JP3814338B2 - 差込み型管継手 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば電力・通信ケーブル保護管に用いられる鋼管やステンレス管等の金属管の接続に適用される管継手で、特に地中に埋設して使用される差込み型管継手に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の差込み型管継手として、従来、特開平7−269764号公報、実開昭62−115595号公報、特開昭55−30153号公報などに開示されているように、金属管が挿入される継手本体内に、金属管の外周面に弾接される環状弾性シール部材と金属管の外周面に食い込み係止する係止爪を有する抜止部材とを該抜止部材が弾性シール部材よりも管挿入方向の外側に位置する状態に配設してなるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記した従来の差込み型管継手においては、これを地中に埋設して使用する場合、継手本体の軸線方向の端部に形成されている管挿入口と該継手本体内に挿入された金属管の外周面との間に形成される微小な隙間から上記継手本体の内部に泥土や土中水などが侵入しやすく、この侵入水などによって抜止部材が次第に腐食されて所定の引抜き阻止機能を維持させることができなくなるという問題がある。また、上記従来の差込み型管継手はいずれも、金属管が所定量挿入された状態で抜止部材の係止爪が金属管の外周面に食い込み係止して抜止め機能を発揮するように構成されたものであるから、抜止め機能を確実化するために係止爪の初期食い込み係止力を強くすると、それが金属管の挿入抵抗となって所定の管接続作業が困難になり、逆に係止爪の初期食い込み係止力を弱くすると、金属管の挿入抵抗が少なくて所定の管接続作業が容易になる反面、小さな引抜き力が働くだけで脱管し大きなトラブルを発生しやすいといった二律背反の問題がある。
【0004】
さらに、このような二律背反の問題を解消するために、上記従来の差込み型管継手のうち特開平7−269764号公報に開示されているように、継手本体に螺合可能なナット部材を設けて、管挿入後における該ナット部材の締め付けによって抜止部材の係止爪を金属管の外周面に強力に食い込み係止させるようにしたものもあるが、このものは継手部材の他にナット部材を用いるために、部品点数が多くなり、製作コストが高くなるとともに、所定の管接続作業に多くの手間を要し作業性が低下するという問題があった。
【0005】
本発明は上記のような実情に鑑みてなされたもので、部品点数を最少限に止めて製作コストの上昇および所定の接続作業性の低下を招くことなく、地中への埋設使用時における抜止部材の耐腐食性を向上させることができるとともに、温度変化などに伴う継手本体と金属管との相対移動を許容しながら所定の抜止め機能を確実に発揮し維持することができる差込み型継手を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明に係る差込み型管継手は、略筒状で、その軸線方向の端部に外周面が平滑な金属管の挿入口を有する継手本体と、この継手本体の上記挿入口近傍部に内嵌保持されて、継手本体に挿入される金属管の外周面に弾接される環状の弾性シール部材と、この弾性シール部材よりも上記金属管の挿入方向の奥側の継手本体内に同心状に配設され上記金属管の挿入時には径外方へ弾性変形して挿入金属管の平滑外周面に圧接されるとともに、挿入後の金属管が一定量以上に抜け方向に変位した時はその先端部が該金属管の外周面に形成された溝部に係合するように先端部ほど金属管の挿入方向の奥側に向けて傾斜し突出する周方向に複数の係止爪を有するリング状抜止部材とを備え、上記抜止部材には、上記係止爪に対して逆向きの傾斜姿勢で突出されてその先端部が上記継手本体の内周面に弾性的に当接する周方向に複数の突出片が設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
上記のような構成の請求項1に記載の発明によれば、金属管を継手本体内に挿入するときは、抜止部材の複数の係止爪が径外方へ弾性変形するので、金属管の外周面に溝部が形成されているにもかかわらずその溝部を越えて該金属管を抵抗少なくスムースに挿入することが可能で、所定の管接続作業を容易に行なうことができるとともに、挿入後は上記複数の係止爪を挿入金属管の平滑外周面に圧接させるだけにして温度変化などに伴う金属管の伸縮を継手本体と金属管との相対移動により無理なく許容しつつ、金属管に強大な引抜き力が働いて該金属管が一定量以上に抜け方向に変位したときは上記係止爪の先端部を金属管外周面の溝部に係合させて所定の抜止め機能を確実に発揮させることが可能である。また、所定の管接続状態では、抜止部材が弾性シール部材よりも金属管の挿入方向の奥側に位置しているので、地中への埋設使用時に土中水などの侵入により抜止部材が腐食されることをなくして、長期間に亘って初期の抜止め機能を維持することが可能である。
