JP2007146828A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】噴射する燃料の微粒化を促進することができる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】筒体3に収納され弁座9fに離着座可能な弁体6と、この弁体6において筒体3の軸芯に対して放射状に設けられると共に面方向が筒体3の軸方向に沿って形成され筒体3の内周面を摺動する複数の板部7pと、板部7p間を通過した燃料の流れ方向を筒体3の軸芯に向けて屈曲させて燃料を噴射孔9eへ案内する案内部9と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、燃料噴射弁に関する。
従来、弁座が形成された弁座部材と、駆動部に駆動されて弁座に離着座する弁体と、弁体の離座時に弁体と弁座との間を通過した燃料を噴射孔から噴射するノズルプレートと、を備えた燃料噴射弁が知られている(例えば、特許文献1,2,3)。
このような燃料噴射弁として、側面に摺動部が設けられた球状の弁体を筒体内に収納し、その筒体によって弁体の摺動部を支持して、筒体の軸方向に弁体を摺動自在に保持しているものがある(例えば、特許文献3)。そして、筒体内に供給された燃料は、筒体の内周面と弁体の側面との間を通過した後、ノズルプレートへ案内されて、ノズルプレートの噴射孔から噴射されるようになっている。
特開平3−130571号公報 実開平3−108855号公報 特開2005−155547号公報
しかしながら、このような燃料噴射弁では、弁体の側面と筒体の内周面との間を燃料が通過する際に、弁体の摺動部によって流体が乱されることにより、噴射孔から噴射する燃料が微粒化し難いという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、噴射する燃料の微粒化を促進することができる燃料噴射弁を提供することである。
請求項1に記載の発明の燃料噴射弁は、内部に燃料が流通する筒体と、この筒体の下流側端部に設けられた弁座と、前記筒体の軸方向に沿って前記筒体に摺動可能に収納され前記弁座に離着座可能な弁体と、前記弁体において前記筒体の軸芯に対して放射状に設けられると共に面方向が前記筒体の軸方向に沿って形成され、前記筒体の内周面を摺動する複数の板部と、前記弁体を前記弁座に離着座させる駆動部と、前記弁座よりも前記筒体の内側に位置し前記弁体と前記弁座との間を通過した燃料を噴射する噴射孔、を有するノズル体と、前記板部間を通過した燃料の流れ方向を前記筒体の軸芯に向けて屈曲させて燃料を前記噴射孔へ案内する案内部と、を備える。
したがって、燃料は、板部間を筒体の軸方向に沿って通過した後に、その流れ方向を案内部によって筒体の軸芯に向けて屈曲させられ、噴射孔から噴射される。この際、弁体の側方を流れる流体を、板部の整流作用によってより確実に筒体の軸方向に沿わせることができる。よって、板部間からノズル体へ進む燃料の流れ方向を確実に大きく変化させることができ、燃料噴霧の微粒化を促進することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の燃料噴射弁において、前記ノズル体は、前記噴射孔と前記弁座とが共に形成された単一部材である。
したがって、噴射孔と、弁座と、が共に単一部材であるノズル体に形成されていることにより、噴射孔と弁座とにかかる部品点数が、噴射孔と弁座とが別々の部材に形成されている構成に比べて少なくなるので、燃料噴射弁の組立の手間を少なくすることができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の燃料噴射弁において、前記ノズル体における前記弁座が形成された部分は、前記ノズル体における前記噴射孔が形成された部分よりも肉厚に形成されている。
したがって、弁座の剛性を向上させることができるので、燃料噴射弁の耐久性を向上させることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁において、前記噴射孔は、テーパ状に形成されている。
