JP2001280386A - 筒型マウント - Google Patents

筒型マウント

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JP2001280386A
JP2001280386A JP2000090186A JP2000090186A JP2001280386A JP 2001280386 A JP2001280386 A JP 2001280386A JP 2000090186 A JP2000090186 A JP 2000090186A JP 2000090186 A JP2000090186 A JP 2000090186A JP 2001280386 A JP2001280386 A JP 2001280386A
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stopper
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cylindrical
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JP2000090186A
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English (en)
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Naohito Kuwayama
直仁 桑山
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Sumitomo Riko Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Riko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 大きな軸方向振動荷重の入力時における本体
ゴム弾性体の変形量を、滑らかなばね特性の立ち上がり
特性をもって緩衝的に制限することが出来る新規な構造
のストッパ機構を備えた筒型マウントを提供することを
目的とする。 【解決手段】 外筒部材14の軸方向一方の端部に内フ
ランジ状部24を形成して内フランジ状部24によって
第一の弾性ストッパ36,36を支持せしめる一方、本
体ゴム弾性体16によって本体ストッパ34,34を一
体的に形成した。それにより、軸部材12と外筒部材1
4の相対変位量を緩衝的に制限し得たと共に、本体スト
ッパ34におけるばね特性の緩やかな立ち上がりを実現
し得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、軸方向の入力振動に対する防振
性能と軸方向の入力荷重に対する耐荷重性能に優れた筒
型マウントに係り、例えば自動車用のデフマウントやボ
デーマウント,メンバマウント等として採用され得る筒
型マウントに関するものである。
【0002】
【背景技術】従来から、振動伝達系を構成する部材間に
介装される防振連結体の一種として、例えば、自動車に
おけるデファレンシャルキャリアとボデーの間に介装さ
れてデファレンシャルキャリアをボデーに対して防振支
持せしめるデフマウントの如き、筒型マウントが知られ
ている。かかる筒型マウントは、一般に、互いに径方向
で離隔配置せしめた内筒金具と外筒金具を、本体ゴム弾
性体で連結した構造とされており、防振連結すべき一方
の部材に設けられた装着孔に外筒金具を圧入固定する一
方、防振連結すべき他方の部材に設けられたロッドを内
筒金具に挿通固定することによって、防振連結すべき部
材間に装着されるようになっている。
【0003】ところで、このような筒型マウントにおい
ては、軸方向荷重に対して本体ゴム弾性体が剪断変形す
ることから、例えばデフマウントのように大きな軸方向
荷重が入力される場合には、本体ゴム弾性体の変形量を
緩衝的に制限して耐荷重性を確保するためにストッパ機
構が採用される。かかるストッパ機構としては、従来か
ら、例えば特開平8−210407号公報等に記載され