【0008】
【0009】
【0010】
さらに、上記抜止部材に、上記係止爪に対して逆向きの傾斜姿勢で突出されてその先端部が上記継手本体の内周面に弾性的に当接する周方向に複数の突出片を設けたものであり、このような構成によれば、複数の突出片の弾性突っ張り作用によって抜止部材を継手本体に対して同芯に保持させる求心機能を発揮させることが可能となり、その結果、抜止部材における複数の係止爪の挿入金属管に対する係合深さを等量にして金属管にがたつきを生じることなく、所定の抜止め機能を確保することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面にもとづいて説明する。
図1は本発明に係る差込み型管継手の第1の実施の形態を示す縦断側面図であり、この差込み型管継手は、例えば電力・通信ケーブル保護管に用いられる鋼管やステンレス管等のように、外周面が平滑な金属管1の接続に用いられるものであって、継手本体2と、この継手本体2内に嵌合保持される環状の弾性シール部材3と、上記継手本体2内に配設されるリング状抜止部材4とを備えている。
【0012】
上記継手本体2は、薄肉鋼管などにより略筒状に形成され、その軸線方向の両端部にそれぞれ管挿入口5を有するとともに、この管挿入口5の直近部には大径部6が一体膨出されており、その内周面側に凹溝部7が形成されている。上記弾性シール部材3は例えば合成ゴム製のゴム輪などからなり、金属管1の外径よりも小径の突出部3aを有し、上記凹溝部7に内嵌保持されて、継手本体2内に金属管1が挿入されたとき、上記小径突出部3aが金属管1の外周面に弾接される。なお、図1の右半分は継手本体2内に金属管1が挿入されていない状態を示し、左半分は所定の管接続状態で継手本体2内に挿入された金属管1が一定量以上抜け方向に変位したときの抜止め機能状態を示す。
【0013】
上記リング状抜止部材4は、図2に示すように、その周方向の一部に切欠き部4aを有する、もしくは、欠円とされた略円環状の座板部4Aと該座板部4Aの円周方向に等間隔を隔てた複数箇所から軸芯方向の一方に向けてその先端部4bほど径内方に位置するように傾斜させて突出された複数の係止爪4Bとからなり、これら係止爪4Bの各先端部4bは、図3に明示するように、係止爪4Bの軸芯方向に沿った傾斜角度θ1よりも大きな傾斜角度θ2で折曲げられている。このような構成の抜止部材4は、上記複数の係止爪4Bの先端部4bが金属管1の挿入方向の奥側に向けて突出位置する状態で、その座板部4Aを上記弾性シール部材3よりも金属管1の挿入方向の奥側の凹溝部7内に嵌合させて弾性シール部材3の弾性力により該凹溝部7内に同芯状に位置決め保持されている。
【0014】
上記のような構成の差込み型管継手において、継手本体2の管挿入口5から金属管1を押し込み挿入するときは、図4に示すように、上記抜止部材4における複数の係止爪4Bが金属管1の外周面に押されて径外方へ弾性変形するために、金属管1の外周面に環状溝部1Aが形成されていても、その溝部1Aを乗り越えて金属管1を図5に示すように、所定深さまでスムーズに挿入させることが可能である。そして、金属管1が継手本体2内の所定深さまで挿入されて押し込み力がなくなった所定の管接続状態では、上記抜止部材4における複数の係止爪4Bの先端部4bが上記溝部1Aよりも奥側の金属管1の平滑な外周面に弾性的に圧接されることになり、温度変化などに伴う金属管1の伸縮を、図5のLなる距離に亘る継手本体2と金属管1との相対移動により無理なく許容することが可能である。
【0015】
上記のような管接続状態において、金属管1に一定以上の引抜き力が働いて該金属管1がその軸線方向に一定量以上に抜け変位したときは、図6に示すように、上記抜止部材4の係止爪4Bの先端部4bを金属管1外周面の環状溝部1Aに係合させて所定の抜止め機能を確実に発揮させることが可能である。また、所定の管接続状態では、抜止部材4が弾性シール部材3よりも金属管1の挿入方向の奥側に位置しているので、地中への埋設使用時に土中水などの侵入により抜止部材4が腐食されることをなくして、長期間に亘って初期の抜止め機能を維持することが可能である。
【0016】
