JPS6329990Y2 - - Google Patents

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JPS6329990Y2
JPS6329990Y2 JP8753980U JP8753980U JPS6329990Y2 JP S6329990 Y2 JPS6329990 Y2 JP S6329990Y2 JP 8753980 U JP8753980 U JP 8753980U JP 8753980 U JP8753980 U JP 8753980U JP S6329990 Y2 JPS6329990 Y2 JP S6329990Y2
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JP
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hose
pipe
insertion end
arc
removal stopper
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はホースとパイプを相互に連結するため
のホース抜止具に関する。
機械装置や自動車のエンジンルーム等には、各
部品に通電するための電気ケーブルや、各部品間
に力を伝達するためのワイヤーケーブルおよびピ
アノ線等が付設されている。
そして電気ケーブルは、各部品の駆動と干渉し
ないようにパイプおよびホース等の保護管内を通
して配設されているものが多く、また力を伝達す
るためのワイヤケーブルおよびピアノ線は、力の
伝達方向を規定する為と、前記電気ケーブルと同
様の理由の為にパイプおよびホース等の保護管内
を通して配設されている。
これらの保護管は、直線部は硬質プラスチツク
等からなるパイプが用いられ、可撓性を必要とす
るところは、軟質プラスチツクまたは、ゴム等か
らなるホースが用いられており、直線部から可撓
性部に連続する部分は、パイプにホースを挿嵌し
て用いられている。そしてこのホース挿嵌部に
は、ホースの抜止め防止のために、ホースの周囲
から締付ける種々のホース抜止具が用いられてい
る。一例としてホースとパイプとを強固に連結し
ておくためのホース抜止具を挙げると、従来、ゴ
ム管をコツクに装着するために用いられたものと
して、特開昭37−9637号公報に示されるように、
ピアノ線のごとき鋼線を折り曲げて形成したもの
がある。しかしながら、この様なホース抜止具
は、家庭等のガス管にゴムホースを挿入した際の
締付具としては、有効かも知れないが、機械装
置、自動車内での電気ケーブル、ワイヤーケーブ
ル、あるいはピアノ線の保護等を用いられるパイ
プとホースとの接合部を強固に締付けておくため
の抜止具としては、締付強度が不足であると共
に、出張り部や引つ掛け部を有するので、他のパ
イプ、ホース類や、他部品との干渉が生ずる虞れ
があり好ましくない。
さらに、このような抜止具で、ホースを外周か
ら、締付けると、パイプからホースをはずす時、
パイプにホースが密着していて、容易にはずすこ
とができないという問題がある。
特に、パイプが硬質プラスチツクで、ホースが
同材料からなる軟質プラスチツクである場合は、
前記のような抜止具で締め付けた場合は勿論のこ
と、単に挿嵌した時でも、軟質プラスチツクに含
まている可塑剤がホース表面に滲出してきて、硬
質プラスチツクのパイプと相溶して、ほとんど接
着状態となるため、引き抜くことは不可能とな
る。
このため、パイプからホースをはずす時は、ホ
ースをナイフ等で切断して、はずさざるを得ない
が、この際、誤つて電気ケーブルを損傷するとい
うことがしばしば生じていた。しかも、この電気
ケーブルの損傷をその時点で、気がついた場合
は、適当な対策を講ずるので、まだよいが、無意
識に損傷した場合は、そのために電気系統が正常
に作動しなかつたり誤動作したりしても、その原
因がなかなかつかめず、修理に思わぬ時間を費い
やせてしまうという問題を有していた。
その上、機械装置や自動車等では、家庭の水道
ホースやゴムホース等と異なり、ホースの長さ
は、その色別と共にホースの取付箇所を規定する
識別標識となつているため不必要な余分はとつて
いないということと、このホースの内部には、電
気ケーブル等が挿入されいるので、ホースの長さ
は、電気ケーブル等とほぼ一致しており、ホース
