JP2018152941A - ケーブルクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ゴムブッシュの変形がいびつになることを防ぎながら、使用可能なケーブル径の幅を拡げることが可能なケーブルクランプを提供する。【解決手段】クランプ用雄ねじとニップル側受け面が形成されたニップルと、ニップルのクランプ用雄ねじに螺合する雌ねじとキャップ側受け面が形成された締付キャップとを備える。ニップルの中に挿入された円筒状のゴムブッシュと、ゴムブッシュの先端部に嵌合する締付リング42とを備える。締付リング42は、基端側テーパー面46と先端側テーパー面47とを有するとともに周方向に並ぶ複数の押圧部51を有する。この押圧部51は、第1および第2の押圧片52,53を有し、先端側が凸になるV字状に形成されている。互いに隣り合う押圧部51どうしの間に生じる先端側スリット57の最大幅W1は、各押圧部51の第1の押圧片52と第2の押圧片53との間に生じる基端側スリット54の最大幅W2より大きい。【選択図】 図7

Description

本発明は、例えば配電盤や中継ボックスなどのケーブル貫通部分に取付けられるケーブルクランプに関する。
従来、配電盤や中継ボックスの壁にケーブルを貫通させて保持する場合には、ケーブルクランプが一般的に使用されている。このケーブルクランプは、ケーブルの保持、配電盤や中継ボックスの防水、防塵などを行うものである。従来のこの種のケーブルクランプとしては、たとえば特許文献1に記載されているものや、図13に図示したようなものがある。
特許文献1に開示されたケーブルクランプは、先端部が配電盤や中継ボックスの壁を貫通して外に露出する状態でこの壁に固定された筒状の本体を有している。本体の中空部には、ケーブルが挿通される。本体の先端部には、ケーブルが通される筒状の締付キャップが螺着されている。本体と締付キャップの中には、ゴムブッシュと締付リングとが収容されている。
ゴムブッシュは、弾性体によって形成され、ケーブルが通される円筒状に形成されている。
締付リングは、ゴムブッシュが嵌合する円環状に形成されており、周方向に並ぶ複数の押圧部を有している。押圧部は、ケーブルの長手方向に延びるとともに締付リングの周方向の一方に傾斜する第1の押圧片と、ケーブルの長手方向に延びるとともに締付リングの周方向の他方に傾斜する第2の押圧片とによって先端側が凸になるV字状に形成されている。
このケーブルクランプは、本体に締付キャップが螺着されることによって締付リングの径が小さくなるように構成されている。締付リングの径が小さくなることにより、ゴムブッシュがケーブルに押し付けられ、ケーブルがケーブルクランプによって保持されるとともに、配電盤や中継ボックスのケーブル貫通部がシールされる。
図13に示すケーブルクランプ1は、配電盤や中継ボックスの壁2に固定された筒状の本体3を備えている。この本体3にはケーブル4が通された状態で締付キャップ5がねじ込まれている。本体3の先端部には、本体3に締付キャップ5がねじ込まれることにより変形する複数の締付レバー6が突設されている。締付レバー6は、本体3から突出する棒状に形成されており、本体3の周方向に所定の間隔をおいて並んでいる。この締付レバー6とケーブル4との間には、円筒状のゴムブッシュ7が設けられている。
このケーブルクランプ1においては、締付キャップ5が本体3にねじ込まれることにより、締付レバー6が変形する。この変形は、締付レバー6の基端側が固定された状態で先端側が倒れるように行われる。図13に示す締付レバー6は、角度βとなるような勾配で傾斜している。
このように締付レバー6が変形すると、ゴムブッシュ7の先端部が締付レバー6によって押され、ゴムブッシュ7の先端部の径が小さくなってゴムブッシュ7がケーブル4に密着する。
これらのケーブルクランプに使用されるケーブルは、対象の機器、施工現場でそれぞれ異なっている。
このため、ケーブルクランプは、使用するケーブル径に合わせたものが選定される。
ケーブルクランプを選定するにあたっては、ケーブル径に適合するものを在庫品の中から持ち出して使用する場合がある。これを実現するためには、使用可能なケーブル径が異なる複数種類のケーブルクランプを予め用意して保管しておく必要がある。
このようにケーブルクランプを形式毎、すなわち使用可能なケーブル径が異なる種類毎に用意しておくにあたっては、在庫の形式数を減らすことが望ましい。在庫の形式数を減らすためには、ケーブルクランプで使用可能な最少ケーブル径と最大ケーブル径との幅、すなわちケーブル径幅をより一層広くする必要がある。
特公平3−28884号公報
