JP2007187307A - ホース接続装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプ体に対するホースの引抜力を向上することのできるホース接続装置を提供する。
【解決手段】ホースクランプ102と接続具103とを備える。ホースクランプ102は、ホースHを挿通する拡径状態からの縮径によりホースHをパイプ体Pに締付可能に構成される。接続具103は、相互に係止片138と係合孔139とによる結合手段を介して一体化可能でかつその一体化により拡径状態のホースクランプ102を収容可能に形成されたクランプ収容部142を有するサポータ130,131を備える。サポータ130,131には、ホースクランプ102内に配置されるパイプ体Pに係合可能な抜止溝147が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホースを配管部材に接続するためのホース接続装置に関する。
一般的に、ホースを配管部材に接続する際には、ホースを締付けるホース締付具が使用される。ホース締付具には、ほぼ円環状に形成されかつ拡径状態からの縮径方向の弾性復元力を利用してホースを締付けるホースクランプ、ほぼ円環状に形成されたワイヤ又はベルト等の締付部材をボルト・ナット等のねじ手段により締付けるホースバンドがある。なお、ホースクランプは、ホースクリップとも呼ばれる。
また、ホースクランプには、取付作業性を向上するために、拡径状態に保持するホルダーを備えるホルダー付きタイプのもの(例えば、特許文献1参照。)と、ホースクランプの両端末部の係合により拡径状態に保持するホルダーレスタイプのもの(例えば、特許文献2参照。)がある。ホルダー付きタイプのホースクランプは、配管部材を挿入したホース上に配置した状態でホルダーを撤去することによる縮径方向の弾性復元力を利用してホースを配管部材に締付けるものである。また、ホルダーレスタイプのホースクランプは、配管部材を挿入したホース上に配置した状態で両端末部の係合を解除することによる縮径方向の弾性復元力を利用してホースを配管部材に締付けるものである。
実開平5−79176号公報 特開2000−18459
前記したように、ホースクランプの締付力によりホースを配管部材に締付けるものでは、ホースの内面と配管部材の外面との間に生じる摩擦抵抗だけにより、配管部材に対するホースの抜止めをなすことから、比較的小さな引抜力で配管部材からホースが容易に抜け外れるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、配管部材に対するホースの引抜力を向上することのできるホース接続装置を提供することにある。
前記した課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とするホース接続装置により解決することができる。
すなわち、特許請求の範囲の請求項1にかかるホース接続装置は、ホースを配管部材に接続するためのもので、ホース締付具と接続具とを備える。前記ホース締付具は、ホースを挿通する拡径状態からの縮径により該ホースを前記配管部材に締付可能に構成される。また、前記接続具は、前記拡径状態のホース締付具を収容可能に形成されたホース締付具用保持部を有する保持部材を備える。さらに、前記保持部材には、前記ホース締付具内に配置される前記配管部材に係合可能な抜止部が設けられている。このように構成すると、接続具が備える保持部材のホース締付具用保持部に拡径状態のホース締付具が収容される。また、保持部材に設けられた抜止部が、ホース締付具内に配置される配管部材に係合されることにより、配管部材に接続具が抜止めされる。また、配管部材をホースに挿入した状態で、ホース締付具を縮径させることによりホースが配管部材に締付けられる。これにより、配管部材に接続具とともにホース締付具及びホースが抜止めされる。したがって、配管部材に対するホースの引抜力として、ホース締付具の締付力によるホースと配管部材との間に生じる摩擦抵抗に、配管部材に抜止めされるホース締付具とホースとの間に生じる摩擦抵抗を加えることができるので、配管部材に対するホースの引抜力を向上することができる。
また、特許請求の範囲の請求項2にかかるホース接続装置は、請求項1に記載のホース接続装置において、前記接続具の保持部材には、前記ホース締付具用保持部に保持した前記ホース締付具に対する前記ホースの挿入位置を規定するためのホース位置決め部を設けたものである。このように構成すると、接続具の保持部材に設けたホース位置決め部により、ホース締付具用保持部に保持したホース締付具に対するホースの挿入位置を規定することができる。これにより、配管部材に対する正規の挿入位置にホースを挿入することができるとともに、ホース締付具用保持部に保持されたホース締付具により正規の締付位置においてホースを配管部材に締付けることができる。
また、特許請求の範囲の請求項3にかかるホース接続装置は、請求項1又は2に記載のホース接続装置において、前記抜止部を、前記配管部材の外周面上に突出する凸部に対応する凹部としたものである。このように構成すると、抜止部を凹部として、その凹部を配管部材の外周面上に突出する凸部に係合することにより、配管部材に対する接続具の抜止力を向上することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態について実施例を参照して説明する。
[実施例1]
本発明の実施例1を説明する。なお、図1はホース接続装置を示す分解斜視図、図2は同じく分解側面図、図3は同じくホース接続側を示す分解背面図である。
図1に示すように、ホース接続装置101は、ホースHをパイプ体Pに接続するためのもので、パイプ体Pを挿入したホースHを該パイプ体Pに締付けるためのホルダー付きタイプのホースクランプ102と、ホースクランプ102を保持しかつパイプ体Pに抜止めされる接続具103とを備えている。ホースHは、ゴムホース、あるいはゴムホースに類するホースからなる。また、パイプ体Pは、例えば、樹脂製あるいは金属製で、丸パイプ状に形成されている。パイプ体Pの外周面上には、フランジ状に突出するバルジ部Pvが形成されている。また、バルジ部Pvは、パイプ体Pを挿入するホースHが被さることのないように、パイプ体Pの先端面PaからホースHの嵌合代に所定のゆとりを加えた長さ分の奥まった位置に形成されている。さらに、本実施例のパイプ体Pの先端部の外周面上には、フランジ状に突出するホース抜止用バルジ部Pbが形成されている。ホース抜止用バルジ部Pbは、ホースH内にパイプ体Pを適度の挿入抵抗をもって挿入可能な程度に、パイプ体Pの外径よりも大きくかつバルジ部Pvの外径よりも小さい外径をもって形成されている(図2及び図3参照。)。なお、パイプ体Pは、本明細書でいう「配管部材」に相当する。また、バルジ部Pvは、本明細書でいう「凸部」に相当する。以下、説明の都合上、ホースクランプ102、接続具103の順に説明する。
