JP2007227736A - 現像処理装置、現像処理方法、コンピュータ読取可能な記憶媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 現像液の供給量を抑えつつ、基板全面にわたって均一な処理を迅速に施すことができる現像処理装置を提供する。
【解決手段】 現像ユニット30は、基板Gを水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルト53と、搬送ベルト53上の基板Gに現像液を供給する現像液供給機構60とを具備し、搬送ベルト53の表面には、載置された基板Gを囲繞するように、現像液供給機構60によって基板Gに供給された現像液を堰き止める堰部55が設けられている。
【選択図】 図7

Description

本発明は、フラットパネルディスプレイ(FPD)用のガラス基板等の基板に現像液を供給して現像処理を施す現像処理装置および現像処理方法、ならびにこのような現像処理方法を行うためのコンピュータ読取可能な記憶媒体に関する。
FPDの製造においては、FPD用のガラス基板上に回路パターンを形成するためにフォトリソグラフィ技術が用いられる。フォトリソグラフィによる回路パターンの形成は、ガラス基板上にレジスト膜を塗布形成し、回路パターンに対応するようにレジスト膜を露光し、これを現像処理するといった手順で行われる。
現像処理には、基板をコロ搬送するコロ搬送機構と、コロ搬送機構上の基板に現像液を供給する現像ノズルとを備えた現像処理装置が用いられている(例えば特許文献1参照)。この現像処理装置は、まず、コロ搬送機構によって水平姿勢で搬送した基板を所定位置で一時停止させ、次に、現像ノズルが基板に沿って移動しながら基板上に現像液を液盛りすることにより基板上に現像液のパドルを形成し、その後、現像液のパドルが形成された基板をコロ搬送機構によって再び搬送するように構成されている。
しかしながら、上記した従来の現像処理装置は、現像ノズルが移動しながら基板上に現像液を液盛りし、現像液のパドルが形成された状態で基板をコロ搬送するため、現像液の液盛り時、および液盛り後の基板の搬送時にそれぞれ、慣性力や振動等によって現像液が基板上からこぼれ落ちやすく、現像液のロスが大きい。しかも、現像液がこぼれ落ちることにより基板上に現像液の流れが発生するため、基板に処理ムラが生じるおそれがある。現像液のロスを抑止するには、現像ノズルの移動速度およびコロ搬送機構による搬送速度を遅く設定することが考えられるが、現像ノズルの移動速度およびコロ搬送機構による搬送速度が遅いと処理に時間を要してしまう。特に、現像ノズルの移動速度が遅いと、基板の一端部と他端部とで現像液の供給に大きな時間差が生じるため、結果的に処理ムラも発生してしまう。
また、上記した従来の現像処理装置は、基板上に現像液を供給して基板上に現像液のパドルが形成されている間、基板が局所的にコロに接触して支持されているため、基板にコロの跡が転写されることによっても処理ムラが発生するおそれがある。
特開2003−17401号公報
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、現像液の供給量を抑えつつ、基板全面にわたって均一な処理を迅速に施すことができる現像処理装置および現像処理方法、ならびにこのような現像処理方法を行うためのコンピュータ読取可能な記憶媒体の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明は、基板に現像液を供給して現像処理を施す現像処理装置であって、基板を略水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトと、前記搬送ベルト上の基板に現像液を供給する現像液供給機構とを具備し、前記搬送ベルトの表面には、載置された基板を囲繞するように、前記現像液供給機構によって基板に供給された現像液を堰き止める堰部が設けられていることを特徴とする現像処理装置を提供する。
本発明において、前記搬送ベルトは、前記現像液供給機構による現像液の供給時または供給後に、正逆交互に作動することにより現像液を前記堰部内で攪拌することが好ましい。
以上の本発明において、前記搬送ベルトを洗浄する洗浄機構をさらに具備することが好ましい。この場合に、前記搬送ベルトは無端状であり、前記洗浄機構は、前記搬送ベルトに下方から洗浄液を供給して前記搬送ベルトを洗浄することが好ましい。
また、以上の本発明において、前記搬送ベルトを乾燥させる乾燥機構をさらに具備することが好ましい。この場合に、前記搬送ベルトは無端状であり、前記乾燥機構は、前記搬送ベルトに下方から乾燥流体を供給して前記搬送ベルトを乾燥させることが好ましい。
さらに、以上の本発明において、前記堰部は、前記搬送ベルトの搬送方向に複数配列されていることが好ましい。
また、本発明は、基板に現像処理を施す現像処理方法であって、表面に現像液貯留部を有し、基板を水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトを準備し、前記現像液貯留部内の現像液に基板を浸漬して現像を進行させつつ、前記搬送ベルトによって基板を搬送して、基板に現像処理を施すことを特徴とする現像処理方法を提供する。
本発明において、基板が浸漬された前記現像液貯留部内の現像液を、所定の温度プロファイルが形成されるように温調することが好ましい。
