JPH1152482A - 三脚用伸縮脚のロック機構 - Google Patents
三脚用伸縮脚のロック機構Info
- Publication number
- JPH1152482A JPH1152482A JP22099397A JP22099397A JPH1152482A JP H1152482 A JPH1152482 A JP H1152482A JP 22099397 A JP22099397 A JP 22099397A JP 22099397 A JP22099397 A JP 22099397A JP H1152482 A JPH1152482 A JP H1152482A
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- JP
- Japan
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- leg
- pipe
- leg member
- tripod
- pipe member
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構造で脚を伸縮でき、伸長時にその伸
長姿勢を確実に維持する三脚用伸縮脚のロック機構を提
供する。 【構成】 基端の脚部材1と二番目の脚部材2が内外挿
する繋ぎ構造を収縮ロック機構Aとする。二番目のパイ
プ部材21の上側端部近傍に一対の透孔23を穿設し、
略U字状に屈曲した弾性板バネ材24に膨出した周方向
傾斜打房25をパイプの内径側から嵌入する。基端の脚
部材1の下端部近傍に一対の透孔14を穿設し、伸縮脚
を伸長したときパイプ部材21を周方向に回動して周方
向傾斜打房25を基端の脚部材1の透孔14に落とし込
み脚部材の挿入を阻止すると共に、更に回動して周方向
傾斜打房25を透孔14から後退して脚部材の挿入を許
容する構造としたことを特徴とする。
長姿勢を確実に維持する三脚用伸縮脚のロック機構を提
供する。 【構成】 基端の脚部材1と二番目の脚部材2が内外挿
する繋ぎ構造を収縮ロック機構Aとする。二番目のパイ
プ部材21の上側端部近傍に一対の透孔23を穿設し、
略U字状に屈曲した弾性板バネ材24に膨出した周方向
傾斜打房25をパイプの内径側から嵌入する。基端の脚
部材1の下端部近傍に一対の透孔14を穿設し、伸縮脚
を伸長したときパイプ部材21を周方向に回動して周方
向傾斜打房25を基端の脚部材1の透孔14に落とし込
み脚部材の挿入を阻止すると共に、更に回動して周方向
傾斜打房25を透孔14から後退して脚部材の挿入を許
容する構造としたことを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ用三脚等の
筒径を異にする複数のパイプ部材を順次内挿して挿入ま
たは抜出し、脚長を伸長または収縮する三脚用伸縮脚の
ロック機構に関するものである。
筒径を異にする複数のパイプ部材を順次内挿して挿入ま
たは抜出し、脚長を伸長または収縮する三脚用伸縮脚の
ロック機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】写真撮影等に使用される三脚として従来
より筒径を異にする複数のパイプ部材を順次内挿して挿
入または抜出し、脚長を伸長または収縮する伸縮脚をも
った三脚用伸縮脚が使用されている。特に小型軽量のも
のでは小径側のパイプ部材から外側向きに弾性付勢した
打房を大径側のパイプ部材が伸長時に乗り越える構造の
ものがあるが、比較的大きな荷重が掛かると収縮する方
向にも該打房を乗り越えてしまい、伸長状態が安定して
維持できないといった問題を有していた。
より筒径を異にする複数のパイプ部材を順次内挿して挿
入または抜出し、脚長を伸長または収縮する伸縮脚をも
った三脚用伸縮脚が使用されている。特に小型軽量のも
のでは小径側のパイプ部材から外側向きに弾性付勢した
打房を大径側のパイプ部材が伸長時に乗り越える構造の
ものがあるが、比較的大きな荷重が掛かると収縮する方
向にも該打房を乗り越えてしまい、伸長状態が安定して
維持できないといった問題を有していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みてなされたものであり、簡単な構造で脚を伸縮するこ
とが可能となり、伸長時にその伸長姿勢を確実に維持す
ることができる新規構造の三脚用伸縮脚のロック機構を
提供することを目的とするものである。
みてなされたものであり、簡単な構造で脚を伸縮するこ
とが可能となり、伸長時にその伸長姿勢を確実に維持す
ることができる新規構造の三脚用伸縮脚のロック機構を
提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明に係る三脚
用伸縮脚のロック機構は、カメラ用三脚等の筒径を異に
する複数のパイプ部材を順次内挿して挿入または抜出