しかし、ケーブル径幅をより一層広くすると、ゴムブッシュの圧縮率が大きくなるために、ゴムブッシュのつぶれ方がいびつになり易くなる。図13に示すケーブルクランプ1においては、ケーブル径幅がさらに拡がることにより締付レバー6の勾配が急峻になり、ゴムブッシュ7の先端部が急勾配で傾斜するように締められる。このため、ゴムブッシュ7のつぶれ方がいびつになり易い。
特に、特許文献1に示すケーブルクランプでは、ゴムブッシュが締付リングに挟まれ易くなる。このようにゴムブッシュがいびつに変形したり、締付リングに挟まれると、防水特性を確保し難くなり、十分な防水機能を得ることが難くなる。
特許文献1に示すケーブルクランプの締付リングがゴムブッシュを挟んでいる状態を図14に示す。図14は、特許文献1に示す従来のケーブルクランプにおいてゴムブッシュが締付リングに挟まれている状態を示す斜視図である。また、図14は、締付キャップを省略して描いてある。図14において、符号8で示すものは、配電盤や中継ボックスの壁2に固定された本体である。この本体8にはケーブル4が通されている。9は締付リング、10はゴムブッシュである。
また、特許文献1に示すケーブルクランプにおいてケーブル径幅を広くすると、締付リングの変形が大きくなるために、締付リングへの負荷が大きくなり、締付リングに部分的なクラックが発生し易くなるという不具合も生じる。
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、変形による応力を分散する構造により応力集中による自身の破壊を防ぎ、かつより多い可動域をもつ締付リングにより、ゴムブッシュの変形がいびつになることを防ぎながら、使用可能なケーブル径の幅を拡げることが可能なケーブルクランプを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明に係るケーブルクランプは、円筒状に形成され、先端部の外周部分に雄ねじが形成されかつ内周部分に基端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなる第1のテーパー面が形成されたニップルと、前記雄ねじに先端側から螺合する雌ねじが形成されかつ先端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなる第2のテーパー面が形成された締付キャップと、円筒状に形成され、先端部が前記ニップルの前記先端部から突出する状態で前記ニップルの中に挿入された弾性体ブッシュと、可撓性を有する材料によって環状に形成されるとともに、基端部に前記第1のテーパー面に嵌合する第3のテーパー面が形成されかつ先端部に前記第2のテーパー面に嵌合する第4のテーパー面が形成され、前記弾性体ブッシュの前記先端部の外周部分に嵌合した締付リングとを備え、前記締付リングは、周方向に並ぶ複数の押圧部を有し、前記押圧部は、前記締付リングの軸線方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜する第1の押圧片と、前記軸線方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜する第2の押圧片とによって先端側が凸になるV字状に形成され、互いに隣り合う前記押圧部どうしの間に生じる先端側スリットの最大幅は、各押圧部の前記第1の押圧片と前記第2の押圧片との間に生じる基端側スリットの最大幅より大きいものである。
本発明は、前記ケーブルクランプにおいて、前記先端側スリットの両側の壁面は、前記締付リングの径方向の内側に向かうにしたがって次第に前記周方向の一方側に偏って位置する傾斜面であってもよい。
本発明は、前記ケーブルクランプにおいて、前記基端側スリットの両側の壁面は、前記先端側スリットの壁面が傾斜する方向と同一方向に傾斜する傾斜面であってもよい。
本発明は、前記ケーブルクランプにおいて、前記第1のテーパー面には、前記押圧部に係合する第1の突起が設けられ、前記第2のテーパー面には、前記押圧部に係合する第2の突起が設けられ、前記締付リングが前記第1の突起を乗り越えて前記第1のテーパー面に対して回るときの抵抗は、前記第2のテーパー面の前記第2の突起が前記締付リングに対して乗り越えて回るときの抵抗より大きくてもよい。
本発明は、前記ケーブルクランプにおいて、前記第1の突起は、前記締付リングの全ての前記押圧部に係合する位置に設けられていてもよい。
本発明によれば、ニップルの先端部内に弾性体ブッシュと締付リングが収容された状態で締付キャップがニップルにねじ込まれると、締付リングがニップルの第1のテーパー面と締付キャップの第2のテーパー面とによって両側から押される。締付リングにこのような押圧力が加えられると、テーパー面どうしが押し付けられることにより生じるカムの作用によって締付リングの径が小さくなる。このときは、先端側スリットと基端側スリットの幅がそれぞれ狭くなるように締付リングの押圧部が変形する。