さらに、本発明は、コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、前記制御プログラムは、実行時に上記現像処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体を提供する。
本発明によれば、基板を略水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトと、搬送ベルト上の基板に現像液を供給する現像液供給機構とを設けるとともに、搬送ベルトの表面に、載置された基板を囲繞するように、現像液供給機構によって基板に供給された現像液を堰き止める堰部を設けたため、搬送ベルトによって基板全面が均等に支持されるとともに、例えば、現像液供給機構が搬送ベルトと相対的に素早く移動しながら基板に現像液を供給しても、堰部によって現像液の拡散および落下が防止される。したがって、現像液の供給量を抑えつつ、基板全体に均一な処理を迅速に施すことが可能となる。
また、本発明によれば、表面に現像液貯留部を有し、基板を水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトを準備し、現像液貯留部内の現像液に基板を浸漬して現像を進行させつつ、搬送ベルトによって基板を搬送して、基板に現像処理を施すため、搬送ベルトによって基板全面が均等に支持されるとともに、例えば、搬送ベルトによる基板の搬送速度を速く設定しても、現像液貯留部によって現像液の拡散および落下が防止される。したがって、現像液の供給量を抑えつつ、基板全体に均一な処理を迅速に施すことが可能となる。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る現像ユニットが搭載された、FPD用のガラス基板(以下、単に「基板」と記す)へのレジスト膜の形成および露光処理後のレジスト膜の現像処理を行うレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図である。
レジスト塗布・現像処理システム100は、複数の基板Gを収容するためのカセットCが載置されるカセットステーション1と、基板Gにレジスト塗布および現像を含む一連の処理を施す処理ステーション2と、基板Gに露光処理を施す露光装置9との間で基板Gの受け渡しを行うインターフェースステーション4とを備えており、カセットステーション1およびインターフェースステーション4はそれぞれ、処理ステーション2の両側に配置されている。なお、図1において、レジスト塗布・現像処理システム100の長手方向をX方向、平面上においてX方向と直交する方向をY方向とする。
カセットステーション1は、カセットCをY方向に並列に載置可能な載置台12と、処理ステーション2との間で基板Gの搬入出を行う搬送装置11を備え、載置台12と外部との間でカセットCの搬送が行われる。搬送装置11に設けられた搬送アーム11aは、Y方向に延びるガイド10に沿って移動可能であるとともに、上下動、前後動および水平回転可能であり、カセットCと処理ステーション2との間で基板Gの搬入出を行うものである。
処理ステーション2は、カセットステーション1とインターフェースステーション4との間にX方向に伸びる平行な2列の基板Gの搬送ラインA、Bを有している。搬送ラインAは、コロ搬送やベルト搬送等の所謂平流し搬送によって基板Gをカセットステーション1側からインターフェースステーション4側に向かって搬送するように構成され、搬送ラインBは、コロ搬送やベルト搬送等の所謂平流し搬送によって基板Gをインターフェースステーション4側からカセットステーション1側に向かって搬送するように構成されている。
搬送ラインA上には、カセットステーション1側からインターフェースステーション4側に向かって、エキシマUV照射ユニット(e−UV)21、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22、プリヒートユニット(PH)23、アドヒージョンユニット(AD)24、冷却ユニット(COL)25、レジスト塗布ユニット(CT)26、減圧乾燥ユニット(DP)27、プリベークユニット(PREB)28、冷却ユニット(COL)29が順に配列されている。
エキシマUV照射ユニット(e−UV)21は基板Gに含まれる有機物の除去処理を行い、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22は基板Gのスクラブ洗浄処理および乾燥処理を行う。プリヒートユニット(PH)23は基板Gの脱水加熱処理を行い、アドヒージョンユニット(AD)24は基板Gの疎水化処理を行い、冷却ユニット(COL)25は基板Gを冷却する。レジスト塗布ユニット(CT)26は基板G上にレジスト液を供給してレジスト膜を形成し、減圧乾燥ユニット(DP)27は、減圧下で基板G上のレジスト膜に含まれる揮発成分を蒸発させてレジスト膜を乾燥させる。プリベークユニット(PREB)28は基板Gのプリベーク処理を行い、冷却ユニット(COL)29は冷却ユニット(COL)25と同様に基板Gを冷却する。
搬送ラインB上には、インターフェースステーション4側からカセットステーション1側に向かって、現像ユニット(DEV)30、ポストベークユニット(POB)31、冷却ユニット(COL)32が順に配列されている。なお、冷却ユニット(COL)32とセットステーション1との間には、レジスト塗布および現像を含む一連の処理が施された基板Gを検査する検査装置(IP)35が設けられている。