し、脚長を伸長または収縮する三脚用伸縮脚において、
基端の脚部材と二番目の脚部材が内外挿する繋ぎ構造
が、二番目のパイプ部材の上側端部近傍の直径位置に一
対の透孔を穿設し、略U字状に屈曲した弾性板バネ材の
両端部に位置してそれぞれその外側に膨出した周方向傾
斜打房をパイプの内径側から嵌入し、それぞれ外径に向
かって突出するように弾性付勢すると共に、前記基端の
脚部材下端部近傍の直径位置に一対の透孔を穿設した構
造になり、伸縮脚を伸長したとき二番目のパイプ部材を
周方向に回動して前記周方向傾斜打房を基端の脚部材の
透孔に落とし込み脚部材の挿入を阻止すると共に、更に
回動して該周方向傾斜打房を透孔から後退して脚部材の
挿入を許容する構造としたことを要旨とするものであ
る。
用伸縮脚のロック機構は、カメラ用三脚等の筒径を異に
する複数のパイプ部材を順次内挿して挿入または抜出
し、脚長を伸長または収縮する三脚用伸縮脚において、
基端の脚部材と二番目の脚部材が内外挿する繋ぎ構造
が、二番目のパイプ部材の上側端部近傍の直径位置に一
対の透孔を穿設し、略U字状に屈曲した弾性板バネ材の
両端部に位置してそれぞれその外側に膨出した周方向傾
斜打房をパイプの内径側から嵌入し、それぞれ外径に向
かって突出するように弾性付勢すると共に、前記基端の
脚部材下端部近傍の直径位置に一対の透孔を穿設した構
造になり、伸縮脚を伸長したとき二番目のパイプ部材を
周方向に回動して前記周方向傾斜打房を基端の脚部材の
透孔に落とし込み脚部材の挿入を阻止すると共に、更に
回動して該周方向傾斜打房を透孔から後退して脚部材の
挿入を許容する構造としたことを要旨とするものであ
る。
【0005】また、二番目の脚部材の上側端部外周に抜
け止め外周条を周設すると共に、基端の脚部材の下側端
部近傍の内周に、前記抜け止め外周条と当突する抜け止
め内周条を周設することが好ましい。
け止め外周条を周設すると共に、基端の脚部材の下側端
部近傍の内周に、前記抜け止め外周条と当突する抜け止
め内周条を周設することが好ましい。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る三脚用伸縮脚
のロック機構の実施の形態について、図面に従って説明
する。図面は頂端を基盤に対して外径方向に有角度に揺
動可能に枢設し、三本の伸縮脚を周方向120度間隔で
配置する三脚の伸縮脚を示すものであり、符号1は基盤
に一端を枢設する基端の脚部材、2は二番目の脚部材、
3,3…は中間の脚部材、4は末端の脚部材である。
のロック機構の実施の形態について、図面に従って説明
する。図面は頂端を基盤に対して外径方向に有角度に揺
動可能に枢設し、三本の伸縮脚を周方向120度間隔で
配置する三脚の伸縮脚を示すものであり、符号1は基盤
に一端を枢設する基端の脚部材、2は二番目の脚部材、
3,3…は中間の脚部材、4は末端の脚部材である。
【0007】基端の脚部材1は、上端側に雌螺子12を
螺設したパイプ部材11に前記三脚の基盤(図示せず)
に対して揺動自在に枢設するマウント部材13を螺合固
設してなると共に、その下端側には端部近傍に位置して
対向する筒壁に一対の透孔14,14を穿設してなる。
螺設したパイプ部材11に前記三脚の基盤(図示せず)
に対して揺動自在に枢設するマウント部材13を螺合固
設してなると共に、その下端側には端部近傍に位置して
対向する筒壁に一対の透孔14,14を穿設してなる。
【0008】またパイプ部材11の上端側と下端側には
それぞれ外周に化粧パイプリング15,15を外挿固着
した構造になり、下端側では透孔14,14が該化粧パ
イプリング15によって外側から隠蔽されている。尚、
符号16は、パイプ部材11の透孔14より僅かに上側
に位置して筒壁の内周側に僅かに突出するように条設し
た抜け止め内周条である。
それぞれ外周に化粧パイプリング15,15を外挿固着
した構造になり、下端側では透孔14,14が該化粧パ
イプリング15によって外側から隠蔽されている。尚、
符号16は、パイプ部材11の透孔14より僅かに上側
に位置して筒壁の内周側に僅かに突出するように条設し
た抜け止め内周条である。
【0009】二番目の脚部材2は、上記基端の脚部材1
のパイプ部材11に内挿するパイプ部材21の上端側に
収縮ロック機構Aを構成したものであり、パイプ部材2
1の上側端部に位置して上記基端の脚部材1を構成する
パイプ部材11の抜け止め内周条16と軸方向摺動に当
突する二条の抜け止め外周条22,22を形成してな
る。
のパイプ部材11に内挿するパイプ部材21の上端側に
収縮ロック機構Aを構成したものであり、パイプ部材2
1の上側端部に位置して上記基端の脚部材1を構成する
パイプ部材11の抜け止め内周条16と軸方向摺動に当
突する二条の抜け止め外周条22,22を形成してな
る。
【0010】上記収縮ロック機構Aは、パイプ部材21
の抜け止め外周条22,22の僅かに下側の直径位置に