ているように、外筒金具の開口部から径方向外方に広が
る外フランジ部を設けて、この外フランジ部から軸方向
外方に突出する弾性ストッパを設けると共に、内筒金具
側に固定的に設けた当接部材を外筒金具の外フランジ部
に対して軸方向で対向位置せしめて、それら当接部材と
外フランジ部を、弾性ストッパを介して弾性的に当接さ
せるようにした構造が提案されている。
【0004】しかしながら、このような従来のストッパ
機構は、内筒金具側と外筒金具にそれぞれ固定的に設け
られた剛体たる当接部材と外フランジ部を、弾性ストッ
パを介して軸方向で相互に当接させることによって、内
外筒金具の軸方向の相対変位量を制限するものであるこ
とから、ばね特性の立ち上がりが急激で緩衝効果が低
く、大荷重入力時のショックを十分に低減することが難
しい場合があった。
【0005】また、大きな軸方向荷重が入力された際の
急激なばね特性の変化を回避するためには、当接部材と
外フランジ部の間で弾性ストッパに対して予圧縮を及ぼ
すことが考えられるが、当接部材と外フランジ部の両剛
体間で圧縮荷重が及ぼされる弾性ストッパでは大きな弾
性ストロークを確保することが難しいために、軸方向に
大きな振動荷重が入力された際に弾性ストッパが当接部
材に対して当接と離間を繰り返すこととなり、マウント
軸方向の弾性特性が不安定となり易いという問題もあっ
た。
【0006】
【解決課題】ここにおいて、本発明は、上述の如き事情
を背景として為されたものであって、その解決課題とす
るところは、大きな軸方向振動荷重の入力時における本
体ゴム弾性体の変形量を、滑らかなばね特性の立ち上が
り特性をもって緩衝的に制限することが出来る、新規な
構造のストッパ機構を備えた筒型マウントを提供するこ
とにある。
【0007】
【解決手段】以下、このような課題を解決するために為
された本発明の態様を記載する。なお、以下に記載の各
態様において採用される構成要素は、可能な限り任意の
組み合わせで採用可能である。また、本発明の態様乃至
は技術的特徴は、以下に記載のものに限定されることな
く、明細書全体および図面に記載され、或いはそれらの
記載から当業者が把握することの出来る発明思想に基づ
いて認識されるものであることが理解されるべきであ
る。
【0008】本発明の第一の態様は、互いに径方向で離
隔配置せしめた軸部材と外筒部材を、本体ゴム弾性体で
連結した筒型マウントにおいて、外筒部材の軸方向一方
の開口部に径方向内方に広がる内フランジ状部を一体形
成して、内フランジ状部から軸方向外方に向かって突出
する第一の弾性ストッパを設ける一方、外筒部材の軸方
向他方の開口部に径方向外方に広がる外フランジ状部を
一体形成し、更に、本体ゴム弾性体に対して、外フラン
ジ状部側の軸方向端面から軸方向外方に向かって突出す
る本体ストッパを一体形成したことを特徴とする。
【0009】このような本態様に従う構造とされた筒型
マウントにおいては、軸方向の振動荷重の入力時に、軸
部材側に設けられる当接部に対して本体ストッパと第一
の弾性ストッパが当接することによって、本体ゴム弾性
体における軸方向両側の弾性変形量、換言すれば軸部材
と外筒部材の軸方向での相対変位量が、何れも緩衝的に
制限され得る。そこにおいて、本体ストッパは、本体ゴ
ム弾性体から突設されており、本体ストッパ自体が本体
ゴム弾性体によって弾性的に支持されていることから、
軸方向の大きな振動荷重の入力時には、軸部材側に設け
られた当接部に本体ストッパが当接することによって発
揮される荷重−撓み特性が緩やかとなってばね特性の急
激な立ち上がりが緩和乃至は回避されることとなり、以
て、本体ゴム弾性体の軸方向の弾性変形量が、大きな衝
撃を伴うことなく制限され得るのである。
【0010】なお、本態様において、内フランジ状部や
第一の弾性ストッパは、周方向の全周に亘って連続して
形成する必要はなく、周方向の一部乃至は複数箇所に形
成することも可能である。そこにおいて、内フランジ状
部は、外筒部材を単に内方に向かって屈曲させる他、更
にその内周縁部を軸方向に屈曲させることにより、補強
