JPH0338551Y2 - - Google Patents

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JPH0338551Y2
JPH0338551Y2 JP1984106581U JP10658184U JPH0338551Y2 JP H0338551 Y2 JPH0338551 Y2 JP H0338551Y2 JP 1984106581 U JP1984106581 U JP 1984106581U JP 10658184 U JP10658184 U JP 10658184U JP H0338551 Y2 JPH0338551 Y2 JP H0338551Y2
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は合成樹脂管を簡便に接続できる管継手
に関するものである。
(従来の技術) 従来、ポリエチレン等の可撓性を有する合成樹
脂管を接続する管継手として、例えば実開昭51−
72221号公報において、継手本体の案内管に、あ
らかじめ端部に口金及びナツトが嵌合挿通された
合成樹脂管の先端部を嵌入した後ナツトを継手本
体の大径部のねじに締付けることにより接続部を
形成するものが記載されている。
また、ゴムホースの接続装置にあつては、実開
昭50−111711号公報に記載のように、外周面に多
数の環状突条を有するゴムホース嵌合部分を先端
に有する接続金具と、1条の縦割溝を有し、内面
に環状突条を有する且つ外面がテーパー状をなす
割型締付リングと、該リングを締付けるテーパー
内面を有する締付ナツトとからなり、上記ゴムホ
ース嵌合部分と割型締付リングとの間にゴムホー
スを挿入し、割型締付リングを締付ナツトで締付
けるようにしたものが知られている。
更に、米国特許第2877027号明細書には、高圧
ホース継手として、円筒体に先端に軸方向の割溝
を有するコレツトが螺着され、コレツトの先端部
には把み部が設けられ、円筒体の先端部はコレツ
トより先まで延長され、先端部に環状溝が設けら
れ、この環状溝にはパツキングが装着されてお
り、円筒体とコレツトとの間にホースが挿入さ
れ、このホースをコレツトの外周囲に袋ナツトを
締付けることによりコレツト先端の把み部を円筒
体に向けて締付けてホースの抜けを防止すると共
に円筒体とホースの間は前記パツキングにより水
密に保持されるようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、実開昭51−72221号公報記載の
管継手の場合、口金とナツトのテーパ一部との接
触面積が広いため、ナツトを締付けると口金と合
成樹脂管とが一体となつて共廻りするので合成樹
脂管がねじられてくびれが生じるという欠点があ
つた。
また、上記ゴムホースの接続装置においては、
テーパー状の嵌合部にホースを押込む必要がある
ため、ゴムなどの伸長可能なものに限られると共
に、テーパー面の環状突条で押しつけられるだけ
であるためゴムホースなど自身が弾性材料でない
と水密性が生じないという問題点がある。
また、上記高圧ホース継手にあつては、ホース
はコレツト先端の把み部がホースを押しつけるこ
とにより抜け止め作用を発揮するが、この抜け止
め作用はコレツト先端の把み部がホースに食い込
んで生じるだけであるため可撓性を有するホース
で始めて可能となるものであり、圧縮性のない材
料から作られた合成樹脂管においては抜け止め作
用はそれ程高くならないという問題点がある。ま
た、この継手においては、パツキングは環状溝に
はめられており、この上にホースが挿入されるだ
けなので、パツキングを押しつけながらホースを
挿入しないと水密性は生じないが、パツキングを
押しつけながら挿入すると挿入抵抗が大きく、ホ
ースを挿入しにくいと共にホースの端部を挿入す
る際にホース端部でパツキングを環状溝から押し
出してしまい水密性が損われるという問題があ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案は上述した種々の継手における問題点を
解消して、管のねじれを生じることなく管の締め
付けを容易に行え、また管継手への合成樹脂管の
挿着が円滑に行えると共に、管の継手からの抜け
止め及び水密性を完全に行える管継手を提供する
ものであり、請求の範囲に記載のごとく、管継手
本体と環状締付具とを六角形状のはめあいとな
し、かつ管継手本体の案内部の環状凹溝に環状パ
ツキングが装着され、この環状凹溝の位置に相対
向するように環状締付具の円筒部先端が配置され
た構造とすることにより、上記目的が達成され
る。
(作用) 本考案の管継手は管継手本体と環状締付具とを
六角形状のはめあいとしているので、環状締付具
と袋ナツトの締付けをスパナ等の凡用工具を使つ
て簡単に行える。また、管継手本体の案内部の環
状凹溝にパツキングが装着され、この位置に環状
締付具の円筒部先端が配置されているので、案内
部と環状締付具との間隙に合成樹脂管を挿入し、
袋ナツトを締付けると環状締付具の円筒部先端が
合成樹脂管を締付け、その内部に位置する環状パ
ツキングを押圧する。環状パツキングは押圧され
て圧縮変形するので水密性は良くなると共に合成
樹脂管は環状凹溝内へ縮径変形する。この変形に
より、合成樹脂管は案内部からの抜け止めが完全
となる。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面により説明す
る。
第1図は本考案の管継手の一例を示す一部切欠
き縦断面図である。
1は管継手本体であり、ほぼ中央に外面が六角
形の環状突出部11を有し、突出部11の側面の
一方に接続管が外挿される案内部12が一体に延
出され、又側面の他方には外周に接続用のおねじ
部が設けられた接続部13が一体に延出されてい
る。案内部12の接続管が外挿される側の端部外
周に環状凹溝121が設けられている。
環状凹溝121の形状は図示の逆台形状の他矩
形状、半円状のものであつてもよく、又その深さ
は、案内部12の厚みにもよるが、接続管の厚み
の1/2程度にするのがよい。案内部12の外径は
接続管の内径にほぼ等しいか、もしくはやや小さ
くなされている。
2は合成ゴム等の弾性材料からなる環状パツキ
ングであり、環状凹溝121に装着されている。
環状パツキング2は断面形状が第2図に示す様に
ほぼZ状のものであるが、円形、だ円形、角形等
のものであつてもよい。環状パツキング2の外径
は案内部12の外径にほぼ等しいか、あるいは小
さくなされている。このため、従来の管継手の様
に、案内部12への接続管の挿入に大きな力を必
要とすることはなく、又挿入時環状凹溝121よ
り環状パツキング2が抜け出ることもない。更
に、環状パツキング2は後述の円筒部32の先端
