JPS6323677Y2 - - Google Patents

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JPS6323677Y2
JPS6323677Y2 JP1979123390U JP12339079U JPS6323677Y2 JP S6323677 Y2 JPS6323677 Y2 JP S6323677Y2 JP 1979123390 U JP1979123390 U JP 1979123390U JP 12339079 U JP12339079 U JP 12339079U JP S6323677 Y2 JPS6323677 Y2 JP S6323677Y2
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JP
Japan
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tube
cap
ring
soft
cap nut
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JP1979123390U
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JPS5640293U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は主としてポリエチレン等からなる軟
質管の管末を閉塞する閉止栓の改良に関する。
〔従来の技術〕
軟質管の不用末端を閉塞する方法としては別途
継手金具などを利用して該金具端にメクラやキヤ
ツプ等を被嵌する手段が採られていたが、近年そ
れらに替わり専用の閉止栓が種々開発されるよう
になつた(実用新案登録第1292871〜2号参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記構成は何れも、その楔状リングの内面に附
された複数条の歯溝を軟質管の表周に食い込ませ
ることによつて、管体の離脱防止と密着効果を計
ろうとするものであつたから、爾後管体を再度延
長する必要が生じた場合には、上記リングが管体
表周に傷や溝跡を残し、その部分の強度を著しく
低下させる上、新たな継手部材との完全な水密性
が得られないという不都合が見られたものであ
る。
このような実情に鑑み本考案は、管体表周に傷
や溝跡を残すことなく管末を閉止できると共に、
簡単に再接合が可能な管末閉止栓を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、上記課題を解決するため、軟質管の
管末に嵌挿し、管末側を大径としたテーパー状の
口拡管と、この口拡管に重嵌し、これらの間に軟
質管を挾持する内周を平滑面としたリングと、上
記口拡管の大径部と密接触して軟質管の管末を閉
止するキヤツプと、このキヤツプに螺合する袋ナ
ツトとを備えると共に、リングの前側外周はキヤ
ツプ内周に対応して管末側を小径としたテーパー
面とし、その後端を上記袋ナツトの内底面に当接
する逆傾斜面にするという手段を用いた。
〔作用〕
本考案は上記手段を採用するが、軟質管はその
管末から嵌挿した口拡管と、外周から重嵌された
リングとの間に挾持される。リングは内周を平滑
面としており、軟質管を損傷しない構成であり、
又外周のテーパー面はキヤツプ内周のテーパー面
と対応している。キヤツプは内底が口拡管と接触
し、これによつて管末を閉止するようにしてい
る。
又、袋ナツトを締付けてゆけば、リングの後端
の逆傾斜面と当接しているのである程度以上は前
進できず、却つてキヤツプを引きつける作用を呈
することとなり、その結果キヤツプと口拡管とは
密接触し、確実な閉止をすることができる。
軟質管への組み立ては、袋ナツト、リング、口
拡管及びキヤツプの順に行われる。
〔実施例〕
以下、本案の構成を図に示す実施例に従つて更
に具体的に述べると、図において1はポリエチレ
ンパイプ等からなる軟質管、2はその管末開口よ
り挿入可能で管末側を大径としたテーパー状の口
拡管、又3は例えば上記軟質管1よりやや硬い材
料からなる内面平滑なリングであつて、その前側
外周に管末側を小径としたテーパー面4を付しそ
の後端面を逆傾斜面4′とするとともに、必要に
応じてその後縁より軸方向に複数個の割溝5を切
設したものである。
更に6は拡開状開口部6′を有するキヤツプ、
7は上記リング3の逆傾斜面4′に当接する内底
部7′を有し上記キヤツプに歯合可能な袋ナツト
である。
叙上の構成に係わる本案閉止栓は、軟質管1の
端末から袋ナツト7及びリング3を順次嵌挿し、
更に管末の開口に口拡管2を挿入した後上記リン
グ3及び袋ナツト7を管末側に引き寄せ、該部に
外嵌されるキヤツプ6に上記袋ナツト7を螺合し
て締付ければ、上記ナツト7の内底面7′がリン
グ3の逆傾斜面4′を押圧して、該リング3は、
キヤツプ6内周の拡開面6′に沿つて楔入すると
同時に、その割溝5の溝巾分だけ縮径して管周に
強く挾着するから、該部の密封とパイプの固定が
確実に行えるものである。
更にリング内面を平滑に構成した本案の閉止構
造によれば、袋ナツト7を強力に緊締しても従来
のこの種閉止栓のように管末の表周に傷や溝跡を
残すことがなく、この部分の強度の劣化を最小限
に止め得るものであり、又該軟質管1を再度延長
する場合、第3図に示したように、例えば上記キ
ヤツプ6に代えて継手用ニツプル8を装着し、該
ニツプルに適宜送水管9を接合することにより、
口拡管2、リング3、更には袋ナツト7を何ら交
換乃至は取外すことなく、簡単に配管の延長工事
が可能となるものである。
〔考案の効果〕
本考案は上記構成としたので、キヤツプの内底
と口拡管との密接触によつて管末を閉止でき、わ
ざわざ余分な栓体を設けなくとも確実な止水が可
能である。また、リングに設けた2種のテーパー
面は、一方がキヤツプに対応し、他方が袋ナツト
に対応しているので、袋ナツトを締付ければリン
グを介してキヤツプを引きつけることとなり、口
拡管とキヤツプをより強く密接触できる他、リン
グの内周を平滑面としているので軟質管に不用な
傷や溝跡を残すことなく、管末の変形乃至は劣化
を最小限に止めることができる。さらに、配管延
長時にはキヤツプを取外してニツプルと交換する
だけでよいので、作業が容易かつ確実に行える
等、従来に比較して多大な効果を有するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案閉止栓の一部を切欠して示す平面
図であり、又第2図は各部材の配列を示す斜視
図、更に第3図は本案閉止栓のキヤツプに代えて
送水管延長用のニツプルを装着した状態を一部断
面して示す正面図である。 尚、図中1……軟質管、2……口拡管、3……
リング、4……テーパー面、4′……逆傾斜面、
5……割溝、6……キヤツプ、6′……開口部、
7……袋ナツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軟質管の管末に嵌挿し、管末側を大径としたテ
    ーパー状の口拡管と、この口拡管に重嵌し、これ
    らの間に軟質管を挾持する内周を平滑面としたリ
    ングと、上記口拡管の大径部と密接触して上記軟
    質管の管末を閉止するキヤツプと、このキヤツプ
    に螺合する袋ナツトとを備え、上記リングの前側
    外周は上記キヤツプ内周に対応して管末側を小径
    としたテーパー面とすると共に、その後端は上記
    袋ナツトの内底面に当接する逆傾斜面としたこと
    を特徴とする管末閉止栓。
JP1979123390U 1979-09-05 1979-09-05 Expired JPS6323677Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1979123390U JPS6323677Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05

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JP1979123390U JPS6323677Y2 (ja) 1979-09-05 1979-09-05

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JPS5640293U JPS5640293U (ja) 1981-04-14
JPS6323677Y2 true JPS6323677Y2 (ja) 1988-06-29

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ID=29355356

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JPH0545916Y2 (ja) * 1987-05-29 1993-11-29
CA2527400A1 (en) * 2003-06-12 2004-12-23 C.R. Bard, Inc. Stent delivery catheter

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5344099U (ja) * 1976-09-18 1978-04-15

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JPS5344099U (ja) * 1976-09-18 1978-04-15

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