後に詳述する現像ユニット(DEV)30(現像処理装置)は、基板G上への現像液の塗布、基板Gのリンス処理、基板Gの乾燥処理を順次行う。ポストベークユニット(POB)31は、基板Gのポストベーク処理を行い、冷却ユニット(COL)32は、冷却ユニット(COL)25と同様に基板Gを冷却する。
インターフェースステーション4は、基板Gを収容可能なバッファカセットが配置された、基板Gの受け渡し部であるロータリーステージ(RS)44と、搬送ラインAを搬送された基板Gを受け取ってロータリーステージ(RS)44に搬送する搬送アーム43とを備えている。搬送アーム43は、上下動、前後動および水平回転可能であり、搬送アーム43に隣接して設けられた露光装置9と、搬送アーム43および現像ユニット(DEV)30に隣接して設けられた、周辺露光装置(EE)およびタイトラー(TITLER)を有する外部装置ブロック90とにもアクセス可能である。
レジスト塗布・現像処理装置100は、CPUを備えたプロセスコントローラ101に接続されて制御されるように構成されている。プロセスコントローラ101には、工程管理者がレジスト塗布・現像処理装置100の各部または各ユニットを管理するためにコマンドの入力操作等を行うキーボードや、各部または各ユニットの稼働状況を可視化して表示するディスプレイ等からなるユーザーインターフェース102と、レジスト塗布・現像処理装置100で実行される加熱処理や冷却処理などの各種処理をプロセスコントローラ101の制御にて実現するための制御プログラムや処理条件データ等が記録されたレシピが格納された記憶部103とが接続されている。
そして、必要に応じて、ユーザーインターフェース102からの指示等にて任意のレシピを記憶部103から呼び出してプロセスコントローラ101に実行させることで、プロセスコントローラ101の制御下で、レジスト塗布・現像処理装置100で所望の処理が行われる。また、制御プログラムや処理条件データ等のレシピは、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えばCD−ROM、ハードディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリなどに格納された状態のものを利用したり、あるいは、他の装置から、例えば専用回線を介して随時伝送させてオンラインで利用したりすることも可能である。
このように構成されたレジスト塗布現像処理装置100においては、まず、カセットステーション1の載置台12に載置されたカセットC内の基板Gが、搬送装置11の搬送アーム11aによって処理ステーション2の搬送ラインAの上流側端部に搬送され、さらに搬送ラインA上を搬送されて、エキシマUV照射ユニット(e−UV)21で基板Gに含まれる有機物の除去処理が行われる。エキシマUV照射ユニット(e−UV)21での有機物の除去処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、スクラブ洗浄ユニット(SCR)22でスクラブ洗浄処理および乾燥処理が施される。
スクラブ洗浄ユニット(SCR)22でのスクラブ洗浄処理および乾燥処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、プリヒートユニット(PH)23で加熱されて脱水される。プリヒートユニット(PH)23での脱水加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、アドヒージョンユニット(AD)24で疎水化処理が施される。アドヒージョンユニット(AD)24での疎水化処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、冷却ユニット(COL)25で冷却される。
冷却ユニット(COL)25で冷却された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、レジスト塗布ユニット(CT)26でレジスト膜が形成される。レジスト塗布ユニット(CT)26でのレジスト膜の形成は、基板Gが搬送ラインA上を搬送されながら、基板G上にレジスト液が供給されることにより行われる。
レジスト塗布ユニット(CT)26でレジスト膜が形成された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、減圧乾燥ユニット(DP)27で減圧雰囲気に晒されることにより、レジスト膜の乾燥処理が施される。
減圧乾燥ユニット(DP)27でレジスト膜の乾燥処理が施された基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、プリベークユニット(PREB)28でプリベーク処理が施され、レジスト膜に含まれる溶剤が除去される。基板Gのプリベーク処理は、後述するコロ搬送機構5によって搬送ラインA上を搬送されながら行われる。プリベークユニット(PREB)28での加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインA上を搬送されて、冷却ユニット(COL)29で冷却される。
