JPS6026483Y2 - 軟質合成樹脂製配線管の接続装置 - Google Patents

軟質合成樹脂製配線管の接続装置

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JPS6026483Y2
JPS6026483Y2 JP14841783U JP14841783U JPS6026483Y2 JP S6026483 Y2 JPS6026483 Y2 JP S6026483Y2 JP 14841783 U JP14841783 U JP 14841783U JP 14841783 U JP14841783 U JP 14841783U JP S6026483 Y2 JPS6026483 Y2 JP S6026483Y2
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JP
Japan
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pipe
clamp piece
synthetic resin
soft synthetic
inner periphery
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JP14841783U
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JPS5985020U (ja
Inventor
昭八 清水
Original Assignee
未来工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の目的) この考案は、軟質合成樹脂製配線管とボックスまたは配
線管とを接続するために使用される接続装置に関するも
のである。
この考案の目的とするところは、接着不能な素材からな
る軟質合成樹脂製配線管とボックスまたは配線管とを簡
単かつ強固に接続でき、しかも接続の作業性に優れた接
続装置を提供することにある。
(従来技術) 従来、管どうしを接続するための装置として、実公昭4
5−2748峰公報及び実公昭50−4032汚公報記
載のものがある。
実公昭45−2748咥公報記載のものについて説明す
ると、この装置は可撓性の大なるC字型リングと、C字
型リングを外側から管外面に対して締着するバンドとか
らなる接手において、C字型リングを蔽うバンドの両側
の内向鍔内面に管外面に食込み可能の硬質エツジを数個
嵌着してなる管接手である。
この管接手は同径の管どうしを直列に接続するためにの
み使用されるものであり、管とボックスとを接続するこ
とができない。
また、この管継手は管の端面を突合わせて接続するもの
であるので、継手内に挿入される管の長さは所定長さに
制限され、余分に継手内へ挿入しておくことはできない
従って、所定間隔の2個所に配置された継手間に直列に
管を接続する場合、継手間の長さを正確に測定しその長
さに管をカットしなければならない。
そして、正確にカットされた管を用いて配管を行った後
、都合によりその管の一部を湾曲させなければならなく
なつったときには、管の長さに不足を生じ管端が継手か
ら外れて接続が不能となる。
そのため、管を途中で継ぎ足したり、長目にカットされ
た新しい管を使用して接続しなおさなければならず、ま
たその管が長すぎた場合には再度管をカットしなければ
ならず配管の作業性を悪くする。
さらに、この構造のものでは管に曲げ力が作用すると、
その曲げ力によりバンドが外側へ拡開され、パッドの締
付は力が緩みやすくなるとともに、半割状のバンドがピ
ンで結合されているのでガタを生じやすく管の固定が不
完全となる。
次に、実公昭50 40322号公報記載のものについ
て説明すると、この装置は端部外周に曲縁を有し、かつ
曲縁に近接した突起を有する管と、その管に外装され管
の曲縁が嵌入する周溝を内周に2条平行に有する弾性体
からなるリングと、そのリングに外嵌されリングを締付
けるとともに、管外周の突起に係合する突起を有する締
付は金具とからなり、管どうしを直列に突合わせた状態
で前記リングを管に外嵌させ、さらにそのリングに締付
は金具を外嵌させて締付けるようにした接続装置である
この接続装置は、管の端部外周に曲縁と突起を設けなけ
ればならないから、全長が50mまたは100mという
長尺に形成され、これを任意の長さにカットして配管す
る軟質合成樹脂製配線管に採用することはできない。
また、この接続装置は前述の実公昭45−27489号