前記ホースクランプ102を説明する。なお、本実施例のホースクランプ102は前記特許文献1に記載されたものと同様の構成のものであるから簡単に説明するにとどめる。
図1に示すように、ホースクランプ102は、金属製の帯板状ばね材により形成されている。ホースクランプ102は、リング状に巻回されたクランプ本体120、及び、クランプ本体120の両端部から径方向外方へ折り曲げられた一対の起立片121,122を有している(図3参照。)。ホースクランプ102には、クランプ本体120の一端部から一方の起立片121に跨る長孔部123が形成されている。また、クランプ本体120の他方の起立片122を含む他端部は幅狭状に形成されている。なお、説明の都合上、クランプ本体120の幅広側の端部120aに連なる起立片を幅広側の起立片121といい、クランプ本体120の幅狭側の端部120bに連なる起立片を幅狭側の起立片122という。
前記クランプ本体120の巻回にともない、前記幅狭側の起立片122が前記幅広側の起立片121における長孔部123内を潜り抜けているとともに、前記幅狭側の端部120bが前記幅広側の端部120a内に遊嵌状に嵌合されている(図1参照。)。クランプ本体120の自由状態における内径は、ホースHを緊締可能いわゆる締付可能な口径すなわちホースHの外径に比べて小さい口径となるように設定されている。また、自由状態においては、クランプ本体120が小径をなし、両起立片121,122が離れた状態となる。この状態から、両起立片121,122を相互に近付ける方向へ付勢することにより、クランプ本体120をそのばね性いわゆる弾性変形を利用して拡径させることができる。また、クランプ本体120の巻回部分の外周面には補強材126が積層状に重合されている(図3参照。)。
図1に示すように、前記ホースクランプ102は、前記両起立片121,122をクランプすることにより前記クランプ本体120を拡径状態に保持するホルダー128を備えている。ホルダー128は、例えば金属製で、クランプ本体120の幅とほぼ等しい幅を有しかつ逆U字状に形成されており、相互に近付けた両起立片121,122に跨ぐように装着されることによって、ホースクランプ102を拡径した状態に保持すなわち仮止めしている(図3参照。)。また、仮止め状態におけるクランプ本体120の内径は、パイプ体Pが挿入された状態のホースHに対して遊嵌状に嵌合可能な内径、すなわちパイプ体Pのホース抜止用バルジ部Pbを挿入したホースHの最大外径に比べて、僅かに大きい内径に設定されている。また、ホルダー128の中央部には、該ホルダー128の抜き取り操作のためのつまみ片128aが切り起しにより形成されている。なお、ホースクランプ102は、本明細書でいう「ホース締付具」に相当する。また、図4はパイプ体にセットしたホース接続装置を示す側面図、図5は同じく背面図、図6は同じく側断面図、図7は図6のVII−VII線矢視断面図である。
次に、接続具103を説明する。図1に示すように、接続具103は、上側のサポータ130と下側のサポータ131とにより構成されている。両サポータ130,131は、それぞれ樹脂製で個別に成形されており、相互に結合することにより、ほぼ段付き円筒状を呈するように形成されている(図4〜図7参照。)。また、両サポータ130,131を結合した状態における大径側筒部は、ホースHを挿入可能なホース接続筒部136となっており、その小径側筒部はパイプ体Pを挟み込み可能なパイプ接続筒部137となっている。なお、両サポータ130,131は、本明細書でいう「保持部材」に相当する。また、説明の都合上、接続具103のパイプ体Pの接続側(図6において右側)を前側とし、ホースHの接続側(図6において左側)を後側と称する。
前記上側のサポータ130のホース接続筒部136の左右両側部には、下方へ張り出す前後一対をなす係止片138が前後対称状(図2において左右対称状)に形成されている。両係止片138の先端部には、山形状の係止爪部138aが対向状に突出されている。また、前記下側のサポータ131のホース接続筒部136の左右両側部には、前記上側のサポータ130の左右両側部の両係止片138をそれぞれ挿通可能な係合孔139が形成されている(図4及び図7参照。)。係合孔139内の中央部には、係合段部139aを有する三角形状の係止部139bが形成されている(図2参照。)。しかして、上側のサポータ130は略半円弧状の枠状に形成されているが、下側のサポータ131は略四角形の枠状に形成されており、ホース接続筒部136の左右両側部に左右一対の隅角部131aを有している(図3参照。)。これは、上側のサポータ130と下側のサポータ131を係合させる際、上側のサポータ130の係止片138を下側のサポータ131の係合孔139に係合させるためである。
前記両サポータ130,131を結合した際には、左右の両係止片138が各係合孔139にそれぞれ挿入されて、両係止片138の係止爪部138aが各係止部139bの係合段部139aにそれぞれ係合することにより、両サポータ130,131が閉じた状態に一体化される(図4参照。)。なお、係止片138と係合孔139とは、本明細書でいう「結合手段」を構成している。また、以降の説明は、閉じ状態における接続具103(図4〜図7参照。)を対象として説明する。
図6に示すように、前記ホース接続筒部136における前後両端部の内周面には、環状をなす前後一対のフランジ部140,141が形成されている。両フランジ部140,141による内径は、ホースHを挿入可能な内径に設定されている。また、後側(図6において左側)のフランジ部141の内周面の開口部は、その前側から後側へ向かって次第に口径を大きくするテーパ面に形成されている。また、ホース接続筒部136内における両フランジ部140,141の相互間は、前記ホースクランプ102を仮止め状態のまま嵌め込んで収容するクランプ収容部142となっている。なお、クランプ収容部142は、本明細書でいう「ホース締付具用保持部」に相当する。また、クランプ収容部142を有する両サポータ130,131は、本明細書でいう「保持部材」に相当する。
図1に示すように、前記上側のサポータ130におけるクランプ収容部142の外周壁には、前記ホースクランプ102の両起立片121,122をホルダー128とともに挿通可能な四角形状の開口孔143が形成されている。開口孔143の前後の両孔縁部には、ホースクランプ102の幅広側の起立片121をホルダー128とともに係合可能な係合溝143aが形成されている。また、図6に示すように、前記前側のフランジ部140の内周部には、前記ホースHの接続端を嵌合可能な嵌合筒部144が形成されている。嵌合筒部144に前記パイプ接続筒部137が一連状に連設されている。嵌合筒部144の内周面には、フランジ状の規制フランジ部145が形成されている。また、規制フランジ部145の内径は、前記パイプ体Pをほぼ密に挿入可能な内径に設定されている(図6参照。)。規制フランジ部145は、前記ホース接続筒部136内に挿入されるホースHの挿入位置を規定するもので、本明細書でいう「ホース位置決め部」に相当する。