締付リングの径は、これらのスリットの隙間がなくなるまで小さくなる。基端側スリットの最大幅は先端側スリットの最大幅より小さいから、締付リングの収縮動作は、締付リングの先端側より先に基端側で終了する。締付リングの基端部が収縮できない状態で締付キャップがさらに締め込まれることにより、締付リングの先端側の径がさらに小さくなる。このとき、締付リングは、各押圧部が基端側を起点として先端側が径方向内側に移動するように傾斜することにより、円錐状に変形する。
このように締付リングが円錐状に変形することによって、締付キャップにおけるケーブル挿通用の円形穴が締付リングの先端部の第4のテーパー面を越えて締付リングの外周面も径方向の内側へ押すことが可能になり、先端部の径をさらに小さくすることが可能になる。このため、締付リングの先端部の最大径と最小径との差、すなわち使用可能なケーブル径の幅を大きくすることができる。
この締付リングは、基端側スリットの隙間がなくなるまで径方向に収縮する収縮動作と、押圧部が傾斜して先端部の径が小さくなる傾斜動作との2段階の変形動作を行うものである。このため、大きな変形を収縮動作のみの1種類の変形動作で行う従来の締付リングと較べると、加えられる負荷が小さくなる。
また、この締付リングにおいては、上述したように2段階の変形動作で変形するために、図13に示す締付レバーのように、すなわち基端側が固定された状態で先端側が倒れるように変形する場合と較べると、絶縁体ブッシュの収縮する角度が緩やかになる。
このため、絶縁体ブッシュのつぶれ方がいびつになるようなことがなく、絶縁体ブッシュがケーブルの全周に密着して高いシール性が得られる。
したがって、本発明によれば、変形による応力を分散する構造により応力集中による自身の破壊を防ぎ、かつより多い可動域をもつ締付リングにより、弾性体ブッシュの変形がいびつになることを防ぎながら、使用可能なケーブル径の幅を拡げることが可能なケーブルクランプを提供することができる。
本発明に係るケーブルクランプの断面図である。図1は最大径のケーブルをクランプしている状態を示す。 ニップルとOリングおよびロックナットの斜視図である。 ゴムブッシュに締付リングが装着されてなる組立体とニップルの斜視図である。 締付キャップの斜視図である。 ゴムブッシュに締付リングが装着されてなる組立体と締付キャップの斜視図である。締付キャップは一部を破断して描いてある。 ゴムブッシュの斜視図である。 締付リングの斜視図である。 締付リングの断面図である。図8は、図7中に二点鎖線で示した仮想線Aを通る仮想の平面によって締付リングを破断して先端側から見た断面図である。 締付リングの変形例を示す斜視図である。 締付リングの変形例を示す断面図である。図10は、図9中に二点鎖線で示した仮想線Bを通る仮想の平面によって締付リングを破断して先端側から見た断面図である。 本発明に係るケーブルクランプの断面図である。図11は最小径のケーブルをクランプしている状態を示す。 クランプ状態を示す斜視図である。図12は締付キャップを省略して描いてある。 締付レバーを備えた従来のケーブルクランプの断面図である。 従来のケーブルクランプにおいてゴムブッシュが挟まれている状態を示す斜視図である。
以下、本発明に係るケーブルクランプの一実施の形態を図1〜図12によって詳細に説明する。
図1に示すケーブルクランプ11は、被取付部材12に取付けられており、被取付部材12を貫通するケーブル13を保持している。被取付部材12は、図示してはいないが、例えば配電盤や中継ボックスなどの壁である。図1において被取付部材12より上側は、配電盤や中継ボックスの外である。以下において各部品を説明するにあたっては、便宜上、被取付部材12から配電盤や中継ボックスの外に向かう方向の一端側を先端側といい、これとは反対側を基端側という。
この実施の形態によるケーブルクランプ11は、被取付部材12を貫通するニップル14を備えており、このニップル14に後述する複数の機能部品を組付けて構成されている。
ニップル14は、円筒状に形成されており、図2に示すように、長手方向の中央部に位置するフランジ部15と、このフランジ部15より先端側(図2においては左下側)に位置する先端部16と、フランジ部15より基端側に位置する基端部17とによって構成されている。
