JPH078951Y2 - コルゲート管の継手構造 - Google Patents

コルゲート管の継手構造

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JPH078951Y2
JPH078951Y2 JP8332790U JP8332790U JPH078951Y2 JP H078951 Y2 JPH078951 Y2 JP H078951Y2 JP 8332790 U JP8332790 U JP 8332790U JP 8332790 U JP8332790 U JP 8332790U JP H078951 Y2 JPH078951 Y2 JP H078951Y2
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JP
Japan
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corrugated pipe
joint structure
stop ring
annular band
band groove
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Expired - Lifetime
Application number
JP8332790U
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JPH0441194U (ja
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博明 入岡
昌和 西村
亨 野田
信 片桐
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はコルゲート管の継手構造に関し、詳細には挿口
部が受口部から抜け出すのを防止でき、且つ該挿口部が
受口部内で管軸長手方向へ移動できる様に構成されたコ
ルゲート管の伸縮自在継手構造に関するものである。
[従来の技術] コルゲート管の継手構造として本出願人には先に実願平
1−91831号(実開平3−30692号公報)を提案してい
る。第5図は上記出願に係る継手構造の一例を示す断面
説明図である。ソケット状筒体3の両端に受口部1,1を
形成し、該受口部1の内部にコルゲート管20の挿口部2
を挿入接合する。前記コルゲート管20は山部21と谷部22
が交互に連続形成されてなるものであり、コルゲート管
先端の谷部22にはC字形の止めリング4が遊嵌されると
共に、山部ひとつを挟んで隣接する他の谷部22には環状
のゴム製パッキン5が嵌装される。また受口部1の内周
側には、前記止めリング4の幅と略同一の幅を有して該
止めリング4と嵌合する環状帯溝31が形成される。従っ
て前記止めリング4及びパッキン5を嵌装した挿口部2
を受口部1内へ挿入することにより、外側へ拡開しよう
とする止めリング4が上記環状帯溝31内に嵌め込まれ
て、挿口部2が受口部1に対して軸長手方向へ移動しな
い様に係止される。
[考案が解決しようとする課題] ところで上記コルゲート管20は地盤の変動や熱膨張等に
より、管軸長手方向に移動しようとすることがある。し
かるに上記の様な継手構造であると、受口部1と挿口部
2は止めリング4によって鍵が掛けられた様な状態とな
り、伸縮自在性を完全に喪失してしまうので、コルゲー
ト管20を移動させようとする力が非常に大きくなってく
ると、止めリング4によってコルゲート管々壁の損傷事
故を招くという恐れがあった。
そこで本考案者らは挿口部の抜け出し防止機能を発揮す
ると共に、受口部と挿口部が相対的に軸長手方向へ伸縮
移動できる様なコルゲート管の継手構造を提供する目的
で工夫を重ね、本考案を完成した。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成した本考案は、挿口部の谷部には拡径時
にその外周が山部より突出する寸法のC字形止めリング
を遊嵌すると共に、前記受口部には上記止めリングの幅
より十分広幅の環状帯溝を形成し、上記止めリングの遊
嵌部が前記環状帯溝内で軸長手方向へ移動自在である様
に構成されてなることを要旨とするものである。
[作用及び実施例] 第1図は本考案の代表的な実施例を示す一部破断側面図
である。両受けソケット状の筒体3の両側は受口部1,1
として構成され、該筒体3の内周中央部には、後述する
止めリング4,4の幅より広幅の環状帯溝31が形成され
る。コルゲート管20における挿口部2A,2Bの谷部22には
第5図と同様にC字形の止めリング4及び環状パッキン
5が各々嵌装され、各止めリング4は拡開状態で上記環
状帯溝31内へ嵌装される。この図例においては両端の受
口部1,1における環状帯溝31を夫々筒体3の中央部分ま
で延長し、中央部分全体を占める様に一体の広幅帯溝と
して形成したものを示しているが、夫々が十分に広幅の