前記パイプ接続筒部137の開口端部(図6において右端部)には、前記規制フランジ部145と平行状をなす抜止フランジ部146が形成されている。規制フランジ部145と抜止フランジ部146との間には、前記パイプ体Pのバルジ部Pvを受入可能な抜止溝147が形成されている。したがって、抜止フランジ部146がパイプ体Pのバルジ部Pvに係合することにより、接続具103とパイプ体Pと相互に抜止めされる。なお、抜止溝147は、本明細書でいう「抜止部」、「凹部」に相当する。
次に、上記ホース接続装置101を用いて、パイプ体PにホースHを接続する手順について説明する。なお、ここで説明する手順は、例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。
(1)仮止状態のホースクランプ102のクランプ本体120内にパイプ体Pを相対的に差し込む。そしてホースクランプ102をパイプ体Pのバルジ部Pvとホース抜止用バルジ部Pbとの間に配置する(図2参照。)。ホースクランプ102の両起立片121,122及びホルダー128を含む上半部に、上側のサポータ130のホース接続筒部136のクランプ収容部142を被せるように嵌合する。このとき、両起立片121,122及びホルダー128が上側のサポータ130の開口孔143内に差込まれ、かつ幅広側の起立片121が開口孔143の両係合溝143aに係合されることにより該起立片121が位置決めされる。これとともに、パイプ体Pのバルジ部Pvに上側のサポータ130の抜止溝147が相対的に係合される(図6参照。)。
(2)次に、上側のサポータ130に対して下側のサポータ131を結合させる。このとき、上側のサポータ130の左右両側の両係止片138が、下側のサポータ131の各係合孔139内に係入され、かつ両係止片138の係止爪部138aが係合孔139内の係止部139bの係合段部139aに弾性的に係合することにより、両サポータ130,131が結合すなわち閉じ状態に保持される。これにともない、ホースクランプ102の下半部が下側のサポータ131のホース接続筒部136のクランプ収容部142内に嵌合される。これにより、クランプ収容部142内にホースクランプ102のクランプ本体120が収容状態に保持される(図6及び図7参照。)。この状態では、接続具103のホース接続筒部136のクランプ収容部142内に、ホースクランプ102が軸方向及び径方向の移動が制限された状態に保持されることになる。これとともに、パイプ体Pのバルジ部Pvに下側のサポータ131の抜止溝147が相対的に係合する。これにより、パイプ体Pのバルジ部Pvが抜止フランジ部146により抜け方向にずれ止めすなわち抜止めされるとともに、そのバルジ部Pvが規制フランジ部145により差込方向にずれ止めされる。したがって、抜止フランジ部146と規制フランジ部145とにより、パイプ体Pの軸方向の移動が制限される。
(3)続いて、接続具103のホース接続筒部136内に、その後方よりホースH(詳しくは、接続端部)を挿入する(図6中、二点鎖線H参照。)。これにより、ホースHが、ホース接続筒部136に挿入されるとともに、ホースクランプ102のクランプ本体120内に遊嵌状に挿通される。これにともない、ホースH内にパイプ体Pが相対的に挿入されていき、ホースHの接続側の端面が接続具103の規制フランジ部145に当接するまで挿入することにより、ホースクランプ102に対するホースHの挿入位置が規定される。
(4)次に、ホースクランプ102からホルダー128を抜取る。このとき、ホルダー128のつまみ片128aを指先で掴んで抜取りにくい場合には、ペンチ等を用いてホルダー128のつまみ片128aを掴んで引抜いてもよい。これにともない、クランプ本体120(補強材126を含む。)がその弾性復元力によって縮径方向に弾性復元する。これにより、クランプ本体120がホースHをパイプ体Pに弾性的に締付ける。なお、接続具103はそのままホースH上に留め置かれる。なお、図8はホース接続装置にホースを接続した状態を示す側断面図、図9は図8のIX−IX線矢視断面図である。
上記したホース接続装置101によると、接続具103の上側のサポータ130と下側のサポータ131を相互に係止片138と係合孔139とによる結合手段を介して一体化することにより、拡径状態のホースクランプ102がクランプ収容部142に収容される。また、上側のサポータ130及び下側のサポータ131に設けられた抜止溝147が、ホースクランプ102内に配置されるパイプ体Pのバルジ部Pvに係合されることにより、パイプ体Pに接続具103が抜止めされる。また、パイプ体PをホースHに挿入した状態で、ホースクランプ102を縮径させることによりホースHがパイプ体Pに締付けられる(図8及び図9参照。)。これにより、パイプ体Pに接続具103とともにホースクランプ102及びホースHが抜止めされる。したがって、パイプ体Pに対するホースHの引抜力として、ホースクランプ102の締付力によるホースHとパイプ体Pとの間に生じる摩擦抵抗に、パイプ体Pに抜止めされるホースクランプ102とホースHとの間に生じる摩擦抵抗を加えることができるので、パイプ体Pに対するホースHの引抜力を向上することができる。
また、本実施例では、パイプ体Pにホース抜止用バルジ部Pbが形成されているので、パイプ体Pに対するホースHの引抜力を一層向上することができる(図8参照。)。なお、ホース抜止用バルジ部Pbは省略してもよい。この場合、ホースHに対するパイプ体Pの挿入力を軽減することができる。
また、接続具103の上側のサポータ130及び下側のサポータ131に設けた規制フランジ部145により、クランプ収容部142に保持したホースクランプ102に対するホースHの挿入位置を規定することができる(図6参照。)。これにより、パイプ体Pに対する正規の挿入位置にホースHを挿入することができるとともに、クランプ収容部142に保持されたホースクランプ102により正規の締付位置においてホースHをパイプ体Pに締付けることができる。
また、接続具103の抜止溝147をパイプ体Pの外周面上に突出するバルジ部Pvに係合することにより、パイプ体Pに対する接続具103の抜止力を向上することができる(図8参照。)。
