JP4716227B2 - ホース等の長尺部材の連結具 - Google Patents

ホース等の長尺部材の連結具 Download PDF

Info

Publication number
JP4716227B2
JP4716227B2 JP2007221444A JP2007221444A JP4716227B2 JP 4716227 B2 JP4716227 B2 JP 4716227B2 JP 2007221444 A JP2007221444 A JP 2007221444A JP 2007221444 A JP2007221444 A JP 2007221444A JP 4716227 B2 JP4716227 B2 JP 4716227B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylindrical body
fixing portion
semi
member fixing
long member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007221444A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009052693A (ja
Inventor
要典 清水
富男 渋谷
友彦 中谷
理介 新見
靖生 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd, Nippon Pop Rivets and Fasteners Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2007221444A priority Critical patent/JP4716227B2/ja
Publication of JP2009052693A publication Critical patent/JP2009052693A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4716227B2 publication Critical patent/JP4716227B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)

Description

本発明は、ホース等の長尺部材を別の部材に連結する連結具に関する。
ゴムホース等の長尺部材を別のホース等の部材に連結する連結具は、以下の特許文献1〜5に見られるように、公知である。特許文献1〜5に記載される連結具は、ホース等の長尺部材を、パイプ等の別の長尺部材に連結できるので作業者には、その連結作業が容易になる利点がある。
実開平5−079177号公報 実開平5−087391号公報 特開2000−249274号公報 特開2003−222248号公報 特開2007−100872号公報
特許文献1〜4に記載の連結具は、構成が比較的簡単であり、連結作業も難しくない利点があるが、一方の長尺部材に対して、連結具が軸心回りの回転方向にも軸心方向の長手方向にも位置決めできる構成がないので、作業者にとって、位置決めを一方の手で行いながら、他方の手で連結作業を強いられる不便さがあった。特許文献5の連結具は、連結作業を容易にするために、構造が相当に複雑になっている。
従って、本発明の目的は、簡単な構成で成り、連結する長尺部材に対して、連結具が軸心回りの回転方向にも軸心方向の長手方向にも位置決めでき、他の部材への位置決め及び連結作業が容易にできる連結具を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る、ホース等の長尺部材を他の部材に連結する連結具は、ヒンジで連結された第1半筒状体と第2半筒状体で成り、第1半筒状体及び第2半筒状体をヒンジ回りに旋回して閉じると、長尺部材を収容して保持する中空の筒状体を形成する構成であり、筒状体を形成する第1半筒状体及び第2半筒状体は、筒状体に収容した長尺部材の外面に、長尺部材に対して軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しないように係合して長尺部材を固定する、長尺部材固定部を有し、更に、筒状体を形成する第1半筒状体及び第2半筒状体は、筒状体に収容した中空の中継部材等の別部材を固定保持する、別部材用固定部を有し、別部材用固定部は、別部材の係止用の穴に係止する半径方向内側に突出する突起を有し、突起が別部材の穴に受入れられることにより、別部材が筒状体を形成する第1半筒状体及び第2半筒状体の軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しない状態で固定される、ことを特徴とする。
上記連結具の構成は、簡単な構成であり、長尺部材には、連結具が軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しないように連結され、更に、別部材も連結具に対して軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しないように連結されるので、その別部材は連結具に固定された長尺部材に対して、軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しないように連結される。また、別部材は、連結具に対して、突起と穴が合致しない位置では連結できず、これによって、別部材の連結位置を確実に且つ適正にできる。従って、他の部材への位置決め及び連結作業が容易にできる。