一対の透孔23,23を穿設すると共に、略U字状に屈
曲した弾性板バネ材24の両端部に位置してそれぞれそ
の外側に周方向傾斜打房25,25を膨出形成し、該両
周方向傾斜打房25,25をパイプ部材21の内径側か
ら嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するように弾性
付勢したものである。
の抜け止め外周条22,22の僅かに下側の直径位置に
一対の透孔23,23を穿設すると共に、略U字状に屈
曲した弾性板バネ材24の両端部に位置してそれぞれそ
の外側に周方向傾斜打房25,25を膨出形成し、該両
周方向傾斜打房25,25をパイプ部材21の内径側か
ら嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するように弾性
付勢したものである。
【0011】上記周方向傾斜打房25は、周方向に半径
方向から後退する傾斜面26を構成すると共に、上下側
面が略パイプ部材21の側壁切断面と略直交する係止面
27を構成するように打房を膨出したものであり、前記
透孔14に嵌入したとき、軸方向の摺動変位に対しては
透孔14の上下切断端縁が係止面27と当突して変位を
阻止するように作用する。
方向から後退する傾斜面26を構成すると共に、上下側
面が略パイプ部材21の側壁切断面と略直交する係止面
27を構成するように打房を膨出したものであり、前記
透孔14に嵌入したとき、軸方向の摺動変位に対しては
透孔14の上下切断端縁が係止面27と当突して変位を
阻止するように作用する。
【0012】また矢印C方向の回動変位に対しては透孔
14の周方向側切断端縁が傾斜面26と干渉して該周方
向傾斜打房25を内径方向に押し込むように作用して二
番目の脚部材2を釈放し、基端の脚部材1のパイプ部材
11にパイプ部材21を内挿収納することを許容する。
尚、符号28はパイプ部材21の透孔23より僅かに下
側に位置して内方に突設した収納側ストップ打房であ
る。
14の周方向側切断端縁が傾斜面26と干渉して該周方
向傾斜打房25を内径方向に押し込むように作用して二
番目の脚部材2を釈放し、基端の脚部材1のパイプ部材
11にパイプ部材21を内挿収納することを許容する。
尚、符号28はパイプ部材21の透孔23より僅かに下
側に位置して内方に突設した収納側ストップ打房であ
る。
【0013】中間の脚部材3は、上記二番目の脚部材2
のパイプ部材21に内挿するパイプ部材31、及び該パ
イプ部材31に内挿する次の中間の脚部材3を構成する
パイプ部材31を複数個連結したものであり、パイプ部
材31の上端側に挿入係止機構Bをそれぞれ構成してな
る。
のパイプ部材21に内挿するパイプ部材31、及び該パ
イプ部材31に内挿する次の中間の脚部材3を構成する
パイプ部材31を複数個連結したものであり、パイプ部
材31の上端側に挿入係止機構Bをそれぞれ構成してな
る。
【0014】パイプ部材31の上側端部に位置して上記
二番目の脚部材2を構成するパイプ部材21の抜け止め
内周条29と軸方向摺動に当突する二条の抜け止め外周
条32,32を形成してなる。
二番目の脚部材2を構成するパイプ部材21の抜け止め
内周条29と軸方向摺動に当突する二条の抜け止め外周
条32,32を形成してなる。
【0015】上記挿入係止機構Bは、パイプ部材31の
抜け止め外周条32,32の僅かに下側の直径位置に一
対の透孔33,33を穿設すると共に、略U字状に屈曲
した弾性板バネ材34の両端部に位置してそれぞれその
外側に半球状頭部打房35,35を膨出形成し、該両半
球状頭部打房35,35をパイプ部材31の内径側から
嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するように弾性付
勢したものである。
抜け止め外周条32,32の僅かに下側の直径位置に一
対の透孔33,33を穿設すると共に、略U字状に屈曲
した弾性板バネ材34の両端部に位置してそれぞれその
外側に半球状頭部打房35,35を膨出形成し、該両半
球状頭部打房35,35をパイプ部材31の内径側から
嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するように弾性付
勢したものである。
【0016】上記半球状頭部打房35は、基部が略パイ
プ部材31の側壁切断面と略直交する背の低い筒状軸部
36になり、また頂端が半球面37を呈するように打房
を膨出したものであり、パイプ部材31を内挿したと
き、一つ外側パイプ部材の端縁と筒状軸部36が、また
二つ外側のパイプ部材の端縁と半球面37が干渉する構
造になる。
プ部材31の側壁切断面と略直交する背の低い筒状軸部
36になり、また頂端が半球面37を呈するように打房
を膨出したものであり、パイプ部材31を内挿したと
き、一つ外側パイプ部材の端縁と筒状軸部36が、また
二つ外側のパイプ部材の端縁と半球面37が干渉する構