冷却ユニット(COL)29で冷却された基板Gは、搬送ラインA上を下流側端部まで搬送された後、インターフェースステーション4の搬送アーム43によってロータリーステージ(RS)44に搬送される。次に、基板Gは、搬送アーム43によって外部装置ブロック90の周辺露光装置(EE)に搬送されて、周辺露光装置(EE)でレジスト膜の外周部(不要部分)を除去するための露光処理が施される。続いて、基板Gは、搬送アーム43により露光装置9に搬送され、レジスト膜に所定パターンの露光処理が施される。なお、基板Gは、一時的にロータリーステージ(RS)44上のバッファカセットに収容された後に、露光装置9に搬送される場合がある。露光処理が終了した基板Gは、搬送アーム43により外部装置ブロック90のタイトラー(TITLER)に搬送され、タイトラー(TITLER)で所定の情報が記される。
タイトラー(TITLER)で所定の情報が記された基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、現像ユニット(DEV)30で現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理が順次施される。現像ユニット(DEV)30での現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理については後に詳細に説明する。
現像ユニット(DEV)30での現像液の塗布処理、リンス処理および乾燥処理が終了した基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、ポストベークユニット(POB)31でポストベーク処理が施され、レジスト膜に含まれる溶剤および水分が除去される。基板Gのポストベーク処理は、後述するコロ搬送機構5によって搬送ラインB上を搬送されながら行われる。なお、現像ユニット(DEV)30とポストベークユニット(POB)31との間には、現像液の脱色処理を行うi線UV照射ユニットを設けてもよい。ポストベークユニット(POB)31での加熱処理が終了した基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、冷却ユニット(COL)32で冷却される。
冷却ユニット(COL)32で冷却された基板Gは、搬送ラインB上を搬送されて、検査ユニット(IP)35で検査される。検査を通過した基板Gは、カセットステーション1に設けられた搬送装置11の搬送アーム11aにより載置台12に載置された所定のカセットCに収容されることとなる。
次に、現像ユニット(DEV)30(現像処理装置)について詳細に説明する。
図2は現像ユニット(DEV)30の側面図であり、図3はその平面図である。
現像ユニット(DEV)30は、外部装置ブロック90側からポストベークユニット(POB)31側に向かって順に、導入ゾーン30a、現像液供給ゾーン30b、現像液除去ゾーン30c、リンスゾーン30d、乾燥ゾーン30eを備えている。
導入ゾーン30aは、後に詳述する現像液供給ゾーン30bからの現像液の飛散等による外部装置ブロック90の汚染を防止するために設けられたものである。導入ゾーン30aは、外部装置ブロック90から搬送された基板Gを現像液供給ゾーン30bへとコロ搬送する、搬送ラインBの一部として機能する第1のコロ搬送機構5aを有している。第1のコロ搬送機構5aは、Y方向に延びる略円柱状に形成された、モータ等の駆動源によって回転するコロ50をX方向に間隔をあけて複数有し、コロ50の回転によりコロ50上の基板GをX方向に搬送するように構成されている。なお、コロ50は、載置した基板Gに撓みが生じ難いような間隔で複数設けられている。
現像液供給ゾーン30bは、導入ゾーン30aから搬送された基板Gを現像液除去ゾーン30cへとベルト搬送する、搬送ラインBの一部として機能するベルト搬送機構5bと、ベルト搬送機構5b上に基板Gに現像液を供給する現像液供給機構60と、ベルト搬送機構5b上の基板Gに供給された現像液を温調する温調機構、例えばヒータ85と(図6参照)、現像液が供給された基板Gのベルト搬送機構5bによる搬送後の後述する搬送ベルト53を洗浄する洗浄機構61、および搬送ベルト53を乾燥させる乾燥ノズル(乾燥機構:乾燥流体供給機構)62とを有している。
ベルト搬送機構5bは、X方向に間隔をあけて設けられた、Y方向に延びる略円柱状の回転可能な2つのプーリ52と、これら2つのプーリ52に掛け渡された無端状の搬送ベルト53とを有している。ベルト搬送機構5bは、2つのプーリ52のうちの少なくともいずれか一方が、交流モータ等の正逆自在な駆動源によって回転することにより、搬送ベルト53が回転作動して搬送ベルト53上の基板Gを略水平姿勢でX方向に搬送するように構成されている。
図4は現像ユニット(DEV)30を構成するベルト搬送機構5b部分の斜視図である。プーリ52は、基板Gの幅(Y方向長さ)よりも長い略円柱状に形成され、2つのプーリ52、52同士の間隔は、少なくとも基板Gの長さ(X方向長さ)よりも大きく設定されている。搬送ベルト53は、耐薬品性、耐水性および耐熱性に優れたテフロン(登録商標)系ゴム弾性材料により、少なくとも基板Gの幅よりも大きい幅を有するように形成されている。搬送ベルト53の表面(外周面)には、第1のコロ搬送機構5aによって搬送された基板Gを受け取って収容する、基板Gの形状と対応する矩形状の枠部54が、搬送方向(X方向)に略等間隔に複数、例えば2つ形成されている(図4には1つのみ図示)。枠部54は、基板Gの厚みおよび後述する基板G上への現像液の液盛り高さの合計よりもやや高く、例えば数mm程高く形成されている。枠部54の内周面は、現像液供給機構7によって基板Gに供給された現像液を堰き止める堰部55を構成し、枠部54の内周面および枠部54で囲まれた搬送ベルト53の表面部分は、現像液供給機構7によって基板Gに供給された現像液を貯留可能な現像液貯留部を構成する。なお、2つのプーリ52、52間には、搬送ベルト53の撓みを防止するための撓み防止ローラ56が、例えば、X方向に間隔をあけて複数設けられている。
