JP2008545110A - 別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。 - Google Patents

別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。 Download PDF

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Abstract

【課題】 この発明は、ホールを備えた第1のボディー(1)と第1のボディーの軸方向内部あるいは軸方向外部に配置される円筒状の第2のボディーとの間のカップリングに関する。
【解決手段】 ホール内では、多くの舌片(9)が拡張し、この舌片(9)は、前記一端部が挿入された時、弾性的に曲がり、後方方向の動作が阻止されるように、ボディーの自由端縁部とともにその表面を摺動する。各舌片は、第1のボディーの開口縁部上に締め付けた状態に固定可能な通常のU字型のクリップ(5)の一部分で形成することを特徴としている。さらに、舌片の一端縁部は、結果として、螺旋状の一部に対応する傾斜部位を有し、第2のボディーが第1のボディーに相対して軸方向の周囲に沿って回転する場合、前記螺旋状の形状は、軸方向の相対運動が生じるように形成されており、第2のボディーの一端部は第1のボディーから取り外される。
【効果】 2つのボディーの間のカップリングを一体化することが出来、2つのボディーの間のカップリングを取り外すための特別な動作を必要とせず、又特別な工具を使用する必要もなく容易に両者間のカップリングを取り外すことができる。又、結合した状態で、2つのボディーは互いに非常に堅く、且つ、表面上不可分に結合する。

Description

この発明は、ホール(例えば軸方向に設けた円筒状のホール)を有する第1のボディーと, 軸方向内部にあるいは軸方向周辺に配置された例えば管状の第2のボディーの円筒状の一端部との間のカップリングに関する。ホールの内部で対応するボディーに接続され、相互に角距離に配置されている多数の舌片が弾性的に変形可能に拡張し、
舌片を周辺の平面上に実質上配置している自由端縁部と、実質上対称的な回転をするボディーと、 そのボディーの直径は第2のボディーの一端部の外径より小さく、そして、舌片は、一端部が挿入される場合、軸方向へある角度拡張し、さらに舌片は挿入方向に曲がり、ある距離以上一端部を挿入した後は、挿入方向に対して逆方向の移動が阻止されるように、自由端縁部が表面を摺動する。
従来のカップリングは、EP-A-0 378
035、EP-A-0 212 883、EP-A-0 579 194、EP-A-0 294 948、EP-A-0 972 981およびDE-A-197 23 594からも知られている。
EP-A-0 378035 EP-A-0 212883 EP-A-0 579194 EP-A-0 294948 EP-A-0 972981 DE-A-197 23594
上記先行技術に対して、この発明は、2つのボディーの間のカップリングを一体化することを目的とし、さらに、2つのボディーの間のカップリングを取り外すための特別な動作を必要とせず、又特別な工具を使用する必要もなく容易に2つのボディーの間のカップリングを取り外すことができるようにすることを目的とし、結合した状態で、2つのボディーは互いに非常に堅く、且つ、表面上不可分に結合されていることを目的としている。
さらに他の目的は、前文で特徴とした形状のカップリングで実現される。即ち、前文では、各舌片は、第1のボディーの開口縁部上に締め付けた状態に固定可能な通常のU字型のクリップの一部分で形成することを目的としている。
さらに、舌片の一端部は、結果として、らせん状の一部に対応する傾斜部位を有し、第2のボディーが第1のボディーに関連して軸の周囲に沿って回転する場合、前記らせん状の形状は、軸方向の相対運動が生じるように形成されており、第2のボディーの一端部は第1のボディーから取り外されることを目的としている。
片舌は、ホールの内側方向へ伸びることができるし、前記一端部の表面上に位置することも出来るように形成することを目的としている。
請求項1に係る発明は、ホール(例えば軸方向に設けた円筒状のホール)を有する第1のボディーと、軸方向内部にあるいは軸方向周辺に配置された例えば管状の第2のボディーの円筒状の一端部との間をカップリングし、ホールの内部で対応するボディーに接続され、相互の角距離に配置され、弾性的に変形可能に拡張する多数の舌片と、この舌片を周辺の平面上に実質上配置している自由端縁部と、実質上対称的な回転をするボディーと、このボディーの直径は、第2のボディーの一端部の外径より小さく、前記舌片は、前記一端部が挿入される場合、軸方向へある角度拡張し、さらに舌片は挿入方向に曲がり、ある距離以上一端部を挿入した後は、挿入方向に対して逆方向の移動が阻止されるように、自由端縁部が表面を摺動する別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリングにおいて、
