JP2009127446A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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    • Y10S239/90Electromagnetically actuated fuel injector having ball and seat type valve

Abstract

【課題】簡易な構造であり、生産性及び品質性能の向上を図ることができる燃料噴射弁を提供すること。
【解決手段】インジェクタ(燃料噴射弁)1は、筒状のパイプ11と、パイプ11の外周側に配設されたコイル51と、パイプ11の内周側に配設された内コネクタ21と、磁気吸引力により内コネクタ21に吸引される可動コア23と、噴孔34を開閉するニードル(弁部材)40と、コイル51を覆うハウジング13及びカバー12と、燃料を導入するための外コネクタ22とを有する。パイプ11及びカバー12は、カバー付きパイプ部材10として一部品により一体的に構成されていると共に、内コネクタ21及び外コネクタ22は、コネクタ部材20として一部品により一体的に構成されている。コネクタ部材20は、その一部をカバー付きパイプ部材10のパイプ11の内周側に挿入して軸方向に連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、内燃機関等に燃料を噴射供給する燃料噴射弁に関する。
従来から、内燃機関等に燃料を噴射供給する燃料噴射弁が知られている(特許文献1参照)。
例えば、燃料噴射弁(インジェクタ)91は、図3に示すごとく、パイプ911の内周側に配設されている内コネクタ921と、内コネクタ921と軸方向に対向して配設され、内コネクタ921との間に発生する磁気吸引力により内コネクタ921に吸引される可動コア923と、可動コア923と共に軸方向へ移動し、燃料を噴射する噴孔934を開閉する弁部材としてのニードル940と、外部からパイプ911内に燃料を導入するための外コネクタ922とを有する。
つまり、インジェクタ91は、パイプ911の内周側に内コネクタ921、可動コア923及びニードル940を収容している。そして、内コネクタ921は、パイプ911の後端側に配設されている。また、可動コア923及びニードル940は、パイプ911における内コネクタ921よりも先端側に配設されている。また、外コネクタ922は、パイプ911の後端部にその一部をパイプ911内に挿入して配設されている。
また、パイプ911の外周側には、通電することにより磁界を発生するコイル951が配設されており、さらにコイル951の外周側及び軸方向の一方の端部を覆い、コイル951を保持するためのハウジング913と、コイル951の軸方向の他方の端部を覆うカバー912とが配設されている。つまり、インジェクタ91は、コイル951をパイプ911、カバー912及びハウジング913の各部品により囲った構造を有している。
なお、ここでは、噴孔934が設けられている側を先端側、その反対側を後端側としている。
特開2006−22721号公報
しかしながら、上記構造の燃料噴射弁(インジェクタ)91は、次のような問題があった。すなわち、部品点数が多いため、多くの部品をパイプ911の内周側に収容又は挿入したり、パイプ911の外周側に取り付けたりすることが必要であった。そのため、部品の組み付け工数の増大、組み付け作業の複雑化等により生産性の低下を招いていた。そして、上記の問題は、部品点数が多くなればなるほど顕著となり、さらなる生産性の低下を招いていた。
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであり、簡易な構造であり、生産性及び品質性能の向上を図ることができる燃料噴射弁を提供しようとするものである。
本発明は、筒状のパイプと、
該パイプの外周側に配設され、通電することにより磁界を発生するコイルと、
上記パイプの内周側に配設されている内コネクタと、
上記パイプの内周側において上記内コネクタと軸方向に対向して配設され、該内コネクタとの間に発生する磁気吸引力により該内コネクタに吸引される可動コアと、
該可動コアと共に軸方向へ移動し、燃料を噴射する噴孔を開閉する弁部材と、
上記コイルの外周側及び軸方向の一方の端部を覆うハウジングと、
上記コイルの軸方向の他方の端部を覆うカバーと、
外部から上記パイプ内に燃料を導入するための外コネクタとを有し、
上記パイプ及び上記カバーは、カバー付きパイプ部材として一部品により一体的に構成されていると共に、上記内コネクタ及び上記外コネクタは、コネクタ部材として一部品により一体的に構成されており、
