JP3101383B2 - フレキシブル管用接続装置 - Google Patents
フレキシブル管用接続装置Info
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- JP3101383B2 JP3101383B2 JP03348515A JP34851591A JP3101383B2 JP 3101383 B2 JP3101383 B2 JP 3101383B2 JP 03348515 A JP03348515 A JP 03348515A JP 34851591 A JP34851591 A JP 34851591A JP 3101383 B2 JP3101383 B2 JP 3101383B2
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- Japan
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- flexible pipe
- support member
- diameter
- flexible tube
- flexible
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L25/00—Constructive types of pipe joints not provided for in groups F16L13/00 - F16L23/00 ; Details of pipe joints not otherwise provided for, e.g. electrically conducting or insulating means
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Quick-Acting Or Multi-Walled Pipe Joints (AREA)
- Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛇腹状をなすフレキシ
ブル管の接続に用いられるフレキシブル管用接続装置に
関する。
ブル管の接続に用いられるフレキシブル管用接続装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は、一端面に接続孔
が形成された装置本体と、この装置本体の一端部に螺合
されると共に、その中央部にフレキシブル管が挿通され
る貫通孔が形成された袋ナットと、フレキシブル管の外
周面に嵌め合わされる一対のリテーナとを備えており、
フレキシブル管を次のようにして接続するようになって
いる。
が形成された装置本体と、この装置本体の一端部に螺合
されると共に、その中央部にフレキシブル管が挿通され
る貫通孔が形成された袋ナットと、フレキシブル管の外
周面に嵌め合わされる一対のリテーナとを備えており、
フレキシブル管を次のようにして接続するようになって
いる。
【0003】すなわち、接続に際しては、袋ナット及び
一対のリテーナを装置本体から予め取り外しておく。次
に、フレキシブル管の先端部を袋ナットの貫通孔に挿入
し、袋ナットを貫通したフレキシブル管の外周面でその
先端から2〜3山程度後端側に一対のリテーナを嵌め合
わせる。その状態でフレキキシブル管及びリテーナを装
置本体の接続孔に挿入する。次に、袋ナットを装置本体
に螺合し、袋ナットによって一対のリテーナを接続孔の
底部側へ押圧する。すると、フレキシブル管の先端が接
続孔の底面に押し付けられる。その後、さらに袋ナット
をねじ込むと、フレキシブル管のうちの接続孔の底面と
リテーナとの間に位置する2〜3山が押し潰される。こ
れによって、フレキシブル管が装置に接続される。
一対のリテーナを装置本体から予め取り外しておく。次
に、フレキシブル管の先端部を袋ナットの貫通孔に挿入
し、袋ナットを貫通したフレキシブル管の外周面でその
先端から2〜3山程度後端側に一対のリテーナを嵌め合
わせる。その状態でフレキキシブル管及びリテーナを装
置本体の接続孔に挿入する。次に、袋ナットを装置本体
に螺合し、袋ナットによって一対のリテーナを接続孔の
底部側へ押圧する。すると、フレキシブル管の先端が接
続孔の底面に押し付けられる。その後、さらに袋ナット
をねじ込むと、フレキシブル管のうちの接続孔の底面と
リテーナとの間に位置する2〜3山が押し潰される。こ
れによって、フレキシブル管が装置に接続される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の装置におい
ては、フレキシブル管を接続するに際し、袋ナットに対
するフレキシブル管の挿通、一対のリテーナのフレキシ
ブル管に対する嵌め合わせ、フレキシブル管及びリテー
ナの接続孔への挿入、並びに袋ナットの装置本体への螺
