JPH0719211A - パイプ用連結装置 - Google Patents

パイプ用連結装置

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JPH0719211A
JPH0719211A JP18563893A JP18563893A JPH0719211A JP H0719211 A JPH0719211 A JP H0719211A JP 18563893 A JP18563893 A JP 18563893A JP 18563893 A JP18563893 A JP 18563893A JP H0719211 A JPH0719211 A JP H0719211A
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JP
Japan
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diameter pipe
friction member
operating member
small
axial direction
Prior art date
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Pending
Application number
JP18563893A
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English (en)
Inventor
Shusuke Yamashita
下 修 右 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azuma Industrial Co Ltd
Original Assignee
Azuma Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 係止力が大きく且つ動作の安定性にも勝れた
連結装置を得ること。 【構成】 小径パイプ11に固定される軸棒状の回転用
操作部材13と、該操作部材13の外側に螺合する筒状
の摩擦部材14とからなり、操作部材13はテーパー部
17を有し、摩擦部材14は、上記テーパー部17と大
径パイプ10の内壁面との間に食い込んで両者を相互に
固定するくさび部26を有し、該くさび部26は、軸線
方向に入れたスリットにより複数の小片26aに分割さ
れ、操作部材13が回転して摩擦部材14が軸線方向に
移動すると、くさび部26の各小片26aが、テーパー
部17に押圧されて拡開しながら該テーパー部と大径パ
イプ10の内壁面との間に組い込んで面接触した状態で
係止し、大きな摩擦力により勝れたくさび効果を発揮す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、径の異なる2本のパイ
プを相互に嵌合した状態に連結するための連結装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、モップの柄やその他のパイプを
伸縮自在に連結するための連結装置として、従来、実開
平4−46211号公報に記載のものが公知である。こ
れは、図5及び図6に示すように、小径パイプ2に固定
される軸棒状の回転用操作部材3と、該操作部材3の外
側に嵌装された半筒状をなす一対のストッパ4,4とか
らなるもので、上記操作部材3は、テーパー部5とその
外周面に切設した螺旋溝6とを有し、一方、上記ストッ
パ4は、上記螺旋溝6に嵌合する突子7をそれぞれの内
壁面に備え、互いに軸線方向に位置ずれしないように対
向壁に設けた突起8と窪み9とが嵌合した状態で、操作
部材3におけるテーパー部5の外面に嵌合している。
【0003】そして、大小のパイプ1,2を軸線の周り
に相対的に回転させると、操作部材3とストッパ4とが
相対的に回転して、一対のストッパ4,4がテーパー部
5に沿って軸線方向大径側に移動することにより、該テ
ーパー部5に押し広げられながら該テーパー部5と大径
パイプ1の内壁面との間に食い込んで係止し、これによ
って大小のパイプ1,2が相互に固定されるようになっ
ている。
【0004】ところが、上記従来の連結装置は、一対の
ストッパ4,4がそれぞれ半筒状をなしていて、それら
により形成される円筒の外径が大径パイプ1の内径より
も小さいため、これらのストッパ4,4がテーパー部5
と大径パイプ1の内壁面との間に食い込んで係止した状
態においては、各ストッパ4,4と大径パイプ1とは殆
ど線接触しているにすぎず、従ってあまり大きな係止力
が得られないという欠点があった。しかも、操作部材3
のテーパー部5外周面に螺旋溝6を切設し、これにスト
ッパ内壁面の突子7を嵌合させているため、操作部材3
とストッパ4との間のガタが大きく、動作の安定性に欠
けるという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、係止
力が大きく且つ動作の安定性にも勝れた連結装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の連結装置は、大径パイプ内において小径パ
イプに固定される軸棒状の回転用操作部材と、該操作部
材の外側に螺合する筒状の摩擦部材とからなり、上記操
作部材は、摩擦部材と螺合する螺子部の位置よりも軸線
方向に移動した位置にテーパー部を有し、摩擦部材は、
操作部材の回転に対して非回転のまま軸線方向に相対的
に移動自在となっていて、上記テーパー部を取り囲む位
置に軸線方向のスリットにより複数の小片に分割された
くさび部を有し、摩擦部材の移動により該くさび部がテ
ーパー部に押圧されて拡開しながら大径パイプ内壁面に
