JPH0545838B2 - - Google Patents

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JPH0545838B2
JPH0545838B2 JP20175488A JP20175488A JPH0545838B2 JP H0545838 B2 JPH0545838 B2 JP H0545838B2 JP 20175488 A JP20175488 A JP 20175488A JP 20175488 A JP20175488 A JP 20175488A JP H0545838 B2 JPH0545838 B2 JP H0545838B2
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JP
Japan
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groove
conical surface
stopper
pipe
center
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Tooru Sakakibara
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は管継手本体の両端開口部より管を挿入
するだけで管の接続ができる管接続装置に関する
ものである。
〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕
従来、配管等での管の接続では種々なものが存
在している。例えば、テーパー面と球体との相関
関係を活用し、これを継手に活用した管接続装置
が、特公昭45−5305号公報、特公昭49−10013号
公報等で存在し多く用いられている。これ等の装
置はナツトを回転して管を締付け、管の引抜け防
止及び気密性を保持する構造で、締付け方式によ
るものであるためナツトの回転数が多く、手狹の
作業現場では不便で、そのため使用者側としては
取扱いの簡素化と廉価が要求されてきた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は斯様な実情に鑑み、この問題を解決す
るために発明したもので、即ち、両端挿入口の内
側に、挿入口から遠ざかるに従つて拡口した円錐
面を有する溝と、中央部にストツパーを嵌着する
溝を周設し、前記円錐面を有する溝には、円錐面
と球体との相関関係で挿入口から挿入した管の抜
けを防止する目的の複数の転動球体を配装した保
持部材を介装し、また中央のストツパー溝にスト
ツパーを嵌着する構成は従来と差程の変化はない
が、本体の内面に設けられたストツパー溝と前記
円錐面を有した挿入口側の溝との間の内面に、中
央に向けて狹くした円錐面を有した溝を周設し、
この溝には鋸刃状に傾斜させて突出された弾性材
からなるベロー筒状パツキング体とゴムリングを
内蔵し、挿入する管の端末でベロー型筒状パツキ
ング体を円錐面に沿つて押込み管の外周にベロー
型筒状パツキング体を密着すると共にゴムリング
を溝の端部に密着させることを特徴とした管接続
装置で、継手本体の両端開口部より管を挿入する
だけで簡単に、所謂ワンタツチ方式で管の接合が
できるようにしたもので、作業能率の向上と、構
造簡易化による廉価を目的に提供するものであ
る。
〔実施例〕
以下本発明に係る管接続装置の実施例を添付図
面に基いて具体的に説明する。
第1図において1は円筒形継手本体で、この本
体1の両端挿入側の内壁には、任意の角度をもつ
て挿入口2から遠ざかるに従つて拡口した円錐面
3を有する溝4を周設し、この溝4内には適宜の
間隔をおいて多数孔5を設け、これに球体5aを
転動自在に配装し、伸縮可能なジヤバラ式で弾性
作用をする保持部材6を介装し、更に本体1の略
中央部にはストツパー7を嵌着する溝8を周設し
てある。
前記保持部材6に配装されている球体5aの配
列内径寸法は、原形においては、管Pの外径寸法
より若干大であるがこれを本体1の円錐面3に嵌
着位置させる時は接続する管Pの外径寸法より小
径となるので管Pが挿入される場合、管Pの端末
が配列された球体5aを本体1の円錐面3に沿つ
て挿し込む時は、球体5aの配列内径寸法は原形
に復し、管Pの外径寸法より大となるので、管P
の挿入を容易とし、また球体はジヤバラ式スプリ
ングの復元作用により常に本体1の開口部方向に
押出され円錐面3と管Pの外周面間において噛み
の状態となつて管Pの引抜けを防止する構造とし
てある。
特に本願の主点として即ち本体1の前記ストツ
パー7と溝4の間には、内面に、中央部に向けて
狹くした円錐面9を設けた溝10を周設し、この
溝10内には後記ベロー型筒状パツキング体11
とゴムリング12を配装する。
ベロー型筒状パツキング体11は、内周に適当
な間隔をおいて内方向に多数条の傾斜させた鰭片
11aを突出させ、鋸刃状に成形された弾性材か
ら成り、ベロー型筒状パツキング体11の原形に
おける内径は管Pの端末が極めて容易に挿入可能
の内径寸法となつているが、ベロー型筒状パツキ
ング体11を中央部に向けて挾くした円錐面9を
設けた溝10に嵌着するときは、円錐面9の嵌合
部分は中央に向けて漸次内径が小となるので、こ
の状態で管Pを挿込めば、鰭片11aの先端は本
体1の円錐面9によつて管Pの外周面に押圧密接
するようになつている。またゴリング12は嵌装
位置での正規寸法よりも若干大として、張りの状
態で嵌着してある。
〔作 用〕
本発明は前記の構成で明らかなように、接続せ
んとする管Pを継手本体1の左右端側より中央ス
トツパー7の位置まで挿入する。この場合本体1
の端部側の溝4には、球体5aを配した保持部材
6を介装し、一端は溝4の側壁13で受止めら
れ、他端はジヤバラ式弾性力により押されて円錐
面3の端部に位置している。従つて溝4内にある
保持部材6に配した球体5aの内径は管Pの外径
より小さくなつている。そのため管Pを挿入する
時には一時抵抗を生じて球体5aは移動するが、
球体5aはジヤバラ式スプリングにより伸縮性を
保持する保持部材6に配装してあるため僅かの力
を加えれば管Pは球体5を円錐面3の拡大部方向
に移動させ押し込むことができ管Pは容易に挿入
できる。このようにして管Pを挿入すると、一方
球体5aはジヤバラ式スプリング作用で原形位置