図7は本発明に係る差込み型管継手の第2の実施の形態を示す縦断側面図であり、この実施の形態では、その外周面に防食メッキを施した鋳物製の継手本体2を使用し、この鋳物製継手本体2の管挿入口5直近部の内周面側に凹溝部7を切削加工により形成したものであり、その他の構成および管接続作用、抜止め機能は図1〜図6で述べた上記第1の実施の形態の差込み型管継手と同一であるため、該当構成部分に同一の符号を付してそれらの詳しい説明を省略する。
【0017】
図8は本発明に係る差込み型管継手の第3の実施の形態を示す縦断側面図であり、この実施の形態では、その外周面に防食メッキを施した鋳物製継手本体2の管挿入口5直近部の内周面側に切削加工により形成された凹溝部7内に弾性シール部材3と共に嵌合保持されている抜止部材4として、図9に示すように、略円環状座板部4Aの円周方向に等間隔を隔てた複数箇所から軸芯方向の一方に向けてその先端部4bほど径内方に位置するように一段傾斜させて複数の係止爪4Bを突出させただけのものを用いたものであり、その他の構成および管接続作用、抜止め機能は図1〜図6で述べた上記第1の実施の形態および図7で述べた第2の実施の形態の差込み型管継手と同一であるため、該当構成部分に同一の符号を付してそれらの詳しい説明を省略する。
【0018】
図10は本発明に係る差込み型管継手の第4の実施の形態を示す縦断側面図であり、この実施の形態では、その外周面に防食メッキを施した鋳物製継手本体2の管挿入口5直近部の内周面側に切削加工により形成された凹溝部7内に、上記第1および第2の実施の態様で述べたような二段傾斜の係止爪4Bを有する抜止部材4と共に嵌合保持される弾性シール部材として、軸線方向に複数個の鋸歯状のリップ部3bを有する弾性シール部材3を用いたものであり、その他の構成および管接続作用、抜止め機能は上記各実施の態様の差込み型管継手と同一であるため、該当構成部分に同一の符号を付してそれらの詳しい説明を省略する。
【0019】
図11は本発明に係る差込み型管継手の第5の実施の形態を示す縦断側面図であり、この実施の形態では、その外周面に防食メッキを施した鋳物製継手本体2の管挿入口5直近部の内周面側に切削加工により形成された凹溝部7内に、上記第3の実施の態様で述べたような一段傾斜の係止爪4Bを有する抜止部材4と上記第4の実施の態様で述べた鋸歯状リップ部3bを有する弾性シール部材3とを嵌合保持させたものであり、その他の構成および管接続作用、抜止め機能は上記各実施の態様の差込み型管継手と同一であるため、該当構成部分に同一の符号を付してそれらの詳しい説明を省略する。
【0020】
図12ないし図14は本発明に係る差込み型管継手の第6の実施の形態を示す要部の拡大縦断側面図であり、この実施の形態では、抜止部材4における略円環状座板部4Aの円周方向に等間隔を隔てた複数箇所から軸芯方向の一方に向けて上記係止爪4Bに対して逆向きの傾斜姿勢で突出されてその先端部4cが継手本体2の内周面に弾性的に当接する複数の突出片4Cを設けたものであり、この第6の実施の形態によれば、複数の突出片4Cの弾性突っ張り作用によって抜止部材4を継手本体1に対して同芯に保持させる求心機能を発揮させることが可能となり、その結果、金属管1の継手本体2内への挿入時における挿入抵抗を円周方向で均等にして管接続作業を容易にするとともに継手本体2と金属管1とをがたつきなく同芯の接続状態に維持することができ、また、管接続状態で金属管1に引抜き力が働いて該金属管1がその軸線方向に一定量以上に抜け変位したときは、図14に示すように、上記抜止部材4の係止爪4Bの先端部4bを金属管1外周面の環状溝部1Aに等しい深さで係合させて所定の抜止め機能を確実に発揮させることが可能である。
【0021】
なお、上記各実施の形態では、弾性シール部材3および抜止部材4を共に継手本体2の内周面側に形成された凹溝部7内に嵌合保持させたものについて説明したが、図15に示すように、上記凹溝部7よりも管挿入方向の奥側の継手本体2の内周面に抜止部材4を単独に嵌合保持する別の凹溝部7Aを形成したものであってもよい。
【0022】
【発明の効果】