現像液供給機構60は、ベルト搬送機構5bの上方に設けられた、搬送ベルト53の枠部54内に収容された基板G上に現像液を吐出する現像ノズル63と、この現像ノズル63をX方向に移動させるとともに昇降させる現像ノズル移動機構64とを有している。現像ノズル63は、Y方向に長く、下端部にその長さ方向に沿ってスリット状の吐出口(図示せず)が形成され、吐出口から基板Gの略全幅にわたって現像液を帯状に吐出するように構成されている。なお、現像ノズル63としては、スリット状の吐出口を有するものに代えて、複数の吐出口がY方向に間隔をあけて複数形成されているものを用いることもできる。
ヒータ85は、例えば、搬送ベルト53内(搬送ベルト53に囲まれた空間内)のプーリ52と撓み防止ローラ56との間、および撓み防止ローラ56、56間にそれぞれ設けられている。ヒータ85は、ベルト搬送機構5b上の基板Gに供給された現像液を、搬送ベルト53を介して下方から温調するように構成されている。なお、温調機構として、ヒータ85の代わりに、ペルチェ素子や温調水を循環させる構成等を用いてもよい。
図5は現像ユニット(DEV)30の制御系を概念的に示すブロック図である。ベルト搬送機構5bの駆動、現像ノズル移動機構64による現像ノズル63の移動、現像ノズル63による現像液の吐出およびヒータ85の温調は、プロセスコントローラ101からユニットコントローラ104を介して指令を受けた現像液供給ゾーンコントローラ105によって制御される。
図6はベルト搬送機構5bによる基板Gの搬送態様を説明するための図である。現像液供給ゾーンコントローラ105は、基板Gが導入ゾーン30aから搬送されると、基板Gの前端部が枠部54内または堰部55の前端部近傍に位置するようにベルト搬送機構5bの搬送ベルト53を作動させて、搬送ベルト53によって基板Gを受け取らせ(図6(a)参照)、さらに搬送ベルト53を作動させて基板Gを枠部54内に収容させる(図6(b)参照)。
図7は現像ユニット(DEV)30を構成する現像液供給ゾーン30bにおける基板Gの現像液の供給態様を説明するための図である。基板Gが枠部54内に収容されると、現像液供給ゾーンコントローラ105は、搬送ベルト53を停止させ、現像ノズル移動機構64により、現像ノズル63を、下降させて搬送ベルト53上の基板Gとの間隔を調整した後、基板GのX方向一端部から他端部に向かって、例えばベルト搬送機構5bによる基板Gの通常搬送方向と反対方向に移動させながら、図示しない現像液供給源からの現像液を現像ノズル63によって基板G上に吐出させることにより(図7(a)、(b)参照)、基板G上の略全面にわたって現像液のパドルが形成される(図7(c)参照)。
基板G上に現像液のパドルが形成されると、現像液供給ゾーンコントローラ105は、搬送ベルト53をX方向一方側(+B方向)および他方側(−B方向)に交互に所定時間作動させて(図7(d)、(e)参照)、現像反応を進行させる。
また、現像ノズル63によって現像液を吐出させた際、および/または搬送ベルト53をX方向一方側および他方側に交互に作動させた際に、現像液供給ゾーンコントローラ105は、ヒータ85を温度制御して、基板G上または現像液貯留部内の現像液を、所定の温度プロファイルが形成されるように温調することによっても現像反応を進行させる。
現像反応を進行させた後、現像液供給ゾーンコントローラ105は、搬送ベルト53をX方向一方側(通常搬送方向)に作動させてベルト搬送機構5bにより基板Gを現像液除去ゾーン30cへと搬送させる。なお、基板Gの現像液除去ゾーン30cへの搬送に伴って枠部54内からこぼれ落ちた現像液は、ベルト搬送機構5bの下方に設けられた回収ライン67によって回収されて再利用される。
洗浄機構61は、ベルト搬送機構5bの下方に設けられた、下方から搬送ベルト53の表面に純水等の洗浄液を吐出して搬送ベルト53を洗浄する洗浄ノズル65と、下方から搬送ベルト53の表面に現像液を吐出して搬送ベルト53を共洗いする共洗いノズル66とを有している。乾燥ノズル62は、洗浄ノズル65と共洗いノズル66との間に位置するようにベルト搬送機構5bの下方に設けられており、下方から搬送ベルト53の表面に窒素ガス等の乾燥流体を吐出して、搬送ベルト53を乾燥させるとともに、搬送ベルト53に付着した塵等を除去する。洗浄ノズル65、共洗いノズル66、乾燥ノズル62はそれぞれ、Y方向に長く、上端部に形成された吐出口から搬送ベルト53の略全幅にわたって洗浄液、現像液、乾燥流体を吐出するように構成されている。なお、搬送ベルト53を乾燥させる乾燥機構として、乾燥ノズル62の代わりに、Y方向に延びるスポンジゴムローラを用いて搬送ベルトを拭き取るように構成してもよい。