各舌片は、第1のボディーの開口縁部上に締め付けた状態に固定可能な通常のU字形クリップの一部分で形成され、
そして、舌片の一端縁部は、結果として、らせん状の一部に対応する傾斜部位を有し、
第2のボディーが、第1のボディーの軸方向に回転する場合、前記らせん状の形状は、軸方向の相対運動も生じるように形成されており、第2のボディーの前記一端部は、第1のボディーから取り外されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、各クリップは金属、特に鋼により構成されていることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項1〜請求項2に係る発明において、各舌片は、半径方向とは異なる軸方向を主方向とし、第2のボディーの一端部が外側方向に向いた時、回転方向を反対方向にすることを特徴とする別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリングである。
請求項4に係る発明は、請求項1〜請求項3に係る発明において、第1のボディーは、第2のボディーの一端部をホールに挿入し得る距離を制限するための軸方向のストッパーを有していることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項1〜請求項4に係る発明において、少なくとも第2のボディーの前記一端部は、プラスチック、コンクリート、木材、あるいは銅やアルミニウムのような金属により構成されていることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜請求項5に係る発明において、各クリップは、第1のボディーに関連して第2のボディーが回転している間、クリップの意図しない変位を防ぐための手段を有することを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項6に係る発明において、各クリップは、少なくとも1つの突部を有し、この突部は規定の方法で2つのボディーが相互に回転している間、リングが接続されるボディーの材料に抵抗し得る強度を有していることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜請求項7に係る発明において、クリップはカップリングの一部分を形成し、クリップは通常のU字形であり、管状の第1のボディーの開口縁部の上に締め付けたような状態に固定し、弾力的に変形可能な舌片とクリップの配置方向に関連して傾斜している部位を有する自由端縁部を有することを特徴とする。
2つのボディーの間のカップリングを一体化することが出来るとともに、さらに、2つのボディーの間のカップリングを取り外すための特別な動作を必要とせず、又特別な工具を使用する必要もなく容易に2つのボディーの間のカップリングを取り外すことができる。又、結合した状態で、2つのボディーは互いに非常に堅く、且つ、表面上不可分に結合することが出来る。
舌片の一端部は、結果として、らせん状の一部に対応する傾斜部位を有し、第2のボディーが第1のボディーに関連して軸の周囲に沿って回転する場合、らせん状の形状は、軸方向の相対運動が生じるように形成されているので、第2のボディーの一端部は第1のボディーから取り外すことが出来る。
又、片舌は、ホールの内側方向へ伸びることができるし、一方、前記一端部の表面上に位置することも出来る。
舌片はホールの中に位置するような状態にカップリングが行われるので、鋭利な舌片により人々が怪我をする危険を避けることが出来、安全である。
クリップは任意の適切な材料により構成され、例えば、ABSのような十分な強度のあるプラスチックを使用することが出来る。又、舌片は金属、特に鋼により形成されている場合には、安価で信頼出来る。
ホール(例えば軸方向に設けた円筒状のホール)を有する第1のボディーと、軸方向内部にあるいは軸方向周辺に配置された例えば管状の第2のボディーの円筒状の一端部との間をカップリングし、ホールの内部で対応するボディーに接続され、相互の角距離に配置され、弾性的に変形可能に拡張する多数の舌片と、この舌片を周辺の平面上に実質上配置している自由端縁部と、実質上対称的な回転をするボディーと、このボディーの直径は、第2のボディーの一端部の外径より小さく、前記舌片は、前記一端部が挿入される場合、軸方向へある角度拡張し、さらに舌片は挿入方向に曲がり、ある距離以上一端部を挿入した後は、挿入方向に対して逆方向の移動が阻止されるように、自由端縁部が表面を摺動する別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリングにおいて、各舌片は、第1のボディーの開口縁部上に締め付けた状態に固定可能な通常のU字形クリップの一部分で形成され、そして、舌片の一端縁部は、結果として、らせん状の一部に対応する傾斜部位を有し、第2のボディーが、第1のボディーの軸方向に回転する場合、前記らせん状の形状は、軸方向の相対運動も生じるように形成されており、第2のボディーの前記一端部は、第1のボディーから取り外される。