リブを形成して、内フランジ状部の強度を向上させるこ
とが有効である。
【0011】また、本体ストッパも、本体ゴム弾性体の
周方向の全周に亘って連続して形成する必要はなく、周
方向の一部乃至は複数箇所に形成しても良い。更にま
た、外フランジ状部も同様に、周方向の一部乃至は複数
箇所に形成しても良い。
【0012】更にまた、本体ストッパは、軸部材に対し
て接着されることなく、軸部材から実質的に独立して形
成されることが望ましく、それによって、軸部材による
変形拘束が回避されて、より優れた緩衝作用が発揮され
得る。
【0013】また、本発明の第二の態様は、前記第一の
態様に従う構造とされた筒型マウントにおいて、外フラ
ンジ状部から軸方向外方に向かって突出する第二の弾性
ストッパを設けたことを、特徴とする。本態様において
は、剛体である外フランジ状部によって支持された第二
の弾性ストッパが、軸部材側に設けられる剛体である当
接部に対して当接されることにより、純圧縮される第二
の弾性ストッパによって、緩衝的であるが本体ストッパ
に比して大きなばね剛性をもって、軸部材と外筒部材の
軸方向相対変位量が制限され得ることとなる。それ故、
例えば、軸部材側の当接部によって、本体ストッパが所
定量圧縮変形せしめられた後に、かかる第二の弾性スト
ッパが圧縮変形せしめられるようにすれば、実用的な荷
重領域では、本体ストッパによる緩やかな立ち上がりば
ね特性による柔らかなばね特性を得ることが出来ると共
に、過大な荷重入力時には、第二の弾性ストッパによる
確実な相対変位量の制限が可能となる。
【0014】なお、第二の弾性ストッパも、周方向の全
周に亘って連続して形成する他、周上の一箇所または複
数箇所に設けても良い。また、それら第二の弾性ストッ
パと、本体ストッパを、それぞれ周方向で位置をずらせ
て、それぞれ周方向で部分的に形成することにより、相
互の干渉を回避せしめて、各ストッパ特性を独立的に発
揮させるようにしても良い。
【0015】さらに、本発明の第三の態様は、前記第一
又は第二の態様に従う構造とされた筒型マウントにおい
て、内フランジ状部を周方向で分断せしめて、外筒部材
の軸直角方向一方向で対向位置する部分に形成する一
方、本体ストッパを周方向で分断せしめて、内フランジ
状部の対向方向に直交する径方向一方向で対向位置する
部分に形成したことを、特徴とする。このような本態様
においては、内フランジ状部を周方向に分断したことに
より、内フランジ状部による本体ゴム弾性体の拘束が軽
減されて、本体ゴム弾性体による防振性能がより効果的
に発揮され得る。特に、本体ストッパの形成部位に対応
する部分で、内フランジ状部を分断したことにより、本
体ゴム弾性体による本体ストッパの弾性的な支持特性が
向上されて、本体ゴム弾性体による軸方向ばね特性の立
ち上がり特性を一層広いストローク範囲で緩やかに設定
することが可能となる。
【0016】また、本発明の第四の態様は、かかる第三
の態様に従う構造とされた筒型マウントにおいて、本体
ゴム弾性体に対して、軸部材と内フランジ状部の軸直角
方向対向面間を軸方向に延びるスリットを設けたこと
を、特徴とする。このような本態様においては、内フラ
ンジ状部による本体ゴム弾性体の拘束が一層軽減され
て、本体ゴム弾性体の軸方向の低動ばね化が可能となる
と共に、第一の弾性ストッパが本体ゴム弾性体から実質
的に分離されて、第一の弾性ストッパへの荷重入力によ
る防振特性への悪影響が回避され得る。
【0017】更にまた、本発明の第五の態様は、前記第
一乃至第四の何れかの態様に従う構造とされた筒型マウ
ントにおいて、本体ストッパが、軸部材に固定的に設け
られた当接部材に対して軸方向に圧接された状態で装着
されるようにしたことを、特徴とする。このような本態
様においては、軸方向の振動荷重入力時にも本体ストッ
パを当接部材に対して当接状態に維持せしめて、本体ス
トッパの当接部材に対する当接/離隔に伴う衝撃の発生
と、急激なばね特性の変化を、より高度に防止すること
が出来るのであり、それによって、大荷重入力時におけ
る防振性能と緩衝的なストッパ機能の更なる高度化が可
能となる。