フランジ部15は、先端部16および基端部17より径方向の外側に突出する大きさに形成されている。このフランジ部15には、工具(図示せず)を係合させるための係合面15aが形成されている。また、フランジ部15における基端側を指向する端面には、図1に示すように、環状溝18が形成されている。この環状溝18には、Oリング19が挿入されている。このOリング19は、フランジ部15と被取付部材12との間をシールするためのものである。
先端部16の外周部分には、図2に示すように、クランプ用雄ねじ20が形成されている。このクランプ用雄ねじ20には、後述する締付キャップ21(図1参照)が螺着される。
また、先端部16には、基端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなるテーパー面からなるニップル側受け面22が形成されている。この実施の形態においては、このニップル側受け面22が本発明でいう「第1のテーパー面」に相当する。この実施の形態においては、ニップル側受け面22に複数の第1のリブ23が設けられている。
これらの第1のリブ23は、ニップル側受け面22の径方向に延びる突条によって形成されており、ニップル側受け面22の周方向に一定の間隔をおいて並ぶ状態に設けられている。また、これらの第1のリブ23は、ニップル側受け面22の径方向の外側に向かうにしたがって次第に周方向の一方に位置するように傾斜している。この実施の形態においては、これらの第1のリブ23が請求項4記載の発明でいう「第1の突起」に相当する。
ニップル14の基端部17は、図1に示すように、被取付部材12の貫通穴12aに挿入可能な大きさに形成されている。この基端部17の外周部分には固定用雄ねじ24が形成されている。この固定用雄ねじ24には、基端部17が貫通穴12aに通された状態でロックナット25が螺着される。ロックナット25が基端部17に締め込まれることにより、被取付部材12がフランジ部15とロックナット25とによって挟まれ、図3に示すようにニップル14が被取付部材12に固定される。
ニップル14の内周部であって、フランジ部15の径方向の内側には、図1に示すように、内径が部分的に小さくなる内フランジ26が形成されている。この内フランジ26におけるニップル14の先端側には、ニップル14の長手方向とは直交する方向に延びる円環状の平坦面27が形成されている。
締付キャップ21は、図4および図5に示すように、上述したクランプ用雄ねじ20に螺合する雌ねじ31が形成された筒状の周壁部32と、この周壁部32の先端に接続された押圧部33とによって構成されている。
周壁部32の外側には、工具(図示せず)を係合させるための係合面32aが形成されている。
押圧部33は、周壁部32から先端側に向かうにしたがって次第に径が小さくなる形状に形成されている。この押圧部33の最も径が小さくなる部分には、ケーブル13が通される円形穴34が形成されている。
押圧部33の内側には、図1に示すように、先端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなるテーパー面からなるキャップ側受け面35が形成されている。この実施の形態においては、このキャップ側受け面35が本発明でいう「第2のテーパー面」に相当する。このキャップ側受け面35には、図5に示すように、複数の第2のリブ36が設けられている。これらの第2のリブ36は、キャップ側受け面35の径方向に延びる突条によって形成されており、キャップ側受け面35の周方向に一定の間隔をおいて並ぶ状態に設けられている。また、これらの第2のリブ36は、キャップ側受け面35の径方向の外側に向かうにしたがって次第に周方向の一方に位置するように傾斜している。第2のリブ36の個数は、第1のリブ23の個数より少ない。この実施の形態においては、これらの第2のリブ36が請求項4記載の発明でいう「第2の突起」に相当する。
この締付キャップ21と上述したニップル14の先端部16の中には、図1に示すように、ゴムブッシュ41と締付リング42とが設けられている。
ゴムブッシュ41は、ケーブル13の保持とシールとを行うためにケーブル13に密着するもので、ケーブル13を挿通可能な円筒状にゴム材料によって形成されている。なお、このゴムブッシュ41を形成する材料はゴム材料に限定されることはなく、弾性を有する材料であれば、プラスチック材料を用いることができる。この実施の形態においては、このゴムブッシュ41が本発明でいう「弾性体ブッシュ」に相当する。
ゴムブッシュ41は、図6に示すように、外径が異なる3つの機能部を有している。第1の機能部は、このゴムブッシュ41の先端を構成する余肉部43である。この余肉部43は、他の部分より外径が大きく、厚く形成されている。このように厚く形成されている理由は、ゴムの反力によりバランスよく収縮させるためである。