該コネクタ部材は、その一部を上記カバー付きパイプ部材の上記パイプの内周側に挿入して軸方向に連結されていることを特徴とする燃料噴射弁にある(請求項1)。
本発明の燃料噴射弁において、上記パイプ及び上記カバーは、カバー付きパイプ部材として一部品により一体的に構成されていると共に、上記内コネクタ及び上記外コネクタは、コネクタ部材として一部品により一体的に構成されている。そのため、従来のように、上記パイプと上記ハウジングとを別々に複数部品で構成する場合や、上記内コネクタと上記外コネクタとを別々に複数部品で構成する場合に比べて、部品点数の低減を図ることができる。これにより、簡易な構造とすることができ、生産性及び品質性能の向上を図ることができる。
すなわち、部品点数の低減により、各部品を組み付ける際に部品の軸方向の位置決めをしたり、部品同士を溶接等により固定したりする工程を減らすことができる。そのため、部品の組み付け工数を低減することができ、生産性を向上させることができる。
また、全体として部品同士の結合箇所(溶接部等)を減らすことができる。そのため、従来よりも安定した強度を確保することができ、上記燃料噴射弁の信頼性を向上させることができる。
また、本発明では、単に部品の一体化を図るのではなく、あえて従来のパイプ(上述の図3参照)の部分を分断した上で、パイプの先端側部分及びカバーを一体化して一部品とすると共に、パイプの後端側部分、内コネクタ及び外コネクタを一体化して一部品とすることにより、総合的に部品構成を変更して部品点数を減らしている(後述の図1参照)。そのため、各部品の製造が容易となり、また、上記のごとく、上記カバー付きパイプ部材の内周側に上記コネクタ部材を挿入して軸方向に連結した構造を採用することによって、組み付け作業も容易となる。これにより、上記燃料噴射弁の生産性及び品質性能の向上を図ることができる。
このように、本発明によれば、簡易な構造であり、生産性及び品質性能の向上を図ることができる燃料噴射弁を提供することができる。
本発明において、上記のカバー付きパイプ部材、コネクタ部材、可動コア及びハウジングは、磁性材料により構成されていることが好ましい。この場合には、後述するように、上記の部材によって磁気回路を形成することができる。なお、磁性材料としては、例えば、電磁ステンレス等を用いることができる。
そして、上記燃料噴射弁は、上記コイルに通電されると、上記コイルに発生した磁界により、上記のハウジング、カバー付きパイプ部材(パイプ部分)、可動コア、コネクタ部材(内コネクタ部分)及びカバー付きパイプ部材(カバー部分)に形成された磁気回路に磁束が流れ、上記可動コアと上記内コネクタとの間に磁気吸引力が発生するよう構成されていることが好ましい。
また、上記のごとく、上記パイプ及び上記カバーを上記カバー付きパイプ部材として一部品により一体的に構成し、さらに上記コイルを上記カバー付きパイプ部材と上記ハウジングとの二部品により囲った構造とすることが好ましい。
この場合には、簡易な構造とすることができ、生産性の向上を図ることができる。また、上記カバー付きパイプ部材の上記パイプの外周面に取り付ける上記ハウジングの軸方向の位置を調整するだけで、上記カバー付きパイプ部材と上記ハウジングとの同軸度を調整することができる。すなわち、上記カバー付きパイプ部材と上記ハウジングとの二部品により、該ハウジングの最外周面の軸方向の位置を容易に調整することができる。そのため、上記燃料噴射弁を内燃機関等に搭載する際の寸法管理を容易にすることができ、搭載性を向上させることができる。また、これによって、上記燃料噴射弁の搭載位置の精度を高めることができ、例えば燃料の噴霧角等の製品性能を向上させることができる。
また、上記カバー付きパイプ部材は、プレス又は鍛造により成形してなることが好ましい(請求項2)。
この場合には、上記カバー付きパイプ部材を容易な方法を用いて成形することによって、さらに生産性の向上を図ることができる。
なお、上記カバー付きパイプ部材は、上記以外の方法を用いて作製することもできる。
また、上記カバー付きパイプ部材の上記パイプにおける上記弁部材を収容している部分には、環状のシール材を嵌め込むための嵌め込み部が径方向に凹んで形成されており、
上記パイプにおける上記嵌め込み部よりも後端側部分の厚みをt1、上記カバーの厚みをt2とした場合に、t1≦t2の関係を満たすことが好ましい(請求項3)。
この場合には、上記嵌め込み部に環状の上記シール材を容易に取り付けることができる。そのため、上記燃料噴射弁を例えば内燃機関等へ搭載する際に、両者の間を上記シール材によってシールすることができ、搭載性を向上させることができる。また、内燃機関等からの燃料漏れを防止することができる。