【0018】さらに、本発明は、軸方向の入力振動に対
して防振効果が要求される各種の筒型マウントに対して
何れも適用可能であり、特に、軸方向一方の側に大きな
荷重が及ぼされる自動車用のデフマウントに対して、有
利に適用され得る。そこにおいて、本発明の第六の態様
は、前記第一乃至第五の何れかの態様に従う構造とされ
た筒型マウントを自動車用のデフマウントに適用するに
際して、自動車のデファレンシャルキャリアとボデーの
何れか一方の部材側に設けられた装着孔に外筒部材を圧
入固定する一方、他方の部材側に軸部材を取付固定する
ことにより、デファレンシャルキャリアをボデーに対し
て防振支持せしめると共に、デファレンシャルキャリア
からの加速トルク反力が、軸部材を外筒部材に対して内
フランジ状部側に軸方向変位せしめる方向に及ぼされる
ようにしたことを、特徴とする。このような本態様に従
う構造とされた筒型マウントによれば、自動車の加速時
には数千〜数万Nを超える軸方向荷重が及ぼされるデフ
マウントにおいて、外筒部材の装着孔からの抜け抗力が
有利に確保されて優れた軸方向の耐荷重性能が発揮され
ると共に、大きな荷重入力範囲とストローク範囲で、本
体ストッパによる緩衝的なストッパ機能が発揮され得
て、例えばデファレンシャル系のドスン音の如き大きな
衝撃も軽減乃至は防止することが可能となるのである。
【0019】なお、本発明に従う構造とされた筒型マウ
ントは、軸方向両側で安定した防振性能と緩衝的なスト
ッパ機能をより有効に得るために、本体ストッパと第一
の弾性ストッパの両方が、軸部材側に固定的に設けられ
た当接部材に対して圧接された状態で装着することが望
ましく、より好適には、一般的な軸方向の荷重入力範囲
では、それら本体ストッパと第一の弾性ストッパの両方
が、当接部材に対する当接状態に維持され得るように、
両ストッパに対する圧接力が設定される。
【0020】
【発明の実施形態】以下、本発明を更に具体的に明らか
にするために、本発明の実施形態について、図面を参照
しつつ、詳細に説明する。
【0021】先ず、図1〜3には、本発明の一実施形態
としての自動車用デフマウント10が、示されている。
このデフマウント10は、互いに径方向で離隔配置され
た軸部材としての内筒金具12と外筒部材としての外筒
金具14が、それらの間に介装された本体ゴム弾性体1
6によって弾性的に連結された構造とされている。そし
て、かかるデフマウント10は、図4に示されているよ
うに、外筒金具14がデファレンシャルキャリア(図示
せず)側に固設された支持アーム18に対して取り付け
られる一方、内筒金具12に対してフレーム40に固設
された支持ボルト20が挿通固定されることにより、デ
ファレンシャルキャリアをボデーに対して防振支持せし
めるようになっている。なお、以下の説明中、上下方向
とは、原則として図1における上下方向をいうものとす
る。
【0022】より詳細には、図1〜3に示されているよ
うに、内筒金具12は、一定の内外径寸法で延びるスト
レートな円筒形状を有している。また、内筒金具12の
外周側には、外筒金具14が、径方向外方に離間して略
同一中心軸上に配設されている。この外筒金具14は、
内筒金具12よりも薄肉大径でストレートに延びる筒状
部22を有しており、内筒金具12よりも軸方向長さが
短くされている。更に、外筒金具14における筒状部2
2の軸方向一方の端部(上端部)には、径方向内方に広
がる内フランジ状部としての一対の内フランジ24,2
4が一体形成されている一方、筒状部22の軸方向他方
の端部(下端部)には、径方向外方に広がる外フランジ
状部としての外フランジ26が一体形成されている。そ
して、これら外筒金具14における内フランジ24,2
4と外フランジ26の各軸方向外面は、内筒金具12の
軸方向端面よりも軸方向内方に位置せしめられている。
【0023】各内フランジ24は、外筒金具14の軸方
向端部が径方向内方に略直角に屈曲されて形成されてお
り、内筒金具12側に向かって、内外筒金具12,14
の径方向離隔距離の半分弱の長さで径方向に突出せしめ
られていると共に、その径方向内周縁部が軸方向内方に