また、ホースクランプ102のクランプ本体120を最大径近くで使用することにより、ホースHに対する面圧を高め、シール能力を向上することが可能である。
[実施例2]
本発明の実施例2を説明する。なお、本実施例は、前記実施例1の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、実施例1と同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。また、図10はホース接続装置を示す分解斜視図、図11は同じく分解側面図、図12は同じくホース接続側を示す分解背面図である。
図10に示すように、本実施例におけるホース接続装置(符号、201を付す。)の接続具(符号、203を付す。)を上下とも同一形状をなす2つのサポータ230により構成するとともに、ホルダーレスタイプのホースクランプ2を採用したものである。なお、本実施例のパイプ体Pは、前記実施例1におけるホース抜止用バルジ部Pbが省略されている。
まず、ホースクランプ2を説明する。なお、本実施例のホースクランプ2は、前記特許文献2に記載されたものと同様の構成のものであるから簡単に説明するにとどめる。
図10に示すように、ホースクランプ2は、金属製の帯板状ばね材によりリング状に巻回されたクランプ本体20、及び、クランプ本体20の両端部から径方向外方へ折り曲げられた一対の起立片21,22を有している。ホースクランプ2には、クランプ本体20の一端部から一方の起立片21に跨る長孔部23が形成されている。また、クランプ本体20の他方の起立片22を含む他端部は幅狭状に形成されている。なお、説明の都合上、クランプ本体20の幅広側の端部20aに連なる起立片を幅広側の起立片21といい、クランプ本体20の幅狭側の端部20bに連なる起立片を幅狭側の起立片22という。
前記クランプ本体20の巻回にともない、前記幅狭側の起立片22が前記幅広側の起立片21における長孔部23内を潜り抜けているとともに、前記幅狭側の端部20bが前記幅広側の端部20a内に遊嵌状に嵌合されている。自由状態におけるクランプ本体20の内径は、ホースHを緊締可能いわゆる締付可能な口径に設定されている。また、クランプ本体20には、幅狭側の端部20bと長孔部23との間に位置する適数個(図1では2個を示す。)の窓孔24が開口されている。また、幅広側の起立片21における長孔部23の孔縁部には、係合部25と逃がし溝26が並んで形成されている。また、クランプ本体20の幅狭側の端部20bには、係止爪27が切り起こし加工により径方向外方に向けて突出されている(図10参照。)。また、クランプ本体20の自由状態においては、クランプ本体20が小径をなし、両起立片21,22が離れた状態となる。この状態から、両起立片21,22を相互に近付ける方向へ付勢することにより、クランプ本体20をそのばね性いわゆる弾性変形を利用して拡径させることができる。そして、幅広側の起立片21の係合部25に、幅狭側の端部20bの係止爪27を係合することにより、クランプ本体20が拡径した状態に仮止めされている(図12参照。)。また、仮止め状態におけるクランプ本体20の内径は、前記ホースHに遊嵌状に嵌合可能な内径に設定されている。なお、図13はパイプ体にセットしたホース接続装置を示す側面図、図14は同じく背面図、図15は同じく側断面図、図16は図15のXVI−XVI線矢視断面図である。
次に、接続具203を説明する。図10に示すように、接続具203は、上下とも同一形状をなすサポータ230の基本的構成は、前記実施例1における上側のサポータ130と同様であって、係止片(符号、238を付す。)と係合孔(符号、239を付す。)にかかる構成が異なっている。すなわち、図10に示すように、サポータ230におけるパイプ接続筒部137の一側部における前部及び他側部における後部には、それぞれ下方へ張り出す係止片238が形成されている。各係止片238の先端部外側には山形状の係止爪部238aが突出されている。また、パイプ接続筒部137の一側部における後部及び他側部における前部には、他方のサポータ230の前記係止片238を挿通可能な係合孔239が形成されている(図11及び図12参照。)。各係合孔239の外側の孔縁部には、係止片238の係止爪部238aが係止片238の弾性変形を利用して係合可能な段付状の係合段部239aが形成されている。そして、2個のサポータ230を結合したときには、各係止片238が各係合孔239にそれぞれ挿入されて、各係止片238の係止爪部238aが各係止部139bの係合段部239aにそれぞれ係合することにより、両サポータ230が閉じた状態に保持すなわち一体化される(図13〜図16参照。)。なお、係止片238と係合孔239とは、本明細書でいう「結合手段」を構成している。また、本実施例では、開口孔143の係合溝143aが前側の孔縁部のみに形成されている(図10参照。)。
次に、上記ホース接続装置201を用いて、パイプ体PにホースHを接続する手順について説明する。なお、ここで説明する手順は、例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。
(1)仮止状態のホースクランプ2のクランプ本体20内にパイプ体Pを相対的に差し込む。そしてホースクランプ2をパイプ体Pのバルジ部Pvと先端部との間に配置する。次に、ホースクランプ2の両起立片21,22を含む上半部に、1個目のサポータ230(符号、(1)を付す。)のホース接続筒部136のクランプ収容部142を被せるように嵌合する。このとき、両起立片21,22及びホルダー128がサポータ230(1)の開口孔143内に差込まれ、かつ幅広側の起立片21が開口孔143の係合溝143aに係合されることにより該起立片21が位置決めされる。これとともに、パイプ体Pのバルジ部Pvに1個目のサポータ230(1)の抜止溝147が相対的に係合される。
(2)次に、前記サポータ230(1)に対して2個目のサポータ230(符号、(2)を付す。)をパイプ体Pを間にして結合させる。このとき、一方のサポータ230の係止片238が他方のサポータ230の係合孔239内に係入され、かつ係止片238の係止爪部238aが係合孔239内の係止部139bの係合段部239aに弾性的に係合することにより、2個のサポータ230(1)、230(2)が結合すなわち閉じ状態に保持される。これにともない、ホースクランプ2の下半部が2個目のサポータ230(2)のホース接続筒部136のクランプ収容部142内に嵌合されることにより、クランプ収容部142内にホースクランプ2のクランプ本体20が収容状態に保持される。