また、t1>t2の場合には、上記パイプの厚みの増大によって製品形状(外径)が大きくなり、搭載性に問題が生じるおそれがある。
また、上記カバー付きパイプ部材における上記カバーの厚みt2は、1.5mm以上であることが好ましい(請求項4)。
上記カバーの厚みt2が1.5mm未満の場合には、上記コイルに通電することによって上記可動コアと上記内コネクタとの間に発生する磁気吸引力を充分かつ安定的に得ることができないおそれがある。
また、上記カバー付きパイプ部材における上記パイプの厚みt1は、1mm以上であることが好ましい(請求項5)。
上記パイプの厚みt1が1mm未満の場合には、上記燃料噴射弁に加わる横力(径方向にかかる力)に対して、上記パイプにおける厚みt1部分の材料強度を充分に確保することができないおそれがある。
また、本発明では、上記燃料噴射弁の軸方向において、上記噴孔が設けられている側を先端側、その反対側を後端側としている。
(実施例1)
本発明の実施例にかかる燃料噴射弁(以下、適宜、インジェクタという)について、図を用いて説明する。
本例のインジェクタ1は、図1に示すごとく、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。なお、インジェクタ1は、直噴式のガソリンエンジンに限らず、予混合式のガソリンエンジン、又はディーゼルエンジンなどに適用してもよい。直噴式のガソリンエンジンにインジェクタ1を適用する場合、インジェクタ1は図示しないエンジンヘッドに搭載される。
また、本例のインジェクタ1においては、噴孔34が設けられている側を先端側、その反対側を後端側とする。
インジェクタ1は、筒状に形成されたパイプ11と、パイプ11の後端部から径方向に突出したカバー12とを有するカバー付きパイプ部材10を備えている。すなわち、本例では、パイプ11及びカバー12は、カバー付きパイプ部材10として一部品により一体的に構成されている。カバー付きパイプ部材10は、磁性材料(電磁ステンレス鋼)により形成されている。
カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の外周側には、コイルアセンブリ50が設置されている。コイルアセンブリ50は、コイル51、モールド成形体52及び電気コネクタ53から一体に構成されている。コイル51は、樹脂で形成されているモールド成形体52によって被覆されている。コイル51は、モールド成形体52によって外周側および内周側が覆われた状態で円筒状に形成されている。コイル51は、パイプ11の外周側を周方向へ連続して覆っている。モールド成形体52および電気コネクタ53は、樹脂により一体に形成されている。コイル51は、配線部材54により電気コネクタ53のターミナル55と接続している。
コイル51の外周側及び先端側には、ハウジング13が配設されている。ハウジング13は、カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の外周面に配設されたハウジング底部131と、ハウジング底部131の外側端から軸方向に立設されたハウジング外側端部132とからなる。ハウジング13は、磁性材料(電磁ステンレス鋼)により形成されている。
また、コイル51の後端側には、上述したカバー付きパイプ部材10のカバー12が配設されている。カバー12は、コイル51の後端側を覆っている。そして、モールド成形体52に覆われたコイル51は、カバー付きパイプ部材10のパイプ11、カバー12、そしてハウジング13のハウジング底部131、ハウジング外側端部132によって囲われた状態で保持されている。つまり、コイル51は、実質的にカバー付きパイプ部材10及びハウジング13の二部品により囲われている。
カバー付きパイプ部材10において、パイプ11におけるニードル40を収容している部分(パイプ11の先端側部分)には、リング状のシール材(図示略)を嵌め込むための嵌め込み部113が径方向に凹んで形成されている。ここで、シール材とは、インジェクタ1をエンジンヘッドに搭載する際に、両者の間をシールするためのものである。
また、カバー付きパイプ部材10において、パイプ11における嵌め込み部113よりも後端側部分の厚みをt1、カバー12の厚みをt2とした場合に、t1≦t2の関係を満たしている。本例では、t1=1mm、t2=1.5mmである。
カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の先端部111には、弁ボディ31が収容されている。弁ボディ31は、筒状に形成され、例えば圧入、溶接等によりパイプ11の先端部111に固定されている。弁ボディ31は、先端に近づくにつれて内径が小さくなる円錐状の内壁面に弁座32を有している。弁ボディ31の先端部には、噴孔34が形成されている。噴孔34は、弁ボディ31の内側と外側とを連通している。噴孔34は、単数又は複数のいずれであってもよい。
カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の内周側には、可動コア23及び弁部材としてのニードル40が収容されている。可動コア23は、パイプ11の内周側において軸方向へ往復移動可能である。可動コア23は、磁性材料(電磁ステンレス鋼)により筒状に形成されている。また、可動コア23は、軸方向に貫通するよう設けられた貫通孔231を有する。貫通孔231は、燃料を流入及び流出させることによって後述する内コネクタ21に可動コア23が吸引された際の両者の貼り付きによる不具合を抑制するために設けられている。そして、これにより、ニードル40の開弁及び閉弁を円滑に行うことができる。
ニードル40は、パイプ11の内周側に収容されており、弁ボディ31と略同軸上に配置されている。ニードル40は、先端部にシール部42を有している。シール部42は、弁ボディ31の弁座32に着座可能である。
また、ニードル40は、筒状に形成されており、内周側にニードル燃料通路44を形成している。ニードル40の内部の燃料は、ニードル燃料通路44から燃料孔45を経由してニードル40の外側のパイプ燃料通路14へ流出する。ニードル40の後端部は、可動コア23に固定されている。これにより、可動コア23及びニードル40は、一体的に軸方向へ往復移動する。なお、可動コア23とニードル40とは、別体に構成してもよい。
カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の後端部112には、パイプ11の内周側に配設されている内コネクタ21と、外部からパイプ11内に燃料を導入するための外コネクタ22とを有するコネクタ部材20が配設されている。すなわち、本例では、内コネクタ21及び外コネクタ22は、コネクタ部材20として一部品により一体的に構成されている。そして、コネクタ部材20は、その一部をカバー付きパイプ部材10のパイプ11の内周側に挿入して軸方向に連結されている。また、コネクタ部材20は、磁性材料(電磁ステンレス鋼)により筒状に形成されている。
内コネクタ21の内周側には、アジャスティングパイプ25が圧入されている。また、外コネクタ21は、後端部に燃料入口29を形成している。燃料入口29には、図示しない燃料ポンプにより燃料タンクから燃料が供給される。燃料入口29に供給された燃料は、外コネクタ21の内部に設けられたフィルタ部材28を経由し、外コネクタ21の内周側に形成されたコネクタ燃料通路24に流入する。フィルタ部材28は、燃料に含まれる異物を除去する。
また、ニードル40の後端部には、弾性部材である第1スプリング26が配設されており、互いに接している。第1スプリング26は、一方の端部がニードル40の後端部に接しており、他方の端部がアジャスティングパイプ25に接している。また、可動コア22の先端部には、弾性部材である第2スプリング27が配設されており、互いに接している。なお、上記弾性部材は、スプリングに限らず、例えば板ばね、又は気体や液体のダンパ等を適用可能である。
アジャスティングパイプ25は、上述したとおり、内コネクタ21の内周側に圧入されている。アジャスティングパイプ25の圧入量を調整することにより、第1スプリング26の荷重は調整される。第1スプリング26は、軸方向へ伸びる力を有している。そのため、一体の可動コア23及びニードル40は、第1スプリング26によりシール部42が弁座32に着座する方向へ押し付けられている。また、これと同時に、可動コア23は、第2スプリング27により可動コア23の後端部がニードル40の当接面401に接する方向へ押し付けられている。
次に、上記構成のインジェクタ1の作動について説明する。
図1に示すコイル51への通電が停止されているとき、コネクタ部材20(内コネクタ21)と可動コア23との間には磁気吸引力は発生しない。そのため、可動コア23はスプリング26の押し付け力により内コネクタ21から離れている。その結果、コイル51への通電が停止されているとき、可動コア23と一体のニードル40のシール部42は弁座32に着座している(閉弁状態)。よって、燃料は噴孔34から噴射されない。
コイル51に通電されると、コイル51に発生した磁界によりハウジング13、パイプ11、可動コア23、内コネクタ21及びカバー12に形成された磁気回路に磁束が流れる。これにより、互いに離れている内コネクタ21と可動コア23との間には磁気吸引力が発生する。内コネクタ21と可動コア23との間に発生する磁気吸引力がスプリング26の押し付け力よりも大きくなると、一体の可動コア23及びニードル40は内コネクタ21方向へ移動する。その結果、ニードル40のシール部42は弁座32から離座する(開弁状態)。
