JP4352293B2 - 緩衝装置用スプリングシート - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、緩衝装置、例えば自動車の車両用懸架装置におけるストラットマウントに使用され、コイルスプリングの受座となるスプリングシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の車輪の懸架装置として用いられるマクファーソンストラットなどの緩衝装置は、図14に示すように、ショックアブソーバを構成する油圧シリンダ1のシリンダ1Aが車輪側に支持され、ピストンロッド1Bが車体側に支持され、油圧シリンダ1の周囲に配置されるコイルスプリング4が油圧シリンダ1の上下に配置した上下のスプリングシートを構成する受金具2,3の間で支持されている。また、ピストンロッド1Bを取囲むようにバンパーラバー5を取付けてある。さらに、上下の受金具2,3には、コイルスプリング4の上下端を受けるシートゴム7を夫々接着してあり、これらシートゴム7はリング状に形成されている。受金具2,3とシートゴム7とでスプリングシートを構成する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような懸架装置から加わる上下、左右、前後方向への入力は、コイルスプリング4、シートゴム7、受金具2,3の経路で車体本体に伝達される。コイルスプリング4の端部とシートゴム7とは直接接触しており、接触の形態は、点、線またはコイルスプリング4の周囲で行われ、コイルスプリング4からシートゴム7への入力形態は部分的に応力が集中する可能性が大きい。応力集中があると、その部分によって振動伝達が行われ、ゴム全体での防振機能が働かないため、防振効果が十分でないという問題がある。また、コイルスプリング4のシートゴム7への入力が局部的にならないようにするため、コイルスプリング4の巻き数などを調整していたため、コイルスプリング4の設計自由度が減少し、コイルスプリング4の原価、質量がアップしてしまった。さらに、コイルスプリング4の端部の圧力を受けるシートゴム7は、その面圧が高く、耐久性の面からも低ゴム硬度材を用いることができなかった。さらにまた、コイルスプリング4の入力軸直方向成分に対し、コイルスプリング4を保持させるために受金具2,3の形状を深絞り形状とする必要があり、受金具2,3の原価、質量をアップさせてしまっていた。
【0004】
そこで、この発明は、シートゴムへの局部的な入力をゴム全体でほぼ均等に分散して受けるようにし、局部的な応力集中を避け、しかもコイルスプリングの設計自由度を大きくしてコストダウンを図るとともに、耐久性と防振性能を高めた緩衝装置用スプリングシートを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため、この発明は緩衝装置に用いられるコイルスプリングの受座となる緩衝装置用スプリングシートは受金具にシートゴムを設けて成り、このシートゴムのコイルスプリング端部側に剛性プレートが埋設され、あるいは表面にゴムを設けた剛性プレートがシートゴム上に設けられた緩衝装置用スプリングシートにおいて、前記剛性プレートの縦断面形状をシートゴムの表面形状に倣うように形成し、前記受金具に接着する側から剛性プレートまでの厚みt1を剛性プレートからコイルスプリングが接触する表面までの厚みt2の2倍以上とし、前記シートゴムの受金具下面に接合する側に、多数の突起を形成することによって放射状及び周方向にスリットを設け、前記突起はシートゴムの受金具上下方向立壁面に対向して、周方向数ヶ所に設けられ、その突起が受金具上下方向立壁面に接合し、前記受金具とシートゴムとの当接面をコイルスプリングの軸方向に直交する面としたものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明の好適な実施例を図面を参照にして説明する。
【0007】
図1は、上部のスプリングシートを構成する受金具2の個所に設けたシートゴム10を示し、このシートゴム10にコイルスプリング4の端部が当接する。このシートゴム10のコイルスプリング4の当接側に剛性プレート11を埋設してある。図1では示していないが、下部側のスプリングシートも受金具3に同様のシートゴム10を設け、この剛性プレート11を埋設したシートゴム10でコイルスプリング4の反対側の端部を受け止めている。シートゴム10に埋設される剛性プレート11としては、金属製のプレートや合成樹脂製のプレートが好適に使用できる。この図1に示す実施例において、剛性プレート11は縦断面形状をシートゴム10の表面形状に倣ってほぼL字状に形成した。すなわち、コイルスプリング4の端部が接触する個所を取囲む形で剛性プレート11をシートゴム10に埋め込んだ。
【0008】
図2は剛性プレート11を埋め込んだ個所を境にしたシートゴム10の厚み関係を説明する図である。すなわち、シートゴム10の総厚みtはt1 +t2 であるが、受金具2に接着する側から剛性プレート11を埋め込んだ個所までの厚みt1 は、剛性プレート11からコイルスプリング4が接触する表面までの厚みt2 の2倍以上あるように形成する。
【0009】
図3に示す実施例では、表面にゴム12を設けた剛性プレート11をシートゴム10の表面上に設けた例を示す。すなわち、剛性プレート11がシートゴム10内に埋設されていない実施例である。このとき、剛性プレート11とシートゴム10とは接着してもよいし、接着せずにおいてもよい。
【0010】
図4に示す実施例は、コイルスプリング4の端部に対しシートゴム10がほぼ円弧状に当接する場合の実施例を示し、埋設される剛性プレート11もシートゴム10の表面形状に倣って縦断面円弧状に形成したものである。
【0011】
図5は図4に示す実施例における下部のスプリングシートを構成する受金具3側を示す断面図である。下部の受金具3に設けるシートゴム10は、上部に設けたシートゴム10と全く同一の形状でなくてもよい。例えば、図1や図3に示すシートゴム10を上部の受金具2に設け、下部の受金具3には図5に示すようなシートゴム10を設けることもできる。