向かって屈曲されている。換言すれば、一対の内フラン
ジ24,24は、それぞれ、全体として一定の略L字形
断面をもって周方向に延びており、外筒金具14の中心
軸を挟んで対向位置する部位において、それぞれ周方向
に略1/4周の長さに亘って形成されている。なお、各
内フランジ24には、径方向内方に広がる部分の略中央
に位置して、板厚方向に貫通するゴム廻し孔28が貫設
されている。また、外筒金具14において、内フランジ
24,24の形成されていない部分の軸方向端縁は、径
方向内方に向かって僅かに湾曲されたリブ形状とされて
いる。
【0024】また、外フランジ26は、外筒金具14の
軸方向端部が径方向外方に略直角に屈曲されることによ
り、周方向の全周に亘って略一定の径方向幅寸法で延び
る円環板形状をもって形成されている。
【0025】そして、これら内筒金具12と外筒金具1
4の径方向対向面間に、本体ゴム弾性体16が配設され
ている。この本体ゴム弾性体16は、全体として厚肉の
略円筒形状を有しており、その内周面に内筒金具12の
外周面が加硫接着されていると共に、その外周面に外筒
金具14の内周面が加硫接着されている。要するに、本
実施形態では、本体ゴム弾性体16が、内外筒金具1
2,14を有する一体加硫成形品として形成されている
のである。
【0026】また、かかる本体ゴム弾性体16には、内
筒金具12を径方向に挟んで対向位置する両側部分にお
いて、それぞれ、周方向に略1/3周の長さで延びるス
リットとしての肉抜孔30,30が、軸方向に貫通して
形成されている。ここにおいて、これら一対の肉抜孔3
0,30は、外筒金具14の内フランジ24,24の内
周側に位置せしめられており、各内フランジ24を径方
向内方と周方向両側に亘って囲むようにして各肉抜孔3
0が設けられている。それによって、内フランジ24,
24の形成部位が、内筒金具12に対して、本体ゴム弾
性体16によって径方向に直接には連結されていない。
【0027】見方を変えれば、本体ゴム弾性体16に対
して一対の肉抜孔30,30が形成されることにより、
内筒金具12と外筒金具14は、内フランジ24,24
の対向方向に対して直交する方向で内筒金具12を挟ん
だ両側部分において、内外筒金具12,14間を径方向
に延びる一対の弾性腕部32,32によって、相互に弾
性的に連結されている。要するに、外筒金具14におい
て内フランジ24,24が形成されていない部分と、内
筒金具12との、径方向対向面間が、その全体に亘っ
て、一対の弾性腕部32,32によって径方向に弾性的
に連結されているのであり、それによって、本体ゴム弾
性体16における内外筒金具12,14の連結部の自由
長が大きく設定されているのである。
【0028】さらに、本体ゴム弾性体16における弾性
腕部32,32には、外フランジ26側の軸方向端面
(図1中の下端面)において、軸方向外方に向かって突
出する本体ストッパとしての本体弾性突起34,34
が、それぞれ一体形成されている。各本体弾性突起34
は、各弾性腕部32の径方向中央部分から突設せしめら
れて、内筒金具12に対しては非接着状態で離隔形成さ
れており、先細状の略逆台形の断面形状をもって、各弾
性腕部32の周方向全長に亘って設けられている。
【0029】一方、外筒金具14には、内外筒金具1
2,14を弾性連結する弾性腕部32,32から実質的
に独立した状態で、内フランジ24,24と外フランジ
26から軸方向外方に向かって突出する第一及び第二の
弾性ストッパとしての第一の弾性突起36,36及び第
二の弾性突起38が設けられている。
【0030】第一の弾性突起36,36は、外筒金具1
4の内フランジ24の軸方向外端面から軸方向外方に向
かって、先細の台地形状をもって形成されており、内筒
金具12の軸方向端面よりも軸方向外方にまで突出せし
められている。なお、本実施形態では、第一の弾性突起
36,36は、各ゴム廻し孔28の周方向両側に分断さ
れた状態で、各内フランジ24上に一対ずつ形成されて
おり、要求されるばね特性を満足しつつ、周方向に分散
配置されている。また、これら全ての第一の弾性突起3
6は、何れも、本体ゴム弾性体16が内フランジ24の