第2の機能部は、余肉部43に隣接して位置する小径部44である。この小径部44は、ゴムブッシュ41の他の部位より外径が小さく形成されている。この小径部44の外径は、後述する締付リング42が嵌合する径である。
第3の機能部は、小径部44より基端側に位置する円筒部45である。この円筒部45は、図1に示すように、ニップル14の内周部であって、内フランジ26より先端側に嵌合する形状に形成されている。このため、ゴムブッシュ41は、余肉部43と小径部44とを含む先端側の半部がニップル14の先端部16から突出するとともに、円筒部45の端面45aが内フランジ26の平坦面27に密着する状態でニップル14の中に挿入されている。
締付リング42は、可撓性を有する材料によって環状に形成されており、ゴムブッシュ41の小径部44に嵌合した状態でゴムブッシュ41とともにニップル14の先端部16に装着されている。締付リング42の基端部には、図1に示すように、基端側テーパー面46が形成されている。締付リング42の先端部には、先端側テーパー面47が形成されている。基端側テーパー面46は、ニップル14のニップル側受け面22に嵌合する形状に形成されている。先端側テーパー面47は、締付キャップ21のキャップ側受け面35に嵌合する形状に形成されている。この実施の形態においては、基端側テーパー面46が本発明でいう「第3のテーパー面」に相当し、先端側テーパー面47が本発明でいう「第4のテーパー面」に相当する。
締付リング42は、図7〜図9に示すように、周方向に並ぶ複数の押圧部51を有している。この実施の形態による締付リング42には、10個の押圧部51が設けられている。これらの押圧部51は、先端部どうしが互いに接続された第1の押圧片52と第2の押圧片53とを有し、先端側(図7においては上側)が凸になるV字状に形成されている。第1の押圧片52は、締付リング42の軸線方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜している。第2の押圧片53は、締付リング42の軸線方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜している。
これらの第1の押圧片52と第2の押圧片53との間には基端側スリット54が形成されている。この基端側スリット54は、締付リング42の基端に向かうにしたがって幅が次第に広くなる形状に形成されている。
第1の押圧片52の基端部は、隣り合う他の押圧部51の第2の押圧片53に接続されている。これらの第1および第2の押圧片52,53の基端部には、図5に示すように、上述した基端側テーパー面46が形成されている。
押圧部51における基端側スリット54より先端側となる先端側半部55は、図1および図7に示すように、基端側スリット54を有する基端側半部56と較べて締付リング42の内径が拡がる形状に形成されている。このため、先端側半部55の厚みは、基端側半部56より締付リング42の径方向において薄く形成されている。先端側半部55の内方には、ゴムブッシュ41の余肉部43が収容される。基端側半部56は、ゴムブッシュ41の小径部44に嵌合される。
このように複数のV字状の押圧部51が周方向に並ぶ締付リング42には、互いに隣り合う押圧部51どうしの間に先端側スリット57が形成される。この先端側スリット57は、締付リング42の先端に向かうにしたがって幅が次第に広くなる形状に形成されている。この先端側スリット57の最大幅W1(図7参照)は、上述した基端側スリット54の最大幅W2より大きい。
先端側スリット57の両側の壁面57a,57bは、図8に示すように、締付リング42の径方向の内側に向かうにしたがって次第に締付リング42の周方向の一方側に偏って位置する傾斜面である。この実施の形態による締付リング42においては、図5および図8に示すように、基端側スリット54の両側の壁面54a,54bも、先端側スリット57の壁面57a,57bが傾斜する方向と同一方向に傾斜する傾斜面になっている。
なお、これらのスリット54,57の壁面が傾斜する方向は、図9および図10に示すように、図7および図8に示した場合と較べて締付リング42の周方向において反対方向とすることができる。
上述したニップル14の第1のリブ23は、図3に示すように、基端側スリット54に係入する位置にそれぞれ設けられている。第1のリブ23は、締付リング42がニップル14に対して回転することを規制するためのものである。この実施の形態による第1のリブ23は、ニップル側受け面22における、締付リング42の全ての押圧部51(基端側スリット54)と対応する位置に設けられている。すなわち、ニップル側受け面22に10個の第1のリブ23が設けられている。これらの第1のリブ23は、締付リング42の軸線方向から見て、基端側スリット54の両側の壁面54a,54bと平行になるように傾斜している。このため、ニップル側受け面22に締付リング42の基端側テーパー面46が嵌合することにより、第1のリブ23が基端側スリット54に挿入されて締付リング42に係合する。この締付リング42がニップル14に対して回転するためには、これらの第1のリブ23を乗り越えなければならない。