【0012】
図6は、シートゴム10の表面上に、図3のようにゴム12を設けない剛性プレート11を設けた例を示す。図7は、シートゴム10の全表面上ではなく部分的に剛性プレート11を設けた例を示す。
【0013】
コイルスプリング4からシートゴム10への入力は、スプリングシートに対して垂直であるとは限らず、サスペンションのストローク状態により図8に示すようにある程度の傾きを持ち、この傾きによって生じるコイルスプリング4からのスプリングシートへの軸直方向成分の入力が局部的に集中した場合でも、剛性プレート11がシートゴム10への入力を分散させることができる。また、図8に示すように、高さhは、従前のものよりも浅くすることができる。すなわち、コイルスプリング4の軸直方向成分に対し、コイルスプリング4を保持させるために受金具2を深く絞って成形していたが、本構造により剛性プレート11がコイルスプリング4を保持するため、受金具2の絞りを浅くすることができ、コストダウンと軽量化が図れる。
【0014】
図9は、シートゴム10の他の例を示す平面図であり、多数の突起10Aがコイルスプリング4側とは反対側の面に形成され、突起10A間にスリット10Bが設けられる。図10ないし図13は、図9のA−A線、B−B線、C−C線、D−D線の端面図である。この実施例では、スリット10Bは放射状及び周方向に設けられているが、いずれか一方向のみであってもよい。スリット10Bを設けることにより、図10に示すP,Q方向のばね定数を低下させ、コイルスプリング4からの振動伝達率を削減する効果がある。
【0015】
このようなスプリングシート構造を採用すれば、コイルスプリング4からの力の伝達は、表面側シートゴム10(あるいはゴム12)、剛性プレート11(シートゴム10よりも先の場合もある)、背後の厚いシートゴム10、受金具2(3)の順で伝わる。表面側シートゴム10あるいはゴム12の部分的な個所に応力がかかったとしても、この応力はその背後にある剛性プレート11により全体に分散され、剛性プレート11の背後の厚いシートゴム10には全体的に均一な力として作用する。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、緩衝装置に用いられるコイルスプリングの受座となる緩衝装置用スプリングシートは受金具にシートゴムを設けて成り、このシートゴムのコイルスプリング端部側に剛性プレートが埋設され、あるいは表面にゴムを設けた剛性プレートがシートゴム上に設けられた緩衝装置用スプリングシートにおいて、前記剛性プレートの縦断面形状をシートゴムの表面形状に倣うように形成し、前記受金具に接着する側から剛性プレートまでの厚みt1を剛性プレートからコイルスプリングが接触する表面までの厚みt2の2倍以上とし、前記シートゴムの受金具下面に接合する側に、多数の突起を形成することによって放射状及び周方向にスリットを設け、前記突起はシートゴムの受金具上下方向立壁面に対向して、周方向数ヶ所に設けられ、その突起が受金具上下方向立壁面に接合し、前記受金具とシートゴムとの当接面をコイルスプリングの軸方向に直交する面としたので、コイルスプリングからのスプリングシートへの入力が局部的に集中した場合であっても、その背後側に剛性プレートを設けてあるので、剛性プレートがその背後の厚いシートゴムへの入力を分散し、背後のゴムには均等に力を伝えることとなり、防振性能をシートゴムが十分に発揮することができると同時に、応力集中が避けられるために、シートゴムの耐久性も向上する。また、コイルスプリングからの力の伝達は、表面側シートゴム、剛性プレート、背後の厚いシートゴム、受金具の順で伝わる。表面側シートゴムあるいはゴムの部分的な個所に応力がかかったとしても、この応力はその背後にある剛性プレートにより全体に分散され、剛性プレートの背後の厚いシートゴムには全体的に均一な力として作用する。さらに、スリットは放射状及び周方向に設けられ、(図10に示すP,Q方向の)ばね定数を低下させ、コイルスプリングからの振動伝達率を削減する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の好適な実施例を示す断面図。
【図2】シートゴムの拡大断面図。
【図3】他の実施例を示す断面図。
【図4】さらに別の実施例を示す断面図。
【図5】図4に示す実施例の下部のスプリングシート側を示す断面図。
【図6】他の実施例を示す断面図。
【図7】さらに別の実施例を示す断面図。
【図8】コイルスプリングからの入力状態説明図。
【図9】シートゴムの他の例を示す平面図。
【図10】図9のA−A線端面図。
【図11】図9のB−B線端面図。
【図12】図9のC−C線端面図。
【図13】図9のD−D線端面図。
【図14】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
2,3 受金具
4 コイルスプリング
10 シートゴム
11 剛性プレート
12 ゴム
Claims (1)
- 緩衝装置に用いられるコイルスプリングの受座となる緩衝装置用スプリングシートは受金具にシートゴムを設けて成り、このシートゴムのコイルスプリング端部側に剛性プレートが埋設され、あるいは表面にゴムを設けた剛性プレートがシートゴム上に設けられた緩衝装置用スプリングシートにおいて、
前記剛性プレートの縦断面形状をシートゴムの表面形状に倣うように形成し、
前記受金具に接着する側から剛性プレートまでの厚みt1を剛性プレートからコイルスプリングが接触する表面までの厚みt2の2倍以上とし、
前記シートゴムの受金具下面に接合する側に、多数の突起を形成することによって放射状及び周方向にスリットを設け、
前記突起はシートゴムの受金具上下方向立壁面に対向して、周方向数ヶ所に設けられ、その突起が受金具上下方向立壁面に接合し、
前記受金具とシートゴムとの当接面をコイルスプリングの軸方向に直交する面としたことを特徴とする緩衝装置用スプリングシート。
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