JPH0710156Y2 - フレキシブル管の継手装置 - Google Patents

フレキシブル管の継手装置

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JPH0710156Y2
JPH0710156Y2 JP14797689U JP14797689U JPH0710156Y2 JP H0710156 Y2 JPH0710156 Y2 JP H0710156Y2 JP 14797689 U JP14797689 U JP 14797689U JP 14797689 U JP14797689 U JP 14797689U JP H0710156 Y2 JPH0710156 Y2 JP H0710156Y2
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JP
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ring
retaining ring
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flexible pipe
pressed
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JP14797689U
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JPH0386278U (ja
Inventor
則夫 来島
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株式会社ハーマン
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガスなどの流体を流すフレキシブル管の端部
を接続するためのフレキシブル管の継手装置に関する。
[従来の技術] 従来から、ステンレスなどにより大径部と小径部とが交
互に連続して波状となったガス等の流体を流すフレキシ
ブル管11が知られている。そして、このフレキシブル管
11の端部を管継手本体1に接続するには従来は第14図に
示すようにまずフレキシブル管11の端部に内周に雌ねじ
部20を有する押え輪6′を被嵌し、次にフレキシブル管
11の端部に係り止めリング10を被嵌し、この状態でフレ
キシブル管11の端部を継手本体1の孔2の一端部開口よ
り内部に挿入し、次に押え輪6′の雌ねじ部20を継手本
体1の雄ねじ部21に螺合し、第13図のように押え輪6′
の押し部22により係り止めリング10の一端部を押圧して
係り止めリング10の他端部を継手本体1内の当たり部4
に押圧することで接続するようにしていた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、上記のような従来例にあっては、フレキシブ
ル管11に押え輪を被嵌し、その後、係り止めリング10を
被嵌するようになっているため、押え輪6′をフレキシ
ブル管11に被嵌する作業が必要となって被嵌作業が面倒
であるという問題があった。
本考案は上記の従来例の問題点に鑑みて考案したもので
あって、その目的とするところは、押え輪をフレキシブ
ル管に被嵌する作業が必要でなく、接続作業が簡単とな
るフレキシブル管の継手装置を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案のフレキシブル管の継手装置は、管継手本体1の
孔2の一端部内周に雌ねじ部3を設け、孔2の雌ねじ部
3の奥側に雌ねじ部3よりも小径となった当たり部4を
設け、外周に雄ねじ部5を有する押え輪6を雌ねじ部3
に螺合し、押え輪6内周に略環状をした押圧部材7を移
動自在に入れた凹溝8を設けるとともに凹溝8の押え輪
6の螺進方向と反対側の面を螺進方向と反対側ほど小径
となる押圧用傾斜面9とし、端部に係り止めリング10を
被嵌した外周が波状をしたフレキシブル管11が押え輪6
内にはめ込まれ、係り止めリング10の一端部が押圧用傾
斜面9により押圧された押圧部材7により押圧されると
共に係り止めリング10の他端部が雌ねじ部3の奥の当た
り部4に押圧されて成るものであって、このような構成
を採用することで上記した従来例の問題点を解決して本
考案の目的を達成したものである。
[作用] しかして、管継手本体1に押え輪6を浅く螺合した状態
で、端部に係り止めリング10のみを被嵌したフレキシブ
ル管11を押え輪6から孔2内に挿入し、次に、押え輪6