押し付けられ、該大径パイプ内壁面とテーパー部との間
に食い込んで係止するものとして構成されていることを
特徴とするものである。
【0007】
【作用】小径パイプを軸線の回りに回転させると、操作
部材は小径パイプと共に回転するが、摩擦部材はそのく
さび部が大径パイプに接触していて回転しないため、こ
れらの操作部材と摩擦部材とは、螺子の働きにより摩擦
部材がテーパー部の大径側に向かう方向に相対的に変移
する。このため、摩擦部材のくさび部がテーパー部に押
圧されて拡開しながら大径パイプ内壁面に押し付けら
れ、該大径パイプ内壁面とテーパー部との間に食い込ん
だ状態となって大径パイプと操作部材とを固定し、この
結果、両パイプが相互に固定される。
【0008】上記摩擦部材のくさび部が複数の小片に分
割され、各小片が大径パイプ内壁面とテーパー部とにそ
れぞれ面接触するため、くさび効果に勝れ、両パイプを
固定する力は非常に大きくなる。また、操作部材と摩擦
部材とが螺子で螺合しているから、操作の安定性が良
い。両パイプの固定を解くときは、小径パイプを固定時
とは逆の方向に回転させれば良い。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳
細に説明するに、図1乃至図3において、10は大径パ
イプ、11は小径パイプ、12はこれらのパイプを伸縮
自在に連結するための連結装置を示している。上記連結
装置12は、大径パイプ10内において小径パイプ11
に固定された軸棒状の回転用操作部材13と、該操作部
材の外側に嵌合する円筒状の摩擦部材14とからなって
いる。
【0010】上記操作部材13は、小径パイプ11に固
定的に取り付けるための取付部16と、外径が緩やかな
先細り状をなすテーパー部17と、外周に雄螺子を切設
してなる螺子部18と、先端のフランジ部19とからな
り、該フランジ部19の下面には、2つの鋸歯状の傾斜
段部20が180度の位相で形成されている。
【0011】一方、上記摩擦部材14は、円筒を縦に2
分割した形の半円筒状をなす一対の部材片14a,14
aからなり、これらの部材片14a,14aを組み合わ
せることにより円筒状に形成されており、両部材片14
a,14aの相対向する側縁には、相互に嵌合する突起
22と窪み23とが形成され、これらの突起22と窪み
23とにより、両部材片14a,14aが軸線方向に相
対的に位置ずれしないように規制している。
【0012】上記摩擦部材14は、操作部材13の螺子
部18に螺合する雌螺子が切設された螺合部25を一端
部に備え、操作部材13のテーパー部17と大径パイプ
10の内壁面との間に食い込んで両者を相互に固定する
くさび部26を他端部に備えている。該くさび部26
は、上記螺合部25よりはやや外径が大きく、その大き
さは、外周面が大径パイプ10の内壁面に殆ど常時接触
する程度であって、該くさび部26の内穴はテーパー部
17に適合するテーパー穴27となっており、上記螺合
部25側の端部を残して軸線方向に入れた複数のスリッ
ト28により複数の小片26aに区画され、各小片26
aがテーパー部17に沿って放射方向に開閉自在となっ
ている。
【0013】また、上記摩擦部材14における一対の部
材片14a,14aの頂部30は、それぞれ斜めにカッ
トされ、操作部材13のフランジ部19の下面の傾斜段
部20に係合している。上記操作部材13及び摩擦部材
14は、合成樹脂又は金属等によって構成することがで
きる。
【0014】上記構成を有する連結装置12において、
図1及び図2に示すように、摩擦部材14が操作部材1
3の先端寄りの位置に移動してフランジ部19に当接し
ているときは、くさび部26のテーパー穴27と操作部
材13のテーパー部17との間にクリアランスが保たれ
ているため、該くさび部26の外面が大径パイプ10の
内面に接触していても、2本のパイプ10,11を位置
決めのために自由に伸縮させることができる。
【0015】次に、2本のパイプ10,11を伸縮させ
てそれらの連結長さを決めたあと、小径パイプ11を軸
線の回りに図2の矢印方向に回転させると、操作部材1
3は小径パイプ11と共に回転するが、摩擦部材14は
そのくさび部26が大径パイプ10の内壁面に接触して
いて回転しないため、これらの操作部材13と摩擦部材
14とは、図4に示すように、螺子の働きにより摩擦部
材14がテーパー部17の大径側に向かう方向に相対的
に変移する。このため、摩擦部材14のくさび部26が
テーパー部17に押圧されて拡開しながら大径パイプ1
0の内壁面に圧接し、該大径パイプ10の内壁面とテー
パー部17との間に強く食い込んだ状態となって大径パ
イプ10と操作部材13とを固定し、この結果、両パイ
プ10,11が相互に固定されることになる。
【0016】ここで、上記摩擦部材14のくさび部26
が複数の小片26aに分割されることにより、各小片2
6aが大径パイプ10の内壁面とテーパー部17とにそ
れぞれほぼ面接触するため、大きな摩擦力により勝れた
くさび効果を発揮することができ、この結果、両パイプ
を固定する力は非常に大きくなる。また、操作部材13
と摩擦部材14とが螺子で螺合して相対的に変移するよ
うになっているから、動作の安定性が良い。
【0017】両パイプ10,11の固定を解くときは、
小径パイプ11を固定時とは逆の方向に回転させれば良
く、これにより摩擦部材14が、テーパー部17の小径
側に変移して図1及び図2の位置に来るため、両パイプ
の固定が解かれる。
【0018】上記実施例では、摩擦部材14を半円筒状
の部材片14a,14aに2分割しているが、必ずしも
このように2分割する必要はなく、スリットを入れた部
分を除く螺合部25側の端部は円筒形に一体化されてい
ても良い。