(3)続いて、接続具203のホース接続筒部136内に、その後方よりホースH(詳しくは、接続端部)を挿入することにより、ホースHが、ホース接続筒部136に挿入されるとともに、ホースクランプ2のクランプ本体20内に遊嵌状に挿通される(図15中、二点鎖線H参照。)。これにともない、ホースH内にパイプ体Pが挿入されていき、ホースHの接続側の端面が接続具203の規制フランジ部145に当接するまで挿入することにより、ホースクランプ2に対するホースHの挿入位置が規定される。
(4)次に、ホースクランプ2の幅広側の起立片21に対して幅狭側の起立片22を横にずらすように捻る。このとき、幅狭側の起立片22を指先で操作しにくい場合には、ドライバー、棒状工具等を用いて、幅広側の起立片21に対して幅狭側の起立片22をずらしてもよい。これにより、クランプ本体20の幅広側の起立片21の係合部25に対する幅狭側の端部20bの係止爪27の係合が解除される。これにともない、クランプ本体20がその弾性復元力によって縮径方向に弾性復元する。このとき、係止爪27が幅広側の起立片21の逃がし溝26を通過する。これにより、クランプ本体20がホースHをパイプ体Pに弾性的に締付ける。なお、接続具203はそのままホースH上に留め置かれる。なお、図17はホース接続装置にホースを接続した状態を示す側断面図、図18は図17のXVIII−XVIII線矢視断面図である。
上記したホース接続装置201によっても、前記実施例1のものと同様の作用・効果を得ることができる。
また、2個1組のサポータ230を同一部品として共通化を図ったことにより、サポータ230の成形型を簡素化することができ、量産効果を向上し、コストを低減することができる。
また、パイプ体Pのホース抜止用バルジ部PbをホースHの端部が乗り越えるように、ホースHにパイプ体Pを挿入いわゆる圧入する必要がなくなるため、ホースHにパイプ体Pを挿入するための挿入荷重を低減することができる。これによって、パイプ体Pに対するホースHの接続作業性を向上することができる。
また、ホースクランプ2に、パイプ体Pのホース抜止用バルジ部Pbに嵌合したホースHを挿通する必要がなく、ホースHの外径より僅かに大きい程度にホースクランプ2を仮止めすればよい。このため、ホースクランプ2の仮止めにかかる拡径量を小さくすることができ、最大径付近でホースHを締付けることができる。このため、ホースクランプ2を軽量化し、ホースHの緊締にかかるホースクランプ2の面圧を高め、シール能力を向上することができる。
なお、前記実施例2において、ホースクランプ2は、本明細書でいう「ホース締付具」に相当する。また、接続具203は、上側のサポータ230(1)と下側のサポータ230(2)とにより構成されている。また、両サポータ230(1),230(2)は、本明細書でいう「保持部材」に相当する。また、抜止溝147は、本明細書でいう「抜止部」、「凹部」に相当する。また、クランプ収容部142は、本明細書でいう「ホース締付具用保持部」に相当する。また、規制フランジ部145は、本明細書でいう「ホース位置決め部」に相当する。また、パイプ体Pは、本明細書でいう「配管部材」に相当する。また、バルジ部Pvは、本明細書でいう「凸部」に相当する。
[実施例3]
本発明の実施例3を説明する。図19はホース接続装置を示す分解斜視図である。
図19に示すように、ホース接続装置1は、ホースHをパイプ体Pに接続するためのもので、パイプ体Pを挿入したホースHを該パイプ体Pに締付けるためのホースクランプ2と、ホースクランプ2を保持しかつパイプ体Pに抜止めされる接続具3とを備えている。なお、ホースクランプ2、ホースH、及び、パイプ体Pについては、前記実施例2と同様であるから、その説明を省略する。また、本実施例の仮止め状態におけるクランプ本体20の内径は、パイプ体Pのバルジ部Pvの外径よりも小さい口径に設定されている。以下、説明の都合上、接続具3を説明する。
次に、接続具3を説明する。図19に示すように、接続具3は、例えば樹脂製で、一対をなす半円筒状部材30,31により構成されている。両半円筒状部材30,31は、その周方向端面を相互に整合する。すなわち閉じることにより、ほぼ段付き円筒状を呈するように形成されている(図21参照。)。なお、図20は接続具にホースクランプをセットしたホース接続装置を示す斜視図である。また、説明の都合上、一方(図19において左方、図20において上側)の半円筒状部材30を受け側の半円筒状部材30といい、他方(図19において右方、図20において下側)の半円筒状部材31を閉じ側の半円筒状部材31という。
前記接続具3の両半円筒状部材30,31は、一つの金型内で、開いた連結状態(図19参照。)に同時に成形される。詳しくは、両半円筒状部材30,31は、ホース接続筒部36(後述する。)の一側部においてヒンジ部32を介して連結されている。ヒンジ部32は、受け側の半円筒状部材30に形成された軸受孔(符号省略。)を有する前後一対の支持部33と、他方の半円筒状部材31に形成されかつ前記支持部33の軸受孔内に回動可能に支持される前後一対の支軸部35とにより構成されている(図19参照。)。なお、ヒンジ部32については、本件出願人が先に提案した「特開平10−252718号公報」に記載されたヒンジ構造と同一構成のものであるから、その詳しい説明は省略する。
前記両半円筒状部材30,31を閉じた状態すなわち結合状態での接続具3における大径側筒部は、ホースHを挿入可能なホース接続筒部36となっており、その小径側筒部はパイプ体Pを挿入可能なパイプ接続筒部37となっている。なお、説明の都合上、接続具3のパイプ体Pの接続側(図19において右側)を前側とし、ホースHの接続側(図19において左側)を後側と称する。
また、受け側の半円筒状部材30におけるパイプ接続筒部37の自由端側の側端部には、係止片38が突出されている(図19参照。)。係止片38の先端部外側には、山形状の係止爪部38aが突出されている(図25参照。)。なお、図25は図23のXXV−XXV線矢視断面図である。
また、閉じ側の半円筒状部材31におけるパイプ接続筒部37の自由端側の側端部には、前記係止片38を挿通可能な係合孔39が形成されている(図19及び図25参照。)。係合孔39の外側の孔縁部には、係止片38の係止爪部38aが係止片38の弾性変形を利用して係合可能な段付状の係合段部39aが形成されている。
前記両半円筒状部材30,31を閉じたときには、係止片38が係合孔39に挿入されて、係止片38の係止爪部38aが係合孔39の係合段部39aに係合することにより、両半円筒状部材30,31が閉じた状態に保持すなわち結合されて一体化される(図25参照。)。なお、係止片38と係合孔39とは、本明細書でいう「結合手段」を構成している。また、以降の説明は、閉じ状態における接続具3(図20〜図24参照。)を対象として説明する。
