JPH04125389A - フレキシブル管用継手 - Google Patents

フレキシブル管用継手

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JPH04125389A
JPH04125389A JP24258590A JP24258590A JPH04125389A JP H04125389 A JPH04125389 A JP H04125389A JP 24258590 A JP24258590 A JP 24258590A JP 24258590 A JP24258590 A JP 24258590A JP H04125389 A JPH04125389 A JP H04125389A
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Takashi Tamura
隆 田村
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 J産業上の利用分野] この発明は、蛇腹状をなすフレキシブル管の接続に用い
られるフレキシブル管用継手に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の継手は、−61面に接続孔が形成された
継手本体と、この継手本体の一端部に螺合されるととも
に、その中央部にフレキシブル管(以下、フレキ管とい
うこともある。)が挿通される貫通孔が形成された袋ナ
ツトと、フレキ管の外周面に嵌めあわされる一対のリテ
ーナとを備えており、フレキ管を次のようにして接続す
るようになっている。
すなわち、接続に際しては、袋ナツトおよび一対のリテ
ーナを継手本体から予め取り外しておく。
次に、フレキ管の先端部(接続する側の端部)を袋ナツ
トの貫通孔に挿通し、袋す、トを貫通したフレキ管の先
端部外周面でその先端から2〜3山程度後瑞側に一対の
リテーナを嵌め合わせる。その状態てフレキ管およびリ
テーナを継手本体の接続孔に挿入する。次に、袋ナツト
を継手本体に螺合し、袋ナツトによって一対のリテーナ
を接続孔の底部側へ押圧する。すると、フレキ管の先端
か接続孔の底面に押し付けられる。その後、さらに袋ナ
ツトをねし込むと、フレキ管のうちの接続孔の底面とリ
テーナとの間に位置する2〜3山か押し潰される。これ
によって、フレキ管が継手に接続されるのである。
ところか、このような継手においては、フレキ管を接続
するに際し、袋ナツトに対するフレキ管の挿通、一対の
リテーナのフレキ管に対する嵌め合わせ、フレキ管およ
びリテーナの接続孔への挿入、並びに袋ナツトの継手本
体への螺合および締め付は等を行わなければならず、接
続に多大の手間を要するという問題があった。
このような問題を解消するために、実公平2−1167
9号公報に記載の継手か提案されている。
この継手は、袋ナツトの貫通孔の内部に一対のリテーナ
をばねを介して開閉回動可能に設けたものであり、袋ナ
ツトを継手本体に螺合させた状態で、フレキ管を貫通孔
に挿入すると、フレキ管によって一対のリテーナかばね
の付勢力に抗して開回動せしめられる。この結果、一対
のリテーナ間にフレキ管を挿入することか可能になる。
そして、フレキ管を一対のリテーナ間を通して接続孔の
底面まで挿入すると、フレキ管の2〜3山かりテーナか
ら突出した状態になるとともに、フレキ管の山部とリテ
ーナの谷部とが対向するようになる。したかって、ばね
の付勢力によって一対のリテーナがフレキ管の外周に嵌
め合わされる。その後、袋ナツトを締め付けると、フレ
キ管か継手本体に押圧され、接続される。
したがって、この継手によれば、フレキ管を袋ナツトの
貫通孔を経て接続孔に挿入し、その後袋ナツトを締め付
けるたけて事足りる。よって、接続に要する手数を少な
くすることかできる。
5発明か解決しようとする課題巳 しかしながら、上記公報に記載にカスコックにおいては
、フレキ管の挿入に多大の労力を要するという問題かあ
った。
すなわち、フレキ管を挿入して一対のリテーナを開回動
させるに際しては、フレキ管の山部の側面でリテーナの
山部の側面を押すことにより、リテーナをばねの付勢力
に抗して開回動させることになる。この場合、フレキ管
の軸線と山部の側面とのなす角度か大きいため、フレキ
管の挿入によるリテーナに対する開園動力は小さなもの
である。
換言すれば、リテーナに対する開園動力か小さいため、
