JPH0335168Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0335168Y2
JPH0335168Y2 JP1986030169U JP3016986U JPH0335168Y2 JP H0335168 Y2 JPH0335168 Y2 JP H0335168Y2 JP 1986030169 U JP1986030169 U JP 1986030169U JP 3016986 U JP3016986 U JP 3016986U JP H0335168 Y2 JPH0335168 Y2 JP H0335168Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
tube
sliding
fixed
shelf board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1986030169U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62141350U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1986030169U priority Critical patent/JPH0335168Y2/ja
Publication of JPS62141350U publication Critical patent/JPS62141350U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0335168Y2 publication Critical patent/JPH0335168Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Assembled Shelves (AREA)
  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は壁面間、壁面と物体間等にさし渡され
て使用される棚に関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の棚として、たとえば第14図に
示された如く大径管11′内に小径管12′が挿入
され、大径管12′内に管の長さ方向に伸縮する
コイルばね(図示せず)が設けられ、該コイルば
ねによつて小径管12′が大径管11′から突出す
るようになされた管体1′を両端に有する棚があ
る。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、かかる従来のものは棚の両端の
管体が単にコイルばねの反発力によつて小径管が
大径管から突出するようになされているので、壁
面間等にさし渡しても壁面等に対して管体の圧着
力を調整することができず、所定の圧着力が得が
たい欠点がある。また、棚が間体のみで構成され
ているので、小物を載せることができず、不便で
ある。
(問題点を解決するための手段) 本考案者はかかる従来の欠点に鑑み鋭意工夫の
結果、上述の欠点を解消した棚を提供するもので
ある。
以下、図面を参照しながら本考案について説明
する。
図面において、aは本考案伸縮棚であつて、適
宜間隔をおいて相対向する管体1,1間に固定棚
板3および摺動棚板3′がさし渡されて構成され
ている。
管体1は金属、合成樹脂、合成樹脂被覆金属等
から作製されており、その形状は断面円形、だ円
形、多角形等適宜形状となされている。管体1は
第1図の如く大径管11に小径管12が伸縮自在
で適宜位置に係止可能に挿入されて形成され、固
定棚板3および摺動棚板3′が伸縮自在となされ
ている。大径管11内での小径管12の停止機構
は両者が停止可能なものならなんでもよく、特に
限定するものではない。
例えば第4〜6図の如く、大径管11に摺動自
在に挿入されている小径管12の端部に継手cが
取着されて固定されるようになされている。継手
cは支持部c1と輪状体c2とからなつている。
支持部c1は金属、合成樹脂、ゴム等より作製さ
れ、その断面状が円形の場合その内径よりやや小
径の円形状とされており、その長手方向に対して
垂直方向に同一の幅で、かつ円周方向に最深部c
3に向つて漸次深くなされた溝c4が設けられて
いる。また支持部c1の一端には小径管11の内
径にほぼ等しい係止部c5が設けられている。
輪状体c2は弾力性を有する合成樹脂、ゴム、
あるいは金属等より作製されたものであって、溝
c4の幅よりもやや狭い幅となされ、内方に向つ
て突出部c6が設けられ、突出部c6の高さは溝