各クリップは金属、特に鋼により構成されており、各舌片は、半径方向とは異なる軸方向を主方向とし、第2のボディーの一端部が外側方向に向いた時、回転方向を反対方向にすることを特徴とする別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリングである。
以下、この発明の実施例を、図1〜図3に基づいて説明する。
この発明を他の角度から見れば、この発明によるカップリングでは、各舌片は半径方向とは異なる軸方向を主方向とし、第2のボディーの端部が外側方向に向いた時、回転方向を反対方向にするような特徴を有している。
放射状に向けられた新たな力は、第2のボディーの円筒状の一端部が回転している間、各舌片におよび、それによりリングはわずかに拡張する傾向があるので、さらに第2のボディーのらせん状の回転を促進する。
さらに、他の実施例では、この発明によるカップリングは、以下のような特徴を有している。即ち、第1のボディーは、第2のボディーの一端部をホールに挿入し得る距離を制限するための軸方向ストッパーを有している。従って、この実施例を用いれば、カップリングは、第1のボディー内の円筒状のホールの中に、ある軸方向の力で、第2のボディーの円筒状の一端部を挿入するという非常に簡単な方法で達成することができる。
この軸方向のストッパーは、例えば、第2のボディーの一端部の先端側面に対向して横方向に向いている環状の突出部として具体化する事が出来る。
さらに、この発明のカップリングでは、少なくとも第2のボディーの前記一端部は、プラスチック、コンクリート、木材、あるいは銅あるいはアルミニウムのような金属により構成することが出来る。
第2のボディーの材料で、舌片が上記した方法で効果的に共同して作動することができるように、舌片の材料を選択することは重要である。
2つのボディーは、相対的な回転により互いに取り外されなければならないという観点から、各クリップの意図しない変位を防ぐために、このような回転を防ぐ手段を活用することができる。
このためには、各クリップは少なくとも1つの突部を有し、この突部は上記の方法で2つのボディーが相互に回転している間、リングが連結されるボディーの材料に対抗して、それ自体が突っ張るように作用している。
クリップは接着剤で固定され、且つ、近くの適応するくぼみの中に受け入れられる。あるいは、クリップは接着剤で固定されるか、あるいは、近くの適応するくぼみの中に受け入れられる。
この発明によるカップリングは、例えば、2本のチューブのカップリングに適用することが出来る。
両側のカップリング・スリーブは、例えば、この発明による2つの関連するカップリング手段を用いてそれぞれのチューブの端部へ連結される。
そのようなスリーブは、外部スリーブでもあるいは内部スリーブでも任意である。
外部スリーブの場合には、互いに連結する2本のチューブの間の接続では、2本のチューブがそれぞれの自由端縁部で互いに対向して止まるように構成されている。
適当なシーリング手段、例えば、外側スリーブの内部表面にあるシーリング・リングを使用することにより、中間部分に気密性の高いシーリングを行うことが出来る。
重要なことは、2つのボディーに軸方向の引張力をかけるのみでは固定しているカップリングを取り外すことはできないということである。
この発明によるカップリングによる接続は、上記の方法で相互に2つのボディーを回転させることによりのみ取り外すことが出来る。
この発明は、さらに、上記に述べたタイプのカップリングの一部を形成するために採用されたクリップは、通常のU字形で、且つ、管状の第1のボディーの開口縁部の上に、締め付けたように固定することができ、さらに、突出部や弾性的に変形可能な舌片やクリップの配置方向に関連する傾斜している部位を備えた自由端部を有している。
図面中、図1は、この発明により相互に結合される2つのチューブが互いに離間した状態を示す分解斜視図、特に、この発明により結合される第1のチューブ1と第2のチューブ6の間のカップリング状態を示す分解斜視図である。図2は、図1に示すIIの部分の拡大図、図3は、図1に示す分解斜視図に対応する側面図である。
図1に示すように、第1のチューブ1は、開口した一端部2を有し、この開口した一端部2に嵌入するシーリング・リング3を有している。さらに、円筒状のマウンティング・リング4が、開口した一端部2に嵌入する。