一方、締付キャップ21の第2のリブ36は、図5に示すように、10箇所の先端側スリット57のうち、一部の先端側スリット57と対応する位置に形成されている。この第2のリブ36は、締付キャップ21のキャップ側受け面35に締付リング42の先端側テーパー面47が嵌合することにより、第2のリブ36が先端側スリット57に挿入されて締付リング42に係合する。
この実施の形態においては、後述する理由でキャップ側受け面35に3個の第2のリブ36が設けられている。この理由とは、締付リング42が締付キャップ21と一体に回転することを防ぐためである。詳述すると、締付リング42がニップル14側の第1のリブ23を乗り越えてニップル側受け面22に対して回るときの抵抗を、キャップ側受け面35の第2のリブ36が締付リング42に対して乗り越えて回るときの抵抗より大きくするためである。
この実施の形態においては、3個の第2のリブ36が同時に先端側スリット57に係合することはなく、締付キャップ21の回転に伴って第2のリブ36が一つずつ順番に先端側スリット57に係合する構成が採られている。なお、2個あるいは3個の第2のリブ36が同時に先端側スリット57に係合する構成を採ったとしても、1個の第2のリブ36が係合する場合と同等の効果が得られる。
このように構成されたケーブルクランプ11においては、図1に示すように、ニップル14の先端部16内にゴムブッシュ41と締付リング42とが収容されている状態で、この先端部16に締付キャップ21が作業者(図示せず)によってねじ込まれる。このように締付キャップ21がねじ込まれると、締付リング42がニップル14のニップル側受け面22と締付キャップ21のキャップ側受け面35とによって両側から押される。
この状態で締付キャップ21が更にねじ込まれると、締付リング21がニップル側受け面22とキャップ側受け面35とによって挟まれた状態で基端側に移動する。この締付リング21はゴムブッシュ41の小径部44に嵌合しているため、ゴムブッシュ41が締付リング21によって基端側に押され、ゴムブッシュ41の円筒部45の端面45aがニップル14の平坦面27に押し付けられた状態で密着する。ゴムブッシュ41の外を通る漏水ルートは、ゴムブッシュ41が平坦面27に密着することにより生じるシール作用でシールされる。
締付リング42にニップル側受け面22とキャップ側受け面35とから押圧力が加えられると、テーパー面どうしが押し付けられることにより生じるカムの作用によって、締付リング42の径が小さくなる。締付リング42の収縮時は、先ず、先端側スリット57と基端側スリット54の幅がそれぞれ狭くなるように締付リング42の押圧部51が変形し、締付リング42の径が小さくなる。締付リング42の径は、これらのスリット54,57の隙間がなくなるまで小さくなる。
図1に示すようにケーブル径が相対的に大きいケーブル13が通されている場合は、このように締付リング42の径が小さくなることによって、ゴムブッシュ41がケーブル13の周面の全域に密着した状態で圧縮される。
一方、ケーブル径が相対的に小さく、ゴムブッシュ41とケーブル13との間に隙間が生じている場合は、締付リング42の先端側と基端側とがそれぞれ収縮可能な状態で締付キャップ21がさらに締め込まれる。このような状態で、締付キャップ21のねじ込み量が増大すると、締付リング42の基端側の収縮が先端側より先に終了する。この理由は、基端側スリット54の最大幅W2が先端側スリット57の最大幅W1より小さいからである。基端側スリット54の最大幅W2は、締付リング42が径方向の収縮して基端側テーパー面46がニップル側受け面22から径方向の内側に脱落することがないような幅に設定されている。
このように締付リング42の基端部が収縮できない状態で締付キャップ21がさらに締め込まれると、締付リング42の先端側が締付キャップ21のキャップ側受け面35によって押され、先端側の径がさらに小さくなる。このとき、締付リング42は、各押圧部51が基端側を起点として先端側が径方向内側に移動するように傾斜することにより、円錐状に変形する。このように締付リング42が円錐状に変形することによって、図11に示すように、締付キャップ21が締付リング42の先端側テーパー面47を越えて締付リング42の外周面も径方向の内側へ押すことが可能になる。このように締付リング42の外周面が押されることにより、締付リング42の先端部の径をさらに小さくすることができる。この先端部の収縮は、先端側スリット57の隙間が0になるまで行われる。