造になる。
【0017】即ち、伸長した状態で一つ外側のパイプ部
材に収納しようとすると、該パイプ部材の端縁と筒状軸
部36が当突して収縮を阻止するように作用する。しか
し、一つ外側のパイプ部材が既に収納されており、該一
つ外側のパイプ部材の端縁の外側に二つ外側のパイプ部
材の端縁が位置しているときは、該二つ外側のパイプ部
材の端縁が半球面37と干渉して半球状打房35を内径
方向に押し込んで、該半球面37位置が一つ外側のパイ
プ部材の端縁位置まで変位する。
材に収納しようとすると、該パイプ部材の端縁と筒状軸
部36が当突して収縮を阻止するように作用する。しか
し、一つ外側のパイプ部材が既に収納されており、該一
つ外側のパイプ部材の端縁の外側に二つ外側のパイプ部
材の端縁が位置しているときは、該二つ外側のパイプ部
材の端縁が半球面37と干渉して半球状打房35を内径
方向に押し込んで、該半球面37位置が一つ外側のパイ
プ部材の端縁位置まで変位する。
【0018】この変位によって一つ外側のパイプ部材の
端縁は、半球面37と干渉して半球状打房35を内径方
向に押し込むように作用し、パイプ部材31が内挿する
ことを許容する。尚、符号38はパイプ部材21の透孔
23より僅かに下側に位置して内方に突設した収納側ス
トップ打房である。
端縁は、半球面37と干渉して半球状打房35を内径方
向に押し込むように作用し、パイプ部材31が内挿する
ことを許容する。尚、符号38はパイプ部材21の透孔
23より僅かに下側に位置して内方に突設した収納側ス
トップ打房である。
【0019】末端の脚部材4は、上記中間の脚部材3の
パイプ部材31に内挿するパイプ部材41の上端側に挿
入係止機構Bをそれぞれ構成してなる。パイプ部材41
の上側端部に位置して上記中間の脚部材3を構成するパ
イプ部材31の抜け止め内周条39と軸方向摺動に当突
する抜け止め外周条42を形成してなる。
パイプ部材31に内挿するパイプ部材41の上端側に挿
入係止機構Bをそれぞれ構成してなる。パイプ部材41
の上側端部に位置して上記中間の脚部材3を構成するパ
イプ部材31の抜け止め内周条39と軸方向摺動に当突
する抜け止め外周条42を形成してなる。
【0020】上記挿入係止機構Bは、パイプ部材41の
抜け止め外周条42の僅かに下側位置に透孔43を穿設
すると共に、略U字状に屈曲した弾性板バネ材44の一
端部に位置して外側に半球状頭部打房45を膨出形成し
たもので、該半球状頭部打房45をパイプ部材41の内
径側から嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するよう
に弾性付勢したものである。
抜け止め外周条42の僅かに下側位置に透孔43を穿設
すると共に、略U字状に屈曲した弾性板バネ材44の一
端部に位置して外側に半球状頭部打房45を膨出形成し
たもので、該半球状頭部打房45をパイプ部材41の内
径側から嵌入し、それぞれ外径に向かって突出するよう
に弾性付勢したものである。
【0021】上記半球状頭部打房45は、前述した35
のものと同様に基部が略パイプ部材41の側壁切断面と
略直交する背の低い筒状軸部になり、また頂端が半球面
を呈するように打房を膨出したものであり、パイプ部材
41を内挿したとき、一つ外側パイプ部材の端縁と筒状
軸部が、また二つ外側のパイプ部材の端縁と半球面が干
渉する構造になる。尚、符号46はパイプ部材41の下
端に嵌着固設した石突きである。
のものと同様に基部が略パイプ部材41の側壁切断面と
略直交する背の低い筒状軸部になり、また頂端が半球面
を呈するように打房を膨出したものであり、パイプ部材
41を内挿したとき、一つ外側パイプ部材の端縁と筒状
軸部が、また二つ外側のパイプ部材の端縁と半球面が干
渉する構造になる。尚、符号46はパイプ部材41の下
端に嵌着固設した石突きである。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように本発明に係る三脚用伸
縮脚のロック機構は、上述のように基端の脚部材に内挿
する二番目の脚部材を伸長位置で周方向に回動するだけ
で係止または釈放作用を繰り返す構造になり、中間の脚
部材は単に脚部材を脚方向に引っ張って伸長し、押し縮
めて収納するため、三脚の伸長収納操作が極めて簡単に
なるだけでなく、構成が簡単であるため安価に提供する
ことができる。また、構造が殆ど外観に現れずシンプル
なデザインを得ることができる等の優れた特徴を有する
ものであり、本発明実施後の効果は極めて大きい。
縮脚のロック機構は、上述のように基端の脚部材に内挿
する二番目の脚部材を伸長位置で周方向に回動するだけ
で係止または釈放作用を繰り返す構造になり、中間の脚
部材は単に脚部材を脚方向に引っ張って伸長し、押し縮
めて収納するため、三脚の伸長収納操作が極めて簡単に
なるだけでなく、構成が簡単であるため安価に提供する