上記の連結具において、ヒンジで連結された第1半筒状体と第2半筒状体は、硬質プラスチックで一体成形されて成る。その連結具において、長尺部材固定部は、第1半筒状体の第1長尺部材固定部と、第2半筒状体の、第1長尺部材固定部に対応する位置に形成された第2長尺部材固定部とから成り、第1半筒状体と第2半筒状体とが閉じたとき、第1長尺部材固定部と第2長尺部材固定部とが長尺部材を軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で保持する。第1長尺部材固定部と第2長尺部材固定部の内壁面には、長尺部材の外面に当接するリブが周方向に間隔をおいて複数形成されている。第1長尺部材固定部と第2長尺部材固定部とには、第1半筒状体と第2半筒状体を閉じた状態に維持するための第1ロック爪と第2ロック爪とが設けられている。第1ロック爪と第2ロックとが係合して形成される第1長尺部材固定部と第2長尺部材固定部の内側の空洞の内径は、長尺部材の外径とほぼ等しいかそれよりやや小さくなるように選定されている。これによって、別部材が、連結具に対して突起と穴が合致しない位置にあるとき、第1ロック爪と第2ロック爪とが係合できなくなり、長尺部材も別部材も連結することができない。換言すれば別部材は連結具に対して突起と穴が合致する位置にあるときにのみ、長尺部材と別部材と連結できる。
上記連結具において、別部材はリング形状の中継部材であり、別部材用固定部は、第1半筒状体の長手方向に第1長尺部材固定部に隣接配置された第1中継部材固定部と、第2半筒状体の長手方向に第2長尺部材固定部に隣接配置されて第1中継部材固定部に対応する位置に形成された第2中継部材固定部とから成り、第1中継部材固定部に突起が形成され、第2中継部材固定部にもう1つの突起が形成されている。なお、中継部材は、締め付け方向に復帰するばね弾性を持つリング形状のクリップにすることができ、長尺部材に別の長尺部材を連結することができる。
以下、本発明の1実施形態に係るゴムホース等の長尺部材を連結する連結具1を図面を参照して説明する。図示の実施形態においては、連結具1は、長尺部材としてのゴムホース2に、金属パイプ等の長尺部材(図示せず)に連結する、ゴムホースとは別の部材としての中継部材である金属製のリング3を連結する。図面において、図1〜図3は、連結具1を示す。図4は、連結具1によってゴムホース2にリング3が連結される前の様子を示す。図5は、連結具1によってゴムホース2にリング3が連結された後の様子を示す。図6は、図5のA−A線断面図であり、図7は、図5のB−B線断面図である。図8は、連結具1にリング3が不適切に配置された場合には連結具1がゴムホース1へ取付けられない様子を示す、図7と同じ断面図である。
図1〜図3において、連結具1は、硬質プラスチック材料の一体成形品でなる。連結具1は、長手方向に延びる薄肉のヒンジ5で連結された2つの、第1半筒状体6及び第2半筒状体7で成る。第1半筒状体6及び第2半筒状体7は、ゴムホース2等の長尺部材とリング3等の中継部材を中に収容して保持する円筒の筒状体を形成する、周方向長さと軸方向長さとを有する。第1半筒状体6及び第2半筒状体7のそれぞれはほぼ半円筒状体として形成されて、ヒンジ5の回りに相互に旋回可能に連結されている。第1半筒状体6及び第2半筒状体7は、筒状体に連結される前において、図1〜図3に図示のように、ゴムホース等の長尺部材及びリング等の中継部材を受入れるのが容易なように、ヒンジ5を中心に大きく開放している。第1半筒状体6及び第2半筒状体7で成る連結具1は、図5に図示のように、ヒンジ5を中心に旋回して、ゴムホース2等の長尺部材とリング3等の中継部材を中に収容して保持する、円筒形状の筒状体として閉じる。
ゴムホース2等の長尺部材にリング3等の中継部材(別の部材)を筒状体の中に収容して連結及び保持するため、第1半筒状体6及び第2半筒状体7は、それぞれ長手方向に、長尺部材固定部と中継部材用固定部とを有する。すなわち、第1半筒状体6は、長手方向に隣接して第1長尺部材固定部9と第1中継部材固定部10とを有する。第2半筒状体7は、長手方向に隣接して、第1長尺部材固定部9に対応する位置に形成された第2長尺部材固定部11と、第1中継部材固定部10に対応する位置に形成された第2中継部材固定部13とを有する。第1半筒状体6と第2半筒状体7とが筒状体として閉じたとき(図5参照)、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11とが、筒状体の中に収容されたゴムホース2を軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で保持し、第1中継部材固定部10と第1中継部材固定部13とが、収容されたリング3を軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で保持する。