この先端部の収縮が終了した状態においては、図12に示すように、締付リング42が円錐状になる。このため、この実施の形態によれば、締付リング42の先端部の最大径と最小径との差、すなわち使用可能なケーブル径の幅を大きくすることができる。先端側スリット57の最大幅W1は、最小径となるケーブル13にゴムブッシュ41が密着して十分に圧縮されるような幅に設定されている。
締付リング42の先端部がゴムブッシュ41の余肉部43を径方向の内側に向けて強く押すと、余肉部43の一部が軸線方向に押し出されるように変形する。
この実施の形態による締付リング42は、上述したように基端側スリット54の隙間がなくなるまで径方向に収縮する収縮動作と、押圧部51が傾斜して先端部の径が小さくなる傾斜動作との2段階の変形動作を行うものである。このため、大きな変形を収縮動作のみの1種類の変形動作で行う従来の締付リングと較べると、加えられる負荷が小さくなる。
また、この締付リング42においては、上述したように2段階の変形動作で変形するために、基端側が固定された状態で先端側が倒れるように変形する場合と較べると、ゴムブッシュ41が収縮により傾斜する部分の勾配が緩やかになる。この勾配は、図11中に角度αとして示すゴムブッシュ41の角度に相当する。
この実施の形態による先端側スリット57の両側の壁面57a,57bは、締付リング42の径方向の内側に向かうにしたがって次第に周方向の一方側に偏って位置する傾斜面である。
締付リング42が収縮するときに押圧部51は、これらの壁面57a,57bどうしが基端側から徐々に接触するように変位する。これらの壁面57a,57bは上述したように傾斜面であるから、この収縮時に押圧部51が締付リング42の軸心を中心とする螺旋に沿うように変位する。
このため、締付リング42が収縮するときにゴムブッシュ41が先端側スリット57の中に挟み込まれ難くなる。
このように構成されたケーブルクランプ11によれば、次の3つの理由からゴムブッシュ41のつぶれ方がいびつになることを防ぐことができる。
第1の理由は、締付リング42が2段階の変形動作で変形することによりゴムブッシュ41の傾斜する部分の勾配(角度α)が緩やかになるからである。
第2の理由は、厚い余肉部43が変形するときの反力により、ゴムブッシュ41の先端部が周方向にバランスよく収縮するためである。
第3の理由は、締付リング42の押圧部51が螺旋に沿うように変位してゴムブッシュ41が押圧部51どうしの間に噛み込まれることがないためである。
このため、このケーブルクランプ11によれば、ゴムブッシュ41のつぶれ方がいびつになるようなことがなく、ケーブル径が小さいケーブル13であってもゴムブッシュ41がケーブル13の全周に密着して高いシール性が得られる。
したがって、この実施の形態によれば、変形による応力を分散する構造により応力集中による自身の破壊を防ぎ、かつより多い可動域をもつ締付リング42により、ゴムブッシュ41の変形がいびつになることを防ぎながら、使用可能なケーブル径の幅を拡げることが可能なケーブルクランプを提供することができる。
この実施の形態による基端側スリット54の両側の壁面54a,54bは、先端側スリット57の壁面57a,57bが傾斜する方向と同一方向に傾斜する傾斜面である。
この実施の形態によれば、締付リング42が収縮するときに押圧部51の基端側も先端側と同様に、締付リング42の軸心を中心とする螺旋に沿うように変位する。
このため、締付リング42が収縮するときにゴムブッシュ41が基端側スリット54の中に挟み込まれ難くなる。
この実施の形態によるニップル14のニップル側受け面22には、締付リング42の押圧部51に係合する第1のリブ23が設けられている。締付キャップ21のキャップ側受け面35には、押圧部51に係合する第2のリブ36が設けられている。締付リング42が第1のリブ23を乗り越えてニップル側受け面22に対して回るときの抵抗は、キャップ側受け面35の第2のリブ36が締付リング42に対して乗り越えて回るときの抵抗より大きい。
このため、締付キャップ21をニップル14にねじ込むときに締付リング42が締付キャップ21と一体に回ることがない。また、締付キャップ21が緩むときには第1のリブ23と第2のリブ36とが回り止めとして機能する。
したがって、この実施の形態によれば、締付キャップ21をねじ込むときに回転力が締付リング42を介してゴムブッシュ41に伝達されることがないから、ゴムブッシュ41のねじれが防止されて防水性能がより一層高くなるケーブルクランプを提供することができる。また、締付キャップ21が緩むことがないから、ケーブル13の保持とシールの両方について信頼性が高いケーブルクランプを提供することができる。