搬送ベルト53は、X方向一方側への回転作動に伴って、基板Gを現像液除去ゾーン30cへの搬送後、まず、洗浄ノズル65によって洗浄され、表面に付着した現像液が除去される。次に、搬送ベルト53は、X方向一方側への回転作動に伴って、乾燥ノズル62によって乾燥される。その後、搬送ベルト53は、X方向一方側への回転作動に伴って、共洗いノズル66によって共洗いされる。なお、搬送ベルト53に吐出された洗浄液は、ベルト搬送機構5bの下方に設けられた排液ライン68によって排液され、搬送ベルト53に吐出された共洗い用の現像液は、ベルト搬送機構5bの下方に設けられた回収ライン69によって回収されて再利用される。
図8は現像ユニット(DEV)30を構成する現像液除去ゾーン30cにおける基板への現像液の除去態様を説明するための図である。なお、図8では現像液パドルの図示を略している。現像液除去ゾーン30cは、現像液供給ゾーン30bから搬送された基板Gをリンスゾーン30dへとコロ搬送する、搬送ラインBの一部として機能するコロ搬送機構5cと、コロ搬送機構5cによって搬送された基板Gを傾斜姿勢に変換する姿勢変換機構70と、現像液を洗い流すための純水等のリンス液を基板G上に吐出する第1リンスノズル76と、第1リンスノズル76を移動させるための第1リンスノズル移動機構77(図5参照)とを有している。コロ搬送機構5cは、コロ搬送機構5aと同様の構成を有している。第1リンスノズル76は、Y方向に長く、下端部に形成された吐出口から基板Gの略全幅にわたってリンス液を吐出するように構成されている。
姿勢変換機構70は、フレーム71と、フレーム71に設けられた複数の支持ピン72と、基板Gを傾斜姿勢に変換した際にその下端を支える基板支持部材73と、フレーム71を昇降させる第1昇降機構74および第2昇降機構75とを有している。なお、フレーム71は第1昇降機構74の取り付け部分で回動自在となっている。
図5に示すように、姿勢変換機構70の作動、第1リンスノズル移動機構77による第1リンスノズル76の移動、および第1リンスノズル76によるリンス液の吐出は、プロセスコントローラ101からユニットコントローラ104を介して指令を受けた現像液除去ゾーンコントローラ106によって制御される。
図8(a)に示すように、姿勢変換機構70は、基板Gが現像液除去ゾーン30cに搬送される間は、コロ搬送機構5cのコロ50の下方に配置されている。現像液除去ゾーンコントローラ106は、コロ搬送機構5cによって基板Gが現像液除去ゾーン30cに搬送されると、コロ搬送機構5cの駆動を停止させて基板Gを静止させる。次に、図8(b)に示すように、姿勢変換機構70は、第1昇降機構74および第2昇降機構75を同時作動させ、複数の支持ピン72が基板Gの裏面または下面に一様に当接するまでフレーム71を上昇させる。
続いて、図8(c)に示すように、現像液除去ゾーンコントローラ106は、第2昇降機構75のみを作動させ、基板支持部材73回りにフレーム71を所定角度、例えば15度回動させる。これにより、基板Gは傾斜した状態となり、基板G上の現像液が流れ落ちて液切りされる。この際に、基板Gは、下端部が基板保持部材73によって支えられているため、滑り落ちることはない。基板Gを傾斜させた際に流れ落ちた現像液は、コロ搬送機構5cの下方に設けられた回収ライン80によって回収されて再利用される(図2参照)。
基板G上の現像液の殆どが流れ落ちた後、図8(d)に示すように、現像液除去ゾーンコントローラ106は、第2昇降機構75のみを駆動させ、基板Gの傾斜角度を例えば5度に緩める。この状態で、現像液除去ゾーンコントローラ106は、第1リンスノズル移動機構77により、基板Gの表面に沿って下端部から上端部へと第1リンスノズル76をスキャン移動させながら、第1リンスノズル76によって基板Gの表面にリンス液を吐出させる。これにより、基板G上の現像液が洗い流され、現像反応を完全に停止させることができる。なお、回収ライン80には、蓋体79が移動可能に設けられており、リンス液が混入した濃度の薄い現像液およびリンス液は、回収ライン80には混入されず、回収ライン80に隣接して設けられた排液ライン78によって排液されるように構成されている(図2参照)。
リンスゾーン30dは、現像液除去ゾーン30cから搬送された基板Gを乾燥ゾーン30eへとコロ搬送する、搬送ラインBの一部として機能するコロ搬送機構5dと、コロ搬送機構5dによって搬送された基板Gに純水等のリンス液を吐出する第2リンスノズル81とを有している。コロ搬送機構5dは、コロ搬送機構5aと同様の構成を有している。第2リンスノズル81は、Y方向に長く、基板Gの略全幅にわたってリンス液を吐出するように構成されている。リンスゾーン30dにおいては、コロ搬送機構5dによって基板Gを搬送しながら、第2リンスノズル81によって基板Gの表面および裏面にリンス液を吐出することにより、基板Gに付着した現像液残渣の除去および基板Gの洗浄が行われる。
乾燥ゾーン30eは、リンスゾーン30dから搬送された基板Gをポストベークユニット(POB)31へとコロ搬送する、搬送ラインBの一部として機能するコロ搬送機構5eと、コロ搬送機構5eによって搬送された基板Gに窒素ガス等の乾燥流体を吐出する乾燥ノズル82とを有している。コロ搬送機構5eは、コロ搬送機構5aと同様の構成を有している。乾燥ノズル82は、Y方向に長く、基板Gの略全幅にわたって乾燥流体を吐出するように構成されている。乾燥ゾーン30eにおいては、コロ搬送機構5eによって基板Gを搬送しながら、乾燥ノズル82によって基板Gの表面および裏面に乾燥流体を吐出することにより、基板Gを乾燥させる。