したがって、噴射孔から燃料を噴射するときに、ノズル体における噴射孔の周面に液膜が発生し易くなるので、燃料の微粒化を促進することができる。
(第1実施形態)本発明の第1実施形態を図1ないし図5に基づいて説明する。本実施形態は、内燃機関に用いられる燃料噴射弁への適用例である。図1は、本実施形態にかかる燃料噴射弁の断面図(軸方向に沿った断面の図)、図2は、燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図、図3は、燃料噴射弁の先端部を拡大して示す断面図であって、(a)は、着座状態(閉弁状態)を示す図、(b)は、離座(開弁状態)を示す図、図4は、燃料噴射弁のノズル体を示す平面図、図5は、図3(a)におけるA−A線に沿った弁体の断面図である。
本実施形態にかかる燃料噴射弁1は、燃料配管に設けられたボス部(いずれも図示せず)に接続され、燃料配管内を流れる燃料を内燃機関内(吸気ポートやシリンダ内等)に噴射するものである。
この燃料噴射弁1は、図1に示すように、本体部として、ケーシング2や、筒体3、コア筒5、ヨーク13、樹脂カバー16等を含んでいる。
このうち、筒体3は、例えば、磁性を有するステンレス材料等の素材に深絞り加工等のプレス加工を施すことにより、段差を有する薄肉の金属管として形成される。本実施形態では、筒体3の軸方向の一端側には大径部3aが、また他端側にはより小径の小径部3bが、それぞれ形成されており、大径部3aの端部が燃料配管のボス部内に挿入された状態で、筒体3が燃料配管に接続されるようになっている。
この筒体3(大径部3a)の入口側の外周面には、筒体3と燃料配管のボス部との間の液密を確保するOリング18が外装される。
また、筒体3の入口側(上流側)の開口部には、フィルタ21が装着される。フィルタ21は、筒体3の大径部3a内に圧入される筒状の芯金21aと、筒体3よりも軟質な樹脂材料、例えばナイロン、フッ素樹脂等を用いて芯金21aと一体に形成(射出成形)されたフレーム21bと、当該フレーム21bに取り付けられて燃料を透過させるメッシュ21cとによって大略構成されている。
そして、筒体3の内側には、コア筒5が嵌挿され、このコア筒5の下流側に弁体6が配設され、さらに、この弁体6の下流側に単一部材であるノズル体9が配設される。
コア筒5は、弁体6の外筒部8、ヨーク13と共に電磁コイル15による閉磁路を形成するとともに、弁体6の開弁位置を規定するものである。コア筒5は、筒体3の小径部3b内に圧入して取り付けられている。
ノズル体9は、筒体3の下流側端部に配設される。このノズル体9は、図2ないし図4に示すように、筒体3の下流側端部を塞いで弁体6の弁部7に対向する円盤状のプレート部9aと、このプレート部9aの周縁部から筒体3の先端部へ向けて立設された円筒部9bとを有する。また、ノズル体9の内側には、プレート部9aと円筒部9bとに亘ってリブ9cが形成されている。そして、ノズル体9は、円筒部9bが筒体3の内面に当接した状態で、筒体3に圧入される。
プレート部9aの中央部には、筒体3の軸芯を中心として弁体6に向けて突出したドーム状の凸部9dが形成されている。そして、この凸部9dには、その表裏(内外)面を貫通する複数の噴射孔9eが形成されている。これらの噴射孔9eの噴射方向は、軸方向に対して径方向外側に僅かに傾斜している。また、噴射孔9eは、テーパ状に形成されている。噴射孔9eのテーパは、上流側から下流側に向って噴射孔9eの径が小さくなるテーパであってもよいし、上流側から下流側に向って噴射孔9eの径が大きくなるテーパであってもよい。
また、この凸部9dにおける弁体6側の面の周縁部には、弁体6の弁部7が離着座する環状の弁座9fが形成されている。この弁座9fは、全ての噴射孔9eを囲繞している。即ち、弁座9fよりも噴射孔9eの方が筒体3の内側に位置している。ここで、ノズル体9における弁座9fが形成された部分は、ノズル体9における噴射孔9eが形成された部分よりも肉厚に形成されていることが好適である。