に復元しようとして常に管Pに密着し、円錐面3
と管Pの間で常に噛合状態となつている。更に管
Pを押込むときベロ型筒状パツキング11の鰭片
は円錐面9に沿つて収縮され、その内径寸法は管
Pの外径寸法より若干小となつているので、管P
の端末が接触して押込められれば、ベロ型筒状パ
ツキング11は円錐面9に沿つて径の小なる方向
に押込まれ密着性を増大し、更にゴムリング12
は管Pと、ベロー型筒状パツキング体11及び円
錐面9の本体1中央方向端末の間に介在し相互間
の密接気密性を保つ働きをなす。即ち、この管P
を押込んだ状態においては管に対する外圧の場合
は、管に加わる外圧力が強ければ強い程益々ベロ
ー型筒状パツキング体11を円錐面9の狭い方向
に押込み密着させるのである。即ち管Pを本体1
に挿入するだけで接続ができ、管の引抜防止及び
気密性を充分発揮できるのである。
〔効 果〕
本発明は上述のように、円筒体の両端挿入口の
内側に、挿入口から遠ざかるに従つて拡口した円
錐面を有する溝と、中央部にはストツパーを嵌着
する溝を周設してストツパーを嵌着し、前記円錐
面を有する溝には、円錐面と球体との相関関係で
挿入口から挿入した管の抜けを防止する目的の複
数の転動自在の球体を配装した保持部材を介装
し、更にストツパー溝と前記円錐面を有した溝の
間の内面に、中央に向けて狹くした円錐面を有す
る溝を周設し、この溝には、内周に多数の鋸刃状
に傾斜させた突条片を周設し、しかも溝内には中
央に向けて漸次内径が小となる弾性のベロー型筒
状パツキング体及び円錐面端末においてパツキン
グの密着を助けるゴムリングを介装したことを特
徴とした管接続装置であり、接続する管を夫々継
手本体の両端より中央ストツパーまで挿入すれば
管の端末は保持部材に配した球体を押開いて挿込
まれると共に、ベロー型筒状パツキング体の内側
に周設した鋸刃状に傾斜させた突条片を円錐面と
の相関関係で管の外周面に圧接密着し、また管に
対する外圧の場合は、管にかかる外圧力によりベ
ロー型筒状パツキング体を円錐面の狭い方向に押
し込む働きをするので、外圧が加われば加わる程
耐圧力が増大する一方、ゴムリングを挿入し介在
させれば円錐面端末における密着を助け充分な気
密性を発揮することができるようになつている。
また管の引抜防止については保持部材に配した球
体は、蛇復式スプリングの伸縮性による復元作用
で円錐面と管の間にあつて管の外周に喰い込み引
抜防止力を発揮するのである。即ち本願の構成は
管を挿入するだけで管の接続を完成し、管の引抜
防止力と気密性を自動的に発揮し得る作用を潜在
するもので、工事は迅速に進展し、従つて経済的
にも非常に有利となるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係る管接続装置の実施例を示し
たもので、第1図で、一端側は、管を中央ストツ
パまで挿入した状態を示し、他端は管の挿入時を
示したものである。第2図はベロー型筒状パツキ
ングの拡大縦断側面図、第3図は第2図の正面
図、第4図は保持部材の拡大断面図である。 1…円筒形継手本体、2…挿入口、3,9…円
錐面、4,8,10…溝、5…孔、5a…球体、
6…保持部材、7…ストツパ、11…ベロー型筒
状パツキング体、11a…鰭片、12…ゴムリン
グ、P…管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 円筒体の両端挿入口の内側に、挿入口から遠
    ざかるに従つて拡口した円錐面を有する溝と、中
    央部にはストツパーを嵌着する溝を周設してスト
    ツパーを嵌着し、前記円錐面を有する溝には、円
    錐面と球体との相関関係で内筒体の両端挿入口か
    ら挿入した管の抜けを防止する目的の複数の転動
    球体を配装した保持部材を介装し、特に独創的な
    構成としてストツパー溝と前記円錐面を有した溝
    の間の内面に、中央に向けて狹くした円錐面を有
    した溝を周設し、この溝には内周に多数の鋸刃状
    に傾斜させた突条片を周設し、しかも溝内では、
    中央に向けて漸次内径が小となる弾性のベロー型
    筒状パツキング体及び円錐面端末においてパツキ
    ングの密着を助けるゴムリングを介装したことを
    特徴とした管接続装置。
JP20175488A 1988-08-12 1988-08-12 管接続装置 Granted JPH0251695A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20175488A JPH0251695A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 管接続装置

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JP20175488A JPH0251695A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 管接続装置

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Publication Number Publication Date
JPH0251695A JPH0251695A (ja) 1990-02-21
JPH0545838B2 true JPH0545838B2 (ja) 1993-07-12

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JP20175488A Granted JPH0251695A (ja) 1988-08-12 1988-08-12 管接続装置

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US5653480A (en) * 1993-03-19 1997-08-05 Bridgestone Flowtech Corporation Pipe coupling
JPH0830548B2 (ja) * 1993-06-08 1996-03-27 榊原 明 管の接続装置
JP4809786B2 (ja) * 2007-02-06 2011-11-09 株式会社ニチベイ ブラインド

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