JPS6344639Y2 - - Google Patents

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JPS6344639Y2
JPS6344639Y2 JP8810181U JP8810181U JPS6344639Y2 JP S6344639 Y2 JPS6344639 Y2 JP S6344639Y2 JP 8810181 U JP8810181 U JP 8810181U JP 8810181 U JP8810181 U JP 8810181U JP S6344639 Y2 JPS6344639 Y2 JP S6344639Y2
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JP
Japan
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valve body
shaft
shaped valve
nut
hole
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JP8810181U
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JPS57200796U (ja
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Priority to JP8810181U priority Critical patent/JPS6344639Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は分離形冷凍機の冷媒配管など流体配管
のフレア管継手部を確実かつ容易に封止すること
が可能な密栓装置の構造に関する。
冷凍機、空気調和機を製造する工程、また点検
や修理を行う場合に際して、冷媒配管系統におけ
るフレア管継手部を密栓して冷媒洩れ、空気の混
入を防止する必要が屡々生じるものであるが、こ
の場合、従来は第3図に断面示しているように、
片ユニオン管継手11の貫通孔12にロー材13
を流し込んで封塞したものを盲栓として用いてい
た。
この盲栓は、ナツト2と螺合するねじ部分がシ
ール部分となるところから、完全な気密を得るに
は可成り大きい所定のトルクで緊締する必要があ
り、締付け力によつて冷媒配管1の管端における
ふくらみ部1aで肉厚が減少し、また、ナツト2
のねじがすり減つたりして、そのために正規の配
管接続を行つた後において冷媒ガスが漏洩するな
どの事故が起り易く、従つて適切な密栓手段とは
云い難かつた。
このような現状に対処して、本考案は従来の欠
点を解消することができ、一時的な密栓処理に際
しては気密性が高くて、しかも処理操作が頗る簡
単であり、さらに流体配管や、ナツト等の接続具
に変形や損傷をもたらすことが全くない新規な密
栓装置を提供すべく案出するに至つたものであ
り、特に流体配管のふくらみ部のシート面に対応
したテーパ面を有するゴム製の円錐形弾性体から
所定長の軸を後方に突設してなるこま形弁体と、
円筒外周面にローレツト目加工を施した把持部か
らねじ軸を突設せしめて、該ねじ軸の外周にフレ
ア管継手部のナツトに螺合可能な雄ねじを刻設
し、また、ねじ軸および前記把持部の中心部にこ
ま形弁体の前記軸を遊嵌挿し得る孔を穿設してな
る弁体押えとから密栓装置を形成してなることを
特徴とする。
本考案をさらに添付図面の実施例にもとづいて
以下詳細に説明する。
第1図、第2図は本考案装置例を用いて密栓を
行うフレア管継手部の構造を示したものであつ
て、流体配管1に遊嵌したナツト2と、前記流体
配管(以下配管と称す)1の端部をラツパ状に拡
がらせて形成したふくらみ部1aとからフレア管
継手部が構成される。
このフレア管継手部を密栓するための装置は、
こま形弁体3と弁体押え4とからなつていて、こ
ま形弁体3はふくらみ部1aのシート面に対応し
たテーパ面を有する円錐形弾性体5から適宜長さ
の軸6を後方に突設した構造であつて、全部がゴ
ムによる一体構造のもの、前記弾性体5の部分だ
けをゴムに、軸6は硬質合成樹脂あるいは金属等
剛性体にしたものなどの何れであつてもよい。
一方、弁体押え4は鋼材など金属からなつてい
て、円柱状をなす把持部7の中心からねじ軸8を
突設して、該ねじ軸8の外周に前記ナツト2と螺
合可能な雄ねじ9を刻設し、また、ねじ軸8およ
び把持部7の中心部にこま形弁体3の前記軸6を
遊嵌挿し得る孔10を穿設した形態をなしてい
る。
なお、図示例は前記孔10がねじ軸6の端部か
ら把持部7の端部まで貫通しているが、これは、
必らずしも貫通していなくともよい。
また、把持部7の周面には握つたときのすべり
を防止するために、ローレツト目加工を施してい
る。
叙上の構成になる密栓装置を用いてフレア管継
手部の密栓を行うには、こま形弁体3の軸6を弁
体押え4の孔10に挿通して、ねじ軸8の先端面
に円錐形弾性体5の後端面が接当するように、こ
ま形弁体3と弁体押え4とを一体させる。
そして、こま形弁体3の円錐形弾性体5を配管
1のふくらみ部1aに当て合つておいてナツト2
とねじ軸8とを螺合させる。
ナツト2とねじ軸8との螺合度が大きくなるに
つれて、円錐形弾性体5はテーパ面が前記ふくら
み部1aのシート面に強く弾接し、この状態はナ