このノズル体9は、後述する弁体6の板部7p間を通過した燃料の流れ方向を筒体3の軸芯に向けて屈曲させて燃料を噴射孔9eへ案内する案内部として機能する。
そして、図2に示すように、コア筒5とノズル体9との間に、筒体3の小径部3b内で軸方向(弁座9fに対する離着座方向)に変位可能な弁体6が収容される。本実施形態では、弁体6は、磁性金属材料によって形成され、軸方向に延びる筒状に形成された外筒部8と、樹脂材料によって形成され、外筒部8の内側に固着されて弁座9fに離着座する弁部7と、を備えたものとして構成される。なお、本実施形態では、外筒部8の内壁に形成した凹凸部8aと、弁部7の上部の外壁に形成した凹凸部7dとを相互に食いこませて一体化させているが、かかる構成は例えばインサート成形によって得ることができる。
弁部7は、図2及び図3に示すように、上流側で径方向外側に膨出する上流側膨出部7aと、下流側で径方向外側に膨出する下流側膨出部7cと、より細い径でそれら膨出部7a,7cの間をつなぐ中間部7bとを備える。この中間部7bの周囲は、燃料収容室10となる。
上流側膨出部7aは、端部側に開口する有底円筒状に形成され、その凹部7eの内部には、コイルスプリング12が収容される。また、上流側膨出部7aの底壁には、凹部7eの内部と燃料収容室10とを連通する貫通孔7fが形成される。さらに、この底壁の中央部には、中間部7bから下流側膨出部7cまで貫通する有底円孔7gが形成され、軽量化ならびに成形性の向上が図られている。
下流側膨出部7cの外周には、燃料収容室10の燃料を噴射孔9e側に供給するための溝状の燃料通路7hが所定のピッチで複数形成される。具体的には、これらの燃料通路7hは、図3及び図5に示すように、下流側膨出部7cの外周部に設けられた複数の板部7p間に形成されている。これら板部7pは、筒体3の軸芯に対して放射状に設けられている。板部7pは、その面方向が筒体3の軸方向に沿うように形成されており、板部7pは、弁体6が移動するときに、筒体3の内周面を摺動する。これら板部7pは、互いに等間隔に設けられていることが好適であり、図面では、6個の板部7pが等間隔(60度間隔)に設けられた例が示されている。そして、板部7pの整流作用によって、燃料通路7hでは、燃料が筒体3の軸方向に沿って真っ直ぐ流下するようになっている。
また、下流側膨出部7cの底面には、ノズル体9の凸部9dに略沿った球面状の凹部7jが筒体3の軸芯を中心として形成されている。この凹部7jの曲げ半径は、ノズル体9の凸部9dの曲げ半径よりも小さく設定されている。そして、この凹部7jの周縁部には、円環状の当接部7kが突設されている。当接部7kは、ノズル体9の弁座9fに沿った形状に形成されており、弁座9fに当接する。この当接部7kが、弁座9fに当接した状態が着座(閉弁)状態であり、当接部7kが、弁座9fから離間した状態が離座(開弁)状態である。この構造では、凸部9dに凹部7jが当接することにより、弁部7の軸芯がノズル体9の凸部9dの軸芯に一致するように凹部7jが凸部9dに案内されて、弁座9fに対する弁体6の調芯がなされる。即ち、凸部9dと凹部7jとは、弁体6の着座の際にノズル体9に対して弁体6を位置合わせする位置合わせ構造を構成している。なお、下流側膨出部7cにも適宜有底孔7mを形成し、軽量化ならびに成形性の向上を図るのが好適である。
このような形状の弁体6では、その離着座方向(筒体3の軸方向)の両端部が筒体3(小径部3b)に、摺動自在に支持されている。即ち、弁体6では、下流側膨出部7cの板部7pと共に外筒部8も筒体3(小径部3b)に摺動自在に支持されており、これにより、弁体6が筒体3によって離着座方向に移動自在に支持されている。
そして、この弁体6は、図1及び図2に示す駆動部24により駆動されて弁座9fに対して離着座する。駆動部24は、付勢手段としてのコイルスプリング12、電磁コイル15などから構成されている。