フレキ管を大きな力をもって挿入しなければならず、フ
レキ管の挿入に多大の労力を要し、フレキ管をスムース
に挿入することかできないという問題かあった。
+611・上等1−へ富\て榊焙誌ヱ;の寥面lご空龜
当たるまで挿入する必要かあるか、フレキ管か接続孔の
底面に突き当たっているか否かは、フレキ管を挿入する
ことかできなくなったことよって判断することになる。
ところか、フレキ管の山部かリテーナの山部を越える際
に多大の力を要するため、フレキ管か接続孔の底面に突
き当たっていないにも拘わらず、突き当たっているもの
と誤って判断することかある。このような場合には、フ
レキ管のリテーナからの突出量か少なくなり過きたり、
あるいはフレキ管かりテーナから全く突出していない事
態を招来し、そのような状態でフレキ管を接続すると、
接続か不完全になり、ガス漏れの原因になるという問題
かあった。
この発明は、上記問題を解消するためになされたもので
、フレキ管の接続に要する手数を少なくすることかでき
るのは勿論のこと、フレキ管を継手本体の接続孔に容易
に挿入することができ、しかもフレキ管を確実に接続す
ることができる継手を提供することを目的とする。
[埋顯本U準オスための工陪] この発明は、上記の目的を達成するために、端面に蛇腹
状をなすフレキシブル管が挿入される接続孔か形成され
た継手本体と、この継手本体の接続孔が開口する一端部
に螺合され、中央部に前記フレキシブル管が挿通される
貫通孔か形成された締付部材と、前記フレキシブル管の
先端面から1山以上後端側へ向かった外周に嵌め合わさ
れる一対のリテーナとを備え、前記締付部材によって前
記一対のリテーナを前記接続孔の底部側へ押圧し、リテ
ーナから突出したフレキシブル管の先端部を接続孔の底
面に押し付けて潰すことにより、フレキシブル管を継手
本体に接続するようにしたフレキシブル管用継手におい
て、前記接続孔の内部に配置され、前記一対のリテーナ
を、それらの間に前記フレキシブル管を挿入し得るよう
に互いに離間した状態で保持するとともに、前記フレキ
シブル管を前記締付部材の貫通孔を通して前記接続孔内
に挿入し、前記一対のリテーナ間を貫通させた際に、前
記一対のリテーナから突出した先端部によって前記リテ
ーナの保持が解除されるリテ−す保持体と、前記一対の
リテーナを互いに接近するように付勢する弾性部材とを
設けたことを特徴とするものである。
[作用] フレキ管を接続するに際しては、フレキ管を締付部材の
貫通孔を貫通させて、接続孔の内部に挿入する。
このとき、一対のリテーナかりテーナ保持体により、そ
れら一対のリテーナ間にフレキ管を挿入し得る程度に離
間して保持されているので、フレキ管は接続孔にスムー
スに進入する。そして、フレキ管か一対のリテーナの間
を貫通して、その先端が所定の位置に達すると、例えば
フレキ管の先端側の2〜3山かりテーナを貫通すると、
フレキ管の先端部によってリテーナ保持体による一対の
リテーナの保持か解除される。すると、一対のリテーナ
はばねによって互いに接近せしめられ、フレキ管の外周
に嵌め合わされる。その後、締付部材をねじ込むと一対
のリテーナか接続孔の底面側へ移動し、リテーナと接続
孔の底面との間のフレキ管の2〜3山を潰す。これによ
って、フレキが継手に接続される。
[実施例] 以下、この発明の一実施例について添付の第1図ないし
第8図を参照して説明する。なお、第1図はこの発明に
係るフレキ管用継手の全体構成を示すものであり、第1
図(A)はその平面図、第1図(B)、(C)はそれぞ
れ第1図(A)のB−B矢視、C−C矢視断面図である
第1図から明らかなように、この実施例の継手Aは、継
手本体1、袋ナツト(締付部材)2、一対のリテーナ3
,4、リテーナ保持体5およびばね6を主な構成要素と
している。
継手本体1は、第3図(A)、(B)、(C)に示すよ
うに、その外周面の一端部(以下、上端部という。)に
袋ナツト2が螺合される雄ねじ部10が形成され、その
中間部に断面六角形状のスパナ掛は部11が形成され、
その他端部(以下、下端部という。)に鉄製のガス管(
図示せず)等が接続されるテーパねじ部12が形成され
ている。また、継手本体1には、その軸線上を上端面か
ら下方へ向かって延びる接続孔13、および接続孔13
の底面13aから下端面まて延ひるガス孔14か形成さ
れている。
接続孔13の内周面の中間部には、2つの突出部15.
