイルスプリング21からの負荷を受けることができる。
(2)第2実施形態
また、スプリングシート10は、上記第1実施形態の他に、次のようにしてもよい。第2実施形態のスプリングシート40について、図6〜図8を参照して説明する。図6は、第2実施形態のスプリングシート40の軸方向断面図を示す。図7は、スプリングシート40の平面図を示す。図8は、スプリングシート40の底面図を示す。ここで、このスプリングシート40は、第1実施形態のスプリングシート10に対して、スプリング座部11の部分のみが異なる。なお、図6〜図8において、第1実施形態と同一構成のものには同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図6及び図7に示すように、第2実施形態のスプリングシート40のスプリング座部41は、円環状からなり、円環軸方向が上下方向を向くように配置されている。そして、スプリング座部41の下端面31及び上端面32は、第1実施形態のスプリング座部11の下端面31及び上端面32と同様である。
そして、このスプリングシート40のスプリング座部41には、複数の貫通穴41a及び複数の非貫通穴(第1実施形態の大径側非貫通穴に相当)33bが形成されている。貫通穴41aは、第1実施形態の小径側非貫通穴33aを下端面31側まで貫通させたものに相当する。すなわち、貫通穴41aは、下端面31と上端面32との間を貫通している。つまり、貫通穴41aは、下端面31側及び上端面32側に開口部を有している。そして、貫通穴41aは、第1実施形態の小径側非貫通穴33aに対して、穴径、穴位置などは同一である。
また、スプリングシート40のスプリング座部41は、上述したスプリング座部11が有する第1の空気流路34a及び第2の空気流路34bを有しない。
このような構成からなる第2実施形態のスプリングシート40においては、第1実施形態のスプリングシート10に対して、空気の流通経路が異なる。つまり、貫通穴41aとスプリング座部41の外部との間においては、貫通穴41aの下端面31側の開口部を通して、空気を流通させる。また、非貫通穴33bとスプリング座部41の外部との間においては、第3の空気流路34c、及び、貫通穴41aを介して、空気を流通させる。従って、第1実施形態と同様に、貫通穴41a及び非貫通穴33bと、スプリング座部41の外部との間において、空気を流通させることができる。
(3)第3実施形態
また、第3実施形態のスプリングシート50について、図9〜図11を参照して説明する。図9は、第3実施形態のスプリングシート50の軸方向断面図を示す。図10は、スプリングシート50の平面図を示す。図11は、スプリングシート50の底面図を示す。なお、第3実施形態のスプリングシート50において、第1実施形態又は第2実施形態のスプリングシート10、40と同一構成のものには同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
第3実施形態のスプリングシート50は、図9〜図11に示すように、スプリング座部51と、ガイド部52と、被係止部13とから構成される。
スプリング座部51は、円環状からなり、円環軸方向が上下方向を向くように配置されている。そして、スプリング座部51の下端面31及び上端面32は、第1実施形態のスプリング座部11の下端面31及び上端面32と同様である。
そして、このスプリング座部51には、複数の非貫通穴51aが周方向に等間隔に形成されている。これらの非貫通穴51aは、スプリング座部51の上端面32から下端面31に向かって形成されている。つまり、これらの非貫通穴51aは、スプリング座部51の円環軸方向に平行な方向に形成されている。そして、これらの非貫通穴51aは、スプリング座部51の下端面31には達していない。
そして、これらの非貫通穴51aは、穴軸方向の全ての位置に置いて、ほぼ同じ矩形穴からなる。つまり、それぞれの非貫通穴51aの開口部の形状及び底面部の形状は、同じ矩形状となる。そして、これらの非貫通穴51aの矩形状は、スプリング座部51の径方向に延びる方向を長手方向とする形状からなる。具体的には、非貫通穴51aの長手方向の対向面のうちスプリング座部51の軸心Oaに近い側の面に内接する円の直径は、コイルスプリング21(図1に示す)のスプリング中心径Dsよりも小さい。さらに、非貫通穴51aの長手方向の対向面のうちスプリング座部51の軸心Oaから遠い側の面に内接する円の直径は、コイルスプリング21のスプリング中心径Dsよりも大きい。
さらに、スプリング座部51には、複数の第1の空気流路61a及び複数の第2の空気流路61bが形成されている。第1の空気流路61a及び第2の空気流路61bは、スプリング座部51の上端面32側に溝状に形成されている。
第1の空気流路61aの一端側は、非貫通穴51aのうち所定第1の非貫通穴51a1、51a2に連通し、他端側はスプリング座部51の内周表面に開口する。すなわち、第1の空気流路61aは、所定第1の非貫通穴51a1、51a2とスプリング座部51の内周表面とを連通する。
