JP2524016Y2 - パイプ用連結装置 - Google Patents

パイプ用連結装置

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JP2524016Y2
JP2524016Y2 JP1990088204U JP8820490U JP2524016Y2 JP 2524016 Y2 JP2524016 Y2 JP 2524016Y2 JP 1990088204 U JP1990088204 U JP 1990088204U JP 8820490 U JP8820490 U JP 8820490U JP 2524016 Y2 JP2524016 Y2 JP 2524016Y2
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JP
Japan
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diameter pipe
pipes
stoppers
shaft portion
small
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JP1990088204U
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JPH0446211U (ja
Inventor
修右 山下
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アズマ工業 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モップの柄やその他の棒材において2本の
パイプを伸縮自在に連結するためのパイプ用連結装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来、モップの柄等において2本のパイプを伸縮自在
に連結する方法として、第5図に示すように、締め付け
用の螺子22を端部に取り付けた大径パイプ20の内部に小
径パイプ21を摺動自在に挿入し、上記螺子22を緩めた状
態で小径パイプ21を適当に伸縮調整したあと、該螺子20
を締め込んでその先端を小径パイプ21の外面に係止させ
ることにより、該小径パイプ21に固定するようにしたも
のがある。
しかしながら、上記従来の方法は、螺子22の先端が小
径パイプ21の外面に食い込むことによって該小径パイプ
21に傷を付け、著しく外観を損ねたり、錆を発生し易く
する等の問題があり、しかも、螺子22がパイプ20の側面
に突出しているため、取り扱いの邪魔になり易いという
欠点もあった。
[考案が解決しようとする課題] 本考案の課題は、2つのパイプを傷付けることなく連
結することができ、且つ、パイプの側面に螺子等が突出
することのない連結装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、本考案は、連結すべき2本
のパイプのうち小径パイプが取り付けられる取付部を一
側に備え、且つ螺旋溝が周囲に形成されているテーパー
軸部を他側に備えた芯材と、上記芯材のテーパー軸部に
両側から挟着され、内面に該テーパー軸部の螺旋溝に嵌
合する突子をそれぞれ備えると共に、外面に大径パイプ
の内面に当接係止する摩擦面を備え、且つ、相対向する
側縁に軸線方向の相対的な位置ずれを防止するための相
互に嵌合する突起と窪みとを備えた一対の半筒状のスト
ッパとからなることを特徴とするものである。
[作用] 小径パイプを芯材の取付部に固定し、該芯材に挾着し
たストッパの上から大径パイプを嵌合する。このとき、
一対のストッパをテーパー軸部に沿って位置調整するこ
とにより、それらの外面の摩擦面が大径パイプの内面に
接触するようにしておく。
次に、2本のパイプを伸縮させて連結長さを決めたあ
と、両パイプを相対的に回転させると、芯材と一対のス
トッパとが相対的に回転するから、該ストッパの内面の
突子が螺旋溝に沿って移動することにより両ストッパが
テーパー軸部を大径側に向って変移し、これらのストッ
パ間の間隔が広がる。このため、両ストッパの外面が大
径パイプの内面に強く押し付けられて係止し、これによ
って両パイプが連結される。
かくして2つのパイプは外面に傷が付くことなく連結
され、パイプの外面に螺子等が突出することもない。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図乃至第3図において、1は小径パイプ、2は大
径パイプ、3はこれらのパイプを伸縮自在に連結するた
めの連結装置を示している。
上記連結装置3は、芯材4と半筒状をなす一対のスト
ッパ5a,5bとからなるもので、芯材4の一側には小径パ
イプ1を嵌着、固定するための取付部8が、他側には先
端部が細くなるようにテーパーが付されたテーパー軸部
9がそれぞれ形成され、該テーパー軸部9の外周に螺旋
溝10が形成されている。
また、上記ストッパ5a,5bは、内部にテーパー穴を備
えた円筒を軸線に沿って2分割した形をなし、その内面
に上記螺旋溝10に嵌合する突子11をそれぞれ備えると共
に、相対向する側縁に軸線方向の相対的な位置ずれを防