合及び締め付け等を行わなければならず、接続に多大の
手間を要するという問題があった。
ては、フレキシブル管を接続するに際し、袋ナットに対
するフレキシブル管の挿通、一対のリテーナのフレキシ
ブル管に対する嵌め合わせ、フレキシブル管及びリテー
ナの接続孔への挿入、並びに袋ナットの装置本体への螺
合及び締め付け等を行わなければならず、接続に多大の
手間を要するという問題があった。
【0005】本発明は上記従来の技術的課題を背景にな
されたものであり、フレキシブル管を簡単に接続するこ
とができるフレキシブル管用接続装置を提供することを
目的とする。
されたものであり、フレキシブル管を簡単に接続するこ
とができるフレキシブル管用接続装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、一端側から軸線方向へ向けて蛇腹状をな
すフレキシブル管が挿入される接続孔が形成された装置
本体と、前記接続孔の内部に、その軸線方向へ所定範囲
移動可能に配置され、前記フレキシブル管によってその
挿入方向へ押圧移動させられる筒状の支持部材と、前記
支持部材の外周面に、拡径した状態で装着された係合部
材とを備え、前記接続孔の内部には、前記係合部材が拡
径した状態のとき、前期係合部材を係止して前記フレキ
シブル管の挿入方向への移動を阻止する第1係止部と、
前記係合部材が縮径した状態のとき、前記係合部材を係
止して前記フレキシブル管の挿入方向と逆方向への移動
を阻止する第2係止部とが形成されていることを特徴と
するものである。この場合、前記支持部材を前記フレキ
シブル管の挿入方向と逆方向へ付勢する付勢手段をさら
に備えていることが望ましい。
成するために、一端側から軸線方向へ向けて蛇腹状をな
すフレキシブル管が挿入される接続孔が形成された装置
本体と、前記接続孔の内部に、その軸線方向へ所定範囲
移動可能に配置され、前記フレキシブル管によってその
挿入方向へ押圧移動させられる筒状の支持部材と、前記
支持部材の外周面に、拡径した状態で装着された係合部
材とを備え、前記接続孔の内部には、前記係合部材が拡
径した状態のとき、前期係合部材を係止して前記フレキ
シブル管の挿入方向への移動を阻止する第1係止部と、
前記係合部材が縮径した状態のとき、前記係合部材を係
止して前記フレキシブル管の挿入方向と逆方向への移動
を阻止する第2係止部とが形成されていることを特徴と
するものである。この場合、前記支持部材を前記フレキ
シブル管の挿入方向と逆方向へ付勢する付勢手段をさら
に備えていることが望ましい。
【0007】
【作用】フレキシブル管を接続するには、まず、フレキ
シブル管の先端部を接続孔の一端側から挿入して、接続
孔の内部に配置された支持部材を押圧する。すると、支
持部材およびその外周面に拡径した状態で装着された係
合部材が、フレキシブル管の挿入方向へ移動しようとす
る。このとき、支持部材は、第1係止部に係止されるこ
とによってフレキシブル管の挿入方向への移動が阻止さ
れているため、支持部材のみがフレキシブル管の挿入方
向へ移動する。
シブル管の先端部を接続孔の一端側から挿入して、接続
孔の内部に配置された支持部材を押圧する。すると、支
持部材およびその外周面に拡径した状態で装着された係
合部材が、フレキシブル管の挿入方向へ移動しようとす
る。このとき、支持部材は、第1係止部に係止されるこ
とによってフレキシブル管の挿入方向への移動が阻止さ
れているため、支持部材のみがフレキシブル管の挿入方
向へ移動する。
【0008】支持部材がフレキシブル管の挿入方向へ所
定距離移動すると、係合部材は、支持部材の外周面から
離脱してフレキシブル管の外周面に縮径した状態で装着
される。装着された状態においては、係合部材が第2係
止部に係止されてフレキシブル管の挿入方向と逆方向へ
の移動が阻止されているため、フレキシブル管の同方向
への移動が阻止される。これにより、フレキシブル管の
接続が完了する。
定距離移動すると、係合部材は、支持部材の外周面から
離脱してフレキシブル管の外周面に縮径した状態で装着
される。装着された状態においては、係合部材が第2係
止部に係止されてフレキシブル管の挿入方向と逆方向へ
の移動が阻止されているため、フレキシブル管の同方向
への移動が阻止される。これにより、フレキシブル管の
接続が完了する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2を参
照して説明する。なお、この実施例では、本発明にかか
るフレキシブル管用接続装置を継手に用いた場合を例に
採る。図2は、フレキシブル管用継手1の縦断面図を示
すものであり、このフレキシブル管用継手1は、継手本
体2(装置本体)を備えている。
照して説明する。なお、この実施例では、本発明にかか
るフレキシブル管用接続装置を継手に用いた場合を例に
採る。図2は、フレキシブル管用継手1の縦断面図を示