ここで、第1の空気流路61aが直接的に連通している所定第1の非貫通穴51a1、51a2は、径方向において、少なくとも一部が、被係止部13に干渉しない非貫通穴である。図9においては、複数の非貫通穴51aのうち所定第1の非貫通穴51a1、51a2は、合わせて9個存在する。このうち被係止部13に全く干渉しない3個の所定第1の非貫通穴51a1に連通している第1の空気流路61aは、それぞれの所定第1の非貫通穴51a1の短手方向幅のほぼ中央からスプリング座部51の内周表面に、スプリング座部51の径方向に延びるように形成されている。また、被係止部13に一部干渉する残りの6個の所定第1の非貫通穴51a2に連通する第1の空気流路61aは、それぞれの所定第1の非貫通穴51a2の短手方向幅の一方端部からスプリング座部51の内周表面に、スプリング座部51の径方向に延びるように形成されている。ここで、第1の空気流路61aが連通する所定第1の非貫通穴51a2の短手方向幅の一方端部とは、その径方向において、被係止部13と干渉しない部位である。なお、図9においては、所定第1の非貫通穴51a2の当該短手方向の他方端部は、その径方向において、被係止部13と干渉している。
この第1の空気流路61aの空気流通方向(スプリング座部51の径方向)に直交する断面形状は、第1実施形態の第1の空気流路34aの当該断面形状と同様に、矩形状をなしている。そして、第1の空気流路61aの空気流通方向に直交する断面積は、所定第1の非貫通穴51a1、51a2の穴軸方向(図9の上下方向)に直交する断面積よりも小さくされている。
つまり、第1の空気流路61aに直接的に連通している所定第1の非貫通穴51a1、51a2は、第1の空気流路61aを介して、スプリング座部51の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。
また、第2の空気流路61b(本発明における穴間連通路)は、隣り合う非貫通穴51a同士を連通している。具体的には、第2の空気流路61bの少なくとも一端側が、非貫通穴51aのうち所定第2の非貫通穴51a3に連通している。ここで、所定第2の非貫通穴51a3は、径方向において、被係止部13に干渉する非貫通穴である。図9においては、複数の非貫通穴51aのうち所定第2の非貫通穴51a3は、3個存在する。そして、第3実施形態においては、これら所定第2の非貫通穴51a3の両隣に、所定第1の非貫通穴51a2が形成されている。
従って、第3実施形態においては、第2の空気流路61bは、所定第2の非貫通穴51a3と、その隣に位置する所定第1の非貫通穴51a2との間を連通している。なお、所定第2の非貫通穴51a3が連続して形成されている場合には、この第2の空気流路61bは、隣り合う所定第2の非貫通穴51a3を連通するようにしてもよい。
そして、この第2の空気流路61bは、所定第2の非貫通穴51a3とその隣に位置する所定第1の非貫通穴51a2との間を結ぶ最短距離部に形成されている。すなわち、第2の空気流路61bは、所定第2の非貫通穴51a3のうちスプリング座部51の軸心Oaに最も近い側と、その隣に位置する所定第1の非貫通穴51a2のうち当該軸心Oaに最も近い側とを結ぶ部位に形成されている。また、この第2の空気流路61bの空気流通方向に直交する断面形状は、第1の空気流路61aの空気流通方向に直交する断面形状と同一である。
そして、所定第2の非貫通穴51a3は、第2の空気流路61b、第1の空気流路61aに直接的に連通されている所定第1の非貫通穴51a2、及び、第1の空気流路61aを介して、スプリング座部11の上端面32以外の面との間で、空気を流通させる。
ガイド部52は、スプリング座部51の下端面31の下方側に配置されている。このガイド部52は、略逆円錐筒状からなる。ただし、図9及び図11に示すように、ガイド部52の外周面には、周方向に等間隔に12箇所の切欠52aが形成されている。換言すると、ガイド部52の外周面は、周方向に12箇所にリブ52bが形成されているような形状からなる。このガイド部52の内周径は、スプリング座部51の内周表面の内周径と同一である。そして、ガイド部52の最大外周径は、図9に示すように、コイルスプリング21の内周径よりも僅かに小さな径からなる。つまり、ガイド部52は、コイルスプリング21をスプリングシート50に装着する際のガイド機能を有する。
以上のようにスプリングシート50を構成することで、以下の効果を奏する。ここで、車両走行中などにコイルスプリング21が上下方向に伸縮変形することに伴い、スプリングシート50のスプリング座部51は、上下方向に圧縮・復元動作を繰り返す。このスプリング座部51の動作に起因して、非貫通穴51aは、圧縮変形された状態と復元される状態とを繰り返す。このとき、それぞれの非貫通穴51aは、スプリング座部51の外部に連通しているので、それぞれの非貫通穴51aとスプリング座部51の外部との間で、空気が流通する。従って、非貫通穴51aは、従来のように密閉状態となることはなく、このことに起因して異音が発生することもない。
さらに、スプリング座部51には複数の非貫通穴51aが形成されているので、スプリング座部51は、複数の柱状からなる部分を有するものではなく、全体が一体的に結合した形状となっている。つまり、非貫通穴51aは、特許文献1のような凸部を形成する切欠部に比べて、小さな穴である。
従って、スプリング座部51は、コイルスプリング21と車体側部材22とにより挟圧された場合であっても、座屈に対する剛性が大きくなる。つまり、スプリング座部51は、倒れ変形し難くなる。これにより、コイルスプリング21とスプリングシート50との芯ずれが生じることを確実に防止できる。なお、第1の空気流路61a及び第2の空気流路61bは、非貫通穴51aに比べて十分に小さいので、スプリング座部51の剛性に対して大きな影響を及ぼさない。
さらには、スプリング座部51が倒れ変形し難くなることにより、意匠面であるスプリング座部51の外周表面の外観品質が向上する。