燃料入口29から流入した燃料は、フィルタ部材28、外コネクタ22の内周側のコネクタ燃料通路24、アジャスティングパイプ25の内周側、内コネクタ21の内周側及びニードル40の内部のニードル燃料通路44を経由して、燃料孔45からニードル40の外周側のパイプ燃料通路14へ流入する。パイプ燃料通路14に流入した燃料は、弁座32から離座したニードル40と弁ボディ31との間を経由して噴孔34から噴射される。
コイル51への通電を停止すると、内コネクタ21と可動コア23との間の磁気吸引力は消滅する。これにより、一体の可動コア23及びニードル40はスプリング26の押し付け力により内コネクタ21とは反対側へ移動する。その結果、ニードル40のシール部42は再び弁座32に着座する(閉弁状態)。よって、噴孔34からの燃料の噴射は終了する。
次に、上記構成のインジェクタ1の組み付け手順について説明する。
まず、カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の先端部111に、弁ボディ31を取り付ける。そして、パイプ11の内部に、可動コア23及びニードル40を収容する。なお、可動コア23とニードル40とは、例えば圧入あるいは溶接等により一体的に接続させておく。
次いで、カバー付きパイプ部材10におけるパイプ11の外周側に、コイル51、モールド成形体52及び電気コネクタ53からなるコイルアセンブリ50を取り付ける。このとき、モールド成形体に覆われたコイル51の後端側がカバー付きパイプ部材10のカバー12によって覆われるようにコイル51を配置する。
次いで、カバー付きパイプ部材10にハウジング13を取り付ける。このとき、コイル51の外周側及び先端側がハウジング外側端部132及びハウジング底部131によって覆われるようにハウジング13を取り付ける。
次いで、コネクタ部材20をカバー付きパイプ部材10の後端側からカバー付きパイプ部材10の内周側に圧入する。そして、コネクタ部材20における内コネクタ21の内周側に第1スプリング26を挿入し、第1スプリング26の内周側にアジャスティングパイプ25を圧入する。さらに、コネクタ部材20における外コネクタ22の内部にフィルタ部材28を取り付ける。
上記の手順により、インジェクタ1の組み付けを完了する。
次に、本例のインジェクタ(燃料噴射弁)1における作用効果について説明する。
本例のインジェクタ1において、パイプ11及びカバー12は、カバー付きパイプ部材10として一部品により一体的に構成されていると共に、内コネクタ21及び外コネクタ22は、コネクタ部材20として一部品により一体的に構成されている。そのため、従来のように、パイプ11とカバー12とを別々に複数部品で構成する場合や、内コネクタ21と外コネクタ22とを別々に複数部品で構成する場合に比べて、部品点数の低減を図ることができる。これにより、簡易な構造とすることができ、生産性及び品質性能の向上を図ることができる。
すなわち、部品点数の低減により、各部品を組み付ける際に部品の軸方向の位置決めをしたり、部品同士を溶接等により固定したりする工程を減らすことができる。そのため、部品の組み付け工数を低減することができ、生産性を向上させることができる。
また、全体として部品同士の結合箇所(溶接部等)を減らすことができる。そのため、従来よりも安定した強度を確保することができ、インジェクタ1の信頼性を向上させることができる。
また、本例では、図1(本実施例)及び図3(従来例)を比較参照のごとく、単に部品の一体化を図るのではなく、あえて従来のパイプ911の部分を分断した上で、パイプ911の先端側部分及びカバー912を一体化してカバー付きパイプ部材10という一部品とすると共に、パイプ911の後端側部分、内コネクタ921及び外コネクタ922を一体化してコネクタ部材20という一部品とすることにより、総合的に部品構成を変更して部品点数を減らしている。そのため、各部品の製造が容易となる。また、上記のごとく、カバー付きパイプ部材10の内周側にコネクタ部材20を挿入して軸方向に連結した構造を採用することによって、組み付け作業も容易となる。これにより、インジェクタ1の生産性及び品質性能の向上を図ることができる。