図21に示すように、前記ホース接続筒部36における前後両端部の内周面には、環状をなす前後一対のフランジ部40,41が形成されている。両フランジ部40,41による内径は、前記ホースHをほぼ密に挿入可能な内径に設定されている。両フランジ部40,41の内周面には、周方向に断続状に突出する保持爪部40a,41aが形成されている(図19及び図26参照。)。なお、図26は接続具のホース接続側を示す端面図である。また、保持爪部40a,41aは、ホース接続筒部36のフランジ部40,41内に挿入されるホースHの外周面にくい込むことにより、ホースHを弾性的に保持する(図21参照。)。
前記ホース接続筒部36内における両フランジ部40,41の相互間は、前記ホースクランプ2を仮止め状態のまま嵌め込んで収容するクランプ収容部42となっている(図19参照。)。
また、前記受け側の半円筒状部材30におけるクランプ収容部42の外周壁には、前記ホースクランプ2の両起立片21,22を挿通可能な四角形状の開口孔43が形成されている(図19参照。)。開口孔43の前側の孔縁部には、ホースクランプ2の幅広側の起立片21を係合可能な係合溝43aが形成されている(図20参照。)。
図21に示すように、前記前側のフランジ部40の内周部には、前記ホースHの接続端を嵌合可能な嵌合筒部44が形成されている。嵌合筒部44に前記パイプ接続筒部37が連設されている。嵌合筒部44の内周面には、フランジ状の規制フランジ部45が形成されている。また、規制フランジ部45の内径は、前記パイプ体Pをほぼ密に挿入可能な内径に設定されている(図21参照。)。なお、図23はホース接続装置をパイプ体に接続した状態を示す側断面図である。
図19に示すように、前記パイプ接続筒部37には、適数本(本例では3本を示す。)の抜止片46が周方向に等間隔すなわち約120°間隔で形成されている。本実施例の場合、抜止片46は、図25に示すように、受け側の半円筒状部材30に1個、閉じ側の半円筒状部材31に2個形成されている。抜止片46は、パイプ接続筒部37にほぼU字状の溝部48を形成することにより、パイプ接続筒部37の前側から後方へ向けて突出されかつパイプ接続筒部37の径方向外方へ弾性変形いわゆる撓み変形可能(図21中、二点鎖線46参照)な突片状に形成されている。また、抜止片46の内側には、それぞれ径方向内方へ向けて突出する抜止爪部46aが形成されている(図21参照。)。抜止爪部46aは、抜止片46の基端部(前端部)から先端部(後端部)に向かって次第に突出量を大きくする山形状に形成されている。抜止爪部46aの突出端は、前記パイプ体Pの外周面に近接又は当接可能に形成されている(図24参照)。また、抜止爪部46aは、前記パイプ体Pのバルジ部Pv(詳しくは、奥側の端面)に面接触状に係合可能に形成されている(図23参照)。したがって、抜止片46の抜止爪部46aが前記パイプ体Pのバルジ部Pvに係合することにより、接続具3とパイプ体Pとが相互に抜止めされる。
図21に示すように、前記パイプ接続筒部37の内周面と前記規制フランジ部45の前端面とによる隅角部には、適数個(本例では3個を示す。)の位置決め突起49が周方向に等間隔すなわち約120°間隔で形成されている(図25参照。)。位置決め突起49は、前記パイプ体Pのバルジ部Pv(詳しくは、先端側の端面)に対応する(図23参照。)。したがって、位置決め突起49に前記パイプ体Pのバルジ部Pvが当接することにより、接続具3に対するパイプ体Pの挿入量が規定される。なお、位置決め突起49は、抜止片46に対して周方向に位相を60°ずらして形成されており、受け側の半円筒状部材30に2個、閉じ側の半円筒状部材30に1個形成されている(図25参照。)。
次に、上記ホース接続装置1を用いて、パイプ体PにホースHを接続する手順について説明する。なお、ここで説明する手順は、例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。
(1)開かれた状態における接続具3(図19参照。)の受け側の半円筒状部材30のホース接続筒部36のクランプ収容部42内に、仮止状態のホースクランプ2の両起立片21,22側の半体部分を嵌合する。すなわち、図19におけるホースクランプ2は、両起立片21,22が下向きとなるように上下を逆向きとした状態で、クランプ収容部42内に嵌合される。このとき、両起立片21,22が、受け側の半円筒状部材30の開口孔43内に差込まれ、かつ幅広側の起立片21の前側部が開口孔43の係合溝43aに係合されることにより該起立片21が位置決めされる(図20参照。)。
(2)次に、前記受け側の半円筒状部材30に対して、閉じ側の半円筒状部材31をヒンジ部32を中心として回動させることにより閉じる。このとき、受け側の半円筒状部材30の係止片38が、閉じ側の半円筒状部材31の係合孔39内に係入され、かつ係止片38の係止爪部38aが係合孔39の係合段部39aに弾性的に係合することにより、両半円筒状部材30,31が閉じ状態に保持される(図25参照。)。これにともない、ホースクランプ2の残りの半体部分が閉じ側の半円筒状部材31のホース接続筒部36のクランプ収容部42内に嵌合される。これにより、クランプ収容部42内にホースクランプ2のクランプ本体20が収容状態に保持される(図21及び図24参照。)。この状態では、クランプ収容部42の外周壁部によりクランプ本体20の径方向の移動が制限されるとともに、クランプ収容部42の両フランジ部40,41によりクランプ本体20の軸方向の移動が制限される。したがって、接続具3のホース接続筒部36のクランプ収容部42内に、ホースクランプ2が軸方向及び径方向の移動が制限された状態に保持される。
(3)続いて、前記接続具3のホース接続筒部36内に、その後方よりホースH(詳しくは、接続端部)を挿入する。これにより、ホースHが、ホース接続筒部36に挿入されるとともに、ホースクランプ2のクランプ本体20内に遊嵌状に挿通される(図20〜図24参照。)。このとき、ホース接続筒部36の両フランジ部40,41の保持爪部40a,41aが、ホースHの外周面にホースHの弾性変形を利用してくい込む(図21参照。)。また、ホースHは、その接続側の端面が接続具3の規制フランジ部45(詳しくは、後側面)に当接するまで挿入することにより、ホースクランプ2に対するホースHの挿入位置が規定される(図21参照。)。このようにして、接続具3にホースHが仮接続される。
(4)次に、接続具3のパイプ接続筒部37内にパイプ体Pを挿入するとともに、そのパイプ体PをホースH内に挿入する(図23〜図25参照。)。パイプ体Pに対するホースHの接続完了手前になると、パイプ体Pのバルジ部Pvが接続具3の各抜止片46の抜止爪部46aに当接しかつ摺動していくことにより、各抜止片46が弾性変形すなわち拡径変形される(図23中、二点鎖線46参照)。そして、パイプ体Pのバルジ部Pvが各抜止爪部46aを乗り越えると、抜止片46が弾性復元することにより、バルジ部Pvが抜止片46により抜止めされる(図23参照)。これとともに、位置決め突起49によりパイプ体Pのバルジ部Pvに対する接続具3の嵌合量が規定される。したがって、位置決め突起49と抜止爪部46aとにより、パイプ体Pの軸方向の移動が制限される。