このように、倒れ変形し難くなることに加えて、スプリング座部51の外表面に開口している第1の空気流路61aが、スプリング座部51の外周表面側に開口していないので、意匠面である外周表面の外観品質はさらに向上することになる。
第1実施形態の車両用サスペンションのスプリングシート10の組付状態図を示す。 スプリングシート10の軸方向断面図を示す。 スプリングシート10の平面図を示す。 スプリングシート10の底面図を示す。 図2のA−A部分断面図を示す。 第2実施形態のスプリングシート40の軸方向断面図を示す。 スプリングシート40の平面図を示す。 スプリングシート40の底面図を示す。 第3実施形態のスプリングシート50の軸方向断面図を示す。 スプリングシート50の平面図を示す。 スプリングシート50の底面図を示す。
符号の説明
10、40、50:スプリングシート、
11、41、51:スプリング座部、
12、52:ガイド部、 12a、52a:切欠、 12b、52b:リブ、
13:被係止部、
21:コイルスプリング、 22:車体側部材、 22a:平板部、 22b:係止部、
31:スプリング座部の下端面、 32:スプリング座部の上端面、
33a:小径側非貫通穴、 33a1:所定第1の非貫通穴、
33a2:所定第2の非貫通穴、 33b:大径側非貫通穴、
34a:第1の空気流路、 34b:第2の空気流路、 34c:第3の空気流路、
41a:貫通穴、
51a:非貫通穴、
51a1、51a2:所定第1の非貫通穴、 51a3:所定第2の非貫通穴、
61a:第1の空気流路、 61b:第2の空気流路

Claims (9)

  1. 車両のサスペンションにおいて、コイルスプリングと車体側部材又は車輪側支持部材である相手部材との間に介装され、前記コイルスプリングと前記相手部材との間の伝達振動を緩和する車両用サスペンションのスプリングシートであって、
    ゴム弾性体からなり、前記コイルスプリングの端部に密着すると共に前記相手部材に当接するスプリング座部を有し、
    前記スプリング座部は、
    前記コイルスプリングの端部に密着する第1面と、
    前記第1面の裏面側に位置し、前記相手部材に当接する第2面と、
    前記第2面側に開口部を有し、前記第2面から前記第1面に向かって形成される複数の非貫通穴と、
    一端側を所定第1の前記非貫通穴に連通し、他端側を前記スプリング座部の外表面のうち前記第2面以外の面に開口する第1の空気流路と、
    を有することを特徴とする車両用サスペンションのスプリングシート。
  2. さらに、2つの前記非貫通穴を相互に連通する穴間連通路を有する請求項1に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  3. 前記スプリング座部は、内周表面を有する筒状からなり、
    前記第1の空気流路の前記他端側は、前記スプリング座部の前記内周表面に開口される請求項1又は2に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  4. さらに、前記スプリング座部の前記内周表面から内側に向かって突出し、前記相手部材の係止部に対して係止される被係止部を有し、
    前記所定第1の前記非貫通穴は、径方向において少なくとも一部が前記被係止部に干渉しない前記非貫通穴である請求項3に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  5. 前記スプリング座部は、内周表面を有する筒状からなり、
    さらに、前記スプリング座部の前記内周表面から内側に向かって突出し、前記相手部材の係止部に対して係止される被係止部を有し、
    前記第1の空気流路の前記他端側は、前記スプリング座部の前記内周表面に開口され、
    前記所定第1の前記非貫通穴は、径方向において少なくとも一部が前記被係止部に干渉しない前記非貫通穴であり、
    前記穴間連通路の少なくとも一端側は、径方向において前記被係止部に干渉する所定第2の前記非貫通穴に連通する請求項2に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  6. 前記第1の空気流路の空気流通方向に直交する断面積は、前記所定第1の前記非貫通穴の前記第2面側の開口面積以下である請求項1〜5の何れか一項に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  7. 前記穴間連通路の空気流通方向に直交する断面積は、前記穴間連通路が連通する前記非貫通穴の前記第2面側の開口面積以下である請求項2又は5の何れか一項に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  8. 前記非貫通穴の穴中心位置は、前記コイルスプリングのスプリング中心位置と異なる請求項1〜7の何れか一項に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
  9. 複数の前記非貫通穴は、
    第1直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の小径側非貫通穴と、
    前記第1直径よりも大きな第2直径上にそれぞれの穴中心を有する複数の大径側非貫通穴と、
    を有し、
    前記小径側非貫通穴と前記大径側非貫通穴は、周方向に交互に配列される請求項1〜8の何れか一項に記載の車両用サスペンションのスプリングシート。
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