JPH02163591A - 管継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、給湯管、給水管等の管材を接合する際に使用
される管継手に関する。

（従来の技術） 合成樹脂管、あるいは金属管の内周面または内外側周面
を合成樹脂で被覆した複合管を用いて給湯管、給水管を
配管する際に使用される管継手が実開昭６１−２２９９
１号公報に開示されている。

該管継手は、第９図に示すように、−側部に。

バルブ等の機器や他の管継手に接続される円筒状の接続
部７３が設けられた継手本体７０を有する。該継手本体
７０の他側部には接続管６０の端部内に嵌合される円筒
状の案内部７２が設けられており、該案内部７２と接続
部７３との間に、外面六角形状のナツト部７４が設けら
れている。該ナツト部７４には、筒状の締付は部材８０
の基端部に配設された内面が六角形状の連結部８１が嵌
合されて固定されている。

該連結部８１の外面は、スパナ等の締付は具が係合し得
るように六角形状になっている。該締付は部材８０には
、継手本体７０における案内部７２に対して所定の間隔
をあけて外嵌される締付は部８２が該連結部８１に連設
されている。該締付は部８２の外径は連結部８１の外径
よりも小さく、その基端部外周面にはねし溝が設けられ
ている。該締付は部８２の先端部には、先端から軸方向
にのびるスリットが周方向に適当な間隔をあけて形成さ
れており、従って、該先端部ば縮径可能となっている。

そして該締イ」け部８２のねし溝に袋ナツト９０が螺合
され該袋ナツト９０を締付Ｉｌｌることにより、該締付
は部８２先端部が縮径される。

該管継手は、継手本体７０の先端部７３を、バルブ等の
所定部に装着し１袋ナツト９０を緩めた状態で継手本体
７０における案内部７２と、締付は部材８０の締付は部
８２との間に接続管６０の端部を挿入する。

そして２袋ナン１−９０を回転さゼて締付けることによ
り、締付は部材８０における締付は部８２先端部を縮径
させ、該締旬は部８２先端部により接続管６０を。

継手本体における案内部７２の外周面に設けられた凹溝
７２ａ内のシール部材１００に圧着させる。これにより
、接続管６０は、継手本体７０の案内部７２と締付は部
材８０の締伺は部８２とにより挟持されて抜け止めされ
ると共に、シール部材１００により、継手本体７０の案
内部７２と接続管６０との間が液密にシルされる。

（発明が解決しようとする課題） このような構成の従来の管継手では、継手本体７０、締
付は部材８０．および袋ナツト９０は２通常合成樹脂に
て製造される。該管継手に接続管６０を接続するには、
継手本体７０の案内部７２と締（」ケ部材８０の締イ」
け部８２との間に接続管６０の端部を挿入し２袋ナツト
９０側回転させて該接続管６０を縮径させる。袋ナラＩ
・９０の締付けは、その外周面にスパナ等の締付は工具
を係合させるごとにより行われる。この時に袋ナツト９
０を締付り工具で過度に締付けると、締付は部材８０の
連結部８１が変形し、該連結部８１と継手本体７０のナ
ツト部７４との嵌合が緩み、締付は部８０が袋ナツト９
０側に引き寄せられる。

その結果、締付は部材８０の締付は部８２先端部が継手
本体７０の案内部７２外周面に設けられた凹溝７２ａの
対向位置からずれ、接続管６０がシール部材１００に確
実に圧着されないおそれがある。このようになれば、漏
水の原因となり、また、接続管６０が案内部７２と締付
１１部８２との間から抜けるおそれもある。

本発明は上記従来の問題を解決するものでありその目的
は、接続管との接続時に、締付は工具より過度に締（」
けられても、接合された接続管を確実に抜＋３止めし、
かつ接続管との接合部を確実にシールし得る管継手を提
供することにある。

（課題を解決するだめの手段） 本発明の管継手は、接続すべき接続管が外嵌される円筒
状の案内部を有する継手本体と該継手本体の案内部とは
接続管が挿入される間隙を有して外嵌され先端部が縮径
可能な円筒状であって、その基端部が該継手本体の所定
部分に嵌合されて該継手本体と一体的に回転される締付
ｃ１部材と、該締４４け部材と該継手本体との嵌合部に
装着されて締付は部材が継手本体から離脱することを防
止する抜け止めピンと、該締付は部材の先端を縮径させ
るへく該締付は部材に外嵌されて軸方向へ移動される圧
縮部材とを　具備しており。