を螺進させて押圧部材7により係り止めリング10を押圧
することで係り止めリング10が前方に押されて端部が当
たり部4に押圧されるとともに係り止めリング10がフレ
キシブル管11の外面にも密着し、このようにして管継手
本体1にフレキシブル管11が接続されるようになってい
る。
[実施例] 以下本考案を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
第1図乃至第5図には本考案の一実施例が示してある。
フレキシブル管11はステンレスなどにより大径部と小径
部とが交互に連続して波状となったものであって、ガス
等の流体を流すようになっている。そして、このフレキ
シブル管11の外周には合成樹脂製等の外皮12が被覆して
ある。フレキシブル管11の端部は外皮12を剥いであって
軸方向に波状をしたフレキシブル管11が露出している。
フレキシブル管11の端部の外皮12を剥いだ部分には筒状
をした弾性を有する係り止めリング10を被嵌する。ここ
で弾性を有する係止めリング10の端部は傾斜面15となっ
ている。
管継手本体1の孔2の一端部内周には雌ねじ部3が設け
てあり、孔2の雌ねじ部3の奥側に雌ねじ部3よりも小
径となった当たり部4を設けてあって、この当たり部4
の前面側の外周に設けた凹溝条部13に弾性を有する気密
リング14がはめ込んである。管継手本体1の雌ねじ部3
には押え輪6の外周の雄ねじ部5が螺合してある。押え
輪6内周には一部切欠した略環状をした押圧部材7を移
動自在に入れた凹溝8が設けてある。そして、この凹溝
8の押え輪6の螺進方向と反対側の面は螺進方向と反対
側ほど小径となるように傾斜面となっていてこの傾斜面
を押圧用傾斜面9としてある。押圧部材7は弾性を有し
ており、線ばねやゴム等により形成してある。
しかして、フレキシブル管11を管継手本体1に接続する
には、第3図(a)に示すように、フレキシブル管11の
端部に係り止めリング10のみ被嵌し、一方、押え輪6は
管継手本体1に少しだけ螺合した状態としておく。この
場合、第4図(a)、第5図(b)に示すように弾性力
により押圧部材7が縮径した状態となっている。この状
態で、第3図(b)に示すようにフレキシブル管11の端
部を押え輪6に挿入し、更に第3図(c)のようにフレ
キシブル管11の端部を奥へ押し込む。この場合、第3図
(b)、第3図(c)のようにフレキシブル管11を押し
込むことで、フレキシブル管11の端部に被嵌していた係
り止めリング10が押圧部材7を外側に押し広げながら進
入し(つまり第4図(b)、第5図(a)のように押し
広げられ)、フレキシブル管11の先端を当たり部4の前
の気密リング14に当てた状態で第4図(c)、第5図
(a)のように押圧部材7が縮径して係り止めリング10
の端部の傾斜面15に押圧部材7が位置する。この状態で
押え輪6を螺進させて第3図(d)のように、押圧用傾
斜面9により押圧部材7を押圧して、押圧部材7を係り
止めリング10の一端部の傾斜面15を押圧し、このことに
より係り止めリング10を前方に押して係り止めリング10
の他端部を雌ねじ部3の奥の当たり部4に気密リング14
を介して押圧し、同時に係り止めリング10を波状をした
フレキシブル管11の外面に密着する(この状態での押圧
部材7は第4図(d)、第5図(c)のように更に縮径
される)。このようにしてフレキシブル管11を管継手本
体1に接続するものである。
第6図乃至第11図には本考案の他の実施例が示してあ
る。この実施例では押え輪6内周面に設けた凹溝8の溝
幅を広くし、この凹溝8内に移動自在に入れた移動体17
をスプリング16により押圧用傾斜面9側に弾性付勢し、
移動体17により押圧部材7を押圧用傾斜面9に押圧して
いるものである。そして、この実施例においては第9図
(a)(b)(c)(d)の順序でフレキシブル管11を
管継手本体1に接続するのである(この第9図(a)
(b)(c)(d)の各状態における押圧部材7の状態
が第10図(a)(b)(c)(d)に示してあり、また
第10図(b)(d)の各状態の拡大断面図が第11図
(a)(b)に示してある)が、この場合、第9図
(b)の挿入途中においては係り止めリング10が前方に
移動する際に押圧部材7がスプリング16のばね力に抗し
て押圧用傾斜面9を前方に押され、係り止めリング10の
端部の傾斜面15に押圧部材7が位置した状態で第9図
(c)のようにスプリング16により移動体17が押されて
移動し、移動体17により押圧部材7が押圧用傾斜面9の
小径側に押され、押圧部材7が係り止めリング10の端部