第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11とには、第1半筒状体6と第2半筒状体7を閉じた状態(図5)に維持するための第1ロック爪14と第2ロック爪15とが設けられている。第1ロック爪14が第2ロック爪15に係合して形成される第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の内側の空洞の内径は、ゴムホース2の外径とほぼ等しいかそれよりやや小さくなるように選定される。すなわち、第1ロック爪14が第2ロック爪15に係合する位置は、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11(ひいては第1半筒状体6及び第2半筒状体7)が閉じたときに形成される筒状体の空洞の内径がゴムホース2の外径とほぼ等しいかそれよりやや小さくなる位置に設定され、また、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の周方向長さも、閉じたときに形成される筒状体の空洞の内径がゴムホース2の外径とほぼ等しいかそれよりやや小さくなる長さに設定される。これによって、第1半筒状体6と第2半筒状体7が閉じて第1ロック爪14が第2ロック爪15に係合したとき、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の内側に収容されたゴムホース2の外面が、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の内壁面に摩擦係合して保持される。
更に、第1長尺部材固定部9の内壁面と第2長尺部材固定部11の内壁面とには、長手方向に延び且つ半径方向内側に隆起するリブ17が、周方向に間隔をおいて多数個(図示の例では8個)形成されている。かかるリブ17によって、ゴムホース2は、軸回りの回転及び長手方向の移動を一層阻止した状態で保持される。
第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13は、第1半筒状体6と第2半筒状体7とが閉じたとき、第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13の空洞に収容されたリング3を軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で保持する。第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13の周方向長さは、閉じたときに形成される筒状体の空洞の内径がリング3の外径とほぼ等しいか、それよりやや大きくなる程度の長さに設定されている。従って、第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13の内側には、リング3が小さく回転方向にも長手方向にも動くことのできる隙間がある。更に、その第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13の周方向長さは、閉じたときに、両固定部の端部が相互に離れていてその離れた部分においてリング3が露出する空間を形成する長さに選定されている。従って、この空間に、リング3から半径方向外側に突出する作用部分を設けることができる。
第1中継部材固定部10の内壁面と第2中継部材固定部13の内壁面とには、リング3に形成された係止用の穴21、22に受入れられる、半径方向内側に突出する突起18、19が形成されている。かかる突起18、19によって、リング3が、軸回りの回転及び長手方向の移動が確実に阻止された状態で保持される。また、かかる突起18、19の位置は、リング3に形成された穴21、22を受入れる位置に定められ、リング3の位置(回転方向の位置及び軸方向の位置)を、第1半筒状体6と第2半筒状体7で成る連結具1に対して定められた位置に固定する。なお、突起18、19がリング3の穴21、22に受入れられない位置にあると、第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13とが半径方向外方に筒状体に閉じようとしても、突起18及び19の部分で第1中継部材固定部10と第2中継部材固定部13とが半径方向外方に押し出されて、筒状体に閉じることができなくなる。これによって、第1中継部材10に隣接する第1長尺部材固定部9の第1ロック爪14と、第2中継部材固定部13に隣接する第2長尺部材固定部11の第2ロック爪15とは、係合するように近づけても離れた状態に維持されて、相互に係合できなくなり、第1半筒状体6と第2半筒状体7は円筒形状に閉じることができない。すなわち、リング3が連結具1に対して所定の回転方向位置であって所定の長手方向位置に配置される場合にだけ、連結具1は筒状体に閉じることができるので、リング3は、連結具1に対して定められた回転方向位置及び長手方向位置に保持されるのが確実にされる。
上記構成で成る連結具1を用いて、長尺部材としてのゴムホース2に中継部材としてのリング3を連結する操作を、図4及び図5を参照して説明する。連結具1は、第1半筒状体6及び第2半筒状体7がヒンジ5の回りに開放した状態で用意され、ゴムホース2に対して矢印23方向に配置されて開放空間に収容される。他方、リング3が、ゴムホース2に対して矢印25方向に配置される。リング3は、係止用の穴21、22が、連結具1の第1中継部材固定部10の突起18及び第2中継部材固定部13の突起19を受入れる位置にあるように配置される。リング3には、その位置を目視できるマーク用突起26が設けられるのが好ましい。ゴムホース2を第1半筒状体6及び第2半筒状体7に収容し、マーク用突起26を目視してリング3を適正に配置した状態で、第1半筒状体6と第2半筒状体7とを円筒形状の筒状体を形成するようにヒンジ5回りに旋回する。第1半筒状体6の第1ロック爪14と第2半筒状体7の第2ロック爪15とが相互に係合してスナップ嵌めされ、図5に示すように、第1半筒状体6と第2半筒状体7とが、円筒形状の筒状体を形成して内側にゴムホース2にリング3を連結した状態に閉じる。ゴムホース2は、連結具1の端部からやや突出した状態に保持されている。