コイルスプリング12の上端は、コア筒5内に嵌挿された筒状のアジャスタ19の下端に当接する一方、コイルスプリング12の下端部は、弁体6の凹部7e内に挿入されており、軸方向に伸びる方向に弾性力を発生させる。すなわち、このコイルスプリング12は圧縮バネとして用いられ、弁体6に対し、コア筒5から離間する方向、すなわち閉弁方向に付勢力を作用させる。
筒体3の外周側には、段付筒状に形成されたヨーク13が設けられている。本実施形態では、ヨーク13を、筒体3の小径部3bの外周側に圧入して固着している。また、ヨーク13と筒体3の小径部3bとの間は、連結コア14が設けられている。本実施形態では、連結コア14を、小径部3bの外周側を取囲む略C字状の磁性体として形成している。また、ヨーク13の先端側には、Oリング23の溝を形成する樹脂キャップ11が取り付けられる。
そして、これら筒体3とヨーク13との間に、電磁コイル15が設けられる。本実施形態では、電磁コイル15を、樹脂材料により形成された筒状のコイルボビン15aと、該コイルボビン15aに巻装されたコイル15bとを有するものとし、コイルボビン15aを筒体3の小径部3bに外装させている。なお、電磁コイル15は、コネクタ17のピン20および樹脂カバー16内に形成される導線22を介して通電される。
樹脂カバー16は、筒体3の外周側に設けられる。この樹脂カバー16は、例えば、筒体3の外周側に、ヨーク13や、連結コア14、電磁コイル15等を組付けた状態で射出成形することによって形成することができる。なお、樹脂カバー16とコネクタ17は一体成形されている。
以上の構成を備える燃料噴射弁1において、弁体6にはコイルスプリング12から閉弁方向の付勢力が作用しており、電磁コイル15が通電されない状態では、弁体6がノズル体9の弁座9fに着座し、弁体6の当接部7kと弁座9fとが当接する状態が維持される(閉弁状態;図3(a))。
一方、電磁コイル15が通電されると、コア筒5、外筒部8、およびヨーク13等によって閉磁路が形成され、これにより、外筒部8にはコア筒5に近接する方向の磁力が作用する。ここで、この磁力(吸着力)は、コイルスプリング12の付勢力より大きくなるように設定してあるため、電磁コイル15が通電されると、弁体6がコア筒5に引き寄せられ、弁体6が弁座9fから離座し、弁体6の当接部7kと弁座9fとが離間する(開弁状態;図3(b))。
この開弁状態において、燃料は、筒体3およびコア筒5内の燃料通路4を流下した後、アジャスタ19およびコア筒5の筒内、弁体6上部の凹部7e内、および貫通孔7fを経由して燃料収容室10に流入する。さらに、燃料は、燃料収容室10から、下流側膨出部7cの外周に形成された燃料通路7h、および弁体6の当接部7kとノズル体9の弁座9fとの隙間を経由して、噴射孔9eから噴射される。
ここで、本実施形態では、燃料通路7hでの燃料の流れFaを、板部7pの整流作用によってより確実に筒体3の軸方向に沿ったものとなる。そして、燃料通路7hでの燃料の流れFaと、当接部7kと弁座9fとの隙間周辺での燃料の流れFbとの間で、案内部であるノズル体9の案内によって、流れの方向が略直角あるいは鋭角的に大きく変化し、また、当接部7kと弁座9fとの隙間周辺での燃料の流れFbと、噴射孔9e内での燃料の流れFcとの間でも、流れの方向が略直角あるいは鋭角的に大きく変化することになる。かかる流通方向の変化により、燃料の壁面からの剥離や乱流が生じ、この結果、噴射孔9eから噴出される燃料の流れにも乱れが生じて空気との攪拌が進み、燃料噴霧の微粒化が促進される。
以上説明したように、本実施形態によれば、板部7p、案内部であるノズル体9を備えることにより、板部7pから弁座9fへ進む燃料の流れ方向を確実に大きく変化させて壁面からの燃料の剥離や乱流を生じさせることができ、噴射燃料の微粒化を促進することができる。
ここで、従来の燃料噴射弁では、弁座部材、ノズルプレート等をそれぞれ個別に製造して筐体に取り付けており、組立に手間がかかるという問題がある。これに対して、本実施形態では、噴射孔9eと、弁座9fと、が共に形成された単一部材であるノズル体9を備えることにより、噴射孔9eと弁座9fとにかかる部品点数が、噴射孔9eと弁座9fとが別々の部材に形成されている構成に比べて少なくなるので、燃料噴射弁の組立の手間を少なくすることができる。また、これにより、燃料噴射弁1の部品費、加工費を低減することができ、燃料噴射弁1を低コスト化することができる。