15か接続孔13の周方向に180°離間して形成され
ている。各突出部15.15の内側を向く側面15a、
15aは、継手本体lの軸線と平行で、かつ互いに平行
な平面とされている。
側面15aの中央部には、上端側か開放された凹部16
が形成されている。また、2つの突出部15.15の各
下端部間には、薄板状突出部1717が形成されている
。各薄板状突出部17,17の内側を向く側面17a、
17aは、接続孔13と同心の円弧面とされており、そ
れらによって形成される直径は、2つの突出部−15,
15間の距離より大径になされている。さらに、接続孔
13の底面には、環状突起18かガス孔15の開口部を
囲うようにして形成されている。この環状突起18の外
径は、フレキ管Pの山部における外径とほぼ同一か若干
大径に形成されている。環状突[18の外周面の先端部
には、環状凹部19が形成されている。この環状凹部1
9の底面における直径は、フレキ管Pの山部における直
径よりも小さく、かつ谷部における直径より大きくなさ
れている。したかって、接続孔13とフレキ管Pとの軸
線を互いに一致させた状態で、フレキ管P接続孔13に
挿入すると、フレキ管Pの先端面か環状突起18の先端
面に必ず突き当たることになる。
なお、接続孔13の底面13aには、環状突出部18の
外周面に嵌合したコム等の樹脂からなるパンキン7が装
着されている。
袋ナツト2は、第4図(A)、(B)に示すように、そ
の中央部に軸線方向に貫通する貫通孔20か形成されて
いる。この貫通孔20は、上端側の案内孔21とこの案
内孔21より大径の大径孔22とから構成されている。
案内孔21は、この継手Aに接続すべきフレキ管P(第
2図参照)の外径より僅かに大径になされている。一方
、大径孔22は、その下端部に継手本体1の雄ねじ部1
0に螺合される雌ねじ部23か形成されている。また、
大径孔22の底面には、案内孔21の開口部を囲う環状
突出部24か形成されている。この環状突出部24の下
端内周部、つまり案内孔21の下端開口部には、軸線と
のなす角度かほぼ45°である押圧面25か環状に形成
されている。
リテーナ3,4は、第5図(A)〜(E)に示すように
、判割り円筒状をなすものであり、両者によって略円筒
をなすように、互いに対向して配置される。しかも、両
者は互いに同一形状になされている。そこで、ここでは
リテーナ3についてのみ説明することとし、リテーナ4
のリテーナ3と同様な部分については、リテーナ3に付
した2桁の数字のうち十の位の数字3を4に変えて表示
することとし、その説明を省略する。
リテーナ3の内周面は、接続すべきフレキ管Pの外周面
に対応した蛇腹状に形成されている。リテーナ3のリテ
ーナ4と対向する各側面30には、その外周側に凹陥部
31か形成されている。
また、リテーナ3の外周面には、平面部3232および
平取り面33か形成されている。平面部32.32は、
側面31.31に隣接してそれぞれ形成されており、互
いに平行になされている。
しかし、両手面部32.32間の幅は、継手本体1の2
つの突出部15.15間の距離と同等か若干狭くなって
いる。一方、平取り面33は、平面部32から周方向に
ほぼ90°離間した箇所に形成されている。また、リテ
ーナ3の外周面の上端部には、鍔部34か形成されてい
る。
また、リテーナ3の軸線方向における中間部には、側面
31.31から周方向に延ひるスリット35.35かそ
れぞれ形成されている゛。さらに、リテーナ3の外周面
と上端面との交差部には、リテーナ3の軸線とのなす角
度かほぼ45°である受圧面36か形成され、外周面と
下端面との交差部にはテーバ面37か形成されている。
リテーナ保持体5は、柔軟性を有する樹脂からなるもの
であり、第6図(A)〜(D)に示すように構成されて
いる。すなわち、リテーナ保持体5は、その下端部に短