そのことにより上記目的が達成される。

（実施例） 以下に本発明を実施例について説明する。

本発明の管継手は、第１図に示すように、筒状の継手本
体１０を有する。該継手本体１０は、軸方向の一例部に
１円筒状の案内部１１を有する。該案内部１１ば、接続
ずべき接続管６０内に内嵌され得るように、その外径が
、該接続管６０の内径より若干小さく設定されている。

該案内部１１の先端近傍部の外周面には１周方向に環状
の凹溝１１ａが全周にわたって設げられており、該凹溝
１１ａ内にゴム等の弾性材でなる環状のシール部材２０
が嵌合されている。

該継手本体１０は、その案内部１１の基端側に、案内部
１１より大きい外径のナツト部１３を有する。該ナツト
部１３は、第２図および第３図に示すように。

外周面が例えば六角形状になっており、その外周面には
、凹溝１３ａが全周にわたって設けられている。該凹溝
１３ａの底面は１円弧状に窪んでいる。

該継手本体１０のナツト部１３における案内部１１の配
設側側面とは反対側側面には、バルブ等の機器や他の管
継手との接続部１２が突設されている。該接続部１２は
、ナツト部１３より小さく１かつ案内部１１よりも大き
い外径を有し、その外周面には、ａ器や他の管継手のね
し部にねし込まれるねし溝１２ａが設りられでいる。該
接続部１２の内周面はその内径が案内部ｌｌの内径より
若干大きく、ナンド部１３の内周面に連続している。リ
ーント部１３の内周面ば案内部１１内周面および接続部
１２内周面に連続するテーパー状になっている。

該継手本体１０のナンド部１３および案内部１２には筒
状の締（（Ｊげ部材３０が同心状に外嵌されている。

該締（（け部材３０ば、その軸方向の一側部に、継手本
体１０のナラＩ・部１３に外嵌する連結部３１を自する
。

該連結部３１の外周面は、第２図に示すように、スパナ
等の締付け］ユ具が係止し得るように１例えば六角形状
になっており、その内周面は、ナツト部１３外周面乙こ
、該外周面に設けられた凹溝１３ａを除いて密着してい
る。該連結部３１の凹溝１３ａに対向する軸心対称の二
位置には、第３図に示すように。

各凹溝１３ａ内に連通ずる各一対の貫通孔３１ａ、・・
・がそれぞれ設けられている。対をなす各貫通孔３１ａ
は、連結部３１の１つの角部を挟んで相隣する外周面に
それぞれの開口端が位置して、該連結部３１の軸心との
直交軸とは平行になっている。各貫通孔３１、ａの内径
は゛、凹溝１３ａの溝幅と等しくなっている。そして、
対をなす各貫通孔３１ａおよび３１ａと両貫通孔３１ａ
にて挟まれた凹溝１３ａ内部分を、金属製の抜け止めピ
ン４０が挿通している。

各抜け止めピン４０は、その軸方向両端部が各貫通孔３
１ａ内にそれぞれ位置しており各貫通孔３１ａ内周面に
両端部が密着するごとにより位置決めされて、連結部３
１が継手本体１０のナツト部１３から抜げることを防止
している。

該締付は部材３０は、連結部３１が設けられた一側部と
は反対側の側部に、筒状の締付ｃＪ部３２を有しており
、その基端部ば、該連結部３１に同心状に一体的に結合
されている。該締付は部材３０の先端は継手本体１０の
案内部１１外周面に設けられた凹溝１１ａに対向してお
り、その先端部分には、軸方向に延びる複数の切欠き部
３２ａが周方向に適当な間隔をあけて配設されている。

該締付は部３２の先端部分は、該切欠き部３２ａにより
外部から加わる径方向の縮径力にて縮径され得る。該締
付り部３２の外周面には、切欠き部３２ａが形成された
先端部分を除いて、ねじ溝３２ｂが設けられている。該
締イ」け部３２の内径は、継手本体１００案内部１１に
外嵌される接続管６０の外径よりも若干大きく設定され
ている。

該締付り部材３０の締イ］げ部３２には、圧縮部材とし
ての袋ナツト５０が螺合される。該袋ナツト５０は。

内部に円筒空間を有する角筒状をしている。その内周面
の一側部には、締イ４け部材３０の締付は部３２外周面
に設けられたねじ溝３２ｂと螺合するねじ溝５１が形成
されている。該ねじ溝５１に連続する袋ナツト５０内周
面の中程の先端寄り部分は、ねじ溝５１から離れるに連
れて徐々に縮径するデーパ面５２となっている。該テー
パ面５２は、前記締付は部３２の先端部に当接し得るよ
うになっており、該締（ｑけ部３２の先端部にテーパ面
５２が当接した状態で７袋ナツト・５０全体を締付は部
３２の基端側に移動させることにより該締付は部３２先
端部分が縮径される。