第1半筒状体6と第2半筒状体7とが閉じると、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の内側に収容されたゴムホース2の外面が、第1長尺部材固定部9と第2長尺部材固定部11の内壁面に摩擦係合して保持される。更に、第1長尺部材固定部9の内壁面と第2長尺部材固定部11の内壁面の複数のリブ17が、ゴムホース2の外面に食い込む。これらによって、ゴムホース2は、軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で確実に保持される。
また、リング3が適正に配置されて連結具1に収容されて保持されると、図6に図示のように、周方向において、リング3の穴21には第1中継部材固定部10の突起18が収容され、リング3の穴22には第2中継部材固定部13の突起19が収容される。図6に明らかなように、リング3は、連結具1に対して、軸回りの回転が確実に阻止された状態で保持される。従って、リング3は、ゴムホース2に対して、軸回りの回転が確実に阻止された状態で連結される。更に、リング3が適正に配置されて連結具1に収容されて保持されると、図7に図示のように、長手方向の位置においても、リング3の穴21には第1中継部材固定部10の突起18が収容され、リング3の穴22には第2中継部材固定部13の突起19が収容され、リング3は、連結具1に対して、長手方向の移動が確実に阻止された状態で保持される。従って、リング3は、ゴムホース2に対して長手方向の移動が確実に阻止された状態で連結される。このように、リング3は、ゴムホース2に対して、軸回りの回転及び長手方向の移動が確実に阻止された状態で連結される。
リング3が、適正な位置に配置されずに第1半筒状体6と第2半筒状体7を閉じようとした場合には、円筒形状の筒状体に閉じることができない。図8は、その様子を示している。図8において、第1半筒状体6の突起18はリング3の穴21に収容されているが、第2半筒状体7の突起19はリング3の穴22に入ってはいない。そのため、第2半筒状体7は、突起19の突出した分に対応して半径方向外側に撓められている。第2半筒状体7の第2中継部材固定部13に隣接する第2長尺部材固定部11の第2ロック爪15は第1中継部材10に隣接する第1長尺部材固定部9の第1ロック爪14に近づけようとしても離れた状態に維持されて、相互に係合できなくなる。従って、第1半筒状体6と第2半筒状体7は円筒形状に閉じることができない。このように、リング3が連結具1に対して所定の回転方向位置であって所定の長手方向位置に配置される場合(すなわち、突起18及び19が穴21及び22に受入れられる場合)にだけ、連結具1は筒状体に閉じることができるので、リング3は、連結具1に対して定められた回転方向位置及び長手方向位置に保持されるのが確実にされる。
なお、上記実施形態では、リング3は、金属製であるものとして説明したが、ゴムホースの端部に例えば他のホースを連結するバンドであってもよく、その場合のバンドはゴムホースを包囲してゴムホースに半径方向内側に押圧する圧縮力を加える弾性材料で成るものであってもよい。更に、リング3に代えて、特許文献2に記載されたホースクリップが用いられてもよい。そのホースクリップは、内側に受入れた長尺部材を外面側から締め付け方向(縮径方向)に復帰するばね弾性を持つリング形状のクリップであり、例えば、金属パイプ等の長尺部材を連結具に連結することができ、ひいては、ゴムホースに連結できる。その場合には、ホースクリップには、上記したリング3の係止用の穴21及び22に対応する係止用の穴が所定の位置に所定の大きさで形成される。そのホースクリップを用いる場合には、拡径した状態に維持するように半径方向外側に突出したアームを、第1中継部材固定部と第2中継部材固定部の両端部の間の空間に位置させることができる。かかるホースクリップを用いる場合にも、ゴムホース等の第1長尺部材に、金属ホースやゴムホース等の他のホースを連結するのに利用できる。その場合、ホースクリップは、図5〜図8を参照して説明したように、連結具に対して定められた回転方向位置及び長手方向位置に保持されるのが確実にされるので、作業現場において、ホースクリップの位置が定められ、作業者へのホースの連結作業の負担が軽減する。
本発明の1実施形態に係る連結具の平面図である。 図1の連結具の正面図である。 図2の連結具の左側面図である。 図2の連結具を用いて長尺部材であるゴムホースに中継部材であるリングを連結する前の様子を示す斜視図である。 図2の連結具を用いて長尺部材であるゴムホースに中継部材であるリングを連結した後の様子を示す斜視図である。。 図5の連結具のA−A線断面図である。 図5の連結具のB−B線断面図である。 リングが不適切な位置にある状態の不具合を示す、図6と同様な断面図である。
符号の説明
1 連結具
2 ゴムホース(長尺部材)
3 リング(中継部材)
5 ヒンジ
6 第1半筒状体
7 第2半筒状体
9 第1長尺部材固定部
10 第1中継部材固定部
11 第2長尺部材固定部
13 第2中継部材固定部
14 第1ロック爪
15 第2ロック爪
17 リブ
18、19 突起
21、22 穴
26 マーク用突起