すものであり、このフレキシブル管用継手1は、継手本
体2(装置本体)を備えている。
【0010】継手本体2は、図1及び図2に示すよう
に、下部本体2aと、この下部本体2aの上端部に、O
リング21を介して気密に螺合固定された上部本体2b
とから構成されている。
に、下部本体2aと、この下部本体2aの上端部に、O
リング21を介して気密に螺合固定された上部本体2b
とから構成されている。
【0011】継手本体2には、その中央部を上端面から
下方に向かって延びる接続孔22、及びこの接続孔22
より小径で、接続孔22の底面から下端面まで延びるガ
ス孔23が形成されている。そして、接続孔22の上端
側開口から蛇腹状をなすフレキシブル管Fの先端部が挿
入されるようになっている。
下方に向かって延びる接続孔22、及びこの接続孔22
より小径で、接続孔22の底面から下端面まで延びるガ
ス孔23が形成されている。そして、接続孔22の上端
側開口から蛇腹状をなすフレキシブル管Fの先端部が挿
入されるようになっている。
【0012】接続孔22は、その内部に下方に向けて順
次形成された大径孔部24、小径孔部27及び摺動孔部
25を有している。大径孔部24には、ゴム等で形成さ
れたリング状のパッキン24aが装着されている。この
パッキン24aの内径は、フレキシブル管Fの山径より
小径になっており、これにより、フレキシブル管Fの山
部とパッキン24aの内周面とが密着してこれらの間が
シールされるようになっている。小径孔部27は、その
孔径がフレキシブル管Fの山径より若干大径に形成され
ており、これにより、フレキシブル管Fの挿通を可能に
している。摺動孔部25は、小径孔部27より大径に形
成されており、その上端部内周面には、環状の凹部26
が形成されている。そして、この摺動孔部25には、支
持部材3が摺動可能に配置されている。
次形成された大径孔部24、小径孔部27及び摺動孔部
25を有している。大径孔部24には、ゴム等で形成さ
れたリング状のパッキン24aが装着されている。この
パッキン24aの内径は、フレキシブル管Fの山径より
小径になっており、これにより、フレキシブル管Fの山
部とパッキン24aの内周面とが密着してこれらの間が
シールされるようになっている。小径孔部27は、その
孔径がフレキシブル管Fの山径より若干大径に形成され
ており、これにより、フレキシブル管Fの挿通を可能に
している。摺動孔部25は、小径孔部27より大径に形
成されており、その上端部内周面には、環状の凹部26
が形成されている。そして、この摺動孔部25には、支
持部材3が摺動可能に配置されている。
【0013】支持部材3は、略円筒状に形成されたもの
であり、その上端部には、小径部31が形成されてい
る。また、支持部材3の軸線方向のほぼ中央部内周面に
は、径方向内方に突出する突出部32が全周にわたって
形成されている。この突出部32の内径は、フレキシブ
ル管Fの谷径より小径になっており、これにより、フレ
キシブル管Fの先端面が突出部32の上端面に必ず突き
当たるようになっている。なお、図において符号Pはパ
ッキンである。
であり、その上端部には、小径部31が形成されてい
る。また、支持部材3の軸線方向のほぼ中央部内周面に
は、径方向内方に突出する突出部32が全周にわたって
形成されている。この突出部32の内径は、フレキシブ
ル管Fの谷径より小径になっており、これにより、フレ
キシブル管Fの先端面が突出部32の上端面に必ず突き
当たるようになっている。なお、図において符号Pはパ
ッキンである。
【0014】このように構成された支持部材3は、突出
部32の下面と接続孔22の底面との間に設けられた圧
縮ばね4(付勢部材)によって上方へ付勢された状態で摺
動孔部25内に配置されている。配置された状態におい
ては、小径部31の上端面が凹部26の上側面部26a
に突き当たっており、これにより、支持部材3の上方
(フレキシブル管の挿入方向と逆方向)への移動が阻止さ
れている。また、支持部材3の下端面は、摺動孔部25
の底面より所定寸法上方に位置しており、これにより、
支持部材3の下方(フレキシブル管の挿入方向)への移動
が可能になっている。
部32の下面と接続孔22の底面との間に設けられた圧
縮ばね4(付勢部材)によって上方へ付勢された状態で摺
動孔部25内に配置されている。配置された状態におい
ては、小径部31の上端面が凹部26の上側面部26a
に突き当たっており、これにより、支持部材3の上方
(フレキシブル管の挿入方向と逆方向)への移動が阻止さ
れている。また、支持部材3の下端面は、摺動孔部25
の底面より所定寸法上方に位置しており、これにより、
支持部材3の下方(フレキシブル管の挿入方向)への移動
が可能になっている。
【0015】小径部31の上端面が凹部26の上側面部
26aに突き当たった状態において、小径部31の外周
面には、係合部材5が装着されている。係合部材5は、