内周縁部とゴム廻し孔38から廻されて、本体ゴム弾性
体16と一体成形されている。
【0031】また一方、第二の弾性突起38は、外筒金
具14の外フランジ26の軸方向外端面から軸方向外方
に向かって、略一定の肉厚寸法で被着形成されており、
その突出先端面が内筒金具12の軸方向端面よりも軸方
向内方に位置せしめられている。なお、第二の弾性突起
38の突出高さは、本体弾性突起34の突出高さの略半
分とされている。また、第二の弾性突起38は、周方向
で二分割されており、中心軸回りの周上で、本体弾性突
起34,34が形成されていない位置に突設されてい
る。具体的には、第二の弾性突起38,38は、内フラ
ンジ24,24の形成部位に対応する位置、換言すれば
内フランジ24,24に対して軸方向反対側に位置する
部分に設けられている。これにより、第二の弾性突起3
8,38と本体弾性突起34,34が、相互に独立的に
形成されており、相互間での変形応力の伝達が軽減乃至
は回避されるようになっている。
【0032】なお、本体ゴム弾性体16のゴム硬さは、
Hs(JIS A)値で45〜65とすることが望まし
い。
【0033】そして、上述の如き構造とされたデフマウ
ント10は、図4に示されているように、自動車のボデ
ー(図示せず)側のフレーム40に対して立設固定され
た支持ボルト20が内筒金具12に挿通されてナット4
1等を用いて固定される一方、自動車のデファレンシャ
ルキャリア(図示せず)に固設された支持アーム18に
形成された装着孔42に対して外筒金具14が圧入固定
されることにより、フレーム40と支持アーム18の間
に介装されて、デファレンシャルキャリアをボデーに対
して防振支持せしめることとなる。
【0034】また、そのような装着状態下では、内筒金
具12の軸方向下端面に対して略円板形状を有する剛性
の当接プレート44が、軸直角方向に広がって固着され
る。そして、この当接プレート44に対して、各本体弾
性突起34が圧接されると共に、内筒金具12の軸方向
上端面に固着されたフレーム40に対して、各第一の弾
性突起36が圧接される。なお、このことから明らかな
ように、本実施形態では、当接プレート44とフレーム
40によって、内外筒金具12,14の軸直角方向に広
がって、本体弾性突起34や第一及び第二の弾性突起3
6,38が当接される当接部材が構成されているのであ
る。
【0035】これにより、デフマウント10には、デフ
ァレンシャルキャリアの支持荷重と、加減速時のエンジ
ントルク反力が、内外筒金具12,14間に略軸方向荷
重として及ぼされるようになっている。なお、特に大き
な加速時のトルク反力は、図4において、内筒金具12
に対して外筒金具14を略軸方向下方に向かって変位さ
せる方向に入力されるようになっており、外筒金具14
の外フランジ26が支持アーム18に重ね合わせられる
ことにより、加速時のトルク反力に対する抜け強度(耐
荷重強度)が、大きく確保されるようになっている。ま
た、それらの軸方向荷重の入力時には、各弾性腕部32
に対しては主に剪断変形が生ぜしめられる一方、各本体
弾性突起34や各第一及び第二の弾性突起36,38に
は、圧縮変形が生ぜしめられるようになっている。ま
た、第二の弾性突起38,38は、大きな荷重入力時に
だけ、当接プレート44に当接せしめられるようになっ
ている。
【0036】それ故、かかるデフマウント10において
は、小さな軸方向荷重の入力時には、弾性腕部32,3
2の剪断ばね特性と、本体弾性突起34,34および第
一の弾性突起36,36の初期の圧縮ばね特性とによっ
て、柔らかいばね特性が発揮されると共に、入力荷重が
大きくなるにつれて、本体弾性突起34,34と第一の
弾性突起36,36の圧縮ばね特性が線形的に硬くな
り、入力荷重の更なる増大時には、本体弾性突起34,
34と第一の弾性突起36,36の圧縮ばね特性が非線
形的に大きくなることに加えて、第二の弾性突起38,
38による圧縮ばね特性も作用することから、十分に硬
いばね特性が発揮されることとなる。そして、それによ
って、小荷重振動に対する優れた振動絶縁性能が発揮さ