(5)次に、前記ホースクランプ2の幅広側の起立片21に対して幅狭側の起立片22を横にずらすように捻る。このとき、幅狭側の起立片22を指先で操作しにくい場合には、ドライバー、棒状工具等を用いて、幅広側の起立片21に対して幅狭側の起立片22をずらしてもよい。これにより、クランプ本体20の幅広側の起立片21の係合部25に対する幅狭側の端部20bの係止爪27の係合が解除される(図21参照。)。これにともない、クランプ本体20がその弾性復元力によって縮径方向に弾性復元する。このとき、係止爪27が幅広側の起立片21の逃がし溝26を通過する。これにより、クランプ本体20がホースHを締付けるいわゆる締付ける(図24参照。)。また、ホースクランプ2の幅広側の起立片21は、接続具3の受け側の半円筒状部材30の開口孔43の係合溝43aから抜け外れる。なお、接続具3はそのままホースH上に留め置かれる。
上記したホース接続装置1によると、ホースクランプ2をパイプ体Pに保持しかつ該ホースクランプ2にホースHを挿入しかつ該ホースHを接続具3に両保持爪部40a,41aにより保持した状態で、接続具3がパイプ体Pに抜止めされるとともにパイプ体PがホースHに挿入された後、ホースクランプ2によりホースHがパイプ体Pに締付けられる(図23参照。)。これにより、パイプ体Pに抜止めされかつホースHを締付けたホースクランプ2を接続具3が保持することにより、パイプ体Pに接続具3とともにホースクランプ2及びホースHが抜止めされる。したがって、パイプ体Pのホース抜止用バルジ部PbをホースHの端部が乗り越えるように、ホースHにパイプ体Pを挿入いわゆる圧入する必要がなくなるため、ホースHにパイプ体Pを挿入するための挿入荷重を低減することができる。これによって、パイプ体Pに対するホースHの接続作業性を向上することができる。
また、ホースクランプ2を接続具3に保持しかつ該ホースクランプ2にホースHを挿入しかつ該ホースHを接続具3に両保持爪部40a,41aにより保持した状態で、接続具3をパイプ体Pに抜止めするとともにパイプ体PをホースHに挿入することにより、接続具3をパイプ体Pに抜止めする作業とパイプ体PをホースHに挿入する作業とを別々に行なう場合に比べ、パイプ体Pに対するホースHの接続作業性を向上することができる。
また、ホースクランプ2に、パイプ体Pのホース抜止用バルジ部Pbに嵌合したホースHを挿通する必要がなく、ホースHの外径より僅かに大きい程度にホースクランプ2を仮止めすればよい。このため、ホースクランプ2の仮止めにかかる拡径量を小さくすることができ、最大径付近でホースHを締付けることができる。このため、ホースクランプ2を軽量化し、ホースHの緊締にかかるホースクランプ2の面圧を高め、シール能力を向上することができる。
また、接続具3に設けた規制フランジ部45により、ホースクランプ2に対するホースHの挿入位置を規定することができる(図23参照。)。これにより、パイプ体PをホースHに接続具3を介して正規の挿入位置に挿入することができるとともに、接続具3に保持されたホースクランプ2によりホースHを正規の締付位置において締付けることができる。
なお、前記実施例3では、閉じた状態の両半円筒状部材30,31にホースHを接続した状態でパイプ体Pを接続したが、前記実施例1,2で説明したように、閉じた状態の両半円筒状部材30,31にパイプ体Pを接続した後でホースHを接続することもできる。この場合、フランジ部40,41の内周面に設けた保持爪部40a,41a(ホース保持手段)は省略することができる。
なお、前記実施例3において、ホースクランプ2は、本明細書でいう「ホース締付具」に相当する。また、接続具3は、受け側の半円筒状部材30と閉じ側の半円筒状部材31とにより構成されている。また、両半円筒状部材30,31は、本明細書でいう「保持部材」に相当する。また、抜止片46は、本明細書でいう「抜止部」に相当する。また、クランプ収容部42は、本明細書でいう「ホース締付具用保持部」に相当する。また、規制フランジ部45は、本明細書でいう「ホース位置決め部」に相当する。また、パイプ体Pは、本明細書でいう「配管部材」に相当する。
[実施例4]
本発明の実施例4を説明する。なお、本実施例は、前記実施例3の一部を変更したものであるからその変更部分について詳述し、実施例1と同一もしくは実質的に同一構成と考えられる部分には同一符号を付して重複する説明は省略する。
本実施例は、前記実施例3における接続具3のパイプ接続筒部37に変更を加えたものである。なお、パイプ接続筒部37以外の構成については前記実施例3と同一構成であるから重複する説明は省略する。また、図27はホース接続装置をパイプ体に接続した状態を示す側断面図、図28は図27のXXVIII−XXVIII線矢視断面図である。
図27に示すように、本実施例における接続具3のパイプ接続筒部37は、前記実施例3における抜止片46及び溝部48が省略されたほぼ円筒状に形成されている。パイプ接続筒部37の外周面には、前後一対の案内フランジ部50,51が相互に平行に突出されている。パイプ接続筒部37には、両案内フランジ部50,51の相互間に対応しかつ周方向にほぼスリット状に延びる左右一対のスリット状溝53が左右対称状に形成されている(図28参照。)。
図28に示すように、前記パイプ接続筒部37に装着されるリテーナ60は、金属製のばね線材をほぼ逆U字状に折曲することにより形成されている。リテーナ60は、ほぼ平行に延びる左右の係止脚61を有している。リテーナ60は、両係止脚61がその弾性変形を利用してパイプ接続筒部37の両案内フランジ部50,51の相互間に挿入されかつ各スリット状溝53内に嵌合された状態で、パイプ接続筒部37に装着されている。この状態では、リテーナ60の弾性によって、その各係止脚61がパイプ接続筒部37内に突出した状態に保持される。また、図28中、二点鎖線60は、パイプ接続筒部37に装着する途中のリテーナ60を示している。
次に、前記パイプ接続筒部37に対するパイプ体Pの接続手順について説明する。パイプ接続筒部37内にパイプ体Pを差込むと、バルジ部Pvが接続具3のリテーナ60の両係止脚61に当接しかつ摺動していくことにより、各係止脚61が弾性変形すなわち拡径変形される。そして、パイプ体Pのバルジ部Pvが各係止脚61を乗り越えると、各係止脚61が弾性復元することにより、バルジ部Pvが係止脚61により抜止めされる(図27参照)。なお、前記実施例では、パイプ接続筒部37にリテーナ60を取付けた状態でパイプ体Pを接続したが、パイプ接続筒部37にパイプ体Pを挿入した後でパイプ接続筒部37にリテーナ60を取付けることによっても、パイプ接続筒部37にパイプ体Pを抜止めすることができる。