c4の最深部c3の深さとほぼ等しくなされ、該
輪状体c2は支持部c1の溝c4に嵌合されるよ
うになされている。
尚、第6図は大径管11に小径管4が係止なさ
れている状態の図面である。
固定棚板3および摺動棚板3′はメツシユ板や
パンチングメタル板、板体等より作製され、略長
方形状に形成されている。固定棚板3は両端共上
述の大径管11,11間に固定され、摺動棚板
3′は一端が大径管11,11間に、他端が小径
管12,12間に取着されて固定棚板3の上方又
は下方を管体1に沿つて摺動自在となされてい
る。
図面の実施例では、固定棚板3はメツシユ板3
1周縁部3辺に側板32を有するものとされ、摺
動棚板3′はメツシユ板31周縁部全周に側板3
2′を有するものとされている。また、固定棚板
3及び摺動棚板3′には管体1長手方向に対して
直角方向のそれぞれの端部に棚受け2が嵌められ
ており、該棚受け2…を介して管体1,1間に固
定棚板3及び摺動棚板3′がさし渡されている。
棚受け2は第2〜3図の如く、固定棚板3また
は摺動棚板3′のそれぞれ一端部が嵌められる固
定杆21と該固定杆21の両端に一体に設けられ
ている嵌挿部22,22から形成されている。こ
の嵌挿部22には固定杆21に対して直角方向の
孔が穿設されており、該孔は管体1の外径とほぼ
同径とされ、嵌挿部22が適宜管体1に固定また
は摺動自在に外挿されている。
固定棚板3の一端に嵌められた棚受け23は大
径管11,11の一端に嵌められ、固定棚板3の
他端に嵌められた棚受け24は大径管11他端の
小径管12挿入部に嵌められ、一方、摺動棚板
3′の一端に嵌められた棚受け25は固定棚板3
の棚受け23と棚受け24間の大径管11,11
に摺動自在に嵌められ、摺動棚板3′の他端に嵌
められた棚受け26は小径管12,12に摺動自
在に嵌められている。摺動棚板3′は固定棚板3
下方に位置されて管体1に沿つて摺動自在となさ
れており、小径管12の伸縮にかかわりなく摺動
棚板3′は摺動自在となされている。
固定棚板3の一端の棚受け23の固定杆21お
よび摺動棚板3′の両端部の棚受け25,26の
固定杆21には第3図の如く凹部27が穿設され
ており、該凹部27に固定棚板3の端部および摺
動棚板3′の両端部が嵌めこまれている。固定棚
板3の他端に嵌められた棚受け24の固定杆21
には更に摺動棚板3′が挿通自在とされた挿通口
28が設けられ、該挿通口28の上部に固定棚板
3の他端が嵌めこまれる凹部27が設けられてい
る。また、摺動棚板3′は摺動自在とされている
ので、棚受け25及び棚受け26の凹部27には
摺動棚板3′の摺動方向の力が加えられても摺動
棚板3′の端部が抜けないように係止部29が上
方に向けて突設されている。棚受け23の凹部2
7の係止部29は棚受け23及び棚受け24が管
体1に固定されているため無くてもよい。
本考案伸縮棚aを構成している管体1,1の一
端部にはその長手方向にそれぞれ圧着部b,bが
延設されている。以下、圧着部bについて述べ
る。
第7図〜第10図において4は支持筒であつ
て、合成樹脂、金属等から作製されている。支持
筒4は管体1の外径とほぼ等しい内径を有し、管
体1の端部に外嵌固定されている。支持筒4の管
体1端面側の開口端部には雌ねじ41が設けら
れ、反対側端部外周には鍔状の当り止め部42が
設けられている。又、支持筒4の外面には通常第
7図の如く長さ方向に沿つて後述のコイルばね8
の圧縮寸法又は圧縮力の表示43が施されてい
る。
5はねじ部材であつて、合成樹脂、金属等から
作製されている。ねじ部材5はほぼ中央に挿通孔
51を有する雄ねじとなされ、支持筒4の雌ねじ
41に螺挿され、管体1の長さ方向に進退するよ
うになされている。なお52は抜け止め用の突部
である。
6は摺動筒であつて、合成樹脂、金属等から作
製されている。摺動筒6は支持筒4の外径とほぼ
等しいかやや大きい内径を有するキヤツプ状とな
され、支持筒4が外嵌された管体1の端部に摺動
自在に被せられている。
7は軸であつて、摺動筒6の頭部61側から摺
動筒6の軸方向に延出され、ねじ部材5の挿通孔
51に貫通され、その端部に抜け止め部71が設
けられている。又、軸7はねじ部材5に対して回
転不能かつ摺動自在となされている。軸7をねじ
部材5に対して回転不能にするには、軸7の断面
形状と挿通孔51の形状を円形以外の形状、たと
えば方形、だ円形、多角形、その他異形とした
り、あるいは凸部と凹部の嵌合により軸7を挿通
孔51に貫通すればよい。又、軸7は通常第8〜
12図の如く摺動筒6の頭部61に一体化されて
いるが、第13図の如く頭部61を貫通し、摺動
筒6の外部に設けられた台座72に一体化されて