【0019】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、摩擦部材のくさび部を複数の小片に分割し、各小片
をそれぞれテーパー部と大径パイプ内壁面とに面接触さ
せるようにしたので、大きな摩擦力により勝れたくさび
効果を発揮することが可能となって、両パイプを非常に
大きな力で連結固定することができ、また、操作部材と
摩擦部材とを螺子で螺合させて相対的に変移するように
構成したから、動作の安定性を良くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る連結装置の一実施例の非固定状態
を、大径パイプのみを破断して示す要部断面図である。
【図2】図1の全体縦断面図である。
【図3】図2におけるA−A線での断面図である。
【図4】図2の連結装置の固定状態を示す縦断面図であ
る。
【図5】従来の連結装置をパイプのみを破断して示す要
部断面図である。
【図6】図4の全体縦断面図である。
【符号の説明】
10 大径パイプ 11 小径パイプ 12 連結装置 13 操作部材 14 摩擦部材 17 テーパー部 18 螺子部 26 くさび部 26a 小片 28 スリット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 径の異なる2本のパイプを相互に嵌合し
    た状態に連結するための連結装置であって、 大径パイプ内において小径パイプに固定される軸棒状の
    回転用操作部材と、該操作部材の外側に螺合する筒状の
    摩擦部材とからなり、 上記操作部材は、摩擦部材と螺合する螺子部の位置より
    も軸線方向に移動した位置にテーパー部を有し、 上記摩擦部材は、操作部材の回転に対して非回転のまま
    軸線方向に相対的に移動自在となっていて、上記テーパ
    ー部を取り囲む位置に軸線方向のスリットにより複数の
    小片に分割されたくさび部を有し、摩擦部材の移動によ
    り該くさび部がテーパー部に押圧されて拡開しながら大
    径パイプ内壁面に押し付けられ、該大径パイプ内壁面と
    テーパー部との間に食い込んで係止する構成である、こ
    とを特徴とするパイプ用連結装置。
JP18563893A 1993-06-29 1993-06-29 パイプ用連結装置 Pending JPH0719211A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18563893A JPH0719211A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 パイプ用連結装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18563893A JPH0719211A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 パイプ用連結装置

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Publication Number Publication Date
JPH0719211A true JPH0719211A (ja) 1995-01-20

Family

ID=16174277

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18563893A Pending JPH0719211A (ja) 1993-06-29 1993-06-29 パイプ用連結装置

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JP (1) JPH0719211A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8060778B2 (en) 2006-02-28 2011-11-15 Fujitsu Limited Processor controller, processor control method, storage medium, and external controller
JP2012067866A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toyota Motor Corp 迅速流体継手
JP5132011B1 (ja) * 2012-08-20 2013-01-30 株式会社玉俊工業所 伸縮パイプの長さ調節機構、伸縮パイプ及びハンガーラック
JP2015531614A (ja) * 2012-07-19 2015-11-05 レキスポルト アーゲー 特にストック用の、長さ調節可能な管

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8060778B2 (en) 2006-02-28 2011-11-15 Fujitsu Limited Processor controller, processor control method, storage medium, and external controller
JP2012067866A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Toyota Motor Corp 迅速流体継手
JP2015531614A (ja) * 2012-07-19 2015-11-05 レキスポルト アーゲー 特にストック用の、長さ調節可能な管
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