コイルばねBの両端部を接続して環状に形成されたもの
であり、このコイルばねBのばね外径は、フレキシブル
管Fの谷部から小径孔部27の内周面までの寸法S(図
2参照)より大径になっている。これにより、後述する
係合部材5の縮径した状態(フレキシブル管の外周面に
装着された状態)における上方への移動が阻止されるよ
うになっている。なお、係合部材5の通常時の内周長さ
は、フレキシブル管Fの谷部の外周長さより短くなって
いる。
26aに突き当たった状態において、小径部31の外周
面には、係合部材5が装着されている。係合部材5は、
コイルばねBの両端部を接続して環状に形成されたもの
であり、このコイルばねBのばね外径は、フレキシブル
管Fの谷部から小径孔部27の内周面までの寸法S(図
2参照)より大径になっている。これにより、後述する
係合部材5の縮径した状態(フレキシブル管の外周面に
装着された状態)における上方への移動が阻止されるよ
うになっている。なお、係合部材5の通常時の内周長さ
は、フレキシブル管Fの谷部の外周長さより短くなって
いる。
【0016】このように構成された係合部材5は、拡径
した状態で小径部31の外周面に装着されている。装着
された状態においては、係合部材5は、その一側部が凹
部26の下側面部26b(第1係止部)に引っ掛かるよ
うになっており、これにより、係合部材5の下方への移
動が阻止されるようになっている。
した状態で小径部31の外周面に装着されている。装着
された状態においては、係合部材5は、その一側部が凹
部26の下側面部26b(第1係止部)に引っ掛かるよ
うになっており、これにより、係合部材5の下方への移
動が阻止されるようになっている。
【0017】次に、上記構成の継手1にフレキシブル管
Fを接続するには、まず、図1(A)に示すように、フレ
キシブル管Fの先端部を接続孔22の上端側開口から挿
入して、フレキシブル管Fの先端面を支持部材3の突出
部32の上面にパッキンPを介して突き当てる。
Fを接続するには、まず、図1(A)に示すように、フレ
キシブル管Fの先端部を接続孔22の上端側開口から挿
入して、フレキシブル管Fの先端面を支持部材3の突出
部32の上面にパッキンPを介して突き当てる。
【0018】この状態から支持部材3を押圧すると、支
持部材3は、圧縮ばね4の付勢力に抗して下方へ移動す
る。このとき、小径部31外周面に拡径した状態で装着
された係合部材5は、凹部26の下側面部26bに引っ
掛かって下方への移動が阻止されるため、支持部材3の
みが下方へ移動する。
持部材3は、圧縮ばね4の付勢力に抗して下方へ移動す
る。このとき、小径部31外周面に拡径した状態で装着
された係合部材5は、凹部26の下側面部26bに引っ
掛かって下方への移動が阻止されるため、支持部材3の
みが下方へ移動する。
【0019】支持部材3が所定寸法下方へ移動すると、
図1(B)に示すように、係合部材5は、小径部31の
外周面から離脱してフレキシブル管Fの外周面に縮径し
た状態で装着される。装着された状態においては、圧縮
ばね4の付勢力が支持部材3、フレキシブル管Fを介し
て係合部材5に伝達され、係合部材5を上方へ移動させ
るように働くが、上述したように、係合部材5のコイル
ばねBのばね外径が上記寸法Sより大径に形成されてい
るため、係合部材5の一側部が凹部26の上側面部26
a(第2係止部)に突き当たって係止される。これによ
り、係合部材5及びフレキシブル管Fの上方への移動が
阻止され、継手1にフレキシブル管Fが接続される。
図1(B)に示すように、係合部材5は、小径部31の
外周面から離脱してフレキシブル管Fの外周面に縮径し
た状態で装着される。装着された状態においては、圧縮
ばね4の付勢力が支持部材3、フレキシブル管Fを介し
て係合部材5に伝達され、係合部材5を上方へ移動させ
るように働くが、上述したように、係合部材5のコイル
ばねBのばね外径が上記寸法Sより大径に形成されてい
るため、係合部材5の一側部が凹部26の上側面部26
a(第2係止部)に突き当たって係止される。これによ
り、係合部材5及びフレキシブル管Fの上方への移動が
阻止され、継手1にフレキシブル管Fが接続される。
【0020】なお、フレキシブル管Fの接続を解除する
には、まず、上部本体2bを図1(B)において矢印方向
へ回動させ、下部本体2aと上部本体2bとの螺合を解
除する。このとき、フレキシブル管Fは、その先端部が
上部本体2bの下端面から突出した状態で、かつ、その
外周面に係合部材5が装着された状態で上部本体2bと
一体となって取り外される。次に、フレキシブル管Fの
先端部外周面から係合部材5を取り外した後、フレキシ
ブル管Fを上部本体2bから抜き取る。次に、取り外し
た係合部材5を支持部材3の小径部31の外周面に拡径
した状態で装着する。その後、再度、下部本体2aの上
端部に上部本体2bを螺合固定することにより、図2に