の傾斜面15に対向するようになる。したがって、この状
態で押え輪6を螺進させて第9図(d)のように、押圧
用傾斜面9により押圧部材7を押圧して、押圧部材7を
係り止めリング10の一端部の傾斜面15を押圧し、このこ
とにより係り止めリング10を前方に押して係り止めリン
グ10の他端部を雌ねじ部3の奥の当たり部4に気密リン
グ14を介して押圧し、同時に係止めリング10を波状をし
たフレキシブル管11の外面に密着する。このようにして
フレキシブル管11を管継手本体1に接続するのである。
ここで、第12図(a)(b)に示す押圧用傾斜面9と傾
斜面15とのなす角度をAとし、押圧用傾斜面9と水平線
とのなす角度をBとし、90°≧角度A≧角度Bとなるよ
うな関係に設定すると、押え輪6を螺進して押圧用傾斜
面9により押圧部材7を押して押圧部材7により傾斜面
9を押すのが確実に押されることになって、接続がより
確実となるものである。
[考案の効果] 本考案にあっては、叙述のように外周に雄ねじ部を有す
る押え輪を管継手本体の雌ねじ部に螺合し、押え輪内周
に略環状をした押圧部材を移動自在に入れた凹溝を設け
るとともに凹溝の押え輪の螺進方向と反対側の面を螺進
方向と反対側ほど小径となる押圧用傾斜面とし、端部に
係り止めリングを被嵌した外周が波状をしたフレキシブ
ル管が押え輪内にはめ込まれ、係り止めリングの一端部
が押圧用傾斜面により押圧された押圧部材により押圧さ
れると共に係り止めリングの他端部が雌ねじ部の奥の当
たり部に押圧されているので、フレキシブル管には係り
止めリングのみを被嵌し、押え輪は管継手本体に螺合し
た状態でフレキシブル管を挿入して接続でき、従来のよ
うにフレキシブル管にあらかじめ係り止めリング以外に
押え輪を被嵌するという手間が必要でなく、接続作業が
簡単になるものであり、しかも、押え輪を螺進させて押
圧部材により係り止めリングを押圧することで係り止め
リングが前方に押されて端部が当たり部に押圧されると
ともに係り止めリングがフレキシブル管の外面にも密着
し、確実且つ気密的に接続ができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図は同上の拡
大断面図、第3図(a)(b)(c)(d)は同上の持
続順序を示す断面図、第4図(a)(b)(c)(d)
は同上の第3図(a)(b)(c)(d)の各状態にお
ける押圧部材の状態を示す説明図、第5図(a)(b)
(c)は同上の押圧部材の拡縮の各状態を示す拡大説明
図、第6図は本考案の他の実施例の断面図、第7図は同
上のフレキシブル管の挿入途中の断面図、第8図は同上
の拡大断面図、第9図(a)(b)(c)(d)は同上
の接続順序を示す断面図、第10図(a)(b)(c)
(d)は同上の第9図(a)(b)(c)(d)の各状
態における押圧部材の状態を示す説明図、第11図(a)
(b)は同上の押圧部材の拡縮の各状態を示す拡大説明
図、第12図(a)(b)は押圧用傾斜面と傾斜面との傾
斜角度の関係を示す説明図、第13図は従来例の断面図、
第14図は従来例のフレキシブル管の接続前の断面図であ
って、1は管継手本体、2は孔、3は雌ねじ部、4は当
たり部、5は雄ねじ部、6は押え輪、7は押圧部材、8
は凹溝、9は押圧用傾斜面、10は係り止めリング、11は
フレキシブル管である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】管継手本体の孔の一端部内周に雌ねじ部を
    設け、孔の雌ねじ部の奥側に雌ねじ部よりも小径となっ
    た当たり部を設け、外周に雄ねじ部を有する押え輪を雌
    ねじ部に螺合し、押え輪内周に略環状をした押圧部材を
    移動自在に入れた凹溝を設けるとともに凹溝の押え輪の
    螺進方向と反対側の面を螺進方向と反対側ほど小径とな
    る押圧用傾斜面とし、端部に係り止めリングを被嵌した
    外周が液状をしたフレキシブル管が押え輪内にはめ込ま
    れ、係り止めリングの一端部が押圧用傾斜面により押圧
    された押圧部材により押圧されると共に係り止めリング
    の他端部が雌ねじ部の奥の当たり部に押圧されて成るフ
    レキシブル管の継手装置。
JP14797689U 1989-12-22 1989-12-22 フレキシブル管の継手装置 Expired - Lifetime JPH0710156Y2 (ja)

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