JPH021588Y2 - - Google Patents

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JPH021588Y2
JPH021588Y2 JP1983175112U JP17511283U JPH021588Y2 JP H021588 Y2 JPH021588 Y2 JP H021588Y2 JP 1983175112 U JP1983175112 U JP 1983175112U JP 17511283 U JP17511283 U JP 17511283U JP H021588 Y2 JPH021588 Y2 JP H021588Y2
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JP
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joint member
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male
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male joint
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JP1983175112U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえばエアコンの内部の配管に
用いられる管継手に関する。
従来の技術 第1図は、従来のこの種の管継手の一例を示し
ている。
なお、この明細書において、前後は第1図を基
準とし、前とは第1図左側、後とは同右側をいう
ものとする。
同図において、管継手は、第1の管1の先端部
の外周面に回転可能にかつ先端から抜けないよう
に嵌め被せられるとともに、雌ねじ4を有してい
る雌形継手部材2と、第2の管3の先端部の外周
面に回転可能にかつ先端から抜けないように嵌め
被せられるとともに、外周面の一部に雌形継手部
材2の雌ねじ4にねじ合わされる雄ねじ5を有し
ている雄形継手部材6とを備えている。そして雌
形継手部材2と雄形継手部材6とがねじ合わせら
れて第1の管1と第2の管3とが接続されてい
る。
第1の管1の先端寄り部分には、外周面が外方
に突出するように折り畳まれることにより、つば
1aが形成されている。雌形継手部材2は、外形
が六角形の短筒状でその中空部の前端部に第1の
管1の外径よりわずかに大きくかつつば1aの外
径よりも小さい貫通孔7aを有する前壁7が一体
的に形成されている。雌ねじ4は周壁内面に形成
されている。雌形継手部材2の前壁7は第1の管
1のつば1aよりも前側の部分に嵌め被せられて
いる。雌形継手部材2の前壁7と第1の管1のつ
ば1aとが係り合うことによつて、雌形継手部材
2が第1の管1の先端から抜けないようになつて
いる。
第2の管3の先端部には、外径が少し大きく形
成された大径部3aと、大径部3aと第2の管3
の先端との間の部分であつて、外径が先端に向か
つて除々に大きくなされた拡径部3bとがそれぞ
れ形成されている。そして第2の管3の外周面
に、大径部3aの両端に位置する段部8a,9a
がそれぞれ形成されている。
雄形継手部材6は後端部に外形が六角形の締付
用操作部6aを有している。雄ねじ5は雄形継手
部材6の先端から操作部6aの少し前方位置まで
形成されている。雄形継手部材6の内周面は、第
2の管3の大径部3aに対応する中間部の内径が
少し大きく形成され、第2の管3の拡径部3bに
対応する先端部の内径が先端に向かつて除々に大
きく形成されている。そして雄形継手部材3の内
周面に、第2の管3の外周面に形成されている段
部8a,9aに対応する位置に段部8b,9bが
それぞれ形成されている。互いに対応する段部8
aと8bおよび9aと9bが係り合うことによつ
て雄形継手部材6が第2の管3の先端から抜けな
いようになつている。
第1の管1と第2の管3とは次のようにして接
続されている。まず第1の管1の先端部の外周面
に第2の管3の先端部を嵌め込む。つぎに雌形継
手部材2と雄形継手部材6をねじ合わせる。この
ねじ合わせは、通常雌形継手部材2と雄形継手部
材6とがまず手によつて軽くねじ合わせられ(初
期段階のねじ合わせ作業)たのち、スパナなどの
工具を強くねじ締められることにより行なわれ
る。
ところで、例えばエアコンの組立ラインにおい
ては、通常は第1の管1と第2の管3とに嵌め合
わされた状態で雌形継手部材2と雄形継手部材6
の締め付け作業を行なう締め付け作業ステーシヨ
ン(図示略)にエアコンの組立体(図示略)が運
ばれてくる。一般に一台のエアコンの組立体には
このような管の接続部が複数あり、締め付け作業
ステーシヨンでは作業者が各接続部について締め
付け作業を行なう。作業者は、エアコンの組立体
が締め付け作業ステーシヨンに運ばれてくると、
まず各接続部について雌形継手部材2と雄形継手
部材6とを手で軽くねじ合わせる。
考案が解決しようとする課題 しかしながら、従来の管継手では、締め付け作
業ステーシヨンにエアコンの組立体が運ばれたと
きに、雄形継手部材6が第2の管3の先端部から
後方に移動してしまつていることがある。このよ
うな場合には、作業者は雄形継手部材6を第2の
管3の先端部まで移動させなければならず、その
作業が面倒であつた。そして作業能率の低下に原
因となつていた。また初期段階のねじ合わせにあ
たつては、雌形継手部材2と雄形継手部材6の両
方を持つて行なう必要があるため、すなわち1箇
所の接続部のねじ合わせ作業に両手を使う必要が
あるため、複数の接続部がある場合でも、1箇所
ずつしか初期段階のねじ合わせ作業を行なうこと
ができなかつた。
この考案の目的は、上記の従来技術の問題を解
決し、雄形継手部材を第2の管の先端部付近に常
に保持することができ、従来両手で行なつていた
雌形継手部材と雄形継手部材との初期段階の軽い
ねじ合わせ作業を片手で行なうことができ、した
がつて一度に2箇所の接続部のねじ合わせ作業を
行なうことが可能となり、作業能率の向上が図れ
る、管継手の構造を提供しようとするにある。
課題を解決するための手段 この考案は、上記の目的を達成するために、第
1の管の先端部に回転可能にかつ先端から抜けな
いように嵌め被せられているとともに、雌ねじを
有している雌形継手部材と、第2の管の先端部に
抜けないように嵌め被せられかつ外周面の一部に
雄ねじを有している雄形継手部材とを備え、雌形
継手部材と雄形継手部材とがねじ合わせられるこ
とにより第1の管と第2の管とが接続される管継