また、本実施形態によれば、噴射孔9eと、弁座9fと、が共に形成された単一部材であるノズル体9を備えることにより、噴射孔9eと弁座9fとにかかる部品点数が、噴射孔9eと弁座9fとが別々の部材に形成されている構成に比べて少なくなるので、燃料噴射弁1の先端部をより小さくすることができ、内燃機関における燃料噴射弁1の取付部の設計自由度を拡大することができる。
また、本実施形態によれば、ノズル体9における円盤状のプレート部9aに噴射孔9eが形成されていることにより、プレート部9aの形状によって、噴射孔9eに向う燃料の流れの方向をより容易に調整することができ、これにより、燃料の微粒化の促進をより容易に図ることができる。
また、本実施形態によれば、ノズル体9における弁座9fが形成された部分は、ノズル体9における噴射孔9eが形成された部分よりも肉厚に形成されていることにより、弁座9fの剛性を向上させることができるので、燃料噴射弁1の耐久性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、噴射孔9eが、テーパ状に形成されていることにより、噴射孔9eから燃料を噴射するときに、ノズル体9における噴射孔9eの周面に液膜が発生し易くなるので、燃料の微粒化を促進することができる。
また、本実施形態によれば、弁体6は、その離着座方向(筒体3の軸方向)の両端部を筒体3に摺動自在支持されることで、筒体3に離着座方向に移動自在に支持されていることにより、例えば弁体6の一方の端部しか筒体3に支持されていない構造に比べて、弁体6の傾きを確実に抑制することができ、よって、弁体6の組み付け精度を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、板部7pが、弁体6の軸芯に対して放射状であって、互いに等間隔に設けられていることにより、筒体3に対する弁体6の傾きを確実に抑制することができ、よって、弁体6の組み付け精度をより向上させることができる。
また、弁体6は、その離着座方向(筒体3の軸方向)の両端部を筒体3に摺動自在支持されることで、筒体3によって離着座方向に移動自在に支持されていることにより、より容易に弁体6の移動をスムーズにすることができ、これにより、より容易に動的流量を増大することができる。具体的には、例えば弁体6の両端部がそれぞれ別の支持部材によって支持されている構造の場合には、弁体6の移動をスムーズにするには、2つの支持部材の形状精度とそれらの位置精度とを上げなければならないが、本実施形態では、筒体3の形状精度だけを上げればよい。
また、本実施形態によれば、ノズル体9には、弁体6に向けて突出したドーム状の凸部9dが形成されていることにより、ノズル体9が平板状の場合に比べて、ノズル体9の剛性が向上するので、燃料圧力や弁体6から受ける荷重に対するノズル体9の耐久性を向上させることができる。また、さらに、リブ9cを備えることにより、ノズル体9の剛性がさらに向上するので、燃料圧力や弁体6から受ける荷重に対するノズル体9の耐久性をより向上させることができる。
また、本実施形態によれば、弁体6の着座の際にノズル体9に対して弁体6を位置合わせする位置合わせ構造を備えることにより、弁体6とノズル体9との位置ずれが抑制されるので、弁体6とノズル体9とのシール性をより確実に確保することができ、閉弁時に燃料漏れが発生することを確実に防止することができる。
また、本実施形態によれば、弁体6のノズル体9と対向する部分や当接する部分(弁部7)を樹脂材料で構成したことにより、金属材料で弁体6全体が構成されている場合に比べて、弁体6が軽量化されるので、弁体6の作動応答性を向上させることができると共に、着座音の音圧レベルを低くすることができる。
なお、本実施形態の参考例として、燃料通路7hを螺旋状に形成し旋回流が形成されるようにしてもよい。