い円筒部50を備えている。この円筒部50は、その内
径か継手本体1の環状突起18の外径とほぼ同一直径に
なされている。つまり、フレキ管Pの山部の外径とほぼ
同等か若干大径に形成されている。この円筒部50の内
周面には、環状突起51か形成されている。この環状突
起51は、継手本体1の環状凹部)9に嵌合するように
その寸法か定められている(第2図(By)膠解)。環
状突起51か環状凹部19に嵌合した状態においては、
円筒部50の下端面かバ、キン7に押圧接触するように
なっている。
また、円筒部50の上端面には、2つの支柱部52.5
2か円筒部50の周方向にほぼ1800離間して形成さ
れている。各支柱部52の中間部には、円筒部50の接
線方向で、かつ互いに逆方向へ向かって延び出す支持腕
5:3.53か形成されている。支持腕53の先端面に
は、突起54が形成されている。同様に、支柱部52の
上端部には、支持腕55.55か形成されるとともに、
支持腕55の先端部に突起56が形成されている。
これら支持腕55および突起56は、それぞれ支持腕5
3および突起54と同一寸法に形成されている。
また、支柱部52の外側を向く面の中間部には、断面三
角形状をなす係合突起57が形成され、支柱部52の内
側を向く面の下端部には、断面三角形状をなす切断用の
切り込み溝58が形成されている。
このように構成されたリテーナ保持体5には、上記リテ
ーナ3,4か次のようにしてそれぞれ保持されている。
すなわち、第6図(A)において左方へ延ひ出す2組の
支持腕53.55のうちの一方の組みの支持腕53.5
5の先端面には、リテーナ3の一方の側面3oが突き当
てられており、他方の組みの支持腕53.55の先端面
には、リテーナ3の他方の側面30が突き当てられてい
る。
この場合、支持腕53.55の突起54.56がリテー
ナ3の凹陥部31に係合することにより、リテーナ3の
第6図(A)における上下方向の位置決めがなされてい
る。同様にして、右方へ延び出す2組の支持腕53.5
5にリテーナ4が組み付けられている。なお、後述する
ように、リテーナ3.4は、ばね6によって互いに接近
する方向へ付勢されている。この付勢力によって支持腕
5355の先端面に押圧され、これによってリテーナ保
持体5に保持されている。
リテーナ保持体5およびそれに保持されたリテーナ3,
4は、互いに組み付けられた状態で上記継手本体1の接
続孔13に挿入されている。
すなわち、リテーナ保持体5は、第1図(C)に示すよ
うに、その係合突起57が凹部16に嵌合され、これに
よって接続孔13内に位置決めされている。一方、一対
のリテーナ3,4は、第1図(A)、(B)に示すよう
に、それぞれの平面部3242が突出部15.15と対
向するようにして接続孔13に挿入されている。そして
、一対のリテーナ3,4は、袋ナツト2により、薄板状
突出部17.17に突き当てられている。なお、袋す。
ト2が緩んでも一対のリテーナ3,4がみたりに移動し
ないよう、袋ナンド2と一対のリテーナ34間には、コ
イルばね7が装着されており、一対のリテーナ3,4は
、コイルばね8により第8図に示すばね受け9を介して
下方へ付勢されている。
このような装着状態においては、第1図(B)および第
6図(B)に示すように、リテーナ3,4の下端部か支
持腕53.53に係合するとともに、リテーナ3,4の
スリ、ト35,45に続く上側の部分か支持腕55.5
5に係合している。この状態からリテーナ保持体5を下
方へ押圧して移動させると、リテーナ3,4か薄板状突
出部1717によって下方への移動を阻止されているの
で、リテーナ保持体5の支持腕53.53かりテーナ3
.4の下端部から下方へ抜は出て互いの係合が解除する
とともに、支持腕54.54かりテーナ3.4のスリッ
ト35.45に入り込んで互いの係合か解除される。こ