袋ナツト５０のねし溝５１が形成された一例部とは反対
側の側部内周面５３は、該テーパ面５２に連続しており
、その内径は、前記継手本体１０の案内部１１に外嵌さ
れる接続管６０の外径より若干大きい一定径になってい
る。

このような構成の本発明の管継手は１次のようにして使
用される。

本発明の管継手をバルブ等の機器や他の管継手に接続す
る場合には、継手本体１０のナツト部１３に嵌合された
締（−１げ部材３０の連結部３１外周面にスパナ等の締
付は工具を係合させて、継手本体１０の接続部１２を機
器や他の管継手のねじ部にねじ込む。

このような状態で接続管６０を、締付は部材３０の締付
は部３２外周面のねし溝３２ｂに袋ナラ１−５０のねじ
溝５１を緩く螺合させた状態で、該袋ナラ１−５０を通
しＣ１締付は部材３０の締付は部３２と継手本体１０の
ナツト部１３にほぼ当接するまで挿入する。

次いで１袋ナツト５０を回転させて、該袋ナツト５０を
締付は部材３０の連結部３１に接近するように締イ１り
部３２に対してねじ送りする。袋ナツト５ｏの回転は、
その外周面にスパナ等の締（」け工具を係合させること
により行われる。袋す・ンｔ・５０がねし送りされると
、該袋ナツト５０の内周面のほぼ中央部に形成されてい
るテーパ面５２が締（ｑけ部３２の先端に当接する。テ
ーパ面５２が締付は部３２先端に当接した後も更に袋ナ
ンド５０を回転させて同方向にねし送りすると、切欠き
部３２ａが設けられた締付は部３２先端部分がテーパ面
５２により縮径される。

これにより１締付り部３２先端部分は、第４図に示すよ
うに、接続管６０の一部を全周にわたって内方へ押圧し
て変形させ、凹状に窪まず。

接続管６０の窪んだ部分は、継手本体１０の案内部１１
外周面に設げた凹溝１］、ａ内に嵌入する。その結果、
該接続管６０は、継手本体ＩＯの案内部１１と締？＝ｊ
げ部材３０の締付は部３２とにより挟持され、案内部１
１と締（；Ｊけ部３２との間から抜け止めされる。凹溝
１、ｌａ内に嵌入した接続管６０の窪んだ部分は、凹溝
１、ｌａ内に嵌合されているシール部材２０を圧縮する
。

これにより、接続管６０の内周面と案内部１１の外周面
との間が液密にシールされる。

締付は工具による袋ナツト５０のねじ込みにより締付は
部材３０に過度の締（］げトルクが細塊されると、締イ
１け部材３０の連結部３１内周面が変形し、該連結部３
１が継手本体１０のナツト部分１３から抜りる方向へ移
動しようとする。この場合には、連結部３１を貫通ずる
客扱は止めピン４０がナツト部１３外周面に設けられた
凹溝１３ａに嵌合しているので、該締付は部材３０は、
継手本体１０に対して同方向に回転するものの、軸方向
に移動することがなく、その結果、締付は部材３０の締
め伺げ部３２先端が継手本体１０の案内部１１外周面に
設げられた凹溝１．１　ａの対向位置からずれることが
ない。従って１袋ナツト５０が過度に締付けられても、
接続管６０が管継手から脱離するおそれがなく、また該
管継手と接続管６０とは確実にシールされる。

第５図および第６図は本発明の他の実施例を示す断面図
である。本実施例では、継手本体１０における接続部１
２とナラＩ・部１３との間に工具係合部１４が設けられ
ている。該工具係合部１４の外周面はスパナ等の締付は
工具が係止し得るように２例えば六角形状になっている
。該工具保合部１４に相隣して配設されたナツト部１３
に外嵌される締付は部４、ｌ’３０°の連結部３１゛　
は、その外周面が工具係合部１４の外周面より小径であ
り、該連結部３１゛　の外周面には丸みが付与されてい
る。他の構成は、第１図〜第４図の管継手と同様である
。