(第2実施形態)次に、本発明の第2実施形態を図6に基づいて説明する。図6は、本実施形態にかかる燃料噴射弁のノズル体を示す断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料噴射弁は、上記実施形態にかかる燃料噴射弁と同様の構成を備える。よって、それら同様の構成については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。
本実施形態では、単一部材であるノズル体9Aが第1実施形態と異なる。本実施形態のノズル体9Aは、噴射孔9e及び弁座9fを有する円盤状のプレート部9Aa全体が、弁体6に向けて突出したドーム状に形成されている。これにより、円筒部9bは、このドーム形状の縁部に連結されている。なお、本実施形態では、第1実施形態で説明したリブ9cは設けられていない。
本実施形態によれば、プレート部9Aa全体が、弁体6に向けて突出したドーム状に形成されていることにより、ノズル体9Aの剛性が向上するので、燃料圧力や弁体6から受ける荷重に対するノズル体9Aの耐久性を向上させることができる。
(第3実施形態)次に、本発明の第3実施形態を図7ないし図10に基づいて説明する。図7は、本実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図、図8は、図7におけるB−B線に沿った弁体の断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料噴射弁は、上記実施形態にかかる燃料噴射弁と同様の構成を備える。よって、それら同様の構成については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。また、本実施形態は、上述したいずれの実施形態にも適用可能であるが、ここでは、第1実施形態への適用例を説明する。
本実施形態は、燃料噴射弁1Bの弁体6Bの形状が第1実施形態に対して異なる。具体的には、弁体6Bの弁部7Bにおける下流側端部には、下流側膨出部7c(図2参照)に代えて、中間部7Bbと略同じ径に形成された円柱部7Bnと、この円柱部7Bnの外周面に突設された複数の板部7Bpとが設けられている。そして、これら板部7Bp間に、燃料通路7hが形成されている。
円柱部7Bnの軸方向は、筒体3の軸方向と同一となっている。
板部7Bpは、弁体6Bの軸芯に対して放射状に円柱部7Bnに設けられている。板部7Bpは、第1実施形態の板部7pと同様に、その面方向が筒体3の軸方向に沿うように形成されており、板部7Bpは、弁体6Bが移動するときに、筒体3の内周面を摺動する。
以上説明した本実施形態によれば、弁体6Bに板部7Bpを備えることにより、第1実施形態と同様に、板部7Bpから弁座9fへ進む燃料の流れ方向を大きく変化させて壁面からの燃料の剥離や乱流を生じさせることができ、噴射燃料の微粒化を促進することができる。
次に、板部7Bpの位置による燃料微粒化への影響を確認するために行った実験を図9及び図10に基づいて説明する。図9は、実験を説明するための説明図、図10は、実験結果を示すグラフである。
実験は、図9に示すように、3個の板部7Bpが等間隔(120度間隔)に設けられた燃料噴射弁1B(以後、燃料噴射弁1Baという)、6個の板部7Bpが等間隔(60度間隔)に設けられた燃料噴射弁1B(以後、燃料噴射弁1Bbという)に対して以下の通りに行った。即ち、これら燃料噴射弁1Ba,1Bbにおいて、筒体3の軸方向での弁体6Bの先端から板部7Bpまでの距離Lを、1.1mm、1.6mm、2.1mm、3.1mmと設定して燃料噴射を行ない、噴射される燃料の粒径を計測した。また、比較例として板部7Bpが設けられていない燃料噴射弁100においても燃料噴射を行ない噴射される燃料の粒径を計測した。
この結果、図10に示すように、筒体3の軸方向での弁体6Bの先端から板部7Bpまでの距離Lが長い程、噴射燃料の微粒化を促進することが判明した。なお、図10中では、燃料噴射弁1Ba,1Bb,100に対応する線に、符号1Ba,1Bb,100を付している。