で締付けられて縮径し、環状凹溝121内に縮径
変形する接続管の管壁で圧縮されるので、よりす
ぐれた水密性が得られる。特に環状パツキング2
の断面形状が第2図に示す様に自己シール性を有
するものであれば、接続管が例えば80℃以上の熱
水を供給する配管に使用された場合、フローを起
こす可能性のある合成樹脂管であつても、環状パ
ツキング2は内水圧による自己変形性を有してい
るので、水密性の低下は防止できる。
3は環状締付具であり、鍔部31と円筒部32
とから構成されている。鍔部31の外面は六角形
になされ、スパナ等の締付工具の引掛りを可能と
なされ、一方鍔部31の一端部の内面は前記管継
手本体1の六角形状の突出部11に嵌合できるよ
うに六角形状の突出部11の形状と符合されては
めあいされている。
円筒部32の先端に軸線方向に複数の切欠き部
321が設けられ、外部からの押圧力により円筒
部32の先端が内方に縮径されるようになされて
いる。該切欠き部321と前記鍔部31の間の外
周におねじ部322が設けられている。円筒部3
2の内径は接続管の外径にほぼ等しいか、もしく
はやや大きくなされ、又円筒部32の長さは切欠
き部が設けられた先端が管継手本体1の案内部1
2の外周に設けられた環状凹溝121の位置に相
対向するようになされている。
4は袋ナツトであり、端部内周に前記円筒部3
2のおねじ部322に螺合されるめねじ部41が
設けられ、その奥部に奥方向に進むにつれて縮径
するテーパー部42が設けられ、更にその奥部に
接続管の外径より内径がやや大きい小径部43が
設けられている。
しかして、管継手本体1の突出部11に環状締
付具3の鍔部31が嵌合されて管継手本体1の案
内部12と環状締付具3の円筒部32との間に接
続管が挿入可能な間隙が形成され、円筒部32の
おねじ部322に袋ナツト4のめねじ部41が一
部螺合されて管継手が構成されている。次に、叙
上の本考案の第1図の実施例の一使用態様を第3
図により説明する。
第1図のように準備された管継手の管継手本体
1の接続部13をバルブ等の接続機器(図示せ
ず)に環状締付具3の六角形状の鍔部31にスパ
ナ等を引掛けてねじ込んだ後、合成樹脂管の接続
管5を管継手本体1の案内部12と環状締付具3
の円筒部32とで形成される間隙の奥部まで挿入
し、袋ナツト4を円筒部32のおねじ部322に
螺合していくと、円筒部32の複数の切欠き部3
21が設けられた先端が袋ナツト4のテーパー部
42で内方に押圧されて縮径される。このため接
続管5の外周は円筒部32の先端で均一に締付け
られて縮径し、環状凹溝121に装着された環状
パツキング2を圧縮し、水密性にすぐれたシール
部が形成されると共に接続管5の一部が環状凹溝
121内に縮径するので、接続管5が案内部12
から抜け出るのが防止される。袋ナツト4の螺合
時には、環状締付具3の六角形状の鍔部31と袋
ナツト4とにスパナを掛けて締付けられるので、
締付けが簡単である。この場合、袋ナツト4の内
面は接続管5の外面に接触せず、又、環状締付具
3は鍔部31が管継手本体1の六角形状の突出部
11に嵌合されているので、袋ナツト4を螺合し
ても環状締付具3は全く回転され得ないので、接
続管5の端部はねじられることなく環状締付具3
の円筒部32の先端で均一に締付けられ、接続管
5はくびれることがない。
(効果) 本考案管継手は以上の通り構成されており、環
状締付具の一端が管継手本体の中央に設けられた
外面が六角形の環出突出部にはめあいされている
ので、環状締付具のおねじ部に袋ナツトを螺合し
て締付けても接続管が環状締付具と一緒に回転し
て共廻りすることはなく、管のねじれを防止で
き、管にくびれが生じない。
又、あらかじめセツトしておいたものに接続管
を差し込んで袋ナツトを螺合して締付けるだけで
簡便に接続を行うことができ、また、環状締付具
の六角形状の鍔部と袋ナツトとにスパナ等を掛け
て締付けられるので、作業性にすぐれている。
更に、管継手本体と環状締付具とは一体のもの
でないので、環状締付具の材質を適宜変えること
ができ、例えばポリアミド、ポリアセタール等の
機械的強度のすぐれたものを使用することにより
繰り返して使用することが可能となる。
また、本考案の管継手は、管継手本体の案内部
の環状凹溝にパツキングが装着され、この位置に
環状締付具の円筒部先端が配置されているので、
案内部と環状締付具との間隙に合成樹脂管を挿入
し、袋ナツトを締付けると環状締付具の円筒部先
端が合成樹脂管を締付け、その内部に位置する環
状パツキングを押圧する。環状パツキングは押圧
されて圧縮変形するので水密性は良くなると共に
合成樹脂管は環状凹溝内へ縮径変形する。この変
形により、合成樹脂管は案内部からの抜け止めが
完全となる。
また、環状凹溝内の環状パツキングについても
環状凹溝から出つ張る必要がないため、接続管の
挿入時にその先端で環状パツキングを押し出して
しまうこともない。等々のすぐれた作用効果を奏
するものであります。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の管継手の一例を示す一部切欠
き縦断面図、第2図は第1図の要部を拡大して示
す一部切欠き縦断面図、第3図は本考案の管継手
に合成樹脂管を接続した状態を示す一部切欠き縦
断面図である。 1……管継手本体、11……環状突出部、12
……案内部、121……環状凹溝、2……環状パ
ツキング、3……環状締付具、31……鍔部、3
2……円筒部、321……切欠き部、322……
おねじ部、4……袋ナツト、41……めねじ部、
42……テーパー部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ほぼ中央に外面が六角形の環状突出部を有し、
    該突出部の側面の一方に接続管が外挿される案内
    部を有する管継手本体と、一端部の内面が前記管
    継手本体の六角形の突出部にはめあいする形状と
    なされた外周六角形の鍔部を有し、該部より延設
    され、先端に軸線方向に複数の切欠き部が設けら
    れ、前記鍔部と切欠き部の間の外周におねじ部が
    設けられた円筒部を有する環状締付具と、該環状
    締付具のおねじ部に螺合され、締付具の切欠き部
    先端を押圧して縮径せしめることにより、切欠き
    部付近の接続管の外周を締付ける袋ナツトとから
    なり、前記管継手本体の案内部の端部外周には環
    状凹溝が設けられ、該環状凹溝には環状パツキン
    グが装着され、前記環状締付具の円筒部先端が前
    記環状凹溝の位置に相対向するように配置されて
    いることを特徴とする管継手。
JP10658184U 1984-07-13 1984-07-13 管継手 Granted JPS6122990U (ja)