いてもよい。上述の第8〜12図の場合は軸7が
摺動筒6と一体に回転してねじ部材5を管体1の
長さ方向に進退させるものであり、この場合摺動
筒6が回転するように支持筒4の断面外形が円形
となされている。
又、第13図の場合は軸7は摺動筒6と別に台
座72と一体に回転してねじ部材5を管体1の長
さ方向に進退させるものであり、この場合摺動筒
6は回転する必要がなく管体1又は支持筒4の断
面外形がどんな形であつてもさしつかえない。
8はコイルばねであつて、ねじ部材5の端部と
摺動筒6の頭部61間に軸7に外挿されて設けら
れている。コイルばね8は管体1の長さ方向に伸
縮するようになされ、このコイルばね8の反発弾
性によつて摺動筒6が常に管体1の端部から外方
に突出するようになされている。
9は弾性体であつて、摺動筒6の頭部61外面
又は台座72の外面に取着されている。弾性体9
は第11〜12図の如く基板91を介して摺動筒
6に取着され、しかも基板91が回転しうるよう
になされていると、弾性体9を壁面等に当接した
状態のまま摺動筒6を容易に回転してコイルばね
8の圧縮力を調整できる。また、弾性体9は管体
1,1の他端部にも取着されている。
本考案の伸縮棚aの使用に際して、予め伸縮棚
aの長さを該伸縮棚aを取付ける壁面間の寸法に
合わせるべく管体1の小径管12を大径管11か
ら引出して固定しておく、次いで第8図の如きコ
イルばね8の圧縮力がゼロの状態から摺動筒6を
回転させることにより第9図の如くねじ部材5を
管体1の外方へ移動させ、次いで第10図の如く
弾性体9を壁面10に押しつけてコイルばね8を
圧縮し、管体1の他端部を他方の壁面(図示せ
ず)に当接して壁面間に伸縮棚aをさし渡すもの
である。また、摺動筒6を回転させてねじ部材5
を管体1の外方へ移動させる際に、第7図の如き
支持筒4の外面の表示43を参考にしながら摺動
筒6を回転させるとこによりコイルばね8の圧縮
寸法又は圧縮力を調整すればよい。さらに、壁面
間に伸縮棚aをさし渡した後、壁面に対する管体
1の圧着力が強すぎたり弱すぎたりする場合に
は、そのままの状態で摺動筒6を回転させてコイ
ルばね8の圧縮力を調整すればよい。
(考案の効果) 以上詳述した如く、本考案伸縮棚は棚を構成す
る両側の管体が大径管に小径管が伸縮自在で適宜
位置に係止可能に挿入されて形成されているの
で、大径管から小径管を容易に引き出し固定でき
るため簡単に棚の巾合せができる。
また、管体間に固定棚板および摺動棚板がさし
渡されており、摺動棚板が固定棚板の上方または
下方を管体に沿つて摺動自在となされているの
で、必要に応じて棚の長さが調整でき、しかも従
来のように小物を載せても落ちることがない。
さらに、摺動棚板の両端の棚受けが直接管体に
嵌められているので、該摺動棚板に品物を載せた
場合、該摺動棚板にかかる荷重は棚受けを介して
直接管体にて支えられ、固定棚板に余分な負荷が
及ぼされず、固定棚板が損傷されがたい。
さらにまた、摺動棚板の他端の棚受けが小径管
に摺動自在に嵌められているので、2本の小径管
はそれぞれ別個に自由に伸縮が可能であり、した
がつて伸縮棚を配置すべき向かい合つた壁面に出
つ張りや窪み等があつても2本の小径管を伸縮し
て2本の管体の全長を別個に調節することにより
伸縮棚を配置することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案伸縮棚の一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の固定棚板、摺動棚板および
棚受けを示す分解斜視図、第3図は固定棚板、摺
動棚板と棚受けとの嵌合状態を示す断面図、第4
図は大径管と小径管との係止状態の一例を示す一
部切欠断面図、第5図は第4図の輪状体部分の断
面図、第6図は第4図に示す継手と大径管との緊
締状態を示す輪状体部分の断面図、第7図は圧着
部を示す正図面、第8図は圧着部におけるコイル
ばねの圧縮力がゼロの状態を示す断面図、第9図
は圧着部におけるコイルばねの圧縮前の状態を示
す断面図、第10図は圧着部におけるコイルばね
の圧縮時の状態を示す断面図、第11〜13図は
それぞれ本考案棚における圧着部の他の実施例を
示す断面図、第14図は従来の棚を示す平面図で
ある。 a…本考案伸縮棚、b…圧着部、1…管体、1
1…大径管、12…小径管、c…継手、2,2
3,24,25,26…棚受け、21…固定杆、
22…嵌挿部、27…凹部、28…挿通口、29
…係止部、3…固定棚板、3′…摺動棚板、4…
支持筒、41…雌ねじ、42…当り止め部、43
…表示、5…ねじ部材、51…挿通孔、52…突
部、6…摺動筒、61…頭部、7…軸、71…抜