示すように、接続前の状態となってフレキシブル管Fの
接続が解除される。
には、まず、上部本体2bを図1(B)において矢印方向
へ回動させ、下部本体2aと上部本体2bとの螺合を解
除する。このとき、フレキシブル管Fは、その先端部が
上部本体2bの下端面から突出した状態で、かつ、その
外周面に係合部材5が装着された状態で上部本体2bと
一体となって取り外される。次に、フレキシブル管Fの
先端部外周面から係合部材5を取り外した後、フレキシ
ブル管Fを上部本体2bから抜き取る。次に、取り外し
た係合部材5を支持部材3の小径部31の外周面に拡径
した状態で装着する。その後、再度、下部本体2aの上
端部に上部本体2bを螺合固定することにより、図2に
示すように、接続前の状態となってフレキシブル管Fの
接続が解除される。
【0021】上記構成の継手1においては、フレキシブ
ル管Fの先端面で支持部材3を押圧してフレキシブル管
Fの挿入方向へ移動させることにより、フレキシブル管
Fが接続される。このため、従来のように、袋ナットに
対するフレキシブル管の挿通、一対のリテーナのフレキ
シブル管に対する嵌め合わせ、フレキシブル管及びリテ
ーナの接続孔への挿入、並びに袋ナットの継手本体への
螺合及び締め付け等を行う必要がなくなり、簡単にフレ
キシブル管を接続することができる。
ル管Fの先端面で支持部材3を押圧してフレキシブル管
Fの挿入方向へ移動させることにより、フレキシブル管
Fが接続される。このため、従来のように、袋ナットに
対するフレキシブル管の挿通、一対のリテーナのフレキ
シブル管に対する嵌め合わせ、フレキシブル管及びリテ
ーナの接続孔への挿入、並びに袋ナットの継手本体への
螺合及び締め付け等を行う必要がなくなり、簡単にフレ
キシブル管を接続することができる。
【0022】本発明は、上記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜
変更可能である。例えば、上記実施例では、継手本体2
を、下部本体2aと上部本体2bとにより構成している
が、必ずしもこのようにする必要はなく、継手本体2を
一体で形成することも可能である。
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、適宜
変更可能である。例えば、上記実施例では、継手本体2
を、下部本体2aと上部本体2bとにより構成している
が、必ずしもこのようにする必要はなく、継手本体2を
一体で形成することも可能である。
【0023】また、上記実施例では、小径部31の上端
面を凹部26の上側面部26aに突き当てることによっ
て、支持部材3の上方への移動を阻止しているが、これ
に代えて、図2において係合部材5の一側部を小径部3
1の上端面より上方に位置させて、この係合部材5の一
側部を凹部26の上側面部26bに突き当てることによ
り、支持部材3の上方への移動を阻止することも可能で
ある。
面を凹部26の上側面部26aに突き当てることによっ
て、支持部材3の上方への移動を阻止しているが、これ
に代えて、図2において係合部材5の一側部を小径部3
1の上端面より上方に位置させて、この係合部材5の一
側部を凹部26の上側面部26bに突き当てることによ
り、支持部材3の上方への移動を阻止することも可能で
ある。
【0024】さらに、上記実施例では、係合部材5とし
て、コイルばねBの両端部を接続して環状に形成された
ものを用いているが、これに代えて、図3に示すよう
に、弾性を有する棒状部材で略C字状に形成された係合
部材5aを採用することも可能である。
て、コイルばねBの両端部を接続して環状に形成された
ものを用いているが、これに代えて、図3に示すよう
に、弾性を有する棒状部材で略C字状に形成された係合
部材5aを採用することも可能である。
【0025】さらに、上記実施例では、コイルばねBの
ばね外径が上記寸法Sより長い係合部材5を用い、この
係合部材5の一側部を凹部26の上側面部26aに突き
当てることによって縮径時における係合部材5の上方へ
の移動を阻止しているが、必ずしもこのようにする必要
はなく、図4に示すように、線径が上記寸法Sより短い
弾性を有する棒状部材で略C字状に形成され、かつ、そ
の周方向の所定箇所(90°ピッチで4箇所)が径方向外
方に膨らむように湾曲させて形成された係合部材5bを
用い、これら湾曲させた箇所を凹部26の上側面部26
aに突き当てることにより、係合部材5bの上方への移
動を阻止することも可能である。
ばね外径が上記寸法Sより長い係合部材5を用い、この
係合部材5の一側部を凹部26の上側面部26aに突き
当てることによって縮径時における係合部材5の上方へ
の移動を阻止しているが、必ずしもこのようにする必要
はなく、図4に示すように、線径が上記寸法Sより短い
弾性を有する棒状部材で略C字状に形成され、かつ、そ