Claims (8)

  1. ホース等の長尺部材を他の部材に連結する連結具であって、
    ヒンジで連結された第1半筒状体と第2半筒状体で成り、該第1半筒状体及び第2半筒状体を前記ヒンジ回りに旋回して閉じると、前記長尺部材を収容して保持する中空の筒状体を形成する構成であり、
    前記筒状体を形成する前記第1半筒状体及び前記第2半筒状体は、該筒状体に収容した長尺部材の外面に、該長尺部材に対して軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しないように係合して該長尺部材を固定する、長尺部材固定部を有し、
    更に、前記筒状体を形成する前記第1半筒状体及び前記第2半筒状体は、該筒状体に収容した中空の中継部材等の別部材を固定保持する、別部材用固定部を有し、
    前記別部材用固定部は、前記別部材の係止用の穴に係止する半径方向内側に突出する突起を有し、
    前記別部材が前記連結具に対して所定の回転方向位置であって所定の長手方向位置に配置される場合にだけ、前記連結具は前記筒状体に閉じることができ、
    該突起が前記別部材の前記穴に受入れられることにより、前記別部材が前記筒状体を形成する前記第1半筒状体及び前記第2半筒状体の軸心回りに回転せず且つ軸心方向に移動しない状態で固定される、
    ことを特徴とする連結具。
  2. 請求項1に記載の連結具において、前記ヒンジで連結された第1半筒状体と第2半筒状体は、硬質プラスチックで一体成形されて成る、ことを特徴とする連結具。
  3. 請求項1に記載の連結具において、前記長尺部材固定部は、前記第1半筒状体の第1長尺部材固定部と、前記第2半筒状体の、前記第1長尺部材固定部に対応する位置に形成された第2長尺部材固定部とから成り、前記第1半筒状体と前記第2半筒状体とが閉じたとき、前記第1長尺部材固定部と前記第2長尺部材固定部とが前記長尺部材を軸回りの回転及び長手方向の移動を阻止した状態で保持する、ことを特徴とする連結具。
  4. 請求項3に記載の連結具において、前記第1長尺部材固定部と前記第2長尺部材固定部の内壁面には、前記長尺部材の外面に当接するリブが周方向に間隔をおいて複数形成されている、ことを特徴とする連結具。
  5. 請求項3又は4に記載の連結具において、前記第1長尺部材固定部と前記第2長尺部材固定部とには、前記第1半筒状体と前記第2半筒状体を閉じた状態に維持するための第1ロック爪と第2ロック爪とが設けられている、ことを特徴とする連結具。
  6. 請求項5に記載の連結具において、前記第1ロック爪と前記第2ロックとが係合して形成される前記第1長尺部材固定部と前記第2長尺部材固定部の内側の空洞の内径は、長尺部材の外径とほぼ等しいかそれよりやや小さくなるように選定されている、ことを特徴とする連結具。
  7. 請求項3〜6のいずれか1項に記載の連結具において、前記別部材はリング形状の中継部材であり、前記別部材用固定部は、前記第1半筒状体の長手方向に前記第1長尺部材固定部に隣接配置された第1中継部材固定部と、前記第2半筒状体の長手方向に前記第2長尺部材固定部に隣接配置されて前記第1中継部材固定部に対応する位置に形成された第2中継部材固定部とから成り、前記第1中継部材固定部に前記突起が形成され、前記第2中継部材固定部にもう1つの前記突起が形成されている、ことを特徴とする連結具。
  8. 請求項7に記載の連結具において、前記中継部材は、締め付け方向に復帰するばね弾性を持つリング形状のクリップであり、前記長尺部材に別の長尺部材を連結することができる、ことを特徴とする連結具。
JP2007221444A 2007-08-28 2007-08-28 ホース等の長尺部材の連結具 Active JP4716227B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007221444A JP4716227B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 ホース等の長尺部材の連結具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007221444A JP4716227B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 ホース等の長尺部材の連結具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009052693A JP2009052693A (ja) 2009-03-12