(第4実施形態)次に、本発明の第4実施形態を図11に基づいて説明する。図11は、本実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図である。なお、本実施形態にかかる燃料噴射弁は、上記実施形態にかかる燃料噴射弁と同様の構成を備える。よって、それら同様の構成については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。また、本実施形態は、上述したいずれの実施形態にも適用可能であるが、ここでは、第3実施形態への適用例を説明する。
本実施形態は、ノズル体9Cとは別体に弁座部材41Cが設けられている点と、弁体6Cの先端形状とが第3の実施形態に対して異なる。本実施形態では、ノズル体9Cには、弁座が設けられていない。
弁座部材41Cは、円環状に形成されて、筒体3の下流側端部に固設されている。この弁座部材41Cは、その下流にほど内径が小さくなるように形成されている。この弁座部材41Cの内周面には、弁座41Caが形成されている。
この弁座部材41Cの下流面の開口を覆う位置に、ノズル体9Cが配置されている。このノズル体9Cは、筒体3に固設されている。ノズル体9Cには、複数の噴射孔9eが形成されている。本実施形態では、この弁座部材41Cとノズル体9Cとによって、案内部30Cが構成されている。
弁体6Cの弁部7Cは、その下流面が平面状に形成されており、その下端面の縁部が弁座41Caに当接するように形成されている。
以上説明した本実施形態によれば、弁体6Cの弁部7Cの下流面が平面状に形成されているので、弁体6Cの構造が簡素化される。
(第5実施形態)次に、本発明の第5実施形態を図12に基づいて説明する。図12は、本実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図。なお、本実施形態にかかる燃料噴射弁は、上記実施形態にかかる燃料噴射弁と同様の構成を備える。よって、それら同様の構成については、同じ符号を付し、重複する説明を省略する。また、本実施形態は、上述したいずれの実施形態にも適用可能であるが、ここでは、第4実施形態への適用例を説明する。
本実施形態は、弁体6Dの弁部7Dの下部に球体7Dqが設けられている点が第4の実施形態に対して異なる。ここで、板部7Bpは、球体7Dqの上流に位置している。
弁体6Dでは、球体7Dqが弁座41Caに着座するようになっている。球体7Dqの径は、弁部7Dの円柱部7Bnの径と略同一か円柱部7Bnの径よりも小さいことが望ましい。このようにすることにより、板部7Bp間を通過した後の流体の流れを乱すことが防止される。
この実施形態では、板部7Bpを通過した流体は、球体7Dqの側方を筒体3の軸方向に沿って流れる。したがって、本実施形態においても、上述した実施形態と同様に、板部7Bpから球体の側方を経て弁座9fへ進む燃料の流れ方向を変化させて壁面からの燃料の剥離や乱流を生じさせることができ、噴射燃料の微粒化を促進することができる。
なお、本発明は、次のような別実施形態に具現化することができる。以下の別実施形態でも上記実施形態と同様の作用および効果を得ることができる。
(1)ノズル体9,9Aは、樹脂材料で構成されていても良い。
また、上記実施形態から把握し得る請求項以外の技術思想について、以下にその効果と共に記載する。
(イ)請求項1ないし4に記載の燃料噴射弁では、前記弁体における前記ノズル体に対する当接部は、前記ノズル体の形状に沿った形状に形成されている。
したがって、弁体とノズル体とのシール性が良好に保たれ、閉弁時に燃料漏れが発生することを確実に防止することができる。
(ロ)請求項1ないし4及び上記(イ)に記載の燃料噴射弁では、前記筒体は、該筒体の軸方向での前記弁体の両端部を摺動自在に支持して、前記弁体を前記軸方向に移動自在に支持することが好適である。
この構成によれば、例えば弁体の一方の端部しか筒体に支持されていない構造に比べて、弁体の傾きを確実に抑制することができ、よって、弁体の組み付け精度を向上させることができる。