この実施例では、このマウンティング・リング4が、開口した一端部2に弾性的に嵌入できるように、マウンティング・リング4には、割込みあるいは切り込み7が設けられている。厳密には必要ではないが、この外観は、この発明の基本原理に関するもので、多くの状況では重要であり、使用するためには、切断した舌片を有する多くの通常のU字型のクリップ5が作成される。
この実施例では、これらのクリップ5は、第1のチューブの開口縁部上には直接置かれることはなく、マウンティング・リング4上に止め金具のような状態に配置される。矢印8は、クリップ5がマウンティング・リング4上に配置される方向を示している。
図2に示すように、各クリップ5の外部側(クリップ5がマウンティング・リング4上に置かれる状態)には、内部方向へ傾斜するように誘導する摺動舌片9を有している。そのため、クリップ5が配置される場合、一端縁部10は、マウンティング・リング4の外側表面11上を摺動する。従って、後退する方向への動きは、実際上阻止される。
クリップ5が確実に固定され、押圧された後は、他のいかなる動きも阻止される。このことは、下記に述べる理由により、非常に重要なことである。
内部へ伸びている切断舌片12は、内部側に位置しているとともに、らせん形状の一部に対応して傾斜した部分を持つ一端縁部13を備えている。この傾斜部分は、下記に述べる理由により重要である。すべての舌片の一端縁部13の傾斜部分は、同じである。
一旦クリップ5が、上記した方法でマウンティング・リング4上に押圧した状態で配置されると、マウンティング・リング4は、開口した一端部2に位置決めされ、押圧力で押し付けられる。シーリング・リング3は、これによりその中に適合される。しかしながら、シーリング・リング3は、後述するシーリング機能を十分に遂行できる程度に突出している。
第1のチューブ1が、O−リング3とクリップ5を備えたマウンティング・リング4により上記に述べた方法で準備された後、このように形成されたユニットが、第2のチューブ6に連結するために準備される。これはある程度の力で、且つ、そのために弾性変形して切断舌片12の一端縁部13を通過することが出来るような直径を有している。
第1のチューブ1と第2のチューブ6との間の良好な気密性を確保するために、さらに、挿入変位がシーリング・リング3による圧力を受けて気密となるように、開口縁部14は協働して動作する。一方、その反対側では、第1のチューブ1と拡張した開口した一端部2との間のステップ状に変化する圧力を受けて気密になるように協働して動作している。
効果的なカップリングでは、第2のチューブ6の変位を比較的後方にかけることによっては取り外すことは出来ない。しかしながら、この発明によれば、第2のチューブを除去することはまだ可能である。即ち、第1のチューブ1を回転させれば可能である。
切断舌片12の一端縁部13により定義された螺旋形の形状は、下記のようになる。即ち、第2のチューブ6も又相対的に軸方向の動作を行うようになる。そして、第1のチューブ1、開口した一端部2、マウンティング・リング4および切断舌片12からねじのような方法で第2のチューブは取り外すことができる。事実上、この回転動作により、接線方向の力が各切断舌片12に加えられる。
上記したように、摺動舌片9が存在するので、クリップ5は、この接線方向の力により、如何なる動作も行なうことができない。従って、クリップは、それぞれの位置に堅く固定される。
第2のチューブ6が挿入されたり弛められたりする間、第2のチューブ6の外側表面には、それぞれひっかき傷状のマークが表示されたり、螺旋形の切り溝が形成されるのを避ける事は出来ない。しかしながら、これらの塑性変形は、比較的表面的であり、チューブ1とチューブ6との間を連結するための固有な動作には影響しない。
クリップ5は、又、チューブ1上に直接配置することが出来る。この場合、チューブ1は、拡張した端部部分を有する必要はない。
このようなカップリングの欠点は、クリップが外側から見えるとともに、動かされやすいということである。さらに、視覚的にも技術的にも好ましくない。
この発明による図面及び例示した実施例の中では、クリップは、開放端部に完全に適合している。これは、視覚的にも技術的にも好ましい。
但し、注意すべきことは、図面及び実施例でも述べたように、異なる直径を有するチューブの場合、クリップ5は、切断舌片が内側面に位置する代わりに外側面に位置するように、より小さい直径を有するチューブの上に配置させる。その後、第2のチューブは、挿入されないが、第1のチューブとクリップ5上に配置される。
この発明及びこれら相互の関連事項に従って、カップリングの構成要素の種々の変更は、この発明の権利範囲を逸脱しない範囲において可能である。
相互に連結される円筒状のチューブとチューブとを、互いに接続・取り外し出来るようにしたカップリングに関するものであるから、円筒状のチューブを使用するあらゆる分野で利用可能である。