次に、現像ユニット(DEV)30における現像処理工程について説明する。
まず、外部装置ブロック90に設けられた搬送機構によって搬送された基板Gは、導入ゾーン30aのコロ搬送機構5aに受け渡され、コロ搬送機構5aによって現像液供給ゾーン30bへと搬送される。次に、基板Gは、コロ搬送機構5aから現像液供給ゾーン30bのベルト搬送機構5bに受け渡され(図6(a)参照)、ベルト搬送機構5bの搬送ベルト53に設けられた枠部54内に収容される(図6(b)参照)。
基板Gが枠部54内に収容された状態で搬送ベルト53が停止すると、現像ノズル63が、下降して搬送ベルト53上の基板Gとの間隔を調整した後、基板GのX方向一端部から他端部に向かって移動しながら現像液を吐出することにより(図7(a)、(b)参照)、基板G上に現像液のパドルが形成される(図7(c)参照)。ここで、現像ノズル63の移動速度を速く設定しても、基板G上に吐出された際に現像ノズル63の移動の慣性力によって基板G上からこぼれ落ちようとする現像液が堰部55によって堰き止められ、あるいは現像液貯留部内に貯留され、基板Gが堰部55または現像液貯留部内で現像液に浸漬される状態となる。したがって、現像液をこぼれ落ちた分だけ基板上に新たに補充するといった必要がなく、現像液の供給量を少なく抑えることができるとともに、基板Gの表面に全面にわたって現像液を素早く接触させることができ、現像液の供給時間差に起因する基板の処理ムラの発生を抑止することができる。その一方で、基板Gが全面にわたって搬送ベルト53に接触して略均等に支持されているため、局部的な支持に起因する基板の処理ムラの発生も抑止することができる。なお、現像ノズル63による現像液の吐出は、現像ノズル63を移動させるとともに、搬送ベルト53を現像ノズル63の移動方向と反対方向に作動させながら行ってもよく、現像ノズル63を移動させずに搬送ベルト53のみを作動させながら行ってもよく、あるいは、現像ノズル63および搬送ベルト53をともに停止させた状態で行ってもよい。
基板G上に現像液のパドルが形成されると、搬送ベルト53がX方向一方側(+B方向)および他方側(−B方向)に交互に所定時間作動して(図7(d)、(e)参照)、現像反応が進行する。ここで、搬送ベルト53が前後動することにより現像液が堰部55または現像液貯留部内で基板G上を流れて攪拌されるため、堰部55または現像液貯留部内での現像液の濃度を略均一とすることができる。したがって、現像の均一性を向上させることできる。
また、現像ノズル63によって現像液を吐出させた際、および/または搬送ベルト53をX方向一方側および他方側に交互に作動させた際に、堰部55または現像液貯留部内の現像液を、所定の温度プロファイルが形成されるようにヒータ85によって温調することで、基板Gの現像処理の均一性をより向上させることできる。ヒータ85は、例えば、現像ノズル63による現像液の吐出時から搬送ベルト53の前後動の途中までは所定の温度に保ち、搬送ベルト53の前後動の終了間際に上昇させることで、現像の均一性を効果的に高めることができる。
搬送ベルト53の所定時間の前後動の後、基板Gは、ベルト搬送機構5bによって現像液除去ゾーン30cへと搬送され、現像液除去ゾーン30cのコロ搬送機構5cに受け渡される。ここで、基板G上の現像液は、堰部55によって堰き止められて、こぼれ落ちるおそれがないため、ベルト搬送機構5bによる基板Gの搬送速度を速く設定することができる。したがって、現像液供給ゾーン30bでの液盛り・現像進行処理の終了時から現像液除去ゾーン30cでの液切り・リンス処理の開始時までの時間の短縮化を図ることができ、現像の均一性をさらに向上させることができる。
ベルト搬送機構5bの搬送ベルト53は、基板Gを載置し、搬送している際にも、ベルト搬送機構5bの下方に設けられた洗浄ノズル65、乾燥ノズル62および共洗いノズル66によってそれぞれ、基板Gを載置していない下面が順次、洗浄液洗浄、乾燥および共洗いされる。洗浄ノズル65、乾燥ノズル62および共洗いノズル66をベルト搬送機構5bの下方に設けたことにより、装置のフットプリントが小さく抑えられるとともに、基板Gを載置していない搬送ベルト53の下面を洗浄液洗浄、乾燥および共洗いすることにより、装置のスループットの向上が図られる。なお、搬送ベルト53を乾燥させる乾燥ノズル62等の乾燥機構自体を設けずに、搬送ベルト53を洗浄ノズル65によって洗浄してから共洗いノズル66によって共洗いするように構成してもよい。また、枠部54内(堰部55または現像液貯留部)のX方向両端部や四隅部などの汚れが残りやすい部分に向かって洗浄液を吐出する洗浄ノズルを別途設けてもよい。
コロ搬送機構5cに受け渡された基板Gは、現像液除去ゾーン30cにおいて、姿勢変換機構70によって傾斜姿勢に変換され、表面の現像液が流し落とされる。この状態で、第1リンスノズル移動機構77により、第1リンスノズル76が、基板Gの表面に沿って下端部から上端部へと移動しながら、基板Gの表面にリンス液を吐出することにより、基板G上の現像液が洗い流される。ここで、第1リンスノズル76を基板Gの下端部から上端部へと移動させることにより、基板Gの下端側で現像液を含むリンス液が急流となること防止され、液流跡の発生が抑制される。
現像液が流し落とされた基板Gは、コロ搬送機構5cによってリンスゾーン30dへと搬送され、リンスゾーン30dのコロ搬送機構5dに受け渡される。ここで、基板Gは、コロ搬送機構5dによって搬送されながら、第2リンスノズル81によって洗浄されて現像液残渣が除去される。