(ハ)請求項1ないし4及び上記(イ),(ロ)に記載の燃料噴射弁では、前記ノズル体には、前記弁体に向けて突出したドーム状の凸部が形成されており、この凸部に前記噴射孔及び弁座が形成されていることが好適である。
この構成によれば、ノズル体が平板状の場合に比べて、ノズル体の剛性が向上するので、燃料圧力や弁体から受ける荷重に対するノズル体の耐久性を向上させることができる。
(ニ)請求項1ないし4及び上記(イ)〜(ハ)に記載の燃料噴射弁では、前記弁体の着座の際に、前記ノズル体に対して前記弁体を位置合わせする位置合わせ構造を備えることが好適である。
この構成によれば、位置合わせ構造によって、弁体とノズル体との位置ずれが抑制されるので、弁体とノズル体とのシール性をより確実に確保することができる。
(ホ)請求項1ないし4及び上記(イ)〜(ニ)に記載の燃料噴射弁では、前記板部は、互いに等間隔に設けられていることが好適である。
この構成によれば、筒体に対する弁体の傾きを確実に抑制することができ、よって、弁体の組み付け精度を向上させることができる。
本発明の第1実施形態にかかる燃料噴射弁を示す断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図である。 本発明の第1実施形態にかかる燃料噴射弁の先端部を拡大して示す断面図であって、(a)は、着座状態(閉弁状態)を示す図、(b)は、離座(開弁状態)を示す図である。 本発明の第1実施形態にかかる燃料噴射弁のノズル体を示す平面図である。 図3(a)におけるA−A線に沿った弁体の断面図である。 本発明の第2実施形態にかかる燃料噴射弁のノズル体を示す断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図である。 図7におけるB−B線に沿った弁体の断面図である。 本発明の第3実施形態にかかる板部の位置による燃料微粒化への影響を確認するために行った実験を説明するための説明図である。 本発明の第3実施形態にかかる板部の位置による燃料微粒化への影響を確認するために行った実験の結果を示すグラフである。 本発明の第4実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図である。 本発明の第5実施形態にかかる燃料噴射弁の弁体付近を拡大して示す断面図である。
符号の説明
1 燃料噴射弁
1B 燃料噴射弁
3 筒体
6 弁体
6B 弁体
6C 弁体
6D 弁体
7p 板部
7Bp 板部
9 ノズル体(案内部)
9A ノズル体(案内部)
9e 噴射孔
9f 弁座
24 駆動部
30C 案内部
41Ca 弁座

Claims (4)

  1. 内部に燃料が流通する筒体と、
    この筒体の下流側端部に設けられた弁座と、
    前記筒体の軸方向に沿って前記筒体に摺動可能に収納され前記弁座に離着座可能な弁体と、
    前記弁体において前記筒体の軸芯に対して放射状に設けられると共に面方向が前記筒体の軸方向に沿って形成され、前記筒体の内周面を摺動する複数の板部と、
    前記弁体を前記弁座に離着座させる駆動部と、
    前記弁座よりも前記筒体の内側に位置し前記弁体と前記弁座との間を通過した燃料を噴射する噴射孔、を有するノズル体と、
    前記板部間を通過した燃料の流れ方向を前記筒体の軸芯に向けて屈曲させて燃料を前記噴射孔へ案内する案内部と、
    を備える燃料噴射弁。
  2. 前記ノズル体は、前記噴射孔と前記弁座とが共に形成された単一部材である請求項1に記載の燃料噴射弁。
  3. 前記ノズル体における前記弁座が形成された部分は、前記ノズル体における前記噴射孔が形成された部分よりも肉厚に形成されている請求項2に記載の燃料噴射弁。
  4. 前記噴射孔は、テーパ状に形成されている請求項1ないし3のいずれか一項に記載の燃料噴射弁。
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