の周方向の所定箇所(90°ピッチで4箇所)が径方向外
方に膨らむように湾曲させて形成された係合部材5bを
用い、これら湾曲させた箇所を凹部26の上側面部26
aに突き当てることにより、係合部材5bの上方への移
動を阻止することも可能である。
【0026】さらに、上記実施例では、コイルばねBの
両端部を接続して環状に形成された係合部材5を用いて
いるが、これに代えて、図5及び図6に示すように、コ
イルばねBの内部に、弾性を有する棒状部材で略C字状
に形成された芯ばね51を挿入した係合部材5cを用い
ることも可能である。このようにすると、万一、コイル
ばねBの両端部の接続が解除された場合においても、係
合部材5cがフレキシブル管Fの外周面から離脱するの
を防止することができると共に、係合部材5c自体の剛
性が増して強度的に優れたものとなる。
両端部を接続して環状に形成された係合部材5を用いて
いるが、これに代えて、図5及び図6に示すように、コ
イルばねBの内部に、弾性を有する棒状部材で略C字状
に形成された芯ばね51を挿入した係合部材5cを用い
ることも可能である。このようにすると、万一、コイル
ばねBの両端部の接続が解除された場合においても、係
合部材5cがフレキシブル管Fの外周面から離脱するの
を防止することができると共に、係合部材5c自体の剛
性が増して強度的に優れたものとなる。
【0027】なお、図7及び図8は、係合部材5cをさ
らに補強した係合部材5dを示すものであり、この係合
部材5dは、コイルばねBの内部に、コイルばねBのば
ね内径より小径のばね外径を有する引張りばね52が挿
入され、さらにこのコイルばね52の内部に芯ばね51
が挿入されたものである。なお、この場合、コイルばね
Bの巻き方向とコイルばね52の巻き方向とが互いに逆
になるように挿入するのが好ましい。
らに補強した係合部材5dを示すものであり、この係合
部材5dは、コイルばねBの内部に、コイルばねBのば
ね内径より小径のばね外径を有する引張りばね52が挿
入され、さらにこのコイルばね52の内部に芯ばね51
が挿入されたものである。なお、この場合、コイルばね
Bの巻き方向とコイルばね52の巻き方向とが互いに逆
になるように挿入するのが好ましい。
【0028】さらに、上記実施例では、支持部材3が摺
動孔部25内に摺動自在に配置されているが、この場
合、両摺動面間に潤滑油を注入して、この潤滑油の油膜
によって両摺動面間をシールすることも可能である。こ
こで、潤滑油としては、両摺動面間の直径差が50μm
以下の場合はシリコーンオイル、同直径差が100μm
以下の場合はグリースを用いるとよい。
動孔部25内に摺動自在に配置されているが、この場
合、両摺動面間に潤滑油を注入して、この潤滑油の油膜
によって両摺動面間をシールすることも可能である。こ
こで、潤滑油としては、両摺動面間の直径差が50μm
以下の場合はシリコーンオイル、同直径差が100μm
以下の場合はグリースを用いるとよい。
【0029】さらに、上記実施例では、本発明にかかる
フレキシブル管用接続装置を継手に用いた場合を例に採
ったが、必ずしもこれに限定する必要はなく、例えば、
接続装置をガスコック、ヘッダ等に採用することも勿論
可能である。
フレキシブル管用接続装置を継手に用いた場合を例に採
ったが、必ずしもこれに限定する必要はなく、例えば、
接続装置をガスコック、ヘッダ等に採用することも勿論
可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明のフレキシブル管用接続装置は以
上のように構成されているため、接続孔からフレキシブ
ル管を挿入しこのフレキシブル管の先端面で支持部材を
押圧してフレキシブル管の挿入方向へ移動させるだけ
で、フレキシブル管を簡単に接続することができるとい
う効果等が奏される。
上のように構成されているため、接続孔からフレキシブ
ル管を挿入しこのフレキシブル管の先端面で支持部材を
押圧してフレキシブル管の挿入方向へ移動させるだけ
で、フレキシブル管を簡単に接続することができるとい
う効果等が奏される。
【図1】本発明にかかるフレキシブル管用接続装置の縦
断面図を示すものであり、(A)は係合部材が拡径した状
態で支持部材の外周面に装着されている図であり、(B)
は係合部材が縮径した状態でフレキシブル管の外周面に
装着されている図である。
断面図を示すものであり、(A)は係合部材が拡径した状
態で支持部材の外周面に装着されている図であり、(B)
は係合部材が縮径した状態でフレキシブル管の外周面に
装着されている図である。
【図2】本発明にかかるフレキシブル管用接続装置を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す図である。
【図6】図5のVI−VI拡大断面図である。
【図7】本発明の他の実施例を示す図である。
【図8】図7のVIII−VIII拡大断面図である。