JP4716227B2 true JP4716227B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=40503938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007221444A Active JP4716227B2 (ja) 2007-08-28 2007-08-28 ホース等の長尺部材の連結具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4716227B2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004263843A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Takagi Co Ltd 管用回転自在継ぎ手
JP2007187307A (ja) * 2005-12-16 2007-07-26 Togo Seisakusho Corp ホース接続装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004263843A (ja) * 2003-03-04 2004-09-24 Takagi Co Ltd 管用回転自在継ぎ手
JP2007187307A (ja) * 2005-12-16 2007-07-26 Togo Seisakusho Corp ホース接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009052693A (ja) 2009-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6748315B2 (ja) 掃除口継手の蓋体及び掃除口継手
JP3071498B2 (ja) 配管用コネクタ
JP6644992B2 (ja) クイックコネクター
WO2014142226A1 (ja) 管締結構造
JP2005172233A (ja) 管接続部の構造及び管継手
JP4716227B2 (ja) ホース等の長尺部材の連結具
JP4496459B2 (ja) 継手部付き波形管
JP2006300093A (ja) 連結材の連結構造及び風呂用清掃具
JP5586083B2 (ja) ホース継手
JP4873604B2 (ja) 管継手
JP6843391B2 (ja) 可撓管保持具
JP6235829B2 (ja) 清掃具
JP5108395B2 (ja) 保護管接続具
JP6473584B2 (ja) パイプ材の連結構造、およびこの連結構造を用いた清掃具
JP5145087B2 (ja) 保護ダクト切断工具
JP2018068057A (ja) 架空配電線用絶縁カバー
JP2010019311A (ja) 配管と継手の接続構造及び接続方法
JP3136768U (ja) 回転工具用継手工具
JP2011125979A (ja) パイプカッター
JP5896831B2 (ja) 配管用コネクタ
JP4750753B2 (ja) 配線・配管材固定具
JP4638197B2 (ja) ドレンホースの接続部の構造
JP6185851B2 (ja) 管継手、管材接続装置及び接続体
JP3808870B2 (ja) 管体接続構造
JPH1152482A (ja) 三脚用伸縮脚のロック機構

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090904

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100728

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100802

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110307

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110318

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4716227

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250