また、本例においては、パイプ11及びカバー12をカバー付きパイプ部材10として一部品により一体的に構成し、さらにコイル51をカバー付きパイプ部材10とハウジング13との二部品により囲った構造としている。そのため、簡易な構造とすることができ、生産性の向上を図ることができる。また、カバー付きパイプ部材10のパイプ11の外周面に取り付けるハウジング13の軸方向の位置を調整するだけで、カバー付きパイプ部材10とハウジング13との同軸度を調整することができる。すなわち、カバー付きパイプ部材10とハウジング13との二部品により、ハウジング13の最外周面の軸方向の位置を容易に調整することができる。そのため、インジェクタ1をエンジン等に搭載する際の寸法管理を容易にすることができ、搭載性を向上させることができる。また、これによって、インジェクタ1の搭載位置の精度を高めることができ、例えば燃料の噴霧角等の製品性能を向上させることができる。
このように、本例によれば、簡易な構造であり、生産性及び品質性能の向上を図ることができるインジェクタ(燃料噴射弁)を提供することができる。
(実施例2)
本例は、インジェクタ(燃料噴射弁)の静的吸引力を評価した例である。
本例では、実施例1と同様の構成のインジェクタの製品形状から磁気回路モデルを作り、カバー付きパイプ部材におけるカバーの厚みt2(図1参照)を変化させた場合における静的吸引力をシミュレーションにより求めた。測定条件は、起磁力を500AT又は1800ATとした。
なお、静的吸引力とは、図1を参照のごとく、コイル51に通電して発生した磁界によってハウジング13、パイプ11、可動コア23、内コネクタ21及びカバー12に形成された磁気回路に磁束が流れた際に、内コネクタ21と可動コア23との間に発生する磁気吸引力のことである。
次に、測定結果を図2に示す。同図は、カバー厚t2(mm)と静的吸引力(N)との関係を示したものである。
同図からわかるように、起磁力が500ATの場合には、カバー厚t2が1.5mm以上で約75Nの安定した静的吸引力を示している。また、起磁力が1800ATの場合にも、カバー厚t2が1.5mm以上で約115Nの安定した静的吸引力を示している。このことから、カバー厚t2は、1.5mm以上であることが好ましいということがわかる。
実施例1における、インジェクタ(燃料噴射弁)の構造を示す説明図。 実施例2における、カバー厚t2と静的吸引力との関係を示す説明図。 従来における、インジェクタ(燃料噴射弁)の構造を示す説明図。
符号の説明
1 インジェクタ(燃料噴射弁)
10 カバー付きパイプ部材
11 パイプ
12 カバー
13 ハウジング
20 コネクタ部材
21 内コネクタ
22 外コネクタ
23 可動コア
34 噴孔
40 ニードル(弁部材)
51 コイル

Claims (5)

  1. 筒状のパイプと、
    該パイプの外周側に配設され、通電することにより磁界を発生するコイルと、
    上記パイプの内周側に配設されている内コネクタと、
    上記パイプの内周側において上記内コネクタと軸方向に対向して配設され、該内コネクタとの間に発生する磁気吸引力により該内コネクタに吸引される可動コアと、
    該可動コアと共に軸方向へ移動し、燃料を噴射する噴孔を開閉する弁部材と、
    上記コイルの外周側及び軸方向の一方の端部を覆うハウジングと、
    上記コイルの軸方向の他方の端部を覆うカバーと、
    外部から上記パイプ内に燃料を導入するための外コネクタとを有し、
    上記パイプ及び上記カバーは、カバー付きパイプ部材として一部品により一体的に構成されていると共に、上記内コネクタ及び上記外コネクタは、コネクタ部材として一部品により一体的に構成されており、
    該コネクタ部材は、その一部を上記カバー付きパイプ部材の上記パイプの内周側に挿入して軸方向に連結されていることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1において、上記カバー付きパイプ部材は、プレス又は鍛造により成形してなることを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項1又は2において、上記カバー付きパイプ部材の上記パイプにおける上記弁部材を収容している部分には、環状のシール材を嵌め込むための嵌め込み部が径方向に凹んで形成されており、
    上記パイプにおける上記嵌め込み部よりも後端側部分の厚みをt1、上記カバーの厚みをt2とした場合に、t1≦t2の関係を満たすことを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項3において、上記カバー付きパイプ部材における上記カバーの厚みt2は、1.5mm以上であることを特徴とする燃料噴射弁。
  5. 請求項3又は4において、上記カバー付きパイプ部材における上記パイプの厚みt1は、1mm以上であることを特徴とする燃料噴射弁。
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