け止め部、72…台座、8…コイルばね、9…弾
性体、91…基板、10…壁面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 大径管11に小径管12が伸縮自在で適宜位置
    に係止可能に挿入されてなる管体1が適宜間隔を
    おいて相対向され、該管体1,1間に固定棚板3
    および摺動棚板3′がさし渡されており、固定棚
    板3はその両端部が棚受け23,24を介して大
    径管11,11間に固定され、摺動棚板3′は一
    端が固定棚板3の棚受け23,24間の大径管1
    1,11に摺動自在に嵌められた棚受け25に固
    定されると共に他端が小径管12,12に摺動自
    在に嵌められた棚受け26に固定されて固定棚板
    3の上方または下方を管体1に沿つて摺動自在と
    なされた伸縮棚。
JP1986030169U 1986-03-03 1986-03-03 Expired JPH0335168Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030169U JPH0335168Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986030169U JPH0335168Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62141350U JPS62141350U (ja) 1987-09-07
JPH0335168Y2 true JPH0335168Y2 (ja) 1991-07-25

Family

ID=30834733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986030169U Expired JPH0335168Y2 (ja) 1986-03-03 1986-03-03

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0335168Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
SE0000420L (sv) * 2000-02-10 2001-04-02 Abb Ab Industrirobot enligt deltakonceptet, förfarande samt användning av dylik robot
JP5629635B2 (ja) * 2011-04-20 2014-11-26 森村金属株式会社 物品支持棚

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316512Y2 (ja) * 1985-03-27 1991-04-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62141350U (ja) 1987-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5080405A (en) Corrugated pipe coupling
JPH0520959Y2 (ja)
US6179514B1 (en) Telescopic tube joint
JPH06507466A (ja) 伸縮自在なスプライン付き管状組立体
US20080168627A1 (en) Portable power supplying device
JPH0335168Y2 (ja)
JP4594595B2 (ja) 伸縮ロッド、および清掃用具
JPH0629528Y2 (ja) 棒状体の長さ調節継手
JPH09125883A (ja) 連結装置
JPH0221955Y2 (ja)
JP7402018B2 (ja) 伸縮棒用取付具
JP6370721B2 (ja) 連結具及びそれを用いたコンクリート部材の連結装置
JPH0235200B2 (ja)
JP2524016Y2 (ja) パイプ用連結装置
JPH0145131Y2 (ja)
JPH0637256Y2 (ja) 管継手
JPS626379Y2 (ja)
JPS6229688Y2 (ja)
JP3101383B2 (ja) フレキシブル管用接続装置
JPS6021534Y2 (ja) 伸縮管
JPH0342304Y2 (ja)
JPH078951Y2 (ja) コルゲート管の継手構造
JPH024604Y2 (ja)
JPH0315845Y2 (ja)
JPH0749196Y2 (ja) ホース止着筒の変形防止用嵌め込み具