1 フレキシブル管用継手(フレキシブル管用接続装
置) F フレキシブル管 2 継手本体(装置本体) 22 接続孔 3 支持部材 4 圧縮ばね(付勢部材) 5 係合部材 26a 凹部の上側面部(第2係止部) 26b 凹部の下側面部(第1係止部)
置) F フレキシブル管 2 継手本体(装置本体) 22 接続孔 3 支持部材 4 圧縮ばね(付勢部材) 5 係合部材 26a 凹部の上側面部(第2係止部) 26b 凹部の下側面部(第1係止部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 33/00 F16L 33/26 F16L 37/12
Claims (2)
- 【請求項1】 一端側から軸線方向へ向けて蛇腹状をな
すフレキシブル管が挿入される接続孔が形成された装置
本体と、 前記接続孔の内部に、その軸線方向へ所定範囲移動可能
に配置され、前記フレキシブル管によってその挿入方向
へ押圧移動させられる筒状の支持部材と、 前 記支持部材の外周面に、拡径した状態で装着された係
合部材と、 を備え、 前記接続孔の内部には、前記係合部材が拡径した状態の
とき、前期係合部材を係止して前記フレキシブル管の挿
入方向への移動を阻止する第1係止部と、前記係合部材
が縮径した状態のとき、前記係合部材を係止して前記フ
レキシブル管の挿入方向と逆方向への移動を阻止する第
2係止部とが形成されていることを特徴とするフレキシ
ブル管用接続装置。 - 【請求項2】 前記支持部材を、前記フレキシブル管の
挿入方向と逆方向へ付勢する付勢手段をさらに備えたこ
とを特徴とする請求項1に記載のフレキシブル管用接続
装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03348515A JP3101383B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | フレキシブル管用接続装置 |
TW081109655A TW205090B (en) | 1991-12-06 | 1992-12-02 | Joint of expansion pipe |
KR1019920023370A KR100251619B1 (ko) | 1991-12-06 | 1992-12-05 | 파형관용이음구 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03348515A JP3101383B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | フレキシブル管用接続装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05164280A JPH05164280A (ja) | 1993-06-29 |
JP3101383B2 true JP3101383B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=18397536
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03348515A Expired - Fee Related JP3101383B2 (ja) | 1991-12-06 | 1991-12-06 | フレキシブル管用接続装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3101383B2 (ja) |
KR (1) | KR100251619B1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4523687B2 (ja) * | 1999-12-03 | 2010-08-11 | 東京瓦斯株式会社 | コルゲート管継手 |
JP4633215B2 (ja) * | 1999-12-28 | 2011-02-16 | 東京瓦斯株式会社 | コルゲート管継手 |
-
1991
- 1991-12-06 JP JP03348515A patent/JP3101383B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-12-05 KR KR1019920023370A patent/KR100251619B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR930013546A (ko) | 1993-07-22 |
JPH05164280A (ja) | 1993-06-29 |
KR100251619B1 (ko) | 2000-04-15 |
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