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JP10658184U JPS6122990U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 管継手
US06/753,475 US4666190A (en) 1984-07-13 1985-07-10 Tube joint
NO85852785A NO156734C (no) 1984-07-13 1985-07-10 Slange- eller roerkobling.
AU44760/85A AU581238B2 (en) 1984-07-13 1985-07-10 A tube joint
DE8585304999T DE3574611D1 (de) 1984-07-13 1985-07-12 Rohrverbindung.
CA000486733A CA1266694A (en) 1984-07-13 1985-07-12 Tube joint
DK319085A DK161477C (da) 1984-07-13 1985-07-12 Slange- eller roerkobling
EP85304999A EP0168260B1 (en) 1984-07-13 1985-07-12 Tube joint

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JP10658184U JPS6122990U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 管継手

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JPS6122990U JPS6122990U (ja) 1986-02-10
JPH0338551Y2 true JPH0338551Y2 (ja) 1991-08-14

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5415032B2 (ja) * 2008-07-15 2014-02-12 アドバンス電気工業株式会社 樹脂製チューブの継ぎ手構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2877027A (en) * 1956-04-30 1959-03-10 Johnston Testers Inc High pressure hose coupling with pressure-wedged sealing means

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5411291Y2 (ja) * 1974-02-21 1979-05-22

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US2877027A (en) * 1956-04-30 1959-03-10 Johnston Testers Inc High pressure hose coupling with pressure-wedged sealing means

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JPS6122990U (ja) 1986-02-10

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