この発明の実施例を示すもので、相互に連結される2つのチューブが、互いに離間した状態を示す分解斜視図である。 図1に示すIIの部分の拡大図である。 図1に示す分解斜視図に対応する側面図である。
符号の説明
1 第1のチューブ
2 開口した一端部
3 シーリング・リング
4 マウンティング・リング
5 クリップ
6 第2のチューブ
7 マウンティング・リング4の切り込み
8 矢印
9 摺動舌片
10 摺動舌片9の一端縁部
11 外側表面
12 切断舌片
13 切断舌片12の一端縁部
14 開口縁部

Claims (8)

  1. ホール(例えば軸方向に設けた円筒状のホール)を有する第1のボディーと、軸方向内部にあるいは軸方向周辺に配置された例えば管状の第2のボディーの円筒状の一端部との間をカップリングし、ホールの内部で対応するボディーに接続され、相互の角距離に配置され、弾性的に変形可能に拡張する多数の舌片と、この舌片を周辺の平面上に実質上配置している自由端縁部と、実質上対称的な回転をするボディーと、このボディーの直径は、第2のボディーの一端部の外径より小さく、前記舌片は、前記一端部が挿入される場合、軸方向へある角度拡張し、さらに舌片は挿入方向に曲がり、ある距離以上一端部を挿入した後は、挿入方向に対して逆方向の移動が阻止されるように、自由端縁部が表面を摺動する別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリングにおいて、
    各舌片は、第1のボディーの開口縁部上に締め付けた状態に固定可能な通常のU字形クリップの一部分で形成され、
    そして、舌片の一端縁部は、結果として、らせん状の一部に対応する傾斜部位を有し、
    第2のボディーが、第1のボディーの軸方向に回転する場合、前記らせん状の形状は、軸方向の相対運動も生じるように形成されており、第2のボディーの前記一端部は、第1のボディーから取り外されることを特徴とする別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  2. 各クリップは金属、特に鋼により構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  3. 各舌片は、半径方向とは異なる軸方向を主方向とし、第2のボディーの一端部が外側方向に向いた時、回転方向を反対方向にすること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第2項にそれぞれ記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  4. 第1のボディーは、第2のボディーの一端部をホールに挿入し得る距離を制限するための軸方向のストッパーを有していることを
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項にそれぞれ記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  5. 少なくとも第2のボディーの前記一端部は、プラスチック、コンクリート、木材、あるいは銅やアルミニウムのような金属により構成されていること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第4項にそれぞれ記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  6. 各クリップは、第1のボディーに関連して第2のボディーが回転している間、クリップの意図しない変位を防ぐための手段を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第5項にそれぞれ記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  7. 各クリップは、少なくとも1つの突部を有し、この突部は規定の方法で2つのボディーが相互に回転している間、リングが接続されるボディーの材料に抵抗し得る強度を有していること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
  8. クリップはカップリングの一部分を形成し、
    クリップは通常のU字形であり、管状の第1のボディーの開口縁部の上に締め付けたような状態に固定し、
    弾力的に変形可能な舌片とクリップの配置方向に関連して傾斜している部位を有する自由端縁部を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項〜第7項にそれぞれ記載の別個のセット・アップ・クランプを有する2本のチューブの間のカップリング。
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