手において、第2の管の先端部寄り部分の外周面
に、雄形継手部材に当接する雄形継手部材後方移
動阻止用突部が設けられていることを特徴とす
る、管継手を要旨としている。
作 用 この考案による管継手においては、第2の管の
先端部寄り部分の外周面に、雄形継手部材に当接
する雄形継手部材後方移動阻止用突部が設けられ
ているので、第1の管の先端部と第2の管の先端
部とを嵌め合わせた状態で、雌形継手部材を雄形
継手部材に嵌め被せるように軽く回転させること
により、雌形継手部材を雄形継手部材にわずかに
ねじ合わせることができ(ねじ合わせは2,3山
で良い)、従来両手で行なつていたねじ合わせ作
業の初期段階を片手で行なうことができる。従つ
て複数の接続部がある場合には両手で2箇所ずつ
このような初期段階の軽いねじ合わせ作業を行な
うことができるようになる。このため作業能率の
向上が図れる。また雄形継手部材が第2の管の先
端部付近に保持されるから、ねじ合わせ作業にあ
たつて雄形継手部材を第2の管の先端部まで移動
させる手間を省くことができ、この点からも作業
能率の向上が図れる。
実施例 つぎに、この考案の実施例を図面に基づいて詳
しく説明する。
以下、第2図を参照していて説明する。
この考案の実施例を示す第2図において、管継
手は、上述の第1図に示される管継手とほゞ同じ
構成を有しているが、異なる点は、第2の管30
の先端部寄り部分の外周面に、雄形継手部材6に
当接する雄形継手部材後方移動阻止用突部10が
形成されている点にある。
また、雄形継手部材60の後端開口部の周壁内
面には後方に向かつて内径が大きくなるテーパ部
11が形成されている。雄形継手部材後方移動阻
止用突部10は、第1の管1と第2の管30とが
接続された状態において第2の管30の外周面に
おける雄形継手部材60のテーパ部11のすぐ後
側位置に複数形成されている。また突部10は任
意数だけ形成することができる。さらに突部10
は第2の管30の外周面に沿つて環状に形成して
もよい。
第1の管1の先端部の外周面に第2の管30の
先端部を嵌め被せた状態で、雌形継手部材2を雄
形継手部材60に嵌め被せるように軽く回すと、
雄形継手部材60の後方への移動が突部10によ
つて阻止され、雌形継手部材2を雄形継手部材6
0に2,3山軽くねじ合わせることができ、この
初期段階のねじ合わせ作業は片手で行なうことが
できる。このようにして軽くねじ合わされた雌形
継手部材2と雄形継手部材60とは、スパナなど
の工具によつてさらに強くねじ締められる。これ
により第1の管1と第2の管30とがしつかりと
接続される。
考案の効果 この考案は、上述のように、第1の管の先端部
に回転可能にかつ先端から抜けないように嵌め被
せられているとともに、雌ねじを有している雌形
継手部材と、第2の管の先端部に抜けないように
嵌め被せられかつ外周面の一部に雄ねじを有して
いる雄形継手部材とを備え、雌形継手部材と雄形
継手部材とがねじ合わせられることにより第1の
管と第2の管とが接続される管継手において、第
2の管の先端部寄り部分の外周面に、雄形継手部
材に当接する雄形継手部材後方移動阻止用突部が
設けられているものであるから、第1の管の先端
部と第2の管の先端部とを嵌め合わせた状態で、
雌形継手部材を雄形継手部材に嵌め被せるように
軽く回転させることにより、雌形継手部材を雄形
継手部材にわずかにねじ合わせることができ(ね
じ合わせは2,3山で良い)、従来両手で行なつ
ていたねじ合わせ作業の初期段階を片手で行なう
ことができる。従つて複数の接続部がある場合に
は両手で2箇所ずつこのような初期段階の軽いね
じ合わせ作業を行なうことができるようになる。
このため作業能率の向上が図れるし、また雄形継
手部材が第2の管の先端部付近に保持されるか
ら、ねじ合わせ作業にあたつて雄形継手部材を第
2の管の先端部まで移動させる手間を省くことが
でき、この点からも作業能率の向上が図れるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の管継手の一例を示す縦断面図、
第2図はこの考案の実施例を示す縦断面図であ
る。 1……第1の管、2……雌形継手部材、4……
雌ねじ、5……雄ねじ、10……雄形継手部材後
方移動阻止用突部、30……第2の管、60……
雄形継手部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の管1の先端部に回転可能にかつ先端から
    抜けないように嵌め被せられているとともに、雌
    ねじ4を有している雌形継手部材2と、第2の管
    30の先端部に抜けないように嵌め被せられかつ
    外周面の一部に雄ねじ5を有している雄形継手部
    材60とを備え、雌形継手部材2と雄形継手部材
    60とがねじ合わせられることにより第1の管1
    と第2の管30とが接続される管継手において、
    第2の管30の先端部寄り部分の外周面に、雄形
    継手部材60に当接する雄形継手部材後方移動阻
    止用突部10が設けられていることを特徴とす
    る、管継手。
JP17511283U 1983-11-11 1983-11-11 管継手 Granted JPS6085684U (ja)

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JP17511283U JPS6085684U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 管継手

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JPS6085684U JPS6085684U (ja) 1985-06-13
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101138087B1 (ko) * 2006-07-25 2012-04-24 주식회사 만도 유압식 동력 보조 조향장치의 피드 튜브의 체결 구조

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JPH0244151Y2 (ja) * 1984-11-14 1990-11-22

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JPS6085684U (ja) 1985-06-13

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