れると共に、加速トルク反力等の大きな振動荷重の入力
時には、緩衝的な変位量制限特性が発揮され得るのであ
る。
【0037】そこにおいて、かかるデフマウント10に
おいては、本体弾性突起34,34が、本体ゴム弾性体
16上に突設されており、本体ゴム弾性体16によって
弾性的に支持されて、外筒金具14と当接プレート44
の剛体間での直接的な圧接が回避されていることから、
本体弾性突起34,34の圧接時におけるばね特性の立
ち上がりが緩やかとされて、優れた緩衝作用が発揮され
得るのである。しかも、本体弾性突起34,34の圧縮
ばね特性が小さく設定されることにより、本体弾性突起
34,34の圧接状態下でも、圧縮変形量が小さい間は
柔らかいばね特性が発揮されて、良好な防振性能が発揮
され得るのである。
【0038】特に、本実施形態では、本体弾性突起3
4,34が弾性腕部32,32に突設されており、外筒
金具14の内フランジ24,24から周方向に外れた位
置に形成されていることから、内フランジ24,24に
よる拘束が回避されて、本体弾性突起34,34による
緩衝的なストッパ機能と補助的な防振機能が一層有利に
発揮され得る。
【0039】さらに、本実施形態では、加速トルク反力
の入力方向で入力荷重が大きくなって本体弾性突起3
4,34の変形量が大きくなると、入力荷重が小さい間
は当接プレート44から離隔していた第二の弾性突起3
8,38が当接プレート44に当接することにより、外
フランジ26と当接プレート44の両剛体間で直接に第
二の弾性突起38,38が圧接されることにより、ばね
特性が非線形的に大きく立ち上げられて、内外筒金具1
2,14の相対的変位量が確実に規制され得るのであ
る。
【0040】また一方、減速トルク反力の入力方向で
は、内フランジ24,24とフレーム40の間で第一の
弾性突起36,36が圧接されることにより、内外筒金
具12,14の相対的変位量が緩衝的に且つ確実に規制
され得る。そこにおいて、特に本実施形態では、内フラ
ンジ24,24が、L字形断面をもって形成されている
ことから、大きな耐荷重強度が発揮されると共に、第一
の弾性突起36,36が周方向で複数個に分割形成され
ていることから、自由表面積が十分に確保されて優れた
緩衝性能を得ることが出来る。
【0041】以上、本発明の実施形態について詳述して
きたが、これはあくまでも例示であって、本発明は、か
かる実施形態における具体的な記載によって、何等、限
定的に解釈されるものでない。
【0042】例えば、前記実施形態では、肉抜孔30,
30が、本体ゴム弾性体16を軸方向に貫通して形成さ
れていたが、軸方向に所定長さで延びる有底穴形状の肉
抜孔30,30を採用しても良く、要求特性によって
は、そのような肉抜孔30,30を設けなくても良い。
【0043】また、各第一及び第二の弾性突起36,3
8や各本体弾性突起34は、要求される特性等を考慮し
て、突出高さや周方向長さ等を適宜に変更することが可
能であり、例えば、それらを周方向の全周に亘って連続
して環状に形成しても良い。
【0044】更にまた、前記実施形態では、デフマウン
ト10は、支持ボルト20により内筒金具12がフレー
ム40および当接プレート44に固定される一方、外筒
金具14が支持アーム18の装着孔42に圧入固定され
て装着されていたが、それ以外にも、支持ボルト20に
代えてフレーム40又は当接プレート44側に立設固定
された支持ロッドを内筒金具12に挿通することや、取
付用ブラケットを利用して外筒金具14を固定する等、
従来の適宜の方法で装着可能である。
【0045】また、前記実施形態では、本発明を自動車
用のデフマウントに適用したものの一具体例を示した
が、本発明は、その他、自動車用のボデーマウントやエ
ンジンマウント、キャブマウント、サスペンションブッ
シュなど、或いは自動車以外の各種の筒型マウントに対
して適用可能であることは、勿論である。
【0046】その他、一々列挙はしないが、本発明は、
当業者の知識に基づいて、種々なる変更,修正,改良等
を加えた態様において実施され得るものであり、また、