を切断すると、電気ケーブル等が露出する部分が
生じてしまうこととにより、ホースを切断する
と、再び挿嵌する時は、新しいホースを用意しな
ければならないという問題がある。
このような事情により、機械装置や、自動車で
は、抜け止めが確実であると共に、ホースを切断
しなくとも取り外しが容易にできるホース抜止具
が望まれていた。
本考案はホースとパイプを相互に確実に止め付
け得るようにし、更にホースとパイプとの着脱操
作を簡単に行ない得るようにしたホース抜止具を
提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本考案は、円筒形状
をなすホース抜止具本体に長手方向に沿つて切割
部を形成すると共に、前記ホース抜止具本体をそ
の外側にホースが装着されるホース挿入端部と、
内側にパイプが当該パイプの先端を前記ホース挿
入端部の内側にまで位置させて嵌合されるパイプ
挿入端部とにより形成し、前記パイプ挿入端部に
これの前記切割部により形成された円弧形状部の
端縁と連続して外方広がりに屈曲した一対の突出
片を設けると共に、この突出片の一方に一体に連
設した工具当接部を設けてなるホース抜止具であ
る。
そして、このホース抜止具は、一端の切割部の
みを有する側の円弧形状部にホースを挿嵌したの
ち、他端の突出片を有する円弧形状部に、前記突
出片に連設した工具当接部にドライバー等を挿入
して、この円弧形状部をやや開いた状態で、パイ
プを挿入し、ついで、パイプの先端が、この抜止
具に挿入されたら、ドライバー等をはずし、パイ
プを更に、ホース挿嵌部まで押し込んで行く。
そして、パイプがこの抜止具を介してホースと
挿嵌された状態で、パイプとホースとは確実に接
合され、抜けが防止される。
更に、この接合状態からホースを取り外す時合
は、前記工具当接部にドライバー等を挿入し、円
弧形状部をやや開いてパイプを引き出す。つい
で、この抜止具を、その切割部をすぼめる方向に
押圧してホースを引き抜く。このようにすれば、
パイプとホースとは直接密嵌していないので、ホ
ースを切断することなく容易に取り外すことがで
きる。
以下、図面に即して本考案の実施例を説明す
る。
第1図は本考案のホース抜止具の一実施例を示
す図であり、ホース抜止具Aの本体1は、鋼の板
材から一体成形されており、この本体1は、長手
方向に切割部2を有するほぼ円筒形状に丸められ
ている。その切割部2により本体1は、円弧形状
部3を構成しており、また、切割部2自身は、円
弧形状部3が拡縮径することを可能にする開閉部
を成している。円弧形状部3の内面は、パイプ挿
入端部側からパイプBが挿入され、このパイプB
の外周に密嵌自在となるパイプ連結部5を構成し
ている。円弧形状部3のホース挿入端部側の略半
分の外面は、ホースCの内周に密嵌自在なホース
連結部6を構成している。パイプ挿入側端部にお
ける円弧形状部3の端縁には、外方広がりの一対
の突出片7が、この端縁に沿つて連続して一体的
に屈曲形成されており、さらに、ドライバー等の
工具が当接自在な工具当接部8が、一方の突出片
7の先端を内方向に鉤形状に屈曲されて一体的に
形成されている。また、本実施例ではホース連結
部6には、ホース挿入端部からパイプ挿入端部方
向に昇り傾斜した略三角錐形状の適数の凸部9が
形成されており、ホースCの内周面に喰いつくよ
うになつている。この凸部は、円弧形状部3を内
側から切り起すか、エンボスするか等して形成さ
れる。また、別体物を固着することより凸部9を
形成することもできる。尚、凸部の形状について
は、用途に応じて単なる半球状凸部等種々のもの
が用いられる。
このように構成されたホース抜止具の使用方法
および作用効果を説明する。
まず、第1図に示す切割部2をすぼめる方向に
押圧しながらホース連結部6に軟質プラスチツク
のホースCを密嵌する。
次に、工具当接部8にドライバD等を挿入し
て、突出片7を支点として円弧形状部3をやや拡
径する。つぎに、硬質プラスチツクのパイプBを
軸方向から円弧形状部3内に挿入する。このパイ
プBの先端が円弧形状部3内に、すなわちパイプ
連結部5に挿入されたら、ドライバー等をはず
し、パイプBを更に、ホースCが既に密嵌されて
いるホース連結部6まで、押し込んでいく。パイ
プBが押込まれるに従い、両連結部5,6を構成
する円弧形状部3は、切割り部2を開きながら押
し開き、そのホース連結部6をホースCに強固に
押接し、密嵌状態を高める。この密嵌状態の高ま