止するための相互に嵌合する突起12と窪み13とを備え、
更に外面に大径パイプ2の内面に当接係止する摩擦面14
を備えており、これらのストッパ5a,5bは、上記芯材4
のテーパー軸部9に両側から挾着されている。
上記芯材4及びストッパ5a,5bは合成樹脂又は金属等
によって構成することができる。
上記連結装置3によってパイプ1,2を連結するとき
は、図示したように小径パイプ1を芯材4の取付部8に
嵌着、固定し、大径パイプ2をストッパ5a,5bの上から
嵌合する。このとき、一対のストッパ5a,5bをテーパー
軸部9に沿って位置調整することにより、それらの外面
の摩擦面14が大径パイプ2の内面に接触するようにして
おく。
次に、2本のパイプ1,2を伸縮させてそれらの連結長
さを決めたあと、両パイプ1,2を軸線の周りに相対的に
回転させると、芯材4が小径パイプ1と一緒に回転し、
一対のストッパ5a,5bが大径パイプ2と一緒に回転する
から、これらの芯材4及びストッパ5a,5bも相対的に回
転し、該ストッパ5a,5bの内面の突子11が螺旋溝10に沿
って移動することにより両ストッパ5a,5bがテーパー軸
部9を大径側に向って変移し、これらのストッパ5a,5b
間の間隔が広がる。このため、両ストッパ5a,5bの摩擦
面14が大径パイプ2の内面に強く押し付けられて係止
し、これによって両パイプ1,2が相互に連結されること
になる。
このとき、上記小径パイプ1は芯材4の取付部8に嵌
着、固定され、一方、大径パイプ2はその内面に圧接す
るストッパ5a,5bを介して上記芯材4に固定されるか
ら、両パイプ1,2を直接嵌合して螺子等で固定する場合
のように、パイプ外面に傷が付くことがなく、且つ螺子
等がパイプの外面に突出するようなこともない。
また、上記一対のストッパ5a,5bは、突起12と窪み13
との嵌合によって軸線方向の相対的な位置ずれが防止さ
れているから、常に正対する位置関係を保ったまま軸線
方向に移動すると共に、相互に接離し、位置ずれによる
動作不良を生じることがない。
両パイプ1,2の長さを調節するときは、これらのパイ
プを固定する時とは反対方向に相対的に回転させ、一対
のストッパ5a,5bを芯材4のテーパー軸部9の小径側に
変移させることによりそれらの間隔を狭め、大径パイプ
2をフリーな状態にする。
[考案の効果] このように本考案によれば、小径パイプを連結装置の
芯材に取り付けると共に、大径パイプをストッパの上か
ら連結装置に嵌合し、その状態でこれらのパイプを相対
的に回転させることにより、両パイプを簡単に連結する
ことができ、しかも、パイプを螺子で固定する場合のよ
うにパイプ外面に傷を付けることが一切なく、螺子等の
部材がパイプの外面に突出することもない。
また、上記連結装置が、一対の半筒状をなすストッパ
を半径方向に押し広げて大径パイプの内面に当接させる
構成であるため、これら両ストッパを常に大径パイプの
中心対象位置にバランス良く均等に当接させることがで
き、このため、両パイプの連結状態は安定し、軸線が傾
くなどの不都合を生じることがなく、しかも、上記一対
のストッパは、突起と窪みとの嵌合によって軸線方向の
相対的な位置ずれが防止されているから、2つの部材に
分かれていても常に正対する位置関係を保ったまま軸線
方向に移動すると共に、接離方向に変移し、相互間の位
置ずれによる動作不良を生じることがない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の連結装置の一実施例をパイプのみを断
面にして示す非連結状態での側面図、第2図はその断面
図、第3図は第1図におけるA−A線での断面図、第4
図は連結状態での断面図、第5図は従来例の断面図であ
る。 1……小径パイプ、2……大径パイプ、3……連結装
置、4……芯材、5a,5b……ストッパ、8……取付部、
9……テーパー軸部、10……螺旋溝、11……突子、14…
…摩擦面。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】連結すべき2本のパイプのうち小径パイプ
    が取り付けられる取付部を一側に備え、且つ螺旋溝が周
    囲に形成されているテーパー軸部を他側に備えた芯材
    と、 上記芯材のテーパー軸部に両側から挟着され、内面に該
    テーパー軸部の螺旋溝に嵌合する突子をそれぞれ備える
    と共に、外面に大径パイプの内面に当接係止する摩擦面
    を備え、且つ、相対向する側縁に軸線方向の相対的な位
    置ずれを防止するための相互に嵌合する突起と窪みとを
    備えた一対の半筒状のストッパと、 からなることを特徴とするパイプ用連結装置。
JP1990088204U 1990-08-23 1990-08-23 パイプ用連結装置 Expired - Lifetime JP2524016Y2 (ja)

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JPH0446211U JPH0446211U (ja) 1992-04-20
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