ものであれば左右の受口に分けて2本の広幅の環状帯溝
を独立して形成したものであっても良い。
第2図は止めリング4の一例を示す側面図であり、中心
角が70度前後の切欠き4aが形成され、外力を作用しない
状態での外径が前記環状帯溝31の内径より若干大きく設
定される。また該止めリング4の断面形状は特に制限さ
れず任意の形状に形成され、代表例としては第3図
(a)〜(c)に示す様なものが挙げられる。該止めリ
ング4は塩化ビニル樹脂などの合成樹脂材料の他、金属
製や複合材料製のもの等であっても良い。
上記挿口部2A,2Bを受口部1,1内に挿入接合するに当たっ
ては、予め挿口部2A,2Bにパッキン5及び止めリング4
を嵌装し、この止めリング4を縮径しながら受口部1の
入口端より奥側へ進入させ、止めリング4が環状帯溝31
内に嵌入したところで挿込みを完了する。尚筒体3の両
端部は先端部へ向かって徐々に拡径するテーパ部32,32
を形成し、止めリング4等の挿入を行ない易くしておく
ことが推奨される。
この様な構成からなる筒体3を管継手として利用する
と、その両端部から挿入接合される挿口部2A,2Bは、そ
れらの端面2A1,2B1同士が当接されるまでの範囲内で、
筒体3の内部で管軸長手方向へ自由に移動することがで
き、一方挿口部2A,2Bの抜き出し方向への移動は環状帯
溝31の側面31a,31bが止めリング4の側面に当接するこ
とによって規制される。従って挿口部2A,2Bは図例の符
号gに示す範囲内で伸縮自在である。
第4図は他の実施例を示す説明図であり、止めリング4
とパッキン5は離れた位置に設けることにより、挿口部
2の移動範囲を広くしたものである。この例においてパ
ッキン5は環状帯溝31内へ落ち込むことはなく、また受
口部1より抜け出してしまうこともない。
上記例においては両受カラータイプの管継手を示した
が、本考案はこの例に限定されず、その他片受片挿タイ
プの継手構造にも適用される。
[考案の効果] 本考案は以上の様に構成されているので、挿口部と受口
部は相対的に管軸長手方向へ伸縮移動自在でありなが
ら、受口部より挿口部が抜け出すことがない。従ってコ
ルゲート管の軸長手方向の変動により管体が簡単に損傷
を生じる様なことはなくなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の代表的な実施例を示す一部破断側面
図、第2図は止めリングの一例を示す側面図、第3図
(a)〜(c)は止めリングの断面形状を示す説明図、
第4図は本考案の他の実施例を示す一部破断説明図、第
5図は従来の継手構造の例を示す断面説明図である。 1…受口部、2,2A,2B…挿口部 3…筒体、4…止めリング 5…パッキン、31…環状帯溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 片桐 信 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タビニルパイプ工場内 (56)参考文献 実開 平3−30692(JP,U) 実開 昭57−19282(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】コルゲート管の挿口部を受口部内に挿入接
    合するコルゲート管の継手構造であって、 前記挿口部の谷部には拡径時にその外周が山部より突出
    する寸法のC字形止めリングを遊嵌すると共に、前記受
    口部には上記止めリングの幅より十分広幅の環状帯溝を
    形成し、上記止めリングの遊嵌部が前記環状帯溝内で軸
    長手方向へ移動自在である様に構成されてなることを特
    徴とするコルゲート管の継手構造。
JP8332790U 1990-08-06 1990-08-06 コルゲート管の継手構造 Expired - Lifetime JPH078951Y2 (ja)

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JP8332790U JPH078951Y2 (ja) 1990-08-06 1990-08-06 コルゲート管の継手構造

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JPH0441194U JPH0441194U (ja) 1992-04-08
JPH078951Y2 true JPH078951Y2 (ja) 1995-03-06

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KR100901002B1 (ko) * 2008-07-16 2009-06-04 (주) 삼정디씨피 합성수지관 연결장치
JP5234940B2 (ja) * 2008-08-18 2013-07-10 建東 張 管継手

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