現像液残渣が除去された基板Gは、コロ搬送機構5dによって乾燥ゾーン30eへと搬送され、乾燥ゾーン30eのコロ搬送機構5eに受け渡される。ここで、基板Gは、コロ搬送機構5eによって搬送されながら、乾燥ノズル82によって乾燥される。その後、基板Gは、コロ搬送機構5eによってポストベークユニット(POB)31へと搬送されることとなる。
図9は現像液供給ゾーン30bにおける基板Gの処理の他の例を説明するための図である。現像液供給ゾーン30bにおいては、図9に示すように、3つ以上の多数、例えば4つ枠部54a〜54d(堰部55a〜55d)を搬送ベルト53にX方向に並列に設けておき、堰部55a内の基板Gに現像ノズル63によって現像液を供給している間に、先行して別の堰部55b内の基板Gに供給した現像液の反応を進行させるように構成してもよい(現像液は図示せず)。これにより、スリープットのさらなる向上を図ることが可能となる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、現像液貯留部および堰部はそれぞれ、搬送ベルトの表面に形成された基板を収容可能な凹部および凹部の内周面で構成してもよく、搬送ベルトは、現像液供給機構によって基板に現像液を供給している際に、正逆交互に作動させてもよい。
本発明によれば、FPD用のガラス基板に限らず、半導体ウエハ、フォトマスク、あるいはプリント基板等の他の基板の現像処理にも広く適用することができる。
本発明の一実施形態に係る現像ユニットが搭載された、基板へのレジスト膜の形成および露光処理後のレジスト膜の現像処理を行うレジスト塗布・現像処理システムの概略平面図である。 現像ユニットの側面図である。 現像ユニットの平面図である。 現像ユニットを構成するベルト搬送機構部分の斜視図である。 現像ユニットの制御系を概念的に示すブロック図である。 ベルト搬送機構による基板の搬送態様を説明するための図である。 現像ユニットを構成する現像液供給ゾーンにおける基板への現像液の供給態様を説明するための図である。 現像ユニットを構成する現像液除去ゾーンにおける基板への現像液の除去態様を説明するための図である。 現像液供給ゾーンにおける基板の処理の他の例を説明するための図である。
符号の説明
5b…ベルト搬送機構
30…現像ユニット(現像処理装置)
53…搬送ベルト
55(55a〜55d)…堰部
60…現像液供給機構
61…洗浄機構
62…乾燥ノズル(乾燥機構:乾燥流体供給機構)
63…現像ノズル
65…洗浄ノズル
66…共洗いノズル
G…基板

Claims (10)

  1. 基板に現像液を供給して現像処理を施す現像処理装置であって、
    基板を水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトと、
    前記搬送ベルト上の基板に現像液を供給する現像液供給機構と
    を具備し、
    前記搬送ベルトの表面には、載置された基板を囲繞するように、前記現像液供給機構によって基板に供給された現像液を堰き止める堰部が設けられていることを特徴とする現像処理装置。
  2. 前記搬送ベルトは、前記現像液供給機構による現像液の供給時または供給後に、正逆交互に作動することにより現像液を前記堰部内で攪拌することを特徴とする請求項1に記載の現像処理装置。
  3. 前記搬送ベルトを洗浄する洗浄機構をさらに具備することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の現像処理装置。
  4. 前記搬送ベルトは無端状であり、
    前記洗浄機構は、前記搬送ベルトに下方から洗浄液を供給して前記搬送ベルトを洗浄することを特徴とする請求項3に記載の現像処理装置。
  5. 前記搬送ベルトを乾燥させる乾燥機構をさらに具備することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の現像処理装置。
  6. 前記搬送ベルトは無端状であり、
    前記乾燥機構は、前記搬送ベルトに下方から乾燥流体を供給して前記搬送ベルトを乾燥させることを特徴とする請求項5に記載の現像処理装置。
  7. 前記堰部は、前記搬送ベルトの搬送方向に複数配列されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の現像処理装置。
  8. 基板に現像処理を施す現像処理方法であって、
    表面に現像液貯留部を有し、基板を水平姿勢で載置して搬送する搬送ベルトを準備し、
    前記現像液貯留部内の現像液に基板を浸漬して現像を進行させつつ、前記搬送ベルトによって基板を搬送して、基板に現像処理を施すことを特徴とする現像処理方法。
  9. 基板が浸漬された前記現像液貯留部内の現像液を、所定の温度プロファイルが形成されるように温調することを特徴とする請求項8に記載の現像処理方法。
  10. コンピュータ上で動作する制御プログラムが記憶されたコンピュータ読取可能な記憶媒体であって、
    前記制御プログラムは、実行時に請求項8または請求項9に記載の現像処理方法が行われるように、コンピュータに処理装置を制御させることを特徴とするコンピュータ読取可能な記憶媒体。
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