なお、前記実施例4において、ホースクランプ2は、本明細書でいう「ホース締付具」に相当する。また、接続具3は、受け側の半円筒状部材30と閉じ側の半円筒状部材31とにより構成されている。また、両半円筒状部材30,31は、本明細書でいう「保持部材」に相当する。また、リテーナ60は、本明細書でいう「抜止部」に相当する。また、クランプ収容部42は、本明細書でいう「ホース締付具用保持部」に相当する。また、規制フランジ部45は、本明細書でいう「ホース位置決め部」に相当する。また、パイプ体Pは、本明細書でいう「配管部材」に相当する。
また、前記実施例では、2つの保持部材により接続具を構成したが、1部品の保持部材により接続具を構成することも可能である。すなわち、1部品の保持部材を、拡径状態のホース締付具(例えば、ホースクランプ)を収容可能に形成されたホース締付具用保持部を有する略U字状に形成して、配管部材(例えば、パイプ体のバルジ部Pv)に抜止可能に係合させる構成とする。
本発明は、前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、パイプ体Pのバルジ部Pvと接続具の抜止部との係合により、パイプ体Pに接続具を抜止めする構成を例示したが、パイプ体Pと接続具とは相互間の係合によって抜止めする構成であればよく、バルジ部Pvは特許請求の範囲を限定するものではない。例えば、前記実施例では、パイプ体Pの外周面上に全周に亘って突出する凸部としてバルジ部Pvを形成したが、パイプ体Pの外周面上に周方向に断続的に突出する凸部、あるいは1つの凸部を形成してもよい。また、前記実施例1,2では、接続具の抜止部を、パイプ体Pの外周面上に突出するバルジ部Pvに対応する凹部としたが、パイプ体Pの外周面に凹む凹部に対応する凸部とすることもできる。また、ホースクランプは、前記実施例のホルダー付きタイプ、ホルダーレスタイプの他、ホースバンドを用いることができる。また、上記実施例では、2つ又は1つの保持部材により接続具を構成したが、3つ以上の保持部材により接続具を構成することができる。また、前記実施例において、係止片と係合孔とによる結合手段は、複数の保持部材を結合するものであれば適宜変更することができ、例えば、接着手段、ネジ止め手段、両面テープ等に変更することができる。また、前記実施例3,4におけるヒンジ部32は、前記実施例1,2に適用してもよい。また、前記実施例1〜3では、各保持部材にそれぞれ抜止部を設けたが、少なくとも1つの保持部材に抜止部が設けられていればよい。また、前記実施例では、各保持部材にそれぞれホース位置決め部を設けたが、そのホース位置決め部は少なくとも1つの保持部材に設けられていればよい。また、ホース位置決め部は省略することもできる。
本発明の実施例1にかかるホース接続装置を示す分解斜視図である。 ホース接続装置を示す分解側面図である。 ホース接続装置のホース接続側を示す分解背面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す側面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す背面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す側断面図である。 図6のVII−VII線矢視断面図である。 ホース接続装置にホースを接続した状態を示す側断面図である。 図8のIX−IX線矢視断面図である。 本発明の実施例2にかかるホース接続装置を示す分解斜視図である。 ホース接続装置を示す分解側面図である。 ホース接続装置のホース接続側を示す分解背面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す側面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す背面図である。 パイプ体にセットしたホース接続装置を示す側断面図である。 図15のXVI−XVI線矢視断面図である。 ホース接続装置にホースを接続した状態を示す側断面図である。 図17のXVIII−XVIII線矢視断面図である。 本発明の実施例3にかかるホース接続装置を示す分解斜視図である。 接続具にホースクランプをセットしたホース接続装置を示す斜視図である。 ホース接続装置にホースをセットした状態を示す側断面図である。 図21のXXII−XXII線矢視断面図である。 ホース接続装置をパイプ体に接続した状態を示す側断面図である。 図23のXXIV−XXIV線矢視断面図である。 図23のXXV−XXV線矢視断面図である。 接続具のホース接続側を示す端面図である。 本発明の実施例4にかかるホース接続装置をパイプ体に接続した状態を示す側断面図である。 図27のXXVIII−XXVIII線矢視断面図である。
符号の説明
1,101,201 ホース接続装置
2,102 ホースクランプ(ホース締付具)
3,103,203 接続具
30,31 半円筒状部材(保持部材)
38,138,238 係止片
39,139,239 係合孔
42,142 クランプ収容部(ホース締付具用収容部)
45,145 規制フランジ部(ホース位置決め部)
46 抜止片(抜止部)
130,131 サポータ(保持部材)
147 抜止溝(抜止部、凹部)
230 サポータ(保持部材)
H ホース
P パイプ体(配管部材)
Pv バルジ部(凸部)

Claims (3)

  1. ホースを配管部材に接続するためのホース接続装置であって、
    ホース締付具と接続具とを備え、
    前記ホース締付具は、ホースを挿通する拡径状態からの縮径により該ホースを前記配管部材に締付可能に構成され、
    前記接続具は、前記拡径状態のホース締付具を収容可能に形成されたホース締付具用保持部を有する保持部材を備え、
    前記保持部材には、前記ホース締付具内に配置される前記配管部材に係合可能な抜止部が設けられている
    ことを特徴とするホース接続装置。
  2. 請求項1に記載のホース接続装置であって、
    前記接続具の保持部材には、前記ホース締付具用保持部に保持した前記ホース締付具に対する前記ホースの挿入位置を規定するためのホース位置決め部を設けたことを特徴とするホース接続装置。
  3. 請求項1又は2に記載のホース接続装置であって、
    前記抜止部を、前記配管部材の外周面上に突出する凸部に対応する凹部としたことを特徴とするホース接続装置。
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