の結果、リテーナ保持体5によるリテーナ3.4の保持
が解除される。そして、リテーナ3.4ばばね6によっ
て互いに接近するように移動せしめられる。接近移動し
たリテーナ3.4は、後述するように、フレキ管Pの外
周面に嵌め合わされる。
なお、リテーナ保持体5か下方へ移動する際には、係合
突起57が凹部16から外れ、薄板状突出部を乗り越え
て下方へ移動することになるか、このとき支柱部52の
上端部か内側へ向かうように支柱部52か弾性変形する
ので、係合突起57は容易に下方へ移動することかでき
る。
上記ばね6は、ばね鋼からなるものであり、第7図(A
)に示すように、自然状態においては略C字状をなして
いる。このばね6は、第7図(B)にホすように、それ
を弾性変形させてその一端部をリテーナ保持体5に保持
されたリテーナ3の平取り面33に当接させ、他端部を
リテーナ4の平取り面43に当接させると、その弾性力
により、リテーナ3.4を互いに接近するように付勢し
ている。
次に、上記構成の継手Aにフレキ管Pを接続する場合に
ついて説明する。
接続すべきフレキ管Aについては、第2図に示すように
、その谷部を先端縁としておく。そして、フレキ管Pを
その先端から袋ナツト2の貫通孔21に挿入する。フレ
キ管Pをさらに挿入すると、フレキ管Pは、第2図(A
)に示すように、一対のリテーナ3,4間を通り、その
先端かりテーナ保持体5の環状突起51に突き当たる。
フレキ管Pをさらに挿入すると、フレキ管Pの先端か環
状突起51に突き当たっているので、フレキ管Pの挿入
に伴ってリテーナ保持体5か下方へ移動する。このとき
、リテーナ3,4は薄板状突出部17によって下方への
移動を阻止されているので、リテーナ保持体5たけか下
方へ移動することになり、これによって、リテーナ保持
体5によるリテーナ3,4の保持が解除される。
リテーナ保持体5によるリテーナ3,4の保持が解除さ
れたとき、フレキ管Pは、その先端部の2山分が一対の
リテーナ3,4から突出し、しかもフレキ管Pの山部と
谷部とか一対のリテーナ34の谷部と山部とに対向する
ように位置している。
したがって、リテーナ保持体5によるリテーナ3゜4の
保持が解除され、リテーナ3.4がばね6によって互い
に接近するように移動せしめられると、リテーナ3,4
はフレキ管Pの外周面に嵌め合わされることになる。
その後、袋ナツト2を締め付けると、第2図(B)に示
すように、袋ナツト2の押圧面25かりテーナ3,4の
受圧面36.46に突き当たり、リテーナ3.4を下方
へ押圧する。すると、フレキ管Pの先端面か環状突起1
8の上端面に突き当たり、フレキ管Pの先端側の2山分
か押し潰される。
これによってフレキ管Pか継手本体1に気密に接続され
る。
またこのとき、リテーナ保持体5の円筒部50が環状突
起18に寵合するとともに、リテーナ保持体5の環状突
起51が環状凹部19に嵌合し、さらにリテーナ保持体
5の下端面かパンキン7に突き当たる。これによって、
フレキ管Pと継手本体1との間の気密性を向上させてい
る。
なお、袋ナツト2を締め付けるために回動させた際に、
仮にリテーナ3,4か袋ナツト2と共回りすると、リテ
ーナ3.4によってフレキ管Pか回転せしめられるとと
もに、リテーナ保持体5か回転せしめられる。フレキ管
Pか回転すると、フレキ管Pの先端面と環状突起18の
先端面との間に傷か発生し、またリテーナ保持体5とパ
ツキン7との間に傷が発生することがあり、その傷から
カス漏れか発生するおそれかある。
この点、この継手Aにおいては、リテーナ34を突出部
15.15によって回動を阻止しているから、そのよう
な不都合が発生するのを防止することかできる。
また、フレキ管Pの先端面か環状突起18の先端面に突
き当たった後、さらに袋ナツト2を締め付けると、フレ