この実施の形態による第1のリブ23は、締付リング42の全ての押圧部51に係合する位置に設けられている。このため、収縮時に締付リング42の全ての押圧部51に荷重が均等に加えられるから、全ての押圧部51が均等に収縮する。この結果、締付リング42がゴムブッシュ41を偏りなく押圧するから、シール性がさらに向上する。
上述した実施の形態においては、第2のリブ36の個数を第1のリブ23の個数より少なくして第2のリブ36が締付リング42を乗り越えるときの抵抗を変える例を示した。しかし、本発明は、このような限定にとらわれることはない。例えば、第1のリブ23を第2のリブ36より大きく形成してこれらのリブを締付リング42が乗り越えるときの抵抗を変えることもできる。この構成を採る場合は、第1のリブ23と第2のリブ36の個数を一致させることができる。
上述した実施の形態においては、ニップル14と締付キャップ21とをプラスチック材料によって形成する例を示した。しかし、ニップル14と締付キャップ21は、金属材料によって形成することができる。
11…ケーブルクランプ、14…ニップル、16…先端部、20…クランプ用雄ねじ、21…締付キャップ、22…ニップル側受け面(第1のテーパー面)、23…第1のリブ(第1の突起)、31…雌ねじ、35…キャップ側受け面(第2のテーパー面)、36…第2のリブ(第2の突起)、41…ゴムブッシュ(弾性体ブッシュ)、42…締付リング、46…基端側テーパー面(第3のテーパー面)、47…先端側テーパー面(第4のテーパー面)、51…押圧部、52…第1の押圧片、53…第2の押圧片、54…基端側スリット、54a,54b…壁面、57…先端側スリット、57a,57b…壁面。

Claims (5)

  1. 円筒状に形成され、先端部の外周部分に雄ねじが形成されかつ内周部分に基端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなる第1のテーパー面が形成されたニップルと、
    前記雄ねじに先端側から螺合する雌ねじが形成されかつ先端側へ向かうにしたがって次第に径が小さくなる第2のテーパー面が形成された締付キャップと、
    円筒状に形成され、先端部が前記ニップルの前記先端部から突出する状態で前記ニップルの中に挿入された弾性体ブッシュと、
    可撓性を有する材料によって環状に形成されるとともに、基端部に前記第1のテーパー面に嵌合する第3のテーパー面が形成されかつ先端部に前記第2のテーパー面に嵌合する第4のテーパー面が形成され、前記弾性体ブッシュの前記先端部の外周部分に嵌合した締付リングとを備え、
    前記締付リングは、周方向に並ぶ複数の押圧部を有し、
    前記押圧部は、
    前記締付リングの軸線方向に延びるとともに周方向の一方に向けて傾斜する第1の押圧片と、
    前記軸線方向に延びるとともに周方向の他方に向けて傾斜する第2の押圧片とによって先端側が凸になるV字状に形成され、
    互いに隣り合う前記押圧部どうしの間に生じる先端側スリットの最大幅は、各押圧部の前記第1の押圧片と前記第2の押圧片との間に生じる基端側スリットの最大幅より大きいことを特徴とするケーブルクランプ。
  2. 請求項1記載のケーブルクランプにおいて、
    前記先端側スリットの両側の壁面は、前記締付リングの径方向の内側に向かうにしたがって次第に前記周方向の一方側に偏って位置する傾斜面であることを特徴とするケーブルクランプ。
  3. 請求項2記載のケーブルクランプにおいて、
    前記基端側スリットの両側の壁面は、前記先端側スリットの壁面が傾斜する方向と同一方向に傾斜する傾斜面であることを特徴とするケーブルクランプ。
  4. 請求項1ないし請求項3のうちいずれか一つに記載のケーブルクランプにおいて、
    前記第1のテーパー面には、前記押圧部に係合する第1の突起が設けられ、
    前記第2のテーパー面には、前記押圧部に係合する第2の突起が設けられ、
    前記締付リングが第1の突起を乗り越えて前記第1のテーパー面に対して回るときの抵抗は、前記第2のテーパー面の前記第2の突起が前記締付リングに対して乗り越えて回るときの抵抗より大きいことを特徴とするケーブルクランプ。
  5. 請求項4記載のケーブルクランプにおいて、
    前記第1の突起は、前記締付リングの全ての前記押圧部に係合する位置に設けられていることを特徴とするケーブルクランプ。
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