公報に記載された継手と同様に管端を突合わせて接続す
るものであり、管の長さに不足を生じたり、管が長すぎ
たりした場合には管の接続がスムーズに行われず、配管
の作業性を悪くする。
(考案の構成) この考案は、上記欠点を解決するため、配線管が挿入さ
れる筒状部を有するコネクター、カップ、リング、ノー
マルベンド等の連結管の端部外周に凸状または凹状の係
合部を設け、環状体の周面をスリットで分断してなる断
面C字形状のクランプ片の円周方向端縁に外向きに座を
設け、の座に螺入されたビスでクランプ片の内径寸法が
縮小するよう設け、クランプ片の軸方向一端内周へ前記
連結管を挿嵌可能に設け、かつクランプ片内周に連結管
の保合部と係合することによりクランプ片と連結管が分
離しないようにした係合部を設け、クランプ片の軸方向
他端内周へ配線管を挿嵌可能に設け、かつ配線管の外周
へ食込む係合爪をクランプ片内周に突設したものである
連結管の端部をクランプ片へ挿嵌し、配線管の先端部が
連結管へ入り込むようにクランプ片へ挿嵌し、座に螺入
されたビスを強く締付けるとクランプ片の係合部と連結
管の係合部とが係合することによって強く結合され、ク
ランプ片の係合爪が配線管外周へ食い込むことによって
配線管がクランプ片から素抜けなくなる。
以下、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第5図において、配線管Pをボックスに接
続するための連結管となるコネクター1は、その筒状部
2の一端に外向きに鍔状に突出した保合部3が設けられ
ており、筒状部2の内孔4へ配線管Pを挿嵌可能にして
いる。
前記コネクター1と配線管Pとを結合するためのクラン
プ片5は、環状体の周面の一部がスリット6で分断され
ることにより断面C字形状に形成され、円周方向端縁外
面に夫々座7が突設され、一側の座7にビスBの挿入孔
8、他側の座7にビスBの螺入孔9が設けられている。
クランプ片5の軸方向一端内周は前記コネクター1の筒
状部2の外径に対応するよう形成され、その内周に係合
部3が嵌入係合する凹状の保合部10が形成されている
クランプ片5の軸方向他端内周は配線管Pの外径に対応
するよう形成され、その内周に断面三角形状に尖った係
合爪11が複数個突設されている。
前記座7は第1図から明らかな通り係合爪11が突設さ
れた側の端部近傍に設けられている。
このクランプ片5は連結部12で屈曲可能となっている
上記接続装置により配線管Pをボックスに接続するには
、クランプ片5をそのスリット6が広がるように外側へ
開き、コネクター1を挿嵌し、凸状の保合部3をクラン
プ片5の凹状の係合部10へ嵌入させる。
次に配線管Pをクランプ片5の開口端からコネクター1
の内孔4へ挿嵌し、挿孔8から螺孔9へ螺入されたビス
Bを締付けると、クランプ片5内周の係合爪11が配線
管Pの外周に食い込む。
よって、配線管Pはクランプ片5から素抜けない。
第2図において、配線管Pに曲げ力が作用し配線管Pが
下方へ湾曲させられると(一点鎖線で示す)、図上クラ
ンプ片5の下側半周が下方へ押下げられて傾斜状態とな
るおそれがあるが、本考案では配線管Pの入口側の端部
近傍においてビスにより締付けられ、しかも連結管1の
入口側の端部内周において凸状の係合部3と凹状の保合
部10とが嵌合していることによりクランプ片5の下側
半周の傾斜を阻止しているから、クランプ片5が拡開さ
れて締付は力が緩み固定が不完全となるようなことがな
い。
尚、前記実施例は第2図に示すようにビスBを締付けた
状態で座7が互いに密接するものであったが、第6図に
示すようにビスBを締付けた状態で座7の間にギャップ
aが形成されるようにしてもよい。
また、コネクター1の筒状部2の端部外周に形成される
保合部3は、第5図に示されるように鍔状に連続したも
のだけでなく、第7図に示されるように筒状部2の円周
方向へ所定の間隔で多数の凸状係合部3′を突設しても
よい。
さらに、コネクター1の外周面に断面円形の突起状係合
部を突設し、クランプ片5の内周に前記保合部が嵌入す
る凹状保合部を凹設して保合部を互いに係合させてもよ
く、またコネクター1の外周面に凹状の係合部を環状に
設け、クランプ片5に前記係合部へ嵌入する凸状の係合
部を設けて係合部を互いに係合させてもよい。
連結管はコネクター1に限定されるものではなく、第8
図に示すカップリング15では筒状部16の両端に凸状
または凹状の保合部17を設け、第9図に示すノーマル
ベント18では筒状部19の端部に凸状または凹状の係
合部20を設けて接続するようにしてもよい。