キ管Pの2山分か押し潰されるのに伴ってフレキ管Pが
下方へ移動する。このとき、リテーナ保持体5の支持腕
55かりテーナ3,4のスリyト35.45に嵌まり込
んでいるため、支持腕5は、フレキ管Pの下方への移動
によりリテーナ3,4を介して下方へ移動せしめられる
しかるにこのとき、リテーナ保持体5の下端部は、パツ
キン7に突き当たって下方への移動を阻止されている。
このため、支柱部52がフレキ管Pおよびリテーナ3.
4の下方への移動を阻害し、ひいては袋す、ト2の回動
を阻害しようとする。
ところが、リテーナ保持体5の支柱部52には、切り込
み溝58か形成されており、支持腕55か下方へ押圧さ
れると、第2図(C)に示すように、支柱部52か切り
込み溝58から破断される。したかって、支柱部52か
フレキ管Pおよびリテーナ3,4の下方への移動を阻害
することがなく、袋ナツト2の回動を阻害することもな
い。
上記のように、この継手Aにおいては、リテーナ保持体
5により一対のリテーナ3,4を、それらの間にフレキ
管Pを挿通し得るように離間して保持させているから、
フレキ管Pを何ら問題なく容易に接続孔13に挿入する
ことかできる。
また、フレキ管Pを挿通した後、袋ナツト2を締め付け
るだけであるから、従来の継手に比して接続に要する手
数を大幅に削減することができる。
さらに、リテーナ3.4から突出したフレキ管Pの先端
部によってリテーナ保持体5によるリテーナ3.4の保
持を解除させるようにしているから、保持解除時におけ
る突出長さを、接続のために潰すべき山数に応じた長さ
に設定することにより、常に所定の山数を潰すようにす
ることかできる。したがって、フレキ管Pの接続を確実
に行うことかでき、ガス漏れ事故を防止することかでき
る。
なお、上記の実施例においては、締付部材として袋ナツ
ト2を用いているか、袋ナツト2に代えてボルトを用い
てもよい。この場合には、上記実施例における雄ねじ部
10に代えて、接続孔13の内周面に雌ねじ部を形成す
るようにする。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明のフレキシブル管用継手
によれば、リテーナ保持体により、一対のリテーナをそ
れらの間にフレキシブル管を挿通し得るように保持させ
るとともに、リテーナ保持体によるリテーナの保持を接
続孔内に挿入されるフレキシブル管によって解除させる
ようにし、しかも一対のリテーナをばねによって互いに
接近するように付勢させているから、フレキシブル管を
締付部材の貫通孔から接続孔の内部に挿入し、その後締
付部材を締め付けるだけでフレキシブル管を継手に接続
することができる。また、一対のリテーナ間にフレキシ
ブル管を挿通し得るよう、対のリテーナを互いに離間さ
せて保持させているから、フレキシブル管を一対の5リ
テ一ナ間に容易に挿通することができる。さらに、接続
に際しては必要な山数分だけフレキ管をリテーナから突
出させることができ、これによってフレキ管を確実に接
続してガス漏れ事故を防止することができる等の効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
添付の第1図ないし第8図はこの考案の一実施例を示す
もので、第1図(A)はその平面図、第1図(B)、(
C)はそれぞれ第1図(A)のB−B矢視、C−C矢視
断面図、第2図(A)はフレキシブル管を接続孔に挿入
した状態を示す第1図(B)と同様の断面図、第2図(
B)はフレキシブル管を接続した状態を示す第1図(B
)と同様の断面図、第2図(C)はフレキシブル管を接
続した状態を示す第1図(C)と同様の断面図、第3図
は継手本体を示すものて、第3図(A)はその平面図、
第3図(B)、(C)はそれぞれ第3図(A)のB−B
矢視、C−C矢視断面図、第4図は袋ナツトを示すもの