ツト2とねじ軸8との螺合により保持されるの
で、フレア管継手部の密栓は確実に行われる。
この場合、シール面は金属配管1とゴム等の円
錐形弾性体5とによる弾力的な圧接が成されてい
るので、ナツト2とねじ軸8とは適度の締め付け
力で螺合すればよく、従つてナツト2の雌ねじが
痛んだりするおそれは全くない。
しかして、図示例は前記孔10が貫通して設け
られているので、ねじ軸8の孔10に軸6を挿通
した状態で一体となつているこま形弁体3を、新
しいものと交換するために、弁体押え4から分離
する場合には、孔10に把持部7側から丸棒など
を押し込めば簡単に分離することができる。
特に、こま形弁体3の円錐形弾性体5と軸6と
が破断分離して軸6のみが把持部7の孔10内に
残つた場合に、簡単に軸6を把持部7からはずす
ことができる点で有利である。
本考案は、以上詳記したところから明らかな如
く、金属製の流体配管1に遊嵌した金属製のナツ
ト2と、前記流体配管1の端部をラツパ状に拡が
らせて形成したふくらみ部1aとからなるフレア
管継手部における管端開口を密栓するための装置
であつて、前記ふくらみ部1aのシート面に対応
したテーパ面を有するゴム製の円錐形弾性体5か
ら所定長さの軸6を後方に突設してなるこま形弁
体3と、円筒外周面にローレツト目加工を施した
把持部7からねじ軸8を突設せしめて、該ねじ軸
8の外周に前記ナツト2と螺合可能な雄ねじ9を
刻設し、また、ねじ軸8および前記把持部7の中
心部にこま形弁体3の前記軸6を遊嵌挿し得る孔
10を穿設してなる弁体押え4とから形成されて
いるので、こま形弁体3と弁体押え4とを軸6と
孔10の嵌合により一体となした状態にすれば、
後は素手で締付けるのみで、高圧あるいは真空を
保たせる確実な気密栓処理を行うことができる。
さらに、こま形弁体3と弁体押え4とを一体さ
せた状態では、両部材3,4が正しく合心されて
いるので、ナツト2の締付け操作によつてこま形
弁体3を前記ふくらみ部1aに対して正確に心合
わせすることが可能であり、フレアシート全面を
均等にシールし得て確実な密栓が行なえる。
しかも、こま形弁体3のフレアシート面に接す
る部分は弾性体であるため、シート面に傷をつけ
たり変形させることもなく、また、ナツト2にも
ねじ部に傷や摩耗を与えることもなくて、フレア
管継手部の気密性を長期に亘り安定的に維持し得
る効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置例の実施に係るフレア管継
手部の半部断面示正面図、第2図は同じく分解斜
視図、第3図は従来の密栓装置の実施に係るフレ
ア管継手部の断面示正面図である。 1……流体配管、1a……ふくらみ部、2……
ナツト、3……こま形弁体、4……弁体押え、5
……円錐形弾性体、6……軸、7……把持部、8
……ねじ軸、9……雄ねじ、10……孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属製の流体配管1に遊嵌した金属製のナツト
    2と、前記流体配管1の端部をラツパ状に拡がら
    せて形成したふくらみ部1aとからなるフレア管
    継手部における管端開口を密栓するための装置で
    あつて、前記ふくらみ部1aのシート面に対応し
    たテーパ面を有するゴム製の円錐形弾性体5から
    所定長の軸6を後方に突設してなるこま形弁体3
    と、円筒外周面にローレツト目加工を施した把持
    部からねじ軸8を突設せしめて、該ねじ軸8の外
    周に前記ナツト2と螺合可能な雄ねじ9を刻設
    し、また、ねじ軸8および前記把持部7の中心部
    にこま形弁体3の前記軸6を遊嵌挿し得る孔10
    を穿設してなる弁体押え4とから形成されている
    ことを特徴とするフレア管継手部の密栓装置。
JP8810181U 1981-06-15 1981-06-15 Expired JPS6344639Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8810181U JPS6344639Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8810181U JPS6344639Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57200796U JPS57200796U (ja) 1982-12-21
JPS6344639Y2 true JPS6344639Y2 (ja) 1988-11-18

Family

ID=29883289

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8810181U Expired JPS6344639Y2 (ja) 1981-06-15 1981-06-15

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JP (1) JPS6344639Y2 (ja)

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JPS57200796U (ja) 1982-12-21

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