第9図に示される実施例の場合、ノーマルベンド18の
筒状部19に電線管Pが差し込まれる。
(考案の効果) この考案は、上記の構成であるから以下の利点を有する
(1)配線管どうしの接続だけでなく、配線管とボック
スとの接続も簡単に実施できる。
(2)配線管外周に突起を設ける等の加工を施す必要が
ないから、長尺な配線管を任意の長さにカットして配管
することができる。
(3)配線管の端部が内孔へ挿入されるようになってい
るから、配線管の端部を連結管の内孔へ挿入しておくこ
とにより、配線管の全長に余裕をもたせることができる
従って、配管中に配線管の長さに不足を生じても、クラ
ンプ片による配線管の締付けを緩めて配線管端部を連結
管の内孔から若干引出し、再度クランプ片を締付けるこ
とによりその配線管の再使用が可能となり、配線管を継
ぎ足したり、新しい配線管をカットで使用する等の手間
や無駄がない。
また、所定長さにカットされた配線管が長すぎても配線
管の端部を連結管へ挿入しておけばよいから、配線管の
長さ設定に気をつかう必要はなく長目にカットしておけ
ばよく、配管の作業性が向上する。
(4)配線管に曲げ力が作用しクランプ片が外側へ拡開
されるような場合でも、配線管の入口側端部外周におい
てビスで締付けられ、しかも連結管入口側端部内周で係
合部が嵌合しているので曲げ力に対する抵抗が大きく、
配線管の固定は強固に行われる。
(5)クランプ片は全周が一体のものであり、半周ずつ
をピン結合したもののように結合部でガタを生じること
がない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の斜視図、第2図は正面図
、第3図は側面図、第4図は第3図のX−X線矢視断面
図、第5図は連結管の斜視図、第6図はクランプ片の別
例の正面図、第7図及び第8図は連結管の別例の斜視図
、第9図は連結管の別例の一部破断した正面図である。 1・・・・・・連結管、2・・・・・・筒状部、3・・
・・・・係合部、5・・・・・・クランプ片、6−−−
−−−スリツト、7・・・・・・座、10・・・・・・
係合部、11・・・・・・係合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 配線管が挿入される筒状部の入口側端部外周に凸状また
    は凹状の保合部を有する連結管と、局面の一部がスリッ
    トで分断された断面C字形状をなす環状体でその軸線方
    向一端内周に前記連結管の筒状部が挿嵌可能に設けられ
    、かつ内周に筒状部外周の保合部、と係合する凹状また
    は凸状の係合部が設けられ、軸方向他端内周に軟質合成
    樹脂製配線管が挿嵌可能に設けられ、かつ内周に軟質合
    成樹脂製配線管の外周へ食込む保合部が突設され、環状
    体の円周方向の夫々の端縁に前記軟質合成樹脂製配線管
    の入口側端部近傍に座が突設され、その一側の座にビス
    挿入孔が設けられ、かつ他側の座にビス螺入孔が設けら
    れたクランプ片と、前記クランプ片のビス挿入孔からビ
    ス螺入孔へ螺入されるビスとからなる軟質合成樹脂製配
    線管の接続装置。
JP14841783U 1983-09-26 1983-09-26 軟質合成樹脂製配線管の接続装置 Expired JPS6026483Y2 (ja)

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JP14841783U JPS6026483Y2 (ja) 1983-09-26 1983-09-26 軟質合成樹脂製配線管の接続装置

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JPS5985020U JPS5985020U (ja) 1984-06-08
JPS6026483Y2 true JPS6026483Y2 (ja) 1985-08-09

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KR102018818B1 (ko) * 2018-12-13 2019-09-04 주식회사 고리 삽입제한 및 이탈방지장치가 구비된 경질 폴리염화비닐 관

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JPS5985020U (ja) 1984-06-08

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