そのような実施態様が、本発明の趣旨を逸脱しない限
り、何れも、本発明の範囲内に含まれるものであること
は、言うまでもない。
【0047】
【発明の効果】上述の説明から明らかなように、本発明
に従う構造とされた筒型マウントにおいては、本体ゴム
弾性体によって弾性的に支持された本体ストッパを採用
したことにより、軸方向一方の側において、緩やかな荷
重−撓み特性をもってストッパ機能が発揮されることと
なり、本体ゴム弾性体の軸方向の弾性変形量が、大きな
衝撃を伴うことなく緩衝的に制限され得る。しかも、軸
方向他方の側には、第一の弾性ストッパを支持する内フ
ランジ状部を設けたことにより、安定したストッパ機能
が発揮されて本体ゴム弾性体の軸方向の弾性変形量が制
限され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態を示すデフマウントを
示す縦断面説明図であって、図2におけるI−I断面に
相当する図である。
【図2】図1に示されたデフマウントを示す鉛直方向上
方からの平面図である。
【図3】図1に示されたデフマウントを示す鉛直方向下
方からの平面図である。
【図4】図1に示されたデフマウントの装着状態の一具
体例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 デフマウント 12 内筒金具 14 外筒金具 16 本体ゴム弾性体 18 支持アーム 24 内フランジ 26 外フランジ 30 肉抜孔 34 本体弾性突起 36 第一の弾性突起 38 第二の弾性突起 40 フレーム 42 装着孔 44 当接プレート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに径方向で離隔配置せしめた軸部材
    と外筒部材を、本体ゴム弾性体で連結した筒型マウント
    において、 前記外筒部材の軸方向一方の開口部に径方向内方に広が
    る内フランジ状部を一体形成して、該内フランジ状部か
    ら軸方向外方に向かって突出する第一の弾性ストッパを
    設ける一方、該外筒部材の軸方向他方の開口部に径方向
    外方に広がる外フランジ状部を一体形成し、更に、前記
    本体ゴム弾性体に対して、該外フランジ状部側の軸方向
    端面から軸方向外方に向かって突出する本体ストッパを
    一体形成したことを特徴とする筒型マウント。
  2. 【請求項2】 前記外フランジ状部から軸方向外方に向
    かって突出する第二の弾性ストッパを設けた請求項1に
    記載の筒型マウント。
  3. 【請求項3】 前記内フランジ状部を周方向で分断せし
    めて、前記外筒部材の軸直角方向一方向で対向位置する
    部分に形成する一方、前記本体ストッパを周方向で分断
    せしめて、該内フランジ状部の対向方向に直交する径方
    向一方向で対向位置する部分に形成した請求項1又は2
    に記載の筒型マウント。
  4. 【請求項4】 前記本体ゴム弾性体において、前記軸部
    材と前記内フランジ状部の軸直角方向対向面間を軸方向
    に延びるスリットを設けた請求項3に記載の筒型マウン
    ト。
  5. 【請求項5】 前記本体ストッパが、前記軸部材に固定
    的に設けられた当接部材に対して軸方向に圧接された状
    態で装着されるようにした請求項1乃至4の何れかに記
    載の筒型マウント。
  6. 【請求項6】 自動車のデファレンシャルキャリアとボ
    デーの何れか一方の部材側に設けられた装着孔に前記外
    筒部材を圧入固定する一方、他方の部材側に前記軸部材
    を取付固定することにより、該デファレンシャルキャリ
    アを該ボデーに対して防振支持せしめると共に、該デフ
    ァレンシャルキャリアからの加速トルク反力が、該軸部
    材を該外筒部材に対して前記内フランジ状部側に軸方向
    変位せしめる方向に及ぼされるようにした請求項1乃至
    5の何れかに記載の筒型マウント。
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