ことができる。また、構造が殆ど外観に現れずシンプル
なデザインを得ることができる等の優れた特徴を有する
ものであり、本発明実施後の効果は極めて大きい。
【図1】本発明に係る三脚用伸縮脚のロック機構の一実
施例を示すもので、(a)は一部切欠した伸縮脚の正断
面図、(b)はX−X線断面図である。
施例を示すもので、(a)は一部切欠した伸縮脚の正断
面図、(b)はX−X線断面図である。
【図2】収縮ロック機構の分解した斜視図である。
【図3】挿入係止機構のパイプ径との関係を示す説明図
である。
である。
1 基端の脚部材 11 パイプ部材 13 マウント部材 14 透孔 15 化粧パイプリング 16 抜け止め内周条 2 二番目の脚部材 21 パイプ部材 22 抜け止め外周条 23 透孔 24 弾性板バネ材 25 周方向傾斜打房 26 傾斜面 27 係止面 28 収納側ストップ打房 A 収縮ロック機構 B 挿入係止機構
Claims (2)
- 【請求項1】 カメラ用三脚等の筒径を異にする複数の
パイプ部材を順次内挿して挿入または抜出し、脚長を伸
長または収縮する三脚用伸縮脚において、 基端の脚部材と二番目の脚部材が内外挿する繋ぎ構造
が、二番目のパイプ部材の上側端部近傍の直径位置に一
対の透孔を穿設し、略U字状に屈曲した弾性板バネ材の
両端部に位置してそれぞれその外側に膨出した周方向傾
斜打房をパイプの内径側から嵌入し、それぞれ外径に向
かって突出するように弾性付勢すると共に、前記基端の
脚部材下端部近傍の直径位置に一対の透孔を穿設した構
造になり、伸縮脚を伸長したとき二番目のパイプ部材を
周方向に回動して前記周方向傾斜打房を基端の脚部材の
透孔に落とし込み脚部材の挿入を阻止すると共に、更に
回動して該周方向傾斜打房を透孔から後退して脚部材の
挿入を許容する構造としたことを特徴とする三脚用伸縮
脚のロック機構。 - 【請求項2】 二番目の脚部材の上側端部外周に抜け止
め外周条を周設すると共に、基端の脚部材の下側端部近
傍の内周に、前記抜け止め外周条と当突する抜け止め内
周条を周設したことを特徴とする請求項1記載の三脚用
伸縮脚のロック機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22099397A JPH1152482A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 三脚用伸縮脚のロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22099397A JPH1152482A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 三脚用伸縮脚のロック機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1152482A true JPH1152482A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=16759794
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22099397A Pending JPH1152482A (ja) | 1997-08-01 | 1997-08-01 | 三脚用伸縮脚のロック機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1152482A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5825731B1 (ja) * | 2014-03-20 | 2015-12-02 | ベルボン株式会社 | 伸縮装置 |
JP5918377B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2016-05-18 | ベルボン株式会社 | 伸縮装置 |
US9723165B1 (en) | 2016-01-22 | 2017-08-01 | S-Printing Solution Co., Ltd. | Image forming apparatus |
CN108992162A (zh) * | 2018-07-18 | 2018-12-14 | 山东威高骨科材料股份有限公司 | 应用于脊柱矫形手术的解锁机构及脊柱矫形装置 |
-
1997
- 1997-08-01 JP JP22099397A patent/JPH1152482A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5918377B2 (ja) * | 2014-03-20 | 2016-05-18 | ベルボン株式会社 | 伸縮装置 |
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