りにより、ホース連結部6の凸部はホースCの内
周面に喰いつく。
このようにして第2図に示すように、パイプB
とホースCとはホース抜止具Aを介して確実に接
合され、抜けが防止される。
次に、ホースCをパイプBから脱装する場合
は、第1図に想像線で示すように、ドライバDの
先端部裏面を突出片7の端辺に摺接させつつ、ド
ライバDの先端を工具当接部8の端部に当てがつ
て押し、円弧形状部3を拡径する。この拡径状態
で、まず、パイプBを引つ張れば、パイプBは容
易に抜け出る。本体1からパイプBが外れれば、
円弧形状部3を縮径することによりホースCはホ
ース連結部6から引き抜くことができる。
前述のように、前記パイプBとホースCとは、
この抜止具Aを介して接合されていて、直接密嵌
していないので、ホースを切断することなく容易
に取り外すことができる。
前記実施例においては、金属製のホース抜止具
Aを介して、硬質プラスチツクのパイプBと軟質
プラスチツクのホースCとを接合する場合につい
て述べたが、ホース抜止具Aは金属に限ることな
く、必要強度に応じて、硬質プラスチツクその他
の材料を種々用いることができる。さらに、前記
パイプBも金属、竹、その他の合成のある材料で
あればその種類を選ばず、また、前記ホースC
も、ゴムその他の弾性を有する軟質材料であれ
ば、その種類を選ばない。
尚、前述したように、本考案は、パイプとホー
スとからなる保護管に用いた場合最も有効である
が、このような用途に限る訳でなく、流体が導通
するパイプとホースとのホース抜止具としても流
体圧力が特に高圧でなければ、必要に応じてシー
ル剤を併用する等して利用できる。
以上のように、本考案によれば、ホース抜止具
本体の内側面に一端部からパイプを嵌合させ、他
端部の同本体の外側にホースを嵌合させるように
したことから抜止具の内外両側にパイプとホース
が嵌合されることとなり、嵌合が強固であると共
にこれらは確実に抜け止めが防止させる。また、
パイプとホースとの着脱操作には工具当接部にド
ライバー等の工具を当てることにより容易に行な
うことができる。
これにより、とりわけ電気ケーブル、ワイヤー
ケーブル、およびピアノ線の保護管をなすパイプ
とホースとの接合に本考案のホース抜止具を利用
した場合は、パイプとホースとの挿嵌状態からホ
ースを取り外す際、ホースを切断することなく取
り外すことが可能となり実用上きわめて有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のホース抜止具を示す斜視図、
第2図はホースとパイプとを組み付けた状態を示
す断面図である。 1……ホース抜止具本体、2……切割部、3…
…円弧形状部、5……パイプ連結部、6……ホー
ス連結部、7……突出片、8……工具当接部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 円筒形状をなすホース抜止具本体に長手方向に
    沿つて切割部を形成すると共に、前記ホース抜止
    具本体をその外側にホースが装着されるホース挿
    入端部と、内側にパイプが当該パイプの先端を前
    記ホース挿入端部の内側にまで位置させて嵌合さ
    れるパイプ挿入端部とにより形成し、前記パイプ
    挿入端部にこれの前記切割部により形成された円
    弧形状部の端縁と連続して外方広がりに屈曲した
    一対の突出片を設けると共に、この突出片の一方
    に一体に連設した工具当接部を設けてなるホース
    抜止具。
JP8753980U 1980-06-24 1980-06-24 Expired JPS6329990Y2 (ja)

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JP8753980U JPS6329990Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JP8753980U JPS6329990Y2 (ja) 1980-06-24 1980-06-24

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JPS5711376U JPS5711376U (ja) 1982-01-21
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