本実施例の管継手をバルブ等の機器や他の管継手に接続
する場合には、継手本体１０の工具係合部１４にスパナ
等の締付は工具を係合させて、継手本体】０の接続部１
２を機器等のねじ部にねじ込む。工具係合部１４は、継
手本体１０に一体的に設けられているので、該工具保合
部１４を介して接続部１２に十分な締付はトルクが付与
される。しかも、締付は工具が締付は部材３０゛　の連
結部３１゛　に接触しないので、過度の締付はトルクが
工具係合部１４に付与されても、連結部３１゛　内周面
が継手本体１０のナツト部１３外周面とは摺動するおそ
れがない。

機器等に接続された管継手に接続管６０を接続する場合
には、第１図〜第４図の実施例と同様に。

締（＝Ｊυ）部材３０”の締付は部３２に対して袋ナツ
ト５０をねじ送りする。袋ナツト５０のねし送りにより
締付は部３２の先端部分が縮径して、接続管６０に対す
る抜け止めおよびシールが行われる。袋すｙ　）５０が
過度に締イ」けられた場合にも、締付は部材３０″の連
結部３１゛　を貫通ずる抜け止めピン４０がナツト部１
３外周面の凹溝１．３ａに嵌合しいるので、該連結部材
３０゛　が継手本体１０から離脱するおそれがない。

第７図は本発明の更に他の実施例を示す断面図である。

本実施例においては１機器や他の管継手に接続される継
手本体】０の接続部１２の内周面にねし部１２１１が形
成されている。該接続部１２は、第５図および第６図の
管継手にお←ノる工具係合部１４と同様に機能するよう
に、その外周面は、工具係合部１４の外周面と同様に１
例えば六角形状で、締イ」けリング３０の連結部３】外
周面より大径になっている。他の構成は、第１図〜第４
図に示す実施例の管継手と同様である。

なお、」二連の実施例ば２いずれも直管タイプの管継手
について説明したが１本発明は、第８図に示すように、
継手本体部１０′　の接続部１２゛が１７字状に屈曲し
ており１両端部に締イ］け部材３０が装着されたエルボ
タイプの管継手等に対し′ζも適用できる。この場合に
は継手本体１０’　の両端部に接続管６０が接続される
。

更に締付は部材３０の抜ｉＪを防止するための抜け止め
どン４０は、ト述の実施例に限定されるものではなく２
例えば継手本体１０′　のナンド部１３の半径方向に挿
入されるものであってもよい。

（発明の効果） 本発明の管ｍ：丁は、このように、継手本体と該継手本
体の所定部分に嵌合されて一体的に回転される締付は部
＋Ｊが抜け止めピンにより、抜り止めされているため、
該締付＋、１部材は継手本体から離脱するおそれがなく
、継手本体に対する締付は部材の軸方向位置は変化しな
い。従って、該管継手に装着される接続管は継手本体と
締付は部材との間にて確実にシールされ、また該接続管
が締付は部材と継手本体との間から抜けることも防止さ
れる。

ＬＥＪｏＪ浬方篭−吸 第１同は本発明の管継手の一実施例を示す断面図、第２
図は第１図の■−■線におＩＪる断面図第３図は第１図
のＩＩＩ−ＩＩＩ線におりる断面図第３図は第１図の管
継手の動作を説明するだめの断面図、第５図は本発明の
管継手の他の実施例を示す断面図、第６図は第５図のＶ
ｌ−Ｖｌ線における断面図、第７図および第８図はそれ
ぞれ本発明の管継手の更に他の実施例を示す断面図、第
９図は従来の管継手の断面図である。

１０・・・継手本体、１１・・・案内部、１２・・・接
続部、１３・・・ナツト部、２０・・・シール部材、　
３０．３０’　・・・締付＆Ｊ部材、　３Ｌ　３１”・
・・連結部、３２・・・縮径部、４０・・・抜？Ｊ市め
ピン、５０・・・袋ナツト（圧縮部材）、６０・・・接
続管。

以　　−ト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １．接続すべき接続管が外嵌される円筒状の案内部を有
   する継手本体と， 該継手本体の案内部とは接続管が挿入される間隙を有し
   て外嵌され先端部が縮径可能な円筒状であって，その基
   端部が該継手本体の所定部分に嵌合されて該継手本体と
   一体的に回転される締付け部材と， 該締付け部材と該継手本体との嵌合部に装着されて締付
   け部材が継手本体から離脱することを防止する抜け止め
   ピンと， 該締付け部材の先端を縮径させるべく該締付け部材に外
   嵌されて軸方向へ移動される圧縮部材と，を具備する管
   継手。