で、第4図(A)はその平面図、第4図(B)は第4図
(A)のB−B矢視断面図、第5図は一対のリテーナを
示すもの、第5図(A)はその平面図、第5図(B)、
(C)はそれぞれ第5図(A)のB矢視、C矢視図、第
5図(D)、(E)はそれぞれ第5図(A)のD−D矢
視、E−E矢視断面図、第6図はリテーナ保持体を示す
もので、第6図(A)はその平面図、第6図(B)、(
D)はそれぞれ第6図(A)のB−B矢視、D−D矢視
断面図、第6図(C)はリテーナ保持体による保持が解
除されたリテーナを想像線で示す第6図(B)と同様の
断面図、第7図はばねを示すもので、第7図(八)は自
然状態のばねを示す平面図、第7図(B)は一対のリテ
ーナ間に装着した状態のばねを示す平面図、第8図はば
ね受けを示す平面図である。 A・・・継手、P・・フレキシブル管、・・・継手本体
、2・・・袋ナツト(締付部材)、4・・リテーナ、5
 ・リテーナ保持体、ばね、13・・・接続孔、21・
・・貫通孔。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 一端面に蛇腹状をなすフレキシブル管が挿入される接続
    孔が形成された継手本体と、この継手本体の接続孔が開
    口する一端部に螺合され、中央部に前記フレキシブル管
    が挿通される貫通孔が形成された締付部材と、前記フレ
    キシブル管の先端面から1山以上後端側へ向かった外周
    面に嵌め合わされる一対のリテーナとを備え、前記締付
    部材によって前記一対のリテーナを前記接続孔の底部側
    へ押圧し、リテーナから突出したフレキシブル管の先端
    部を接続孔の底面に押し付けて潰すことにより、フレキ
    シブル管を継手本体に接続するようにしたフレキシブル
    管用継手において、前記接続孔の内部に配置され、前記
    一対のリテーナを、それらの間に前記フレキシブル管を
    挿入し得るように互いに離間した状態で保持するととも
    に、前記フレキシブル管を前記締付部材の貫通孔を通し
    て前記接続孔内に挿入し、前記一対のリテーナ間を貫通
    させた際に、前記一対のリテーナから突出した先端部に
    よって前記リテーナの保持が解除されるリテーナ保持体
    と、前記一対のリテーナを互いに接近するように付勢す
    る弾性部材とを設けたことを特徴とするフレキシブル管
    用継手。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6019399A (en) * 1996-05-09 2000-02-01 Parker-Hannifin Corporation Split-ring fluid coupling for corrugated tubing and method of assembly
US6036237A (en) * 1996-05-09 2000-03-14 Parker-Hannifin Corporation Coupling for corrugated tubing
US6908114B2 (en) 2003-02-07 2005-06-21 Parker-Hannifin Corporation Pre-assemblable, push-in fitting connection for corrugated tubing
US7690693B2 (en) 2005-08-04 2010-04-06 Parker-Hannifin Corporation Pre-assemblable, push-in fitting connection for corrugated tubing

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