以上のように、請求項1に記載の発明によれば、金属管の継手本体内への挿入時には抜止部材の複数の係止爪を径外方へ弾性変形させて、金属管の外周面に溝部が形成されていてもその溝部を越えて該金属管を抵抗少なくスムースに挿入することが可能で、所定の管接続作業を容易に行なうことができるとともに、所定の管接続状態では複数の係止爪を挿入金属管の平滑外周面に圧接させるだけにして温度変化などに伴う金属管の伸縮を継手本体と金属管との相対移動により許容して係止爪などに無理な力を掛けず、それらの破損防止を図りながら、金属管に強大な引抜き力が働いて該金属管が一定量以上に抜け方向に変位したときは上記係止爪の先端部を金属管外周面の溝部に係合させて所定の抜止め機能を確実に発揮させることができる。しかも、所定の管接続状態では、抜止部材が弾性シール部材よりも金属管の挿入方向の奥側に位置しているので、地中への埋設使用時に土中水などの侵入により抜止部材が腐食されることを弾性シール部材により防止することができる。したがって、抜止部材の係止爪を金属管の外周面に強力に食い込み係止させるためにナット部材などを使用する必要がなく、部品点数を最少限に止めて製作コストの低減および管接続作業性の向上を図りつつ、地中への埋設使用時における抜止部材の耐腐食性を向上させることができるとともに、所定の抜止め機能を確実に発揮し維持することができるという効果を奏する。
【0023】
【0024】
【0025】
さらに、請求項1に記載の発明によれば、上記係止爪に対して逆向きの傾斜姿勢で突出された複数の突出片による突っ張り作用によって抜止部材を継手本体に対して同芯に保持させる求心機能を発揮させることが可能となり、その結果、抜止部材における複数の係止爪の挿入金属管の溝部に対する係合深さを等量にして金属管にがたつきを生じることなく、所定の抜止め機能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る差込み型管継手の第1の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図2】 同上差込み型管継手における抜止部材の正面図である。
【図3】 同上抜止部材の要部の拡大側面図である。
【図4】 同上差込み型管継手による管挿入時の状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図5】 同上差込み型管継手による管接続状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図6】 同上差込み型管継手による管接続状態で引抜き力が作用した時の状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図7】 本発明に係る差込み型管継手の第2の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図8】 本発明に係る差込み型管継手の第3の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図9】 第3の実施の形態で使用する抜止部材の正面図である。
【図10】 本発明に係る差込み型管継手の第4の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図11】 本発明に係る差込み型管継手の第5の実施の形態を示す縦断側面図である。
【図12】 本発明に係る差込み型管継手の第6の実施の形態で、管挿入時の状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図13】 第6の実施の形態で、管接続状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図14】 第6の実施の形態で、管接続状態で引抜き力が作用した時の状態を示す要部の拡大縦断側面図である。
【図15】 本発明に係る差込み型管継手のもう一つの実施の形態を示す縦断側面図である。
【符号の説明】
1 金属管
1A 環状溝部
2 継手本体
3 弾性シール部材
4 抜止部材
4B 係止爪
4C 突出片
4b 係止爪の先端部
5 管挿入口
7 凹溝部
Claims (1)
- 略筒状で、その軸線方向の端部に外周面が平滑な金属管の挿入口を有する継手本体と、
この継手本体の上記挿入口近傍部に内嵌保持されて、継手本体に挿入される金属管の外周面に弾接される環状の弾性シール部材と、
この弾性シール部材よりも上記金属管の挿入方向の奥側の継手本体内に同心状に配設され上記金属管の挿入時には径外方へ弾性変形して挿入金属管の平滑外周面に圧接されるとともに、挿入後の金属管が一定量以上に抜け方向に変位した時はその先端部が該金属管の外周面に形成された溝部に係合するように先端部ほど金属管の挿入方向の奥側に向けて傾斜し突出する周方向に複数の係止爪を有するリング状抜止部材とを備え、上記抜止部材には、上記係止爪に対して逆向きの傾斜姿勢で突出されてその先端部が上記継手本体の内周面に弾性的に当接する周方向に複数の突出片が設けられていることを特徴とする差込み型管継手。
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