JP2005083201A - 燃料噴射弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 第一可動コア71と第一固定コア53、ならびに第二可動コア72と第二固定コア63との間にそれぞれワーキングギャップが形成される。第一コイル52に通電することにより第一可動コア71と第一固定コア53との間に磁気吸引力が発生し、第二コイル62に通電することにより第二可動コア72と第二固定コア63との間に磁気吸引力が発生する。これにより、ニードル44は、第一コイル52および第二コイル62によって発生した磁気吸引力によって駆動される。また、ワーキングギャップが複数形成されるため、第一コイル52および第二コイル62で発生した磁束は効率的に磁気吸引力に変換される。したがって、ニードル44を駆動する磁気吸引力を高めることができ、ニードル44の駆動応答性を高めることができる。
【選択図】 図1
Description
請求項4記載の発明では、複数の可動コアは一体に成形されている。これにより、複数のワーキングギャップを形成する場合でも、部品点数を低減することができる。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による燃料噴射弁(以下、燃料噴射弁を「インジェクタ」という。)を図1に示す。第1実施形態によるインジェクタ10は、例えば直噴式のガソリンエンジンに適用される。なお、インジェクタ10は、直噴式のガソリンエンジンに限らず、予混合式のガソリンエンジン、またはディーゼルエンジンなどに適用してもよい。直噴式のガソリンエンジンにインジェクタ10を適用する場合、インジェクタ10は図示しないエンジンヘッドに搭載される。
ハウジング20の他方の端部には、ノズルホルダ40が設置されている。ノズルホルダ40は、筒状に形成され、内側に弁ボディとしてのノズルボディ41が固定されている。ノズルボディ41は、筒状に形成され、例えば圧入あるいは溶接などによりノズルホルダ40に固定されている。ノズルボディ41は、先端に近づくにつれて内径が小さくなる円錐状の内壁面に弁座42を有している。ノズルボディ41は、反ハウジング側の端部近傍に、ノズルボディ41を貫いて内壁面と外壁面とを接続する噴孔43を有している。
同様に第二駆動部60の第二コイル62に通電すると、第二コイル62に発生した磁界によりプレートハウジング64、第二磁性部23、第二可動コア72、第二固定コア63および第三磁性部25には磁束が流れ、磁気回路が形成される。これにより、第二可動コア72と第二固定コア63との間には磁気吸引力が発生する。すなわち、第二可動コア72と第二固定コア63との間はワーキングギャップとなる。
本発明の第2実施形態によるインジェクタを図3に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
図3に示すようにインジェクタ12は、第一駆動部50と第二駆動部60との間に第三非磁性部26を備えている。第三非磁性部26は、ハウジング20の第二磁性部23を軸方向へ二つに分割する位置に設置される。第三非磁性部26は、ハウジング20とは別の部材により形成し、ハウジング20と例えば溶接などにより接合される。また、第三非磁性部26は、ハウジング20の第二磁性部23の一部を熱加工することにより非磁性化する構成としてもよい。第2実施形態では、第一コイル52に発生する磁界により形成される磁気回路と第二コイル62により発生する磁界により形成される磁気回路とが第三非磁性部26により遮断される。
本発明の第3実施形態を図4に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第3実施形態の場合、インジェクタ13の第一駆動部50は第1実施形態における第一固定コアに相当する部材が省略されている。第3実施形態の場合、第一コイル52から発生した磁界によって、プレートハウジング54、第一磁性部21、第一可動コア71および第二磁性部23には磁束が流れ、磁気回路が形成される。第一可動コア71と第二磁性部23との間には空間があるため、第一可動コア71と第二磁性部23との間には磁気吸引力が発生する。すなわち、ハウジング20の第二磁性部23は固定コアとして機能し、ワーキングギャップは第一可動コア71と第二磁性部23との間に形成される。
本発明の第4実施形態または第5実施形態をそれぞれ図5または図6に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第4実施形態では、図5に示すようにインジェクタ14はハウジング20の内周側に磁性部材80を備えている。磁性部材80は、例えば鉄などの磁性材料から形成されている。磁性部材80は、ハウジング20の内周側を軸方向へ往復移動可能である。磁性部材80は、軸方向の一方の端部側に弁部材としてのニードル44を保持している。すなわち、磁性部材80とニードル44とから特許請求の範囲の可動部材が構成されている。ニードル44は、磁性部材80の内周側に圧入または溶接などにより固定されている。
第4実施形態では、第一可動コア部83と第二可動コア部84とを磁性部材80に一体に成形している。そのため、部品点数を低減することができる。また、磁性部材80と一体に第一可動コア部83および第二可動コア部84を成形することにより、第一可動コア部83と第二可動コア部84との同軸度を容易に確保することができる。
なお、第4実施形態または第5実施形態では、磁性部材80の第一可動コア部83と第二可動コア部84との間に非磁性部を設置してもよい。これにより、磁性部材80に形成される磁気回路間の干渉を低減することができる。また、第一コイル52の内周側に第一固定コアを設置する構成としてもよい。
本発明の第6実施形態によるインジェクタを図7に示す。なお、第1実施形態と実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
第6実施形態の場合、インジェクタ16は第一駆動部50、第二駆動部60および第三駆動部90を備えている。第三駆動部90は、第一駆動部50と第二駆動部60との間に設置されている。第三駆動部90は、スプール91、第三コイル92、第三固定コア93およびプレートハウジング94を有している。スプール91はハウジング20の外周側に設置されている。スプール91は樹脂で筒状に形成され、外周側に第三コイル92が巻回されている。第三コイル92は、第三コネクタ95の端子部951に接続されている。ハウジング20を挟んで第三コイル92の内周側には、第三固定コア93が設置されている。第三固定コア93は、例えば鉄などの磁性材料により筒状に形成され、ハウジング20の内周側に例えば圧入などにより固定されている。プレートハウジング94は、磁性材料から形成され、第三コイル92の外周側を覆っている。第三コネクタ95は導電性の材料から形成されるケーブル952を有している。ケーブル952は、一方の端部が第三コイル92に接続され、他方の端部が端子部951に接続されている。端子部951は、第三コネクタ95の樹脂モールド953に埋設されている。第三固定コア93の噴孔43側には、第三可動コア73が軸方向へ往復移動可能に設置されている。
Claims (4)
- 燃料を噴射する噴孔を有する弁ボディと、
前記噴孔を開閉する可動部材と、
通電することにより磁界を発生するコイルを有し、前記可動部材との間にそれぞれワーキングギャップを形成する複数の駆動部と、
を備えることを特徴とする燃料噴射弁。 - 前記駆動部は、前記コイルに対応する固定コアを有し、
前記可動部材は、前記固定コアとの間にそれぞれ磁気回路を形成する複数の可動コアを有することを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁。 - 前記複数の駆動部の間に設置され、隣り合う駆動部の磁気回路を遮断する非磁性部をさらに備えることを特徴とする請求項2記載の燃料噴射弁。
- 前記複数の可動コアは、一体に成形されていることを特徴とする請求項2または3記載の燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052658A (ja) * | 2009-09-04 | 2011-03-17 | Denso Corp | 電磁駆動弁及びこれを用いた燃料噴射装置 |
JP2014009630A (ja) * | 2012-06-29 | 2014-01-20 | Mazda Motor Corp | 直噴エンジンの燃料噴射装置 |
JP2019157676A (ja) * | 2018-03-08 | 2019-09-19 | 株式会社デンソー | 燃料噴射弁および燃料噴射システム |
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2003
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